JPH0846558A - 角度および偏波ダイバシティを伴った送受信アンテナの無指向性システム - Google Patents

角度および偏波ダイバシティを伴った送受信アンテナの無指向性システム

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JPH0846558A
JPH0846558A JP7159591A JP15959195A JPH0846558A JP H0846558 A JPH0846558 A JP H0846558A JP 7159591 A JP7159591 A JP 7159591A JP 15959195 A JP15959195 A JP 15959195A JP H0846558 A JPH0846558 A JP H0846558A
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antennas
orthogonal
omnidirectional
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JP7159591A
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Inventor
Jean-Jacques Depriester
ジャン−ジャック・デプリエステ
Adrian Condeescu
アドリアン・コンデスク
Philippe Henaux
フィリップ・エノ
Abdelkrim Tahani
アブデルクリム・タハニ
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Telediffusion de France ets Public de Diffusion
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Telediffusion de France ets Public de Diffusion
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
    • H01Q21/29Combinations of different interacting antenna units for giving a desired directional characteristic
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
    • H01Q7/06Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop with core of ferromagnetic material
    • H01Q7/08Ferrite rod or like elongated core

Abstract

(57)【要約】 【目的】 最適受信あるいは送信のためにアンテナシス
テムの方向付けに関する抑制が実質的に取り除かれる角
度および偏波ダイバシティを伴った送受信アンテナの無
指向性システムを提供する。 【構成】 直交する2つの面により定義される第1の方
向において単一指向性であり、受信機に供給され、1つ
の面は第1の面および直交する2つの面により定義され
る第2の方向に単一指向性である第2の無線アンテナを
定義し、1つの面は第2の面を定義する。第1、第2の
アンテナは、互いに直交する第1、第2の面および互い
に直交する第1、第2の指向性と、互いに直交する第
1、第2の面と第2のアンテナによる、第1、第2の面
において単一指向性であり、第3の面における双指向性
放射パターンにより形成される無指向性放射パターンが
得られる。結合回路は、受信信号の相対レベルに従っ
て、第1、第2のアンテナの切り換え確保を可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線メッセージ装置と
して簡易型携帯受信機、あるいはトランシーバに用いら
れる角度および偏波ダイバシティを伴った送受信アンテ
ナの無指向性システムに関する。
【0002】
【従来の技術】R.D.S.(Radio Data System:
無線データシステム)のような無線メッセージ装置にお
いて、当該ネットワークの管理と利用に用いられるデジ
タルデータは、無線放送信号によって変調されたIIバン
ドの搬送波として放送される。この放送データは、広い
範囲で性能を変更することが可能であり、また一般的に
加入者に対するメッセージの形態で放送される。
【0003】無線でメッセージを送ることは、頻繁に旅
行をする使用者の分類に応じて、かなり広い範囲で用い
られるコミュニケーションの手段であり、変化する地理
的な状況によって種々の手段が用いられている。
【0004】一般に受信機あるいはトランシーバは、使
用者の上着のポケットの中あるいはベルトに引っかけら
れて運ばれることが想定されている。
【0005】使用者は、受信機あるいはトランシーバが
メッセージを放送する送信機に対して正しく方向付けら
れているか否かについて理解しておらず、また関心をも
持っていない。実際に、受信機あるいはトランシーバ
は、大変に小型であり、その特性を決定する作りつけの
アンテナを装着している。このアンテナは、一般的に電
磁搬送波の磁界成分、即ち水平成分に敏感であり、良好
な方向性を有する単一方向性のアンテナ指向特性をアン
テナに与えると共に、選択式で利得が最適化される金属
枠からなるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】受信、また必要によっ
て送信を能率的に行うために、従来のアンテナの方向付
けは、搬送波の偏波に準じて行われる。放送あるいは無
線電話装置によって送信される電波の偏波は、一般には
水平あるいは垂直であり、また純粋には傾斜状あるいは
円形である。
【0007】従来のアンテナは、適切な方向に方向付け
られない場合、偏波させられた搬送波を受信することが
できない。これはアンテナの方向付けが偏波軸に対して
直交する位置とされた場合に、信号に20dBから35
dBの損失が生じるためである。
【0008】さらに、この種のアンテナは、一方向性の
アンテナ指向特性によって、全ての方位角方向において
受信あるいは送信を行う能力を有しておらず、使用者が
水平面内において受信機あるいはトランシーバを方向付
けすることを必要とする。図1に示されるように、この
種のアンテナは、フェライトコアを有する、あるいは有
していない金属性枠型アンテナに対して、2つの直交す
る面において一方向性のアンテナ指向特性を持つ。ま
た、このアンテナは、放送の電磁波の偏波面に一致する
ように、一方の面が水平面、他方の面が垂直面となるよ
うに載置される。この場合、最適受信が得られるように
2つの方向付けすることが当然のこととして必要とな
る。
【0009】本発明の目的は、最適受信あるいは送信の
ためにアンテナシステムの方向付けに関する抑制が実質
的に取り除かれる角度および偏波ダイバシティを伴った
送受信アンテナの無指向性システムを用いることによ
り、上述した不具合を克服することである。
【0010】また、この発明の他の主題は、水平面にお
いて実質的に指向性を有しないアンテナ指向特性を持つ
送受信アンテナシステムの利用法である。
【0011】さらに、この発明の他の主題は、互いに直
交する2つあるいは3つの面において指向性を有しない
アンテナ指向特性を持つ送受信アンテナシステムの利用
法である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる角度と偏
波ダイバシティを伴った送受信アンテナの無指向性シス
テムは、アンテナの主面を形成すると共に、一方の面が
第1の面を定義する直交する2つの面によって定義され
る第1の方向において無指向性である第1の無線アンテ
ナと、アンテナの主面を形成すると共に、一方の面が第
2の面を定義する直行する2つの面によって定義される
第2の面に対して無指向性である第2の無線アンテナと
からなる。この第1および第2のアンテナは、第1およ
び第2の面が互いに直交した状態で、第1および第2の
方向が直交するように載置される。
【0013】
【作用】このように形成されたアンテナシステムは、第
1および第2の面に対して直交し、第1および第2のア
ンテナの主面によって形成される第3面において、第1
および第2の面において単一方向性を有する各々のアン
テナ指向特性によって形成される2方向性となるアンテ
ナ指向特性を有する。また、結合回路は、受信時にアン
テナの出力端における受信信号の相対的なレベルに応じ
て、第1あるいは第2のアンテナの一方あるいは他方に
アンテナシステムの出力を切り換えるようにする。
【0014】この発明にかかるアンテナシステムは、無
線メッセージ装置において応用され、さらに一般的に
は、無線コミュニケーションあるいは移動無線電話にお
いても応用される。
【0015】
【実施例】説明を読むことにより、また従来技術に関連
する図1を除く図面を注目することにより、この発明が
より深く理解できる。図2から図6および図7は、アン
テナシステムの構成要素アンテナの、異なるアンテナ指
向特性と、この発明にかかるアンテナシステムを示して
いる。図8および図9は、この発明にかかるアンテナシ
ステムの詳細な具体例を示している。図10、図11お
よび図12は、図8、図9に示すように、この発明にか
かるアンテナシステムにおいて、互いに直交する3つの
面におけるアンテナ指向特性を示している。図13は、
この発明にかかるアンテナシステムの結合回路のブロッ
ク図である。図14は、受信時における第1のアンテナ
と第2のアンテナとの間の切換制御手順を示すタイミン
グ図である。
【0016】この発明にかかる角度および偏波ダイバシ
ティを伴った送受信アンテナの無指向性システムのさら
に詳細な説明は、図2から図14および図7を参照して
行われる。上述した図面において、この発明のアンテナ
システムは、第1の方向OX(図2においてOXとして
示される)において、互いに直交する2面OX、OZお
よびOX、OYによって規定される単一指向性を有する
第1の無線アンテナ1を備えている。この2面は、この
アンテナ1の主面を形成しており、一方の面OX、OZ
は図2における第1の面Cを規定している。
【0017】また、この発明のアンテナシステムは、第
2の方向OY(図3参照)において単一指向性を有する
第2のアンテナ2を構成に含んでいる。この方向は、互
いに直交する2面OX、OYおよびOY、OZによって
規定されている。これらの2つの面は、アンテナ2の主
面を形成しており、一方の面OY、OZは、図3に示さ
れる第2の面Bを規定している。第1の無線アンテナ1
および第2のアンテナ2は、第1の面Cと第2の面Bが
互いに直交するように、また第1の方向OXと第2の方
向OYとが互いに直交するように近接した状態に載置さ
れる。
【0018】これは、第1のアンテナ1および第2のア
ンテナ2によるシステムにおいて、図4に示されるよう
な第3の面、即ち面Aにおける双指向性のアンテナ指向
特性によって形成される無指向性を有するアンテナ指向
特性を得ることを可能にする。この面Aは、第1および
第2の面に対して互いに直交しており、第1のアンテナ
1と第2のアンテナ2の主面によって形成される。この
ように形成されたアンテナシステムの実質的に無指向性
のアンテナ指向特性は、図13および図14に示される
ように、第1の面Cおよび第2の面における各々の双指
向性のアンテナ指向特性から構成されるものである。
【0019】最後に、図7に示すように、結合回路3
は、受信時において第1のアンテナ1あるいは第2のア
ンテナ2の一方あるいは他方に対して、各々のアンテナ
において受信された無線信号の相対的なレベルに応じて
出力アンテナシステムの出力の切り換えを可能とするも
のである。この発明のアンテナシステムは、受信時およ
び送信時におけるアンテナ指向特性の2つの部分からな
る性質、すなわち、このアンテナ指向特性が従来のアン
テナ理論に準じて受信および送信において同一なので、
受信および送信の何れにも用いることができる。また、
無線メッセージの受信装置において、送信機能は必要で
はなく、削除してもよい。
【0020】この発明にかかる角度および偏波ダイバシ
ティを伴った送受信アンテナの無指向性システムに関す
るさらに詳細な説明は、図8および図9を参照して、無
線メッセージ装置に関する応用において行われる。上記
図8に示されるように、第1のアンテナ1は、受信機R
の本体を取り囲む金属性枠型アンテナであり、第2のア
ンテナ2は、フェライトコアを有する枠型アンテナであ
る。この金属性枠型アンテナ1は、図8に示されている
ように、例えば受信機Rの回路を取り囲み、電源を供給
するバッテリPを含んだ受信装置のケース(図示略)の
中に収納される。
【0021】また、第2のアンテナ2は、フェライトコ
ア21に接続された金属枠20からなる。このフェライ
トコア21を有する第2のアンテナ2は、例えば第1の
アンテナ1を構成する金属枠の一方の側面に近接した状
態に載置される。この形状は、空間中の受信機の姿勢に
対して、全ての方位角の状態で受信を可能ならしめる。
このことは、図4に示されるように、面Aにおける受信
機のどのような方向付けに対しても、各々のアンテナに
かかる直交するアンテナ指向特性の差異のために、適切
な信号レベルとなるということである。
【0022】図9は、図8の具体例に対し、方向OXお
よび方向OYにおいて、第1のアンテナ1および第2の
アンテナ2によって受信される直交する誘導磁束を示し
ている。図9の表現において、面Bは図9を含む1枚の
紙の面であり、面Aは図9を含む1枚の紙の面に対して
直交する水平面であり、また面Cは図9を含む1枚の紙
に対して直交する垂直面である。参照システムOXY
Z、および図2から図14の参照システムに各々対応す
る参照システムO’X’Y’Z’は、方向OXおよび方
向OYにおいて、第1および第2のアンテナによって受
信される信号の放射極性パターンを示している。
【0023】この発明にかかるアンテナシステムは、図
13を用いて以下に説明される電気制御システムにおい
て、一方あるいは他方のアンテナの選択を切り換える結
合回路3により水平面Aにおいて実質的な無指向性受信
を実現しようとするものである。
【0024】全体を、図13によって説明する。ここに
示すように結合回路3は、351と参照する1つの小型
2チャネルスイッチから形成されているスイッチ35に
都合よく構成されており、この2チャネルスイッチは第
1の入力チャネルが第1のアンテナ1に接続され、第2
の入力チャネルが第2のアンテナに接続されて構成され
ている。ここに示されるように、第1および第2のアン
テナは前述の入力チャネルに接続され、各々はCa1お
よびCa2と参照される同調コンデンサを包含してい
る。2チャネルスイッチ351の出力は、正確には第1
および第2の出力チャネルを構成しており、本発明の主
題であるアンテナシステムのケース内において、出力チ
ャネルに、受信機と示される従来型の受信機に直接接続
して無線メッセージ型の受信機として作られる。受信装
置あるいは受信機は、通常の高周波段、高周波フィル
タ、局部発振が供給されるミキサおよび中間周波フィル
タ、これに続く中間周波増幅器および中間周波検波素子
から構成されている。2チャネルスイッチ351の第2
の出力チャネルは、それ故、装置の基準電圧あるいは接
地電圧に直接接続されることができる。
【0025】さらに結合回路3は、アンテナシステムか
ら伝送される信号レベルに従って2チャネルスイッチを
制御するシステムから構成されている。
【0026】具体的に限定しない、図13に示す制御シ
ステムは、入力が受信機のIF増幅器に直接接続された
フィールドレベル検出器31を有利に備え、この検出器
は基準レベル信号U0を伝送し、そして閾値コンパレー
タ32は基準レベル信号U0と、予め与えられる閾値、
基準のU1を受信する。
【0027】さらに前述の制御システムにあっては、双
安定フリップフロップ(D−FF)33が備えられてい
る。このFFは、コンパレータ32がレベル信号と閾値
U1とを比較して伝送した信号を受信する。FF33の
出力Qは、後の記述で説明する、エラー基準に従うスイ
ッチ35の2チャネルスイッチ351を直接制御可能と
する。
【0028】最後に、既に示した前述の制御システム
は、入力がフリップフロップ33の出力Qと補数出力1
/Qが接続された論理回路34をも含んでおり、マイク
ロプロセッサ36の1つの出力がFF33をゼロリセッ
トするリセット信号入力として割り当てられる。論理回
路34は、例えば2つのチャネルの各々が含む遅延回路
341、342およびAND(論理積)回路343、3
44を含む。論理積回路の入力の1つの各々は、FF3
3のQの補数出力と、遅延回路341を介して出力Q
と、これとは別に出力Qと、そして遅延回路342を介
してQの補数出力に接続されている。AND回路34
3、344の出力は、ウィークフィールド信号を与える
信号Ufをマイクロプロセッサ36に伝送するOR(論
理和)回路345に接続されている。
【0029】図13を参照して前述した制御システムの
操作方法を、図13を参照して前述した本発明の主題で
あるアンテナシステムの制御の進行手順を図解したタイ
ミング図である図14を参照して説明する。
【0030】フェライトコアを有する枠型アンテナが非
動作に切り換えられた場合、アンテナ2のT0時の瞬間
における無線フィールドレベルの検出は、まず第1に中
間周波増幅器の出力によってフィールドレベル検出器3
1が検出を実行する。
【0031】T0時において受信した値と、切り換え閾
値に定義された閾値U1との比較を、コンパレータ32
によって実行する。
【0032】もしU0<U1であるならば、コンパレータ
32は2チャネルスイッチ351の切り換え命令によっ
て、金属枠型アンテナ1の動作を命令するFF33をト
リガする。
【0033】遅延回路341で説明した時定数τが同時
に初期化される。
【0034】もし前述の時定数τが定義されている間中
U0<U1であれば、装置はこの手段たるOR回路345
によってエラー信号Ufを発生し、第1および第2アン
テナにおけるウィークフィールド信号の存在を確認す
る。
【0035】もちろん、図13に示した制御システムの
操作方法の見地から理解できるように、フィールドレベ
ル検出器31は、非動作中の第2アンテナ2が取り上げ
た電磁界レベルHFに比例した瞬時電圧U0を供給す
る。
【0036】コンパレータ32が受信するレベル信号U
0が、T0時において受信した電磁界と釣り合い、基準電
圧U1が切り換え閾値と釣り合う。この切り換え閾値
は、例えば静受信時のR.D.S.データのエラー率の
最小S/N比に従って決定される。
【0037】コンパレータ32が供給する論理状態の出
力は、次の条件に基づいてFF33を制御する。 U0(T0)<U1の場合、コンパレータの出力=1 U0(T0)>U1の場合、コンパレータの出力=0
【0038】FF33はこのようにして制御情報を受信
し、フェライトコアを有する第2のアンテナの動作が禁
止されている間、第1の金属枠型アンテナを動作状態に
変える。
【0039】論理回路34にあっては正確には、前述の
時定数τが前の記載で述べたエラー基準の定義を可能に
する切り換え情報によって、後者の発生が可能になる。
もし前述した時間間隔τが、フェライトコアを有する第
2のアンテナが再び動作するまでの間であれば、OR回
路345の出力論理は、名ばかりのウィークフィールド
信号Ufをマイクロプロセッサに対して発生し、実際の
受信フィールドレベルの表示は、閾値U1によって定義
される最小閾値を下回る。マイクロプロセッサ36は、
リセット信号の制御を通じて、FF33のリセット制御
の確保を可能にする。
【0040】先に述べた通り、本発明の主題である角度
よび偏波ダイバシティを伴った送受信アンテナの無指向
性システムは、一例としてR.D.S.タイプの無線メ
ッセージ受信機に適用される。
【0041】本発明の主題であるアンテナはもちろん、
無線電話の分野等の送受信アンテナの無指向性システム
の使用にも適用できる。また図13に示す場合でも、2
チャネルスイッチ351は既に述べたもう1つの2チャ
ネルスイッチ352と結び付けることができる。スイッ
チ352は、実際には第1および第2のスイッチから構
成される。この第1および第2のチャネルの1つは、例
えば前述した送信機の送信回路に接続され、この間、第
1のスイッチの他方のチャネルは受信機の入力端子と、
特に後述の高周波段に接続される。第2のスイッチの他
方のチャネルは、例えば装置の基準電圧や接地電圧に接
続される。第1および第2のスイッチの切り換えられた
チャネルは、第1のスイッチ351の第1出力チャネル
および第2出力チャネルのそれぞれに接続される。この
ように、第2の2チャネルスイッチ352は、既に述べ
たI(1)およびII(2)の各々2つの切り換え位置を
備えている。第2の2チャネルスイッチ352の切り換
えは、例えばマイクロプロセッサ36を介して、慣例的
に、第1の2チャネルスイッチが、前の記載で説明した
R.D.S.タイプ受信機に接続されるIの位置また
は、これに反して、第1および第2のアンテナは送信回
路から平行して給電されるIIの位置に従った受け入れ位
置に切り換え確保が可能に遂行される。もちろん、示し
た受け位置Iから送り位置IIへの切り換え、また同様に
これと逆の切り換えは、慣例的な態様におけるマイクロ
プロセッサ36を介して、周知のトランシーバ装置の制
御法に従って制御される。これ故、細部においては記載
しない。整理すると、必要があれば、入力あるいは放射
での、第1および第2のアンテナのパターンの違いは、
図13に示さない装置の送信時における、供給し得る第
1および第2のアンテナの各々の送信レベルのバランス
によって考慮することもまた、周知である。
【0042】
【発明の効果】高性能な、角度および偏波ダイバシティ
を伴った送受信アンテナの無指向性システムは、このよ
うに述べた通りである。特に、例えば無線メッセージ装
置に用いられる場合、これ以降永久に、例えばR.D.
S.システムのような装置によって、送信されたメッセ
ージを無指向性で受けることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のアンテナにおける指向性を説明する
図である。
【図2】本発明の実施例にかかる第1のアンテナの特性
を説明する図である。
【図3】同実施例における第2のアンテナの特性を説明
する図である。
【図4】同実施例の第3の面(面A)における特性を説
明する図である。
【図5】同実施例の面Bにおける特性を説明する図であ
る。
【図6】同実施例の面Cにおける特性を説明する図であ
る。
【図7】同実施例のアンテナの構成と特性を説明する図
である。
【図8】同実施例の具体的な構成を示す図である。
【図9】同実施例のアンテナの構成を具体的に説明する
図である。
【図10】同実施例の面Aにおける特性を示す図であ
る。
【図11】同実施例の面Bにおける特性を示す図であ
る。
【図12】同実施例のC面における特性を示す図であ
る。
【図13】同実施例における結合回路の構成を示すブロ
ック図である。
【図14】同実施例において、受信時における第1のア
ンテナと第2のアンテナとの間の切換制御手順を示すタ
イミング図である。
【符号の説明】
1 金属性枠型アンテナ 2 フェライトコアを伴う枠型アンテナ 3 結合回路 31 フィールドレベル検出器 32 コンパレータ 33 FF(D−FF)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フィリップ・エノ フランス・57070・メス・リュ・ドゥ・ブ テイェイ・23 (72)発明者 アブデルクリム・タハニ フランス・57070・メス・ブルヴァル・ダ ルザス・31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナの主面を形成すると共に、一方
    の面が第1の面(C)を定義して直交する2つの面によ
    って定義される第1の方向において単一指向性である第
    1の無線アンテナと、 前記アンテナの主面を形成すると共に、一方の面が第2
    の面(B)を定義して直交する2つの面によって定義さ
    れる第2の方向において単一指向性であり、第1および
    第2のアンテナは、第1および第2の面が直交し、第1
    および第2の指向性が直交するように載置され、第1お
    よび第2のアンテナの各々の主面に形成された第1およ
    び第2の面に直交する第3の面(A)において双指向特
    性に形成され、十分な無指向性放射パターンであると言
    え、且つ第1の面(C)および第2の面(B)の各々に
    おいて単一指向性のアンテナシステムを構成可能な第2
    のアンテナと、 受信の際、相互のアンテナが出力する受信無線信号の相
    対レベルに従って、第1および第2のアンテナの内、一
    方または他方のアンテナシステムの出力の切り換え確保
    を可能とする結合回路とから構成される角度および偏波
    ダイバシティを伴った送受信アンテナの無指向性システ
    ム。
  2. 【請求項2】 第1のアンテナは金属性枠型アンテナで
    あり、第2のアンテナはフェライトコアを伴う枠型アン
    テナであり、フェライトコアを伴う枠型アンテナは金属
    性枠型アンテナが形成された枠側部の1つの近傍に載置
    されている、請求項1に記載の角度および偏波ダイバシ
    ティを伴った送受信アンテナの無指向性システム。
  3. 【請求項3】 前記結合回路は2チャネルスイッチから
    構成され、第1の入力チャネルは第1のアンテナに接続
    され、第2の入力チャネルは第2のアンテナに入力さ
    れ、前記2チャネルスイッチの出力は前記アンテナシス
    テムの出力に設定され、受信時には受信器の高周波入力
    に接続させる請求項1に記載の角度および偏波ダイバシ
    ティを伴った送受信アンテナの無指向性システム。
  4. 【請求項4】 前記結合回路は、伝送された前記アンテ
    ナシステムの出力の信号のレベルに従って制御される回
    路から構成される請求項3に記載の角度および偏波ダイ
    バシティを伴った送受信アンテナの無指向性システム。
  5. 【請求項5】 前記結合回路は少なくとも、 レベル信号を伝送する無線フィールドレベル検出回路
    と、 前記レベル信号と伝送される比較信号とを受信する比較
    コンパレータと、 前記比較信号を受信し、出力の内の1つがエラー基準に
    従って結合回路を制御する双安定フリップフロップとか
    ら構成される請求項4に記載の角度および偏波ダイバシ
    ティを伴った送受信アンテナの無指向性システム。
JP7159591A 1994-06-24 1995-06-26 角度および偏波ダイバシティを伴った送受信アンテナの無指向性システム Withdrawn JPH0846558A (ja)

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