JP2010066358A - 光ファイバ接続素子の製造方法、成型装置および光ファイバ接続素子 - Google Patents

光ファイバ接続素子の製造方法、成型装置および光ファイバ接続素子 Download PDF

Info

Publication number
JP2010066358A
JP2010066358A JP2008230662A JP2008230662A JP2010066358A JP 2010066358 A JP2010066358 A JP 2010066358A JP 2008230662 A JP2008230662 A JP 2008230662A JP 2008230662 A JP2008230662 A JP 2008230662A JP 2010066358 A JP2010066358 A JP 2010066358A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
pin
insertion hole
molding
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008230662A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5125913B2 (ja
Inventor
道博 ▲高▼松
Michihiro Takamatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008230662A priority Critical patent/JP5125913B2/ja
Priority to US12/555,074 priority patent/US20100059901A1/en
Publication of JP2010066358A publication Critical patent/JP2010066358A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5125913B2 publication Critical patent/JP5125913B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/2628Moulds with mould parts forming holes in or through the moulded article, e.g. for bearing cages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0053Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor combined with a final operation, e.g. shaping
    • B29C45/0055Shaping
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
    • G02B6/3865Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture fabricated by using moulding techniques
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2011/00Optical elements, e.g. lenses, prisms
    • B29L2011/0075Light guides, optical cables
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
    • G02B6/3885Multicore or multichannel optical connectors, i.e. one single ferrule containing more than one fibre, e.g. ribbon type

Abstract

【課題】精度の高い光ファイバ接続素子を容易に製造すること。
【解決手段】一対の光ファイバ接続素子の本体の光の出射口が互いに対向する形状に対応した形状のキャビティを有する金型を用意する。次に、光ファイバ挿入孔を成型するピンとガイドピン挿入孔を成型するピンとを有するピンホルダを用意する。次に、金型の所定の位置にピンホルダを配置した状態で光ファイバ接続素子の材料を供給してキャビティを満たす。次に、金型を型開きする。次に、成型された成型体を、互いに等しい形状となるように切断して一対の光ファイバ接続素子を作成する。
【選択図】図4

Description

本発明は光ファイバ接続素子の製造方法、成型装置および光ファイバ接続素子に関し、特に、光ファイバを内部に挿入する光ファイバ挿入孔とガイドピンを内部に挿入するガイドピン挿入孔とを有する本体を備える光ファイバ接続素子の製造方法、光ファイバ接続素子を製造するための成型装置および光ファイバを内部に挿入する光ファイバ挿入孔とガイドピンを内部に挿入するガイドピン挿入孔とを有する本体を備える光ファイバ接続素子に関する。
近年、光ファイバの端部同士を接続する方法の1つとして光ファイバの端部をコネクタ化する方法が知られている。
光ファイバ端部のコネクタ化に際して、光ファイバの端部を位置決めして固定し、互いの端部の位置決めを容易にしたり、接続状態を維持したりするための部材としてフェルールが知られている。
図9は、一般的なフェルールの製造方法を示す図である。
図9に示すように、下金型90の一端部には、複数(例えば4本)の光ファイバ挿入孔成型用ピン91が配置されるための複数(4つ)のV字溝92、および複数(例えば2本)のガイドピン挿入孔成型用ピン93が配置されるための複数(2つ)のV字溝94がそれぞれ刻設されている。
この下金型90を用いたフェルールの製造方法によれば、各光ファイバ挿入孔成型用ピン91を下金型90の対応するV字溝92に配置し、各ガイドピン挿入孔成型用ピン93を下金型90の対応するV字溝94に配置した状態で、図示しない上金型および下金型90を閉める。次いで、閉じた上金型・下金型の内部に熱硬化性あるいは熱可塑性等の樹脂を流し込んで硬化あるいは可塑化させることにより、光コネクタ用フェルールを成型している。
特開2003−294983号公報
光ファイバ同士を突き合わせ、接続する場合、双方の光ファイバのコアの部分を正確に対向させ、完全に接続する必要がある。これが完全でない場合、一方の光ファイバコアから出射された光の一部が他方の光ファイバコアに入射できず、クラッド内に放射され、これが接続損失となる。
このように、フェルールの光ファイバ挿入孔の精度は、そのまま光の損失に繋がるため、フェルールを成型する金型は、高精度であることが要求される。例えば、図9に示す金型では、V字溝92の精度がそのままフェルールの光損失につながるため、この溝の精度を高める必要がある。
しかしながら、光ファイバ挿入孔は、例えばμm単位での調整が必要であるため、この調整を実現する金型を製造すれば費用がかかるという問題があった。
また、高精度の金型を製造しても、光ファイバ挿入孔成型用ピン91がV字溝92に正確に配置されなければ成型されるフェルールの精度が落ち、ひいては光の損失が大きくなるという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、精度の高い光ファイバ接続素子を容易に製造することができる光ファイバ接続素子の製造方法を提供することを目的とする。
また、他の目的として、精度の高い光ファイバ接続素子が得られる成型装置および光ファイバ接続素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、光ファイバを内部に挿入する光ファイバ挿入孔とガイドピンを内部に挿入するガイドピン挿入孔とを有する本体を備える光ファイバ接続素子の製造方法が提供される。この製造方法は、以下の工程の実行により実現される。
(1)一対の光ファイバ接続素子の本体の光の出射口が互いに対向する形状に対応した形状のキャビティを有する金型の所定の位置に、光ファイバ挿入孔を成型するピンとガイドピン挿入孔を成型するピンとを有するピンホルダを配置した状態で光ファイバ接続素子の材料を供給してキャビティを満たし、その後、金型を型開きすることにより成型を行う成型工程。
(2)成型工程により成型された成型体を切断して、一対の光ファイバ接続素子を製造する工程。
また、上記目的を達成するために、光ファイバを内部に挿入する光ファイバ挿入孔とガイドピンを内部に挿入するガイドピン挿入孔とを有する本体を備える光ファイバ接続素子を製造する成型装置が提供される。この成型装置は、金型とピンホルダと成型手段とを有する。
金型は、一対の光ファイバ接続素子の本体の光の出射口が互いに対向する形状に対応した形状のキャビティを有する。
ピンホルダは、一対の光ファイバ接続素子の光ファイバ挿入孔を成型するピンとガイドピン挿入孔を成型するピンとを有するピンホルダとを有する。
成型手段は、金型の所定の位置に、ピンホルダを配置した状態で光ファイバ接続素子の材料を供給してキャビティを満たし、その後、金型を型開きすることにより成型を行う。
また、上記目的を達成するために、光ファイバを内部に挿入する光ファイバ挿入孔とガイドピンを内部に挿入するガイドピン挿入孔とを有する本体を備える光ファイバ接続素子において、一対の前記光ファイバ接続素子の前記本体の光の出射口が互いに対向する形状に対応した形状のキャビティを有する金型を用意する工程と、前記光ファイバ挿入孔を成型するピンと前記ガイドピン挿入孔を成型するピンとを有するピンホルダを用意する工程と、前記金型の所定の位置に前記ピンホルダを配置した状態で前記光ファイバ接続素子の材料を供給して前記キャビティを満たす工程と、前記金型を型開きする工程と、によって形成された光ファイバ接続素子が提供される。
開示の光ファイバ接続素子の製造方法および成型体によれば、精度の高い光ファイバ接続素子を製造することができる。
また、開示の成型装置によれば、精度の高い光ファイバ接続素子の成型体を製造することができる。
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
<光コネクタ>
図1は、実施の形態の光コネクタを示す図である。
光コネクタ1A、1Bは、それぞれ互いに形状の等しい多心のコネクタである。
光コネクタ1Aは、先端部に設けられたフェルール(光ファイバ接続素子)10Aと、このフェルール10Aを固定するハウジング20Aとを有している。また、光コネクタ1Bは、先端部に設けられたフェルール10Bと、このフェルール10Bを固定するハウジング20Bとを有している。
ハウジング20A、20Bには、それぞれ複数本の光ファイバを束ねたテープ光ファイバ4A、4Bが挿入されている。
フェルール10Bの後述するガイドピン挿入孔には、ガイドピン3が挿入されている。
光コネクタ1A、1Bは、アダプタ2に挿入されると、それぞれアダプタ2に固定される。このときガイドピン3がフェルール10Aのガイドピン挿入孔に挿入されることで、フェルール10A、10Bそれぞれの後述する各光ファイバ挿入孔同士が互いに対向するように支持される。
これにより、テープ光ファイバ4A(4B)に入射した光は、テープ光ファイバ4B(4A)から出射する。
<フェルール>
次に、フェルールの構造について説明する。なお、フェルール10A、10Bの構造は互いに等しいため、代表的にフェルール10Aの構造について説明する。
図2は、実施の形態のフェルールを示す図である。
フェルール10Aは、矩形状の本体11Aと、支持部15Aとを有している。
フェルール10Aの構成材料は特に限定されないが、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリアミド、熱可塑性ポリイミド、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂や、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂等が挙げられる。
本体11Aは、光ファイバ(図示せず)が挿入され、挿入された光ファイバの光の出射口を備える複数(図2では4つ)の光ファイバ挿入孔12Aと、ガイドピン3が挿入される一対のガイドピン挿入孔13Aとを有している。
各光ファイバ挿入孔12Aは、端面111Aから本体11Aの内部に向かって延びている。
各光ファイバ挿入孔12Aの半径は特に限定されないが、例えば、0.125mm程度である。また、各光ファイバ挿入孔12A間のピッチは特に限定されないが、例えば0.25mm程度である。
ガイドピン挿入孔13A、13Aは、端面111Aから本体11Aの内部に向かって、各光ファイバ挿入孔12Aと平行に延びている。
これらガイドピン挿入孔13A、13Aは、それぞれ各光ファイバ挿入孔の中心を結ぶ直線の延長線上に、孔の中心がくるように設けられている。
また、ガイドピン挿入孔13Aの半径は特に限定されないが、例えば、0.7mm程度である。
図3は、コネクタ未装着状態のフェルールを示す図である。
フェルール10A、10Bには、それぞれ背面側からテープ光ファイバ4A、4Bを挿入するための開口を備え、所定の深さを備える凹部14A、14Bが設けられている。
フェルール10Bを例にとって説明すると、テープ光ファイバ4Bの先端には、4本の光ファイバが露出している。テープ光ファイバ4Bが凹部14Bに挿入されると、テープ光ファイバ4Bから露出した光ファイバは、本体11Bの各光ファイバ挿入孔12Bに挿入される。テープ光ファイバ4Bに入射した光は、前述した出射口から出射する。
フェルール10A、10Bの内部には、接着剤が充填されている。この接着剤により、各光ファイバ挿入孔12Bに挿入された光ファイバは、フェルール10A、10Bに固着されている。
次に、実施の形態のフェルール10A、10Bを製造する方法を説明する。
<金型>
図4は、実施の形態の金型を示す図である。
金型100は、フェルール10A、10Bを一度に製造するものであり、下金型100aと、上金型100bとを有している。
下金型100aの長手方向の端部101aおよび端部102aには、それぞれピンホルダ200およびピンホルダ300(の所定の位置)を支持するための凹部が設けられている。
また、上金型100bの長手方向の端部101bおよび端部102bにも、それぞれピンホルダ200およびピンホルダ300(の所定の位置)を支持するための凹部が設けられている。
下金型100aおよび上金型100bには、フェルール10A、10Bの外部形状に対応するように型が形成されている。具体的には、本体11A、11Bに対応する凹部103aと、支持部15A、15Bに対応する凹部103aより深い凹部104aが形成されている。
<ピンホルダ>
ピンホルダ200は、4本の光ファイバ孔成型用ピン210と、ガイド孔成型用ピン220と、光ファイバ孔成型用ピン210を支持する支持部230と、把持部240とを有している。
光ファイバ孔成型用ピン210は、所定のピッチで並列に配置されている。この光ファイバ孔成型用ピン210の構成材料としては、例えば、各種金属が挙げられる。
各光ファイバ孔成型用ピン210は、その先端側から棒状の光ファイバ穴成型部211と、支持部230に接続された基端部212とを有している。
光ファイバ穴成型部211の外径は、特に限定されないが、例えば、0.125mm程度である。
光ファイバ孔成型用ピン210は、ピンホルダ200が端部102a側にスライドして把持部240が下金型100aの端部101aに当接したときに、光ファイバ穴成型部211の先端部が、後述する光ファイバ孔成型用ピン310の先端部に当接する長さに設定されている。
基端部212は、その径が基端側に向かって漸増したテーパ部212aと、外径が一定の部分で構成された部分212bとを有している。基端部212は、テーパ部212aによって、光ファイバ穴成型部211と接続されている。
ガイド孔成型用ピン220は、光ファイバ孔成型用ピン210に平行に設けられている。
ガイド孔成型用ピン220は、ピンホルダ200が端部102a側にスライドして把持部240が下金型の一端側に当接したときに、ガイド孔成型用ピン220の先端部が下金型100aの端部102aに位置する長さに設定されている。
なお、ガイド孔成型用ピン220の先端部が下金型100aの端部102aを通過して突出するようになっていてもよい。
把持部240は、ピンホルダ200をスライドさせるときに把持される部分である。
ピンホルダ300は、光ファイバ孔成型用ピン310と、支持部320と、把持部330とを有している。
光ファイバ孔成型用ピン310の長さは、光ファイバ孔成型用ピン210の基端部212の長さと等しい。
支持部320および把持部330の構造(形状)は、それぞれ支持部230および把持部240の構造と等しい。
<製造方法>
次に、金型100、ピンホルダ200およびピンホルダ300を使用して実施の形態のフェルールを製造する方法について説明する。
[1]まず、ピンホルダ300の把持部330を把持して支持部320を下金型100aの端部102aに設けられた凹部に設置する。
[2]次に、ピンホルダ200の把持部240を把持して下金型100aの端部101a側から挿入し、下金型100aの長手方向にスライドさせる。これにより、光ファイバ穴成型部211が、ピンホルダ300の光ファイバ孔成型用ピン310に当接し、支持部230が端部101aに支持される。
また、ガイド孔成型用ピン220の先端部が下金型100aの端部102aに位置する。
[3]この状態で、上金型100bを被せて金型100の内部にキャビティを形成する。
なお、下金型100aに上金型100bを被せた状態で、ピンホルダ200を挿入するようにしてもよい。
図5は、キャビティが形成された状態を示す断面図である。
キャビティ400内の、光ファイバ挿入孔12A、12Bとなる部位に光ファイバ孔成型用ピン210および光ファイバ孔成型用ピン310が位置し、凹部14A、14Bとなる部位に支持部230、320がそれぞれ位置する。
この状態で、光ファイバ孔成型用ピン210は、細かい位置決めは不要であるため、製造を容易化することができる。
[4]この状態で、図示しない挿入口から溶融状態の前述した熱硬化性または熱可塑性の樹脂材料を注入してキャビティ400を満たし、樹脂材料を硬化または可塑化させる。
これにより、金型100の内部に形成されたキャビティ400に対応する成型体が成型される。
[5]その後、ピンホルダ200およびピンホルダ300を挿入方向とは逆方向に引き抜く、そして上金型100bを取り外して成型体を取り出す。
図6は、成型された成型体を示す図である。
成型体500は、一対のフェルール10A、10Bを向かい合わせた形状と同じ形状をなしている。
成型体500の内部には、光ファイバ挿入孔12A、12Bとなる孔およびガイドピン挿入孔13A、13Bとなる孔が形成されている。
[6]次に、この成型体500を互いに対象な形状になるように(フェルールの本体の形状が等しくなるように)切断する。
これにより、1組のフェルール10A、10Bが得られる。
以上述べたように、本実施の形態の製造方法によれば、成型体500を製造し、この成型体500を切断して一対のフェルール10A、10Bを製造するようにしたので、精度の高い(光の損失が小さい)フェルールを製造することができる。
なお、別個の成型体500から得られたフェルール同士を用いて得られた光コネクタ同士をアダプタ2で接続するようにしてもよいが、特に、1つの成型体500から得られた2つのフェルールをそれぞれ備える一対の光コネクタを組み合わせてアダプタ2で接続した場合、光の損失は小さくなる。
また、製造の際、光ファイバ孔成型用ピン210の位置精度を気にすることなく、製造することができるため、製造を容易化することができる。
また、従来は、位置精度を出すために、光ファイバ挿入孔とガイドピン挿入孔とが一列になるように配置していたが、本製造方法によれば、その必要はなく光ファイバ挿入孔を従来に比べ比較的高い自由度で配置することができる。また、光ファイバ挿入孔の個数も容易に増加させることができる。以下、具体例を示す。
図7および図8は、フェルールの具体例を示す図である。
図7(a)に示すフェルール10Cは、光ファイバ挿入孔12Cが行列状に配置されている。このようなフェルールは、ピンホルダ200(送り側)のガイドピンの光ファイバ孔成型用ピンと、ピンホルダ300(受け側)のガイドピンの光ファイバ孔成型用ピンとをそれぞれ行列状に配置し、製造時にこれらのピンを当接させることによって図7(b)に示す成型体500aを得る。そして、得た成型体500aを切断することにより製造することができる。
図8に示すフェルール10Dは、本体11Dが円柱状をなしており、断面形状が円形になっている。また、複数の光ファイバ挿入孔12Dおよびガイドピン挿入孔13Dがランダム(不規則)な位置に配置されている。このようなフェルールは、フェルール10Dの円柱の形状に対応した形状のキャビティを形成することができる金型と、光ファイバ挿入孔12Dおよびガイドピン挿入孔13Dの配置位置に対応する光ファイバ孔成型用ピンとを用意する。そして、前述した製造方法と同様の方法で得た成型体500bを切断することにより得ることができる。
このようなフェルール10Dによれば、フェルール10A等に比べて多心の光ファイバを接続できるフェルールが得られる。
以上、本発明の光ファイバ接続素子の製造方法、成型装置および光ファイバ接続素子を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本発明は、前述した実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
実施の形態の光コネクタを示す図である。 実施の形態のフェルールを示す図である。 コネクタ未装着状態のフェルールを示す図である。 実施の形態の金型を示す図である。 キャビティが形成された状態を示す断面図である。 成型された成型体を示す図である。 フェルールの具体例を示す図である。 フェルールの具体例を示す図である。 一般的なフェルールの製造方法を示す図である。
符号の説明
1A、1B 光コネクタ
2 アダプタ
3 ガイドピン
4A テープ光ファイバ
10A、10B フェルール
11A 本体
12A 光ファイバ挿入孔
13A ガイドピン挿入孔
14A、14B 凹部
20A、20B ハウジング
100 金型
100a 下金型
100b 上金型
101a、101b 端部
102a、102b 端部
103a、104a 凹部
111A 端面
200、300 ピンホルダ
210、310 光ファイバ孔成型用ピン
211 光ファイバ穴成型部
212 基端部
212a テーパ部
212b 部分
220 ガイド孔成型用ピン
230、320 支持部
240、330 把持部
400 キャビティ
500 成型体

Claims (6)

  1. 光ファイバを内部に挿入する光ファイバ挿入孔とガイドピンを内部に挿入するガイドピン挿入孔とを有する本体を備える光ファイバ接続素子の製造方法において、
    一対の前記光ファイバ接続素子の前記本体の光の出射口が互いに対向する形状に対応した形状のキャビティを有する金型の所定の位置に、前記光ファイバ挿入孔を成型するピンと前記ガイドピン挿入孔を成型するピンとを有するピンホルダを配置した状態で前記光ファイバ接続素子の材料を供給して前記キャビティを満たし、その後、前記金型を型開きすることにより成型を行う成型工程と、
    前記成型工程により成型された成型体を切断して、一対の前記光ファイバ接続素子を製造する工程と、
    を有することを特徴とする光ファイバ接続素子の製造方法。
  2. 前記金型の所定の位置に前記ピンホルダを配置した状態において、前記ピンホルダの前記光ファイバ挿入孔を成型するピンと前記ガイドピン挿入孔を成型するピンとは、一対の前記光ファイバ接続素子それぞれの前記光ファイバ挿入孔と前記ガイドピン挿入孔となる位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ接続素子の製造方法。
  3. 前記ピンホルダの前記光ファイバ挿入孔を成型するピンは、不規則に複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ接続素子の製造方法。
  4. 前記ピンホルダの前記光ファイバ挿入孔を成型するピンは、行列状に複数設けられていることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ接続素子の製造方法。
  5. 光ファイバを内部に挿入する光ファイバ挿入孔とガイドピンを内部に挿入するガイドピン挿入孔とを有する本体を備える光ファイバ接続素子を製造する成型装置であって、
    一対の前記光ファイバ接続素子の前記本体の光の出射口が互いに対向する形状に対応した形状のキャビティを有する金型と、
    一対の前記光ファイバ接続素子の光ファイバ挿入孔を成型するピンと前記ガイドピン挿入孔を成型するピンとを有するピンホルダと、
    前記金型の所定の位置に、前記ピンホルダを配置した状態で前記光ファイバ接続素子の材料を供給して前記キャビティを満たし、その後、前記金型を型開きすることにより成型を行う成型手段と、
    を有することを特徴とする成型装置。
  6. 光ファイバを内部に挿入する光ファイバ挿入孔とガイドピンを内部に挿入するガイドピン挿入孔とを有する本体を備える光ファイバ接続素子において、
    一対の前記光ファイバ接続素子の前記本体の光の出射口が互いに対向する形状に対応した形状のキャビティを有する金型を用意する工程と、
    前記光ファイバ挿入孔を成型するピンと前記ガイドピン挿入孔を成型するピンとを有するピンホルダを用意する工程と、
    前記金型の所定の位置に前記ピンホルダを配置した状態で前記光ファイバ接続素子の材料を供給して前記キャビティを満たす工程と、
    前記金型を型開きする工程と、
    によって形成された光ファイバ接続素子。
JP2008230662A 2008-09-09 2008-09-09 光ファイバ接続素子の製造方法、成型装置および光ファイバ接続素子 Expired - Fee Related JP5125913B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008230662A JP5125913B2 (ja) 2008-09-09 2008-09-09 光ファイバ接続素子の製造方法、成型装置および光ファイバ接続素子
US12/555,074 US20100059901A1 (en) 2008-09-09 2009-09-08 Optical fiber connecting element and molding apparatus and method for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008230662A JP5125913B2 (ja) 2008-09-09 2008-09-09 光ファイバ接続素子の製造方法、成型装置および光ファイバ接続素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010066358A true JP2010066358A (ja) 2010-03-25
JP5125913B2 JP5125913B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=41798520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008230662A Expired - Fee Related JP5125913B2 (ja) 2008-09-09 2008-09-09 光ファイバ接続素子の製造方法、成型装置および光ファイバ接続素子

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20100059901A1 (ja)
JP (1) JP5125913B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014182202A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Fujitsu Ltd 電子機器および光コネクタ
CN107037543B (zh) * 2016-06-18 2018-10-16 华远高科电缆有限公司 一种光纤连接头自动化生产模具、系统及方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54160250A (en) * 1978-06-09 1979-12-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Multicore connector for optical fibers
JPS5988712A (ja) * 1982-11-15 1984-05-22 Toska Co Ltd 光フアイバ−用コネクタ及びこれの製造方法
JPS6256906A (ja) * 1985-09-06 1987-03-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光コネクタ及びその製造方法
JPS62172309A (ja) * 1986-01-24 1987-07-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタフエル−ル及びその製造方法
JPH09325239A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Fujikura Ltd 光コネクタの製造方法
JPH11160577A (ja) * 1997-09-24 1999-06-18 Lucent Technol Inc 光ファイバコネクタおよびその製造方法
JP2003294983A (ja) * 2002-01-29 2003-10-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 光コネクタ用フェルール製造用金型、光コネクタ用フェルール製造方法および光コネクタ用フェルール
JP2005053178A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Furukawa Electric Co Ltd:The 光コネクタフェルールの成形金型及び光コネクタフェルール
JP2007041044A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 光接続部品の成形方法および光接続部品

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3871935A (en) * 1974-03-14 1975-03-18 Bell Telephone Labor Inc Method of encapsulating and terminating the fibers of an optical fiber ribbon

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54160250A (en) * 1978-06-09 1979-12-18 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Multicore connector for optical fibers
JPS5988712A (ja) * 1982-11-15 1984-05-22 Toska Co Ltd 光フアイバ−用コネクタ及びこれの製造方法
JPS6256906A (ja) * 1985-09-06 1987-03-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光コネクタ及びその製造方法
JPS62172309A (ja) * 1986-01-24 1987-07-29 Sumitomo Electric Ind Ltd 光コネクタフエル−ル及びその製造方法
JPH09325239A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Fujikura Ltd 光コネクタの製造方法
JPH11160577A (ja) * 1997-09-24 1999-06-18 Lucent Technol Inc 光ファイバコネクタおよびその製造方法
JP2003294983A (ja) * 2002-01-29 2003-10-15 Furukawa Electric Co Ltd:The 光コネクタ用フェルール製造用金型、光コネクタ用フェルール製造方法および光コネクタ用フェルール
JP2005053178A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Furukawa Electric Co Ltd:The 光コネクタフェルールの成形金型及び光コネクタフェルール
JP2007041044A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 光接続部品の成形方法および光接続部品

Also Published As

Publication number Publication date
US20100059901A1 (en) 2010-03-11
JP5125913B2 (ja) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100917526B1 (ko) 광 커넥터 페룰 성형용 금형, 광 커넥터 페룰의 제조 방법, 광 커넥터 페룰, 광 커넥터, 광 부품 및 광 배선 시스템
US8582945B2 (en) Method and apparatus for aligning optical transports in a ferrule
KR100289478B1 (ko) 광섬유 커넥터 페룰을 조립하기 위한 고정구
CA1270682A (en) Optical connector and method of manufacturing a pair of ferrules therefor
KR100289476B1 (ko) 광섬유 커넥터 페룰의 제조 방법
JPH07248434A (ja) 光ファイバアレイおよび光ファイバアレイ用アダプタ
JP2008129313A (ja) 光接続器およびそれを用いた光ファイバの接続方法
JP2012185283A (ja) 多心光コネクタ、多心光コネクタの製造方法、多心光コネクタ製造用の整列部材
KR100289477B1 (ko) 광섬유 케이블용 커넥터 페룰 내의 정렬 시스템
JP2005062886A (ja) 光ファイバ用フェルールアセンブリ
US11256045B2 (en) Optical fiber alignment mechanisms using clads with key elements
JP5125913B2 (ja) 光ファイバ接続素子の製造方法、成型装置および光ファイバ接続素子
JPH04239614A (ja) 光モジュールの製造方法
JP2006227561A (ja) メカニカルスプライス、光通信用回路部品、中継用光伝送路及び光伝送路
JP2006227560A (ja) メカニカルスプライス、光通信用回路部品、中継用光伝送路及び光伝送路
JPS6337362B2 (ja)
JPH10258430A (ja) 光コネクタの製法およびそれによって得られた光コネクタならびに上記製法に用いる光コネクタ製造用金型および装置
JP4386846B2 (ja) 樹脂製の多芯フェルール
CN212886990U (zh) 一种全通用型陶瓷套管研磨工装盘
EP1028337A2 (en) Apparatus and method for manufacture of optical fiber plastic connectors
JPH0127401B2 (ja)
US20230152534A1 (en) Optical connector, ferrule, and method for manufacturing optical connector
JPH09304658A (ja) 光コネクタ
JP2004170671A (ja) 多芯フェルール及び多芯フェルールの製造装置
JPH02264207A (ja) 多心光ファイバコネクタの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110613

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees