JP2018013273A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像部がドア開閉によりくもった場合においても、鮮明な画像を取得できるようにすること。【解決手段】冷蔵庫100は、物を収納して冷やす冷蔵室110と、冷蔵室110に物を出し入れする際に開閉される開閉ドア111と、開閉ドア111の開閉を検知する開閉センサ107aと、冷蔵室110内の画像を撮像する画像取得部117と、を備え、画像取得部117は、ドア111が閉められたことを開閉センサ107aが検知してから待機時間経過した後に、冷蔵室110内の画像を撮像する。【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫に関し、特に庫内の画像を撮像することのできる冷蔵庫に関する。
従来から、撮像部で撮像された画像により庫内の収納状況を把握することのできる冷蔵庫及び冷蔵庫システムがある。このような冷蔵庫及び冷蔵庫システムでは、撮像部のレンズがくもると、鮮明な画像を取得することができなくなる。
このため、例えば、特許文献1には、庫外の温湿度を測定し、この温湿度測定結果に基づいて、露点温度を算出し、撮像部のレンズがこの露点温度以下の場合に、レンズをヒータにより暖めて、それを露点温度以上とすることで、くもりを防止する冷蔵庫が記載されている。
また、特許文献2には、冷却運転中に撮像することで、撮像部のレンズの周辺を低温かつ低湿とし、撮像部の結露の解消を促進する冷蔵庫が記載されている。
特開2014−163585号公報 特開2014−196844号公報
特許文献1に記載された冷蔵庫では、レンズのくもり防止にヒータを用いている。しかしながら、ヒータの追加により構成が複雑化すると共に、製品コストが上昇してしまう。また、ヒータの熱は、周辺食品の保存品質を悪化してしまう可能性がある上に、発熱のためには電力を要し、消費電力量が上昇する可能性もある。
特許文献2に記載された冷蔵庫では、レンズのくもり防止として、冷却運転中に撮像している。しかしながら、レンズに向けて冷気を集中させると、撮像部の周辺の食品を過度に冷却してしまい、例えば、冷蔵食品が凍結する、又は、食品が乾燥する等、保存品質を悪化させる可能性がある。また、レンズに向けて冷気を集中させることで、冷蔵庫内の他の領域に冷気が行き届かず、庫内の温度分布に極端な差が生じ、例えば、冷蔵庫内の一部空間において設定温度より保存温度が高まる等、食品の保存品質を悪化させてしまう可能性がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためのものであり、撮像部がドアの開閉によりくもった場合においても、鮮明な画像を取得できるようにすることを目的とする。
本発明の一態様に係る冷蔵庫は、物を冷やす冷蔵庫であって、前記物を収納して冷やす収納室と、前記収納室に前記物を出し入れする際に開閉されるドアと、前記ドアの開閉を検知するセンサと、前記収納室内の画像を撮像する撮像部と、を備え、前記撮像部は、前記ドアが閉められたことを前記センサが検知してから待機時間経過した後に、前記収納室内の画像を撮像することを特徴とする。
本発明の一態様によれば、ドアを閉じてから待機時間経過後に撮像するため、撮像部がドア開閉によりくもった場合においても、鮮明な画像を取得することができる。
実施の形態1〜8に係る冷蔵庫の正面図である。 実施の形態1〜6及び実施の形態8に係る冷蔵庫の断面図である。 実施の形態1〜8における冷蔵庫での撮像処理を制御する制御部の構成を示す概略図である。 (A)及び(B)は、実施の形態1〜8における制御部のハードウェア構成例を示す概略図である。 実施の形態1において、開閉センサを使用した撮像動作を示すフローチャートである。 実施の形態2において、開閉センサを使用した撮像動作を示すフローチャートである。 実施の形態3において、開閉センサを使用した撮像動作を示すフローチャートである。 実施の形態4において、開閉センサを使用した撮像動作を示すフローチャートである。 実施の形態5において、開閉センサを使用した撮像動作を示すフローチャートである。 実施の形態5におけるくもり解消時間と推定結露量との関係を示す概略図である。 実施の形態5におけるくもり解消時間と含有水蒸気量との関係を示す概略図である。 実施の形態6において、開閉センサを使用した撮像動作を示すフローチャートである。 実施の形態7における開閉ドアを閉じた状態における庫内側の正面図である。 実施の形態7における冷蔵室の断面図である。 実施の形態7において、開閉センサを使用した撮像動作を示すフローチャートである。 実施の形態6において、開閉センサを使用した撮像動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る冷蔵庫100の正面図である。
冷蔵庫100は、中に収納された物を冷やす。冷蔵庫100は、物を収納して冷やす収納室として、冷蔵室110と、切替室120と、製氷室130と、冷凍室140と、野菜室150とを備える。
冷蔵室110は、冷蔵庫100の最上部に配置されており、中に入れられた物を出し入れする際に開閉されるドアである開閉ドア111を備えている。開閉ドア111には、各室の温度設定等を操作することを目的とし、各室の温度等を表示する液晶表示部及び入力部等から構成される操作部112が備えられている。
切替室120は、冷蔵室110の下方に配置されており、内部の温度を冷凍温度帯(−18℃)又はソフト冷凍(−7℃)の温度帯に切り替えることができる。切替室120は、引き出しドア121を備えている。
製氷室130は、切替室120と並列に配置されており、引き出しドア131を備えている。
冷凍室140は、切替室120及び製氷室130の下方に配置されており、引き出しドア141を備えている。
野菜室150は、最下部に配置されており、引き出しドア151を備えている。
なお、冷蔵庫100の構成は、以上の構成に限定されない。例えば、切替室120及び製氷室130の少なくとも何れか一方がないもの等、冷蔵庫100の構成は、他の構成であってもよい。
図2は、実施の形態1に係る冷蔵庫100の断面図である。
図2は、図1の2−2線における断面図である。
冷蔵庫100は、断熱材101により囲われている。冷却機102により冷やされた冷気が送風ファン103により送り込まれることで、冷蔵庫100の収納室内は冷却される。温度は、収納室内に設置された温度センサである庫内温度センサ104a〜104dにより検知され、予め設定された温度になるように、図示しないダンパの開度、圧縮機105の出力及び送風ファン103の送風量等が制御される。
冷蔵室110には、収納空間を区画するために食品棚113が設置され、下部には特定の保存温度に保たれたチルド室114に、食品収納ケース106aが設置されている。なお、食品棚113、チルド室114及び食品収納ケース106aの有無及びレイアウトは、図示の例に限定されない。
製氷室130、冷凍室140及び野菜室150のそれぞれにも、食品収納ケース106b〜106dのそれぞれが設けられている。
各収納室110〜150のドア111、113〜151には、ドア111、113〜151の開閉を検知するセンサである開閉センサ107a〜107dが設置されている。
また、冷蔵室110には、開閉センサ107aに加え天井部に照明115が設置されている。ユーザが食品等の収納のために開閉ドア111を開くと、開閉センサ107aがドア開動作を検知し、照明115が点灯される。
開閉ドア111には、食品収納用にポケット116が設けられている。
また、開閉ドア111には、冷蔵室110内の画像を撮像する撮像部としての画像取得部117が、冷蔵室110の奥行き方向の画像を撮像するように設置されている。なお、実施の形態1では、庫内画像の撮像範囲を拡大するため、庫内に2つの画像取得部117が設置されているが、例えば、1つの画像取得部117が設置されていてもよく、また、3以上の画像取得部117が設置されていてもよい。
さらに、開閉ドア111には庫内の温度を検知する庫内温度センサ104aと、庫内の湿度を検知する庫内湿度センサ118とが備えられている。
また、開閉ドア111には、庫外の温度を検知する庫外温度センサ108と庫外の湿度を検知する庫外湿度センサ109とが備えられている。
図3は、冷蔵庫100での撮像処理を制御する制御部160の構成を示す概略図である。
制御部160は、コントローラ161と、画像保存部162と、画像加工部163とを備える。
コントローラ161は、開閉センサ107aがドアの閉動作を検知した場合、画像取得部117に撮像を指示する。この際、コントローラ161は、開閉センサ107aがドアの閉動作を検知してから待機時間が経過した後に、画像取得部117に撮像を指示する。このため、画像取得部117は、開閉ドア111が閉められたことを開閉センサ107aが検知してから待機時間が経過した後に、冷蔵室110内の画像を撮像する。実施の形態1においては、待機時間は、予め定められた一定の時間である。
なお、コントローラ161は、画像取得部117を暖めるヒータ171を制御することもできる。
画像保存部162は、画像取得部117で取得された画像データを一時的に保存する。
画像加工部163は、一度の撮像時に複数枚の画像データが生じた場合に、複数の画像データで表される複数の画像をまとめて1つの画像とした画像データを生成する。画像加工部163にて加工された1つの画像データは、操作部112で表示される他、NFC(Near Field Communication)等に対応したデータ通信部170を介して、スマートフォン及びタブレット等の画像表示端末180に送られて、表示される。また、画像データは、無線ランの規格に対応したデータ通信部170を介してルータ181から、インターネット182に送信されることで、サーバ装置183で受信される。サーバ装置183は、受信された画像データを保存することが可能な他、画像表示端末180に送り、表示させることが可能である。
そのため、ユーザは、冷蔵庫100の前に立ち、開閉ドア111を開けている場合と同様の庫内画像を、操作部112及び画像表示端末180にて確認することができる。これにより、開閉ドア111を開けることなく、また冷蔵庫100から離れた場所においても冷蔵室110内の収納状況を把握することができる。
なお、実施の形態1に係る冷蔵庫100は、図3に記載された構成の内、庫内温度センサ104a〜104d、庫内湿度センサ118、庫外温度センサ108、庫外湿度センサ109及びヒータ171を備えていなくてもよい。
以上に記載された制御部160の一部又は全部は、例えば、図4(A)に示されているように、メモリ190と、メモリ190に格納されているプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ191とにより構成することができる。このようなプログラムは、ネットワークを通じて提供されてもよく、また、記録媒体に記録されて提供されてもよい。
また、制御部160の一部又は全部は、例えば、図4(B)に示されているように、単一回路、復号回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等の処理回路192で構成することもできる。
図5は、実施の形態1において、開閉センサ107aを使用した撮像動作を示すフローチャートである。
まず、開閉センサ107aがドア開動作を検知した場合(S10)、コントローラ161は、庫内の照明115を点灯する(S11)。
その後、開閉センサ107aがドア閉動作を検知した場合(S12)、コントローラ161は、予め定められた待機時間待機して(S13)、待機時間が経過したことを合図に、画像取得部117に庫内の撮像を行わせる(S14)。
その後、コントローラ161は、画像取得部117による撮像完了を検知した場合(S15)、庫内の照明115を消灯する(S16)。
実施の形態1によれば、開閉センサ107aがドア閉を検知するたびに、庫内の撮像を実施することで、ユーザは、常に最新の画像を確認することが可能となる。
また、ドア閉後から撮像終了までを照明115の点灯期間とすることで、庫内の鮮明な画像を撮像すると共に、照明点灯時間の抑制による省エネ効果を得ることができる。なお、コントローラ161は、ドア閉で一旦照明115を消灯し、待機時間経過時に、再び点灯して、撮像を行ってもよい。
加えて、実施の形態1では、開閉センサ107aにより開閉ドア111の閉動作を検知後、待機時間待機した後に撮像が行われている。このため、庫内で冷却されていた画像取得部117が、庫外空気における露点温度以下の状態において、ドア開時に庫外空気内に露出することで、画像取得部117にくもりが生じてしまった場合においても、庫内の低温かつ低湿の空気に触れて、くもりが解消されるまでの時間を確保することができる。従って、確実にくもりが解消された状態で撮像を実施することができるため、鮮明な画像を取得することができる。
実施の形態2
図1及び図2に示されているように、実施の形態2に係る冷蔵庫200は、実施の形態1に係る冷蔵庫100とほぼ同様に構成されている。
図3に示されているように、実施の形態2に係る冷蔵庫200における制御部260は、コントローラ261と、画像保存部162と、画像加工部163とを備える。
実施の形態2における制御部260の画像保存部162及び画像加工部163は、実施の形態1における制御部160と同様である。
コントローラ261は、開閉センサ107aがドアの閉動作を検知した場合、画像取得部117に撮像を指示する。この際、コントローラ261は、開閉センサ107aを用いて計測された、開閉ドア111が開かれてから閉じられるまでの間の時間である開時間に応じて、待機時間を変更する。例えば、コントローラ261は、開時間が長いほど、待機時間が長くなるように、待機時間を決定する。但し、コントローラ261には、待機時間の最大値が予め定められており、開時間が予め定められた閾値以上となった場合には、待機時間としてその最大値が用いられる。一例として、コントローラ261は、開時間の範囲毎に、対応する待機時間を定めたテーブル情報を用いることにより、開時間に対応する待機時間を決定することができる。
なお、実施の形態2に係る冷蔵庫200は、図3に記載された構成の内、庫内温度センサ104a〜104d、庫内湿度センサ118、庫外温度センサ108、庫外湿度センサ109及びヒータ171を備えていなくてもよい。
図6は、実施の形態2において、開閉センサ107aを使用した撮像動作を示すフローチャートである。
基本的な処理の流れは、実施の形態1と同様だが、ドアの閉動作を検知してから撮像が行われるまでの待機時間が、ドアの開時間に応じて変更される点が異なる。
まず、開閉センサ107aがドア開動作を検知した場合(S20)、コントローラ261は、庫内の照明115を点灯するとともに(S21)、開時間の計時を開始する。
その後、開閉センサ107aがドア閉動作を検知した場合(S22)、コントローラ261は、開時間の計時を終了して、ドア開動作からドア閉動作までの開閉ドア111の開時間を特定する(S23)。
そして、コントローラ261は、開閉ドア111の開時間に基づいて、待機時間を決定し(S24)、決定された待機時間待機する(S25)。そして、待機時間が経過したことを合図に、コントローラ261は、画像取得部117に庫内の撮像を行わせる(S26)。
その後、コントローラ261は、画像取得部117による撮像完了を検知した場合(S27)、庫内の照明115を消灯する(S28)。
開閉ドア111の開時間からドア閉動作後の画像取得部117の周辺空気の含有水蒸気量は予測可能である。例えば、ドアの開放時間が長い場合は、庫内に庫外の高温かつ高湿な空気が入り込み、ドア閉後の画像取得部117の周辺空気の含有水蒸気量が多くなる。このため、画像取得部117についた結露が乾きにくくなり、くもりが解消されるまでの時間も長くなることが予想できる。また、開閉ドア111の開時間が短ければ含有水蒸気量が少なくなるため、画像取得部117についた結露が乾きやすく、くもりが解消されるまでの時間が短くなることが予想される。
このため、実施の形態2では、コントローラ261は、ドアの開時間が長い場合は、待機時間を長く設定することで、より正確にくもりを解消することができ、撮像品質を高めることができる。また、ドアの開時間が短い場合は、コントローラ261は、待機時間を短く設定することで、ユーザがドア閉後から最新の画像を確認可能となるまでの時間を短縮することができる。
また、待機時間を開閉センサ107から得られるドアの開時間を基に設定することで、撮像動作自体に関連しない部品を追加することなく、撮像品質を高めることができる。
実施の形態3
図1及び図2に示されているように、実施の形態3に係る冷蔵庫300は、実施の形態1に係る冷蔵庫100とほぼ同様に構成されている。
図3に示されているように、実施の形態3に係る冷蔵庫300における制御部360は、コントローラ361と、画像保存部162と、画像加工部163とを備える。
実施の形態3における制御部360の画像保存部162及び画像加工部163は、実施の形態1における制御部160と同様である。
コントローラ361は、開閉センサ107aがドアの閉動作を検知した場合、画像取得部117に撮像を指示する。この際、コントローラ361は、庫外温度センサ108から、冷蔵庫300の外の温度である庫外温度を取得して、この庫外温度に応じて、待機時間を変更する。例えば、コントローラ361は、庫外温度が高いほど、待機時間が長くなるように待機時間を決定する。但し、コントローラ361には、待機時間の最大値が予め定められており、庫外温度が予め定められた閾値以上となった場合には、待機時間としてその最大値が用いられる。一例として、コントローラ361は、庫外温度の範囲毎に、対応する待機時間を定めたテーブル情報を用いることにより、庫外温度に対応する待機時間を決定することができる。
なお、実施の形態3に係る冷蔵庫300は、図3に記載された構成の内、庫内温度センサ104a〜104d、庫内湿度センサ118、庫外湿度センサ109及びヒータ171を備えていなくてもよい。
図7は、実施の形態3において、開閉センサ107aを使用した撮像動作を示すフローチャートである。
基本的な処理の流れは、実施の形態1と同様だが、ドアの閉動作を検知してから撮像が行われるまでの待機時間が、庫外温度に応じて変更される点が異なる。
まず、開閉センサ107aがドア開動作を検知した場合(S30)、コントローラ361は、庫内の照明115を点灯する(S31)。
その後、開閉センサ107aがドア閉動作を検知した場合(S32)、コントローラ361は、庫外温度センサ108から冷蔵庫300の外の温度である庫外温度を取得する(S33)。
そして、コントローラ361は、庫外温度に基づいて、待機時間を決定し(S34)、決定された待機時間待機する(S35)。そして、待機時間が経過したことを合図に、コントローラ361は、画像取得部117に庫内の撮像を行わせる(S36)。
その後、コントローラ361は、画像取得部117による撮像完了を検知した場合(S37)、庫内の照明115を消灯する(S38)。
庫外温度からドア閉動作後の画像取得部117に付着する結露量は予測可能となる。例えば、庫外温度が高い場合は、庫外空気の含有水蒸気量が多くなる。それに対し、冷蔵庫300内の空気の温度は、操作部112によって設定された温度に保たれるように制御されているとともに、密閉空間のため湿度の変動は小さい。そのため、庫内の飽和水蒸気圧は、運転状況による微小な変動しかないと考えられる。つまり、庫外温度が高い場合は、庫外空気の含有水蒸気量と、庫内に設置された画像取得部117周辺空気の飽和水蒸気量との差が大きく、くもりの原因である画像取得部117の結露量が多くなることが予想できる。このため、庫外温度が高い場合には、待機時間を長く設定することで、より正確にくもりを解消することができ、撮像品質を高めることができる。また、庫外温度が低い場合には、待機時間を短く設定することで、ユーザがドア閉後から最新の画像を確認可能となるまでの時間を短縮することができる。
実施の形態4
図1及び図2に示されているように、実施の形態4に係る冷蔵庫400は、実施の形態1に係る冷蔵庫100とほぼ同様に構成されている。
図3に示されているように、実施の形態4に係る冷蔵庫400における制御部460は、コントローラ461と、画像保存部162と、画像加工部163とを備える。
実施の形態4における制御部460の画像保存部162及び画像加工部163は、実施の形態1における制御部160と同様である。
コントローラ461は、開閉センサ107aがドアの閉動作を検知した場合、画像取得部117に撮像を指示する。この際、コントローラ461は、庫外湿度センサ109から、冷蔵庫400の外の湿度である庫外湿度を取得して、この庫外湿度に応じて、待機時間を変更する。例えば、コントローラ461は、庫外湿度が高いほど、待機時間が長くなるように待機時間を決定する。但し、コントローラ461には、待機時間の最大値が予め定められており、庫外湿度が予め定められた閾値以上となった場合には、待機時間としてその最大値が用いられる。一例として、コントローラ461は、庫外湿度の範囲毎に、対応する待機時間を定めたテーブル情報を用いることにより、庫外湿度に対応する待機時間を決定することができる。
なお、実施の形態4に係る冷蔵庫400は、図3に記載された構成の内、庫内温度センサ104a〜104d、庫内湿度センサ118、庫外温度センサ108及びヒータ171を備えていなくてもよい。
図8は、実施の形態4において、開閉センサ107aを使用した撮像動作を示すフローチャートである。
基本的な処理の流れは、実施の形態1と同様だが、ドアの閉動作を検知してから撮像が行われるまでの待機時間が、庫外湿度に応じて変更される点が異なる。
まず、開閉センサ107aがドア開動作を検知した場合(S40)、コントローラ461は、庫内の照明115を点灯する(S41)。
その後、開閉センサ107aがドア閉動作を検知した場合(S42)、コントローラ461は、庫外湿度センサ109から冷蔵庫400の外の湿度である庫外湿度を取得する(S43)。
そして、コントローラ461は、庫外湿度に基づいて、待機時間を決定し(S44)、決定された待機時間待機する(S45)。そして、待機時間が経過したことを合図に、コントローラ461は、画像取得部117に庫内の撮像を行わせる(S46)。
その後、コントローラ461は、画像取得部117による撮像完了を検知した場合(S47)、庫内の照明115を消灯する(S48)。
庫外湿度からドア閉動作後の画像取得部117に付着する結露量は予測可能である。前記したように、庫内の飽和水蒸気圧は運転状況による微小な変動しかないと考えられるため、庫外湿度が高い場合は、庫外空気の含有水蒸気量と、庫内に設置された画像取得部117周辺空気の飽和水蒸気圧との差が大きく、くもりの原因である画像取得部117の結露量が多くなることが予想できる。このため庫外湿度が高い場合は、待機時間を長く設定することで、より正確にくもりを解消することができ、撮像品質を高めることができる。また、庫外湿度が低い場合は、待機時間を短く設定することで、ユーザはドア閉動作後に待つことなく最新の画像を確認することができる。
なお、以上に記載された実施の形態2〜4において、コントローラ261、361、461は、以下の実施の形態6に記載されているように、冷蔵室110内の含有水蒸気量が多いほど長くなるように、待機時間を決定してもよい。
実施の形態5
図1及び図2に示されているように、実施の形態5に係る冷蔵庫500は、実施の形態1に係る冷蔵庫100とほぼ同様に構成されている。
図3に示されているように、実施の形態5に係る冷蔵庫500における制御部560は、コントローラ561と、画像保存部162と、画像加工部163とを備える。
実施の形態5における制御部560の画像保存部162及び画像加工部163は、実施の形態1における制御部160と同様である。
コントローラ561は、開閉センサ107aがドアの閉動作を検知した場合、画像取得部117に撮像を指示する。
この際、まず、コントローラ561は、画像取得部117にくもりが発生するか否かを判断する。例えば、コントローラ561は、庫外温度センサ108で検知される庫外温度及び庫外湿度センサ109で検知される庫外湿度から、露点温度を特定する。そして、コントローラ561は、庫内温度センサ104aで検知される庫内温度が特定された露点温度よりも低い場合には、くもりが発生し、庫内温度が露点温度以上である場合には、くもりが発生しないと判断する。
なお、コントローラ561は、公知の方法で露点温度を算出すればよい。例えば、コントローラ561は、庫外温度及び庫外湿度から水蒸気圧を求め、その水蒸気圧を飽和水蒸気圧とする温度を求めることにより、露点温度を得てもよい。また、コントローラ561は、JIS(Japanese Industrial Standards)等で定められている飽和水蒸気圧表等を用いて近似的に露点温度を算出してもよい。
また、コントローラ561は、庫内の温度設定状況から庫内温度を推定してもよい。
そして、コントローラ561は、くもりが発生すると判断した場合に、開閉センサ107aを用いて計時された、開閉ドア111が開いていた開時間と、庫外温度センサ108で検知される庫外温度と、庫外湿度センサ109で検知される庫外湿度とに応じて、待機時間を変更する。例えば、コントローラ561は、開時間が長いほど、庫外温度が高ければ高いほど、庫外湿度が高ければ高いほど、待機時間が長くなるように待機時間を決定する。但し、コントローラ561には、待機時間の最大値が予め定められており、開時間、庫外温度及び庫外湿度の少なくとも何れか一つが予め定められた閾値以上となった場合には、待機時間としてその最大値が用いられる。一例として、コントローラ561は、開時間の範囲、庫外温度の範囲及び庫外湿度の範囲の組み合わせ毎に、対応する待機時間を定めたテーブル情報を用いることにより、対応する待機時間を決定することができる。
なお、コントローラ561は、くもりが発生しないと判断した場合には、開閉ドア111が閉じられたことを開閉センサ107aが検知した際に、言い換えると、待機時間経過前に、画像取得部117に撮像を指示する。
なお、実施の形態5に係る冷蔵庫500は、図3に記載された構成の内、庫内湿度センサ118及びヒータ171を備えていなくてもよい。
図9は、実施の形態5において、開閉センサ107aを使用した撮像動作を示すフローチャートである。
基本的な処理の流れは、実施の形態1と同様だが、庫外温度及び庫外湿度により撮像待機の必要性を判断するほか、ドアの閉動作を検知してから撮像が行われるまでの待機時間が、ドアの開時間、庫外温度及び庫外湿度に応じて変更される点が異なる。
まず、開閉センサ107aがドア開動作を検知した場合(S50)、コントローラ561は、庫内の照明115を点灯するとともに(S51)、開時間の計時を開始する。
その後、開閉センサ107aがドア閉動作を検知した場合(S52)、コントローラ561は、開時間の計時を終了して、ドア開動作からドア閉動作までの開閉ドア111の開時間を特定する(S53)。
また、コントローラ561は、庫外温度センサ108から庫外温度を取得するとともに、庫外湿度センサ109から庫外湿度を取得する。
そして、コントローラ561は、取得された庫外温度及び庫外湿度により、くもりの発生の有無、言い換えると、撮像待機の要否を判断する(S55)。くもりが発生していると判断した場合(S55でYes)には、処理はステップS56に進み、くもりが発生していないと判断した場合(S55でNo)には、処理はステップS58に進む。
ステップS56では、コントローラ561は、開閉ドア111の開時間、庫外温度及び庫外湿度に基づいて、待機時間を決定する。そして、コントローラ561は、決定された待機時間待機する(S57)。そして、処理はステップS58に進む。
ステップS58では、コントローラ561は、画像取得部117に庫内の撮像を行わせる。
その後、コントローラ561は、画像取得部117による撮像完了を検知した場合(S59)、庫内の照明115を消灯する(S60)。
実施の形態5によれば、くもりの有無を推定して、撮像待機の必要性を判断するため、例えば、撮像待機が必要ないと判断された場合は、ドア閉直後に撮像が可能となり、ユーザはドア閉動作後に待つことなく最新の画像を確認することができる。
図10は、実施の形態5におけるくもり解消時間と推定結露量との関係を示す概略図である。また、図11は、実施の形態5におけるくもり解消時間と含有水蒸気量との関係を示す概略図である。
推定結露量は、ドア開動作前の庫外空気の含有水蒸気量と、画像取得部117周辺の庫内空気の飽和水蒸気量との差により求められる。
図11に示されている推定結露量は、庫外空気の温湿度、及び、庫内空気の温度から算出された値である。推定結露量が高くなるにつれ、ドア閉動作から画像取得部117のくもりが晴れるまでの時間も長くなる傾向にあり、庫外温湿度と庫内の温度からくもり解消までの時間が予測可能ということが分かる。
なお、庫内の温度は、庫内温度センサ104aで検知された温度でもよく、また、冷蔵庫500の温度設定から推定された温度でもよい。
含有水蒸気量は、空気の温湿度から算出が可能であり、図11に示されている含有水蒸気量は、ドア閉直後の画像取得部117周辺の空気の温湿度から算出された値である。含有水蒸気量が高くなるにつれ、ドア閉動作から画像取得部117のくもりが晴れるまでの時間も長くなる傾向にあることに加え、くもり解消時間と推定結露量の関係図と比較した場合、1次近似した結果の相対的な残差が小さい結果となった。このことから庫外温湿度に加え、ドア開時間からドア閉後の画像取得部117周辺空気の含有水蒸気を推定し、含有水蒸気量を基に待機時間を設定することでドア閉動作からくもりが晴れるまでの時間をより正確に算出することができる。これにより鮮明な画像が取得でき、撮像品質を高めることができる。
図2の断面図に示されているように、庫外温度センサ108、庫外湿度センサ109及び画像取得部117が開閉ドア111内に設置されることで、開閉ドア111周辺の温湿度が検知可能となり待機時間の算出をより正確に行うことができる。また、操作部112の基板上に庫外温度センサ108及び庫外湿度センサ109を設け一体化することで生産性を高めることが可能となる。
以上に記載した実施の形態5では、コントローラ561は、開時間、庫外温度及び庫外湿度に基づいて、待機時間を決定しているが、このような例に限定されない。例えば、コントローラ561は、実施の形態2と同様に、開時間に基づいて待機時間を決定してもよく、実施の形態3と同様に、庫外温度に基づいて待機時間を決定してもよく、実施の形態4と同様に、庫外湿度に基づいて待機時間を決定してもよい。また、待機時間は、予め定められた一定の時間であってもよい。
実施の形態6
図1及び図2に示されているように、実施の形態6に係る冷蔵庫600は、実施の形態1に係る冷蔵庫100とほぼ同様に構成されている。
図3に示されているように、実施の形態6に係る冷蔵庫600における制御部660は、コントローラ661と、画像保存部162と、画像加工部163とを備える。
実施の形態6における制御部660の画像保存部162及び画像加工部163は、実施の形態1における制御部160と同様である。
コントローラ661は、開閉センサ107aがドアの閉動作を検知した場合、画像取得部117に撮像を指示する。
この際、まず、コントローラ661は、画像取得部117にくもりが発生するか否かを判断する。ここでの判断は、実施の形態5と同様である。
そして、コントローラ661は、くもりが発生すると判断した場合に、庫内温度センサ104aで検知される冷蔵庫600内の温度である庫内温度と、庫内湿度センサ118で検知される冷蔵庫600内の湿度である庫内湿度とに応じて、待機時間を変更する。例えば、コントローラ661は、庫内温度及び庫内湿度により、庫内、言い換えると、冷蔵室110における画像取得部117周辺の含有水蒸気量を算出することができる。そして、コントローラ661は、算出された含有水蒸気量が多いほど、待機時間が長くなるように待機時間を決定する。但し、コントローラ661には、待機時間の最大値が予め定められており、含有水蒸気量が予め定められた閾値以上となった場合には、待機時間としてその最大値が用いられる。一例として、コントローラ661は、含有水蒸気量の範囲毎に、対応する待機時間を定めたテーブル情報を用いることにより、対応する待機時間を決定することができる。
なお、庫内の温度は、庫内温度センサ104aで検知された温度でもよく、また、冷蔵庫600の温度設定から推定された温度でもよい。
なお、実施の形態6に係る冷蔵庫500は、図3に記載された構成の内、ヒータ171を備えていなくてもよい。
図12は、実施の形態6において、開閉センサ107aを使用した撮像動作を示すフローチャートである。
基本的な処理の流れは、実施の形態1と同様だが、庫外温度及び庫外湿度により撮像待機の必要性を判断するほか、ドアの閉動作を検知してから撮像が行われるまでの待機時間が、庫内温度及び庫内湿度に応じて変更される点が異なる。
まず、開閉センサ107aがドア開動作を検知した場合(S70)、コントローラ661は、庫内の照明115を点灯する(S71)。
その後、開閉センサ107aがドア閉動作を検知した場合(S72)、コントローラ661は、庫外温度センサ108から庫外温度を取得するとともに、庫外湿度センサ109から庫外湿度を取得する(S73)。
そして、コントローラ661は、取得された庫外温度及び庫外湿度により、くもりの発生の有無、言い換えると、撮像待機の要否を判断する(S74)。くもりが発生していると判断した場合(S74でYes)には、処理はステップS75に進み、くもりが発生していないと判断した場合(S74でNo)には、処理はステップS78に進む。
ステップS75では、コントローラ661は、庫内温度センサ104aから庫内温度、及び、庫内湿度センサ118から庫内湿度を取得する。
そして、コントローラ661は、庫内温度及び庫内湿度に基づいて、待機時間を決定し(S76)、決定された待機時間待機する(S77)。そして、処理はステップS78に進む。
ステップS78では、コントローラ661は、画像取得部117に庫内の撮像を行わせる。
その後、コントローラ661は、画像取得部117による撮像完了を検知した場合(S79)、庫内の照明115を消灯する(S80)。
検知された庫内温湿度からドア閉後の画像取得部117の周辺の空気の含有水蒸気量を推定することにより、くもりが解消されるまでの時間をより正確に算出することができる。これにより鮮明な画像が取得でき、撮像品質を高めることができる。
図2の断面図に示されているように、庫外温度センサ108、庫外湿度センサ109及び画像取得部117が開閉ドア111内に設置されることで、開閉ドア111周辺の温湿度が検知可能となり待機時間の算出がより正確に行うことができる。
実施の形態7
図1に示されているように、実施の形態7に係る冷蔵庫700の正面図である。
冷蔵庫700は、冷蔵室710と、切替室120と、製氷室130と、冷凍室140と、野菜室150とを備える。実施の形態7に係る冷蔵庫700は、冷蔵室710を除いて、実施の形態1と同様に構成されている。
冷蔵室710は、開閉ドア711を備えており、開閉ドア711において、実施の形態1における冷蔵室110と異なっている。
図13は、実施の形態7における開閉ドア711を閉じた状態における庫内側の正面図である。
図13に示されているように、開閉ドア711は、ポケット116と、画像取得部117と、センターピラー790と、カバー791とを備える。ポケット116及び画像取得部117は、実施の形態1と同様に構成されている。
センターピラー790は、開閉ドア711の内、左側ドア711Aと、右側ドア711Bとを仕切る境界を覆うように設けられている。
また、センターピラー790には、画像取得部117がカバー791に収納された状態で設置されている。
図14は、実施の形態7における冷蔵室710の断面図である。
図14は、図13の14−14線における断面図である。
図14に示されているように、センターピラー790には、左側ドア711A及び右側ドア711Bの間からの冷気漏れによる露付き防止のため、ヒータ171が搭載されている。
図3に示されているように、実施の形態7に係る冷蔵庫700における制御部760は、コントローラ761と、画像保存部162と、画像加工部163とを備える。
実施の形態6における制御部760の画像保存部162及び画像加工部163は、実施の形態1における制御部160と同様である。
コントローラ761は、ヒータ171を通電する必要があるか否かを判断する。例えば、コントローラ761は、庫外温度センサ108で検知される庫外温度及び庫外湿度センサ109で検知される庫外湿度から、露点温度を特定する。そして、コントローラ761は、庫内温度センサ104aで検知される庫内温度が特定された露点温度よりも低い場合には、ヒータ171を通電する必要があると判断し、庫内温度が露点温度以上である場合には、ヒータ171を通電する必要がないと判断する。
なお、コントローラ761は、庫内の温度設定状況から庫内温度を推定してもよい。
そして、コントローラ761は、ヒータ171を通電する必要があると判断した場合には、センターピラー790に内蔵されたヒータ171を発熱させる。これにより、カバー791を介して画像取得部117が加熱され、画像取得部117の温度が露点温度より高くなることで、撮像時に生じるくもりを防止することができる。
また、コントローラ761は、開閉センサ107aがドアの閉動作を検知した場合、画像取得部117に撮像を指示する。
この際、まず、コントローラ761は、画像取得部117にくもりが発生するか否かを判断する。ここでの判断は、実施の形態5と同様である。
そして、コントローラ761は、くもりが発生すると判断した場合に、開閉センサ107aを用いて計測された、開閉ドア711が開いていた開時間に応じて、待機時間を変更する。例えば、コントローラ761は、開時間が長いほど、待機時間が長くなるように待機時間を決定する。但し、コントローラ761には、待機時間の最大値が予め定められており、開時間が予め定められた閾値以上となった場合には、待機時間としてその最大値が用いられる。
図15は、実施の形態7において、開閉センサ107aを使用した撮像動作を示すフローチャートである。
基本的な処理の流れは、実施の形態2と同様だが、画像取得部117のくもりを解消するためにヒータ171の発熱を用いている点、及び、くもりが発生すると判断された場合に、待機時間待機が行われる点が異なっている。
まず、コントローラ761は、庫外温度センサ108から庫外温度を取得するとともに、庫外湿度センサ109から庫外湿度を取得する(S90)。
そして、コントローラ761は、取得された庫外温度及び庫外湿度により、ヒータ171を通電する必要があるか否かを判断する(S91)。ヒータ171を通電する必要があると判断した場合(S91でYes)には、処理はステップS92に進み、ヒータ171を通電する必要がないと判断した場合(S91でNo)には、処理はステップS94に進む。
ステップS92では、コントローラ761は、ヒータ171に通電を開始する。そして、コントローラ761は、予め定められた期間通電を行った場合には、ヒータ171への通電を終了する(S93)。
ここで、ステップS90〜S93の処理については、定期的に行われることで、常に画像取得部117を露点温度以上に保つことができるので、庫内外の環境によらず、くもりのない鮮明な画像を取得することができる。
ステップS94では、開閉センサ107aがドア開動作を検知する。そして、コントローラ761は、庫内の照明115を点灯するとともに(S95)、開時間の計時を開始する。
その後、開閉センサ107aがドア閉動作を検知した場合(S96)、コントローラ761は、開時間の計時を終了して、ドア開動作からドア閉動作までの開閉ドア711の開時間を特定する(S97)。
次に、コントローラ761は、庫外温度センサ108から庫外温度を取得するとともに、庫外湿度センサ109から庫外湿度を取得する(S98)。
そして、コントローラ761は、取得された庫外温度及び庫外湿度により、くもりの発生の有無、言い換えると、撮像待機の要否を判断する(S99)。くもりが発生していると判断した場合(S99でYes)には、処理はステップS100に進み、くもりが発生していないと判断した場合(S99でNo)には、処理はステップS102に進む。
ステップS100では、コントローラ761は、開閉ドア711の開時間に基づいて、待機時間を決定する。そして、コントローラ761は、決定された待機時間待機する(S101)。そして、処理はステップS102に進む。
ステップS102では、コントローラ761は、画像取得部117に庫内の撮像を行わせる。
その後、コントローラ761は、画像取得部117による撮像完了を検知した場合(S103)、庫内の照明115を消灯する(S104)。
なお、頻繁にヒータ171を通電することは消費電力の悪化につながるため、コントローラ761は、ステップS91において、庫外温湿度検知結果によって、ヒータ171を通電する必要があると判断した場合でも、推定結露量が少ない場合には、ステップS92に処理を進めなくてもよい。このような場合には、コントローラ761は、ドア開放時間の特定結果(S97)に基づいて、待機時間を設ける(S100、S101)ことでヒータ171の通電による消費電力悪化を抑制しながらも撮像品質を保つことができる。
実施の形態8
図1及び図2に示されているように、実施の形態8に係る冷蔵庫800は、実施の形態1に係る冷蔵庫100とほぼ同様に構成されている。
図3に示されているように、実施の形態8に係る冷蔵庫800における制御部860は、コントローラ861と、画像保存部162と、画像加工部163とを備える。
実施の形態8における制御部860の画像保存部162及び画像加工部163は、実施の形態1における制御部160と同様である。
コントローラ861は、開閉センサ107aがドアの閉動作を検知した場合、画像取得部117に撮像を指示する。
この際、まず、コントローラ861は、画像取得部117にくもりが発生するか否かを判断する。ここでの判断は、実施の形態5と同様である。
そして、コントローラ861は、くもりが発生すると判断した場合に、開閉センサ107aを用いて計時された、開閉ドア111が開いていた開時間と、庫外温度センサ108で検知される庫外温度と、庫外湿度センサ109で検知される庫外湿度とに応じて、送風ファン103による送風時間を変更する。例えば、コントローラ861は、開時間が長いほど、庫外温度が高ければ高いほど、庫外湿度が高ければ高いほど、送風時間が長くなるようにする。但し、コントローラ861には、送風時間の最大値が予め定められており、開時間、庫外温度及び庫外湿度の少なくとも何れか一つが予め定められた閾値以上となった場合には、送風時間としてその最大値が用いられる。一例として、コントローラ861は、開時間の範囲、庫外温度の範囲及び庫外湿度の範囲の組み合わせ毎に、対応する送風時間を定めたテーブル情報を用いることにより、対応する送風時間を決定することができる。
なお、実施の形態8に係る冷蔵庫800は、図3に記載された構成の内、庫内温度センサ104a〜104d、庫内湿度センサ118及びヒータ171を備えていなくてもよい。
図16は、実施の形態6において、開閉センサ107aを使用した撮像動作を示すフローチャートである。
基本的な処理の流れは、実施の形態5と同様だが、画像取得部117のくもりを解消するために送風制御を用いる点が異なる。
まず、開閉センサ107aがドア開動作を検知した場合(S110)、コントローラ861は、庫内の照明115を点灯するとともに(S111)、開時間の計時を開始する。
その後、開閉センサ107aがドア閉動作を検知した場合(S112)、コントローラ861は、開時間の計時を終了して、ドア開動作からドア閉動作までの開閉ドア111の開時間を特定する(S113)。
次に、コントローラ861は、庫外温度センサ108から庫外温度を取得するとともに、庫外湿度センサ109から庫外湿度を取得する(S114)。
そして、コントローラ861は、取得された庫外温度及び庫外湿度により、くもりの発生の有無、言い換えると、撮像待機の要否を判断する(S115)。くもりが発生していると判断した場合(S115でYes)には、処理はステップS116に進み、くもりが発生していないと判断した場合(S115でNo)には、処理はステップS119に進む。
ステップS116では、コントローラ861は、開閉ドア111の開時間、庫外温度及び庫外湿度に基づいて、送風時間を決定する。コントローラ861は、送風ファン103の動作を開始する(S117)。そして、コントローラ861は、ステップS116で決定された送風時間、送風ファン103を動作させると、送風ファン103の動作を停止する(S118)。そして、処理はステップS119に進む。
ステップS119では、コントローラ861は、画像取得部117に庫内の撮像を行わせる。
その後、コントローラ861は、画像取得部117による撮像完了を検知した場合(S120)、庫内の照明115を消灯する(S121)。
実施の形態8によれば、ドア閉動作から撮像するまでのタイムラグを短縮し、ユーザが最新の画像を確認可能となるまでの時間を短縮することができる。
実施の形態8では、コントローラ861は、開時間、庫外温度及び庫外湿度に基づいて、待機時間を決定しているが、このような例に限定されない。例えば、コントローラ861は、実施の形態2と同様に、開時間に基づいて待機時間を決定してもよく、実施の形態3と同様に、庫外温度に基づいて待機時間を決定してもよく、実施の形態4と同様に、庫外湿度に基づいて待機時間を決定してもよい。また、待機時間は、予め定められた一定の時間であってもよい。さらに、待機時間は、実施の形態6のように、含有水蒸気量に基づいて、決定されてもよい。
100,200,300,400,500,600,700,800 冷蔵庫、 101 断熱材、 102 冷却機、 103 送風ファン、 104 温度センサ、 105 圧縮機、 106 食品収納ケース、 107 開閉センサ、 108 庫外温度センサ、 109 庫外湿度センサ、 110,710 冷蔵室、 111,711 開閉ドア、 112 操作部、 113 食品棚、 114 チルド室、 115 照明、 116 ポケット、 117 画像取得部、 118 庫内湿度センサ、 120 切替室、 121 引き出しドア、 130 製氷室、 131 引き出しドア、 140 冷凍室、 141 引き出しドア、 150 野菜室、 151 引き出しドア、 160,260,360,460,560,660,760,860 制御部、 161,261,361,461,561,661,761,861 コントローラ、 162 画像保存部、 163 画像加工部、 171 ヒータ、 190 メモリ、 191 プロセッサ、 192 処理回路。

Claims (12)

  1. 物を冷やす冷蔵庫であって、
    前記物を収納して冷やす収納室と、
    前記収納室に前記物を出し入れする際に開閉されるドアと、
    前記ドアの開閉を検知するセンサと、
    前記収納室内の画像を撮像する撮像部と、を備え、
    前記撮像部は、前記ドアが閉められたことを前記センサが検知してから待機時間経過した後に、前記収納室内の画像を撮像すること
    を特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記待機時間は、予め定められた一定の時間であること
    を特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記ドアが閉められたことを前記センサが検知してから前記待機時間を計測し、前記待機時間の経過後に、前記撮像部に前記収納室内の画像を撮像させること
    を特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記待機時間は、前記ドアが開かれてから前記ドアが閉じられるまでの間の時間が長ければ長いほど長いこと
    を特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  5. 前記待機時間は、前記冷蔵庫の外の温度が高いほど長いこと
    を特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  6. 前記待機時間は、前記冷蔵庫の外の湿度が高いほど長いこと
    を特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  7. 前記待機時間は、前記収納室内の含有水蒸気量が多いほど長いこと
    を特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  8. 前記待機時間を決定し、前記ドアが閉められたことを前記センサが検知してから前記待機時間を計測し、前記待機時間の経過後に、前記撮像部に前記収納室内の画像を撮像させること
    を特徴とする請求項4から7の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記冷蔵庫の外の温度及び湿度により定まる露点温度よりも、前記収納室内の温度が低い場合に、前記待機時間の経過後に、前記撮像部に前記収納室内の画像を撮像させ、前記収納室内の温度が前記露点温度以上である場合に、前記待機時間の経過前に、前記撮像部に前記収納室内の画像を撮像させること
    を特徴とする請求項3又は8に記載の冷蔵庫。
  10. 前記撮像部を暖めるヒータをさらに備え、
    前記収納室内の温度が前記露点温度よりも低い場合に、前記ヒータを動作させること
    を特徴とする請求項9に記載の冷蔵庫。
  11. 前記収納室内に風を送る送風ファンをさらに備え、
    前記収納室内の温度が前記露点温度よりも低い場合に、前記送風ファンを動作させること
    を特徴とする請求項9に記載の冷蔵庫。
  12. 前記ドアが開かれてから前記ドアが閉じられるまでの間の時間が長ければ長いほど長い時間、前記送風ファンを動作させること
    を特徴とする請求項11に記載の冷蔵庫。
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