JPH06216823A - 移動無線機 - Google Patents

移動無線機

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JPH06216823A
JPH06216823A JP5007819A JP781993A JPH06216823A JP H06216823 A JPH06216823 A JP H06216823A JP 5007819 A JP5007819 A JP 5007819A JP 781993 A JP781993 A JP 781993A JP H06216823 A JPH06216823 A JP H06216823A
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JP
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signal
processing unit
unit
voice
antenna
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JP5007819A
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Inventor
Yasuhiro Kondo
泰弘 近藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、移動無線、コードレス電話等の
移動無線機において、受信電界強度の低下時の良好な通
信状態を確保するためのものである。 【構成】 この発明に係る移動無線機は、指向性アンテ
ナ1と、受信信号の強さに対応した信号を生成する検出
部6と、この信号に基づき受信信号の状態を示す制御信
号を生成し出力する制御部4と、この制御信号に基づき
受信信号の状態を報知する報知部5とを備え、上記指向
性アンテナの指向性特性に従って、上記報知部が受信状
態を報知することにより、移動無線機を取り扱う人に受
信電界レベルの低下を知らせる。 【効果】 通話中の無線回線の切断を防止することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、移動無線、コードレ
ス電話等の移動無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は従来の移動無線機の受信部を示
す構成図である。図において19は基地局あるいは他の
移動無線機からの電波を受信するアンテナであり、2は
アンテナで受信された信号に対し増幅・周波数変換を行
う高周波部であり、6は高周波部2で作成した信号と基
準信号とを比較し、比較情報を作成する検出部、7は高
周波部2で周波数変換した信号を検波し、復調する検波
部、8は音声処理を行う音声部、9は比較情報に基づき
音声ミュート等の制御を行う制御部である。
【0003】次に動作について説明する。図16におい
て、基地局等からの電波はアンテナ19で受信され、高
周波部2において増幅及び適当な周波数に変換されたの
ち、検波部7により復調され音声帯域の信号となり、音
声部8へ送られる。上記音声帯域の信号は音声部8で音
声処理を施され、スピーカー等を介して音声を発生す
る。一方、検出部6では、高周波部2からの信号を受け
て、この信号とあらかじめ設定しておいた基準値との比
較を行い、その比較情報を制御部9に送る。制御部9で
は、この比較情報をあらかじめ決められているシーケン
スで処理し、音声部8内で音声ミュートをかけたり、無
線回線の切断等の制御を行っている。
【0004】ここでアンテナ19の特性は、図17
(a)の実線に示すように、移動無線機16からみて、
すべての方向にほぼ同じ利得を有する水平面内無指向性
であるのが普通である。しかし、このような無指向性を
示すのは、アンテナ1の周囲に障害物がない場合のもの
であり、例えば、人が移動無線機を取り扱う場合は特性
に変化が生じる。すなわち、アンテナ19を備えた移動
無線機16を人17が扱った場合、人体の電波の吸収・
散乱により、図17(b)に示すように、実線から一点
鎖線のように変化し、水平面内の指向性パターンがすべ
ての方向に対し一様でなくなる。したがって、図に示す
ようにB方向に相手局(基地局等)がある場合は問題は
ないが、A方向に相手局がある場合は、A方向のアンテ
ナ19の利得が減少するため、相手局からの受信電波強
度が低下する。このため、受信信号の状況によっては、
音声ミュートをかけたりした場合や極端に受信電波強度
レベルが低下した場合に無線回線が切断されることがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の移動無線機は以
上のように構成されているので、移動無線機の使用状況
によっては、受信電波強度の低下のため良好な通信がで
きなくなったり、あるいは無線回線が切断されてしまう
などの問題があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、受信電波強度の低下による通
信状態の劣化を防止できる移動無線機を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第一の発明にかかわる移
動無線機は、指向性アンテナと、上記アンテナで受信さ
れた信号を高周波において処理する第一の処理部と、上
記第一の処理部の出力信号を低周波において処理する第
二の処理部と、上記第一の処理部から信号を受け、受信
信号の強さに対応した信号を生成する検出部と、上記第
二の処理部の出力信号に基づき音声信号を生成し音声処
理部に送出するとともに、上記検出部で生成した信号に
基づき受信信号の状態を示す制御信号を生成し出力する
制御部と、上記制御信号に基づき受信信号の状態を報知
する報知部と、上記音声信号に基づき音声処理を行う音
声処理部とを備えたものである。
【0008】また、第二の発明にかかわる移動無線機
は、指向性アンテナと、無指向性アンテナと、上記指向
性アンテナと上記無指向性アンテナのいずれかを選択す
る切換器と、上記切換器により選択された受信信号を高
周波において処理する第一の処理部と、上記第一の処理
部の出力信号を低周波において処理する第二の処理部
と、上記第二の処理部の出力信号に基づき音声信号を生
成する制御部と、上記音声信号に基づき音声処理を行う
音声処理部を備えたものである。
【0009】
【作用】第一の発明にかかわる移動無線機においては、
指向性アンテナを備え、検出部が上記アンテナの指向性
特性に従う、受信信号の強さに対応した信号を生成し、
制御部が上記検出部で生成した信号に基づき受信信号の
状態を示す制御信号を生成し、報知部が上記制御信号に
基づき受信信号の状態を報知する。
【0010】第二の発明のかかわる移動無線機において
は、切換器が、移動無線機の使用状態に応じて、指向性
アンテナと無指向性アンテナのいずれかを選択するもの
である。
【0011】
【実施例】実施例1 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
はこの発明に係る移動無線機の受信部を示す構成図であ
る。図1において、1は基地局あるいは他の移動無線機
からの電波を受信する、指向性特性をもつアンテナであ
り、2はアンテナで受信された信号に対し増幅・周波数
変換を行う高周波部であり、3は高周波部2で周波数変
換した信号を検波し、復調する信号処理部、4は演算部
とも呼ばれる、所定のシーケンスにより音声信号の復調
を行なう制御部、5は制御部4の制御信号により良好な
通信が確保できる方向を報知するアラーム部、6は高周
波部2で作成した信号と基準信号とを比較し、比較情報
を作成する検出部、8は音声処理を行う音声部である。
【0012】次に動作について説明する。移動無線機の
通信方式としてアナログ式とデジタル式があるが、ま
ず、本願の移動無線機全体の動作の概要について、移動
無線機の通信方式としてデジタルコードレス電話システ
ム(第二世代コードレス電話システム)の通信方式TD
MA−TDD方式を例にとり説明する。この方式におけ
るシステム構成図は図14に示すとおりであり、図14
は1つの基地局18に4台の移動無線機が接続されてい
る場合の例である。基地局18とそれら移動無線機16
a〜16dとの通信用の搬送波の周波数はすべて同一で
あり、基地局18から各々の移動無線機16a〜16d
に対する信号及び移動無線機16a〜16dから基地局
18への信号は時分割にて送信される。図15にタイム
シーケンスの一例を示す。図15において、1フレーム
は5msであり、D1〜D4は1フレーム中の基地局1
8から移動無線機16a〜16dに対する通信であるダ
ウンリンク、U1〜U4は移動機16a〜16dから基
地局18に対する通信であるアップリンクを示す。D1
〜D4、U1〜U4はそれぞれスロットと呼ばれる。
【0013】1スロットは、接続を維持するための信号
(TS 、TG )に前後をはさまれたかたちで、通話用デ
ジタル信号(TCH)が組み込まれている。移動無線機
は、受信動作において、フレームの中からそれぞれ自局
に対応したスロットを抜き出し、それらのTCH部だけ
を抜き出して連結することにより、連続したデータ列を
得る。このデータ列をデジタル信号からアナログ信号に
変換することにより、音声信号を得ることができる。
【0014】次に図1に示す移動無線機の受信部の構成
図に基づき、各構成要素の動作について説明する。アン
テナ1には、例えば図2(a)に示すような、誘電体2
1の一方の面の全体に導体膜22を形成しベタアースと
し、誘電体の他方の面に導体膜20を矩形状、円形状等
に形成し、入出力端子を設けたマイクロストリップアン
テナを用いる。この場合、信号源Sにより励振されたア
ンテナの水平面内の指向性特性は図2(b)に示すよう
なものとなり、このアンテナを搭載した移動無線機は指
向性を持つ(図中、XYZはそれぞれ水平面内の座標
軸、垂直方向の座標軸を示す)。指向性特性を持つアン
テナの利得は無指向性特性のアンテナに比べて、その特
定方向の利得が他の方向に比べ高くなるから、図3の実
線で示す水平面内無指向性パターンを持つ移動機16よ
りも、一点破線で示す指向性パターンを持つ移動無線機
16の方が、特定の方向(図3では基地局18の方向)
について感度が上がり、良好に通信を行うことができる
サービスエリアを広げることができる。
【0015】アンテナ1で受信された信号は、高周波部
2内で増幅及び適当な周波数に変換がなされる。同時
に、受信キャリアに応じた信号を作成し、検出部6に対
し出力する。検出部6内で上記信号と基準信号とを比較
することにより、比較情報を作成し、制御部4に出力す
る。具体的には、例えば図4に示すような処理がなされ
る。高周波部2内の適当な周波数に変換された信号を選
択増幅する増幅器2aから受信入力信号レベルに応じた
電流2bが検出部6に出力され、検出部6内で抵抗6b
により電圧に変換し、その電圧を増幅器6bで増幅し、
アナログ−デジタル変換器(A−D変換器)6cに入力
する。A−D変換器では、3ビット程度のデジタル信号
として制御部4に出力する。制御部4では、このデジタ
ル信号に基づき受信強度レベルを判定する。
【0016】一方、高周波部2は増幅・周波数変換した
信号を信号処理部3に出力する。信号処理部3内では、
この信号を復調する。デジタル無線システムの場合は、
デジタルの信号列として制御部4に出力する。制御部4
では、上述のようにフレームから自局に対応するスロッ
トを抜き出し、アナログ信号に変換し、音声部8に出力
する。音声部8はアナログ信号を増幅し、スピーカを通
して拡声する。また制御部4は、検出部6からの信号に
基づき、受信強度レベルが所要のレベルに対し低いかど
うかを判定し、所要レベル以下の場合、アラームの信号
を作成し、この信号をアラーム部5に出力する。
【0017】制御部4は、図5(a)に示すように、図
2(b)に示すような特性を有するマイクロストリップ
アンテナを搭載した移動無線機を回転した場合、そのア
ンテナの受信電界レベルは図5(b)のような変化を示
す。この性質を利用して、ある定められた基準レベル、
もしくはレベル変化量を越えた区間(図5(b)ではθ
l とθu の間)を良好な通信が可能な範囲とし、検出部
6から制御部4に対し、送られる比較情報にもとづき、
制御部4は、上記以外の区間においてアラーム信号を発
生させる。
【0018】アラーム部5では、制御部4からのアラー
ム信号により、良好な通信が可能な範囲以外の角度の場
合にアラーム(発光ダイオード、液晶表示などの視覚的
な表示、ブザーなどの聴覚的報知、あるいは振動モータ
ーによる触覚的な報知など)を発生させる。移動無線機
を取り扱う人は、アラーム部5の報知により受信電界レ
ベルの低下を知ることができるから、受信レベルの低下
により回線が切断される前に、適宜、無線機の方向・場
所、人の位置などを変えることにより、アラームが生じ
ない様にして、回線の切断を防止することができる。
【0019】実施例2 この発明に係る移動無線機のアンテナ1に、図6に示す
ような複数の線状アンテナからなるアンテナを用いても
よい。10は、放射素子より放射された電波が誘起し、
放射素子より放射された電波と同相の電波を再放射する
導波器、11は信号源により励振され、電波を放射する
放射素子、12は放射素子より放射された電波が誘起
し、放射素子より放射された電波と逆相の電波を再放射
する反射器である。線状のアンテナは無指向性を有する
が、図6のアンテナは図2の指向性アンテナと同様に指
向性パターンを作ることができる。
【0020】次に、図7に基づき動作を説明する。無給
電反射器等の反射器12及び導波器10の作用について
説明する。一般的には、反射器12はインダクティブな
リアクタンスを持つ長さ(例えばλ/2程度、λは波
長)であり、放射素子11より放射された電波は放射線
状に放射され、放射素子11から反射器12までの間隔
がλ/4であるため、放射された電波はλ/4進行し、
位相角が90°経過して反射器9に達する。そして、こ
の反射器9には、到来電波により、これより位相が90
°遅れた電圧が誘起され、かつ、この誘起された電圧に
よる電流は、再びこれにより90°位相が遅れる。した
がって、放射素子11より270°位相が遅れた電波が
反射器12より放射されることになり、放射素子11と
反射器12間の位相は逆相となるため相殺され、放射素
子11より右側は同位相となって相加わり、放射された
電波が反射されたことになる。また、導波器10は容量
的なリアクタンスを持つ長さ(例えばλ/2以下)であ
り放射素子11より放射された電波により上述と同様に
位相角180°遅れた電圧が導波器10に誘起される。
この導波器10は容量性であるため、流れる電流は位相
が90°(λ/4)進む。したがって、導波器10より
放射される電波は、放射素子11より放射された電波と
同位相になるため、右方向に電波を強めたことになる。
以上の様に、反射器12と導波器10を放射素子11の
右、左におのおの1個配置した場合、図8に示すような
単一指向性を示すことになり、更に、導波器10をふや
せば、より一層シャープな指向性を示すことになる。
【0021】複数の線状アンテナを用いた移動機を図6
に示す。図6の移動機では、各線状アンテナの間隔はλ
/4必要であるが、今後、使用周波数帯が高くなるにし
たがって波長は短くなるため、それによりこの間隔も小
さくなる。なお、移動無線機本体13の動作及び効果
は、図1の実施例と同様であるため説明を省略する。
【0022】実施例3 また、上記実施例では、検出部6は高周波部2で生成し
た信号に基づき比較情報を作成したが、図8に示すよう
に信号処理部3で生成した信号に基づき比較情報を作成
してもよい。例えば、信号処理部3の検波回路の増幅器
から、検波後の信号のレベルに応じた電圧または電流信
号を検出部6に送出してもよい。
【0023】実施例4 また、デジタル無線通信方式を採用しているシステムで
は、制御部4においてアラーム信号を通信に用いられて
いるビット列(受信デジタル信号)のエラー率に基づき
作成してもよい。図9に本実施例の移動無線機の受信部
の構成を示す。図において、信号処理部3から制御部4
への出力は、ビット列により受信デジタル信号が出力さ
れる。この信号は、制御部4で復調され、音声帯域の信
号に変換される。その際に、誤りがある場合は訂正がな
され、また、エラー率についてもカウントされる。この
エラー率は受信電界強度が低下限界点を越えると悪化
し、同時に音声帯域の信号対雑音比も劣化するという性
質がある。したがって、受信電界レベルの代わりに、こ
のエラー率を監視することにより、良好な通信エリアを
選択することが可能になる。
【0024】図を用いて動作を説明すると、図10に示
す制御部4内において、受信デジタル信号は、復調器4
aにより、音声帯域信号に変換されると共に、エラー率
検出部4bにも入力される。エラー率検出部4bは信号
について、エラー率のカウント及び限界点に対するエラ
ー比較を行っている。電界強度と上記エラー率(正解
率)とは、図11に示すような関係を有し、電界強度が
低下し(グラフでは右側にいくにしたがって)、限界点
を越えると急激にエラー率(正解率)が低下し悪化す
る。したがって、所定のエラー率を越えた場合にアラー
ムを出すようにすれば、電界強度の低下に伴う回線の切
断等を防止することができる。
【0025】エラー率監視に基づくアラーム信号は、受
信電界強度レベルを監視する場合と同様な効果を奏する
とともに、エラー率の関しては、平均値処理であるた
め、瞬時のエラー率劣化については無視されるので瞬時
の電界低下に対し動作安定性を増すことができるという
効果を奏する。
【0026】なお、上記基準エラー率は固定でも、ユー
ザーが任意に設定するようにしてもよい。任意に設定す
るようにすれば、検出レベルの深さを可変できるため、
使用環境に合わせた検出精度を実現することができる。
【0027】実施例5 この発明に係る移動無線機の他の実施例として、アンテ
ナ1に、図12に示すように、水平面内無指向性特性を
有する、例えば板状逆Fアンテナ1bと指向性を有す
る、例えばマイクロストリップアンテナ1aとを組み合
わせたものを用いてもよい。アンテナ1aとアンテナ1
bとは、給電線15a、15bを介して切り替えスイッ
チ14の端子14a、14bに接続され、切り替えスイ
ッチ14のコモン出力14cを介して高周波部2に接続
される。
【0028】切り替えスイッチ14の切り替え動作は、
例えば図13のように行われる。発信通話時には、コモ
ン14cは端子14aに接続され、指向性アンテナ1a
を使用する。これに対し、待機または着信時には、どの
方向から着信要求の信号が到来するかわからないため、
コモン14cは端子14bに接続され、無指向性アンテ
ナ1bを使用する。このようにすれば、発信通話時には
サービスエリアを広げ回線の切断を防止しつつ、待機ま
たは着信時にはいずれの方向からの着信要求にも対応で
きる。
【0029】上記スイッチ14の切り替えは基本的には
自動とし、切り替えスイッチは、高速の切り替えスイッ
チ(半導体スイッチ)を使用する。「発信」「通話」
「着信」「待機」の各状態は、移動器側で管理できるた
め、その状態によりスイッチ14を設定する。
【0030】なお、切り替えスイッチ14を指向性アン
テナ1a側に接続した場合の動作については、図1の場
合と同様である。無指向性アンテナ1b側に接続した場
合の動作は従来例の図16の場合と同様である。以上の
ような構成でも、図1の実施例と同様の効果を奏すると
ともに、図1の実施例に比べ、待機(着信時)の接続地
域(サービスエリア)サイズを、各方向に対し均一にで
き、移動無線機の向きによって、着信しにくくなるとい
う不都合を防ぐことができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1〜4に係る移動無線機は、指向
性アンテナを備え、制御部が受信信号の状態を示す制御
信号を生成し出力し、報知器が上記制御信号に基づき報
知することにより、回線の切断を防止することができ
る。
【0032】また請求項5に係る移動無線機は、指向性
アンテナと無指向性アンテナを備え、使用状態に応じて
切り換えることにより、発信通話時の回線の切断を防止
するとともに、待機受信時において着信しにくくなるこ
とを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る移動無線機の受信部の構成を示
す図である。
【図2】マイクロストリップアンテナの構成と指向性パ
ターンの概略を示す図である。
【図3】移動無線機の水平面内無指向性パターン及び指
向性パターンの概略を示す図である。
【図4】受信電波強度に対応した信号と基準信号との比
較をおこなう回路の概念図である。
【図5】マイクロストリップアンテナを搭載した移動無
線機を回転した場合の受信電界レベルの概略を示す図で
ある。
【図6】複数の線状アンテナからなるアンテナを備える
移動無線機の外観図である。
【図7】複数の線状アンテナからなるアンテナの指向性
パターンの概略を示す図である。
【図8】この発明の他の実施例に係る移動無線機の受信
部の構成を示す図である。
【図9】この発明の他の実施例に係る移動無線機の受信
部の構成を示す図である。
【図10】エラー率をカウントする回路の概念図であ
る。
【図11】エラー率と電界強度の関係を示す図である。
【図12】板状逆Fアンテナとマイクロストリップアン
テナとを組み合わせたアンテナの構成図である。
【図13】スイッチの切り替えの概念を示す図である。
【図14】デジタルコードレス電話システムのシステム
構成図である。
【図15】デジタルコードレス電話システムのタイムシ
ーケンスを示す図である。
【図16】従来の移動無線機の受信部を示す構成図であ
る。
【図17】従来の移動無線機の指向性パターンの概略を
示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 高周波部 3 信号処理部 4 制御部 5 アラーム部 6 検出部 7 検波部 8 音声部 9 制御部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指向性アンテナと、上記アンテナで受信
    された信号を高周波において処理する第一の処理部と、
    上記第一の処理部の出力信号を低周波において処理する
    第二の処理部と、上記第一の処理部から信号を受け、受
    信信号の強さに対応した信号を生成する検出部と、上記
    第二の処理部の出力信号に基づき音声信号を生成し音声
    処理部に送出するとともに、上記検出部で生成した信号
    に基づき受信信号の状態を示す制御信号を生成し出力す
    る制御部と、上記制御信号に基づき受信信号の状態を報
    知する報知部と、上記音声信号に基づき音声処理を行う
    音声処理部とを備えた移動無線機。
  2. 【請求項2】 指向性アンテナと、上記アンテナで受信
    された信号を高周波において処理する第一の処理部と、
    上記第一の処理部の出力信号を低周波において処理する
    第二の処理部と、上記第二の処理部から信号を受け、受
    信信号の強さに対応した信号を生成する検出部と、上記
    第二の処理部の出力信号に基づき音声信号を生成し音声
    処理部に送出するとともに、上記検出部で生成した信号
    に基づき受信信号の状態を示す制御信号を生成し出力す
    る制御部と、上記制御信号に基づき受信信号の状態を報
    知する報知部と、上記音声信号に基づき音声処理を行う
    音声処理部とを備えた移動無線機。
  3. 【請求項3】 指向性アンテナと、上記アンテナで受信
    された信号を高周波において処理する第一の処理部と、
    上記第一の処理部の出力信号を低周波において処理し、
    デジタル信号として出力する第二の処理部と、上記第二
    の処理部の出力信号に基づき音声信号を生成し音声処理
    部に送出するとともに、上記デジタル信号の誤り率に基
    づき受信信号の状態を示す制御信号を生成し出力する制
    御部と、上記制御信号に基づき受信信号の状態を報知す
    る報知部と、上記音声信号に基づき音声処理を行う音声
    処理部とを備えた移動無線機。
  4. 【請求項4】 指向性アンテナを複数の無指向性アンテ
    ナの組み合わせにより構成したことを特徴とする請求項
    1ないし請求項3のいずれかに記載の移動無線機。
  5. 【請求項5】 指向性アンテナと、無指向性アンテナ
    と、上記指向性アンテナと上記無指向性アンテナのいず
    れかを選択する切換器と、上記切換器により選択された
    アンテナの受信信号を高周波において処理する第一の処
    理部と、上記第一の処理部の出力信号を低周波において
    処理する第二の処理部と、上記第二の処理部の出力信号
    に基づき音声信号を生成する制御部と、上記音声信号に
    基づき音声処理を行う音声処理部を備えた移動無線機。
JP5007819A 1993-01-20 1993-01-20 移動無線機 Pending JPH06216823A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011518454A (ja) * 2008-03-13 2011-06-23 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー Rf受信機の干渉性能の自動最適化

Cited By (1)

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JP2011518454A (ja) * 2008-03-13 2011-06-23 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー Rf受信機の干渉性能の自動最適化

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