JP2010066231A - 加速度センサ - Google Patents

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善明 平田
Nobuaki Konno
伸顕 紺野
Takashi Tokunaga
隆志 徳永
Kiyoshi Ishibashi
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Abstract

【課題】高い周波数を有する大きな加速度が加わった際に生じるセンサ信号のゼロ点シフトを安定的に抑制することができる加速度センサを提供する。
【解決手段】検出フレーム5は、基板1に支持され、かつ第1の部分P1を有する。第1の部分P1は、主面MSの面外方向の加速度がゼロの際に第1の寸法D1の空隙31を介して主面MSに対向し、かつ主面MSの面外方向の加速度に対応して主面MSの面外方向に変位するように構成されている。シリコンキャップ20aは、基板1に固定され、かつ主面MSとの間に第1の部分P1を挟み、かつ主面MSの面外方向の加速度がゼロの際に第2の寸法D2の空隙32を介して第1の部分P1に対向し、かつシリコンからなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、加速度センサに関するものである。
従来から自動車のエアバッグシステムなどに加速度センサが用いられている。
特許第3941694号公報(特許文献1)によれば、加速度センサは、第1および第2の固定電極と、可動電極と、質量体と、連結部とを有する。第1および第2の固定電極は基板上に形成されている。可動電極は、この第1および第2の固定電極上に対向して設けられ、第1の弾性支持体によって基板に弾性支持され揺動可能である。質量体は、第2の弾性支持体によって基板に弾性支持され、基板に対して垂直方向の加速度に応答して移動可能である。連結部は、可動電極と質量体とを可動電極の揺動軸と所定距離だけ離れた位置で連結する。第1の固定電極と可動電極とにより形成される第1の静電容量と、第2の固定電極と可動電極とにより形成される第2の静電容量との変化に基づき、加速度が測定される。また加速度センサの動作チェックを行なうために、基板上に質量体と対向する自己診断電極が設けられる。
また特開2003−240797号公報(特許文献2)によれば、加速度センサの信号処理チップは、容量−電圧変換回路と、ローパスフィルタとを有する。加速度センサの固定電極と可動電極との間の静電容量は、容量−電圧変換回路によって電圧信号に変換される。この電圧信号は、ローパスフィルタを経て出力される。
また特開2005−172543号公報(特許文献3)によれば、加速度センサは、基板と、センサ素子と、接合枠と、キャップとを有する。キャップは、基板上に形成されている接合枠と接合されている。これにより質量体の密閉された可動空間が確保される。またキャップはガラスで形成されており、接合枠と陽極接合によって接合されている。またキャップがセンサ素子の上面を所定の間隔を隔てて覆うように、キャップには掘れ込み部が形成されている。
特許第3941694号公報(第1図〜第7図) 特開2003−240797号公報(第5図) 特開2005−172543号公報(第2図および第3図)
加速度センサは、通常、所定の範囲の周波数と、所定の範囲の大きさとを有する加速度を測定対象とする。すなわち加速度センサは、所定の検出周波数範囲と所定の検出レンジとを有する。たとえば自動車のエアバッグシステムに用いられる加速度センサは、通常、0〜数百Hzの検出周波数範囲と、0〜±数千m/s2の測定レンジとを有する。
加速度が検出周波数範囲を超える高周波成分を有する場合、この成分が測定レンジ内であれば、この成分に対応するセンサ信号をローパスフィルタによって除去することができる。たとえば、測定レンジ内の大きさと、検出周波数範囲を超える数kHzの周波数とを有する正弦波加速度が加速度センサに加わった場合、ローパスフィルタを通過したセンサ信号はゼロとなる。
しかしこの高周波成分が、たとえば数万m/s2程度を超えた場合、すなわち測定レンジを遥かに超えた場合、ローパスフィルタを通過したセンサ信号がゼロ点シフトを受けることがあるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、高い周波数を有する大きな加速度が加わった際に生じるセンサ信号のゼロ点シフトを安定的に抑制することができる加速度センサを提供することである。
本発明の加速度センサは、主面を有する基板と、検出フレームと、キャップとを有する。検出フレームは、基板に支持され、かつ第1の部分を有する。第1の部分は、主面の面外方向の加速度がゼロの際に第1の寸法の空隙を介して主面に対向し、かつ主面の面外方向の加速度に対応して主面の面外方向に変位するように構成されている。キャップは、基板に固定され、かつ主面との間に第1の部分を挟み、かつ主面の面外方向の加速度がゼロの際に第2の寸法の空隙を介して第1の部分に対向し、かつシリコンからなる。
本発明の加速度センサによれば、キャップは精密加工に適した材質であるシリコンからなるので、加工されたキャップの形状ばらつきが抑制される。よって、キャップと、高周波振動する第1の部分との間の空隙における圧力の上昇が安定化される。よってキャップと第1の部分との間で安定したダンピング特性が得られる。このダンピング特性が、基板と第1の部分との間でのダンピング特性にそろえられることで、第1の部分の振動の中心のシフトに起因する、センサ信号のゼロ点シフトを安定的に抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における加速度センサの下部構造を概略的に示す平面図である。図2は、図1の線II−IIに沿う、加速度センサの概略断面図である。図3は、図2の線III−IIIに沿う概略断面図である。
図1〜図3を参照して、本実施の形態の加速度センサAC1は、下部構造BA1と、上部構造TA1とが一体となって形成されている。下部構造BA1は、主面MSを有する基板1と、慣性質量体2と、リンク梁3と、支持梁4と、検出フレーム5と、捩れ梁6と、複数の下層配線層10と、複数のボンディングパッド13と、絶縁膜15と、アンカー71〜73と、第1の基板電極81と、第2の基板電極82と、第1のアクチュエーション電極91と、枠11からなる接合枠JF1とを有する。上部構造TA1は、絶縁膜16〜18と、貫通穴埋込配線19と、シリコンキャップ20aと、第1のキャップ電極83と、第2のキャップ電極84と、第2のアクチュエーション電極92と、複数のキャップ配線44とを有する。
基板1は、好ましくはシリコンからなり、より好ましくは単結晶シリコンからなる。アンカー71〜73は、基板1上に配置されている。アンカー71は捩れ梁6の一端を支持している。またアンカー72および73の各々は、支持梁4の一端を支持している。アンカー71〜73の各々と基板1とは絶縁膜15により電気的に絶縁されている。絶縁膜15はシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜である。
慣性質量体2は、主面MSの面外方向の加速度により生じる慣性力に対応して主面MSの面外方向に変位することができるように、支持梁4を介して基板1に支持されている。また慣性質量体2の材質は導電性のポリシリコンである。
検出フレーム5は第1の部分P1と第2の部分P2とを有する。また検出フレーム5の第1の部分P1と第2の部分P2との間の位置に捩れ梁6が繋がれることで、検出フレーム5は捩れ梁6を介して基板1に支持されている。これにより、第1の部分P1は、主面MSの面外方向に変位するように回転変位することができ、また第2の部分P2は、第1の部分P1が変位する方向と逆方向に変位することができる。また第1の部分P1はリンク梁3によって慣性質量体2と連結されている。この構成により第1の部分P1は慣性質量体2の変位と連動して変位することができる。すなわち検出フレーム5は、主面MSの面外方向の加速度に対応して主面MSの面外方向に変位するように構成されている。
また検出フレーム5は主面MSの面外方向の加速度がゼロの際に第1の寸法D1の空隙31を介して主面MSに対向している。すなわち第1の部分P1および第2の部分P2の各々は、主面MSの面外方向の加速度がゼロの際に第1の寸法D1の空隙31を介して主面MSに対向している。また検出フレーム5の材質は導電性のポリシリコンである。また慣性質量体2も主面MSの面外方向の加速度がゼロの際に第1の寸法D1の空隙31を介して主面MSに対向している。
接合枠JF1は、枠11からなり、基板1上において検出フレーム5を囲んでいる。枠11の材質は、導電性のポリシリコン、すなわち検出フレーム5と同一の材質からなる。
シリコンキャップ20aは、直接接合法により接合枠JF1に接合されている。ここで直接接合法とは、接合面をイオンビーム照射、プラズマ照射などにより清浄化した後に、室温または加熱された接合面を重ね合わせることで接合する手法である。これによりシリコンキャップ20aは、接合枠JF1を介して基板1に固定され、慣性質量体2、リンク梁3、支持梁4、検出フレーム5、および捩れ梁6からなる可動構造体を基板1との間に封止している。
またシリコンキャップ20aは、主面MSとの間に第1の部分P1を挟み、かつ主面MSの面外方向の加速度がゼロの際に第2の寸法D2の空隙32を介して第1の部分P1に対向している。なお、第1の寸法D1および第2の寸法D2の各々は、主面MSの面外方向の加速度がゼロの際に、一の設計寸法に対して製造誤差の範囲内の差異を有する。すなわち第1の寸法D1および第2の寸法D2は、製造誤差の範囲内で、互いに同一である。換言すれば、第1の寸法D1および第2の寸法D2は一の設計寸法に対して略同一の寸法となる。
またシリコンキャップ20aは、シリコンからなり、好ましくは単結晶シリコンからなる。またシリコンキャップ20aは、検出フレーム5に面する深さH1の凹部を有する。
第1のキャップ電極83および第2のキャップ電極84のそれぞれは、シリコンキャップ20aの上記の凹部上の、第1の部分P1および第2の部分P2と対向する領域上に、絶縁膜16を介して配置されている。第2のアクチュエーション電極92(自己診断用電極)は、シリコンキャップ20aの上記の凹部上の、慣性質量体2と対向する領域上に、絶縁膜16を介して配置されている。第1のキャップ電極83、第2のキャップ電極84、および第2のアクチュエーション電極92の材質は導電性のポリシリコンである。
複数のキャップ配線44は、シリコンキャップ20aの外面上に絶縁膜18を介して配置されている。複数のキャップ配線44のそれぞれは、シリコンキャップ20aを貫通する貫通穴埋込配線19を介して、第1のキャップ電極83、第2のキャップ電極84、および第2のアクチュエーション電極92に電気的に接続されている。貫通穴埋込配線19とシリコンキャップ20aとの間は絶縁膜17によって電気的に絶縁されている。
第1の基板電極81および第2の基板電極82のそれぞれは、基板1の、第1の部分P1および第2の部分P2と対向する領域上に配置されている。第1のアクチュエーション電極91は、基板1の慣性質量体2と対向する領域上に配置されている。第1の基板電極81、第2の基板電極82、および第1のアクチュエーション電極91の材質は導電性のポリシリコンである。第1の基板電極81、第2の基板電極82、および第1のアクチュエーション電極91のそれぞれは、ポリシリコンからなる複数の下層配線層10によって複数のボンディングパッド13と接続されている。下層配線層10は、枠11と絶縁膜15との間を通っている。また下層配線層10と枠11との間に短絡防止のための絶縁膜(図示せず)が設けられている。
第1の基板電極81と第2のキャップ電極84とは、電気的に接続され、検出フレーム5との間に加速度を検出するための静電容量C1(図5)を形成する。また第2の基板電極82と第1のキャップ電極83とは、電気的に接続され、検出フレーム5との間に加速度を検出するための静電容量C2(図5)を形成する。
次に加速度センサAC1が加速度を検出する原理について説明する。
図4は、図2の加速度センサに加速度が加わった様子を示す図である。主に図4を参照して、加速度センサAC1にZ軸方向の加速度Azが加わると、慣性質量体2は慣性力によって、破線で示す初期位置より図中下方向に矢印LDのように変位する。この際、慣性質量体2と連結しているリンク梁3(図3)も同じく下方向に変位する。よって同じくリンク梁3と連結された検出フレーム5は、リンク梁3からトルクを受ける。このトルクにより検出フレーム5は、捩れ梁6による軸AXを中心に、破線で示す初期位置から矢印RDのように回転変位する。この回転変位の結果、上述した静電容量C1が大きくなり、かつ静電容量C2が小さくなる。すなわち静電容量C1およびC2間の比が変化する。
図5は、本発明の実施の実施の形態1における加速度センサを含む加速度検出システムの回路を概略的に示す図である。図5を参照して、加速度検出システムは、加速度センサAC1と、C−V変換回路53と、ローパスフィルタ54と、感度、ゼロ点調整回路55と、センサ出力56とを有する。C−V変換回路53はローパスフィルタ54へ、以下の式に示す電圧Vmを出力する。
Vm={C1/(C1+C2)}・Vs
ここで電圧Vsは一定の入力電圧であり、また静電容量比C1/(C1+C2)は検出フレーム5の回転変位量に比例する。よって電圧Vmは回転変位量に比例する。またこの回転変位量は加速度Azに比例する。よって電圧Vmは加速度Azに比例するので、電圧Vmに基づいて加速度を検出できる。
次に、比較例の加速度センサとして、本実施の形態の加速度センサAC1と異なりシリコンキャップ20aを有しない加速度センサについて説明する。
図6は、比較例における加速度センサのローパスフィルタ(LPF)通過前における感度と周波数との関係を概略的に示す図である。図6を参照して、加速度センサの感度は、検出周波数範囲内では周波数に依存せずほぼ一定であり、検出周波数範囲を超えると急激に低下する。この感度低下は検出フレーム5および基板1間のスクイズフィルムダンピング効果による。
図7は、比較例における加速度センサに加えられる高周波入力加速度を概略的に示す図(A)、および比較例における加速度センサの高周波入力加速度と出力との関係をC−V変換回路通過後およびLPF通過後の各々について概略的に示す図である。図7(A)を参照して、大きさが測定レンジ内であり、かつ周波数が測定周波数範囲を超える、たとえば数kHzの高周波正弦波加速度が加速度センサに加わった場合について検討する。主に図7(B)を参照して、C‐V変換回路53(図5)後のセンサ出力は位相がシフトし、感度周波数特性(図6)により出力が減衰する。またローパスフィルタ54(図5)通過後のセンサ出力はゼロとなる。
図8は、比較例における加速度センサに加えられる過大な高周波入力加速度を概略的に示す図(A)、および比較例における加速度センサの過大な高周波入力加速度と出力との関係をC−V変換回路通過後およびLPF通過後の各々について概略的に示す図である。図8(A)を参照して、周波数が測定周波数範囲を超え、かつ大きさが測定レンジを越える、たとえば測定レンジの5倍以上の大きさを有する過大な高周波正弦波加速度が加速度センサに加わった場合について検討する。主に図8(B)を参照して、C‐V変換回路53(図5)後のセンサ出力は、上記と同様に、感度周波数特性(図6)により出力が減衰する。それに加え、このセンサ出力は、振幅のゼロ点がずれてしまい、ローパスフィルタ54(図5)通過後の信号はゼロ点よりシフトしてしまう。
本発明者らは、シリコンキャップ20a(図4)を有しない構造を有する比較例の加速度センサにおけるゼロ点シフトの原因を見出した。この内容について、以下に説明する。
綿密な実験及び解析より、測定レンジ内では面外方向に変位せず回転方向にのみ変位するよう設計されている捩れ梁6が、過大加速度により僅かに上下方向に振動し、この振動によりゼロ点出力がずれていることが見出された。すなわち捩れ梁6回転方向に対しては上下の加速度によるダンピング効果は同一であるが、捩れ梁6上下方向では、基板1に近づくように変位する際のダンピング効果が、基板1から遠ざかるように変位する際のダンピング効果より大きくなり、上下方向の変位ズレが発生してゼロ点がシフトしていた。
一方、本実施の形態の加速度センサAC1によれば、検出フレーム5と基板1との間の空隙31に加え、検出フレーム5とシリコンキャップ20aとの間に空隙32が設けられている。よって検出フレーム5の基板1側とシリコンキャップ20a側との両方でダンピング効果が生じる。この2つのダンピング特性をそろえることで、高周波過大加速度入力時の捩れ梁6の上下方向振動を同一とすることにより、ゼロ点変位をなくすことができる。
このようにダンピング特性をそろえるには、たとえば第1の寸法D1と第2の寸法D2とをできるだけ同じにすればよい。すなわち、第1の寸法D1および第2の寸法D2の各々の設計寸法を共通の一の寸法とすることで、第1の寸法D1および第2の寸法D2の各々の実際の寸法の一の寸法に対する誤差は製造誤差の範囲内となる。第1の寸法D1および第2の寸法D2のそれぞれの製造誤差は、たとえば第1の寸法D1および第2の寸法の10%である。よって第1の寸法D1および第2の寸法D2の各々の設計寸法が2μmの場合、第1の寸法D1および第2の寸法D2の各々は±0.2μmの誤差を有する。この程度の誤差であれば、第1の寸法D1および第2の寸法D2の各々は、前記主面の面外方向の加速度がゼロの際に、一の設計寸法に対して略同一の寸法となり、ダンピング特性をそろえることができる。
次に加速度センサAC1の製造方法について説明する。図9〜図17のそれぞれは、本発明の実施の形態1における加速度センサの製造方法を工程順に概略的に示す断面図である。
はじめに下部構造BA1(図2)を形成する工程について説明する。
図9を参照して、基板1の主面MS上にシリコン酸化膜あるいはシリコン窒化膜などの絶縁膜15が積層される。絶縁膜15上に導電性のポリシリコン配線層80が積層される。ポリシリコン配線層80をパターニングすることで、第1の基板電極81、第2の基板電極82、および第1のアクチュエーション電極91が形成される。次にポリシリコン可動構造体を基板1から浮かせる箇所に、リン酸ガラスなどからなる第1の犠牲層41が形成される。
図10を参照して、センシング機構が形成される層である導電性のポリシリコン膜42が積層される。次にケミカルメカニカルポリッシュ(CMP:Chemical Mechanical Polish)などによってポリシリコン膜42を所望の厚さまで、たとえば10μmまで研磨することで、ポリシリコン膜42が平坦化される。その後、シリコン深堀リアクティブイオンエッチング(DRIE:Deep Reactive Ion Etching)でポリシリコン膜42を貫通するエッチングが行なわれる。このエッチングの際、ポリシリコン膜42の下層の絶縁膜15はエッチングストッパとして機能する。
主に図11を参照して、上記のエッチングにより、ポリシリコン膜42(図10)から、慣性質量体2、検出フレーム5、アンカー71〜73、および枠11が形成される。また図11において図示されていないリンク梁3、支持梁4、および捩れ梁6(図3)が同時に形成される。次に第1の犠牲層41が選択エッチングにより除去される。
図12を参照して、上記の選択エッチングにより、慣性質量体2および検出フレーム5を有する可動構造が形成される。これにより下部構造BA1が得られる。
次に上部構造TA1(図2)を形成する工程について説明する。
図13を参照して、シリコンキャップ20a裏面に凹部が形成される。この凹部上に絶縁膜16と、導電性のポリシリコン配線層95とが順に堆積される。次にポリシリコン配線層がパターニングされることで、第1のキャップ電極83、第2のキャップ電極84、および第2のアクチュエーション電極92が形成される。
図14を参照して、シリコンキャップ20aが表側からDRIEによって貫通エッチングされることで、シリコンキャップ20aに貫通穴43が形成される。
主に図15を参照して、貫通穴43(図14)の側壁およびシリコンキャップ20a天面のそれぞれに、絶縁膜17および18が形成される。絶縁膜17および18は、シリコン窒化膜またはシリコン酸化膜であり、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法などにより形成される。
主に図16を参照して、貫通穴43(図14)内部に貫通穴埋込配線19がメッキ法などにより形成される。次に、シリコンキャップ20a上にキャップ配線44がスパッタ法、蒸着法などにより形成される。これにより上部構造TA1が得られる。
図17を参照して、下部構造BA1と上部構造TA1とが互いに対向するように配置される。次にシリコンキャップ20aと接合枠JF1とが直接接合法により接合される。直接接合法では、まずシリコンキャップ20aおよび接合枠JF1の各々の接合面が真空中で不活性ガスイオンビーム照射やプラズマ照射などにより清浄化される。そして真空中または大気中でのアライメント後、両者が重ね合わされて加圧される。この加圧の際、数百℃程度にシリコンキャップ20aおよび基板1が加熱されても良い。この直接接合法によれば、接着剤など他の材料を介することなく、また陽極接合のように電場をかける必要がなく、強固な接合が得られる。
本実施の形態によれば、シリコンキャップ20aは、ガラスなどに比して、より精密加工に適した材質であるシリコンからなるので、シリコンキャップ20aの形状ばらつきが抑制される。よって、シリコンキャップ20aと、高周波振動する第1の部分P1との間の空隙32(図4)におけるスクイズフィルム効果による圧力の上昇が安定化される。よってシリコンキャップ20aと第1の部分P1との間で安定したダンピング特性が得られる。このダンピング特性が、基板1と第1の部分P1との間でのダンピング特性にそろえられることで、第1の部分P1の振動の中心のシフトに起因する、センサ信号のゼロ点シフトを安定的に抑制することができる。ダンピング特性をそろえるためには、たとえば第1の寸法D1と第2の寸法D2とが製造誤差の範囲(すなわち、略同一の寸法)で同じとされればよい。
またシリコンキャップ20aがシリコンからなるので、基板1もシリコンからなる場合、シリコンキャップ20aの材質と基板1の材質とが同じとなる。これによりシリコンキャップ20aと基板1との各々の熱膨張収縮差による歪を防止できる。よって第1の寸法D1および第2の寸法D2が熱膨張収縮により変動してしまうことを防止できる。
またシリコンキャップ20aは、材料としてシリコン基板を用いることができる。ガラス基板に比してシリコン基板は高い平坦度を有するものが容易に得られるので、それに応じて最終的に得られるシリコンキャップ20aの寸法精度も高くなる。これにより第2の寸法D2の寸法精度を高めることができるので、より安定的にダンピング効果をそろえることができる。
またシリコンキャップ20aがシリコンからなるので、シリコンキャップ20aと接合枠JF1とを直接接合法により接合することができる。この直接接合法によれば、比較的低温の下で、かつ電圧印加を行なうことなしに接合を行なうことができる。これにより第1の寸法D1および第2の寸法D2に誤差が生じてしまうことを抑制することができる。また電圧印加が不要であるため、電圧印加によってシリコンキャップ20aと可動構造体とが貼り付いてしまう不良の発生を防止することができる。よって高い歩留りで加速度センサAC1を製造することができる。
なお本実施の形態と異なりキャップがガラス製の場合は、キャップの接合に、たとえば陽極接合法が必要となる。陽極接合法では300〜500℃程度の高温加熱が行なわれるので、この熱によって歪が生じることで第1の寸法D1および第2の寸法D2に誤差が生じることがある。また陽極接合法では電圧印加が行なわれるので、この電圧印加によってキャップと可動構造体とが接着してしまう不良が生じることがある。
また本実施の形態によればシリコンキャップ20aの材質としてシリコンが用いられる。すなわちナトリウムを含まない材質が用いられるので、キャップから生じたナトリウムによる汚染を防止することができる。よってナトリウムに汚染されることを避ける必要のある通常の半導体製造ラインを用いて加速度センサAC1の製造を行なうことができる。これにより加速度センサAC1を安価に製造することができる。仮にキャップがガラス製であると、ガラスからのナトリウムイオンによる汚染が生じ得るため、半導体製造ラインをナトリウムイオンにより汚染してしまうことがある。
また基板1上に第1のアクチュエーション電極91を設けるだけでなく、シリコンキャップ20a上に第2のアクチュエーション電極92を設けることで、加速度センサAC1の自己診断の際に慣性質量体2を基板1側およびシリコンキャップ20a側の上下方向に静電駆動可能となる。よって加速度センサAC1の自己診断機能の精度が向上するので、加速度センサAC1の信頼性が向上する。
またシリコンキャップ20a側に第1のキャップ電極83および第2のキャップ電極84を設けることで、検出される静電容量を2倍にすることができる。よって加速度の検出結果に及ぼす寄生容量の影響が小さくなるので、加速度の測定精度を高めることができる。
(実施の形態2)
図18は、本発明の実施の形態2における加速度センサの構成を概略的に示す断面図である。主に図18を参照して、本実施の形態の加速度センサは、下部構造BA2と、上部構造TA2とが一体となって形成されている。上部構造TA2は、上部構造TA1(図2)のシリコンキャップ20aの代わりに、シリコンキャップ20bを有する。シリコンキャップ20bは、平坦面(図18における下面)を含み、この平坦面は、下部構造BA2の検出フレーム5に面する面と、直接接合法により接合枠JF2に接合される面とを有する。接合枠JF2は、枠11と、枠11上に形成された接合ポリシリコン層46とを有し、基板1上において検出フレーム5を囲んでいる。
次に加速度センサAC2の製造方法について説明する。図19〜図22のそれぞれは、本発明の実施の形態2における加速度センサの製造方法を工程順に概略的に示す断面図である。
主に図19を参照して、図9および図10と同様の工程を経た後に、ポリシリコン膜42上に第2の犠牲層45が積層、パターニングされる。また接合枠JF1が形成される位置に接合ポリシリコン層46が形成される。
図20を参照して、CMPを用いて接合ポリシリコン層46が平坦化される。積層で十分平坦面が得られる場合は、この工程は省略されてもよい。次に第2犠牲層45が選択エッチングによって除去される。次にポリシリコン膜42がパターニングされる。
図21を参照して、上記のパターニングによって、慣性質量体2、検出フレーム5、アンカー71〜73、および枠11が形成される。次に第1の犠牲層41が選択エッチングによって除去される。これにより下部構造BA2が得られる。
図22を参照して、シリコンキャップ20b上に、絶縁膜16を介して、第1のキャップ電極83、第2のキャップ電極84、および第2のアクチュエーション電極92が形成される。またこれらの電極の外部接続として、貫通穴埋込配線19、キャップ配線44、および絶縁膜18、19が形成される。これにより上部構造TA2が得られる。次に上部構造TA2のシリコンキャップ20bと、下部構造BA2の接合ポリシリコン層46とが直接接合法により接合される。
これにより、図18に示す加速度センサAC2が得られる。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態によれば、シリコンキャップ20bと検出フレーム5との空隙32は、接合ポリシリコン層46の膜厚で決まる。そのため、エッチングによるシリコンキャップ20a(図2)の凹部形成の精度によって空隙32の寸法精度が影響を受ける実施の形態1に比して、第1の部分P1および第2の部分P2の各々とシリコンキャップ20bとの間の第2の寸法D2の精度が向上する。よって検出フレーム5の上下の空隙31、32をより高い精度でそろえることができる。よって上下のダンピング特性をより高い精度でそろえることにより、出力ゼロ点変位をより安定的に抑制することができる。
またシリコンキャップ20bと慣性質量体2との間の寸法精度も向上するので、自己診断機能が高精度化されることで、加速度センサAC2の信頼性がより向上する。
また検出フレーム5の上下に配置された検出容量をより揃えることができるので、加速度の検出精度を高めることができる。
(実施の形態3)
図23は、本発明の実施の形態3における加速度センサの構成を概略的に示す断面図である。主に図23を参照して、本実施の形態の加速度センサは、下部構造BA3と、上部構造TA3とが一体となって形成されている。上部構造TA3は、上部構造TA1(図2)のシリコンキャップ20aの代わりに、シリコンキャップ20cを有する。シリコンキャップ20cは、シリコンキャップ20aの凹部の深さH1よりも大きい深さH3の凹部を有する。またシリコンキャップ20cは、直接接合法によって、下部構造BA3の基板1に直接的に接合されている。また基板1上のポリシリコン配線層80の外部接続のためには、シリコンキャップ20cと同様、貫通穴埋込配線が設けられている。
なお、上記以外の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態の加速度センサAC3によれば、シリコンキャップ20aと基板1とが直接に接合されるので、ポリシリコンの平坦化工程が不用である。よって製造工程を簡略化できるので安価な加速度センサが得られる。
また基板1およびシリコンキャップ20cの各々にシリコン基板が用いられる場合、シリコン基板間の接合は非常に強固なため、耐環境性に優れた加速度センサが得られる。
また基板1上のポリシリコン配線層80の外部接続配線が基板1の貫通穴を用いて基板1の直下に形成されることで、ボンディングパッド13(図1)を設けるためのスペースが不要となる。よって加速度センサの小型化が可能となる。
今回開示された各実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
本発明は加速度センサに特に有利に適用され得る。
本発明の実施の形態1における加速度センサの下部構造を概略的に示す平面図である。 図1の線II−IIに沿う、加速度センサの概略断面図である。 図2の線III−IIIに沿う概略断面図である。 図2の加速度センサに加速度が加わった様子を示す図である。 本発明の実施の実施の形態1における加速度センサを含む加速度検出システムの回路を概略的に示す図である。 比較例における加速度センサのローパスフィルタ(LPF)通過前における感度と周波数との関係を概略的に示す図である。 比較例における加速度センサに加えられる高周波入力加速度を概略的に示す図(A)、および比較例における加速度センサの高周波入力加速度と出力との関係をC−V変換回路通過後およびLPF通過後の各々について概略的に示す図である。 比較例における加速度センサに加えられる過大な高周波入力加速度を概略的に示す図(A)、および比較例における加速度センサの過大な高周波入力加速度と出力との関係をC−V変換回路通過後およびLPF通過後の各々について概略的に示す図である。 本発明の実施の形態1における加速度センサの製造方法の第1工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における加速度センサの製造方法の第2工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における加速度センサの製造方法の第3工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における加速度センサの製造方法の第4工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における加速度センサの製造方法の第5工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における加速度センサの製造方法の第6工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における加速度センサの製造方法の第7工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における加速度センサの製造方法の第8工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態1における加速度センサの製造方法の第9工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における加速度センサの構成を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における加速度センサの製造方法の第1工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における加速度センサの製造方法の第2工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における加速度センサの製造方法の第3工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態2における加速度センサの製造方法の第4工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態3における加速度センサの構成を概略的に示す断面図である。
符号の説明
AC1〜AC3 加速度センサ、BA1〜BA3 下部構造、JF1,JF2 接合枠、P1 第1の部分、P2 第2の部分、TA1〜TA3 上部構造、1 基板、2 慣性質量体、3 リンク梁、4 支持梁、5 検出フレーム、6 捩れ梁、10 下層配線層、11 枠、13 ボンディングパッド、15〜18 絶縁膜、19 貫通穴埋込配線、20a,20b,20c シリコンキャップ、31,32 空隙、41 第1の犠牲層、42 ポリシリコン膜、43 貫通穴、44 キャップ配線、71〜73 アンカー、80,95 ポリシリコン配線層、81 第1の基板電極、82 第2の基板電極、83 第1のキャップ電極、84 第2のキャップ電極、91 第1のアクチュエーション電極、92 第2のアクチュエーション電極。

Claims (12)

  1. 主面を有する基板と、
    前記基板に支持され、かつ第1の部分を有する検出フレームとを備え、
    前記第1の部分は、前記主面の面外方向の加速度がゼロの際に第1の寸法の空隙を介して前記主面に対向し、かつ前記主面の面外方向の加速度に対応して前記主面の面外方向に変位するように構成され、
    前記基板に固定され、かつ前記主面との間に前記第1の部分を挟み、かつ前記主面の面外方向の加速度がゼロの際に第2の寸法の空隙を介して前記第1の部分に対向し、かつシリコンからなるキャップをさらに備えた、加速度センサ。
  2. 前記第1および第2の寸法の各々は、前記主面の面外方向の加速度がゼロの際に、一の設計寸法に対して略同一の寸法を有する、請求項1に記載の加速度センサ。
  3. 前記検出フレームは、前記第1の部分が前記主面の面外方向に変位するように回転変位することができるように前記基板に支持され、
    前記主面の面外方向の加速度に対応して前記主面の面外方向に変位することができるように前記基板に支持され、かつ前記第1の部分と連結された慣性質量体をさらに備えた、請求項1または2に記載の加速度センサ。
  4. 前記基板の前記第1の部分と対向する領域上に第1の基板電極をさらに備えた、請求項1〜3のいずれかに記載の加速度センサ。
  5. 前記キャップの前記第1の部分と対向する領域上に第1のキャップ電極をさらに備えた、請求項1〜4のいずれかに記載の加速度センサ。
  6. 前記検出フレームは、前記第1の部分が変位する方向と逆方向に変位する第2の部分を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の加速度センサ。
  7. 前記基板はシリコンからなる、請求項1〜6のいずれかに記載の加速度センサ。
  8. 前記キャップは、前記検出フレームに面する凹部を有する、請求項1〜7のいずれかに記載の加速度センサ。
  9. 前記基板上において前記検出フレームを囲み、かつ前記検出フレームと同一の材質からなる接合枠をさらに備え、
    前記キャップは、直接接合法により前記接合枠に接合されている、請求項8に記載の加速度センサ。
  10. 前記キャップは、直接接合法により前記基板に直接接合されている、請求項8に記載の加速度センサ。
  11. 前記基板上において前記検出フレームを囲む接合枠をさらに備え、
    前記キャップは平坦面を含み、前記平坦面は、前記検出フレームに面する面と、直接接合法により前記接合枠に接合される面とを有する、請求項1〜7のいずれかに記載の加速度センサ。
  12. 前記キャップの前記慣性質量体と対向する領域上に自己診断用電極をさらに備えた、請求項1〜11のいずれかに記載の加速度センサ。
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