JP2010065868A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】収容庫のドアのパッキンと冷蔵庫本体との間の密着性を検査する工程を効率化できる冷蔵庫を提供すること。
【解決手段】MPU10が,庫内灯6の制御モードを,ドア開閉検知センサ20によりドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯6を点灯させる前記パッキン検査モードと,前記ドア開閉検知センサ20によりドアの開状態が検知されているときに前記庫内灯6を点灯させ,ドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯6を消灯させる前記通常モードとのいずれかに切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は,収容庫内を照明する庫内灯の点灯状態を制御する機能を備えた冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫は,一般に,被冷却物を収容する収容庫のドアの開閉状態を検知するドア開閉検知センサを備え,そのセンサの検知結果に応じて,収容庫内を照明する庫内灯の点灯及び消灯の状態を切り替える機能を備えている。即ち,従来の冷蔵庫は,例えば特許文献1及び特許文献2等に示されるように,ドアの開状態が検知されているときに前記庫内灯を点灯させ,ドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯を消灯させる。これにより,前記庫内灯が,利用者にとって必要なときだけ点灯され,無駄な電力消費が抑えられる。
ところで,冷蔵庫における収容庫のドアは,その縁部にゴム等からなるパッキン(以下,ドアパッキンという)が設けられ,そのドアパッキンが収容庫の前面側開口部の縁部(冷蔵庫の本体)に密着することにより,収容庫が密閉される。
冷蔵庫において,収容庫のドアが閉められた状態における前記ドアパッキンが,冷蔵庫本体と隙間なく密着することは,収容庫内の冷却性能の確保,及び電力消費の低減のために非常に重要な品質項目である。そのため,冷蔵庫の製造工程には,前記ドアパッキンが,冷蔵庫本体と隙間なく密着しているか否かを検査する工程(以下,ドアパッキン検査工程という)が設けられている。
前記ドアパッキンと冷蔵庫本体との間のわずかな隙間の有無を検査する前記ドアパッキン検査工程は,自動化が難しいため,作業者の目視検査により行われている。
そして,前記ドアパッキンと冷蔵庫本体との間の隙間が発見された場合には,その隙間が解消されるよう,収容庫のドアの取り付け状態の微調整や,前記ドアパッキンの交換等が行われている。
特開2005−030753号公報 特開2005−164196号公報
しかしながら,前記ドアパッキン検査工程は,前記ドアパッキンと冷蔵庫本体との間のわずかな隙間の有無を丹念に検査する作業が必要となり,その作業に熟練を要するとともに,検査に比較的長い時間を要するという問題点があった。また,そのことが,冷蔵庫の生産効率向上を阻害する要因にもなっている。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,収容庫のドアのパッキンと冷蔵庫本体との間の密着性を検査する工程を効率化できる冷蔵庫を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る冷蔵庫は,次の(1)〜(4)に示される各構成要素を備えている。
(1)被冷却物を収容する収容庫のドアの開閉状態を検知するドア開閉検知手段。
(2)前記収容庫内を照明する庫内灯。
(3)前記庫内灯の点灯及び消灯の状態を切り替える庫内灯制御手段。
(4)前記庫内灯制御手段による前記庫内灯の制御モードを,少なくとも次の2つの制御モードのいずれかに切り替える制御モード切替手段。
第1の制御モードは,前記ドア開閉検知手段により前記ドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯を点灯させる制御モードである。
第2の制御モードは,前記ドア開閉検知手段により前記ドアの開状態が検知されているときに前記庫内灯を点灯させ,前記ドア開閉検知手段により前記ドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯を消灯させる制御モードである。
なお,前記ドアに,それが閉じられたときに当該冷蔵庫の本体(前記収容庫の前面側開口の縁部)と接触するパッキン(前記ドアパッキン)が設けられていることはいうまでもない。
本発明に係る冷蔵庫において,前記第1の制御モードは,前記ドアパッキン検査工程において採用される制御モードであり,前記第2の制御モードは,利用者によって利用される際に採用される従来の制御モードである。
前記第1の制御モードにおいては,前記ドアが閉状態であるときに前記庫内灯が点灯される。そのため,例えば,暗所において本発明に係る冷蔵庫を前記第1の制御モードで動作させ,前記収容庫の庫外へ前記庫内灯の光の漏れがあるか否かを検査することにより,閉状態の前記ドア(即ち,前記ドアパッキン)と冷蔵庫本体との間の隙間の有無を短時間で,かつ容易に検査できる。しかも,その検査のために新たなセンサ等の部品を追加する必要もない。
また,前記第1の制御モードが,前記ドア開閉検知手段により前記ドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯を点滅させる制御モードであれば,光の漏れの有無をより発見しやすく好適である。
また,前記庫内灯が複数の前記収容庫に対して個別に設けられている場合に,前記第1の制御モードが,前記収容庫ごとに前記庫内灯を期間をずらして点灯させるとともに,前記収容庫ごとに前記庫内灯を異なる点灯パターンで点灯させる制御モードであることが考えられる。
これにより,複数の前記収容庫それぞれについて,個別に前記ドアの隙間の有無を検査することが容易となる。
また,前記制御モード切替手段が,当該冷蔵庫に対する予め定められた特定の操作がなされたことを検知してから予め定められた時間が経過するまでの間に前記第1の制御モードとし,その後に前記第2の制御モードへ切り替えることが考えられる。
これにより,前記第1の制御モード(検査モード)から前記第2の制御モード(通常モード)へ戻す操作を行う必要がなく,制御モードの切り替え忘れ等が生じず好適である。
なお,前記特定の操作としては,例えば,当該冷蔵庫を電源(商用電源)に接続する操作(いわゆる電源ケーブルをコンセントに接続する操作)や,所定の操作部(操作キー等)に対する特殊操作(操作キーの長押しや複数の操作キーの同時押し等),或いは,予め定められた手順で前記ドアを開閉する操作(一般利用者によっては通常行われない操作)等が考えられる。
本発明によれば,収容庫のドアのパッキンと冷蔵庫本体との間の密着性を検査する工程を効率化することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施形態に係る冷蔵庫Xの一部のドアを開いた状態の外観図,図2は冷蔵庫Xの主要部の概略構成を表すブロック図,図3は冷蔵庫Xにおける庫内灯の制御手順の一例を表すフローチャート,図4は冷蔵庫Xのドアパッキン自動検査工程のイメージ図である。
以下,図1及び図2を参照しつつ,本発明の実施形態に係る冷蔵庫Xの構成について説明する。
図1に示されるように,冷蔵庫Xは,食品等の被冷却物が収容される5つの収容庫,即ち,冷蔵室1,製氷室2,冷凍室3,切替室4及び野菜室5を備えている。
また,各収容庫1〜5には,その前面側の開口を開閉するドア1d〜5dが水平方向に回動自在に取り付けられている。
また,各ドア1d〜5dは,その内側(閉状態において冷蔵庫Xの本体に対向する側)の縁部にゴム等からなるパッキン(前記ドアパッキンという)が設けられている。図1には,前記冷蔵室1のドア1dに設けられたドアパッキン1pのみが示されているが,その他のドア2〜5の内側にも同様にドアパッキンが設けられている。各ドア1d〜5dの閉状態において,各ドア1d〜5dのドアパッキンが,各収容庫1〜5の前面側開口部の縁部(冷蔵庫Xの本体)に密着することによって各収容庫1〜5が密閉される。
また,前記切替室4のドア4dの前面には,操作キーが配置された操作入力部8が設けられている。
また,前記冷蔵室1内には,その庫内を照明する電球或いはLED等の照明手段である庫内灯6が設けられている。なお,他の収容庫2〜5内にも,その庫内を照明する庫内灯が設けられる場合もある。
また,各収容庫1〜5には,そのドア1d〜5dの開閉状態を検知するドア開閉センサ20が設けられている。
図1に示される前記冷蔵室1のドア開閉センサ20は,マグネットスイッチ20s及びマグネット20mを備えている。前記マグネットスイッチ20sは,冷蔵室1の前面側開口部の縁部のパネルの裏側に配置されている。また,前記マグネット20mは,前記冷蔵室1のドア1dにおける前記マグネットスイッチ20sに対向する位置に内包されている。
前記冷蔵室1のドア1dが閉状態である場合,前記マグネット20mが前記マグネットスイッチ20sに近接することにより,前記マグネットスイッチ20sがON状態となり,これによりドア1dの閉状態が検知される。また,前記冷蔵室1のドア1dが開状態である場合,前記マグネット20mが前記マグネットスイッチ20sから離間することにより,前記マグネットスイッチ20sがOFF状態となり,これによりドア1dの開状態が検知される。
なお,図1には図示されていないが,他の収容庫2〜5にも,前記冷蔵室1と同様に,それぞれのドア2d〜5dの開閉状態を検知するドア開閉センサ20が設けられている。
また,図2に示されるように,冷蔵庫Xは,さらに,冷却器7,MPU10,ROM11,I/O12,庫内温度センサ21,庫内灯制御回路30,冷却器制御回路31等も備えている。
前記冷却器7は,冷凍サイクルを構成する蒸発器,コンプレッサ及び凝縮器等からなり,各収容庫1〜5の庫内を冷却する冷気を生成するものである。
前記MPU10は,前記ROM11に予め記憶された制御プログラムを実行するプロセッサであり,その制御プログラムを実行することによって当該冷蔵庫Xが備える各機器を制御する。
前記I/O12は,各種センサの検出信号や前記操作入力部8に対する操作内容を表す操作入力信号を前記MPU10に入力するため,及び前記MPU10からの制御信号を他の機器へ出力するための信号入出力インターフェースである。
前記庫内温度センサ21は,前記収容庫1〜5それぞれの庫内温度を検出するサーミスタ等のセンサである。
前記庫内灯制御回路30は,前記MPU10からの制御指令に従って,前記庫内灯6に対する通電状態を切り替えることにより,前記庫内灯6を点灯させるか消灯させるかを切り替える回路である。即ち,前記MPU10及び前記庫内灯制御回路30は,前記庫内灯6の点灯及び消灯の状態を切り替える庫内灯制御手段の一例である。
前記冷却器制御回路31は,前記MPU10からの制御指令に従って,前記冷却器7におけるコンプレッサの駆動状態を制御する回路である。
前記MPU10は,前記庫内温度センサ21の検出温度が目標温度となるように,前記冷却器制御回路31を通じて前記コンプレッサを制御するとともに,冷気を各収容庫1〜3に循環させるための不図示のファンやダンパを制御する。また,前記操作入力部8を通じて入力された前記切替室4の目標温度が,加温の必要な温度(例えば,30℃以上)である場合,前記MPU10は,前記切替室4内に設けられたヒータ(不図示)を制御することによって前記切替室4内の温度を制御する。
また,前記MPU10は,前記ドア開閉センサ20の検出結果及びその他の情報に基づいて,前記庫内灯制御回路30を通じて前記庫内灯6の点灯状態を制御する。
冷蔵庫Xにおける前記MPU10は,前記庫内灯6の制御モードを,前記ドアパッキンの検査工程において採用されるパッキン検査モードと,一般利用者によって利用される際に採用される通常モード(従来の制御モード)とに切り替える機能を備えている。
以下,図3に示されるフローチャートを参照しつつ,前記MPU10による前記庫内灯6の制御手順について説明する。なお,以下に示すS1,S2,…は,前記MPU10により実行される処理の手順(ステップ)の識別符号である。
冷蔵庫Xが電源(商用電源)に接続される(電源ON)と,起動した前記MPU10は,冷蔵庫Xが,パッキン検査モードで起動された状態であるのか,或いは通常モードで起動された状態であるのかを判別する(S1)。
例えば,前記MPU10は,起動後の所定時間内に予め定められた特定の操作がなされたことを検知した場合に,前記パッキン検査モードで起動された状態であると判別し,それ以外の場合に前記通常モードで起動された状態であると判別する。
前記特定の操作としては,例えば,次の2つの操作のいずれかが考えられる。
その1つは,前記操作入力部8に対する予め定められた特殊操作(操作キーの長押しや複数の操作キーの同時押し等)である。
2つ目は,予め定められた手順で前記ドア1d〜5dを開閉する操作(一般利用者によっては通常行われない操作)である。
また,起動直後は常に前記パッキン検査モードであると判別することも考えられる。
そして,ステップS1において前記パッキン検査モードで起動された状態ではない(前記通常モードで起動された状態である)と判別された場合,それ以降,前記MPU10は,前記庫内灯6を前記通常モードで制御する(S7)。前記通常モードは,前記ドア開閉センサ20によりドアの開状態が検知されているときに前記庫内灯6を点灯させ,前記ドア開閉センサ20によりドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯6を消灯させる制御を行うモードである。
一方,ステップS1において,前記パッキン検査モードで起動された状態であると判別された場合,前記MPU10は,検査対象のドア(ここでは,前記冷蔵室1のドア1d)が閉状態であるか否かを判別する(S2)。この判別は,前記ドア開閉センサ20の検出結果に応じて行われる。
そして,検査対象のドアが閉状態である場合,前記MPU10は,予め定められた時間が経過するまで,前記パッキン検査モードでの制御,即ち,前記庫内灯6を点滅させる制御を行う(S3,S4)。なお,前記庫内灯6を点灯させた状態で所定時間保持することも考えられる。
前記庫内灯6が前記パッキン検査モードで制御されている状態において,例えば,暗所に置かれた当該冷蔵庫Xを観察し,前記冷蔵室1の庫外へ前記庫内灯6の光の漏れがあるか否かを検査すれば,閉状態の前記ドア1dにおける前記ドアパッキン1pと冷蔵庫X本体との間の隙間の有無を短時間で,かつ容易に検査でき,従来よりも検査効率を高めることができる。特に,前記ドアパッキンの形成範囲が広い前記冷蔵室1は,従来の目視検査によりドアパッキンの検査を行うと長い時間を要するが,冷蔵庫Xにおいては,検査時間の短縮効果が大きい。しかも,その検査のために新たなセンサ等の部品を追加する必要もない。また,前記庫内灯6を点滅させることにより,冷蔵庫Xが比較的明るい場所に置かれた状態であっても,光の漏れの有無を確認しやすい。
そして,前記MPU10は,前記パッキン検査モードの状態となってから予め定められた時間が経過したと判別すると(S4),前記庫内灯6を消灯し(S5),その後,処理を前記通常モードの処理(S7)へ移行させる。即ち,前記MPU10は,前記庫内灯6の制御モードを,時間の経過に応じて,前記パッキン検査モードから前記通常モードへ切り替える。
以上に示したように,冷蔵庫Xにおける前記MPU10は,前記庫内灯6の制御モードを,前記ドア開閉検知センサ20によりドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯6を点灯させる前記パッキン検査モードと,前記ドア開閉検知センサ20によりドアの開状態が検知されているときに前記庫内灯6を点灯させ,ドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯6を消灯させる前記通常モードとのいずれかに切り替える(S1,S4)。
また,ステップS2において,検査対象のドアが閉状態でない(開状態である)と判別された場合,前記MPU10は,所定のエラー通知処理を行い(S6),その後,処理を前記通常モードの処理(S7)へ移行させる。前記エラー通知処理は,例えば,不図示のブザー音出力器を通じてブザー音を出力する処理や,不図示のLEDを点滅させる処理等が考えられる。
以上に示した実施形態では,冷蔵庫Xの通電開始(電源投入)の後の所定時間内に,前記特定の操作がなされてから所定時間が経過するまでの間に,前記庫内灯6を前記パッキン検査モードで制御する例を示したが,その限りではない。
例えば,任意のタイミングにおいて,前記特定の操作がなされてから所定のモード解除操作がなされるまでの間に,前記庫内灯6を前記パッキン検査モードで制御する実施例も考えられる。なお,前記モード解除操作も,前記特定の操作と同様に,通常は一般利用者によって行われない操作であることが望ましい。
以下,図4に示されるイメージ図を参照しつつ,冷蔵庫Xのドアパッキン1pの検査工程が自動化された自動検査工程の一例について説明する。
図4は,前記パッキン検査モードで前記庫内灯6が制御されている冷蔵庫Xが,暗所40内に搬送された状態を表している。
前記暗所40内には,収容庫内から漏れる光の有無を検出する光検出器41(例えば,カメラ)と,収容庫内から漏れる光を前記光検出器41の方向へ反射するミラー42とが配置されている。図4に示されるように,前記ミラー42は,冷蔵庫Xにおける収容庫のドアにおけるドアパッキンの周囲に配置されている。
図4に示される検査工程では,前記光検出器41によって予め定められた明るさ以上の光が受光されるか否かにより,ドアパッキンの不良(隙間)の有無が検出される。
図4に示されるような検査工程により,ドアパッキンの不良(隙間)の有無の検査を自動化することができ,検査効率を高めることができる。
ところで,冷蔵庫Xにおける収容庫1〜5のうち,2つ以上に前記庫内灯6が設けられている場合を考える。この場合,図4に示されるような簡易な検査工程では,光の漏れがいずれの収容庫のドアパッキンから生じているのかの判別が難しい。
そこで,前記庫内灯6が複数の収容庫に対して個別に設けられている場合,前記パッキン検査モードにおいて,前記MPU10が,収容庫ごとに前記庫内灯6を期間をずらして点灯させるとともに,収容庫ごとに前記庫内灯6を異なる点灯パターンで点灯させれば好適である。例えば,収容庫ごとに異なる周期で前記庫内灯6を点滅させることや,収容庫ごとに前記庫内灯6の点灯時間を異なる時間にすること等が考えられる。これにより,前記光検出器41により,予め定められた明るさ以上の光が受光された場合に,その受光信号(光電変換後の信号)の変化パターンが前記点灯パターンのいずれに該当するかを判別することにより,いずれの収容庫のドアパッキンに不良があるのかを特定できる。
もちろん,ドアパッキンの検査を目視検査により行う場合でも,冷蔵庫Xは,従来の冷蔵庫に比べて格段にドアパッキンの検査を容易化できる。
本発明は,冷蔵庫への利用が可能である。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫Xの一部のドアを開いた状態の外観図。 冷蔵庫Xの主要部の概略構成を表すブロック図。 冷蔵庫Xにおける庫内灯の制御手順の一例を表すフローチャート。 冷蔵庫Xのドアパッキン自動検査工程のイメージ図。
符号の説明
X :冷蔵庫
1 :冷蔵室
1d:冷蔵室のドア
2 :製氷室
2d:製氷室のドア
3 :冷凍室
3d:冷凍室のドア
4 :切替室
4d:切替室のドア
5 :野菜室
5d:野菜室のドア
6 :庫内灯
10:MPU
11:ROM
12:I/O
20:ドア開閉センサ
30:庫内灯制御回路

Claims (4)

  1. 被冷却物を収容する収容庫のドアの開閉状態を検知するドア開閉検知手段と,前記収容庫内を照明する庫内灯と,該庫内灯の点灯及び消灯の状態を切り替える庫内灯制御手段と,を備えた冷蔵庫であって,
    前記庫内灯制御手段による前記庫内灯の制御モードを,前記ドア開閉検知手段により前記ドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯を点灯させる第1の制御モードと,前記ドア開閉検知手段により前記ドアの開状態が検知されているときに前記庫内灯を点灯させ,前記ドア開閉検知手段により前記ドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯を消灯させる第2の制御モードとのいずれかに切り替える制御モード切替手段を具備してなることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記第1の制御モードが,前記ドア開閉検知手段により前記ドアの閉状態が検知されているときに前記庫内灯を点滅させる制御モードである請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記庫内灯が複数の前記収容庫に対して個別に設けられている場合に,
    前記第1の制御モードが,前記収容庫ごとに前記庫内灯を期間をずらして点灯させるとともに,前記収容庫ごとに前記庫内灯を異なる点灯パターンで点灯させる制御モードである請求項1又は2のいずれかに記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御モード切替手段が,当該冷蔵庫に対する予め定められた特定の操作がなされたことを検知してから予め定められた時間が経過するまでの間に前記第1の制御モードとし,その後に前記第2の制御モードへ切り替えてなる請求項1〜3のいずれかに記載の冷蔵庫。
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