JP2010066841A - ヘルプデスク支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ヘルプデスク業務において、過去の問合せ履歴情報を格納したデータベースから対応策を検索する検索時間を削減し、検索結果の精度を向上させる。
【解決手段】 ヘルプデスク支援システム(700)は、ユーザPC(100)からログ情報、リソース情報を取得し、データベース群(400)に格納する。ユーザから障害についての問合せを受けたヘルプデスクオペレータは、検索に用いるキーワードに加え、ユーザの利用するユーザPC(100)の識別番号をヘルプデスク端末(600)に入力する。ヘルプデスク支援システム(700)は、ヘルプデスク端末(600)から受信した識別番号により障害の発生したユーザPC(100)のログ情報およびリソース情報を特定し、通常のキーワード検索に加え、特定したログ情報およびリソース情報を用いて、過去の問合せ履歴情報を格納したデータベースを検索する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、端末装置を使用しているユーザからの問合せ内容に対しての回答を行うヘルプデスク業務を支援する技術に関する。その中でも特に、ヘルプデスクオペレーターが回答する際に、対応履歴DBからある程度、問合せ内容に対する回答(対応策)を効率的に絞り込む技術に関する。
社内などで使用している端末装置で発生した障害に対して、ヘルプデスクでは、まず障害が発生した端末装置のユーザからの電話、メール、FAXなどをヘルプデスクオペレーターが受け付ける。ヘルプデスクオペレーターはユーザから障害に対する状況情報を収集した上で、過去の問合せ履歴情報について履歴情報データベースを検索し、該当する障害情報があれば、その対応策をユーザへ回答する。回答を受けたユーザはヘルプデスクオペレーターから指示された対応策をもとに障害の対応を行う。ヘルプデスクオペレーターが、過去の問合せ履歴情報検索し、確認できなかった場合、システム担当者などへ対応依頼をしていた。
従来、このようなヘルプデスクの業務を支援する技術として、特許文献1に開示される技術が開示されている。特許文献1においては、ヘルプデスクシステムが過去のQ&Aが蓄積されたデータベースを保有しており、この過去のQ&Aをもって、ヘルプデスクオペレーターと専門家の2段階の回答ルートをもつ回答自動送付方式を取り入れたアイディアである。
特開平11−025174号公報
しかしながら、特許文献1においては、予め登録されている顧客からの問い合わせ内容に対して、過去のQ&Aが蓄積されたデータベースから検索を行っているため、同じ障害に対する問合せ内容も表現によっては検索に時間を要してしまい、適切な回答を得るまでに時間がかかるという課題がある。また、問い合わせ内容によっては原因が複数考えられることもあり、それらによって提示する解決策も複数挙がってくるため、最適な解決策を顧客に回答するまでに時間を要してしまい、効率的ではない。
そこで、本発明では、過去の問合せ履歴情報(問合せおよび回答)に対応付けて、端末装置が障害発生時に出力するエラーログやリソース使用状況についての情報を記憶装置に記憶しておく。また、ユーザの使用する端末装置から出力されるエラーログやリソース使用状況についても端末装置の識別情報と共に記憶装置に記憶する。ヘルプデスクのオペレータがユーザからの問合せを受けた際には、問合せを行った顧客の利用する端末装置の識別番号をオペレータが利用するオペレータ端末に入力することで、入力された識別番号により識別される端末装置が出力したエラーログやリソース状況の情報を記憶装置から抽出する。更に、抽出されたエラーログやリソース状況についての情報に対応付けられた過去の問合せ履歴情報(問合せおよび回答)を記憶装置から抽出することにより、ユーザの問合せについての対応策を絞り込んで特定することができる。
エラーログ、リソース使用状況に関する情報を用いて、過去の問合せ履歴情報を格納したデータベースから対応策を絞り込みながら検索を行えることから、よりユーザに対して確実性の高い対応策を提示し、ユーザへの回答時間を短縮することができる
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態によるヘルプデスク支援システムの全体構成を示す図である。
図1に示すように、ヘルプデスク支援システム(700)はログ監視システム(200)、リソース監視システム(300)、データベース群(400)、対応業務サーバ(500)及びヘルプデスクオペレーターが使用するヘルプデスク端末(600)とを備えて構成されている。
ユーザPC(100)は、企業の会社員等に個別に割り当てられたPCである。ユーザPC(100)は、ソフトウェアやハードウェアで発生した事象をイベントログとして出力し、ログ監視サーバ(200)へ送信している。ログ監視サーバ(200)のイベントログ監視部(210)によって、イベントログの種類のエラーのみを受信し、その他のイベントログの種類に関しては破棄する。また、リソース情報について、日付、時刻、CPU利用率(%)、メモリ使用量(B)、ディスク使用量(B)、ネットワーク利用率(%)の情報蓄積を行っている。リソース情報の取得タイミングは障害が発生した時である。
ユーザPC(100)では、ユーザPC(100)で出力したイベントログをログ監視サーバへ送信している。イベントログとは、ユーザPCのハードウェア(HW)(834)、ソフトウェア(SW)上で発生した事象をオペレーションシステム(OS)が検知した際、どのような事象が発生したかを記録した情報である。検知した事象がデータベースに随時格納されていく仕組みになっている。
図14に、イベントログについて概念図を示す。HW(834)上で発生した障害情報をOS(833)が検知し、データベース(835)に格納する。また、AP(831)上で発生した障害情報をAPI(832)を介してOSが検知し、データベース(835)に格納する。矢印は障害情報の流れを示す。イベントログは、イベント種類、イベントソース、イベントID、イベントメッセージから成り立っている。イベント種類には、障害のレベルに応じて、情報、警告、エラーの3種類がある。
図15にイベントソースとイベントIDを説明するための概念図を示す。OS上では、複数のアプリケーション(AP)およびハードウェア(HW)が動作しており、その中で、様々な機能を有している。イベントソース(841)は、事象を発生させたアプリケーションやハードウェアを区別するための名称である。つまり、OS上の複数のアプリケーションやハードウェアの内、どのアプリケーションやハードウェアで障害が発生しているのかを特定することができる。イベントID(851)は、アプリケーションやハードウェアのどの機能に対して障害が発生しているかの詳細を知ることができる。イベントメッセージはアプリケーションやハードウェアで発生した事象についての詳細な説明が記載されている。イベントログは、イベント種類、イベントソース、イベントIDによって、ユーザPC内で起こっている事象を詳細に知る事ができるように構成されている。
ログ監視サーバ(200)は、ユーザPC(100)で出力されたイベントログを監視してイベントログの種類がエラーであるかを判定するイベントログ監視部(210)と、エラーと判定されたイベントログを抽出するイベントログ抽出部(220)と、イベントログ抽出部(220)で抽出したイベントログをイベントログDB(410)に格納するためのイベントログ登録部(230)で構成されている。
リソース監視サーバ(300)は、ユーザPC(100)で出力されたリソース情報を抽出するリソース情報抽出部(310)と、抽出したリソース情報をDBに格納するためのリソース情報登録部(320)から構成されている。
データベース群(400)は、イベントログDB(410)、リソース情報DB(420)、顧客情報DB(430)、イベントコードDB(440)、対応履歴DB(450)、リソースコードDB(460)で構成されている。
イベントログDB(410)はユーザPCから収集したイベントログを格納している。イベントログDB(410)では図5のように、日付、時刻、ソース、イベント種類、イベントID、コンピュータ名が格納されている。イベントログDB(410)のソースとイベントIDによって、イベントコードDB(440)のイベントコードを検索することが出来る。
リソース情報DB(420)はユーザPCから収集したリソース情報を格納している。リソース情報DB(420)では図6のように、コンピュータ名、日付、時刻、CPU利用率(%)、メモリ使用量(B)、ディスク使用量(B)、ネットワーク利用率(%)が格納されている。リソース情報DB(420)はCPU利用率(%)、メモリ使用量(B)、ディスク使用量(B)、ネットワーク利用率(%)によって、リソースコードDB(460)のリソースコードを検索することが出来る。
顧客情報DB(430)は図7のように、ユーザID、コンピュータ名、所属部署、住所、氏名、外線、内線、FAX、メールアドレスが格納されている。顧客情報DB(430)のユーザIDからコンピュータ名を検索することができる。
イベントコードDB(440)は図8のように、イベントコード、ソース、イベント種類、イベントIDが格納されている。
対応履歴DB(450)は図9のように、ユーザID、コンピュータ名、イベントコード、リソースコード、原因、現象、対策が格納されている。
リソースコード(460)は図10のように、リソースコード、CPU利用率(%)、メモリ使用量(B)、ディスク使用量(B)、ネットワーク利用率(%)が格納されている。イベントコードDB(440)、対応履歴DB(450)、リソースコード(460)はイベントコードとリソースコードによって対応付けられている。
対応業務サーバ(500)はヘルプデスク端末(600)からの情報を受信してデータベース群のデータを検索する装置であり、リソース情報検索部(510)、顧客情報検索部(520)、イベントログ検索部(530)、対応履歴登録部(540)、キーワード検索部(550)、イベントコード検索部(560)、リソースコード検索部(570)で構成されている。
リソース情報検索部(510)では、データベース群(400)のリソース情報DB(420)を、コンピュータ名をキーに、日付、時刻、CPU利用率(%)、メモリ使用量(B)、ディスク使用量(B)、ネットワーク利用率(%)を検索することができる。顧客情報検索部(520)では、データベース群(400)の顧客情報DB(430)を、ユーザIDをキーに、コンピュータ名、所属部署、住所、氏名、外線、内線、FAX、メールアドレスを検索することができる。
イベントログ検索部(530)では、データベース群(400)のイベントログDBを、コンピュータ名をキーに、日付、時刻、ソース、イベントIDを検索することができる。
対応履歴登録部(540)では、データベース群(400)の対応履歴DB(450)へ、ユーザID、コンピュータ名、イベントコード、リソースコード、原因、現象、対策を登録することができる。
キーワード検索部(550)では、データベース群(400)の対応履歴DB(450)に格納された文字列データをキーワードで検索することができる。
イベントコード検索部(560)では、データベース群(400)のイベントコードDB(440)を、ソースとイベントIDをキーに、イベントコードを検索することができる。
リソースコード検索部(570)では、データベース群(400)のリソースコードDB(460)を、CPU利用率(%)、メモリ使用量(B)、ディスク使用量(B)、ネットワーク利用率(%)をキーに、リソースコードを検索することができる。
次に図2のフローチャートに従って説明する。
ログ監視サーバ(200)のイベントログ監視部(210)は、ユーザPC(100)で出力されるイベントログを監視(取得)することにより(S100)、
イベントログの種類を判定する。イベントログの種類がエラーと判定された場合、ログ監視サーバ(200)のイベントログ抽出部(220)はエラーと判定されたイベントログをユーザPC(100)から抽出する(S102)。ログ監視サーバ(200)のイベントログ登録部(230)は、イベントログ抽出部(220)によって抽出されたイベントログをイベントログDBへ格納する(S104)。イベントログの種類がエラーと判定されなければ、イベントログ登録部(230)はイベントログをイベントログDBに格納せずに、ログ監視サーバのメモリからイベントログを削除する。
また、イベントログ抽出部(220)は、イベントログを抽出した場合、エラーフラグ:1を出力し、エラーフラグの情報をリソース監視サーバ(300)に送信するし(S103)。リソース監視サーバ(300)はログ監視サーバ(200)から送信されたエラーフラグ:1の情報を受信する(S105)。リソース監視サーバ(300)のリソース情報抽出部(310)は、エラーフラグ:1の情報を受信すると、ユーザPC(100)からリソース情報を抽出(取得)する(S106)。
リソース監視サーバ(300)のリソース情報登録部(320)は、ユーザPCからリソース情報を抽出したら、抽出したリソース情報データベース群(400)のリソース情報DB(420)に格納する。
次に図3及び図4のフローチャートについて実施例を用いて説明する。
まず現場(営業所、公務所など)のユーザから障害の問合せがヘルプデスクオペレーターへ上がると、まずヘルプデスクオペレーターはユーザからユーザIDを聞きだし、また障害が発生した時刻を聞きだす。ヘルプデスクオペレーターはヘルプデスク端末画面上の図11に示す検索画面において、ユーザID、キーワード(問合せ内容)、ログ・リソース検索範囲を入力し、検索ボタンを押し検索を開始する。
対応業務サーバ(500)は、ヘルプデスク端末から入力された情報(ユーザID、キーワード、ログ・リソース検索範囲、等)を受信する。対応業務サーバ(500)の顧客情報検索部(520)は、受信したユーザIDから顧客情報DB(430)に格納されているコンピュータ名を検索する(S200)。次に、対応業務サーバ(500)のキーワード検索部(550)は、受信したキーワードにより、対応履歴DB(450)の「現象」(障害の現象に関する情報が格納)に格納された文字列データを検索する。本例では、キーワード「メール送信」により、対応履歴DBの「現象」に格納された文字列データにキーワードが含まれるか検索する(S201)。
対応業務サーバ(500)は、検索結果の件数が、予め設定された対応策を絞り込むための閾値の件数を超えるかを判定する。検索結果の件数が閾値の件数を超えない場合、検索結果の一覧をヘルプデスク端末画面上に表示する(S204)。検索結果の件数が閾値の件数以上の場合、対応業務サーバ(500)のイベントログ検索部(530)は、S200で検索したコンピュータ名からイベントログDB(410)に格納されているイベントログの検索を行う(S203)。なお、S203でイベントログDB(410)を検索する際には、受信したログ・リソース検索範囲(日時の検索範囲)のなかでの検索を行う。
次に、対応業務サーバ(500)は、S203において、イベントログDBからの検索結果が存在するか(イベントログのエラーが発生しているか)を判定する(S206)。
検索結果が存在しなかった場合には、問合せ対象のユーザ端末(100)からはイベントログのエラーが出力されなかったことになるので、問合せの原因としてはオペレーションミスである可能性が高いので、対応履歴DB(450)の「原因」(障害の原因を示す情報が格納)に格納された情報が「オペレーションミス」である項目を抽出し、ヘルプデスク端末の画面上に表示する。また、障害の原因が「オペレーションミス」である可能性が高いことを示すメッセージもヘルプデスク端末の画面上に表示する(S205)。
例えば、ユーザから、「メール送信ができない。」という問合せ内容があった場合、ヘルプデスクオペレーターはユーザからユーザIDを聞きだし、図11の検索画面(800)にユーザIDとキーワード(「メール送信」)とログ・リソース検索範囲を入力し検索する。
ログ・リソース検索範囲に関しては、ユーザから障害が発生した時刻を参考に、例えば、その発生時刻の30分前後に設定する。30分前後に発生しているイベントログのエラーとリソース情報を検索する。
ここでは、ユーザIDが1111222201のユーザから2008/01/15の18:32:30に発生した障害の問合せとし、問合せ時刻が2008/01/15の18:37:20だった場合、検索範囲は18:07:20から19:07:20と設定する。
キーワードに関しては、対応履歴DB(450)の現象に格納されている文章に一致するキーワードを確認する。図9の対応履歴DBより、ここでは該当する障害履歴が5件導き出すことが出来る。イベントログが発生していなかったら、ユーザによるオペレーションミスということになり、図9の対応履歴DBに格納されているオペレーションミスによる原因に該当する対応策を絞り込む。
オペレーションミスによる対応策の一例として、「送信先アドレスの入力」などである。今回の例ではイベントログが発生しているものとする。イベントログが発生していることから図9の障害履歴DB(450)に格納されている障害履歴が4件に絞ることが出来る。
検索結果が存在した(イベントログのエラーが検出された)場合、対応業務サーバ(500)のリソース情報検索部(510)は、受信したコンピュータ名からリソース情報DBに登録されているリソース情報を検索する。次に、リソース情報検索部(510)は、検索したリソース情報に基づいてリソースコードDB(460)を検索し、ユーザPC(100)のリソース情報が分類されるリソースコードを特定する(S300)。次に、対応業務サーバ(500)は、リソースコードを特定できたかを判定する(S301)。
リソースコードを特定できた場合、特定したリソースコードにより対応履歴DBを検索し、検索結果(特定したリソースコードに該当する対応履歴)が存在するかを判定する(S302)。
リソースコードが特定できなかった場合、イベントコードの検索(S305)に移る。
また、S302において検索結果が存在しなかった(対応履歴DBに格納されている対応履歴がなかった)場合も同様にイベントコードの検索(S305)に移る。
S302において検索結果(該当する対応履歴)が存在した場合、検索結果の件数が、予め設定された対応策を絞り込むための閾値の件数を超えるかを判定する(S304)。
検索結果の件数が閾値の件数を超えない場合、検索結果の一覧をヘルプデスク端末画面上に表示する(S311)。
検索結果の件数が閾値の件数以上の場合、イベントソース検索部(560)はイベントソースとイベントIDに基づいてイベントコードDBからイベントコードを検索し、(S305)検索結果(該当するイベントコード)が存在するかどうかを判定する(S306)。
S306において検索結果が存在しなかった場合、未知の案件であることを示すメッセージをヘルプデスク端末に通知する(S310)。
S306において検索結果が存在した場合、対応業務サーバ(500)はS302で検索した結果に対して、S305で特定したイベントコード(S306の検索結果)で更に検索することで、対応策の絞込みを行う(S307)。
対応業務サーバ(500)は、S307において検索結果(イベントコードに該当する対応履歴)が存在するかを判定する(S308)。
S308において検索結果が存在しなかった場合、未知の案件であることを示すメッセージをヘルプデスク端末に通知する(S310)。
S308において検索結果が存在した場合、対応業務サーバ(500)は、検索結果の件数が、予め設定された対応策を絞り込むための閾値の件数を超えるかを判定する(S309)。
検索結果の件数が閾値の件数を超えない場合、対応業務サーバ(500)は、検索結果の一覧をヘルプデスク端末画面上に表示する(S311)。
検索結果の件数が閾値の件数以上の場合、対応業務サーバ(500)は、未知の案件であることを示すメッセージをヘルプデスク端末に通知する(S310)。
例えば、イベントログの検索を行い、イベントログDBにユーザが使用しているコンピュータからイベントログが検出されたら、そのイベントログと同時に検出されたリソース情報を検索する。ユーザID1111222201からコンピュータ名FBD10200079238を検出し、コンピュータ名からリソース情報を検索する。そのリソース情報からリソースコードDBからリソースコードを検索する。今回のリソース情報からリソースコードは1が検索される。この検索結果より図9の障害履歴DB(450)に格納されている障害履歴が3件に絞ることが出来る。
リソースコード1とキーワード(「メール送信ができない」)だけでは、対応履歴DBから対応策を絞り込むことができないと判断された場合(該当件数以上だった場合)、イベントログを検索する。コンピュータ名と日付と時刻からイベントログDBに格納されているイベントソースとイベントIDを検索する。ここでは、イベントソースはSWMAIL、イベントIDは3を検出することができる。イベントソース、イベントIDよりイベントコードDBに格納されているイベントコードを検索する。
ここでは、イベントコードがC280と検索される。キーワード(「メール送信できない」)とイベントコードとリソースコードより対応履歴DBから原因がソフトウェアと1件に絞り込むことができ、対応策(「メールソフトのインストール」)を検索結果画面に表示することができる。
次に履歴登録方法について説明する。履歴登録方法は、ヘルプデスク端末から図13の対応履歴登録画面(820)を開き、原因、対応策、コンピュータ名、ユーザID、イベントコード、リソースコード、キーワード(現象)が入力され、登録ボタンを押されることによって登録が完了する。
本実施の形態によれば、ヘルプデスク業務の支援システムにおいて、キーワードといった定性的情報に加え、エラーログ、リソース使用状況に関する定量的情報を用いて、過去の問合せ履歴情報を格納したデータベースから対応策を絞り込みながら検索を行えることから、よりユーザに対して確実性の高い対応策を提示し、ユーザへの回答時間を短縮することができる
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
ヘルプデスク支援システム イベントログ、リソース情報収集のフローチャート キーワード検索及びイベントログ検索によるフローチャート リソースコード検索とイベントコード検索によるフローチャート イベントログDB リソース情報DB 顧客情報DB イベントコードDB 対応履歴DB リソースコードDB ヘルプデスク端末における対応策の検索画面 ヘルプデスク端末における検索結果画面 ヘルプデスク端末における対応履歴登録画面 イベントログの定義1 イベントログの定義2
符号の説明
100 ユーザPC
200 ログ監視サーバ
300 リソース監視サーバ
400 データベース群
500 対応業務サーバ
600 ヘルプデスク端末
700 ヘルプデスク支援システム

Claims (4)

  1. 顧客が使用する端末装置の障害についての問合せと前記問合せに対する回答と前記障害の発生時に前記端末装置が出力するエラーログとが対応付けて格納された回答履歴データベース、前記端末装置の識別番号と前記エラーログとが対応付けて格納されたログデータベースとを備えたヘルプデスク支援システムを用いた回答検索方法において、
    前記ヘルプデスク支援システムは、
    障害の発生した端末装置から前記エラーログを受信し、
    受信した前記エラーログを前記ログデータベースに格納し、
    障害についての顧客からの問合せを受けた端末装置の識別番号を受信し、
    受信した前記識別番号に対応付けられたエラーログを前記ログデータベースから抽出し、
    抽出したエラーログに対応付けられた問合せと前記問合せに対する回答とを前記回答履歴データベースから抽出することを特徴とする回答検索方法。
  2. 顧客が使用する端末装置の障害についての問合せと前記問合せに対する回答と前記障害の発生時に前記端末装置が出力するリソース使用量を示すリソース情報とが対応付けて格納された回答履歴データベース、前記端末装置の識別番号と前記リソース情報とが対応付けて格納されたログデータベースとを備えたヘルプデスク支援システムを用いた回答検索方法において、
    前記ヘルプデスク支援システムは、
    障害の発生した端末装置から前記リソース情報を受信し、
    受信した前記リソース情報を前記ログデータベースに格納し、
    障害についての顧客からの問合せを受けた端末装置の識別番号を受信し、
    受信した前記識別番号に対応付けられたリソース情報を前記ログデータベースから抽出し、
    抽出したリソース情報に対応付けられた問合せと前記問合せに対する回答とを前記回答履歴データベースから抽出することを特徴とする回答検索方法。
  3. 顧客が使用する端末装置の障害についての問合せと前記問合せに対する回答と前記障害の発生時に前記端末装置が出力するエラーログと前記障害の発生時に前記端末装置が出力するリソース使用量を示すリソース情報とが対応付けて格納された回答履歴データベース、前記端末装置の識別番号と前記エラーログと前記リソース情報とが対応付けて格納されたログデータベースとを備えたヘルプデスク支援システムを用いた回答検索方法において、
    前記ヘルプデスク支援システムは、
    障害の発生した端末装置から前記エラーログおよび前記リソース情報を受信し、
    受信した前記エラーログおよび前記リソース情報を前記ログデータベースに格納し、
    障害についての顧客からの問合せを受けた端末装置の識別番号を受信し、
    受信した前記識別番号に対応付けられたエラーログおよびリソース情報を前記ログデータベースから抽出し、
    抽出した前記リソース情報に対応付けられた問合せと前記問合せに対する回答とエラーログからなる回答結果を前記回答履歴データベースから抽出し、
    抽出した前記回答結果のなかから、前記ログデータベースから抽出した前記エラーログに対応付けられた問合せと前記問合せに対する回答とを前記回答履歴データベースから抽出することを特徴とする回答検索方法。
  4. 請求項1および3に記載の回答検索方法において、
    前記ヘルプデスク支援システムは、
    受信した前記識別番号に対応付けられたエラーログを前記ログデータベースから抽出できなかった場合には、前記問合せについての回答をオペレーションミスによるものと判定することを特徴とする回答検索方法。
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