JP6302852B2 - 車両用電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は車両用電子制御装置に関する。
車両用電子制御において、記憶デバイスや周辺モジュール、各種レジスタ等の機能診断時に診断異常を検知した場合に、リレー回路をオフすることでアクチュエータへの電源供給を遮断し、停止させる。前記、診断異常を検知した時に、リレー回路が正常に動作することを確認するため、リレー回路の診断を行っている。
特開2013−209982号公報
複数のマイコンを用いて相互に監視する制御装置は公知であり、例えば特許文献1(特開2013−209982公報)には、アイドルストップ用制御装置において、メインマイコンとサブマイコン間での相互監視による異常検出時に、リレーをオフしてスタータを停止させることが開示されている。
特許文献1(特開2013−209982公報)に記載の制御装置は、メインマイコンおよび監視のサブマイコンの異常検出時にリレー端子のモニタをするのみであり、この場合、リレー回路がON固着している故障の場合、オフすることができず、車両走行時に急変速などショックが発生する虞がある。
また、故障箇所によってはマイコンをリセットし再起動をするため、再起動後に、再度故障が発生した場合、上記の現象が連続発生するという虞がある。
また、記憶デバイス(ROM・RAM)や周辺モジュール(AD変換器モジュール・CANモジュール・I/Oモジュール等)および各種レジスタ等の診断を実施し定常処理に移行する。アクチュエータを駆動するリレー回路についても診断をする必要があり、診断に要する処理時間が長くなると、初期化処理全体の時間が長くなる。その結果、アクチュエータを駆動できるタイミングが遅れ、他の電子制御装置との通信が確立できなくなり、異常状態を判定する懸念がある。
また、駆動タイミングの遅れにより、車両の発進遅れが発生する懸念もある。また、車両のメインスイッチであるイグニッションスイッチがオフされたタイミングで診断する場合には、一度に全てのリレーをコントロールする信号線を診断できない。
上記課題を解決するために本発明においては、メイン制御部とサブ制御部とを有し、車両が有するアクチュエータへの電力供給のオン・オフのためのリレーを制御する車両用電子制御装置において、 前記メイン制御部と前記サブ制御部とはそれぞれが前記リレーのオン・オフを制御するリレー制御手段を備え、所定のタイミングで、前記メイン制御部のリレー制御手段によるリレーオフと、前記サブ制御部のリレー制御手段によるリレーオフとを切替えて行う。
シャットオフ処理時には、CAN通信やリニアソレノイドが動作停止状態であるため、リレーの診断による影響は発生しない。これにより、起動時に発生する可能性があった、CAN通信開始遅れやリニアソレノイドの駆動開始遅れに対する影響は無くなる。
マイコン機能診断異常発生時に、リレー回路のオフを別の経路からオフできれば、車両をフェールセーフ処理へ遷移できる。この時、リレーオフできない場合、リレーの異常情報を保持して、次回イグニッションスイッチオン時に、開始時点から車両をフェールセーフ処理へ遷移可能となる。
本発明のその他の構成、作用、効果については以下の実施例において詳細に説明する。
本発明の実施形態における電子制御装置の構成を示す、ブロック図である。 本発明の実施形態におけるシャットオフ処理の流れを示すタイムチャートである。 本発明の実施形態におけるリレー診断の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態におけるリレー出力の処理を説明するブロック図である。
以下に本発明の実施例を図に基づいて説明する。本発明は、メイン系マイコン機能診断時に診断異常を検知した場合に駆動回路を遮断する装置を備えた車両用電子制御装置の技術分野に関するものである。
図1は、本実施例に係る車両用電子制御装置の一例を示す図である。図1に示す車両用電子制御装置Aは、メインユニット1、サブユニット9を主として備える。
メインユニット(メインプロセッサ、制御ユニット、メインCPU)1は、車両のアクチュエータを駆動制御すると共に、他の車載電子制御装置Bとの間でCAN通信回路を介して通信を行うユニットである。なお、電子制御装置Aと他の電子制御装置Bとの間の通信は、CAN通信の他、AUD通信、LIN通信、FlexRay通信などの通信で行わせることができる。
サブユニット(サブプロセッサ、監視ユニット、サブCPU)9は、メインユニット1の監視(診断)を行うユニットである。そして、サブユニット9はメインユニット1の異常を検出した時に、メインユニット1が制御するアクチュエータ20への電源供給ラインをスイッチングするリレー19をオフしてアクチュエータ20を停止し、また、アクチュエータ20の駆動停止に同期しCAN通信回路21(CANトランシーバ)をDisable状態にしてCAN通信を停止させる。これにより、車両を安全側に制御するフェールセーフが実施される。なお、メインユニット1及びサブユニット9は、ROM、RAM、CPUなどを含むプロセッサコアをそれぞれ有する。
サブユニット9は、例えば例題演算方式でメインユニット(プロセッサ)1の演算機能の異常を診断(監視)する演算機能監視部10と、メインユニット1におけるリレーの診断結果を示す信号に基づいてリレー19のオン、オフを制御する信号を出力するリレー出力部11と、演算機能監視部10の出力が入力されるNOT回路12と、NOT回路12の出力及びリレー出力部19の出力が入力されるAND回路14とを備える。
演算機能監視部10は、メインユニット1に向けて例題4を出力し、この例題に従ってメインユニット1が演算した結果である回答データ5が入力され、回答データと期待値とを整合することで、メインユニット1の演算機能が正常であるか異常であるかを診断する。演算機能監視部10におけるメインユニットの診断結果を示す信号は、NOT回路12によって反転されてAND回路14の一方の入力端子に入力される。
ここで、演算機能監視部10は、メインユニット1の演算機能が正常であればローレベル信号を出力し、メインユニット1の演算機能が異常であればハイレベル信号を出力する。従って、メインユニット1の演算機能が正常であればハイレベル信号がAND回路14に入力され、メインユニット1の演算機能が異常であればローレベル信号がAND回路14に入力されることになる。
リレー出力部11は、メインユニット1におけるリレー19の診断結果を示す信号を入力し、診断結果が正常であってリレー19をオンする場合にはハイレベル信号を出力し、診断結果が異常であってリレー19をフェイル処理としてオフする場合にはローレベル信号を出力する。そして、リレー出力部11は、AND回路14の他方の入力端子にリレーの正常、異常に応じた信号を出力する。
従って、サブユニット9の演算機能監視部10がメインユニット1の演算機能が正常であると診断し、かつ、リレーは正常であるとメインユニット1が診断してリレーのオンを指令する場合に、AND回路の2つの入力がともにハイレベル信号となりAND回路14はハイレベル信号を出力する。
一方、演算機能監視部10がメインユニット1の異常状態を判定した場合には、AND回路14の一方の入力信号がローレベルになることで、AND回路はローレベル信号を出力する。
また、メインユニット1がリレー19は異常であると診断してリレー19のオフを指令する場合に、AND回路14の一方の入力信号がローレベル信号になることで、AND回路14はローレベル信号を出力する。
サブユニット9は、AND回路14の出力を外部のAND回路17の一方の入力端子に出力する。AND回路17の他方の入力端子にはリレー出力部16の出力が入力される。リレー出力部16には、メインユニット1の自己診断部3の出力が入力される。
自己診断部3は、メインユニット1が正常であればローレベル信号をリレー出力部16に出力し、メインユニット1が異常であればハイレベル信号をリレー出力部16に出力する。そして、リレー出力部16は、自己診断部3の出力がローレベル信号である時にハイレベル信号をAND回路17に出力し、自己診断部3の出力がハイレベル信号である時にローレベル信号をAND回路17に出力する。
つまり、リレー出力部16は、メインユニット1における自己診断の結果が正常である場合にハイレベル信号を出力し、メインユニット1における自己診断の結果が異常である場合にはフェイル処理としてリレー19をオフすべくローレベル信号を出力する。
AND回路17の他方の入力端子にはリレー出力部16の出力が入力されているから、演算機能監視部10がメインユニット1の正常を診断してサブユニット9から出力される信号がハイレベルの場合であっても、メインユニット1の自己診断結果が異常でリレー出力部16の出力がローレベルであれば、AND回路17の出力はローレベルになる。リレー19は、オンであるときにアクチュエータ20への電源供給を遮断する。このアクチュエータ20は、例えば、リニアソレノイドやモータなどがある。
上記構成により、演算機能監視部10がメインユニット1の異常を診断した場合や、メインユニット1の自己診断結果が異常である場合に、リレー19がオフされてアクチュエータ20への電源供給が遮断される。アクチュエータ20の駆動停止に同期しCAN通信回路21がDisable状態になりCAN通信が停止されることになる。
メインユニット1は、サブユニット9の演算機能監視部10からの例題データ4を受信し、受信した例題を演算して回答5を演算機能監視部10に出力する例題演算部(ALU診断)2を備えている。また、メインユニット1は、自己診断部、リレーの診断部3を備える。自己診断部はクロック診断やA/D診断など各種の自己診断を実施し、診断結果を外部のリレー出力部16に出力する。
リレーの診断部は、リレーの出力6及び7からの出力をコントロールして、リレー19をオン/オフさせて、リレー回路の診断を行う。
図2は、本発明の実施形態に係る終了処理の流れを示すタイムチャートである。車両のメインスイッチであるイグニッションスイッチがオフされた時、シャットオフ処理として、車両の残圧処理が行われる。その後、プログラムの終了処理が行われるが、その前にリレー19の診断を行う。シャットオフ処理では、CAN通信は停止状態であり、また、アクチュエータも作動停止しており車両への影響が解消される。リレーのオフ指示要求後にリレー19がオフされることをチェックすることで診断を行う。
図3は、本発明の実施形態におけるリレー診断の処理を示すフローチャートである。ステップS1001でリレー診断許可状態であるかを判定し、許可状態である場合には、S1002およびS1003でサイクルの判定をする。
サイクルが1の時は、S1004の通り、図1のメインユニット1からサブユニット9への回答データ5を操作し、サブユニット9の演算監視部10によるリレー指示を行い、実際のリレー19の出力が正しい状態かを診断する。
サイクルが2の時は、S1005の通り、図1のメインユニット1からサブユニット9への出力6により、サブユニット9のリレー出力部11によるリレー指示を行い、実際のリレー19の出力が正しい状態かを診断する。
サイクルが3の時は、S1006の通り、図1のメインユニット1から出力7により、リレー出力16によるリレー指示を行い、実際のリレー19の出力が正しい状態かを診断する。
S1004〜S1006のリレー出力後にS1007でリレー19の出力が正しくオフしていればS1008で診断結果正常を判断し、オフできなければS1009で異常を判断する。診断完了後にS1010でサイクルを更新する。
なお、サイクルは1、2、3を繰り返すよう構成されている。
1回のサイクルでリレー操作可能なのは1回のみの制約があるため、一度にS1004〜S1006の3つの診断はできないため、サイクルごとに診断する箇所を変更して診断する。
図4は、本発明の実施形態におけるリレー出力のブロック図である。図4を用いてリレー出力について説明する。但し、図1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。主として、メインユニットおよびサブユニットの診断異常時のリレー出力方法について説明する。
サブユニット9の演算機能監視部10が異常を判定したサブユニットからリレー19のオフ指示をするが、NOT回路12が故障している場合にはオフ指示ができない。その場合には、演算機能監視部結果モニタ24をモニタし、異常発生時には、サブユニット経由のリレー出力6及びメインユニットのリレー出力7からもオフ指示を行う。
同様に、メインユニット1の自己診断部3が異常を判定し、サブユニット経由のリレー出力6のオフ指示をするが、サブユニット9のリレー出力部11が故障している場合にはオフ指示ができない。その場合には、サブユニット9の演算機能監視部10から、異常発生時にオフ指示を出す構成としてもよい。
また、演算機能監視部結果モニタ24をモニタしてメインユニットリレー出力7からもオフ指示を行ってもよい。
また、リレー診断3により異常を判定し、メインユニットのリレー出力7からオフ指示をするが、リレー出力16が故障している場合にはオフ指示ができない。その場合には、リレーモニタ23をモニタして異常発生時にはメインユニット1の例題演算部2の回答データ5を停止することによりサブユニット9の演算機能監視部10からリレーオフ指示してもよい。また、サブユニット経由のリレー出力6からオフ指示を行ってもよい。
その際、リレーオフできない場合は、リレー出力回路が故障していることも合わせて検出可能であり、その情報を次のイクニッションスイッチオンまで保持して、制御装置動作開始からフェールセーフ処理に遷移可能となる。
以上説明した実施形態では、メインユニットとサブユニットについて説明しているが、複数のCPUで構成されている電子制御装置でも適用可能である。また、メインユニットがサブユニットの監視を行って異常判断しリレーオフする電子制御装置でも適用可能である。
以上に説明したように、本実施例では、リレー駆動回路の診断タイミングをイグニッションスイッチがオフした際に実行される、車両制御装置のシャットオフ処理で実施する。シャットオフ処理では、一度に全てのリレーをコントロールする信号線を診断できないため、一回で一つの信号線を診断することとし、イグニッションスイッチオフのサイクルごとに、診断する信号線を切り替えることで全パスの診断をする。さらに、マイコン機能診断異常発生時に、リレー回路をオフするが実際のリレー出力がオフできているかを追加で判断する。一つの経路からオフできない場合は別の経路からリレーをオフすることを試みる。
すなわち、メイン制御部(メインユニット1)とサブ制御部(サブユニット9)とを有し、車両が有するアクチュエータ20への電力供給のオン・オフのためのリレー19を制御する車両用電子制御装置において、メイン制御部(メインユニット1)とサブ制御部(サブユニット9)とは相互に監視を行い、一方の制御部の故障を検出した場合に他方の制御部がリレー19をオフするように制御する。
そしてメイン制御部(メインユニット1)とサブ制御部(サブユニット9)とは何れも自己診断を行い、これにより故障を検出した際にリレー19をオフするように制御することが望ましい。さらに、メイン制御部(メインユニット1)又はサブ制御部(サブユニット9)からリレーオフする回路を複数備えており、リレーオフ信号に対してリレー回路の出力がオフするか否かをチェックする手段を有するものである。
また、他の電子制御装置との間で通信を行うための通信回路を備え、通信機能以外の診断処理に伴う故障時に同期して、通信停止とすることが望ましい。また、メイン制御部(メインユニット1)又はサブ制御部(サブユニット9)の故障検出時にフェイル処理により警告灯の点灯及び他の電子制御装置へ通知するのが望ましい。
つまり、メイン制御部(メインユニット1)又はサブ制御部(サブユニット9)とはそれぞれがリレー19のオン・オフを制御するリレー制御手段を備え、所定のタイミングで、前記メイン制御部のリレー制御手段によるリレーオフと、前記サブ制御部のリレー制御手段によるリレーオフとを切替えて行う。
より具体的には図1に示すように、サブ制御部(サブユニット9)はメイン制御部(メインユニット1)の監視を行い、メイン制御部(メインユニット1)の異常を検知した場合にリレー19をオフする第1のリレー制御手段と、メイン制御部(メインユニット1)の自己診断によりメイン制御部(メインユニット1)の異常を検知した場合にサブ制御部(サブユニット9)を介してリレー19をオフする第2のリレー制御手段と、メイン制御部(メインユニット1)の自己診断によりメイン制御部(メインユニット1)の異常を検知した場合にサブ制御部(サブユニット9)を介さずにリレー19をオフする第3のリレー制御手段と、を備える。
そして、これらの第1のリレー制御手段と第2のリレー制御手段と第3のリレー制御手段とのリレーオフを所定のタイミングで切り替えて行い、各リレー制御手段が正常に動くかどうかを診断する。この所定のタイミングとしてはイグニッションスイッチがオフされたタイミングであることが望ましい。
A…電子制御装置,B…他の電子制御装置,1…メインユニット,2…例題演算部,3…自己診断部/リレー診断部,4…出題データ,5…回答データ,6…サブユニット経由のリレー出力,7…メインユニットのリレー出力,8…CAN通信線,9…サブユニット,10…演算機能監視部,11…リレー出力部,12…NOT回路,13…,14,17…AND回路,18…リレー駆動回路,19…リレー,20…アクチュエータ,21…CANトランシーバ,22…電源,23…リレーモニタ,24…演算機能監視部結果モニタ

Claims (8)

  1. メイン制御部とサブ制御部とを有し、車両が有するアクチュエータへの電力供給のオン・オフのためのリレーを制御する車両用電子制御装置において、
    前記メイン制御部と前記サブ制御部とは相互に監視を行い、一方の制御部の故障を検出した場合に他方の制御部が前記リレーをオフするように制御し、
    前記メイン制御部又は前記サブ制御部からリレーオフする回路を複数備えており、リレーオフ信号に対してリレー回路の出力がオフするか否かをチェックする手段を有することを特徴とした車両用電子制御装置。
  2. メイン制御部とサブ制御部とを有し、車両が有するアクチュエータへの電力供給のオン・オフのためのリレーを制御する車両用電子制御装置において、
    前記メイン制御部と前記サブ制御部とは相互に監視を行い、一方の制御部の故障を検出した場合に他方の制御部が前記リレーをオフするように制御し、
    他の電子制御装置との間で通信を行うための通信回路を備え、通信機能以外の診断処理に伴う故障時に同期して、通信停止とすることを特徴とした車両用電子制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用電子制御装置において、
    前記メイン制御部と前記サブ制御部とは何れも自己診断を行い、これにより故障を検出した際に前記リレーをオフするように制御することを特徴とした車両用電子制御装置。
  4. 請求項1又は2に記載の車両用電子制御装置において、
    前記メイン制御部又は前記サブ制御部の故障検出時にフェイル処理により警告灯の点灯及び他の電子制御装置へ通知することを特徴とした車両用電子制御装置。
  5. メイン制御部とサブ制御部とを有し、車両が有するアクチュエータへの電力供給のオン・オフのためのリレーを制御する車両用電子制御装置において、
    前記メイン制御部と前記サブ制御部とはそれぞれが前記リレーのオン・オフを制御するリレー制御手段を備え、
    所定のタイミングで、前記メイン制御部のリレー制御手段によるリレーオフと、前記サブ制御部のリレー制御手段によるリレーオフとを切替えて行うことを特徴とする車両用制御装置。
  6. 請求項に記載の車両用電子制御装置において、
    前記サブ制御部は前記メイン制御部の監視を行い、前記メイン制御部の異常を検知した場合に前記リレーをオフする第1のリレー制御手段と、
    前記メイン制御部の自己診断により前記メイン制御部の異常を検知した場合に前記サブ制御部を介して前記リレーをオフする第2のリレー制御手段と、
    前記メイン制御部の自己診断により前記メイン制御部の異常を検知した場合に前記サブ制御部を介さずに前記リレーをオフする第3のリレー制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用制御装置。
  7. 請求項に記載の車両用電子制御装置において、
    所定のタイミングで、前記第1のリレー制御手段と前記第2のリレー制御手段と第3のリレー制御手段とのリレーオフを切り替えて行うことを特徴とした車両用電子制御装置。
  8. 請求項又はに記載の車両用電子制御装置において、
    前記所定のタイミングはイグニッションスイッチがオフされたタイミングであることを特徴とする車両用制御装置。
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