JP2010066644A - プロジェクタおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォーカス調整の際の合焦時間を抑制することができるプロジェクタを提供する。
【解決手段】プロジェクタ1は、光源11と、光源11から射出された光を画像情報に応じて変調して画像を形成する光変調装置(液晶ライトバルブ12)と、焦点調整のためのフォーカスレンズ13aを有し、光変調装置で形成された画像を投写する投写光学系(投写レンズ13)と、フォーカスレンズ13aを駆動するフォーカス駆動部23と、外部からの操作信号を受信する操作信号受信部(入力操作部21)と、操作信号受信部が所定の操作信号を受信したときに、フォーカスレンズ13aを、焦点調整範囲における至近端と無限端との略中央の位置である第1フォーカスレンズ位置になるように、フォーカス駆動部23を制御するフォーカス位置制御部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクタおよびその制御方法に関する。
従来、プロジェクタには、スクリーン等に投写した投写画像のオートフォーカス(自動合焦)を行う機能を備えたものがある。特許文献1には、設定された動作モードに従って、起動時にフォーカスレンズを焦点調整範囲における至近端または無限端の位置に移動させるデジタルスチルカメラ等のオートフォーカス装置(自動合焦装置)が開示されている。このようなオートフォーカス装置では、例えば、動作モードが近接撮影モードに設定されている場合には、フォーカスレンズ位置を至近端にすることで、オートフォーカスに要する時間を短縮することができる。また、動作モードが通常撮影モードに設定されている場合には、フォーカスレンズ位置を無限端にすることで、オートフォーカスに要する時間を短縮することができる。
特開平8−160287号公報
しかしながら、特許文献1のオートフォーカス装置では、動作モードの設定に従って、起動時にフォーカスレンズ位置を至近端または無限端に移動するので、動作モードを適切に設定しないと、合焦に要する時間が長くなってしまう場合がある。例えば、動作モードが近接撮影モードに設定されている場合に、合焦するフォーカスレンズ位置が無限端側であると、フォーカスレンズの移動量が大きくなり、合焦するまでに時間が掛かる。また、動作モードが通常撮影モードに設定されている場合に、合焦するフォーカスレンズ位置が至近端側であると、フォーカスレンズの移動量が大きくなり、合焦するまでに時間が掛かるという問題があった。さらに、プロジェクタのオートフォーカス機能においては、特許文献1に示すような動作モードを備えても利便性は低いという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクタは、光源と、前記光源から射出された光を画像情報に応じて変調して画像を形成する光変調装置と、焦点調整のためのフォーカスレンズを有し、前記光変調装置で形成された前記画像を投写する投写光学系と、前記フォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動部と、外部からの操作信号を受信する操作信号受信部と、前記操作信号受信部が所定の操作信号を受信したときに、前記フォーカスレンズを、焦点調整範囲における至近端と無限端との略中央の位置である第1フォーカスレンズ位置になるように、前記フォーカス駆動部を制御するフォーカス位置制御部と、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、操作信号受信部が所定の操作信号を受信したときに、フォーカス位置制御部は、フォーカスレンズを至近端と無限端との略中央の位置である第1フォーカスレンズ位置になるようにフォーカス駆動部を制御する。これにより、次回、所望のフォーカスレンズ位置になるようにフォーカスレンズを移動させる際、第1フォーカスレンズ位置から移動を開始するため、フォーカスレンズの移動範囲が最大でも焦点調整範囲の半分となる。よって、フォーカスレンズの移動量を抑制することができる。また、焦点調整(「フォーカス調整」ともいう)による合焦までの時間を抑制することができる。
[適用例2]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、当該プロジェクタのあおり方向の傾斜を検出して傾斜情報を出力する傾斜検出部と、をさらに備え、前記フォーカス位置制御部は、前記傾斜情報に基づく補正量に従って、前記フォーカスレンズを前記第1フォーカスレンズ位置から無限端側に移動するように前記フォーカス駆動部を制御することを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、フォーカス位置制御部は、あおり方向の傾斜情報に基づく補正量に従って、第1フォーカスレンズ位置から無限端側に、フォーカスレンズを移動するようにフォーカス駆動部を制御する。このときのフォーカスレンズ位置を補正フォーカスレンズ位置と呼ぶ。これにより、プロジェクタの傾斜情報に応じて、フォーカスレンズ位置が無限端側に補正されるので、次回、所望のフォーカスレンズ位置になるようにフォーカスレンズを移動させる際に、フォーカスレンズの移動量が増加してしまうことを抑制できる。また、フォーカス調整による合焦までの時間が、あおり投写をしない場合と比較して、長くなることを抑制できる。
[適用例3]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記操作信号受信部は入力操作部とし、前記所定の操作信号は電源オン操作信号であることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、電源オン操作信号によって、フォーカス位置制御部は、フォーカスレンズを所定のフォーカスレンズ位置に移動させる。ここで、所定のフォーカスレンズ位置とは、第1フォーカスレンズ位置または補正フォーカスレンズ位置のいずれかを示す。これにより、ユーザが電源オンの操作をすると、プロジェクタは所定のフォーカスレンズ位置となるため、次回、所望のフォーカスレンズ位置になるようにフォーカスレンズを移動させる際には、所定のフォーカスレンズ位置から移動を開始することができる。
[適用例4]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記操作信号受信部は入力操作部とし、前記所定の操作信号は電源オフ操作信号であることを特徴とする。
このようなプロジェクタによれば、電源オフ操作信号によって、フォーカス位置制御部は、フォーカスレンズを所定のフォーカスレンズ位置に移動させる。これにより、ユーザが電源オフの操作をすると、プロジェクタは所定のフォーカスレンズ位置となるため、次回の電源オン後に、所望のフォーカスレンズ位置になるようにフォーカスレンズを移動させる際には、所定のフォーカスレンズ位置から移動を開始することができる。また、プロジェクタの電源オン時に所定のフォーカスレンズ位置にする必要がないため、プロジェクタの初期処理の時間を短縮することができる。
[適用例5]本適用例に係るプロジェクタの制御方法は、光源と、前記光源から射出された光を画像情報に応じて変調して画像を形成する光変調装置と、焦点調整のためのフォーカスレンズを有し、前記光変調装置で形成された前記画像を投写する投写光学系と、前記フォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動部と、を有するプロジェクタの制御方法であって、外部からの操作信号を受信する操作信号受信工程と、前記操作信号受信工程が所定の操作信号を受信したときに、前記フォーカスレンズを、焦点調整範囲における至近端と無限端との略中央の位置である第1フォーカスレンズ位置になるように、前記フォーカス駆動部を制御するフォーカス位置制御工程と、を備えることを特徴とする。
このようなプロジェクタの制御方法によれば、操作信号受信工程が所定の操作信号を受信したときに、フォーカス位置制御工程は、フォーカスレンズを至近端と無限端との略中央の位置である第1フォーカスレンズ位置となるようにフォーカス駆動部を制御する。これにより、次回、所望のフォーカスレンズ位置になるようにフォーカスレンズを移動させる際、第1フォーカスレンズ位置から移動を開始するため、フォーカスレンズの移動範囲が最大でも焦点調整範囲の半分となる。よって、フォーカスレンズの移動量を抑制することができる。また、フォーカス調整による合焦までの時間を抑制することができる。
また、上述したプロジェクタおよびその制御方法がプロジェクタに備えられたコンピュータを用いて構築されている場合には、上記形態および上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、あるいは当該プログラムを前記コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコード等の符号が印刷された印刷物、プロジェクタの内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)、及び外部記憶装置等、前記コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
以下、実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るプロジェクタ1の概略構成を示すブロック図である。図1を使用して、プロジェクタ1の内部構成について説明する。
プロジェクタ1は、画像投写部10、制御部20、操作信号受信部としての入力操作部21、光源制御部22、フォーカス駆動部23、フォーカス位置検出部24、第1フォーカス位置記憶部25、画像信号入力部30、画像処理部31、測距部40等を備えている。また、図1には、プロジェクタ1の外部に、スクリーンSCを図示している。
画像投写部10は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等の放電型光源やLED(Light Emitting Diode)等の固体光源からなる光源11と、光変調装置としての液晶ライトバルブ12と、投写光学系としての投写レンズ13と、液晶ライトバルブ12を駆動するライトバルブ駆動部14とを備えている。
液晶ライトバルブ12は、一対の透明基板間に液晶が封入された透過型液晶パネル等によって構成される。ライトバルブ駆動部14によって、液晶ライトバルブ12の各画素に画像信号に応じた駆動電圧が印加されると、各画素は、画像信号に応じた光透過率で光源光を透過させる。
光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12を透過することによって変調され、変調後の光が投写レンズ13によって投写されることにより、スクリーンSC等に画像信号に応じた画像が表示される。
投写レンズ13は、フォーカスレンズ13aを有しており、フォーカスレンズ13aの位置を移動することで焦点調整(フォーカス調整)が可能となっている。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、各種データの一時記憶等に用いられるRAM(Random Access Memory)、および、マスクROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリ)等の不揮発性のメモリ等(いずれも図示せず)を備え、コンピュータとして機能するものである。制御部20は、CPUが不揮発性のメモリに記憶されている制御プログラムに従って動作することにより、プロジェクタ1の動作を統括制御する。また、制御部20は、フォーカス位置制御部20aを有している。
フォーカス位置制御部20aは、第1フォーカス位置記憶部25から第1フォーカスレンズ位置を表すフォーカス量を読み出す。このフォーカス量に基づき、フォーカス位置制御部20aは、フォーカス駆動部23を制御してフォーカスレンズ13aを移動させ、フォーカス調整を行う。さらに、フォーカス位置制御部20aは、必要に応じて、第1フォーカス位置記憶部25に第1フォーカスレンズ位置を表すフォーカス量を書き込む。また、フォーカス位置制御部20aは、フォーカス位置検出部24からフォーカスレンズ位置を表すフォーカス量を入力し、フォーカスレンズ13aの位置を判断する。
入力操作部21は、プロジェクタ1に対して各種指示を行うための複数のキー等を備えている。入力操作部21が備えるキーとしては、電源のオン/オフを行うための「電源キー」や、オートフォーカスを実行するための「オートフォーカスキー」、各種設定を行うためのメニュー画面の表示/非表示を切り換える「メニューキー」、メニュー画面におけるカーソルの移動等に用いられる「カーソルキー」、各種設定を決定するための「決定キー」等がある。ユーザが入力操作部21を操作すると、入力操作部21は、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。なお、入力操作部21は、リモコン信号受信部(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラ(図示せず)を有した構成としてもよい。この場合、リモートコントローラは、ユーザの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信部がこれを受信して制御部20に伝達する。
光源制御部22は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯および消灯を切り換える。
フォーカス駆動部23は、モータおよびギヤ等により構成され、フォーカス位置制御部20aからの制御に基づいて、フォーカスレンズ13aを駆動(移動)し、フォーカス調整を行う。
フォーカス位置検出部24は、フォーカスレンズ13aの位置をフォーカス量として検出する。そして、検出結果であるフォーカス量をフォーカス位置制御部20aに出力する。本実施形態では、フォーカス量を検出する方法としては、フォーカスレンズ13aの変化量をエンコーダ等によって検出している。なお、フォーカス量を検出する他の方法としては、フォーカス駆動部23のモータをステッピングモータとし、そのステッピングモータのステップ数に基づいて検出するようにしてもよい。
第1フォーカス位置記憶部25は、不揮発性のメモリからなり、第1フォーカスレンズ位置におけるフォーカス量を記憶する。記憶されたフォーカス量は、フォーカス位置制御部20aによって読み出しが行われる。なお、この第1フォーカスレンズ位置のフォーカス量は、製品(プロジェクタ)毎に測定して記憶してもよい。このようにすれば、製品毎の個体差に対応した正確なフォーカス量を記憶することができる。
ここで、第1フォーカスレンズ位置、即ちフォーカスレンズ13aの焦点調整範囲における至近端と無限端との中央となるフォーカスレンズ位置について説明する。図2は、プロジェクタ1のフォーカスレンズ13aの移動を直線上の位置移動として説明した図である。
図2に示すように、プロジェクタ1のフォーカスレンズ13aは、至近端P0から無限端P1まで、位置移動を可能としている。そして、至近端P0および無限端P1から等しい距離a離れた位置を中央位置P2としている。距離aは、焦点調整範囲の半分に相当する。この中央位置P2が第1フォーカスレンズ位置となる。第1フォーカス位置記憶部25には、第1フォーカスレンズ位置、即ち中央位置P2のときのフォーカス量が記憶される。
図1に戻り、画像信号入力部30には、パーソナルコンピュータやビデオ再生装置等、外部の画像供給装置(図示せず)とケーブルを介した接続を行うための各種の画像入力端子が備えられており、画像供給装置から画像信号が入力される。画像信号入力部30は、入力される画像信号を、画像処理部31で処理可能な形式の画像データに変換して、画像処理部31に出力する。
画像処理部31は、制御部20の指示に基づいて、画像信号入力部30から入力される画像データに対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等の調整や、ガンマ補正等の各種画質調整を施す。さらに、画像処理部31では、必要に応じてOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を画像データに重畳する処理を行う。画像処理部31は、このような調整および処理を行った画像データをライトバルブ駆動部14に出力する。
ライトバルブ駆動部14は、入力される画像データに従って液晶ライトバルブ12を駆動する。この結果、画像データに基づいた画像が画像投写部10からスクリーンSCに投写される。
測距部40は、測距センサを有して構成されており、プロジェクタ1の投写レンズ13と同一の側面に備えられている。測距部40は、フォーカス位置制御部20aの指示に基づいて、スクリーンSCとの距離を位相差検出方式によって測定し、測定結果をフォーカス位置制御部20aに出力する。なお、本実施形態では、測距方法は位相差検出方式としているが、これに限定するものではなく、他の方法を用いてもよい。
次に、プロジェクタ1が電源オンされたときの動作について説明する。図3は、プロジェクタ1が電源オンされたときの処理のフローチャートである。
入力操作部21に備わる電源キーが押下され、プロジェクタ1の電源オン操作信号が入力されると、制御部20は、起動処理を行う(ステップS101)。本実施形態では、起動処理では、CPUの初期化やRAM等のメモリの初期化を行う。また、その他のソフトウェアやハードウェアの初期化等も行われる。次に、制御部20は、光源制御部22に指示を出して、光源11を点灯させる(ステップS102)。
次に、フォーカス位置制御部20aは、第1フォーカスレンズ位置移動処理(サブルーチン)を実行する(ステップS103)。そして、プロジェクタ1が電源オンされたときの処理を終了する。
次に、第1フォーカスレンズ位置移動処理(サブルーチン)、即ちフォーカスレンズ13aを第1フォーカスレンズ位置に移動させる処理について説明する。図4は、プロジェクタ1の第1フォーカスレンズ位置移動処理のフローチャートである。
フォーカス位置制御部20aは、第1フォーカス位置記憶部25から第1フォーカスレンズ位置のフォーカス量を読み出す。(ステップS201)。フォーカス位置制御部20aは、第1フォーカスレンズ位置となるように、フォーカス駆動部23にフォーカスレンズ13aの駆動を開始させる(ステップS202)。
そして、フォーカス位置制御部20aは、フォーカス位置検出部24からフォーカスレンズ位置を読み出して、第1フォーカスレンズ位置となったか否かを判断する(ステップS203)。フォーカス位置制御部20aは、第1フォーカスレンズ位置になるまで待ち続ける(ステップS203:NO)。第1フォーカスレンズ位置となったら(ステップS203:YES)、フォーカス位置制御部20aは、フォーカス駆動部23にフォーカスレンズ13aの駆動を停止させる(ステップS204)。そして、第1フォーカスレンズ位置移動処理を終了する(サブルーチンリターン)。
上述したように、プロジェクタ1が電源オンされたときには、フォーカスレンズ13aは、フォーカス駆動部23によって、第1フォーカスレンズ位置に移動される。即ち、焦点調整範囲における至近端P0と無限端P1との中央位置P2のフォーカスレンズ位置となる。
次に、プロジェクタ1において行われるオートフォーカス処理について説明する。オートフォーカス処理は、ユーザによって、入力操作部21に備えられたオートフォーカスキーを押下されることにより実行される。なお、オートフォーカス処理は、例えば電源オンや画像信号の入力に伴って自動的に実行されるものとすることも可能である。
図5は、オートフォーカス処理を示すフローチャートである。
フォーカス位置制御部20aからの指示により、測距部40は、スクリーンSCまでの距離を測定し、フォーカス位置制御部20aに通知する(ステップS301)。フォーカス位置制御部20aは、測定した距離に基づき、目標のフォーカスレンズ位置(フォーカス量)を算出する(ステップS302)。次に、フォーカス位置制御部20aは、目標のフォーカスレンズ位置となるように、フォーカス駆動部23にフォーカスレンズ13aの駆動を開始させる(ステップS303)。
フォーカス位置制御部20aは、フォーカス位置検出部24からフォーカスレンズ位置を読み出して、目標のフォーカスレンズ位置となったか否かを判断する(ステップS304)。フォーカス位置制御部20aは、目標のフォーカスレンズ位置になるまで待ち続ける(ステップS304:NO)。目標のフォーカスレンズ位置となったら(ステップS304:YES)、フォーカス位置制御部20aは、フォーカス駆動部23にフォーカスレンズ13aの駆動を停止させる(ステップS305)。そして、オートフォーカス処理を終了する。
上述したように、ユーザがオートフォーカスを実行することで、プロジェクタ1は、スクリーンSCまでの距離を目標としてフォーカスレンズ13aを駆動し、合焦させることができる。
上述した第1の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクタ1のフォーカスレンズ13aは、電源オンされたときに、第1フォーカスレンズ位置に移動される。これにより、次に、オートフォーカスが実行されると、第1フォーカスレンズ位置から目標のフォーカスレンズ位置となるまでフォーカスレンズ13aが移動される。つまり、焦点調整範囲における至近端P0と無限端P1との中央位置P2のフォーカスレンズ位置を開始位置として、目標のフォーカスレンズ位置となるまでフォーカスレンズ13aが移動されるので、フォーカスレンズ13aの移動距離が最大でも焦点調整範囲の半分(距離a)以下となり、フォーカスレンズ13aの移動量を抑制することができる。また、フォーカスレンズ13aの移動時間(合焦までの時間)を抑制することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態に係るプロジェクタ2の構成は、第1の実施形態と同様である。第1の実施形態との差異は、フォーカス位置制御部20aがフォーカス駆動部23を制御して、フォーカスレンズ13aを第1フォーカスレンズ位置に移動させるタイミングのみである。第1の実施形態では、プロジェクタ1が電源オンされたときに第1フォーカスレンズ位置に移動させていたが、本実施形態では、プロジェクタ2が電源オンされたときには、第1フォーカスレンズ位置に移動させず、プロジェクタ2が電源オフされたときに第1フォーカスレンズ位置に移動させる。また、オートフォーカス処理については、第1の実施形態と同様である。
プロジェクタ2が電源オフされたときの動作について説明する。図6は、プロジェクタ2が電源オフされたときの処理のフローチャートである。
入力操作部21に備わる電源キーが押下され、プロジェクタ2の電源オフ操作信号が入力されると、制御部20は、光源制御部22に指示を出して、光源11を消灯させる(ステップS401)。
次に、フォーカス位置制御部20aは、第1フォーカスレンズ位置移動処理(サブルーチン)を実行する(ステップS402)。第1フォーカスレンズ位置移動処理は、第1の実施形態と同様である。即ち、図4のサブルーチンである。
次に、制御部20は、電源オフ処理を行う(ステップS403)。本実施形態では、電源オフ処理は、プロジェクタ2の電源オフに伴って行われる処理を示し、電源オフに応じたソフトウェアやハードウェアの処理等を含む。そして、プロジェクタ2が電源オフされたときの処理を終了する。
上述した第2の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクタ2のフォーカスレンズ13aは、電源オフされたときに、第1フォーカスレンズ位置に移動される。これにより、次回、電源オンされて、オートフォーカス処理が実行されると、第1フォーカスレンズ位置から目標のフォーカスレンズ位置となるまでフォーカスレンズ13aが移動される。つまり、焦点調整範囲における至近端P0と無限端P1との中央位置P2のフォーカスレンズ位置を開始位置として、目標のフォーカスレンズ位置となるまでフォーカスレンズ13aが移動されるので、フォーカスレンズ13aの移動距離が最大でも焦点調整範囲の半分(距離a)以下となり、フォーカスレンズ13aの移動量を抑制することができる。また、フォーカスレンズ13aの移動時間(合焦までの時間)を抑制することができる。
(2)プロジェクタ2のフォーカスレンズ13aは、電源オフされたときに、第1フォーカスレンズ位置に移動される。よって、次回、電源オンされた際に、プロジェクタ2は、フォーカスレンズ13aを第1フォーカスレンズ位置に移動する必要がない。これにより、プロジェクタ2の電源オン時の初期処理に要する時間を低減することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態に係るプロジェクタ3の構成では、第1の実施形態に加えて、傾斜検出部26と、補正量記憶部27とをさらに備えている。また、フォーカス位置制御部20aが行う処理内容が異なる。それ以外の構成は第1の実施形態と同様である。また、オートフォーカス処理についても、第1の実施形態と同様である。
図7は、第3の実施形態に係るプロジェクタ3の概略構成を示すブロック図である。図7を使用して、プロジェクタ3と第1の実施形態に係るプロジェクタ1との内部構成の差異について説明する。
傾斜検出部26は、角度センサとして加速度センサ(図示せず)を有している。加速度センサは、プロジェクタ3をあおり投写した場合の傾斜情報として傾斜角度を検出するようにプロジェクタ3の内部に実装されている。そして、傾斜検出部26は、加速度センサが検出した傾斜角度をフォーカス位置制御部20aに出力する。なお、本実施形態では、角度センサは加速度センサとしているが、これに限定するものではなく、プロジェクタ3の傾斜角度を検出するセンサであればよい。また、プロジェクタ3の投写画像を撮像する手段を備え、撮像した画像を解析することによって、プロジェクタ3の傾斜角度を検出する方法を用いてもよい。
図8は、プロジェクタ3のあおり投写についての説明図である。図8では、横軸(X軸)は水平方向を示しており、縦軸(Y軸)は垂直方向を示している。図8に示すように、プロジェクタ3を水平に設置した場合には、投写レンズ13からスクリーンSCまでの光軸の距離はD1となる。プロジェクタ3を傾斜角度θであおり投写した場合には、投写レンズ13からスクリーンSCまでの光軸の距離はD2となる。このとき、距離D1とD2との間には下記の式(1)が成り立つ。
D1<D2 …(1)
式(1)に示すように、プロジェクタ3をあおり投写した場合には、水平に設置した場合に比べて、スクリーンSCまでの距離が長くなる。そこで、本実施形態では、フォーカスレンズ13aを第1フォーカスレンズ位置から無限端側に移動することで、フォーカスレンズ13aの初期位置を補正し、補正フォーカスレンズ位置にする。
図9は、プロジェクタ3の補正フォーカスレンズ位置を説明した図である。図9に示すように、プロジェクタ3の補正フォーカスレンズ位置P3は、中央位置P2から無限端P1側に補正量Δh離れた位置である。このとき、補正量Δhは、プロジェクタ3の傾斜角度θに応じた値(移動量)とする。
図7に戻り、補正量記憶部27は、不揮発性のメモリからなり、プロジェクタ3の傾斜角度θに対応したフォーカス量の補正量Δhを記憶する。記憶された補正量Δhは、フォーカス位置制御部20aによって読み出しが行われる。なお、この補正量Δhは、製品(プロジェクタ)毎に傾斜角度θに対応した値を測定して記憶してもよい。このようにすれば、製品毎の個体差に対応した正確な補正量Δhを記憶することができる。
図10は、補正量記憶部27の領域構成図である。図10に示すように、補正量記憶部27の記憶領域T1は、プロジェクタ3の傾斜角度θとそれに対応するフォーカス量の補正量Δhを記憶する。本実施形態では、傾斜角度θは0度から2度単位で16度までを記憶し、補正量Δhは、各傾斜角度に対応して0ステップから4ステップ単位で32ステップまで記憶している。なお、ステップとは、フォーカス駆動部23がフォーカスレンズ13aを駆動するフォーカス量の単位である。
図7に戻り、フォーカス位置制御部20aは、傾斜検出部26から傾斜角度θを入力し、そして、補正量記憶部27から傾斜角度θに対応した補正量Δhを読み出す。そして、この補正量Δhに基づき、フォーカス位置制御部20aは、フォーカス駆動部23を制御してフォーカスレンズ13aを駆動させる。
次に、プロジェクタ3が電源オンされたときの動作について説明する。図11は、プロジェクタ3が電源オンされたときの処理のフローチャートである。
入力操作部21に備わる電源キーが押下され、プロジェクタ3の電源オン操作信号が入力されると、制御部20は、起動処理を行う(ステップS501)。起動処理は、第1の実施形態と同様である。次に、制御部20は、光源制御部22に指示を出して、光源11を点灯させる(ステップS502)。
次に、フォーカス位置制御部20aは、第1フォーカスレンズ位置移動処理(サブルーチン)を実行する(ステップS503)。第1フォーカスレンズ位置移動処理は、第1の実施形態と同様である。即ち、図4のサブルーチンである。
次に、フォーカス位置制御部20aは、傾斜検出部26からプロジェクタ3の傾斜角度θを入力する(ステップS504)。次に、フォーカス位置制御部20aは、傾斜角度θが0度か否かを判断する(ステップS505)。傾斜角度θが0度でなかった場合(ステップS505:NO)、フォーカスレンズ位置補正処理(サブルーチン)を実行する(ステップS506)。そして、プロジェクタ3が電源オンされたときの処理を終了する。また、傾斜角度θが0度であった場合(ステップS505:YES)、フォーカスレンズ位置補正処理は行わず、プロジェクタ3が電源オンされたときの処理を終了する。
次に、フォーカスレンズ位置補正処理(サブルーチン)、即ちフォーカスレンズ位置を補正する処理について説明する。図12は、プロジェクタ3のフォーカスレンズ位置補正処理のフローチャートである。
フォーカス位置制御部20aは、補正量記憶部27から傾斜角度θに対応した補正量Δhを読み出し、第1フォーカスレンズ位置(中央位置P2)に加算して、補正フォーカスレンズ位置P3を算出する。(ステップS601)。そして、フォーカス位置制御部20aは、補正フォーカスレンズ位置P3となるように、フォーカス駆動部23にフォーカスレンズ13aの駆動を開始させる(ステップS602)。
フォーカス位置制御部20aは、フォーカス位置検出部24からフォーカスレンズ位置を読み出して、補正フォーカスレンズ位置P3となったか否かを判断する(ステップS603)。フォーカス位置制御部20aは、補正フォーカスレンズ位置P3になるまで待ち続ける(ステップS603:NO)。補正フォーカスレンズ位置P3になったら(ステップS603:YES)、フォーカス位置制御部20aは、フォーカス駆動部23にフォーカスレンズ13aの駆動を停止させる(ステップS604)。そして、フォーカスレンズ位置補正処理を終了する(サブルーチンリターン)。
上述した第3の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクタ3のフォーカスレンズ13aは、電源オンされたときに、第1フォーカスレンズ位置(中央位置P2)に移動され、そして、あおり投写されていれば、補正フォーカスレンズ位置P3に移動される。これにより、次に、オートフォーカスが実行されると、補正フォーカスレンズ位置P3から目標のフォーカスレンズ位置となるまでフォーカスレンズ13aが移動される。つまり、プロジェクタ3の傾斜角度θに応じて、フォーカスレンズ位置が無限端側に補正され、その補正フォーカスレンズ位置P3を開始位置として目標のフォーカスレンズ位置となるまでフォーカスレンズ13aが移動される。よって、オートフォーカスの際にあおり投写によってフォーカスレンズ13aの移動量が増加してしまうことを抑制できる。また、フォーカスレンズ13aの移動時間(合焦までの時間)が、あおり投写をしない場合と比較して、長くなることを抑制することができる。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態に係るプロジェクタ4の構成は、第3の実施形態と同様である。第3の実施形態との差異は、フォーカス位置制御部20aがフォーカス駆動部23を制御して、フォーカスレンズ13aを第1フォーカスレンズ位置に移動させ、フォーカスレンズ位置を補正させるタイミングのみである。第3の実施形態では、プロジェクタ3が電源オンされたときにフォーカスレンズ13aを第1フォーカスレンズ位置に移動させ、そして、フォーカスレンズ位置を補正させていた。本実施形態では、プロジェクタ4が電源オンされたときには、フォーカスレンズ13aの第1フォーカスレンズ位置への移動およびフォーカスレンズ位置の補正は行わず、プロジェクタ4が電源オフされたときに第1フォーカスレンズ位置に移動させ、そして、フォーカスレンズ位置を補正させる。また、オートフォーカス処理については、第1の実施形態と同様である。
プロジェクタ4が電源オフされたときの動作について説明する。図13は、プロジェクタ4が電源オフされたときの処理のフローチャートである。
入力操作部21に備わる電源キーが押下され、プロジェクタ4の電源オフ操作信号が入力されると、制御部20は、光源制御部22に指示を出して、光源11を消灯させる(ステップS701)。
次に、フォーカス位置制御部20aは、第1フォーカスレンズ位置移動処理(サブルーチン)を実行する(ステップS702)。第1フォーカスレンズ位置移動処理は、第1の実施形態と同様である。即ち、図4のサブルーチンである。
次に、フォーカス位置制御部20aは、傾斜検出部26からプロジェクタ4の傾斜角度θを入力する(ステップS703)。そして、フォーカス位置制御部20aは、傾斜角度θが0度か否かを判断する(ステップS704)。傾斜角度θが0度でなかった場合(ステップS704:NO)、フォーカス位置制御部20aは、フォーカスレンズ位置補正処理(サブルーチン)を実行する(ステップS705)。フォーカスレンズ位置補正処理は、第3の実施形態と同様である。即ち、図12のサブルーチンである。
次に、制御部20は、電源オフ処理を行う(ステップS706)。電源オフ処理は、第2の実施形態と同様である。そして、プロジェクタ4が電源オフされたときの処理を終了する。
傾斜角度θが0度であった場合(ステップS704:YES)、ステップS706に移行し、制御部20は、電源オフ処理を行う。そして、プロジェクタ4が電源オフされたときの処理を終了する。
上述した第4の実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)プロジェクタ4のフォーカスレンズ13aは、電源オフされたときに、第1フォーカスレンズ位置(中央位置P2)に移動され、そして、あおり投写されていれば、補正フォーカスレンズ位置P3に移動される。これにより、次回、電源オンされてオートフォーカス処理が実行されると、補正フォーカスレンズ位置P3から目標のフォーカスレンズ位置となるまでフォーカスレンズ13aが移動される。つまり、プロジェクタ4の傾斜角度θに応じて、フォーカスレンズ位置が無限端側に補正され、その補正フォーカスレンズ位置P3を開始位置として目標のフォーカスレンズ位置となるまでフォーカスレンズ13aが移動される。よって、オートフォーカスの際に、あおり投写によってフォーカスレンズ13aの移動量が増加してしまうことを抑制できる。また、フォーカスレンズ13aの移動時間(合焦までの時間)が、あおり投写をしない場合と比較して、長くなることを抑制することができる。
(2)プロジェクタ4のフォーカスレンズ13aは、電源オフされたときに、第1フォーカスレンズ位置(中央位置P2)に移動され、そして、あおり投写されていれば、補正フォーカスレンズ位置P3に移動される。よって、次回、電源オンされた際に、プロジェクタ4は、フォーカスレンズ13aを第1フォーカスレンズ位置(中央位置P2)に移動して、さらに、補正フォーカスレンズ位置P3に移動する必要がない。これにより、プロジェクタ4の電源オン時の初期処理に要する時間を低減することができる。
なお、上述した実施形態に限定されず、種々の変更や改良等を加えて実施することが可能である。変形例を以下に述べる。
(変形例1)上記第1乃至第4の実施形態では、第1フォーカスレンズ位置は、焦点調整範囲における至近端P0と無限端P1との中央位置P2のフォーカスレンズ位置としたが、至近端P0と無限端P1との中央位置近傍のフォーカスレンズ位置としてもよい。この場合も同等の効果を得ることができる。
(変形例2)上記第1乃至第4の実施形態では、プロジェクタを所定のフォーカスレンズ位置(第1フォーカスレンズ位置、または補正フォーカスレンズ位置のいずれか)に移動した後で、オートフォーカス処理を行うものとしたが、オートフォーカス処理は行わず、ユーザが手動でフォーカス調整を行ってもよい。このように、手動でフォーカス調整を行った場合でも、所定のフォーカスレンズ位置を開始位置とすることで、フォーカス調整に伴うフォーカスレンズ13aの移動量や、フォーカスレンズ13aの移動時間を抑制することができる。
(変形例3)上記第1乃至第4の実施形態では、操作信号受信部は、入力操作部21としたが、これに限定するものではない。例えば、プロジェクタに対する操作信号等を送受信するIPネットワーク通信部(図示せず)やRS−232C通信部(図示せず)、USB(Universal Serial Bus)通信部(図示せず)等としてもよい。
(変形例4)上記第1乃至第4の実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12を用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
第1の実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示すブロック図。 プロジェクタのフォーカスレンズの移動を直線上の位置移動として説明した図。 プロジェクタが電源オンされたときの処理のフローチャート。 プロジェクタの第1フォーカスレンズ位置移動処理のフローチャート。 オートフォーカス処理を示すフローチャート。 プロジェクタが電源オフされたときの処理のフローチャート。 第3の実施形態に係るプロジェクタの概略構成を示すブロック図。 プロジェクタのあおり投写についての説明図。 プロジェクタの補正フォーカスレンズ位置を説明した図。 補正量記憶部の領域構成図。 プロジェクタが電源オンされたときの処理のフローチャート。 プロジェクタのフォーカスレンズ位置補正処理のフローチャート。 プロジェクタが電源オフされたときの処理のフローチャート。
符号の説明
1,2,3,4…プロジェクタ、10…画像投写部、11…光源、12…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、13a…フォーカスレンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、20a…フォーカス位置制御部、21…入力操作部、22…光源制御部、23…フォーカス駆動部、24…フォーカス位置検出部、25…第1フォーカス位置記憶部、26…傾斜検出部、27…補正量記憶部、30…画像信号入力部、31…画像処理部、40…測距部。

Claims (5)

  1. 光源と、
    前記光源から射出された光を画像情報に応じて変調して画像を形成する光変調装置と、
    焦点調整のためのフォーカスレンズを有し、前記光変調装置で形成された前記画像を投写する投写光学系と、
    前記フォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動部と、
    外部からの操作信号を受信する操作信号受信部と、
    前記操作信号受信部が所定の操作信号を受信したときに、前記フォーカスレンズを、焦点調整範囲における至近端と無限端との略中央の位置である第1フォーカスレンズ位置になるように、前記フォーカス駆動部を制御するフォーカス位置制御部と、
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 請求項1に記載のプロジェクタであって、
    前記プロジェクタのあおり方向の傾斜を検出して傾斜情報を出力する傾斜検出部と、
    をさらに備え、
    前記フォーカス位置制御部は、前記傾斜情報に基づく補正量に従って、前記フォーカスレンズを前記第1フォーカスレンズ位置から無限端側に移動するように前記フォーカス駆動部を制御することを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1または2に記載のプロジェクタであって、
    前記操作信号受信部は入力操作部とし、前記所定の操作信号は電源オン操作信号であることを特徴とするプロジェクタ。
  4. 請求項1または2に記載のプロジェクタであって、
    前記操作信号受信部は入力操作部とし、前記所定の操作信号は電源オフ操作信号であることを特徴とするプロジェクタ。
  5. 光源と、
    前記光源から射出された光を画像情報に応じて変調して画像を形成する光変調装置と、
    焦点調整のためのフォーカスレンズを有し、前記光変調装置で形成された前記画像を投写する投写光学系と、
    前記フォーカスレンズを駆動するフォーカス駆動部と、を有するプロジェクタの制御方法であって、
    外部からの操作信号を受信する操作信号受信工程と、
    前記操作信号受信工程が所定の操作信号を受信したときに、前記フォーカスレンズを、焦点調整範囲における至近端と無限端との略中央の位置である第1フォーカスレンズ位置になるように、前記フォーカス駆動部を制御するフォーカス位置制御工程と、
    を備えることを特徴とするプロジェクタの制御方法。
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