JP2010064548A - 車両情報管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の走行状態を把握するとともに、作業を受ける予定の車両が予定時刻までに指定場所へ到着するように管理する車両情報管理装置を提供する。
【解決手段】車両の編成番号および車両が走行予定の軌道と時刻に定義した運行番号と、車両が受ける予定の作業を関連付けるレコードを含む車両運用データD1を記憶する記憶装置101と、軌道上に設けられるセンサから、走行した車両の編成番号を受信する第1受信手段11と、車両の運行を管理する運行管理システムから軌道上の所定区間における車両の走行によって特定される運行番号を受信する第2受信手段12と、受信した編成番号と受信した運行番号が関連付けられるレコードが、車両運用データに含まれていないとき、編成番号又は運行番号のいずれかに作業が関連付けられているか否か判定する判定手段14と、編成番号又は運行番号に作業が関連付けられているとき、警報を出力する出力手段15とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、列車(車両)の走行状態を把握するとともに、作業を受ける予定の車両が予定時刻までに指定場所へ到着することができるように管理する車両情報管理装置に関する。
複数の車両が各路線を走行する現状において、一台の車両が運行計画と異なる走行をした場合、他の車両の走行に影響を与えるおそれがある。したがって、各車両が滞りなく計画通りに運行できるように、例えば運行管理システム(PTC:Programmed Traffic Control)によって車両の運行が監視制御されている。
このような運行管理システムでは、車両の走行する路線(軌道)及び車両が軌道を走行する予定時刻毎に固有の「運行番号」を付して管理している。また、運行管理システムでは、軌道上の所定の区間を車両が走行したときに列車の通過を検知することができるため、予定時刻に車両が所定の特定区間を通過すると、車両が予定通りに運行していると把握することができる。
運行管理システムの他にも、軌道に設けられる地上子が車両に取り付ける車上子から受信した情報を利用して車両の走行調整等を行う装置もある。地上子は、車上子からの信号の受信により、走行中の車両の位置(地上子の識別子)、車両の速度、車両に付与された編成番号等の情報を取得することができる。したがって、走行調整を行う装置では、地上子が受信した信号を取得し、取得した信号に含まれる情報を利用して車両の保安や複数の車両の間隔調整等を実行する。
他に、車両の運行状況を調整する運転整理に関する情報と、作業員等に入力された車両の検査等の進捗状況とを監視員が比較して車両を運用するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
また、運行管理システムで得られる運行番号と地上子で得られる編成番号との組合せによって把握できる車両の走行状況を予め決められている車両の走行計画と照合し、実際の走行状況と走行計画とが不一致である場合に警報を出力するシステムもある。
特開平9-226588号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるような運転整理に関する情報と検査等の進捗状況と比較するシステムでは、監視員が進捗状況を入力するとともにこれらの情報を利用して運転整理案を入力するものである。したがって、人間系での操作が多く精度が安定せずリスクが高いとともにユーザの操作に時間がかかる。
また、従来の警報を出力するシステムでは、運行番号と編成番号との組合せが予め定められている予定と異なる場合には常に警報を出力するものである。したがって、列車の運行や作業に問題が生じないような場合であっても警報が出力され、オペレータにとっては確認の回数が多くなり、本来確認の必要がない場合であっても他の操作等が妨げられる問題がある。
上記課題に鑑み、本発明は、作業を受ける予定の車両に対し、予定通りに作業を受けさせることが可能な車両情報管理装置を提供する。
本発明の特徴に係る車両情報管理装置は、車両に付与された固有の編成番号および車両が走行予定の軌道と時間によって定義された固有の運行番号と、車両が受ける予定の作業があるとき作業を関連付けるレコードを含む車両運用データを記憶する記憶装置と、軌道上に設けられるセンサから、軌道を走行した車両の編成番号を受信する第1受信手段と、車両の運行を管理する運行管理システムから軌道上の所定の区間における車両の走行によって特定される運行番号受信する第2受信手段と、受信した編成番号と受信した運行番号とが関連付けられるレコードが、車両運用データに含まれていないとき、車両運用データにおいて編成番号に関連付けられている作業又は運行番号に関連付けられている作業があるか否かを判定する判定手段と、編成番号に関連付けられる作業又は運行番号に関連付けられる作業があるとき、警報を出力する出力手段とを備える。
本発明によれば、作業を受ける予定の車両に対し、予定通りに作業を受けさせることができる。
以下に図面を用いて本発明の最良の実施形態に係る車両情報管理装置について説明する。以下の説明において、同一部分については同一の符号を付し、類似部分については類似の符号を付して説明を省略する。
〈第1の実施形態〉
図1に示す第1の実施形態に係る車両情報管理装置1は、第1受信手段11、第2受信手段12、検索手段13、判定手段14、出力手段15を備え、記憶装置101に車両運用データD1を記憶している。この車両情報管理装置1は、「作業」を受ける予定の車両の走行位置を管理するオペレータに用いられる装置である。ここでいう車両が受ける「作業」とは、例えば、毎月等に行われる定期的な車両の検査や車両の清掃等の作業である。車両情報管理装置1は、センサ7a〜7cや運行管理システム8から受信する情報によって車両が現在存在する位置を把握することができる。そのため、オペレータは、この車両情報管理装置1を利用して、作業を受ける予定の車両が作業の開始時刻までに作業場所に存在するように管理する。
センサ7aは、車両が走行する路線(軌道)上に設置されるとともに有線又は無線で車両情報管理装置1と接続されており、軌道上の所定範囲を通過する車両を検出することができる。また、センサ7aは、通過した車両に付与された編成番号およびセンサ7aの識別子を車両情報管理装置1に送信する。このセンサ7aは、いわゆる地上子として軌道に設置されている既存のセンサを利用することができる。センサ7b,7cは、センサ7aと同一であり、以下では主にセンサ7aを用いて説明する。なお、センサの数は3台に限られず、車両情報管理装置1は、軌道の長さに応じて複数のセンサと接続されている。
運行管理システム8は、車両の運行を管理するシステムであって有線又は無線で車両情報管理装置1と接続されている。この運行管理システム8は、軌道上の所定の区間を列車が通過したときに通過検知手段(図示せず)から車両が通過した旨の情報を入力する。また、運行管理システム8は、車両の走行する軌道及び車両が軌道を走行する各予定時刻に対して運行番号を付して記憶装置101で管理しており、通過検知手段から車両が通過した情報を入力すると、当該時刻に通過検知手段が設置される軌道に対して付されている運行番号とともに車両が通過した区間の識別子を車両情報管理装置1に送信する。この運行管理システム8は、いわゆる列車運行管理システム(PTC:Programmed Traffic Control)として既存のシステムである。
車両運用データD1は、図2に一例を示すように、車両に付与された編成番号および車両が走行予定の軌道と時刻の組合せによって定義された運行番号と、車両が受ける予定の作業があるとき作業を関連付けるレコードを含んでいる。例えば、図2に示す例では、編成番号A11で識別される車両(車両A11)には、運行番号B01で識別される時刻及び路線(路線B01)が割り当てられている。また、車両A12には路線B02、車両A13には路線B03、車両A23には路線B04がそれぞれ割り当てられている。
図2に示す車両運用データD1はある1日分のデータであるが、この日、車両A11は車両の月毎の検査である「月検査」が行われる予定であり、車両A13は車両の「清掃」が行われる予定である。なお、記憶装置101では、複数日数分の車両運用データD1を記憶することができる。また、図2に示す車両運用データD1では作業の詳細な情報については記憶していないが、各レコードは、車両の型、作業の開始時刻、作業場所、担当者等の詳細な情報を関連付けていてもよい。
第1受信手段11は、センサ7aから通過した車両の編成番号およびセンサ7aの識別子を受信し、受信した編成番号およびセンサ7aの識別子を検索手段13に出力する。
第2受信手段12は、運行管理システム8から運行番号および区間の識別子を受信し、受信した運行番号および区間の識別子を検索手段13に出力する。
検索手段13は、第1受信手段11が受信した編成番号と第2受信手段12が受信した運行番号が関連付けられるレコードが車両運用データD1に含まれているか否かを検索し、検索結果を判定手段14に出力する。ここで、受信した編成番号と運行番号が関連付けられるレコードがある場合とは、車両が予定通りに走行している場合であり、受信した編成番号と運行番号が関連付けられるレコードがない場合とは、車両が予定通りに走行していない場合である。なお、検索手段13は、車両が予定通りに走行していない場合にのみ予定通りに走行していない旨の検索結果を出力してもよい。
判定手段14は、受信した編成番号と運行番号が関連付けられるレコードが車両運用データD1に含まれていない判定結果を受信したとき、車両運用データD1において受信した編成番号又は運行番号に作業が関連付けられているか否かを判定し、判定結果を出力手段15に出力する。すなわち、判定手段14は、予定通りに走行していない車両が作業を受ける予定であるか否かを判定する。なお、判定手段14は、予定通りに走行していない車両が作業を受ける予定であるとき、作業を受ける予定の車両が予定通りに走行していない旨の判定結果を出力してもよい。
出力手段15は、受信した編成番号又は運行番号に作業が関連付けられている判定結果を受信したとき、該当する車両が予定されている作業を受けることができないおそれがあるため、警報を出力する。
すなわち、車両運用データD1に作業が関連付けられている車両は、予定通りに走行して作業場所に到着したときには作業を受けることができるが、予定とは異なる走行がされており、予定時刻までに作業場所に到着することができなければ作業を受けることはできない。したがって、車両運用データD1で作業が関連付けられる編成番号で識別される車両が予定通りに走行していない場合や、車両運用データD1で作業が関連付けられる運行番号が定義された時刻及び軌道に予定通りに車両が走行していない場合には作業を受ける予定の車両が作業の開始時刻までに作業場所に到着することができないおそれがあるということになる。そこで、出力手段15は、作業を受ける予定の車両が車両運用データD1で定められている走行予定の通りに走行していない場合、車両が作業を受けることができないおそれがあるとして、警報を出力する。
この出力手段15は、警報音や警報画面等の様々な方法で警報を出力することが考えられる。例えば、出力手段15は、車両情報管理装置1を操作するオペレータに注意を喚起する音で警報を出力してもよい。また、出力手段15は、オペレータが操作に利用するディスプレイ上等に、作業を受ける予定の車両が走行予定の通りに走行していない旨を通知する警報画面を出力してもよい。この警報画面には、予定と異なる走行をしている車両の編成番号、運行番号、車両が受ける予定の作業等を含めることで、オペレータに必要な情報を同時に提供することができ、早急な対応を可能とする。
車両情報管理装置1は、パーソナルコンピュータ等の一般的な情報処理装置である。記憶装置101に記憶される車両情報管理プログラム(図示せず)を実行することで、中央処理装置(CPU)100に第1受信手段11、第2受信手段12、検索手段13、判定手段14および出力手段15が実装されて図1に示す車両情報管理装置1が実現される。なお、図1に示す車両情報管理装置1は一台のコンピュータとして示されているが、複数のコンピュータによって構成されるものであっても良い。例えば、記憶装置101のみ外部に設けられる構成であっても同様である。
図3に示すフローチャートを用いて、車両情報管理装置1における判定処理を説明する。
車両情報管理装置1では、第1受信手段11がセンサ7aから編成番号を受信し、第2受信手段12が運行管理システム8から運行番号を受信すると(S11)、検索手段13は、受信した編成番号と運行番号を含むレコードを車両運用データD1から検索する(S12)。
受信した編成番号と運行番号を含むレコードが車両運用データD1に存在しないとき(S13でYES)、判定手段14は、車両運用データD1において、受信した編成番号又は運行番号に作業が関連付けられているか否かを判定する(S14)。
車両運用データD1において受信した編成番号又は運行番号に作業が関連付けられているとき(S15でYES)、出力手段15は、警報を出力し(S16)、ステップS11に戻って同様の処理を繰り返す。また、ステップS13又はS15でNOのとき、車両情報管理装置1では、ステップS11に戻って同様の処理を繰り返す。
上述したように、車両情報管理装置1では、作業を受ける予定の車両が走行予定の通りに走行していない場合には、作業の妨げが生じるおそれがあるとして、警報を出力してオペレータに注意を促がす。一方、作業を受ける予定のない車両が走行予定の通りに走行していない場合には、作業の妨げになることはないため、警報は出力しない。したがって、オペレータは車両情報管理装置1によって出力された警報に応じて早急に車両の走行を管理することが可能となり、車両に予定通りに作業を受けさせることができる。
〈第2の実施形態〉
図4に示す第2の実施形態に係る車両情報管理装置2は、図1を用いて上述した第1の実施形態に係る車両情報管理装置1と比較して、読出手段21、生成手段22、表示処理手段23を備え、記憶装置101にイメージデータD2を記憶している点で異なる。この車両情報管理装置2は、作業を受ける予定の車両の走行位置を管理するとともに、車両の走行状況をイメージで表わす走行状況表示画面として表示することができる。
イメージデータD2は、図5(a)に一例を示すように、路線や駅の位置関係に関するイメージに関するデータである。図5(a)に示すイメージデータD2で表される路線L1,L2は、図5(b)に区間l0〜l4として一例を示すように複数の区間に区分けされている。図5(b)に示す例において、A駅に停車中の車両は区間l0に存在するものとする。なお、記憶装置101では、異なる路線や駅の位置関係について複数のイメージデータを記憶することができる。
読出手段21は、第1受信手段11が編成番号を受信し、第2受信手段12が運行番号を受信すると、記憶装置101からイメージデータD2を読み出す。記憶装置101に複数のイメージデータD2が記憶されているとき、読出手段21は、受信した運行番号によって特定される路線に該当するイメージデータD2を読み出す。
生成手段22は、読出手段21が読み出したイメージデータD2に受信した編成番号および運行番号を関連付けて走行状況表示画面を生成する。具体的には、センサ7aから車両A11の通過の検出を受信してセンサ7bから車両A11の通過の検出を受信していないときに、運行管理システム8から区間l1での運行番号B01の通過の通知を受信すると、生成手段22は、イメージデータ上の区間l1で特定される位置に運行番号B01と編成番号A11を関連付ける。また、車両A12の通過の検出と、区間l2での運行番号B02の通過の通知を受信したとき、生成手段22は、イメージデータ上の区間l2で特定される位置に運行番号B01と編成番号A12を関連付ける。同様に、他に受信した編成番号と運行番号についてもそれぞれ関連付けてイメージデータ上に配置した図6に示すような走行状況表示画面W1を生成する。
なお、ここで、例えば区間l1に対して運行番号B11と編成番号A11を受信したとき、図2に示した車両運用データD1では関連付けられていないため、出力手段15からは警報が出力されるが、現在の走行状況を表わすために運行番号B11と編成番号A11とを関連付けた走行状況表示画面を表示してもよい。
表示処理手段23は、生成手段22が生成した走行状況表示画面をディスプレイに表示する。
図4に示す車両情報管理装置2も図1で上述した車両情報管理装置1と同様に一般的な情報処理装置であって、記憶装置101に記憶される車両情報管理プログラム(図示せず)を実行することで、CPU100に第1受信手段11乃至表示処理手段23が実装される。
図7に示すフローチャートを用いて、車両情報管理装置2における走行状況表示処理を説明する。
車両情報管理装置2では、第1受信手段11がセンサ7aから編成番号を受信し、第2受信手段12が運行管理システム8から運行番号を受信すると(S11)、読出手段21は、記憶装置101からイメージデータD2を読み出す(S21)。
その後、生成手段22は、読み出したイメージデータD2に受信した編成番号および運行番号を関連付けて走行状況表示画面を生成する(S22)。生成手段22が走行状況表示画面を生成すると、表示処理手段23は、ディスプレイに走行状況表示画面を表示する(S23)。
上述したように、車両情報管理装置2では、作業を受ける予定の車両が走行予定の通りに走行していない場合に警報を出力することで、警報に応じてオペレータは早急に車両の走行を管理することが可能となり、車両に予定通りに作業を受けさせることができる。
また、車両情報管理装置2では、車両の走行状況を表示することで、オペレータは常に車両の走行状況を把握することが可能となり、車両情報の管理を容易にすることができる。
〈第3の実施形態〉
図8に示す第3の実施形態に係る車両情報管理装置3は、図1を用いて上述した第1の実施形態に係る車両情報管理装置1と比較して、読出手段31、抽出手段32、生成手段33、表示処理手段34を備え、記憶装置101にダイヤグラムD3および詳細データD4を記憶している点で異なる。この車両情報管理装置3は、作業を受ける予定の車両の走行位置を管理するとともに、ダイヤグラムを表示し、ダイヤグラムから選択された車両や路線等に関する詳細な情報を詳細情報表示画面として表示することができる。
ダイヤグラムD3は、図9に一例を示すように、各駅間(路線)を走行する車両の走行計画であるダイヤを複数のダイヤスジによって表わす。ここで、ダイヤスジは、駅から駅を結ぶ直線(例えば駅Aと駅E間を結ぶの直線)である。また、連続する複数のダイヤスジは車両の出庫から入庫までを表わし、一つの運行番号(例えばB01やB02)で特定することができる。具体的には、運行番号B01は2本のダイヤスジで表わされ、運行番号B02は4本のダイヤスジで表わされている。車両情報管理装置3では、運行管理システム8において使用するダイヤグラムD3は、従来から運行管理に利用されているダイヤグラムや車両運用データのように編成番号と運行番号を関連付けて車両の運行計画を立てる際に利用するダイヤグラムを利用することができる。なお、出力手段15によって警報が出力され、運行計画を立て直す際にもこのダイヤグラムD3を利用することができる。
詳細データD4は、車両や路線に関する詳細な情報である。例えば、車両に付与された編成番号に、車両の型、車両の受ける予定の作業の開始時刻、作業場所、過去に受けた作業等に関する詳細な情報を関連付けている。
読出手段31は、ダイヤグラムの表示が要求されると、記憶装置101からダイヤグラムD3を読み出す。記憶装置101に複数のイメージデータD2が記憶されているときには、読出手段31は、表示が要求された車両や路線を含むダイヤグラムD3を読み出す。
抽出手段32は、車両や路線に関する詳細な情報の表示が要求されると、詳細データD4から該当する車両や路線に関するデータを抽出する。
生成手段33は、読出手段31が読み出したダイヤグラムD3を含む図10(a)に示すような画面W2を生成する。また、生成手段33は、詳細な情報の表示が要求されたときには、ダイヤグラムD3を含む画面W2に抽出手段32で抽出されたデータの表示領域T1を含む図10(b)に示すような詳細情報表示画面W3を生成する。図10(b)に示す詳細情報表示画面W3では、表示領域T1に含まれる情報から、運行番号B02で特定される路線を走行する車両は、入庫後に月検査を受ける予定であることが分かる。
表示処理手段34は、生成手段33が生成したダイヤグラムD3を含む画面W2又は詳細情報表示画面W3をディスプレイに表示する。
図8に示す車両情報管理装置3も図1で上述した車両情報管理装置1と同様に一般的な情報処理装置であって、記憶装置101に記憶される車両情報管理プログラム(図示せず)を実行することで、CPU100に第1受信手段11乃至表示処理手段34が実装される。
図11に示すフローチャートを用いて、車両情報管理装置3における詳細情報表示処理を説明する。
車両情報管理装置3では、ダイヤグラムD3を含む画面W2の表示が要求されると(S31でYES)、読出手段31は、記憶装置101からダイヤグラムD3を読み出す(S32)。その後、生成手段33は、読出手段31に読み出されたダイヤグラムD3を含む画面W2を生成する(S33)。表示処理手段34は、生成された画面W2をディスプレイに表示する(S34)。なお、車両情報管理装置3では、要求に応じて画面W2を表示するのではなく、当日のダイヤグラムD3を含む画面W2が常時表示されていてもよい。
また、画面W2のダイヤグラムに含まれる車両や路線に関する詳細情報の表示が要求されると(S35でYES)、抽出手段32は、詳細データD4から該当するデータを抽出する(S36)。その後、生成手段33は、ダイヤグラムD3に抽出されたデータを含む詳細情報表示画面W3を生成する(S37)。表示処理手段34は、生成された詳細情報表示画面W3をディスプレイに表示する(S38)。
上述したように、車両情報管理装置3では、作業を受ける予定の車両が走行予定の通りに走行していない場合に警報を出力することで、警報に応じてオペレータは早急に車両の走行を管理することが可能となり、車両に予定通りに作業を受けさせることができる。
また、車両情報管理装置3では、ダイヤグラムに含まれるダイヤスジが選択されると、ダイヤスジで特定される車両や路線に関する詳細情報を表示することで、オペレータは視覚的にダイヤスジから対象となる車両や路線を選択して詳細情報を容易に把握することができる。
なお、車両情報管理装置3は、図4を用いて上述した第2の実施形態に係る車両情報管理装置2と組み合わせて構成してもよい。すなわち、車両情報管理装置3で備える構成に加え、車両情報管理装置2が備える読出手段21乃至表示処理手段23を備える構成であってもよい。
〈第4の実施形態〉
図12に示す第4の実施形態に係る車両情報管理装置4は、図1を用いて上述した第1の実施形態に係る車両情報管理装置1と比較して、第3受信手段41、検出手段42、通知手段43、記憶処理手段44を備え、記憶装置101に閾値データD5、異常蓄積データD6を記憶している点で異なる。この車両情報管理装置4は、作業を受ける予定の車両の走行位置を管理するとともに、走行中の車両の異常を判定し、通知することが出来る。
また、車両情報管理装置4は、センサ7a〜7cおよび運行管理システム8に加え、測定装置9a〜9cと接続されている。測定装置9a〜9cは、車両の走行状態等から、車両の状態を測定することのできる装置であって、測定値を車両情報管理装置4に送信する。例えば、車輪の劣化を検出するために走行車両の車輪の音を測定する装置等である。以下では主に測定装置9aを用いて説明するが、適当な他の測定装置9b,9cに置き換えても同様である。また、測定装置の数は3台に限られず、車両情報管理装置4は複数の測定装置から測定値を受信することができる。
閾値データD5は、例えば測定装置9aの識別子と、車両や車両の部品の異常を判定する閾値とが関連付けられるデータである。閾値データD5の閾値は走行中の車両に対して測定された測定値と比較される。例えば、測定値が閾値の範囲内又は範囲外である場合に車両や車両の部品が正常又は異常と判定される。
異常蓄積データD6は、例えば、異常が発生した車両の編成番号、異常を判定した際に用いられた測定値、測定値を送信した測定装置の識別子、測定値を測定した日時等が関連付けられるデータである。
第3受信手段41は、測定装置9aから測定値、測定装置の識別子および車両の編成番号を受信する。
検出手段42は、受信した測定値および閾値データD5に基づいて、車両の異常を検出する。具体的には、検出手段42は、受信した測定値を、閾値データD5において測定値を送信した測定装置の識別子と関連付けられる閾値と比較し、異常を検出する。例えば、閾値の範囲外である場合に異常とするように定められている場合には比較の結果が閾値の範囲外である場合に異常とする。一方、閾値の範囲内である場合に正常とするように定められている場合には比較の結果が閾値の範囲内である場合に異常とする。
通知手段43は、検出手段42で異常が検出されると、異常を通知する。例えば、通知手段43は、ディスプレイに異常を通知する異常画面を表示したり、オペレータに異常を通知する電子メールを送信する等によって異常を通知する方法が考えられる。
記憶処理手段44は、検出手段42で異常が検出されると、異常蓄積データD6に異常を通知する。
図12に示す車両情報管理装置4も図1で上述した車両情報管理装置1と同様に一般的な情報処理装置であって、記憶装置101に記憶される車両情報管理プログラム(図示せず)を実行することで、CPU100に第1受信手段11乃至記憶処理手段44が実装される。
図13に示すフローチャートを用いて、車両情報管理装置4における異常判定処理を説明する。
車両情報管理装置4では、第3受信手段41が測定値を受信すると(S41)、検出手段42は、受信した測定値を記憶装置101で記憶される閾値データD5において、測定値を送信した測定装置の識別子と関連付けられる閾値と比較する(S42)。
検出手段42が異常を検出すると(S43でYES)、通知手段43は、異常を通知する(S44)。また、記憶処理手段44は、検出手段42で検出された異常を異常蓄積データD6に記憶させる(S45)。
なお、車両情報管理装置4は、図4を用いて上述した車両情報管理装置2や図8を用いて上述した車両情報管理装置3と組み合わせて構成してもよい。すなわち、車両情報管理装置4で備える構成に加え、車両情報管理装置2が備える読出手段21乃至表示処理手段23を備える構成や、読出手段31乃至表示処理手段34を備える構成であってもよい。
上述したように、車両情報管理装置4では、作業を受ける予定の車両が走行予定の通りに走行していない場合に警報を出力することで、警報に応じてオペレータは早急に車両の走行を管理することが可能となり、車両に予定通りに作業を受けさせることができる。
また、車両情報管理装置4では、走行中の車両に対して測定された測定値を閾値と比較することで、車両の異常を検出することが可能となり、車両情報の管理を容易にするとともに車両の走行の安全を図ることができる。
〈第5の実施形態〉
図14に示す第5の実施形態に係る車両情報管理装置5は、図1を用いて上述した第1の実施形態に係る車両情報管理装置5と比較して、読出手段51、抽出手段52、積算手段53、更新手段54、表示処理手段55を備え、記憶装置101に距離データD7、走行距離積算データD8を記憶している点で異なる。この車両情報管理装置5は、作業を受ける予定の車両の走行位置を管理するとともに、車両の走行距離を管理することができる。車両の走行距離は、一定距離走行の度に必要な点検等のタイミングを管理するために使用することができる。
距離データD7は、例えば隣り合う二つのセンサの識別子と、この二つのセンサの距離とを関連付けるデータである。図15に示す距離データD7では、センサaとセンサb間の距離は2km、センサbとセンサc間の距離は1.5km、センサcとセンサd間の距離は1.5km、センサeとセンサf間の距離は1.5km、センサgとセンサf間の距離は1.5kmであることを示している。
走行距離積算データD8は、各車両が走行した距離を蓄積するデータである。例えば、記憶装置101では対象とする車両毎に異なる走行距離積算データD8を備え、各車両が走行した距離を管理している。図16に示す走行距離積算データD8の一例では、対象としている車両の走行距離はセンサaから測定しており、センサbを通過した時点では、センサaとセンサbとの間の走行距離(2km)が走行した積算距離(2km)とされ、センサcを通過した時点では、センサbとセンサcとの間の走行距離(1.5km)を前回の積算距離(2km)に加算した距離(3.5km)を新たな積算距離として記憶している。
読出手段51は、第1受信手段11が編成番号およびセンサの識別子を受信すると、記憶装置101から受信した編成番号に関連付けられる走行距離積算データD8を読み出す。
抽出手段52は、読み出した走行距離積算データD8から車両が前回通過したセンサの識別子を抽出する。また、抽出手段52は、距離データD7車両が前回通過したセンサと今回通過したセンサとの距離を抽出する。すなわち、抽出手段52は、距離データD7から前回通過したセンサの識別子と今回通過したセンサの識別子とに関連付けられる距離を抽出する。
図16に示す走行距離積算データD8の場合、センサcが前回通過したセンサとなる。したがって、抽出手段52は、センサcの識別子を抽出する。またこのとき、第1受信手段11がセンサdから編成番号を受信したとすると、図15に示す距離データD7から前回通過したセンサcと今回通過したセンサdとの距離1.5kmを抽出する。
積算手段53は、距離データD7から抽出した前回通過したセンサと今回通過したセンサとの距離を、走行距離積算データD8における前回の積算距離に加算して、新たなの積算距離を算出する。例えば、図16に示す状態の走行距離積算データD8のときに車両がセンサdを通過して抽出手段52が図15に示す距離データD7から距離1.5kmを抽出すると、積算手段53は距離1.5を前回の積算距離3.5kmに加算した距離(5km)を新たな積算距離とする。
更新手段54は、積算手段53で積算された積算距離を用いて、記憶装置101に記憶されている該当する車両の走行距離積算データD8を更新する。例えば、更新手段54は、積算手段53によって求められた新たな積算距離を用いて図16(b)に示すように今回通過したセンサの識別子、前回通過したセンサcと今回通過したセンサd間の走行距離(1.5km)および積算手段53によって求められた積算距離(5km)を関連付けて走行距離積算データD8を更新する。
表示処理手段55は、各車両の現在の積算距離をディスプレイに表示する。例えば、表示処理手段は、図6で上述した走行状況表示画面等に表される車両に積算距離を表示しても良い。
また、表示処理手段55は、車両の走行距離が予め定められる所定距離を超えたとき、検査を受ける必要がある警告を表示することもできる。例えば、車両が一定距離を走行する毎に検査を受ける必要があることが定められているとき、表示処理手段55は、車両の走行距離が、検査を受ける必要がある一定距離より短い所定距離を走行したとき、検査を受ける時期が迫っている警告を表示することで、オペレータは検査の必要性を把握することができる。
図15に示す車両情報管理装置5も図1で上述した車両情報管理装置1と同様に一般的な情報処理装置であって、記憶装置101に記憶される車両情報管理プログラム(図示せず)を実行することで、CPU100に第1受信手段11乃至表示処理手段55が実装される。
図17に示すフローチャートを用いて、車両情報管理装置5における更新処理を説明する。
車両情報管理装置5では、第1受信手段11が編成番号を受信すると(S51)、読出手段51は、対象となる車両の走行距離積算データD8を読み出す(S52)。
その後、抽出手段52は、走行距離積算データD8から車両が前回通過したセンサの識別子と前回の積算距離を抽出する(S53)。また、抽出手段52は、距離データD7から前回通過したセンサと今回通過したセンサ間の距離(走行距離)を抽出する(S54)。
積算手段53は、ステップS53で抽出された積算距離にステップS54で抽出された走行距離を加算した新たな積算距離を求める(S55)。
その後、更新手段54は、今回通過したセンサの識別子、走行距離および新たな積算距離によって走行距離積算データD8を更新する(S56)。また、表示処理手段55は、新たな積算距離を編成番号等の車両の識別子に関連付けてディスプレイに表示する(S57)。
上述したように、車両情報管理装置5では、作業を受ける予定の車両が走行予定の通りに走行していない場合に警報を出力することで、警報に応じてオペレータは早急に車両の走行を管理することが可能となり、車両に予定通りに作業を受けさせることができる。
また、車両情報管理装置5では、各車両が走行した距離を蓄積したり、ディスプレイに表示することで、オペレータは車両の走行距離を簡単に把握することが可能となり、所定距離走行毎に行われる検査時期の特定に利用することができる。すなわち、従来は計算によって車両の走行距離を求めたり、車両に備えられている走行メーターを参照していたが、走行距離の計算やメーターの参照を行うことなく走行距離を把握することができる。
なお、車両情報管理装置5は、図4を用いて上述した車両情報管理装置2、図8を用いて上述した車両情報管理装置3、図14を用いて上述した車両情報管理装置4と組み合わせて構成してもよい。すなわち、車両情報管理装置4で備える構成に加え、車両情報管理装置2が備える読出手段21乃至表示処理手段23、車両情報管理装置3が備える読出手段31乃至表示処理手段34、車両情報管理装置4が備える第3受信手段41乃至記憶処理手段44等を備える構成であってもよい。
第1の実施形態に係る車両情報管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図1の車両情報管理装置が記憶する車両運用データの一例である。 図1の車両情報管理装置における判定処理の一例を説明するフローチャートである。 第2の実施形態に係る車両情報管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4の車両情報管理装置が記憶するイメージデータの一例である。 図4の車両情報管理装置で生成される走行状況表示画面の一例である。 図4の車両情報管理装置における走行状況表示処理の一例を説明するフローチャートである。 第3の実施形態に係る車両情報管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図8の車両情報管理装置が記憶するダイヤグラムの一例である。 図8の車両情報管理装置で表示される詳細情報表示画面の一例である。 図8の車両情報管理装置における詳細情報表示処理の一例を説明するフローチャートである。 第4の実施形態に係る車両情報管理装置の構成を説明する機能ブロック図である。 図12の車両情報管理装置における異常判定処理の一例を説明するフローチャートである。 第5の実施形態に係る車両情報管理装置の構成を説明する機能ブロック図である。 図14の車両情報管理装置が記憶する距離データの一例である。 図14の車両情報管理装置が記憶する走行距離積算データの一例である。 図14の車両情報管理装置における更新処理の一例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1〜5…車両情報管理装置
11…第1受信手段
12…第2受信手段
13…検索手段
14…判定手段
15…出力手段
21…読出手段
22…生成手段
23…表示処理手段
31…読出手段
32…抽出手段
33…生成手段
34…表示処理手段
41…第3受信手段
42…検出手段
43…通知手段
44…記憶処理手段
51…読出手段
52…抽出手段
53…積算手段
54…更新手段
55…表示処理手段
D1…車両運用データ
D2…イメージデータ
D3…ダイヤグラム
D4…詳細データ
D5…閾値データ
D6…異常蓄積データ
D7…距離データ
D8…走行距離積算データ
W1…走行状況表示画面
W2…画面
W3…詳細情報表示画面

Claims (6)

  1. 車両に付与された固有の編成番号および前記車両が走行予定の軌道と時刻によって定義された固有の運行番号と、前記車両が受ける予定の作業があるとき前記作業とを関連付けるレコードを含む車両運用データを記憶する記憶装置と、
    軌道上に設けられるセンサから、前記軌道を走行した車両の編成番号を受信する第1受信手段と、
    車両の運行を管理する運行管理システムから、軌道上の所定の区間における車両の走行によって特定される運行番号を受信する第2受信手段と、
    受信した前記編成番号と受信した前記運行番号とが関連付けられるレコードが、前記車両運用データに含まれていないとき、前記車両運用データにおいて前記編成番号に関連付けられている作業又は前記運行番号に関連付けられている作業があるか否かを判定する判定手段と、
    前記編成番号に関連付けられる作業又は前記運行番号に関連付けられる作業があるとき、警報を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする車両情報管理装置。
  2. 前記第2受信手段は、前記運行番号とともに前記車両の存在する前記区間を受信し、
    前記軌道および前記軌道に含まれる駅の位置関係を表わすイメージデータを記憶する記憶装置と、
    受信した前記運行番号を前記イメージデータ上の前記区間と関連付けられる位置に配置するとともに、前記運行番号に受信した前記編成番号を関連付けた画面を表示する表示処理手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両情報管理装置。
  3. 時刻の経過に伴う車両の走行計画をダイヤスジによって表わすダイヤグラムを記憶する記憶装置と、
    前記ダイヤグラムに含まれるダイヤスジが指定されると、指定された前記ダイヤスジで特定される車両の編成番号又は運行番号に関連付けられる作業を前記車両運用データから抽出する抽出手段と、
    抽出された前記作業を表示する表示処理手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両情報管理装置。
  4. 軌道上に設けられる測定装置から、走行中の車両の性能を特定する測定値を受信する受信手段と、
    受信した前記測定値と、予め定められる閾値との判定結果に基づいて、前記車両の異常を検出する検出手段と、
    前記車両が異常であると判定されたとき異常を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の車両情報管理装置。
  5. 前記軌道上で隣り合うセンサの識別子と、前記隣り合うセンサ間の距離とを関連付ける距離データを記憶する記憶装置と、
    前記車両が走行した距離の積算である積算距離を関連付ける走行距離積算データを記憶する記憶装置と、
    前記第1受信部が編成番号を受信すると、前記積算距離に前記センサ間の距離を積算して新たな積算距離を求める積算手段と、
    前記新たな積算距離を前記走行距離積算データの前記編成番号と関連付けて追加する追加手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の車両情報管理装置。
  6. 前記新たな積算距離を前記車両の走行距離として表示させる表示処理手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の車両情報管理装置。
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