JP2016071635A - Ecuの異常監視回路 - Google Patents

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Yuichi Ito
勇一 伊藤
山田 哲正
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Abstract

【課題】セルフテストの仕様が異なるマイコンと接続する場合にもIC側で新たな監視仕様を構築する必要がないECUの異常監視回路を提供すること。
【解決手段】マイコンは、セルフチェック時の固有の消費電流パターンを記憶する消費電流パターン記憶手段と、セルフチェック完了後に記憶した消費電流パターンをICに出力する消費電流パターン出力手段と、を有する。ICは、マイコンに電力を供給する電源供給手段と、マイコンのセルフチェック時に電源供給手段から供給される供給電流パターンを取得する供給電流パターン取得手段と、消費電流パターン出力手段から出力される消費電流パターンと供給電流パターン取得手段が取得した供給電流パターンとを比較する比較手段と、比較手段の比較結果に基づいて、消費電流パターンと供給電流パターンとが一致する場合にマイコンの動作の監視を開始する監視手段と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自己の故障を検出するセルフテスト機能を内蔵するマイクロコンピュータを搭載したECUの異常監視回路に関する。
ESC(Electronic Stability Control)をはじめとする車両制御が実用化されるのに伴って車両には種々のECU(Electronic Control Unit)が搭載されている。このような車載ECUは、マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)の異常を監視するため、ウォッチドッグ信号やシリアル通信を統合IC等で監視し、一定時間を超えて正常状態がモニタできないときにはリセット信号を出力してマイコンの再起動を行う。
また、近年の車載用マイコンは、信頼性向上のため自己の故障を検出するセルフテスト機能を内蔵し、起動時にセルフチェックを実行する。下記の特許文献1には、マイコンのセルフチェックに要する時間であるセルフチェック時間、及び、マイコンの異常判定を行う異常判定時間より長い時間に設定されるリセット判定時間までの間にマイコンの正常動作を確認出来ないときにマイコンをリセットすることが記載されている。
特開2013−196084号公報
特許文献1に記載されるECUの異常監視回路によれば、マイコンのセルフチェック終了前にリセット信号が出力されることがないためマイコンの起動が正常に行われるとともに、セルフチェック時間に関わらず異常判定時間によって異常判定を行うため異常に対する応答を早くすることができる。
ところで、セルフテスト機能では、セルフチェック時間などが仕様として決められており、この仕様はマイコンの種類によって異なる。従って、マイコンと接続してその動作を監視するIC(Integrated Circuit)においては、接続するマイコン毎にその監視仕様(例えば、異常判定時間)を構築しなければならないため、開発工数や製品種類が増加する。また、複数のマイコンを包含した仕様を構築する場合、例えばセルフチェック時間の異なる複数のマイコンに一つのICで対応しようとする場合、複数のマイコンのセルフチェック時間のうち最も長いセルフチェック時間より長いリセット判定時間の設定が必要であり、セルフチェック時間の短いマイコンに対しては無駄が生じる。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、セルフテストの仕様が異なるマイコンと接続する場合にもIC側で新たな監視仕様を構築する必要がないECUの異常監視回路を提供することを目的とする。
本発明に係るECUの異常監視回路は、自己の故障を検出するセルフテスト機能を内蔵しセルフチェックを実行するマイコンと、前記マイコンの動作を監視するICと、を備えたECUの異常監視回路であって、前記マイコンは、セルフチェック時の固有の消費電流パターンを記憶する消費電流パターン記憶手段と、セルフチェック完了後に記憶した消費電流パターンを前記ICに出力する消費電流パターン出力手段と、を有し、前記ICは、前記マイコンに電力を供給する電源供給手段と、前記マイコンのセルフチェック時に前記電源供給手段から供給される供給電流パターンを取得する供給電流パターン取得手段と、前記消費電流パターン出力手段から出力される消費電流パターンと前記供給電流パターン取得手段が取得した供給電流パターンとを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記消費電流パターンと前記供給電流パターンとが一致する場合に前記マイコンの動作の監視を開始する監視手段と、を有する。
この構成によれば、マイコン毎に固有なセルフチェック時の消費電流パターンに基づいてマイコンの動作の監視を開始するようにしたため、使用するマイコンが変わり、セルフチェック時間に変動があっても監視仕様を新たに構築することなく、マイコンの動作の監視を実行することができる。
本発明に係るECUの異常監視回路の一実施形態を示す機能ブロック図である。 本発明に係るECUの異常監視回路の一実施形態について、動作を示すフローチャートである。 本発明に係るECUの異常監視回路の一実施形態について、動作を示すタイムチャートである。
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係るECUの異常監視回路の一実施形態を示す機能ブロック図である。車両のブレーキ系統などに使用するECU1は、マイコン50と、マイコン50と接続してその動作を監視するIC10とを備える。
マイコン50は、内蔵メモリ51とシリアル通信ブロック52とを備える。内蔵メモリ51には、マイコン50を特定する識別情報として、セルフチェック時のマイコン50に固有の消費電流の変化パターンである消費電流パターンが記憶されている。内蔵メモリ51に記憶される消費電流パターンは、ソフトウェアで管理することができる。マイコン50は、シリアル通信ブロック52を介して、IC10との間で情報を送受信する。また、マイコン50は、図示しないセンサ等の入力と記憶されたデータ等とに基づき演算処理した結果を、外部のアクチュエータを駆動する図示しない駆動回路に出力する。
IC10は、マイコン50に電力を供給する電源部11と、電源部11からマイコン50に供給される電流をモニタする電流モニタ12と、電流モニタ12の出力に基づいて供給電流の変化パターンである供給電流パターンを記憶する記憶回路13と、マイコン50との間でシリアル通信を行うシリアル通信ブロック14とを備える。シリアル通信ブロック14は、マイコン50からの信号を受信する受信回路15と、受信回路15の出力に基づいて演算処理する演算回路18と、演算回路18の出力に基づいてマイコン50に信号を送信する送信回路19とを備える。また、受信回路15は、記憶回路13に記憶された供給電流パターンとマイコン50から送信される消費電流パターンとを比較する比較回路16と、マイコン50とのシリアル通信に基づいてマイコン50の動作を監視する監視回路17とを備える。比較回路16からは、監視回路17の監視機能を許可又は禁止する信号100が監視回路17に出力される。
次に、図2のフローチャート及び図3のタイムチャートを参照して、本発明に係るECUの異常監視回路の一実施形態について、動作を説明する。電源が投入されると(図2のS10:YES)、電源がOFFからONに立ち上がり(図3のt1)、IC10はマイコン50へのリセットを解除する(図2のS20、図3のt2)。
リセットが解除されると、マイコン50がセルフチェックを実施する(図2のS50)。それと並行して、IC10は、電流モニタ12によって電源部11からマイコン50に供給される電流(すなわち、マイコン消費電流)をモニタし(図2のS30)、その供給電流パターンを記憶回路13に記憶する(図2のS40)。
マイコン50のセルフチェックが完了すると(図2のS60:YES、図3のt3)、マイコン50は、内蔵メモリ51に記憶された消費電流パターンを、シリアル通信ブロック52を介してIC10へ送信する(図2のS70、図3のt3〜t4)。IC10は、記憶回路13に記憶された供給電流パターンとマイコン50から送信される消費電流パターンとを比較回路16で比較する(図2のS80)。供給電流パターンと消費電流パターンとがともに例えばABCパターンで一致する場合(図2のS80:YES)、IC10は、比較回路16から監視回路17の監視機能を許可する信号100を監視回路17に出力する(図2のS90)。これにより、監視回路17によるマイコン50の動作の監視が開始される(図3のt4)。
一方、供給電流パターンと消費電流パターンとが一致しない場合(図2のS80:NO)、IC10は、比較回路16から監視回路17の監視機能を禁止する信号100を監視回路17に出力し(図2のS100)、マイコン50へリセット信号を出力する(図2のS110)。この場合、監視回路17によるマイコン50の動作の監視が開始されることなく、マイコン50の制御が停止される。
このように、本実施形態の異常監視回路では、マイコン50のセルフチェック時の消費電流をトリガ情報として、監視回路17によるマイコン50の動作の監視を開始する。従来技術のようにリセットの解除とともにマイコンの監視が開始される場合には、異常判定時間とセルフチェック時間との関係などを考慮してマイコン毎に監視仕様を構築する必要がある。本発明によれば、マイコン毎に固有なセルフチェック時の消費電流パターンに基づいてマイコンの動作の監視を開始するようにしたため、使用するマイコンが変わり、セルフチェック時間に変動があっても監視仕様を新たに構築することなく、マイコンの動作の監視を最適なタイミングで実行することができる。また、本発明では、セルフチェックが完了すると通常の制御に移行するので、工場での検査時間を短縮することができる。さらに、本発明では、マイコンの監視仕様をその都度構築する必要がないため、品質の安定化を図ることができる。
1 ECU
10 IC
11 電源部(電源供給手段)
12 電流モニタ(供給電流パターン取得手段)
13 記憶回路(供給電流パターン取得手段)
14 シリアル通信ブロック
15 受信回路
16 比較回路(比較手段)
17 監視回路(監視手段)
18 演算回路
19 送信回路
50 マイコン
51 内蔵メモリ(消費電流パターン記憶手段)
52 シリアル通信ブロック(消費電流パターン出力手段)

Claims (1)

  1. 自己の故障を検出するセルフテスト機能を内蔵しセルフチェックを実行するマイコンと、前記マイコンの動作を監視するICと、を備えたECUの異常監視回路であって、
    前記マイコンは、
    セルフチェック時の固有の消費電流パターンを記憶する消費電流パターン記憶手段と、
    セルフチェック完了後に記憶した消費電流パターンを前記ICに出力する消費電流パターン出力手段と、を有し、
    前記ICは、
    前記マイコンに電力を供給する電源供給手段と、
    前記マイコンのセルフチェック時に前記電源供給手段から供給される供給電流パターンを取得する供給電流パターン取得手段と、
    前記消費電流パターン出力手段から出力される消費電流パターンと前記供給電流パターン取得手段が取得した供給電流パターンとを比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記消費電流パターンと前記供給電流パターンとが一致する場合に前記マイコンの動作の監視を開始する監視手段と、を有する
    ことを特徴とするECUの異常監視回路。
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