JPH03564A - 列車の走行距離管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 監！直立五■光更 この発明は列車の走行距離管理方法に関するものである
。

鴛】ヱ１丸４ 従来、列車の走行距離管理情報は、各列車毎に、列車の
列車番号を付した走行距離データ表を用意しておき、該
列車の運行に携わる作業員が該列車が発車駅から着駅へ
到着する度に列車の走行距離を記録して順次累計すると
いう方法によっている。

ところで、列車の電気系、車体系、車軸系等の構成部分
は該列車の累計走行距離がそれぞれ所定の距離数に達し
たとき、検修するようになっている。したがって、作業
員は該列車の走行距離データ表を見ることによって前記
列車の構成部分の検修の要否を判断していた。

が　　じようとする しかしながら、前記のような走行距離管理方法の場合は
、例えば列車が一定の駅間を往復運転されるものもので
ある場合は、走行距離データ表を前記の２駅のうちの最
終到着駅へ置き、該列車の運行に伴って作業員の手を介
して順次、走行距離を累計記録することとなる。また、
列車が他の区間へ編成替えになると該列車の走行距離デ
ータは該区間の最終到着駅へ移し変えられ、その後の走
行距離の累計は最終到着駅の作業員が行なうこととなる
。

したがって、従来の列車の走行距離管理方法は、列車の
運行区間のある駅に累計走行距離データ表を置き、作業
員が該データ表に列車の運行に伴って逐次累計するもの
であること、列車が他の区間に編成替えとなったときは
、該累計走行距離データ表を他の区間に移し、該区間の
作業員が逐次累計するものである点において、能率的で
ない。

そこで、この発明はこのような現況にかんがみ、列車が
駅に停車したとき、停車駅毎に走行距離情報を自動的に
、すなわち作業員の手を介することなく、該列車に搭載
された車上装置に累計記憶させることによって、該列車
を常時、累計走行距離情報をもった状態で走行できるよ
うに構成し、駅における走行距離情報の累計後、該累計
走行距離情報に基づいて該列車の各県の検修の要否を容
易に判定することができる列車の走行距離管理方法を提
供することを目的とする。

を　　するための手 前記目的を達成するため、この発明は、次のような技術
的手段を採ったことを特徴とするものである。

すなわち、車上には、車上子と送発信制御装置と記憶装
置からなる車上装置を設けている。駅の地上には、該駅
に停止した列車の車上子と情報授受可能な位置に設けら
れる地上子と、送受信制御装置と演算装置とからなる地
上装置を設けている。前記車上装置の記憶装置には、列
車毎に付ける情報や列車の固有名詞などの列車番号、列
車の停車駅毎に累計された累計走行距離情報および走行
距離情報用の発車駅コードが記憶されている。

列車が記憶装置に記憶されている発車駅を出発して他の
駅に停車したとき、該列車の記憶装置に記憶されている
列車番号、累計走行距離情報および発車駅コードを該駅
の地上装置の演算装置に送信し、演算装置においては、
前記列車の記憶装置に記憶されている発車駅から該演算
装置のおかれている駅までの走行距離情報を受信した累
計走行距離情報に加算し、この加算された累計走行距離
情報を新たな累計走行距離情報として、また演算装置の
おかれている駅名を発車駅コードとして、前記他の駅に
停車した列車の車上装置の記憶装置に記憶させる。

このようにして列車の累計走行距離情報を人手を介する
ことなく、車上にて自動的に得るのである。

去−族二鮭 第１図において１は列車を示し１列車１には車上子３と
、送発信制御装置４と、記憶装置５とからなる車上装置
２が搭載されている。

列車１の記憶装置５には列車毎に付ける情報や列車１の
固有名詞などの列車番号、発車駅コード（図面では例え
ば始発駅としてのＡ駅のコード）、および列車１の停車
駅毎に累計されたＡ駅までの累計走行距離（Ｌｏ）情報
が記憶されている。

一方、列車１が停車しているＡ駅およびこの列車１が距
離Ｌ、さらに走行して停車した例えば終着駅としてのＢ
駅（このＢ駅に停車した列車を１′として示す）の地上
には、これらの駅に停止した列車１，１′の車上子３と
情報授受可能な地上子７と、送受信制御装置８と、演算
装置（ＣＰＵ）９とからなる地上装置６が設けられてい
る。

前記において、今、列車１が始発駅としてのＡ駅から終
着駅としてのＢ駅まで走行するとすると、まずＡ駅で、
始発駅コードが演算装置９により送受信制御装置８を介
して地上子７から列車１の車上子３に送信され、送発信
制御装置４を介して記憶装置５に記憶される。

そして、この列車１が距離り走行して終着のＢ駅に到着
すると、該到着した列車１′の記憶装置５から送発信制
御装Ｓ！４を介して車上子３から地上子７へその列車番
号、始発駅コード、およびＡ駅までの累計走行距離り。

情報が発信される。一方、地上装置６では、送受信制御
装置８でこの列車番号、始発駅コードを受信してチエツ
クがなされ、演算装置９で累計走行距離り。情報に前記
走行距離り情報が加算されて累計走行距離Ｌｔ情報が算
出される。そして、この情報は、送受信制御装置８を介
して地上子７から車上子３に送信され、送発信制御装置
４を介して記憶装置５に記憶される。

ここで列車１′がさらにＢ駅からＡ駅に戻ったとすれば
、全く同様に累計走行距離Ｌｔ情報に走行距離り情報が
加算されて累計走行距離（Ｌｔ＋Ｌ）情報が前記のよう
に送信され、車上の記憶装置５に記憶される。また、こ
の列車１′が編成替えとなり、別の駅に走行しても全く
同様に走行距離情報が累計されて記憶装置５に記憶され
る。

このように列車の累計走行距離情報が簡単に得られるた
め、列車の電気系、車体系、あるいは車軸系などに定め
られた検修距離を前記演算装置９で演算される累計走行
距離情報と比較することによって、累計走行距離が検修
を必要とする走行距離となっているか否か、すなわち列
車の各県を検修すべき時期にきているか否かの判断が簡
単に知ることができる。

したがって、検修すべき累計走行距離に達した列車に対
しては、運行を停止して検修を行なうこととなる。

ｔＵυ弧果 以上詳述したようにこの発明によれば、従来、列車に携
わる作業員が手を介して記録累計していた列車の累計走
行距離を、人手を介することなく車上で自動的に得るこ
とができるので、列車の運行管理が極めて楽になる。

しかも、列車の各県の検修の要否判定も容易に、かつ確
実に行なうことができるという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す概略説明図である。 １・・・列車　２・・・車上装置　３・・・車上子　４
・・・送発信制御装置　５・・・記憶装置　６・・・地
上装置７・・・地上子　８・・・送受信制御装置　９・
・・演算装置　Ａ、Ｂ・・・駅 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、車上には、車上子と送発信制御装置と記憶装置から
   なる車上装置を搭載し、駅の地上には、該駅に停止した
   列車の車上子と情報授受可能な位置に地上子を、該地上
   子を送受信制御装置を介して演算装置に接続したことか
   らなる地上装置を設け、前記車上装置の記憶装置には、
   列車毎に付ける情報や列車の固有名詞などの列車番号、
   列車の停車駅毎に累計された累計走行距離情報および走
   行距離情報用の発車駅コードが記憶され、列車が記憶装
   置に記憶されている発車駅を出発して他の駅に停車した
   とき、該列車の記憶装置に記憶されている列車番号、累
   計走行距離情報および発車駅コードを該駅の地上装置の
   演算装置に送信し、演算装置においては、前記列車の記
   憶装置に記憶されている発車駅から該演算装置のおかれ
   ている駅までの走行距離情報を受信した累計走行距離情
   報に加算し、この加算された累計走行距離情報を新たな
   累計走行距離情報として、また演算装置のおかれている
   駅名を発車駅コードとして、前記他の駅に停車した列車
   の車上装置の記憶装置に記憶させることを特徴とする列
   車の走行距離管理方法。