JP3211237U - ワインセラー - Google Patents

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亮雄 穂積
亮雄 穂積
政章 奥村
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【課題】扉開放時の保存室内への外気流入を軽減可能なワインセラーを提供すること。【解決手段】本考案のワインセラーは、コンプレッサー31を使用した冷却方式を採用し、ファン26を用いて保存室内の空気を循環させることにより保存室内の温度調整を行うこととし、制御回路11が、ドアスイッチ23のOFF状態を検出した時点においてファン26が動作中の場合にファン26を停止させ、その後、ドアスイッチ23のOFF状態を検出した時点から予め規定された待ち時間が経過し、かつ冷却サイクル動作中の場合に、さらにコンプレッサー31を停止させる。【選択図】図3−1

Description

本考案は、コンプレッサーを使用した冷却方式を採用するワインセラーに関する。
従来から下記特許文献1に記載されているような冷蔵庫が知られている。特許文献1によれば、この冷蔵庫は、ドアスイッチのON/OFFにより扉の開閉を検知することができ、たとえば、扉が開いた状態で一定時間が経過した場合に、警報音やLED点灯により扉が開けっ放しであることを使用者に警告するものである。すなわち、使用者に扉の開けっ放しを気づかせ、扉を閉めさせることにより、庫内の温度上昇を抑制するものである。
特開2013−36660号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された冷蔵庫においては、たとえば、扉が開いている状態のとき、すなわち、使用者が扉を閉めるまでの期間については、外気が流入し、庫内の温度が急激に上昇することになる、という問題があった。
また、ワインセラーにおいては、一般的に、ワインの貯蔵に適した湿度(高湿度)を維持可能な構造となっていることが多く、そのため、冷却器にはある程度の霜が付着することを想定しているが、低温制御中の扉開放時には、過度な水分を含む外気の流入により保存室内の温度上昇とともに湿度も上昇し、その結果として、冷却器に付着する霜が増殖することになる、という問題があった。
本考案は、上記に鑑みてなされたものであって、扉開放時の保存室内への外気流入を軽減可能なワインセラーを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案は、コンプレッサーを使用した冷却方式を採用し、ファンを用いて保存室内の空気を循環させることにより当該保存室内の温度調整を行うワインセラーにおいて、扉が閉まっているときにON状態を示し、扉が開いているときにOFF状態を示すスイッチ部と、前記スイッチ部のOFF状態を検出した時点において前記ファンが動作中の場合に当該ファンを停止させ、その後、前記スイッチ部のOFF状態を検出した時点から予め規定された待ち時間が経過し、かつ冷却サイクル動作中の場合に、前記コンプレッサーを停止させる制御部と、を備えることを特徴とする。
本考案にかかるワインセラーは、扉開放時の保存室内への外気流入を軽減することができる、という効果を奏する。
図1−1は、ワインセラーの正面図およびその断面図である。 図1−2は、ワインセラーの側面図およびその断面図である。 図2−1は、ワインセラーの正面図およびその断面図である。 図2−2は、ワインセラーの側面図およびその断面図である。 図3−1は、ワインセラーの電気系統図の一例を示す図である。 図3−2は、ワインセラーの電気系統図の一例を示す図である。 図4−1は、ワインセラーの冷却サイクルの一例を示す図である。 図4−2は、ワインセラーの冷却サイクルの一例を示す図である。 図5は、ドアスイッチの取り付け位置の一例を示す図である。 図6は、扉開放時の保存室内の温度変化の一例を示す図である。
以下に、本考案にかかるワインセラーの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの考案が限定されるものではない。
<全体構成>
図1はワインセラーの構造の一例を示す図であり、詳細には、図1−1は、本実施例のワインセラーの正面図およびその断面図であり、図1−2は、本実施例のワインセラーの側面図およびその断面図である。
図1−1および図1−2において、1はワインセラー(本体)であり、このワインセラー1には、上下個別に温度管理が可能な上保存室2aと下保存室2bが設けられている。各保存室は固定の中仕切りプレート3により独立し、たとえば、それぞれ0℃〜20℃の範囲内で1℃単位の温度設定が可能である。上下2室の構成とすることにより、より高精度な温度管理が可能となり、たとえば、一方を短期保存用(7〜8℃程度)、もう一方を長期保存用(14℃程度)、等のように、目的に応じて上下2室を使い分けることが可能となる。
また、ワインセラー1には、たとえば、断熱性とインテリア性に優れた3層構造のフルフラットガラスが全面に採用されたガラス扉4が取り付けられている。また、ガラス扉4の上部部分には、タッチ式の操作パネル5が配置され、主電源やライト(各保存室のLED照明)のON/OFF,保存室内の温度調整等の操作ができ、マニュアル操作で保存室内の環境を最適な状態に保つことが可能である。
また、図1−2に示すように、下保存室2bの奥には、保存室内に階段状の段差が得られるように収納庫6が設けられており、この収納庫6には、後述する冷却サイクルにおいて使用されるコンプレッサーやキャピラリーチューブ等の機器が収納されている。また、各保存室を仕切る棚板7は、スライドすることにより自由に取り外しおよび取り付けが可能な構成である。また、各保存室の奥には、奥パネル9により各保存室と仕切られた空間である収納庫8が設けられており、この収納庫8には、たとえば、後述する冷却サイクルにおいて使用されるアキュムレータや冷却器等が収納され、さらに、加温ヒーター,LED等の照明,空気循環用のファンおよび霜取り温度センサー等も収納されている。
なお、上記では、上下2段構成のワインセラー1について記載したが、本実施例のワインセラーは、これに限らず、たとえば、図2(図2−1,図2−2)に示すような保存室が1つのタイプのワインセラーであってもよく、また、図示はしていないが3つ以上の保存室を有するものであってもよい。図2はワインセラーの構造の一例を示す図であり、詳細には、図2−1は、保存室が1つのタイプのワインセラーの正面図およびその断面図であり、図2−2は、保存室が1つのタイプのワインセラーの側面図およびその断面図である。保存室が1つのタイプのワインセラー1は、上下2段構成のワインセラーから上保存室2aの機能を除いたものであり、下保存室2bの機能を備えた保存室2のみで構成されたものとなる。また、図1に示す下保存室2bおよび図2に示す保存室2には、一例として、収納庫6の段差を利用して、1番下の棚にワインボトル3本を斜めに配置しているが、これに限らず、この1番下の棚をさらに棚板7により分割し、本体正面からワインボトルの側面が見えるように、ワインボトルを寝かせて置くこととしてもよい。
<詳細構成>
つづいて、ワインセラー1の構成をより詳細に説明する。以下では、一例として、図2に示す保存室が1つのタイプのワインセラー1を用いてその構成および動作を詳細に記載する。なお。本実施例のワインセラーは、これに限らず、たとえば、図1に示すワインセラー1等、保存室単位に個別に温度調整が可能なすべてのワインセラーに適用可能である。
まず、上記図2のように構成されるワインセラー1の電気回路構成およびその制御について説明する。図3−1は、ワインセラー1の電気系統図の一例を示す図である。
図3−1に示すとおり、ワインセラー1においては、制御回路11が、AC100Vを入力とし、ワインセラー1内の電子機器を制御する。詳細には、制御回路11は、操作パネル5,LED21,室内温度センサー22,ドアスイッチ23,霜取り温度センサー24,加温ヒーター25,ファン26,コンプレッサー31と接続し、ワインを最適な環境で管理するための制御を行う。なお、図1に示すような保存室が2つのタイプのワインセラー1の電気系統図を、一例として、図3−2に示す。このワインセラー1は、制御回路11が、AC100Vを入力とし、上保存室2a用および下保存室2b用にそれぞれ設けられたLED21a,21b、室内温度センサー22a,22b、霜取り温度センサー24a,24b、加温ヒーター25a,25b、ファン26a,26b、および各保存室に共通のドアスイッチ23、と接続する。また、制御回路11は、上保存室2aの冷却サイクルを制御する場合には電磁弁32を上保存室2a側に接続してコンプレッサー31を起動し、下保存室2bの冷却サイクルを制御する場合には電磁弁32を下保存室2b側に接続してコンプレッサー31を起動する。
上記各種電子機器を制御する本実施例の制御回路11は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)およびFPGA(Field Programmable Gate Array)等で構成される制御部、ROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)等の各種メモリ、および図示の各種電子機器と信号の送受信を行うインタフェース部、等から構成されている。
また、図3−1において、LED21は、保存室2用の照明であり、操作パネル5のON/OFF操作に連動して、制御回路11によりON/OFFが制御される。
室内温度センサー22は、たとえば、保存室2内の所定位置に設置され、周辺温度を検知して制御回路11に通知する。この通知を受けた制御回路11は、操作パネル5の操作により設定された温度(上記0℃〜20℃に相当)と室内温度センサー22から通知された温度とを比較し、設定温度が保持されるように冷却および加温に関する制御を行う。
ドアスイッチ23は、たとえば、ワインセラー1本体とガラス扉4の間に挟まれる位置に配置され、ガラス扉4が閉まっている状態のときにON状態となり、開いている状態のときにOFF状態となる。制御回路11は、ドアスイッチ23の状態を確認し、扉開放時の保存室2内への外気流入を軽減するための制御を行う。
霜取り温度センサー24は、たとえば、保存室2用の冷却器近傍に配置され、たとえば、制御回路11の制御により定期的に霜取り制御動作を開始(コンプレッサー31OFF)し、その後、霜取り制御動作を終了(コンプレッサー31ON)する場合において、冷却器(エバレーター)の周辺温度を測定する。そして、その測定結果を制御回路11がチェックする。制御回路11は、その測定結果に基づいて加温ヒーター25のON/OFF制御を行うことにより、上記霜取り制御動作において冷却器に付着した霜を溶かすことができる。
加温ヒーター25は、たとえば、冷却器に一体化して設置され、制御回路11の制御により、霜取り制御動作時(コンプレッサー31OFF時)および通常動作時(コンプレッサー31ON時)において、周辺温度を上昇させる機能を有する。また、ファン26は、たとえば、保存室2の上部に設置され、制御回路11の制御により、保存室2内の空気を循環させる。たとえば、加温ヒーター25とファン26が連動し、加温ヒーター25により暖められた空気を循環させることにより、保存室2内の温度を設定温度まで上昇させることができる。
また、図3−1において、制御回路11は、コンプレッサー31のON/OFF制御を行い、ワインセラー1の冷却サイクルを制御する。図4−1は、ワインセラー1の冷却サイクルの一例を示す図である。
コンプレッサー(圧縮器)31は、気体冷媒を圧縮して高温高圧のガス冷媒を生成し出力する。コンプレッサー31から送られてきた高温高圧のガス冷媒は、コンデンサー(凝縮器)33で放熱しながら、常温高圧の液体冷媒に変化し、さらに、常温高圧の液体冷媒は、アキュムレータ34にて水分等の異物が取り除かれる。さらに、アキュムレータ34にて水分等の異物が取り除かれた液体冷媒は、管径の細いキャピラリーチューブ35を通過することによって、蒸発(気化)しやすいように圧力が下げられる。その後、低温低圧となった液体冷媒は、冷却器36に送られ、ここで、周辺の空気から熱を奪って蒸発(気化)し、最終的に、冷却器36において気体となった冷媒がコンプレッサー31に戻る。このようなサイクルが繰り返し実行されることによって、冷却器36の周囲が冷却される。
そして、上記冷却サイクルにおいて使用される機器とファン26が連動して、冷却器36により冷やされた空気を循環させることにより、すなわち、その冷気が保存室2内に送り込まれることによって、保存室2内の温度を設定温度まで下げることができる。
なお、図4−2は、保存室が2つのタイプのワインセラー1の冷却サイクルの一例を示す図である。このタイプのワインセラー1は、2つの冷却器36a,36bを上下2つの保存室に1つずつ割り当て、制御回路11が、電磁弁32を、交互に切り替えながら、または、上下同時に冷却できるように、制御することにより、上保存室2aの冷却サイクル(たとえば、コンプレッサー31,コンデンサー33,アキュムレータ34,キャピラリーチューブ35a,冷却器36aからなる冷却サイクル)および下保存室2bの冷却サイクル(たとえば、コンプレッサー31,コンデンサー33,アキュムレータ34,キャピラリーチューブ35b,冷却器36bからなる冷却サイクル)を、個別にまたは同時に制御する。
<扉開閉時の制御>
つづいて、本実施例のワインセラー1における特徴的な動作、具体的には、扉開閉時の制御回路11の動作について説明する。ここでは、一例として、図2に示すワインセラーを用いて説明する。なお、本実施例では、一例として、ワインセラー1の周辺温度を25℃、保存室2の設定温度を5℃、として説明する。
本実施例では、上記に記載したように、ドアスイッチ23を、ワインセラー1本体とガラス扉4の間に挟まれる位置に配置する構成とする。より詳細には、たとえば、ワインセラー1本体におけるガラス扉4との接触面側の所定位置にドアスイッチ23を取り付け、ドアスイッチ23の押しボタン部を押下可能なガラス扉4裏面側にドアスイッチプレート23aを取り付ける。図5は、ドアスイッチ23の取り付け位置の一例を示す図である。本実施例では、ガラス扉4が閉まっている状態のときにドアスイッチプレート23aによりドアスイッチ23が押下されON状態となり、ガラス扉4が開いている状態のときにはドアスイッチ23とドアスイッチプレート23aが非接触となりOFF状態となる。
通常の動作において、制御回路11は、ドアスイッチ23の状態を確認し、扉開放に伴う保存室2内への外気流入を軽減するため制御を行う。ここで、通常の動作とは、保存室2内の温度が設定温度に保持されるように、制御回路11が温度調整を行っているときの動作をいう。
たとえば、利用者によりガラス扉4が開けられ、ドアスイッチ23のOFF状態を検出した場合、制御回路11は、ファン26が動作中かどうかを確認する。ファン26が動作中の場合、制御回路11は、ファン26を停止させ、一方で、ファン26が停止中の場合にはその状態を維持させる。これにより、保存室2内の空気の流出および保存室2内への外気の流入を軽減することができる。なお、ここでは、ファン26を停止する場合について記載したが、これに限らず、たとえば、ファンの回転数を落とすように制御することとしてもよい。
そして、上記ドアスイッチ23のOFF状態を検出後、たとえば、予め規定された待ち時間である3分が経過しかつ冷却サイクル動作中の場合、制御回路11は、コンプレッサー31を停止させる。これにより、ガラス扉4の開放時間が長時間にわたる場合においても、過度な水分を含む外気の流入を最小限に留めることができ、冷却器36の霜増殖を抑制することができる。また、ワインセラー1本体の消費電力を抑制することもできる。なお、本実施例では、コンプレッサー31停止までの待ち時間を一例として3分としているが、これに限るものではなく、実績に基づく固定値,適宜設定可能な値等、どのような時間であってもよい。
また、上記ドアスイッチ23のOFF状態を検出後3分が経過する前にガラス扉4が閉じられドアスイッチ23のON状態を検出した場合、制御回路11は、ファン26の動作をガラス扉4が開けられる前の元の状態に戻す。たとえば、ガラス扉4が開けられる前の動作が冷却サイクル動作中の場合には、ファン26を再起動させることになる。
また、上記コンプレッサー31停止(コンプ停止)後、ガラス扉4が閉じられ(ドアスイッチ23のON状態検出)かつコンプ停止から5分(故障防止のために必要な時間の一例:コンプレッサーの仕様に基づく時間)以上が経過している場合、制御回路11は、コンプレッサー31およびファン26を再起動させ、冷却サイクル動作を再開させる。一方で、上記コンプレッサー31停止後、ガラス扉4が閉じられ(ドアスイッチ23のON状態検出)かつコンプ停止から5分以内の場合、制御回路11は、まず、ファン26を再起動させ、コンプ停止から5分経過後にさらにコンプレッサー31を再起動させ、冷却サイクル動作を再開させる。
図6は、扉開放時の保存室2内の温度変化の一例を示す図である。ここでは、上記同様にワインセラー1の周辺温度を25℃,保存室2内の設定温度を5℃とし、かつ、ワインボトル無しの状態でガラス扉4を5分間にわたり90度開放した場合の、保存室2内の温度変化を観測した。たとえば、冷却サイクル動作中に制御回路11がドアスイッチ23のOFF状態を検出してファン26が停止された場合、保存室2内の温度は、5分間で2.6度上昇したことが確認できる(図6の実線参照)。一方、冷却サイクル動作中にガラス扉4が開けられてもファン26を停止させなかった場合は、保存室2内の温度が5分間で8.7度も上昇した(図6の点線参照)。
なお、本実施例では、一例として、ドアスイッチ23およびドアスイッチプレート23aを用いてガラス扉4の開閉を判断したが、これに限らず、制御回路11がガラス扉4の開閉を判断できる手段であればどのような方法を用いてもよい。たとえば、ドアスイッチの代わりに、本体側とガラス扉4側のそれぞれに端子付きのプレート型マグネットを取り付け(マグネット式スイッチ)、ガラス扉4が閉まっている状態のときに端子同士が接触してON状態(たとえば、接地)となり、開いている状態のときには端子同士が非接触となりOFF状態(たとえば、オープン)となるようにしてもよい。
このように、本実施例のワインセラー1は、コンプレッサー31を使用した冷却方式を採用し、ファン26を用いて保存室2内の空気を循環させることにより保存室2内の温度調整を行うこととし、制御回路11が、ドアスイッチ23のOFF状態を検出した時点においてファン26が動作中の場合にファン26を停止させ、その後、ドアスイッチ23のOFF状態を検出した時点から予め規定された待ち時間である3分が経過し、かつ冷却サイクル動作中の場合に、さらにコンプレッサー31を停止させる。これにより、保存室2内の空気の流出および保存室2内への外気の流入を軽減することができる。また、ガラス扉4の開放時間が長時間にわたる場合においても、過度な水分を含む外気の流入を最小限に留めることができ、冷却器36の霜増殖を抑制することができる。
1 ワインセラー
2 保存室
2a 上保存室
2b 下保存室
3 中仕切りプレート
4 ガラス扉
5 操作パネル
6 収納庫
7 棚板
8 収納庫
9 奥パネル
11 制御回路
21,21a,21b LED
22,22a,22b 室内温度センサー
23 ドアスイッチ
23a ドアスイッチプレート
24,24a,24b 霜取り温度センサー
25,25a,25b 加温ヒーター
26,26a,26b ファン
31 コンプレッサー(圧縮器)
32 電磁弁(三方弁)
33 コンデンサー(凝縮器)
34 アキュムレータ
35,35a,35b キャピラリーチューブ
36,36a,36b 冷却器

Claims (5)

  1. コンプレッサーを使用した冷却方式を採用し、ファンを用いて保存室内の空気を循環させることにより当該保存室内の温度調整を行うワインセラーにおいて、
    扉が閉まっているときにON状態を示し、扉が開いているときにOFF状態を示すスイッチ部と、
    前記スイッチ部のOFF状態を検出した時点において前記ファンが動作中の場合に当該ファンを停止させ、その後、前記スイッチ部のOFF状態を検出した時点から予め規定された待ち時間が経過し、かつ冷却サイクル動作中の場合に、前記コンプレッサーを停止させる制御部と、
    を備えることを特徴とするワインセラー。
  2. 前記制御部は、
    前記スイッチ部のOFF状態を検出した時点から前記待ち時間が経過する前に前記スイッチ部のON状態を検出した場合に、停止させたファンを再起動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のワインセラー。
  3. 前記制御部は、
    前記コンプレッサー停止後、前記スイッチ部のON状態を検出しかつ前記コンプレッサー停止時点から予め規定された所定時間が経過している場合に、前記コンプレッサーおよび前記ファンを再起動させ、
    一方で、前記コンプレッサー停止後、前記スイッチ部のON状態を検出しかつ前記コンプレッサー停止時点から前記所定時間以内の場合には、まず前記ファンを再起動させ、前記所定時間経過後に前記コンプレッサーを再起動させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のワインセラー。
  4. 前記スイッチ部を、本体と扉の間に挟まれる位置に設置された押しボタンスイッチとする、
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のワインセラー。
  5. 前記スイッチ部を、扉が閉じられたときに接触するように本体側と扉側のそれぞれに取り付けられたマグネット式スイッチとする、
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載のワインセラー。
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