JPH1198564A - 携帯電話使用防止装置及び防止方法 - Google Patents

携帯電話使用防止装置及び防止方法

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JPH1198564A
JPH1198564A JP9254563A JP25456397A JPH1198564A JP H1198564 A JPH1198564 A JP H1198564A JP 9254563 A JP9254563 A JP 9254563A JP 25456397 A JP25456397 A JP 25456397A JP H1198564 A JPH1198564 A JP H1198564A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話の公共の場所での着信音や話し声は
他人の迷惑となってしまう。また携帯電話より発せられ
る電磁波による医療機器の誤動作などの恐れがある。こ
れを防ぐには、携帯電話を使う人が手動で電源を切る必
要がある。現在のところ携帯電話使用者に直接注意を促
し、電源を入れた状態の携帯電話を持ち込むことを防ぐ
技術的な手段はない。 【解決手段】 携帯電話27より発せられる信号28を
受信した場合に、音声を送出し、使用者に注意を促す。
また、携帯電話27の制御信号55から加入者識別番号
を解読し、携帯電話基地局62に通知して、着信を中止
する。また、携帯電話に擬基地局信号83を送信し、位
置登録信号を発信させることによって携帯電話を検出
し、音声を送出することによって携帯電話の持ち込みを
防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話使用防止
装置及び防止方法に関し、より詳しくは、携帯電話の使
用が禁止されている場所に電源を入れた携帯電話を持ち
込み、あるいは通話をしようとした場合に、音声その他
の報知手段などによって警告を発するようにするための
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPHSなど、無線電話
の小型化、低価格化、パーソナル化が進み、普及率も急
激に高まりつつある。携帯電話の小型化によって、持っ
ていることを意識することなく、どこへでも手軽に持ち
運ぶことが可能になった。
【0003】携帯電話の着信は時と場所を選ばないた
め、映画館、劇場、レストラン、会議場など公共の場所
にいるときの着信音や話し声は他人の迷惑となってしま
う。また携帯電話を病院に持ち込むことによって、携帯
電話より発せられる電磁波による医療機器の誤動作など
をおこすことがあり、最悪の場合生命に危険が及ぶこと
もある。
【0004】このような他人の迷惑となる携帯電話の使
用の対策としては、外に漏れる音を減らすものや、着信
音の代わりにバイブレータを用いるものなどがある。例
えば特開平07−058833号公報に記載の装置で
は、話し声と逆位相の音をスピーカから出すことによっ
て、外部に聞こえる話し声を抑制している。
【0005】また、特開平09−84141号公報記載
の装置では、着信をイヤホンや振動装置によって知るよ
うにして、着信音を外に出さないようにしている。他に
建物を携帯電話の電波を遮断する構造にすることも考え
られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法は、着信
音や話し声を軽減するためには役に立つが、現在ある携
帯電話を改造するか新しいものを購入する必要があり、
また携帯電話所有者が直接費用を負担する必要があり、
この負担に対する所有者の理解を得るのが難しいと思わ
れる。
【0007】また、建物を携帯電話の電波を遮断する構
造にすることは、多額の費用がかかるため、現実的では
ない。
【0008】さらに、携帯電話からの電磁波は止められ
ていないため、医療機器などの誤動作の危険性は解消さ
れていない。
【0009】携帯電話からの電磁波を止めるためには、
携帯電話の電源を切る必要があるが、現在のところ携帯
電話使用者に直接注意を促し、電源を入れた状態の携帯
電話を持ち込むことを防ぐ技術的な手段はなく、張り紙
など掲示に頼っているのが現状である。所有者の自覚が
ない場合は掲示の効果がなく、また掲示そのものを見落
としてしまう場合もある。
【0010】よって、本発明は、携帯電話の所有者に直
接的な費用負担をかけることなく、映画館、劇場、レス
トラン、会議場など、他人の迷惑となるため、携帯電話
の使用が禁止されている場所での携帯電話の使用を防ぐ
ことと、携帯電話の使用が禁止されている場所に電源を
入れた状態の携帯電話を持ち込むことを防ぐことを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の携帯電話使用防止装置では、携帯電話より
発信される電波を受信する受信手段と、その受信手段の
出力に基づいて、携帯電話の携帯者へ注意を促す報知手
段とを含む構成とした。その場合、携帯電話より発信さ
れる通話信号、通話位置登録信号を受信する受信手段
と、案内警告音声を合成する音声合成手段と、近くで携
帯電話が使用され、通話信号を受信した時に携帯電話使
用者に音声などにより注意を促す報知手段とを含む構成
とすることもできる。また、報知手段としては、音声出
力、ランプ表示、画像表示等のうちの少なくとも一つの
機能を含むようにするのが好適である。また、本発明で
は、携帯電話より発信される発着信制御信号を受信する
受信手段と、発着信制御信号から加入者識別番号を解読
する信号識別手段と、その信号識別手段により識別され
た加入者識別番号を電話回線などにより携帯電話基地局
に通知する通信手段と、その通知手段によって通知され
た加入者識別番号により、該当端末で通話中の呼に対し
割込をかけて音声等による案内を送出する手段とを含む
構成とすることもできる。また、基地局信号と同様の擬
基地局信号を送信する送信手段と、携帯電話より発信さ
れる位置登録信号を受信する受信手段と、擬基地局信号
を受信した携帯電話が発信する位置登録信号を受信した
時に携帯電話使用者に音声などにより注意を促す報知手
段とを含む構成とすることもできる。さらに、本発明の
装置では、基地局信号と同様の擬基地局信号を送信する
送信手段と、携帯電話より発信される通話位置登録信号
を受信する受信手段と、擬基地局信号を受信した携帯電
話が発信する位置登録信号を受信中は入り口扉などの開
閉機構に対してロック信号を出力する手段とを含む構成
とすることもできる。一方、本発明の携帯電話使用防止
方法では、特定領域内にある携帯電話とその携帯電話の
基地局間で送受信する電波を受信する手段及び報知手段
を用い、前記電波を受信した時に、その特定領域内にあ
る携帯電話を介して間接的に、又は携帯電話の携帯者に
対して直接報知することにより、特定領域内への電源入
り携帯電話の持ち込みや使用を規制する方法とした。そ
の場合、報知手段に、スピーカ等による音声出力、ライ
ト表示、画像表示のうちの少なくとも一つを用いること
もできる。
【0012】この装置の近くで携帯電話が使用された場
合、携帯電話より発せられる通話信号等を受信すること
によって注意を促す音声等が送出され、携帯電話の使用
に対する注意を与えることができる。この装置は受信
部、報知部の他、音声合成部等で構成することができ、
また自ら電波を送信する必要もないため、安価に製作す
ることができる。
【0013】注意を促すために発せられる音声そのもの
が周囲の人の迷惑となってしまう場合もある。これを防
ぐために、請求項4に記載の装置では、通話中の通話に
割込をかけ、周囲の人に迷惑をかけることなく携帯電話
の使用に対する注意を与えることができる。
【0014】擬基地局信号に含まれるエリア番号は、こ
の装置が置かれている場所に対してサービスを行ってい
る基地局の発信する信号に含まれるエリア番号と異なる
ものとする。この擬基地局信号を受けた携帯電話は、エ
リアが変わったものと判断して位置登録要求信号を発信
する。この位置登録要求信号を受けて携帯電話の使用に
対する注意を与える。通話中だけでなく、電源を入れた
だけの状態の携帯電話を検出することができる。
【0015】請求項6記載の装置は、携帯電話が検出さ
れたときに入り口の自動ドアなどをロックし、電源を入
れた状態の携帯電話の持ち込みを防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下、本発明の好適な実施の形態につ
いて、図1〜図8を参照して説明する。図1は、本発明
の実施の形態1に係る携帯電話使用防止装置のシステム
構成図である。
【0017】この図1に示すように、携帯電話27から
送信される通話チャネル信号28は、アンテナ21によ
って受信され、増幅器22によって増幅されたのち、帯
域通過フィルタ23によって不要な信号がカットされ、
検波器24に入力される。したがって、これらアンテナ
21、増幅器22、帯域通過フィルタ23、検波器24
等が受信手段を構成している
【0018】携帯電話27の信号が検出された場合、音
声合成回路25であらかじめ録音された案内警告音声を
再生し、スピーカ26より送出する。したがって、音声
合成回路25、スピーカ26等が報知手段を構成してい
る。なお、音声による警告の他に、ランプ、ストロボラ
イト、発光ダイオードディスプレイ、液晶ディスプレイ
等のランプ表示や画像表示を併用、または音声を用いず
ランプ表示や画像表示等を単独で使用することもでき
る。
【0019】図1に示す装置を携帯電話27の使用が禁
止されている場所に取り付けると、携帯電話27の通話
が始まると同時にスピーカ26より案内警告音声が再生
され、携帯電話使用者に使用が禁止されている場所であ
ることを音声にて直接知らせることができる。
【0020】この装置から音声を送出する場合、案内音
声そのものが他人の迷惑となるため、劇場、レストラ
ン、会議場など静寂が要求される場所では使用せず、病
院など主に携帯電話の発生する電磁波によって機械の誤
動作が問題となる場所で使用するのに大変有効である。
【0021】その場合の音声の内容については、例え
ば、「携帯電話を使用中の方にお願いいたします。医療
機器の誤動作の原因となりますので、病院内での携帯電
話の使用はご遠慮下さい。」等とする。
【0022】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2に係る携帯電話使用防止装置のシステム構成図で
ある。同図に示す検出部(受信手段)61は携帯電話の
使用を禁止しようとする場所に設置する。この検出部6
1は、携帯電話56から送信される発着信制御信号55
を受信するアンテナ41、増幅器42、不要な信号をカ
ットするための帯域通過フィルタ43、検波器44、複
号器45、加入者識別番号検出回路46等で構成されて
いる。
【0023】ここで、加入者識別番号は通知回路(加入
者番号送出回路)47によって、検出部61を設置して
いる場所をサービスエリアとする携帯電話基地局62に
通知する。通知手段は加入者電話回線、ISDNなどの
公衆回線網48の他、専用線、フレームリレー、無線な
どでもよい。また、受信部は受信した暗号化されている
加入者識別番号をそのまま基地局に通知し、加入者識別
番号の復号は基地局側で行ってもよい。
【0024】携帯電話基地局62では、通常の交換機5
0、アンテナ52を含む送受信装置51に、割込制御装
置49が追加される。検出部61より通知された加入者
識別番号を相手とする通話に割込をかけ、携帯電話56
および携帯電話の通話相手63に、携帯電話の使用が禁
止されていることを電話の音声によって案内する。また
は加入者識別番号が検出された時点で、携帯電話56に
対する着信音を停止し、通話相手63に電話の音声によ
って、通話相手が携帯電話の使用が禁止されている場所
にいることを案内する。なお、図2において、53、5
5は携帯電話→基地局制御信号を、54は基地局→携帯
電話制御信号を示している。
【0025】動作例を図3及び図4に示す。図3は、着
信時の動作について示したものである。呼出信号を受け
た携帯電話は、呼出応答信号と認証応答信号を送信す
る。検出部はこの応答信号を受信し、基地局の交換機に
加入者識別番号の通知を行う。通知を受けた交換機は呼
出中の呼に割込をかけ、携帯電話の呼出音を停止させ、
発信者に通話相手が携帯電話の使用が禁止されている場
所(特定領域内)にいることを音声で案内する。
【0026】図4は、発信時の動作について示したもの
である。検出部は携帯電話より発せられる発呼要求信
号、認証応答信号を受信し、基地局の交換機に加入者識
別番号の通知を行う。通知を受けた交換機は、通話チャ
ネルを利用して音声で携帯電話使用者に、使用が禁止さ
れている場所にいることを案内する。
【0027】この形態は、第1の実施の形態では使用す
ることのできない、劇場、映画館、レストラン、会議場
など静寂が要求される場所で使用する場合に大変効果的
である。
【0028】この装置を携帯電話の使用が禁止されてい
る場所に取り付けることによって、携帯電話使用者に直
接使用が禁止されている場所であることを知らせること
ができ、また、通話相手にも相手が携帯電話の使用が禁
止されている場所にいることを知らせることができる。
【0029】(実施の形態3)図5は携帯電話の使用を
禁止するエリアが広い場合の装置設置例を示したもので
ある。携帯電話の使用を禁止するエリアが広い場合は、
エリアの外からの発着信に対して誤って規制をかけるこ
とがないように、複数のアンテナ65と受信機66及び
その信号処理部67を設け、代わりに各受信機66の感
度を下げるようにする。各受信機66の感度を、間近の
携帯電話だけに反応するように調整しておけば、エリア
の外からの発着信に反応することはなくなる。
【0030】(実施の形態4)図6は、本発明の実施の
形態4に係る携帯電話使用防止装置のシステム構成図で
ある。また、図7は動作の一連の流れを示したものであ
る。擬基地局信号生成回路73からは、基地局の信号と
同様の信号、擬基地局信号83が発信される。この擬基
地局信号83に含まれる地域識別コードは、この装置が
置かれている場所に対してサービスを行っている基地局
の発信する地域識別コードと異なるものとする。この擬
基地局信号を受けた携帯電話82は、地域識別コードの
変化を検出し、無線ゾーンを横切ったものと判断して、
加入者識別番号を含む位置登録要求信号84を発信す
る。
【0031】この位置登録要求信号84をアンテナ71
で受信し、増幅器74によって増幅されたのち、帯域通
過フィルタ75によって不要な信号をカットして、検波
器76に入力され、復号器77で復号される。位置登録
信号を受信した場合は、音声合成回路79よりあらかじ
め録音された案内警告音声を再生し、スピーカ80より
送出する。音声による警告の他に、ランプ、ストロボラ
イト、発光ダイオードディスプレイ、液晶ディスプレイ
等を併用、または音声を用いずランプ表示等を単独で使
用することもできる。
【0032】また直接スピーカからの音声による注意を
与えるほか、加入者識別番号を、この装置が置かれてい
る場所に対してサービスを行っている基地局に伝え、携
帯電話82に対する呼び出しを一時中断することや、逆
に携帯電話82を呼び出して、電話の音声によって携帯
電話使用者に注意を与えることもできる。
【0033】この装置は携帯電話に位置登録信号を送信
させるため、通話中だけでなく電源を入れただけの状態
の携帯電話を検出することができる。
【0034】この装置を携帯電話の使用が禁止されてい
る場所の入り口付近に設置する。電源を入れた状態の携
帯電話を持ち込もうとした場合、携帯電話の電源を切る
よう案内が流れ、電源が入った状態での持ち込みを防止
することができる。
【0035】(実施の形態5)図8は、本発明の実施の
形態5に係る携帯電話使用防止装置のシステム構成図で
ある。動作の概要は、先の実施の形態4の場合とほぼ同
様である。したがって、ここでは特徴点のみについて説
明する。位置登録信号を受信した場合は、音声合成回路
109よりあらかじめ録音された案内警告音声を再生
し、スピーカ110より送出すると同時に、ドアロック
機構111を動作させ、携帯電話の電源を切るまで携帯
電話の使用が禁止されている場所に入れないようにする
構成としている。ドアロック機構111については、電
気的に制御可能な機能を備えるものを用いている。
【0036】この装置を携帯電話の使用が禁止されてい
る場所の入り口に設置する。電源を入れた状態の携帯電
話を持ち込もうとした場合、ドアロック機構111によ
り入り口ドアがロックされ、同時に携帯電話の電源を切
るよう案内が流れ、電源が入った状態の携帯電話の持ち
込みを防止することができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1〜3の携帯電話使用防止装置に
よれば、携帯電話の通話が始まると同時にスピーカ等を
含む報知手段によりより案内警告音声が再生され、携帯
電話使用者に使用が禁止されている場所であることを知
らせることができる。この装置から送出される音声その
ものが他人の迷惑となるため、病院など携帯電話の発生
する電磁波によって機械の誤動作が問題となる場所で使
用することができる。
【0038】請求項4の携帯電話使用防止装置によれ
ば、携帯電話使用者に直接使用が禁止されている場所で
あることを知らせることができ、また、通話相手にも相
手が携帯電話の使用が禁止されている場所にいることを
知らせることができる。この形態は、劇場、映画館、レ
ストラン、会議場など静寂が要求される場所で使用する
ことができる。
【0039】請求項5の携帯電話使用防止装置によれ
ば、電源を入れただけの状態の携帯電話を検出すること
ができる。この装置を携帯電話の使用が禁止されている
場所の入り口付近に設置することによって、電源を入れ
た状態の携帯電話の持ち込みを中止させることができ
る。
【0040】請求項6の携帯電話使用防止装置によれ
ば、携帯電話の電源が入っている間、携帯電話の使用が
禁止されている場所の入り口をロックするため、電源を
入れた状態の携帯電話の持ち込みを中止させることがで
きる。
【0041】請求項7の携帯電話使用防止方法によれ
ば、特定領域内にある携帯電話とその携帯電話の基地局
間で送受信する電波を受信する手段及び報知手段を用
い、前記電波を受信した時に、その特定領域内にある携
帯電話を介して間接的に、又は携帯電話の携帯者に対し
て直接報知することにより、特定領域内への電源入り携
帯電話の持ち込みや使用を規制する方法としたので、携
帯電話の所有者に直接的な費用負担をかけることなく、
映画館、劇場、レストラン、会議場など、他人の迷惑と
なるため、携帯電話の使用が禁止されている場所での携
帯電話の使用を防ぐことと、携帯電話の使用が禁止され
ている場所に電源を入れた状態の携帯電話を持ち込むこ
とを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る携帯電話使用防止
装置のシステム構成図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係る携帯電話使用防止
装置のシステム構成図である。
【図3】着信時の動作シーケンス図である。
【図4】発信時の動作シーケンス図である。
【図5】携帯電話の使用を禁止するエリアが広い場合の
設置例を示す構成図である。
【図6】本発明の実施の形態4に係る携帯電話使用防止
装置のシステム構成図である。
【図7】同実施の形態4に係る動作の一連の流れを示す
フロー図である。
【図8】本発明の実施の形態5に係る携帯電話使用防止
装置のシステム構成図である。
【符号の説明】
21 アンテナ 22 増幅器 23 帯域通過フィルタ 24 検波器 25 音声合成回路(音声合成手段) 26 スピーカ(報知手段) 27 携帯電話 28 通話チャネル信号 41 アンテナ 42 増幅器 43 帯域通過フィルタ 44 検波器 45 復号器 46 加入者識別番号検出回路 47 加入者識別番号送出回路 48 公衆回線網(公衆回線、専用線、フレームリレ
ー、無線等通知手段) 49 割込制御装置 50 携帯電話交換機 51 送受信装置 52 基地局アンテナ 53 携帯電話→基地局制御信号 54 基地局→携帯電話制御信号 55 携帯電話→基地局制御信号 56 携帯電話 61 検出部(受信手段) 62 携帯電話基地局 63 通話相手 64 携帯電話使用禁止エリア 65 アンテナ 66 受信機(受信手段) 67 信号処理部 71 アンテナ 72 送信/受信切替スイッチ 73 擬基地局信号発生装置 74 増幅器 75 帯域通過フィルタ 76 検波器 77 復号器 78 位置登録信号検出回路 79 音声合成回路 80 スピーカ 81 加入者識別番号通知回路 82 携帯電話 83 擬基地局信号 84 位置登録要求信号 101 アンテナ 102 送信/受信切替スイッチ 103 擬基地局信号発生装置 104 増幅器 105 帯域通過フィルタ 106 検波器 107 復号器 108 位置登録信号検出回路 109 音声合成回路 110 スピーカ 111 ドアロック機構 112 携帯電話 113 擬基地局信号 114 位置登録要求信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 7/26 109T

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話より発信される電波を受信する
    受信手段と、その受信手段の出力に基づいて、携帯電話
    の携帯者へ注意を促す報知手段とを含む、携帯電話使用
    防止装置。
  2. 【請求項2】 携帯電話より発信される通話信号、通話
    位置登録信号を受信する受信手段と、案内警告音声を合
    成する音声合成手段と、近くで携帯電話が使用され、通
    話信号を受信した時に携帯電話使用者に音声などにより
    注意を促す報知手段とを含む、携帯電話使用防止装置。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、音声出力、ランプ表
    示、画像表示等のうちの少なくとも一つの機能を含むこ
    とを特徴とする、請求項1又は2記載の携帯電話使用防
    止装置。
  4. 【請求項4】 携帯電話より発信される発着信制御信号
    を受信する受信手段と、発着信制御信号から加入者識別
    番号を解読する信号識別手段と、その信号識別手段によ
    り識別された加入者識別番号を電話回線などにより携帯
    電話基地局に通知する通信手段と、その通知手段によっ
    て通知された加入者識別番号により、該当端末で通話中
    の呼に対し割込をかけ音声等による案内を送出する手段
    とを含む、携帯電話使用防止装置。
  5. 【請求項5】 基地局信号と同様の擬基地局信号を送信
    する送信手段と、携帯電話より発信される位置登録信号
    を受信する受信手段と、擬基地局信号を受信した携帯電
    話が発信する位置登録信号を受信した時に携帯電話使用
    者に音声などにより注意を促す報知手段とを含む、携帯
    電話使用防止装置。
  6. 【請求項6】 基地局信号と同様の擬基地局信号を送信
    する送信手段と、携帯電話より発信される通話位置登録
    信号を受信する受信手段と、擬基地局信号を受信した携
    帯電話が発信する位置登録信号を受信中は入り口扉など
    の開閉機構に対してロック信号を出力する手段とを含
    む、携帯電話使用防止装置。
  7. 【請求項7】 特定領域内にある携帯電話とその携帯電
    話の基地局間で送受信する電波を受信する手段及び報知
    手段を用い、前記電波を受信した時に、その特定領域内
    にある携帯電話を介して間接的に、又は携帯電話の携帯
    者に対して直接報知することにより、特定領域内への電
    源入り携帯電話の持ち込みや使用を規制することを特徴
    とする、携帯電話使用防止方法。
  8. 【請求項8】 前記報知手段に、スピーカ等による音声
    出力、ライト表示、画像表示のうちの少なくとも一つを
    用いることを特徴とする、請求項7記載の携帯電話使用
    防止方法。
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