JPH1075469A - 移動無線電話システム並びに無線電話の基地局及びその移動局 - Google Patents

移動無線電話システム並びに無線電話の基地局及びその移動局

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JPH1075469A
JPH1075469A JP8230812A JP23081296A JPH1075469A JP H1075469 A JPH1075469 A JP H1075469A JP 8230812 A JP8230812 A JP 8230812A JP 23081296 A JP23081296 A JP 23081296A JP H1075469 A JPH1075469 A JP H1075469A
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JP
Japan
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base station
call
incoming call
radio telephone
mobile station
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JP8230812A
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English (en)
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Shigeyuki Sudo
茂幸 須藤
Makoto Katagishi
片岸  誠
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】深夜の住宅、レストラン内、映画館、コンサー
ト会場での着信発生時、無遠慮なリンガの鳴動を防止す
る。 【解決手段】基地局(親機10)は移動局(子機20)
の呼出モードを設定する呼出モード指令設定手段16を
備え、着呼発生時に環境条件に合せ、リンガ以外の着信
通知手段を使用するように、着呼メッセージの呼出サー
ビス種別ビットで指定する。移動局(子機20)は、呼
出モード選択手段23が前記呼出サービス種別ビットの
指定にしたがって自動的にユーザに対する呼出手段を選
択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映画館、コンサー
ト会場、あるいは深夜の住宅など、呼び出し音が他人に
迷惑をかけるような環境に適した移動無線電話の着信方
式に係る移動無線電話システム並びに無線電話の基地局
及びその移動局に関する。
【0002】
【従来の技術】移動無線電話システムは、地上系交換局
と有線接続された多数の基地局と、各基地局に無線回線
で接続する不特定多数の移動局から構成される。移動局
の小型化や、サービス料及び装置本体の低価格化によ
り、移動無線電話システムの普及が著しい。こうしたシ
ステムは、通話サービス圏内に相互に干渉を受けないよ
うに適当な間隔を隔てて基地局を配置し、システムの加
入者が所持する移動局が最寄りの基地局装置を経由して
他のネットワークと接続する形態をとる。どこにいても
着信を可能とするためには、交換局のメモリーに自局の
位置登録を行なう必要がある。これは、移動局の接続可
能な基地局が替わる度に行われる。なおPHS(ピー・
エイチ・エス、パーソナル・ハンディホン・システム)
では、基地局装置はコードレス電話の親機であっても良
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなシステム
では、サービス加入者の増加に伴っていわゆる通話マナ
ーの問題が顕在化してきている。レストランや列車の室
内など不特定多数が集まるところで、無遠慮な呼び出し
音や話し声が他人に迷惑をかけている場面が多い。ある
いは、コンサート会場や、講演会場での講演中の呼び出
し音に出くわす場合がある。基本的には加入者が、場面
に応じて使用を差し控える配慮が必要である。しかし突
発的、な、また緊急な用事を受け付ける方法は確保して
置くことが望ましい。
【0004】呼び出し音による他人への迷惑を回避する
場合を例に取れば、移動局によってはバイブレータや発
光デバイスによって着信を報知したりする方法を選択す
ることが可能である。しかし加入者が呼び出し音以外に
よる報知選択の設定を意図的に行なう必要が生じる。そ
の場所が、移動無線電話の使用を禁止しているかどう
か、判断に迷うことや、たまたま忘れていることもある
と考えられる。これらの問題に対し、特定のサービスエ
リアにいる場合に、その移動局については着信を禁止す
ることを交換局のメモリーに登録し、着信動作の起動そ
のものを規制する方法もある(例えば、特開平2−67
829号公報)。この場合、緊急の呼については発呼側
がDTMF信号を用いた緊急コマンドを交換局に送信す
ることで、着信動作禁止の規制を解除している。
【0005】この発呼側の緊急コマンドの送信は、操作
になれないものにとっては容易でない課題がある。ま
た、一般の家庭においても、深夜に連絡をとる場合など
は、呼び出し音が迷惑になる。この問題を解決する方法
として、特定の子機にのみ呼び出し音を報知する機能が
公知である。しかし、狭い家屋においては、それでも他
の家族と遮断されているとはいえないことも多く、特定
子機の呼び出し音が他の家族に聞こえてしまう等の課題
がある。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解決すべく、
環境条件に適合する状態でユーザに対して着信を通知す
ることができるようにした移動無線電話システム並びに
無線電話の基地局及びその移動局システムを提供するこ
とにある。また本発明の他の目的は、加入者の移動局に
は特別の着信規制をかけずに(したがって規制解除操作
が不要で)、また加入者の意図的な操作を必要とせず自
動的に無遠慮な呼び出し音を防止することができるよう
にした移動無線電話システム並びに無線電話の基地局及
びその移動局システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、選択情報を着呼メッセージ中に含ませ、
着信の発生時に送信する基地局と、該基地局から受信し
た着呼メッセージ中に含まれる選択情報に従って、ユー
ザに対して着信を通知する呼出手段を選択する移動局と
を備えたことを特徴とする移動無線電話システムであ
る。また本発明は、環境条件に応じた選択情報を着呼メ
ッセージ中に含ませ、着信の発生時に送信する基地局
と、該基地局から受信した着呼メッセージ中に含まれる
選択情報に従って、ユーザに対して着信を通知する呼出
手段を選択する移動局とを備えたことを特徴とする移動
無線電話システムである。
【0008】また本発明は、環境条件に応じて、移動局
に送信する着呼メッセージを制御する制御装置を備えた
ことを特徴とする無線電話の基地局である。また本発明
は、環境条件に応じて、移動局に送信する呼出モード選
択信号を制御する制御装置を備えたことを特徴とする無
線電話の基地局である。また本発明は、前記無線電話の
基地局において、前記環境条件を検出する手段を備えた
ことを特徴とする。また本発明は、前記無線電話の基地
局において、前記環境条件に応じて制御するための基準
条件を設定するための設定手段(呼出モード指令設定手
段)を備えたことを特徴とする。
【0009】また本発明は、基地局から受信した着呼メ
ッセージに従って、ユーザに対して着信を通知する呼出
手段を選択することを特徴とする無線電話の移動局であ
る。
【0010】また本発明は、基地局から受信した呼出モ
ード選択信号に従って、ユーザに対して着信を通知する
呼出手段を選択することを特徴とする無線電話の移動局
である。また本発明は、相互に干渉を受けないように配
置された基地局と、該基地局と無線回線で接続した移動
局とを有し、前記基地局から交換局を経て他のネットワ
ークとの通話を行なう形態の移動無線電話システムにお
いて、前記基地局から受信した着呼メッセージに従っ
て、前記移動局は、ユーザに対して着信を通知する呼出
手段を選択し、呼出後、選択前の呼出手段に復帰させる
ことを特徴とする移動無線電話システムである。
【0011】また本発明は、上記目的を達成するため
に、移動局には、呼出モードにリンガの鳴動等による音
響信号による呼び出し手段に加え、例えばバイブレータ
の振動など音響信号以外の呼出し手段を設け、更に、基
地局の送信した制御信号によって、着信時の呼出手段
(以下、呼出モード)を逐次切替える呼出選択手段(以
下、呼出モード選択手段)を設け、基地局には、自局に
接続する移動局の着信時の呼出モードを設定できる呼出
モード指令設定手段と、これを無線回線の制御情報とし
て送出する制御手段を備え、着信時には、前記呼出モー
ド指令設定手段で設定され、制御手段によって送出され
た制御情報に基づいた呼出モードに従って、移動局がユ
ーザに対して報知する着信方式を用いる。また本発明
は、別の手段として、前記の移動局と、前記の単数ある
いは複数の基地局を統括する交換機が、前記基地局の呼
出モード指令手段を制御する手段を有する構成とする。
該構成とすることで、交換機の制御によって、前記基地
局の呼出モード指令設定手段で設定され、前記基地局の
制御手段によって送出された制御情報に基づいた呼出モ
ードに従って、移動局が着信時には、ユーザに対して報
知する着信方式を用いる。
【0012】以上説明したように、前記構成により、移
動局のユーザが意識しないでも場面に応じて自動的に着
信呼出しモードが切替えられ、無遠慮なリンガの鳴動を
防止することができる。これは深夜の住宅や、映画館、
コンサート会場、レストランなどに好適な移動電話シス
テムを提供できる。自動の切替えは着呼の発生時に行わ
れ、通話中にユーザの以前の設定に復帰するため、移動
局のユーザの操作は必要なく便利である。また移動局に
対する網側の発呼者も、今は深夜であるとか、開演中で
あるとかを意識して緊急の電話が掛けにくくなることも
ない。また前記構成により、移動無線電話において、環
境条件に適合する状態でユーザに対して着信を通知する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図を用いて本発明の実施の形
態をPHSを例に説明する。図1は第1の形態の構成を
示す図である。図1は家庭におけるコードレス電話機の
親機10と子機20の内部構成を表しており、これはP
HSの規格に準拠したものとする。同図において11、
21は無線回線を用いてデータを送信、受信する無線装
置、12、22は無線回線を介して送受するデータや、
ユーザの操作によるデータにしたがって、親機(基地
局)10と子機(移動局)20の各部の動作をそれぞれ
制御する制御装置。14,24は音声信号を符号化し、
逆にディジタルデータの音声を音響信号に復号する音声
符号化装置。15、25はユーザとのインタフェースを
行なう電話部である。更に親機10において、13は現
在時刻を計数するタイマ、16は子機20の呼出モード
を設定するための呼出モード指令設定手段、17は音声
符号化装置が入出力する音響信号を回線に接続する回線
接続装置、18は周囲の暗転を検出する光センサであ
る。また子機20において、26はリンガ、27はLE
D、28はバイブレータ、23は前記26〜28の各着
信呼出手段を選択する呼出モード選択手段である。
【0014】まず、親機(基地局)10の構成について
説明する。公衆回線(PSTN)への加入者線は親機1
0の回線接続装置17に接続する。回線接続装置17に
は電話部15に接続し、ユーザの操作により電話部15
を公衆網に接続できる。電話部15には、呼出モード指
令設定手段16を含む。この呼出モード指令設定手段1
6ヘは、ユーザの入力操作に基づく制御の他に、前記回
線接続装置17からの信号も受け付け、加入者線からの
制御も受け付ける構成とする。呼出モード指令設定手段
16の設定データは制御装置12ヘ入力される。制御装
置12ヘは光センサ18と、タイマ13が接続し、その
他に、子機20との間でディジタル音声データを送受信
するために音響符号化装置14が接続している。この音
声符号化装置17はADPCMを使用し、64kbps
の音声データを32kbpsに圧縮あるいは伸張すする
機能と音響信号のA/D、D/A変換機能を備えてい
る。また、制御装置12は無線装置11を介し、前記音
声データや、呼出モード設定値などの制御データを子機
20と送受する。
【0015】一方子機(移動局)20の構成は、親機1
0との通信を行なうため、無線装置21、制御装置2
2、音声符号化装置24の接続は親機10と同様であ
る。特に制御装置22は呼出モード選択手段23を含
む。この呼出モード選択手段23は、親機10から送信
された呼出モードの設定値を格納して、設定値にしたが
った呼出手段としてリンガ25、LED27、バイブレ
ータ28から選択し、着信時にこれらを動作させる。親
機10からの呼出モードの設定は本実施の形態において
は、着信時に最初に送出される着呼メッセージに含むも
のとする。
【0016】着呼メッセージの情報要素を図2に示す。
この情報要素は財団法人電波システム開発センター発行
の第二世代コードレス電話システム標準規格RCRST
D−28に準拠している。図2の表中PS番号は子機の
呼出番号で例えば、13桁以下であり、各桁はBCD符
号の4ビットからなる数字で与えられる。符号m1に示
す第1オクテットのビット7〜5は呼出サービス種別を
表し、本実施形態では子機の呼出モードの指示を行なう
ものとする。即ち、ビット7〜5が110の場合にはB
CD13桁以下のPS番号による呼出サービスを表し、
かつ子機の呼出は子機の設定通りに行なうことを指示す
る。また111の場合はBCD13桁以下のPS番号に
よる呼出サービスを表し、かつ子機の呼出はリンガの鳴
動以外の手段を用いることを指示する。なお、前記11
X(X=0または1)の符号以外は既に規格によって機
能を割当てられており、11Xが自営用システムのオプ
ションとして定義されている。
【0017】本実施の形態において着信時の子機20の
動作を、図3のフローチャートで示す。2100〜21
12は各処理ステップを示す。着信制御2100では、
子機20が待ち受け受信状態にあり、制御装置22が定
期的に呼出のチャネルをモニタ受信している。ここで自
局に対する着呼メッセージを子機20が受信する(21
01)と、制御装置22の制御によって、前記の呼出サ
ービス種別の判定(2102)を行う。符号が110で
あった場合、即ち通常の着信シーケンスの場合は210
4のステップに進む。ステップ2104では、先ず、制
御装置22の制御によって、リンクチャネルの起動を行
い、確立したリンクチャネル上で着呼応答の送信、呼設
定の受け付け、さらに秘匿鍵設定やそれに続く認証応答
を行なう。その後子機20に対し予めユーザが設定して
おいた呼出モードに従い(例えばリンガ26)、呼出を
行なう(ステップ2106)。このとき親機10へは呼
出メッセージを送信する。
【0018】なお、この呼出は制御装置22がオフフッ
クを検出する(ステップ2108)まで継続される。オ
フフックを検出すると、制御装置22は、ステップ21
10において応答メッセージを送信して網に対して着呼
の応答を通知し、その後シーケンスに用いてたリンクチ
ャネルを解放(これはリンク回線切断メッセージ、DI
SCの受信と、その応答UAの送信により行われる)す
る。その後通話チャネルに移り通話を開始する(ステッ
プ2112)。一方ステップ2102において符号11
1を検出した場合は、制御装置22が現在の子機20の
呼出モードを待避させるとともに非リンギングモードに
設定する(ステップ2103)。その後ステップ210
5では前記2104と同等の制御シーケンスを実施し、
呼出ステップ2107に移る。この場合はバイブレータ
28の振動及びLED27の発光点滅によりユーザに呼
出を通知する(2107)。次に制御装置22がオフフ
ックを検出すると(ステップ2109)、リンクチャネ
ルの解放と待避した子機の呼出モードを復帰させる(ス
テップ2111)。そして前記ステップ2112ヘ遷移
する。
【0019】制御装置22がステップ2103で、現在
の子機20の呼出モードを退避し、ステップ2111
で、該退避してあった呼出モードに復帰させることで、
呼出モードの切り換えが自動的に実施されることにな
り、ユーザは、移動局をわざわざ操作しなくてよく、操
作性の簡単化が図れる。以上が子機20の着信時動作フ
ローチャートの一例である。次に親機10の呼出モード
指令設定手段16の機能を説明する。本実施の形態は、
特に一般の家庭を考慮したものであり、例えば深夜の無
遠慮な呼出を防止することを目的とした。
【0020】ここで、前記呼出モード指令設定手段16
はリンガの鳴動を禁止する環境条件を制御装置12に設
定出来る。即ち、例えば、ある特定の時間帯は、リンガ
の鳴動を禁止するようにを設定すること、あるいは、部
屋、親機10周辺の明かるさがある特定の明るさよりも
暗くなった(または、ある特定の明るさよりも明るくな
った)場合にリンガの鳴動を禁止するように制御装置1
2に設定できる。但し、ここで述べた環境条件は、前記
の時間、明るさに限定されるものではなく、例えば、他
の条件として、部屋、親機10周辺で聞こえる音量の大
きさ、または、部屋、親機10周辺の温度の高低も設定
項目とされてもよい。さらに、前記環境条件に係わら
ず、リンガの鳴動を禁止できるものとする。ここでは用
いないが、こうした設定は回線接続装置17を介し外部
からも可能とする。たとえば、外部から設定する手段と
して、DTMF信号を用いる方法もある。
【0021】さて親機10の制御装置12にはタイマ1
3及び、光センサ14が接続されている。これによって
環境条件のうちで、例えば時刻判定や、部屋の暗転を検
出できる。そこで前記呼出モード指令設定手段16が指
定する条件(あるいは指定する条件無しで)、指示にし
たがって着信時における着呼メッセージの呼出サービス
種別を切替える。以上第1の形態によれば、親機10に
おいて、環境条件を予め所望の設定を行なって置くこと
で、子機20のユーザが特別に意識しなくても、深夜の
着信は自動的に音を出さない呼出となる。なお、親機1
0における子機20に対しての呼出しの設定がリンガを
禁止している場合、あるいはその条件が成立した場合
の、着信には、前記親機10はリンガ(図示せず、電話
部15に含む)の鳴動を行なわないものとする。
【0022】次に本発明の別の実施形態について説明す
る。
【0023】図4は本発明を事務所を含むコンサート会
場用のホールなどに適用した場合の構成図である。図4
において、30は局線、31はシステムを統括して制御
を行なう制御卓、32は事業所内交換機、33は事務所
を中心とする通話エリア、34はコンサート会場を中心
とする通話エリアである。また331、332は通話エ
リア33をカバーする基地局、341、342、343
は通話エリア34をカバーする基地局、333、34
4、345は移動局である。ここで用いられる基地局と
移動局は、それぞれ第1の形態で示した親機10と子機
20と同様な構成を備えているとする。但し、基地局は
不特定多数の移動局と接続可能であり、この点は、家庭
用の親機10とは異なる。
【0024】局線30は事業所内交換機32に接続し他
のネットワークと通話エリア内の移動局との通信を中継
する。会場エリア34内の移動局344、345はコン
サートの来場者であったり、警備関係者の所有する電話
である。また事務所エリアの移動局333は会場職員の
所有する電話であるとする。各移動局はそれぞれエリア
内に設置された基地局から交換機32ヘ接続する構成で
ある。交換機32は制御卓31による指令にもとづき、
基地局に備えた呼出モード指令設定手段を自在に設定で
きる。したがってコンサートの管理者は開演に併せて呼
出しモードを任意に切替え可能である。例えば、開演中
にコンサート来場者のリンガが鳴動しないように設定で
きる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、移動無線電話におい
て、環境条件に適合する状態でユーザに対して着信を通
知することができる効果を奏する。また本発明によれ
ば、移動局のユーザが意識しないでも場面に応じて自動
的に着信呼出しモードが切替えられ、無遠慮なリンガの
鳴動を防止できる効果がある。これは深夜の住宅や、映
画館、コンサート会場、レストランなどに好適な移動電
話システムを提供できる。自動の切替えは着呼の発生時
に行われ、通話中にユーザの以前の設定に復帰するた
め、移動局のユーザの操作は必要なく便利である。また
移動局に対する網側の発呼者も、今は深夜であるとか、
開演中であるとかを意識して緊急の電話が掛けにくくな
ることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシステム構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における着呼メッセ
ージ中の情報要素を説明する図。
【図3】本発明の第1の実施の形態における子機20の
着信時の動作フローチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態のシステム構成図。
【符号の説明】
10…コードレス電話の親機(基地局)、11,21…
無線装置 12,22…制御装置、13…タイマ、14,24…音
声符号化装置 15,25…電話部、16…呼出モード指令設定手段、
17…回線接続装置 18…光センサ、20…コードレス電話の子機(移動
局) 23…呼出モード選択手段、26…リンガ、27…LE
D 28…バイブレータ、30…局線、31…制御卓、32
…事業所内交換機 33,34…通話エリア(事務所エリア、会場エリア) 331,332,341,342,343…基地局 333,344,345…移動局

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択情報を着呼メッセージ中に含ませ、着
    信の発生時に送信する基地局と、 該基地局から受信した着呼メッセージ中に含まれる選択
    情報に従って、ユーザに対して着信を通知する呼出手段
    を選択する移動局とを備えたことを特徴とする移動無線
    電話システム。
  2. 【請求項2】環境条件に応じた選択情報を着呼メッセー
    ジ中に含ませ、着信の発生時に送信する基地局と、 該基地局から受信した着呼メッセージ中に含まれる選択
    情報に従って、ユーザに対して着信を通知する呼出手段
    を選択する移動局とを備えたことを特徴とする移動無線
    電話システム。
  3. 【請求項3】環境条件に応じて、移動局に送信する着呼
    メッセージを制御する制御装置を備えたことを特徴とす
    る無線電話の基地局。
  4. 【請求項4】環境条件に応じて、移動局に送信する呼出
    モード選択信号を制御する制御装置を備えたことを特徴
    とする無線電話の基地局。
  5. 【請求項5】前記環境条件を検出する手段を備えたこと
    を特徴とする請求項3または4記載の無線電話の基地
    局。
  6. 【請求項6】前記環境条件に応じて制御するための基準
    条件を設定するための設定手段を備えたことを特徴とす
    る請求項3または4記載の無線電話の基地局。
  7. 【請求項7】基地局から受信した着呼メッセージに従っ
    て、ユーザに対して着信を通知する呼出手段を選択する
    ことを特徴とする無線電話の移動局。
  8. 【請求項8】基地局から受信した呼出モード選択信号に
    従って、ユーザに対して着信を通知する呼出手段を選択
    することを特徴とする無線電話の移動局。
  9. 【請求項9】相互に干渉を受けないように配置された基
    地局と、該基地局と無線回線で接続した移動局とを有
    し、前記基地局から交換局を経て他のネットワークとの
    通話を行なう形態の移動無線電話システムにおいて、 前記基地局から受信した着呼メッセージに従って、前記
    移動局は、ユーザに対して着信を通知する呼出手段を選
    択し、呼出後、選択前の呼出手段に復帰させることを特
    徴とする移動無線電話システム。
JP8230812A 1996-08-30 1996-08-30 移動無線電話システム並びに無線電話の基地局及びその移動局 Pending JPH1075469A (ja)

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