JPH10232987A - 無線機器持ち込み検知装置 - Google Patents

無線機器持ち込み検知装置

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JPH10232987A
JPH10232987A JP3455597A JP3455597A JPH10232987A JP H10232987 A JPH10232987 A JP H10232987A JP 3455597 A JP3455597 A JP 3455597A JP 3455597 A JP3455597 A JP 3455597A JP H10232987 A JPH10232987 A JP H10232987A
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JP
Japan
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radio wave
radio
wireless device
power
alarm
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Pending
Application number
JP3455597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadahiko Akinaga
孚彦 秋永
Norikazu Yamagishi
令和 山岸
Mutsuharu Takesada
睦治 武貞
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Electronics Services Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Electronics Services Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Services Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Services Co Ltd
Priority to JP3455597A priority Critical patent/JPH10232987A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療、ロボット等の精密電子機器に誤動作を
与える電磁波ノイズを発生する無線機器の持ち込みを検
知し、警報を発するようにする。 【解決手段】 電源を入れておくと発信する電波である
入電源時電波、例えば位置情報電波又は着信完了情報電
波、を検知する有害電波検知手段2を無線機器持ち込み
検知装置に用いる。入電源時電波の周波数を選択する手
段21、感度レベルを調整する手段22又は無線機器持
ち込みの警報を出す手段4、5、6を用いてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検知装置に関り、
有害な電磁波・電波ノイズを発生する携帯電話等が付近
の電子、医療、ロボット、等の精密電子機器に誤動作等
を与えるのを検知する無線機器持ち込み検知装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁波・電波を利用する電子機器
は各種使用されており、そして、これらの電子機器から
発生する電磁波・電波は、付近に存在する医療、ロボッ
ト等の精密電子機器に誤動作を与えることが知られてい
て、いろいろな警告手段をとって電子機器の使用を制限
する必要があるといわれている。例えば、飛行機内での
電子機器の使用制限としてスチュワーデスが広報してい
るが、こちらの方は使用者に直接説明し、また使用者の
そばを見回って確認しており、そして使用者の生命が直
ちに関ってくるので比較的うまく徹底している。
【0003】携帯電話、移動電話、PHS(perso
nal handyphone system)等の電
話もこれらの電磁波・電波を利用する電子機器の1つで
ある。そして、携帯電話、移動電話、PHS等の電話に
ついては、他の電子機器と相違する大きな点として、使
用者が使用しているときはもちろん、使用者が自分から
使用していないときでも、他の人からの電話を受信する
ために機器電源を入れておく必要があるため使用者は機
器電源を切る習慣がなく、そして、システム上、これら
の電話が現在どこに存在しているかの情報をシステムの
基地局に知らせる位置情報電波や着信完了情報電波等の
入電源時電波を、機器電源を切らないかぎり、随時発信
している。
【0004】そのため、位置情報電波や着信完了情報電
波等の、電源を入れておくと発信する電波である入電源
時電波が、電磁波・電波ノイズとして付近に存在する医
療、ロボット等の精密電子機器に誤動作を与えることが
知られており、そして、例えば病院等では「病院内では
携帯電話を持ち込まないように」とか「携帯電話の電源
をお切り下さい」という貼紙等で広報していたが、この
ような方法ではなかなか徹底していないのが実情であっ
た。
【0005】位置情報電波や着信完了情報電波は、80
0MHz〜1.9GHzという今まであまり使用してい
ない高い周波数の電波を利用しており、従来経験してい
ない周波数の電波に対する対策が必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このため、特に人命に
かかわる電子、医療、ロボット等の精密電子機器の設置
場所又はその周辺から発射される電磁波・電波ノイズに
より生ずる誤動作をさせないため、その設置場所で有害
な電磁波・電波の発射を検知することにより、誤動作を
生じないよう防護する必要がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電源を入れて
おくと発信する電波である入電源時電波、例えば位置情
報電波又は着信完了情報電波、を発信する無線機器、例
えば携帯電話、移動電話又はPHS、が持ち込まれたと
きの入電源時電波を検知する有害電波検知手段を有する
無線機器持ち込み検知装置である。
【0008】また、本発明は、入電源時電波の周波数を
選択する手段と感度レベルを調整する手段とを有する無
線機器持ち込み検知装置である。
【0009】そして、本発明は、無線機器持ち込みの警
報を出す手段を有する無線機器持ち込み検知装置であ
る。
【0010】本発明により、人命にかかわる電子、医
療、ロボット等の精密電子機器の設置場所又はその周辺
での有害な電磁波・電波の発射を検知することができ、
警報等により、使用者に電磁波・電波ノイズの発射をや
めさせ、また、警備員等を発射場所に行って電源を切る
ようお願いさせることにより、精密電子機器の誤動作を
生じないようにすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の発明の実施の形態を説明
する。本発明の無線機器持ち込み検知装置の一実施例に
ついて、図1を用いて説明する。
【0012】本発明の無線機器持ち込み検知装置は、ア
ンテナ1と、受信部2と、信号ホールド部3と、警報発
信部4と、スピーカ5と、警報信号発信用リレー接点6
と電源部7とを具備する。
【0013】受信部2は、周波数選択部21と、感度ス
ライスレベル調整部22と、受信本体部23とを有す
る。
【0014】入電源時電波を検知する有害電波検知手段
は、アンテナ1と受信部2とが該当する。
【0015】入電源時電波の周波数を選択する手段は、
受信部2の周波数選択部21が該当する。
【0016】感度レベルを調整する手段は、受信部2の
感度スライスレベル調整部22が該当する。
【0017】無線機器持ち込みの警報を出す手段は、信
号ホールド部3、警報発信部4、スピーカ5及び警報信
号発信用リレー接点6が該当する。
【0018】アンテナ1は、入電源時電波等を受け、受
信部2の受信本体部23に出力する。
【0019】受信部2の周波数選択部21は、目的の用
途の電波の周波数を受信本体部23が受信するよう予め
又は必要なときに設定することができる部分であり、有
害な電波となる入電源時電波の周波数等を選択する。
【0020】受信部2の感度スライスレベル調整部22
は、受信する検知電波の感度を調整するものであり、誤
動作を生じさせる入電源時電波の感度が所定のレベル以
上のとき受信本体部23が受信するように予め又は必要
なときに設定することができる。これにより、電源を入
れたままの無線機器を持ち込む使用者までの距離を所定
の範囲以内とすることが可能となり、不必要な警報が出
ないようにすることができる。
【0021】受信部2の受信本体部23は、周波数選択
部21及び感度スライスレベル調整部22で設定された
所定の周波数及び感度レベル以上の電波を受信するもの
であり、有害電波となる入電源時電波を受信し、信号ホ
ールド部3に有害電波受信信号を出力する。
【0022】信号ホールド部3は、目的の用途の信号を
所定時間出力するものであり、有害電波受信信号を受
け、警報発信部4に、一定の時間、有害電波警報信号を
出力する。そして、所定時間経過した後、ホールドを解
除して、有害電波警報信号の出力を止める。
【0023】警報発信部4は、有害電波警報信号を受
け、スピーカ5を駆動する。
【0024】スピーカ5は、警報音を出して、有害電波
を発信している無線機器の持ち込みを付近の無線機器使
用者等に知らせる。一緒に表示装置を利用して使用者に
警報を見えるようにすることも可能である。
【0025】警報信号発信用リレー接点6は、他の部署
へ無線機器持ち込みの通知信号を出す。これにより、例
えば警備員室の表示装置に無線機器持ち込みを知らせ、
警備員が持ち込み場所に行って無線機器使用者に電源を
切るようお願いすることができる。
【0026】電源部9は、無線機器持ち込み検知装置の
電源を供給する。
【0027】電源を入れたまま持ち込んだ携帯電話、移
動電話、PHSが出す位置情報電波や着信完了情報電波
等の入電源時電波が付近で発生すると、無線機器持ち込
み検知装置は、アンテナ1で受け、受信部2の周波数選
択部21及び感度スライスレベル調整部22で選択・調
整された入電源時電波を受信本体部23で受信し、信号
ホールド部3を使用して、警報発信部4を駆動し、警報
音をスピーカ5から出す。警報音により、電源を入れた
まま携帯電話等を持ち込んだ人に注意を喚起することが
でき、また、警報信号発信用リレー接点6により、例え
ば警備員に無線機器の持ち込みを知らせることができ
る。
【0028】電磁波・電波の強さについて、発射場所か
らの2乗に反比例するので、付近から出される電波は基
地局から出される電波よりはるかに強い。感度スライス
レベルを調整することができる受信機でこの付近から発
生する有害な電磁波・電波ノイズのみを受信すること
で、無線機器持ち込み検知装置の設置場所から限定され
た範囲内での電磁波・電波ノイズの発生源の存在を検知
し、警報を出すことにより、迅速に電磁波・電波ノイズ
による精密電子機器の誤動作の防止の対策を実行するこ
とができる。
【0029】なお、本発明は、MCA無線、簡易無線、
小電力無線、アマチュア無線等を使用することによって
発射される電波が付近の電子、医療、ロボット等の精密
電子機器に誤動作等を与える有害な電磁波・電波ノイズ
の検知にも適用することは可能であり、雷、電気溶接、
静電気等の放電によって発射される電磁波・電波が有害
な電磁波・電波ノイズとして検知する際にも使用するこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】誤動作すると人命にかかわる電子、医
療、ロボット等の精密電子機器設置場所に本発明の無線
機器持ち込み検知装置を設置することで、精密電子機器
にとって有害な電磁波・電波ノイズの存在を検知し、警
報することができ、機器の誤動作事故を未然に防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線機器持ち込み検知装置の一実施例
の説明図。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 受信部 21 周波数選択部 22 感度スライスレベル調整部 23 受信本体部 3 信号ホールド部 4 警報発信部 5 スピーカ 6 警報信号発信用リレー接点 7 電源部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源を入れておくと発信する電波である
    入電源時電波、例えば位置情報電波又は着信完了情報電
    波、を発信する無線機器、例えば携帯電話、移動電話又
    はPHS、が持ち込まれたときの入電源時電波を検知す
    る有害電波検知手段を有する無線機器持ち込み検知装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線機器持ち込み検知装
    置において、 入電源時電波の周波数を選択する手段と感度レベルを調
    整する手段とを有することを特徴とする無線機器持ち込
    み検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の無線機器持ち込
    み検知装置において、 無線機器持ち込みの警報を出す手段を有することを特徴
    とする無線機器持ち込み検知装置。
JP3455597A 1997-02-19 1997-02-19 無線機器持ち込み検知装置 Pending JPH10232987A (ja)

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