JP2000295656A - 移動通信端末およびその制御方法 - Google Patents

移動通信端末およびその制御方法

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JP2000295656A
JP2000295656A JP11095056A JP9505699A JP2000295656A JP 2000295656 A JP2000295656 A JP 2000295656A JP 11095056 A JP11095056 A JP 11095056A JP 9505699 A JP9505699 A JP 9505699A JP 2000295656 A JP2000295656 A JP 2000295656A
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JP
Japan
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mobile communication
communication terminal
circuit
reception
radio wave
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Application number
JP11095056A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Ichikawa
友久 市川
Masayuki Sakanishi
正幸 坂西
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 病院等の移動通信端末の使用禁止領域内にお
ける周囲の電子機器対する悪影響および周囲の人に対す
る迷惑を確実に防止することができるようにした移動通
信端末およびその制御方法を提供する。 【解決手段】 移動通信端末の使用禁止領域内に該移動
通信端末の使用禁止領域であることを示す所定の周波数
の電波を発信する発信手段を設け、移動通信端末は、上
記所定の周波数の電波の受信の検出に応答して該移動通
信端末の少なくとも送信系回路を不動作状態に制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PHS電話機等
の移動通信端末に関し、詳しくは、病院、飛行機内部、
図書館などの施設内等における移動通信端末からの電波
の発信による不都合、例えば、周囲の電子機器に悪影響
を与えたり、周囲の人に迷惑を及ぼすのを防止する機能
を備えた移動通信端末およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、PHS電話機等の移動通信端末
装置は、発呼操作等に対応して基地局に向けて電波を発
信すると共に、また、発呼操作等が行われなくても、装
置電源が投入されていれば、位置登録のために定期的に
基地局に向けて電波を発信するように構成されている。
【0003】ところで、このような移動通信端末装置か
ら発信される電波は、病院内では各種の検査機器や治療
機器に悪影響を与えることがあり、また、飛行機の機内
においても各種の航行機器に悪影響を与えることがあ
る。
【0004】そこで、従来、病院内若しくは飛行機の機
内、図書館などの公共施設内等を移動通信端末の使用禁
止領域として設定し、この種の移動通信端末を携帯した
ユーザがこの使用禁止領域に入ったならば、管理者から
の通告あるいは移動通信端末の所有者の意思で、装置電
源をオフ状態にすることが推奨されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、移動通信端末の装置電源をオフ状態にする行
為が移動通信端末の所有者の意思に任されているため、
装置電源をオフ状態にするのを忘れた場合、通常の通話
が可能であることはもとより、位置登録による電波の発
信が定期的に繰り返され、これにより周囲の計器類に対
する悪影響を及ぼすと共に、周囲の人に迷惑を及ぼすと
いう問題があった。
【0006】そこで、この発明は、病院等の移動通信端
末の使用禁止領域内における周囲の電子機器対する悪影
響および周囲の人に対する迷惑を確実に防止することが
できるようにした移動通信端末およびその制御方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の移動通信端末は、使用禁止領域で
あることを示す所定の周波数の電波の受信を検出する検
出手段と、前記検出手段の検出出力に基づき少なくとも
送信系回路を不動作状態に制御する制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記制御手段は、前記送信系回路に給電する
電源をオフに制御することを特徴とする。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前記制御手段が前記送信系回路を動作状態に
制御するに際して、これを使用者に報知する第1の報知
手段を更に具備することを特徴とする。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、前記制御手段は、前記送信系回路を不動作不
可能状態に制御した状態において、所定の周期で受信系
回路を動作させて前記所定の周波数の電波の受信を監視
し、前記所定の周波数の電波の受信がなくなったことを
条件に前記送信系回路を動作可能状態に復帰させる復帰
制御手段を具備することを特徴とする。
【0011】また、請求項5の発明は、請求項4の発明
において、前記復帰制御手段により前記送信系回路を動
作可能状態に復帰させるに際して、これを報知する第2
の報知手段を更に具備することを特徴とする。
【0012】また、請求項6の発明の移動通信端末の制
御方法は、移動通信端末の使用禁止領域内に該移動通信
端末の使用禁止領域であることを示す所定の周波数の電
波を発信する発信手段を設け、移動通信端末は、前記所
定の周波数の電波の受信の検出に応答して該移動通信端
末の少なくとも送信系回路を不動作状態に制御すること
を特徴とする。
【0013】また、請求項7の発明は、請求項6の発明
において、前記送信系回路を不動作状態に制御した状態
において、所定の周期で受信系回路を動作させて前記所
定の周波数の信号の受信を監視し、前記所定の周波数の
電波の受信がなくなったことを条件に前記送信系回路を
動作可能状態に復帰させることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる移動通信
端末およびその制御方法の一実施の形態を添付図面を参
照して詳細に説明する。
【0015】図1は、この発明に係わる移動通信端末の
一実施の形態を示すブロック図である。
【0016】図1において、この移動通信端末100
は、アンテナ1、アンテナ共用器2、受信機3、シンセ
サイザ4、識別信号検出回路5、制御回路6、送信機
7、バッテリ8、電源供給回路9、サウンダ10、受話
器11、マイク12、表示器13を備えている。
【0017】識別信号検出回路5は、この発明の主要部
を構成するものであり、病院、飛行機などの使用禁止領
域内に設置された発信機から送信される特定周波数の使
用禁止領域信号を受信していることを検出するものであ
る。
【0018】制御回路6は、従来の制御機能に加え、識
別信号検出回路5からの検出信号を受けたならば、送信
機7および電源供給回路9のうち少なくとも一方を動作
不可能状態に制御する機能が新たに付加されている。送
信機7を動作不可能状態に制御することにより、位置登
録信号の送信および通話のための送信機能が働かなくな
る。また、電源供給回路9を動作不可能状態に制御し、
送信機7や受信機3を含む無線回路部14に対する電源
を供給しない状態(電源オフ状態)にすることにより、通
話や位置登録のための全ての電波の送受信が停止され
る。
【0019】図2は、この発明に係わる移動通信端末を
採用して構成した移動通信端末制御システムの全体構成
を示す図である。
【0020】図2において、この移動通信端末制御シス
テムは、図1に示した構成をとり、基地局200と通信
を行う移動通信端末100を具備している。
【0021】そして、この移動通信端末制御システムに
おいては、この移動通信端末100の使用禁止領域40
0、すなわち病院、飛行機などの所定領域内に所定の周
波数の電波を発信する信号発信機300が設けられてい
る。ここで、この信号発信機300は、移動通信端末1
00がこの移動通信端末100の使用禁止領域400内
に存在する場合のみ、この信号発信機300から発信さ
れる所定の周波数の電波を選択的に受信することができ
るように、その発信電波の出力およびその指向性が設定
されている。
【0022】すなわち、移動通信端末100が図2に示
す使用禁止領域400外に存在するときは、この移動通
信端末100は、信号発信機300から発信される所定
の周波数の電波を受信しないが、移動通信端末100
が、図2に示す使用禁止領域400内に侵入すると、こ
の移動通信端末100は、信号発信機300から発信さ
れる所定の周波数の電波を受信するように構成されてい
る。
【0023】次に、この構成に係る移動通信端末の動作
を図3に示したフローチャートを参照して具体的に説明
する。
【0024】図1および2に示した移動通信端末100
は、通常動作状態において、信号発信機300から発信
される所定の周波数の電波を常に監視し、信号発信機3
00から発信される所定の周波数の電波すなわち信号発
信機300からの信号を受信したかを調べている(ステ
ップ101)。ここで、信号発信機300からの信号を
受信していないと(ステップ101でNO)、ステップ
101に戻り、通常動作状態を続ける。
【0025】しかし、この移動通信端末100が図2に
示したこの移動通信端末100の使用禁止領域400内
に侵入すると、信号発信機300から発信される所定の
周波数の電波は、この移動通信端末100のアンテナ1
およびアンテナ共用器2を介して受信機3で受信され、
ここでシンセサイザ4から出力される発振信号と合成さ
れて中間周波数信号に変換され、受信機3内の復調回路
で復調される。
【0026】復調された信号は、識別信号検出回路5に
入力され、識別信号検出回路5は、入力された信号が使
用禁止領域400内で発せられる信号発信機300から
の特定の周波数の信号であるか否かを識別し、特定周波
数の信号であるならば、この移動通信端末100が使用
禁止領域400内に侵入したものと判断し、そのことを
示す検出信号を制御回路6に入力する(ステップ101
でYES)。
【0027】これにより、制御回路6は、送信機7およ
び電源供給回路9のうち少なくとも一方の電源をオフに
し(ステップ102)、少なくとも送信機7のを動作不
可能状態に制御する。
【0028】このとき、この移動通信端末100が使用
禁止領域400内に侵入して少なくとも送信機7が動作
不可能状態に制御されたことをこの移動通信端末100
の所有者に知らせるために、サウンダ10から第1の報
知音を発生する(ステップ103)。
【0029】この場合、このサウンダ10からの第1の
報知音の発生に代えて、この旨を表示器13に警報表示
するように構成してもよく、また、サウンダ10による
第1の報知音の発生および表示器13による警報表示の
両者を行うように構成してもよい。
【0030】送信機7を動作不可能状態に制御すること
により、この移動通信端末100は、基地局200に対
する位置登録信号の送信および通話のための送信機能が
働かなくなり、位置登録信号の発信電波等による使用禁
止領域400内の各種計器類等に与える悪影響を防止す
ることが可能になり、また、通常の通話も行えなくなる
ので、使用禁止領域400内において周囲の人に対する
通話による迷惑を確実に防止することができる。
【0031】移動通信端末100は送信機7を動作不可
能状態に制御した後予め設定した所定の時間を計数する
図示しないタイマをスタートさせる(ステップ10
4)。そして、このタイマの計数時間に基づき所定時間
経過したかを調べる(ステップ105)。ここで、所定
時間経過していないと判断された場合は(ステップ10
5でNO)、ステップ105に戻り、所定時間の経過を
待つ。
【0032】ステップ105で、所定時間経過したと判
断されると(ステップ105でYES)、受信機3の受
信回路をオンにし(ステップ106)、信号発信機30
0から発信される所定の周波数の電波を受信している
か、すなわち、この移動通信端末100が信号発信機3
00からの信号を受信して未だこの使用禁止領域400
内にいるかを調べる(ステップ107)。
【0033】ここで、移動通信端末100が信号発信機
300からの信号を受信して使用禁止領域400内にい
ると判断されると(ステップ107でYES)、ステッ
プ104に戻り、タイマを再スタートさせて、ステップ
105からステップ107の処理を繰り返す。
【0034】ステップ、107で、この移動通信端末1
00が信号発信機300からの信号を受信しなくなり、
使用禁止領域400内から脱出したと判断されると(ス
テップ107でNO)、電源をオンにして通常動作状態
に戻るとともに(ステップ108)、サウンダ10から
警報音を第2の報知音を発生し(ステップ109)、通
常動作状態に戻ったことをこの移動通信端末100の所
有者に知らせ、この処理を終了する。
【0035】なお、ここで、サウンダ10からの第2の
報知音の発生に代えて、この旨を表示器13に警報表示
するように構成してもよく、また、サウンダ10による
第2の報知音の発生および表示器13による警報表示の
両者を行うように構成してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、使用禁止領域であることを示す特定周波数の信号を
受信したならば、送信系回路および装置電源のうち少な
くとも一方を動作不可能状態に制御するように構成した
ので、病院等の使用禁止領域内に侵入したならば、送信
不可能状態に自動的に制御して周囲の計器類に悪影響を
与える事態を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動通信端末の一実施の形態
を示すブロック図。
【図2】この発明に係わる移動通信端末を採用して構成
した移動通信端末制御システムの全体構成を示す図。
【図3】図1および図2に示す移動通信端末の動作を説
明するフローチャート。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナ共用器 3 受信機 4 シンセサイザ 5 識別信号検出回路 6 制御回路 7 送信機 8 バッテリ 9 電源供給回路 10 サウンダ 11 受話器 12 マイク 13 表示器 14 無声回路部 100 移動通信端末 200 基地局 300 信号発信機 400 使用禁止領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用禁止領域であることを示す所定の周
    波数の電波の受信を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出出力に基づき少なくとも送信系回路
    を不動作状態に制御する制御手段とを具備することを特
    徴とする移動通信端末。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、 前記送信系回路に給電する電源をオフに制御することを
    特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  3. 【請求項3】 前記制御手段が前記送信系回路を不動作
    状態に制御するに際して、これを使用者に報知する第1
    の報知手段を更に具備することを特徴とする請求項1記
    載の移動通信端末。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、 前記送信系回路を動作不可能状態に制御した状態におい
    て、所定の周期で受信系回路を動作させて前記所定の周
    波数の電波の受信を監視し、前記所定の周波数の電波の
    受信がなくなったことを条件に前記送信系回路を動作可
    能状態に復帰させる復帰制御手段を具備することを特徴
    とする請求項1記載の移動通信端末。
  5. 【請求項5】 前記復帰制御手段により前記送信系回路
    を動作可能状態に復帰させるに際して、これを報知する
    第2の報知手段を更に具備することを特徴とする請求項
    4記載の移動通信端末。
  6. 【請求項6】 移動通信端末の使用禁止領域内に該移動
    通信端末の使用禁止領域であることを示す所定の周波数
    の電波を発信する発信手段を設け、 移動通信端末は、前記所定の周波数の電波の受信の検出
    に応答して該移動通信端末の少なくとも送信系回路を不
    動作状態に制御することを特徴とする移動通信端末の制
    御方法。
  7. 【請求項7】 前記送信系回路を不動作状態に制御した
    状態において、所定の周期で受信系回路を動作させて前
    記所定の周波数の信号の受信を監視し、前記所定の周波
    数の電波の受信がなくなったことを条件に前記送信系回
    路を動作可能状態に復帰させることを特徴とする請求項
    6記載の移動通信端末の制御方法。
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