JP2010066961A - プログラマブル論理回路の起動保障方法及びそのプログラマブル論理回路装置 - Google Patents

プログラマブル論理回路の起動保障方法及びそのプログラマブル論理回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】メモリの冗長化を行ってFPGAの起動を保障する
【解決手段】FPGA周辺回路は、論理回路データが格納されたメインメモリ21及びサブメモリ22と、FPGA10と、異常監視回路40と、メモリ切替回路30とを有している。FPGA10は、電源投入後の起動時に初期化を行った後、メインメモリ21に格納された論理回路データを読み出し、コンフィグレーションを行う。異常監視回路40は、FPGA10における初期化完了からコンフィグレーション完了までの経過時間を監視し、その経過時間が設定時間を超えると、メインメモリ21が異常であると判断して異常通知信号S40aを発生する。メモリ切替回路30は、異常通知信号S40aを受信すると、メインメモリ21をサブメモリ22に切り替え、再度FPGA10に対してコンフィグレーションを行わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、論理回路データによってプログラム可能なプログラマブル論理回路(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array、以下「FPGA」という。)に対し、起動時に論理回路データの書き込み(これを「コンフィグレーション」という。)を行うための論理回路データを格納したコンフィグレーション用メモリが故障・破損していた場合のプログラマブル論理回路の起動保障方法とそのプログラマブル論理回路装置、特に、メモリの冗長化を行ってプログラマブル論理回路の起動を保障する技術に関するものである。
従来、プログラマブル論理回路(例えば、FPGA)におけるコンフィグレーションに関する技術は、例えば、次のような文献に記載されている。
特開2002−176352号公報 特開2004−88625号公報 特開2005−135021号公報
図4は、前記特許文献1〜3等に記載された従来のFPGA周辺回路を示す概略の構成図である。
このFPGA周辺回路構成は、FPGA1と、コンフィグレーション用メモリ2と、適正電圧で動作するための電源監視回路3等で構成され、FPGAに対して電源が入力されると、メモリ2からFPGA1に対して論理回路データが書き込まれる(コンフィグレーション)されるようになっている。
ここで、FPGA1は、論理回路データによってプログラム可能なゲートアレイであり、コンフィグレーション用スタート信号S3により起動して内部メモリの初期化を行い、これが完了すると初期化完了信号S1aを出力した後、論理回路データであるコンフィグレーション用データ信号S2によりコンフィグレーションを行い、これが完了するとコンフィグレーション用完了信号S1bを出力する回路である。このFPGA1には、メモリ2、及び電源監視回路3が接続されている。
メモリ2は、FPGA1に対して起動時に書き込む論理回路デ一タを格納しており、この論理回路データを読み出してコンフィグレーション用データ信号S2をFPGA1へ供給するメモリであり、書き込み消去が可能なメモリ(以下「EEPROM」という。)等の不揮発性半導体メモリにより構成されている。電源監視回路3は、FPGA1及びメモリ2の入力電源電圧を監視し、入力電源電圧の安定後、コンフィグレーション用スタート信号S3を出力し、FPGA1及びメモリ2の初期化を実施する回路である。
図5は、図4のコンフィグレーション方法の処理手順を示すシーケンス図である。
FPGAに電源がオンして電源電圧が立ち上がった後、電源監視回路3は、FPGA1及びメモリ2に対する入力電圧の安定状態を確認後(ステップS−1)、安定している場合、スタート信号S3を出力する(ステップA−1)。FPGA1は、スタート信号S3の受信をトリガとして内部メモリの初期化を実施する(ステップA−2)。FPGA1は、内部メモリに対する初期化の完了状態を確認後(ステップS−2)、完了している場合、初期化完了信号S1aをメモリ2へ出力する(ステップA−3)。
FPGA1は、設定されているコンフィグレーションモードにより、データ信号S2の転送方法を確認する(ステップA−4)。メモリ2は、初期化完了信号S1aの受信をトリガにして、FPGA1にデータ信号S2の転送を開始する(ステップA−5)。FPGA1は、データ信号S2に対する転送の完了状態を確認後(ステップS−3)、完了している場合、各種設定及び内部回路の反映(以下、「スタートアップ」という。)を実施する(ステップA−6)。FPGA1は、スタートアップが完了すると、完了信号S1bをメモリ2へ出力する(ステップA−7)。これにより、FPGA1の起動が完了する。
しかしながら、従来のFPGA周辺回路構成及びコンフィグレーション方法では、コンフィグレーション用メモリ2が故障・破損していた場合、FPGA1がコンフィグレーションを完了できず、FPGAが起動できないという課題があった。特に、FPGAが、搭載されている装置の故障時に保守者が遠隔から再起動する環境に設置される基地局や無人局等の装置やシステムに搭載される場合や、あるいは、停電、事故等による電源シャットダウン時に自動で再起動する非常用電源装置やシステム等の他の装置に搭載される場合、即時に適切な救済措置を取ることが難しく、この結果、他の装置を起動できずに信頼性を著しく低下させる。
本発明のプログラマブル論理回路の起動保障方法は、電源投入後の起動時に、第1のメモリ及び第2のメモリに格納された論理回路データのうちのいずれか一方のメモリの論理回路データを読み出してコンフィグレーションし、論理回路の構成を決定するプログラマブル論理回路の起動保障方法であって、監視処理と、メモリ切替処理とを有している。
前記監視処理は、前記プログラマブル論理回路の起動時において、前記プログラマブル論理回路が、初期化を行った後に、前記第1のメモリに格納された前記論理回路データを読み出し、コンフィグレーションを行ってこれが完了するまでの前記プログラマブル論理回路におけるコンフィグレーション状態の経過時間を監視し、前記経過時間が設定時間を超えると、前記第1のメモリが異常であると判断して異常通知信号を発生する。更に、前記メモリ切替処理は、前記異常通知信号を受信すると、FPGAとの接続を前記第1のメモリから前記第2のメモリに切り替え、前記第2のメモリに格納された前記論理回路データにより再度前記プログラマブル論理回路に対してコンフィグレーションを行わせる。
本発明のプログラマブル論理回路装置は、論理回路データがそれぞれ格納された第1のメモリ及び第2のメモリと、電源投入後の起動時に、初期化を行ってこれが完了すると初期化完了信号を出力した後、前記第1のメモリに格納された前記論理回路データを読み出し、コンフィグレーションを行って論理回路の構成を決定し、前記構成の決定が完了するとコンフィグレーション完了信号を出力するプログラマブル論理回路と、前記プログラマブル論理回路における前記初期化完了から前記コンフィグレーション完了までの経過時間を監視し、前記経過時間が設定時間を超えると、前記第1のメモリが異常であると判断して異常通知信号を発生する異常監視部と、前記異常通知信号を受信すると、前記第1のメモリを前記第2のメモリに切り替え、前記第2のメモリに格納された前記論理回路データにより再度前記プログラマブル論理回路に対してコンフィグレーションを行わせるメモリ切替部とを有している。
本発明のプログラマブル論理回路の起動保障方法及びそのプログラマブル論理回路装置によれば、コンフィグレーション用の第1のメモリが故障している場合でも、自動的に第2のメモリに切り替えてプログラマブル論理回路のコンフィグレーションを実行できる。そのため、本発明のプログラマブル論理回路装置を搭載した装置の起動が可能になり、信頼性を向上できる。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図1は、本発明の実施例1におけるプログラマブル論理回路(例えば、FPGA)の周辺回路を示す概略の構成図である。
このFPGAの周辺回路は、従来の図4に示すFPGA周辺回路のFPGA1、コンフィグレーション用メモリ2、及び電源監回路3に対応するFPGA10、コンフィグレーション用のメインメモリ21、及び電源監視部(例えば、電源監視回路)23を有する他に、新たに、コンフィグレーション用のサブメモリ22を追加して冗長化を図り、FPGA10と各コンフィグレーション用メモリ21,22との接続を管理するメモリ切替部(例えば、コンフィグレーション用メモリ切替回路)30と、FPGA10のコンフィグレーション中に異常を検知して各回路に通知する異常監視部(例えば、コンフィグレーション用異常監視回路)40とが、追加された構成になっている。
ここで、FPGA10は、従来とほぼ同様に、論理回路データによってプログラム可能なゲートアレイであり、電源監視回路23から供給されるコンフィグレーション用スタート信号S23により起動して内部メモリの初期化を行い、これが完了すると初期化完了信号S10aをメモリ切替回路30へ出力した後、論理回路データであるコンフィグレーション用データ信号S30aによりコンフィグレーションを行い、これが完了するとコンフィグレーション用完了信号S10bをメモリ切替回路30へ出力する回路である。このFPGA10には、電源監視回路23及びメモリ切替回路30をそれぞれ介してメインメモリ21及びサブメモリ22が接続されると共に、異常監視回路40が接続されている。
メインメモリ21は、従来とほぼ同様に、FPGA10に対して起動時に書き込む論理回路デ一タを格納しており、この論理回路データを読み出してコンフィグレーション用データ信号S21をメモリ切替回路30へ出力するメモリであり、EEPROM等の不揮発性半導体メモリにより構成されている。コンフィグレーション用サブメモリ22は、メインメモリ21と冗長化構成となっており、コンフィグレーション中に異常が検知された場合、メインメモリ21からこのサブメモリ22へと切り替えられて、再度コンフィグレーションを実施する機能を有している。
電源監視回路23は、従来とほぼ同様に、FPGA10、メインメモリ21、及びサブメモリ22の入力電源電圧を監視し、入力電源電圧の安定後、コンフィグレーション用スタート信号S23を出力して、FPGA10、メインメモリ21、及びサブメモリ22の初期化を実施し、又、FPGA用リセット信号S40bによりリセットされる回路である。
メモリ切替回路30は、異常通知信号S40aにより切り替えられるスイッチ切替回路31を有し、メインメモリ21とサブメモリ22のいずれか一方を選択し、FPGA10へのコンプイグレーションを制御する回路である。
このメモリ切替回路30は、メインメモリ21から出力された論理回路データであるコンフィグレーション用データ信号S21と、サブメモリ22から出力された論理回路データであるコンフィグレーション用データ信号S22と、FPGA10から出力された初期化完了信号S10a及びコンフィグレーション用完了信号S10bと、異常監視回路40から出力された異常通知信号S40aとを入力し、選択されているメモリ21又は22から出力されたコンフィグレーション用データ信号S21又はS22であるコンフィグレーション用データ信号S30aをFPGA10へ出力し、入力されたメインメモリ21に対する初期化完了信号S10a及びコンフィグレーション用完了信号S10bを有するメモリ制御信号S30bをメインメモリ21へ出力し、入力されたメインメモリ22に対する初期化完了信号S10a及びコンフィグレーション用完了信号S10bを有するメモリ制御信号S30cをサブメモリ22へ出力する機能を有している。
更に、このメモリ切替回路30は、サブメモリ22を使用した場合のコンフィグレーションが失敗した場合に、外部エラー通知信号S30dを外部の警報回路50等へ出力する機能を有している。
コンフィグレーション用異常監視回路40は、例えば、時間測定用のタイマ41を有し、このタイマ41によってコンフィグレーションの経過時間を測定し、設定された時間を超過すると異常と判断する回路である。この異常監視回路40は、FPGA10から出力される初期化完了信号S10a及びコンフィグレーション用完了信号S10bを入力し、その初期化完了信号S10aによりタイマ41が時間の測定を開始し、設定された時間を超過すると、異常通知信号S40aをメモリ切替回路30へ出力すると共に、FPGA用リセット信号S40bを電源監視回路23へ出力する機能を有している。
図2は、図1中のFPGA10を示す概略の構成図である。
このFPGA10は、組み替え可能な複数の論理ブロック(CLB)11と、縦横に張り巡らされ、論理ブロック11間を接続する組み替え可能な配線12と、配線12を組み替えて論理ブロック11に対して選択的に接続するための複数のスイッチマトリクス13と、配線12に接続された入/出力(以下「I/0」という。)インタフェース14と、FPGA全体を制御する制御部15等とにより構成されている。各論理ブロック11は、例えば、SRAMで構成された4入力/1出力のルックアップ・テーブル(LUT)等により構成され、組合せ論理回路を1ビットSRAMの記憶内容で表現する機能を有している。I/Oインタフェース14は、コンフィグレーション用スタート信号S23、コンフィグレーション用データ信号S30aを入力し、初期化完了信号S10a及びコンフィグレーション用完了信号S10bを出力する機能を有している。
(実施例1のFPGAの起動保障方法)
図3は、図1の起動保障方法の処理手順を示すシーケンス図であり、従来の図5に示すシーケンス中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
以下、本実施例1における通常シーケンス(1)、異常シーケンス(2)、及び、異常終了(3)の場合の処理手順を説明する。
(1) 通常シーケンス
FPGAの電源がオンして電源電圧が立ち上がった後、電源監視回路23は、FPGA10及びメモリ21,22に対する入力電圧の安定状態を確認後(ステップS−1)、安定している場合、スタート信号S23をFPGA10及びメモリ21,22へ出力する(ステップA−1)。FPGA10は、スタート信号S23の受信をトリガとして内部メモリの初期化を実施する(ステップA−2)。FPGA10は、内部メモリに対する初期化の完了状態を確認後(ステップS−2)、完了している場合、初期化完了信号S10aを、メモリ切替回路30内のスイッチ切替回路31を介してメモリ21,22へ出力すると共に、異常監視回路40へ出力する(ステップA−3)。異常監視回路40内のタイマ41は、初期化完了信号S10aの受信をトリガとしてコンフィグレーション時間の測定を開始する(ステップNA−1)。
FPGA10は、設定されているコンフィグレーションモードにより、データ信号S30aの転送方法を確認する(ステップA−4)。メモリ21は、FPGA10から出力される初期化完了信号S10aを、スイッチ切替回路31を介してメモリ制御信号S30bの形で受信し、この受信をトリガとして、FPGA10に対するデータ信号S21のスイッチ切替回路31への転送を開始する(ステップA−5)。FPGA10は、データ信号S30aに対する転送の完了状態を確認後(ステップS−3)、完了している場合、スタートアップを実施する(ステップA−6)。FPGA10は、スタートアップが完了すると、完了信号S10bを、スイッチ切替回路31を介してメモリ制御信号S30bの形でメモリ21へ出力すると共に、異常監視回路40へ出力する(ステップA−7)。異常監視回路40は、完了信号S10bの受信をトリガとして、タイマ41を用いたコンフィグレーション時間の測定を終了する(ステップNA−2)。これにより、FPGA10の起動が完了する。
(2) 異常時シーケンス
異常監視回路40は、コンフィグレーション時間が、タイマ41により任意に設定された時間を超過しているか否かを判定し(ステップNS−1)、時間超過を検出すると、異常通知信号S40aをメモリ切替回路30へ出力すると共に、FPGA用リセット信号S40bを電源監視回路23へ出力する。メモリ切替回路30は、異常通知信号S40aの受信をトリガとして、メモリ21,22の使用状態を判断する(ステップNS−2)。使用しているメモリがメインメモリ21であった場合、メモリ切替回路30内のスイッチ切替回路31は、コンフィグレーション用メモリをメインメモリ21からサブメモリ22ヘと切り替える(ステップNA−3)。
異常監視回路40は、異常通知信号S40aの出力をトリガとして、内部のタイマ41が行っていたコンフィグレーション時間の測定を終了する(ステップNA−4)。FPGA用リセット信号S40bを受信した電源監視回路23は、FPGA10のリセットを実行する(ステップNA−5)。
(3) 異常終了
ステップNS−2の判断において、使用しているコンフィグレーション用メモリがサブメモリ22だった場合、コンフィグレーションは異常終了し、メモリ切替回路30は、外部の警報回路50等へ外部エラー通知信号S30dを出力する。これにより、保守者によってFPGAを搭載した装置の修復等が行われる。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、コンフィグレーション経過時間を測定し、設定時間を超過した場合にコンフィグレーション異常を通知する異常監視回路40と、コンフィグレーションの異常通知信号S40aを受信し、コンフィグレーション時の使用メモリを切り替えるメモリ切替回路30と、コンフィグレーション用メモリの冗長化を図るために追加した予備のサブメモリ22とを有している。そのため、コンフィグレーション用のメインメモリ21が故障している場合でも、自動的にサブメモリ22に切り替えてFPGA10のコンフィグレーションを実行できるので、本実施例1のFPGAを搭載した装置の起動が可能になり、信頼性を向上できる。
このように、FPGA10の起動時におけるメモリ21,22の冗長化によってハードウェア故障時に再度コンフィグレーションを行うことができるので、本実施例1のFPGAを搭載した装置の起動時における信頼性を向上できる。従って、例えば、装置故障時に保守者が遠隔から再起動する環境に設置される装置やシステム、あるいは、停電、事故等による電源シャットダウン時に自動で再起動するシステムや装置等に利用すれば、所望の効果が期待できる。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(i)、(ii)のようなものがある。
(i) 実施例1では、冗長化を構成するコンフィグレーション用メモリ22,22の数を2個としているが、コンフィグレーション用メモリの個数を3個以上に増やすことで、装置起動時の信頼性を更に向上することができる。これにより、システムや装置が要求しているレベルで、装置起動時の信頼性の向上が図れる。
(ii) 図1のFPGA周辺回路を図示以外の回路構成に変更したり、あるいは、図3の処理手順を図示以外の手順に変更してもよい。又、本発明は、FPGA以外のプログラマブル論理回路についても適用が可能である。
本発明の実施例1におけるプログラマブル論理回路(例えば、FPGA)の周辺回路を示す概略の構成図である。 図1中のFPGA10を示す概略の構成図である。 図1の起動保障方法の処理手順を示すシーケンス図である。 従来のFPGA周辺回路を示す概略の構成図である。 図4のコンフィグレーション方法の処理手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
10 FPGA
21,22 コンフィグレーション用メモリ
23 電源監視回路
30 コンフィグレーション用メモリ切替回路
31 スイッチ切替回路
40 コンフィグレーション用異常監視回路
41 タイマ

Claims (8)

  1. 電源投入後の起動時に、第1のメモリ及び第2のメモリに格納された論理回路データのうちのいずれか一方のメモリの論理回路データを読み出してコンフィグレーションし、論理回路の構成を決定するプログラマブル論理回路の起動保障方法であって、
    前記プログラマブル論理回路の起動時において、前記プログラマブル論理回路が、初期化を行った後に、前記第1のメモリに格納された前記論理回路データを読み出し、コンフィグレーションを行ってこれが完了するまでの前記プログラマブル論理回路におけるコンフィグレーション状態の経過時間を監視し、前記経過時間が設定時間を超えると、前記第1のメモリが異常であると判断して異常通知信号を発生する監視処理と、
    前記異常通知信号を受信すると、前記第1のメモリを前記第2のメモリに切り替え、前記第2のメモリに格納された前記論理回路データにより再度前記プログラマブル論理回路に対してコンフィグレーションを行わせるメモリ切替処理と、
    を有することを特徴とするプログラマブル論理回路の起動保障方法。
  2. 前記監視処理では、
    前記プログラマブル論理回路から出力される初期化完了信号及びコンフィグレーション完了信号のうち、前記初期化完了信号を受信すると、前記経過時間の測定を開始し、前記コンフィグレーション完了信号を受信できない状態であって、前記経過時間が前記設定時間を超えると、前記第1のメモリが異常であると判断して前記異常通知信号を発生することを特徴とする請求項1記載のプログラマブル論理回路の起動保障方法。
  3. 前記プログラマブル論理回路は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイであることを特徴とする請求項1又は2記載のプログラマブル論理回路の起動保障方法。
  4. 論理回路データがそれぞれ格納された第1のメモリ及び第2のメモリと、
    電源投入後の起動時に、初期化を行ってこれが完了すると初期化完了信号を出力した後、前記第1のメモリに格納された前記論理回路データを読み出し、コンフィグレーションを行って論理回路の構成を決定し、前記構成の決定が完了するとコンフィグレーション完了信号を出力するプログラマブル論理回路と、
    前記プログラマブル論理回路における前記初期化完了から前記コンフィグレーション完了までの経過時間を監視し、前記経過時間が設定時間を超えると、前記第1のメモリが異常であると判断して異常通知信号を発生する異常監視部と、
    前記異常通知信号を受信すると、前記第1のメモリを前記第2のメモリに切り替え、前記第2のメモリに格納された前記論理回路データにより再度前記プログラマブル論理回路に対してコンフィグレーションを行わせるメモリ切替部と、
    を有することを特徴とするプログラマブル論理回路装置。
  5. 前記異常監視部は、前記プログラマブル論理回路から出力される前記初期化完了信号を受信すると、前記経過時間の測定を開始し、前記コンフィグレーション完了信号を受信できない状態であって、前記経過時間が前記設定時間を超えると、前記第1のメモリが異常であると判断して前記異常通知信号を発生することを特徴とする請求項4記載のプログラマブル論理回路装置。
  6. 請求項4又は5記載のプログラマブル論理回路装置は、更に、
    前記電源投入後に入力電源電圧が安定すると、スタート信号を出力して前記プログラマブル論理回路及び前記第1、第2のメモリを起動する電源監視部を有することを特徴とするプログラマブル論理回路装置。
  7. 前記第2のメモリは、複数のメモリを有することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のプログラマブル論理回路装置。
  8. 前記プログラマブル論理回路は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイであることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載のプログラマブル論理回路装置。
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