JP2000083278A - 移動無線端末の使用禁止装置および使用禁止方法 - Google Patents
移動無線端末の使用禁止装置および使用禁止方法Info
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- JP2000083278A JP2000083278A JP25099798A JP25099798A JP2000083278A JP 2000083278 A JP2000083278 A JP 2000083278A JP 25099798 A JP25099798 A JP 25099798A JP 25099798 A JP25099798 A JP 25099798A JP 2000083278 A JP2000083278 A JP 2000083278A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動無線端末の小型軽量化、原価低減および
専用ハードウェアを開発することなく移動無線端末の使
用禁止を図る。 【解決手段】 移動局5のサービスエリア1内に使用禁
止エリア2を設け、この使用禁止エリア2対応に使用禁
止用基地局4を設置する。使用禁止エリア2は、図書
館,映画館,電車等の静粛または公共性が必要とされる
場所が選ばれる。使用禁止用基地局4から送出している
制御チャネルにて移動局5を待ち受けさせる。このと
き、使用禁止用基地局4あるいは上位装置13におい
て、移動局5からの発呼要求による呼接続処理を行わ
ず、また、移動局5に対する呼び出し信号の送出を行わ
ないことにより、使用禁止用基地局4のエリア内の移動
局5を使用禁止とする。
専用ハードウェアを開発することなく移動無線端末の使
用禁止を図る。 【解決手段】 移動局5のサービスエリア1内に使用禁
止エリア2を設け、この使用禁止エリア2対応に使用禁
止用基地局4を設置する。使用禁止エリア2は、図書
館,映画館,電車等の静粛または公共性が必要とされる
場所が選ばれる。使用禁止用基地局4から送出している
制御チャネルにて移動局5を待ち受けさせる。このと
き、使用禁止用基地局4あるいは上位装置13におい
て、移動局5からの発呼要求による呼接続処理を行わ
ず、また、移動局5に対する呼び出し信号の送出を行わ
ないことにより、使用禁止用基地局4のエリア内の移動
局5を使用禁止とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動無線端末(以
下、移動局と記す)の使用禁止装置および移動局の使用
禁止方法に関する。
下、移動局と記す)の使用禁止装置および移動局の使用
禁止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やハンディ・フォン等の移動局
は、その利便性から若者を中心に爆発的に普及してきて
いる。しかし、一方では、その異常な使用に対して疎し
い思いを抱く向きも少なくないのが実情である。すなわ
ち、そのモバイル性の故に所かまわず持ち歩くことにな
る結果、図書館,映画館等静粛を要する場所や電車等の
公共機関において、突然に電話の呼び出し音が鳴り響く
大失態を演じ、さらには、これを失態と感じない空け者
の存在により上述のような迷惑場面が繰り返される。
は、その利便性から若者を中心に爆発的に普及してきて
いる。しかし、一方では、その異常な使用に対して疎し
い思いを抱く向きも少なくないのが実情である。すなわ
ち、そのモバイル性の故に所かまわず持ち歩くことにな
る結果、図書館,映画館等静粛を要する場所や電車等の
公共機関において、突然に電話の呼び出し音が鳴り響く
大失態を演じ、さらには、これを失態と感じない空け者
の存在により上述のような迷惑場面が繰り返される。
【0003】このような事態を回避するため、特定エリ
アでは移動局の使用を禁止するために、移動局の使用を
禁止したい空間をシールドし、通常のサービスエリアで
ある外部との無線信号の授受を行えなくするという方法
があるが、この場合、以下の問題点がある。第1に、そ
の空間の境界の構造物にシールド効果を与えるための工
事が必要になることにより、変更規模が大きくなるとい
うことである。また、第2に、構造物にシールド効果を
与えるため、恒久的にそのエリアでは移動局が使用禁止
となってしまうことである。
アでは移動局の使用を禁止するために、移動局の使用を
禁止したい空間をシールドし、通常のサービスエリアで
ある外部との無線信号の授受を行えなくするという方法
があるが、この場合、以下の問題点がある。第1に、そ
の空間の境界の構造物にシールド効果を与えるための工
事が必要になることにより、変更規模が大きくなるとい
うことである。また、第2に、構造物にシールド効果を
与えるため、恒久的にそのエリアでは移動局が使用禁止
となってしまうことである。
【0004】そこで、賢明な方法として、特開平7−2
45782号公報に記載の「移動無線装置」が知られて
いる。図2は、同公報の図1を写し取ったものである。
この技術は、携帯電話等の移動無線機の使用を禁止させ
たい場所では通話を強制的にやめ、通話により周囲の人
に対して不快感を与えることなく着信できるようにする
ことを目的とする。
45782号公報に記載の「移動無線装置」が知られて
いる。図2は、同公報の図1を写し取ったものである。
この技術は、携帯電話等の移動無線機の使用を禁止させ
たい場所では通話を強制的にやめ、通話により周囲の人
に対して不快感を与えることなく着信できるようにする
ことを目的とする。
【0005】そのために、図2の各手段は、以下のよう
に機能する。移動無線機の使用許可時は、上位装置から
通知される信号のなかから、基地局101内の対上位装
置インタフェース部103において、移動局の使用許可
の状態通知信号を認識し、使用禁止/許可状態記憶部1
04に使用許可の状態を記憶する。次に、使用禁止/許
可状態記憶部104に記憶された使用許可の状態をもと
に移動局への呼出信号処理部106は、対上位装置イン
タフェース部103から受信した呼出し信号を正常に処
理し、対移動局インタフェース部108に送出する。ま
た、移動局よりの発呼要求信号処理部107は、対移動
局インタフェース部108から受信した、移動局の発呼
要求信号を正常に処理し、対上位装置インタフェース部
103に送出する。
に機能する。移動無線機の使用許可時は、上位装置から
通知される信号のなかから、基地局101内の対上位装
置インタフェース部103において、移動局の使用許可
の状態通知信号を認識し、使用禁止/許可状態記憶部1
04に使用許可の状態を記憶する。次に、使用禁止/許
可状態記憶部104に記憶された使用許可の状態をもと
に移動局への呼出信号処理部106は、対上位装置イン
タフェース部103から受信した呼出し信号を正常に処
理し、対移動局インタフェース部108に送出する。ま
た、移動局よりの発呼要求信号処理部107は、対移動
局インタフェース部108から受信した、移動局の発呼
要求信号を正常に処理し、対上位装置インタフェース部
103に送出する。
【0006】移動無線機の使用禁止時には、上位装置か
ら通知される信号のなかから、基地局101内の対上位
装置インタフェース部103において、移動局の使用禁
止の状態通知信号を認識し、使用禁止/許可状態記憶部
104に使用禁止の状態を記憶する。次に、使用禁止/
許可状態記憶部104に記憶された使用禁止の状態をも
とに移動局への呼出信号処理部106は、対上位装置イ
ンタフェース部103から受信した呼出し信号を破棄
し、対移動局インタフェース部108への送出は行わな
い。また、移動局よりの発呼要求信号処理部107は、
対移動局インタフェース部108から受信した、移動局
の発呼要求信号を破棄し、対上位装置インタフェース部
103への送出を行わない。
ら通知される信号のなかから、基地局101内の対上位
装置インタフェース部103において、移動局の使用禁
止の状態通知信号を認識し、使用禁止/許可状態記憶部
104に使用禁止の状態を記憶する。次に、使用禁止/
許可状態記憶部104に記憶された使用禁止の状態をも
とに移動局への呼出信号処理部106は、対上位装置イ
ンタフェース部103から受信した呼出し信号を破棄
し、対移動局インタフェース部108への送出は行わな
い。また、移動局よりの発呼要求信号処理部107は、
対移動局インタフェース部108から受信した、移動局
の発呼要求信号を破棄し、対上位装置インタフェース部
103への送出を行わない。
【0007】ここで上記の動作は、制御チャネル内デー
タ処理部102で行われ、情報チャネル内データ処理部
105は、使用許可/禁止状態に拘わらず同様の処理を
行う。
タ処理部102で行われ、情報チャネル内データ処理部
105は、使用許可/禁止状態に拘わらず同様の処理を
行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平7−245782号公報記載の従来技術では、
第1に、移動局側でモード切替信号を受信し、ページャ
モードへの切替を行うために、移動局側に、モード切替
信号の受信回路と、携帯電話とページャモードの切替回
路を設ける必要があり、移動局の小型軽量化、経済化に
対して不利になるという問題点がある。
た特開平7−245782号公報記載の従来技術では、
第1に、移動局側でモード切替信号を受信し、ページャ
モードへの切替を行うために、移動局側に、モード切替
信号の受信回路と、携帯電話とページャモードの切替回
路を設ける必要があり、移動局の小型軽量化、経済化に
対して不利になるという問題点がある。
【0009】また、第2に、モード切替信号送出装置と
いう専用のハードウェアを設置しなければならないこと
により、専用ハードウェアの開発、製造に関わる費用、
時間が必要になるという問題点がある。
いう専用のハードウェアを設置しなければならないこと
により、専用ハードウェアの開発、製造に関わる費用、
時間が必要になるという問題点がある。
【0010】したがって、本発明の目的は、小型軽量化
および低原価を実現した移動局の使用禁止装置および使
用禁止方法を提供することにある。
および低原価を実現した移動局の使用禁止装置および使
用禁止方法を提供することにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、使用禁止とす
る必要がないときには、通常の基地局同様のサービスを
行い設備の効率的活用を図った移動局の使用禁止装置お
よび使用禁止方法を提供することにある。
る必要がないときには、通常の基地局同様のサービスを
行い設備の効率的活用を図った移動局の使用禁止装置お
よび使用禁止方法を提供することにある。
【0012】さらに、本発明の他の目的は、使用禁止用
基地局のハードウェア部分は専用の開発,費用,時間を
不要とした移動局の使用禁止装置および使用禁止方法を
提供することにある。
基地局のハードウェア部分は専用の開発,費用,時間を
不要とした移動局の使用禁止装置および使用禁止方法を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の移動局の使用禁
止装置は、移動局の使用禁止エリアを設け、該使用禁止
エリアに在圏する前記移動局に対しては制御チャネルを
送信して待ち受けさせる使用禁止用基地局を前記使用禁
止エリア対応に設置し、前記移動局が前記使用禁止エリ
アに在圏するときは、前記移動局からの発呼要求による
呼接続処理を行わず、また前記移動局に対する呼び出し
信号の送出を行わないことを可能化したことを特徴とす
る。
止装置は、移動局の使用禁止エリアを設け、該使用禁止
エリアに在圏する前記移動局に対しては制御チャネルを
送信して待ち受けさせる使用禁止用基地局を前記使用禁
止エリア対応に設置し、前記移動局が前記使用禁止エリ
アに在圏するときは、前記移動局からの発呼要求による
呼接続処理を行わず、また前記移動局に対する呼び出し
信号の送出を行わないことを可能化したことを特徴とす
る。
【0014】本発明の移動局の使用禁止装置の好ましい
実施の形態は、前記呼接続処理および前記呼び出し信号
の送出禁止は、前記使用禁止基地局または基地局制御装
置,交換機等上位装置において行うことを特徴とする。
実施の形態は、前記呼接続処理および前記呼び出し信号
の送出禁止は、前記使用禁止基地局または基地局制御装
置,交換機等上位装置において行うことを特徴とする。
【0015】本発明の移動局の使用禁止装置の好ましい
実施の形態は、前記使用禁止エリアの位置登録エリアを
当該移動局のサービスエリアの位置登録エリアと異なっ
たものに設定し、前記移動局が前記使用禁止エリアに在
圏するか否かの認識は、当該移動局が使用禁止エリアに
出入りする際の位置登録要求により行うことを特徴とす
る。
実施の形態は、前記使用禁止エリアの位置登録エリアを
当該移動局のサービスエリアの位置登録エリアと異なっ
たものに設定し、前記移動局が前記使用禁止エリアに在
圏するか否かの認識は、当該移動局が使用禁止エリアに
出入りする際の位置登録要求により行うことを特徴とす
る。
【0016】本発明の移動局の使用禁止装置の好ましい
実施の形態は、前記移動局が前記使用禁止エリアに在圏
しているときは発信者からの情報を保存する蓄積装置を
前記上位装置に設け、前記移動局が前記使用禁止エリア
から前記サービスに移動したときに発する前記位置登録
要求を契機として発信者の選択により、前記上位装置は
前記蓄積装置に情報が保存されている旨の通知を行うこ
とができることを特徴とする。
実施の形態は、前記移動局が前記使用禁止エリアに在圏
しているときは発信者からの情報を保存する蓄積装置を
前記上位装置に設け、前記移動局が前記使用禁止エリア
から前記サービスに移動したときに発する前記位置登録
要求を契機として発信者の選択により、前記上位装置は
前記蓄積装置に情報が保存されている旨の通知を行うこ
とができることを特徴とする。
【0017】また、本発明の移動局の使用禁止方法は、
移動局の使用禁止エリアを設ける手順と、該使用禁止エ
リアに在圏する移動局に対しては前記使用禁止エリア対
応に設置された使用禁止基地局が制御チャネルを送信し
て待ち受けさせる手順と、前記移動局からの発呼要求に
対して呼接続処理を行わない手順と、前記移動局に対す
る呼び出し信号を送出しない手順とを有することを特徴
とする。
移動局の使用禁止エリアを設ける手順と、該使用禁止エ
リアに在圏する移動局に対しては前記使用禁止エリア対
応に設置された使用禁止基地局が制御チャネルを送信し
て待ち受けさせる手順と、前記移動局からの発呼要求に
対して呼接続処理を行わない手順と、前記移動局に対す
る呼び出し信号を送出しない手順とを有することを特徴
とする。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【0019】本発明の移動局の使用禁止装置の一実施例
は、図1に示すように、移動局5のサービスエリア1内
に使用禁止エリア2を設け、この使用禁止エリア2対応
に使用禁止用基地局4を設置する。使用禁止エリア2
は、図書館,映画館,電車等の静粛または公共性が必要
とされる場所が選ばれる。使用禁止用基地局4から送出
している制御チャネルにて移動局5を待ち受けさせる。
このとき、使用禁止用基地局4あるいは上位装置11に
おいて、移動局5からの発呼要求による呼接続処理を行
わず、また、移動局5に対する呼び出し信号の送出を行
わないことにより、使用禁止用基地局4のエリア内の移
動局5を使用禁止とする。
は、図1に示すように、移動局5のサービスエリア1内
に使用禁止エリア2を設け、この使用禁止エリア2対応
に使用禁止用基地局4を設置する。使用禁止エリア2
は、図書館,映画館,電車等の静粛または公共性が必要
とされる場所が選ばれる。使用禁止用基地局4から送出
している制御チャネルにて移動局5を待ち受けさせる。
このとき、使用禁止用基地局4あるいは上位装置11に
おいて、移動局5からの発呼要求による呼接続処理を行
わず、また、移動局5に対する呼び出し信号の送出を行
わないことにより、使用禁止用基地局4のエリア内の移
動局5を使用禁止とする。
【0020】本装置においては、移動局5に特別な機能
を設けることなしに、特定のエリア(使用禁止エリア
2)で使用禁止を行えることを特徴としている。
を設けることなしに、特定のエリア(使用禁止エリア
2)で使用禁止を行えることを特徴としている。
【0021】また、使用禁止を行う必要がない場合に
は、使用禁止用基地局4、もしくは、その上位装置13
において通常の発着呼処理を行うことにより、使用禁止
用基地局4エリア内の移動局に対し通常のサービスを提
供できる。
は、使用禁止用基地局4、もしくは、その上位装置13
において通常の発着呼処理を行うことにより、使用禁止
用基地局4エリア内の移動局に対し通常のサービスを提
供できる。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
【0023】まず、移動局5がサービスエリア1に在圏
する場合、基地局3の制御チャネルを受信して待ち受け
を行うことにより、発着信および通話が可能な状態にあ
る。
する場合、基地局3の制御チャネルを受信して待ち受け
を行うことにより、発着信および通話が可能な状態にあ
る。
【0024】次に、移動局5がサービスエリア1内の使
用禁止エリア3内に移動すると、使用禁止用基地局4の
制御チャネルを受信し、待ち受けを行う。このとき、使
用禁止用基地局4の動作としては、上位装置13から受
信する移動局に対する全ての呼び出し信号を制御チャネ
ル(一斉呼出チャネル)上に送出しない。これにより、
移動局5に対する呼び出しがあった場合でも、着呼は行
われない。
用禁止エリア3内に移動すると、使用禁止用基地局4の
制御チャネルを受信し、待ち受けを行う。このとき、使
用禁止用基地局4の動作としては、上位装置13から受
信する移動局に対する全ての呼び出し信号を制御チャネ
ル(一斉呼出チャネル)上に送出しない。これにより、
移動局5に対する呼び出しがあった場合でも、着呼は行
われない。
【0025】また、移動局5からの発呼要求があった場
合には、使用禁止用基地局4もしくは上位装置13で呼
接続処理を継続せずに移動局5を解放することにより、
移動局5からの発呼が禁止される。
合には、使用禁止用基地局4もしくは上位装置13で呼
接続処理を継続せずに移動局5を解放することにより、
移動局5からの発呼が禁止される。
【0026】再び、移動局5が使用禁止エリア3の外部
のサービスエリア1内に移動した際には、基地局3の制
御チャネルを受信して待ち受けを行うことにより、発着
信および通話が可能な状態となる。
のサービスエリア1内に移動した際には、基地局3の制
御チャネルを受信して待ち受けを行うことにより、発着
信および通話が可能な状態となる。
【0027】以上は、使用禁止用基地局4が移動局使用
禁止の状態に設定されている場合であるが、使用禁止用
基地局4が移動局使用許可の状態に設定されている場合
の動作について以下に説明する。
禁止の状態に設定されている場合であるが、使用禁止用
基地局4が移動局使用許可の状態に設定されている場合
の動作について以下に説明する。
【0028】使用禁止エリア2において、移動局5の使
用を禁止する必要のない場合、使用禁止用基地局4にお
いて、基地局3同様に上位装置13から受信する移動局
5に対する全ての呼び出し信号を制御チャネル(一斉呼
出チャネル)上に送出することにより、移動局5は、サ
ービスエリア1の基地局3の制御チャネルで待ち受けを
行っている場合と同様に着呼が行われる。
用を禁止する必要のない場合、使用禁止用基地局4にお
いて、基地局3同様に上位装置13から受信する移動局
5に対する全ての呼び出し信号を制御チャネル(一斉呼
出チャネル)上に送出することにより、移動局5は、サ
ービスエリア1の基地局3の制御チャネルで待ち受けを
行っている場合と同様に着呼が行われる。
【0029】また、移動局5からの発呼要求があった場
合にも、使用禁止用基地局4および上位装置13でその
発呼要求による呼接続処理を行うことでサービスエリア
1の基地局3の制御チャネルで待ち受けを行っている場
合と同様に発呼が行われる。
合にも、使用禁止用基地局4および上位装置13でその
発呼要求による呼接続処理を行うことでサービスエリア
1の基地局3の制御チャネルで待ち受けを行っている場
合と同様に発呼が行われる。
【0030】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
る。
【0031】本実施例においては、使用禁止エリア2の
位置登録エリアをサービスエリア1の位置登録エリアと
異なったものに設定することにより、使用禁止エリア2
に移動局5が出入りする際に位置登録要求を上げること
になる。これにより、網側で移動局5が使用禁止エリア
2に在圏するか否かを認識することが可能になる。
位置登録エリアをサービスエリア1の位置登録エリアと
異なったものに設定することにより、使用禁止エリア2
に移動局5が出入りする際に位置登録要求を上げること
になる。これにより、網側で移動局5が使用禁止エリア
2に在圏するか否かを認識することが可能になる。
【0032】移動局5が使用禁止エリア2に在圏してい
る時に、移動局5に対して発信者14からの着信があっ
た場合、発信者14に対し、移動局5が着信できない旨
の通知を行うとともに、発信者14からの音声、データ
等の情報を蓄積装置12に保存する。
る時に、移動局5に対して発信者14からの着信があっ
た場合、発信者14に対し、移動局5が着信できない旨
の通知を行うとともに、発信者14からの音声、データ
等の情報を蓄積装置12に保存する。
【0033】移動局5が使用禁止エリア2からサービス
エリア1に移動した時点で、移動局5が位置登録要求を
上げるために、これを契機に網側から移動局5に対し、
蓄積装置12に発信者14からの情報が保存されている
旨の通知(以下、情報有り通知)を行う。ここで、情報
有り通知の手段の一例として、音声メッセージによるも
の、文字メッセージによるもの、あるいは、通常の着信
同様の手順をとり、情報を直接移動局5に与える等の手
段が挙げられる。
エリア1に移動した時点で、移動局5が位置登録要求を
上げるために、これを契機に網側から移動局5に対し、
蓄積装置12に発信者14からの情報が保存されている
旨の通知(以下、情報有り通知)を行う。ここで、情報
有り通知の手段の一例として、音声メッセージによるも
の、文字メッセージによるもの、あるいは、通常の着信
同様の手順をとり、情報を直接移動局5に与える等の手
段が挙げられる。
【0034】また、情報有り通知の時期については、移
動局5が使用禁止エリア2に在圏している状態でも、移
動局5に対する情報有り通知を行うか否かを発信者14
が選択する機能を上位装置11に持たせることにより、
緊急度に応じて発信者14からの情報を移動局5に通知
することが可能になる。この場合の情報有り通知の手段
としては、文字メッセージ通知サービス等の手段によ
り、着信音非鳴動の通知方法をとることにより、静粛を
要する場所で周囲の人に不快感を与えることなく移動局
5に情報有り通知を行うことができる。
動局5が使用禁止エリア2に在圏している状態でも、移
動局5に対する情報有り通知を行うか否かを発信者14
が選択する機能を上位装置11に持たせることにより、
緊急度に応じて発信者14からの情報を移動局5に通知
することが可能になる。この場合の情報有り通知の手段
としては、文字メッセージ通知サービス等の手段によ
り、着信音非鳴動の通知方法をとることにより、静粛を
要する場所で周囲の人に不快感を与えることなく移動局
5に情報有り通知を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下に記載するような効果を奏する。
は、以下に記載するような効果を奏する。
【0036】第1の効果は、網側で移動局の使用禁止、
許可を制御するため、移動局側に特殊な機能を設ける必
要がないことである。
許可を制御するため、移動局側に特殊な機能を設ける必
要がないことである。
【0037】第2の効果は、上記同様の理由により、使
用禁止とする必要がない場合には、使用禁止用基地局に
通常の基地局と同様の発着信処理を行わせることによっ
て、通常の基地局同様のサービスが行えるため、設備を
効率的に活用できることである。
用禁止とする必要がない場合には、使用禁止用基地局に
通常の基地局と同様の発着信処理を行わせることによっ
て、通常の基地局同様のサービスが行えるため、設備を
効率的に活用できることである。
【0038】第3の効果は、使用禁止用基地局として、
ハードウェア部分は、通常の基地局同様のものを用いる
ことができるため、専用の開発装置、製造に関わる費
用、時間を削減できることである。
ハードウェア部分は、通常の基地局同様のものを用いる
ことができるため、専用の開発装置、製造に関わる費
用、時間を削減できることである。
【図1】本発明の移動局の使用禁止装置の一実施例を示
すブロック図
すブロック図
【図2】従来技術の一例を示すブロック図
1 サービスエリア 2 使用禁止エリア 3 基地局 4 使用禁止用基地局 5 移動局 11 上位装置 12 蓄積装置 13 公衆網 14 発信者
Claims (9)
- 【請求項1】移動無線端末の使用禁止エリアを設け、該
使用禁止エリアに在圏する前記移動無線端末に対しては
制御チャネルを送信して待ち受けさせる使用禁止用基地
局を前記使用禁止エリア対応に設置し、前記移動無線端
末が前記使用禁止エリアに在圏するときは、前記移動無
線端末からの発呼要求による呼接続処理を行わず、また
前記移動無線端末に対する呼び出し信号の送出を行わな
いことを可能化したことを特徴とする移動無線端末の使
用禁止装置。 - 【請求項2】前記呼接続処理および前記呼び出し信号の
送出禁止は、前記使用禁止基地局が行うことを特徴とす
る請求項1記載の移動無線端末の使用禁止装置。 - 【請求項3】前記呼接続処理および前記呼び出し信号の
送出禁止は、基地局制御装置,交換機等上位装置におい
て行うことを特徴とする請求項1記載の移動無線端末の
使用禁止装置。 - 【請求項4】前記使用禁止エリアの位置登録エリアを当
該移動無線端末のサービスエリアの位置登録エリアと異
なったものに設定したことを特徴とする請求項1〜請求
項3のいずれかに記載の移動無線端末の使用禁止装置。 - 【請求項5】前記移動無線端末が前記使用禁止エリアに
在圏するか否かの認識は、当該移動無線端末が使用禁止
エリアに出入りする際の位置登録要求により行うことを
特徴とする請求項4記載の移動無線端末の使用禁止装
置。 - 【請求項6】前記移動無線端末が前記使用禁止エリアに
在圏しているときは発信者からの情報を保存する蓄積装
置を前記上位装置に設けたことを特徴とする請求項1〜
請求項5のいずれかに記載の移動無線端末の使用禁止装
置。 - 【請求項7】前記移動無線端末が前記使用禁止エリアか
ら前記サービスに移動したときに発する前記位置登録要
求を契機として前記上位装置は前記蓄積装置に情報が保
存されている旨の通知を行うことができることを特徴と
する請求項6記載の移動無線端末の使用禁止装置。 - 【請求項8】前記通知を行うか否かを発信者が選択する
機能を前記上位装置に持たせたことを特徴とする請求項
7記載の移動無線端末の使用禁止装置。 - 【請求項9】移動無線端末の使用禁止エリアを設ける手
順と、該使用禁止エリアに在圏する移動無線端末に対し
ては前記使用禁止エリア対応に設置された使用禁止基地
局が制御チャネルを送信して待ち受けさせる手順と、前
記移動無線端末からの発呼要求に対して呼接続処理を行
わない手順と、前記移動無線端末に対する呼び出し信号
を送出しない手順とを有することを特徴とする移動無線
端末の使用禁止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25099798A JP2000083278A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 移動無線端末の使用禁止装置および使用禁止方法 |
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1998
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