JP2010061847A - シールド機能を有するコネクタ装置 - Google Patents

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    • H01R12/712Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
    • H01R12/716Coupling device provided on the PCB

Abstract

【課題】各信号端子のシールド性を高めて、高周波信号の伝達にも適したコネクタ装置を提供する。
【解決手段】互いに嵌合され得る第1コネクタと第2コネクタの対から成る。第1コネクタは、第1ハウジングと、第1ハウジングに配置された相隣り合う複数の第1信号端子と、第1ハウジングの外部を覆う第1シェルを有し、第2コネクタは、第2ハウジングと、第2ハウジングに配置された相隣り合う複数の第2信号端子と、第2ハウジングの外部を覆う第2シェルを有する。第1コネクタと第2コネクタの嵌合時に、複数の第1信号端子はそれぞれ、対応する複数の第2信号端子と接触する。第2ハウジングは、相隣り合う複数の第2信号端子同士を仕切るグランド端子を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シールド機能を有するコネクタ装置に関する。
近年、伝達信号の高速化が進んでいる。信号の高速化が進むにつれ、ノイズの問題も大きくなりつつある。特に、高周波信号の伝送にとって、ノイズは深刻な問題である。電磁波障害や静電気に対するコネクタのシールド性を高めて問題を解決するため、例えば、特開2008−147020号公報に開示されているような従来装置が開発されている。これらの従来装置では、複数配列された端子の一部を、通常の端子形状と略同様の形状としたまま、信号端子ではなく、グランド端子として用いることによってシールド性を高めることとしてある。
特開2008−147020号公報
しかしながら、このような従来構成では、各信号端子に対してシールド性能を十分に確保することができない。本発明はこのような従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、各信号端子のシールド性を高めて、高周波信号の伝達にも適したコネクタ装置を提供することを目的とする。
本発明は、互いに嵌合され得る第1コネクタと第2コネクタの対から成るコネクタ装置において、前記第1コネクタは、第1ハウジングと、前記第1ハウジングに配置された相隣り合う複数の第1信号端子と、前記第1ハウジングの外部を覆う第1シェルを有し、前記第2コネクタは、第2ハウジングと、前記第2ハウジングに配置された相隣り合う複数の第2信号端子と、前記第2ハウジングの外部を覆う第2シェルを有し、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記複数の第1信号端子はそれぞれ、対応する前記複数の第2信号端子と接触するようになっており、前記第2ハウジングは、前記相隣り合う複数の第2信号端子同士を仕切るグランド端子を有するコネクタ装置を特徴としている。
上記コネクタ装置において、前記第2ハウジングは、更に、前記複数の第2信号端子の両側を仕切る2つのグランド端子を有するものであってもよい。
また、上記コネクタ装置において、前記第1ハウジングは、更に、前記相隣り合う複数の第1信号端子同士を仕切るスリットを有し、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記グランド端子が前記スリットに入り込んで、前記相隣り合う複数の第1信号端子同士を仕切るようになっていてもよい。
更に、上記コネクタ装置において、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記グランド端子は、前記複数の第1信号端子の両側を仕切るようになっていてもよい。
また、前記グランド端子は板状に形成されており、前記第2コネクタは、前記第1コネクタとの嵌合時に前記第1信号端子を設けた凸部が挿入される凹部を備え、前記板状のグランド端子は、前記凹部側に突出し、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記グランド端子が前記スリットに入り込んで、前記相隣り合う複数の第1信号端子同士を仕切るようになっていてもよい。
また、上記コネクタ装置において、前記第2シェルは、前記第2ハウジングの側部を覆うようになっているのが好ましい。
更に、上記コネクタ装置において、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1シェルは、前記第2ハウジングの上部を覆うものであってもよい。
また、上記コネクタ装置において、前記グランド端子は、前記第2シェルと電気的に接続されているのが好ましい。
また、上記コネクタ装置において、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1シェルと前記第2シェルは互いに接触し得るのが好ましい。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好適な一つの実施形態によるコネクタ装置1を説明する。
図1、図2に、本装置1の全体斜視図を示す。本装置1は、互いに嵌合され得るプラグコネクタ(第1コネクタ)20とレセプタクルコネクタ(第2コネクタ)60の対から成る。図1は、これらのコネクタを嵌合させる前の状態を、図2は、これらのコネクタを嵌合させた後の状態を、それぞれ示す。尚、本実施形態では、プラグコネクタ20を同軸ケーブル24に接続し、レセプタクル60を基板11に設置した例を示すが、必ずしもこのような使用形態に限られるものではない。
プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合時に、これらのコネクタの間、更に言えば、同軸ケーブル24と基板11の間で、例えば、高周波信号の伝達が行われる。ノイズをカットして高周波信号にも対応すべく、基板11には、信号ライン12部分を除く略全面にグランドがベタ塗りされていてもよい。
図3に、プラグコネクタ20の底側斜視図、図4に、レセプタクル60の上面図を、それぞれ示す。プラグコネクタ20の底側には、レセプタクル60を受け入れるための嵌合窪み38が形成してある。プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合時には、プラグコネクタ20をレセプタクル60の上部から覆い被せるようにして、プラグコネクタ20の嵌合窪み38の内部にレセプタクルコネクタ60の略全体をすっぽり収める。嵌合をスムーズにするため、プラグコネクタ20の嵌合開始位置付近にテーパー48を、レセプタクル60の嵌合開始位置付近にテーパー88を、それぞれ設けてもよい。更に、プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合を維持すべく、プラグコネクタ20には、ロック用の窪み部40を、これに対応して、レセプタクル60には、窪み部40に嵌まってプラグコネクタ20とレセプタクル60をロックし得るロック用の突部70を、それぞれ設けてもよい。
プラグコネクタ20は、主に、プラグハウジング(第1ハウジング)21と、このプラグハウジング21に相隣り合って配置された複数のプラグ信号端子(第1信号端子)23、及び、プラグハウジング21の外部を覆うプラグシェル(第1シェル)22から成る。
プラグシェル22とプラグ信号端子23は、プラグハウジング21に固定される。プラグシェル22は、例えば、下方に延出する圧入部42を、プラグハウジング21の対応する圧入孔33に圧入し、更に、プラグシェル22の曲部43を、プラグハウジング21の対応する前面の窪み89に押し付けるように曲げることによって、プラグハウジング21に固定され得る。また、プラグ信号端子23は、例えば、嵌合窪み38の略中央に設けた段部39から突出した凸部37に埋め込むようにして、プラグハウジング21に固定されたり、プラグハウジング21と一体成形し得る。相隣り合うプラグ信号端子23A、23Bを固定する凸部37A、37B同士の間には、レセプタクル60のグランド端子64Aを入り込ませるためのスリット30が、プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合方向に設けてある。
図5に、レセプタクルコネクタ60の分解斜視図を、その全体斜視図とともに示す。レセプタクルコネクタ60は、主に、レセプタクルハウジング61(第2ハウジング)と、このレセプタクルハウジング61に相隣り合って配置された複数のレセプタクル信号端子(第2信号端子)63と、相隣り合う複数のレセプタクル信号端子63同士、および、複数のレセプタクル信号端子63の両側を、複数のレセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)と直交する方向(図示矢印「イ」方向)に仕切ることができるグランド端子64と、更に、レセプタクルハウジング61の外部を覆うレセプタクルシェル62(第2シェル)から成る。
レセプタクルハウジング61は、全体として略矩形である。レセプタクルハウジング61の中央付近には、長手方向沿いに、レセプタクル信号端子63とグランド端子64が配置される端子配列部90が設けてある。更に、これと並行に、プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合時にプラグ信号端子23を設けた凸部37が挿入される凹部87が設けてある。更に、これら端子配列部90と凹部87の両端部には、レセプタクルシェル62の所定部分73を圧入してレセプタクルシェル62を固定するための圧入孔80を設けている。
レセプタクル信号端子63は、例えば、平たい金属板を打抜き且つ折り曲げることによって、レセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)に沿って所定幅を有する板状体として形成される。レセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)と直交する方向(図示矢印「イ」方向)における、レセプタクル信号端子63の断面形状は、略「く」の字である。レセプタクル信号端子63の一端には、基板(図1、図2の「11」)へ設置する際に使用する基板設置部83が、その他端には、プラグコネクタ20のプラグ信号端子23との接触部分となる接触部75が、更に、その中央付近には、レセプタクルハウジング61の端子配列部90に対する圧入固定に用いられる、左右に突出した圧入突起76が、それぞれ設けてある。このような形状により、レセプタクル信号端子63は、プラグコネクタ20の信号端子23と弾性接触することができる。
一方、グランド端子64は、単に平板状の板を打抜くことによって形成される。レセプタクル信号端子63と異なり、折り曲げはしていない。グランド端子64は、レセプタクル信号端子63の配置方向に沿って薄い板厚の面を有し、レセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)と直交する方向(図示矢印「イ」方向)における断面に比較的広い面積部分を有する。広い面積部分を有することにより、グランドとしての機能がより効率的に発揮できるようになっている。グランド端子64の一端には、基板(図1、図2の「11」)へ設置する際に使用する棒状の基板設置部82が設けてあるが、他の部分は、略矩形の板状体とされている。略矩形部分の中央上部付近には段差91が形成されており、この段差91を利用して大部92と小部93が形成してある。これら大部92及び小部93は共に、相隣り合う複数のレセプタクル信号端子63同士をレセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)と直交する方向(図示矢印「イ」方向)に仕切るために使用されるが、特に、小部93については、凹部87側に突出して、更に、プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合時に、相隣り合う複数のプラグ信号端子23同士をレセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)と直交する方向(図示矢印「イ」方向)に仕切るためにも使用され得る。なお、段部91は、プラグハウジング21の段部45に対応するように構成されている。
レセプタクル信号端子63とグランド端子64は、レセプタクルハウジング61の端子配列部90に設置される。端子配列部90には、レセプタクル信号端子63を設置するための配置溝77が2つ、グランド端子64を設置するための配置溝79が3つ、交互に設けられている。配置溝79は、配置溝77の間に、及び、配置溝77の両側を挟み込む位置に、レセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)に沿って設けてある。レセプタクル信号端子63とグランド端子64は、これらの配置溝77、79を利用して、レセプタクルハウジング61の上部から、所定位置に設置され得る。レセプタクル信号端子63については、特に、レセプタクル信号端子63の圧入突起76に対応して設けた配置溝77の圧入溝78を利用して、そこに圧入固定される。レセプタクル信号端子63とグランド端子64が配置溝77、79にそれぞれ設置されたとき、相隣り合うレセプタクル信号端子63A、63B同士は、レセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)と直交する方向(図示矢印「イ」方向)において、グランド端子64Aによって仕切られ、レセプタクル信号端子63A、63Bの両側は、2つのグランド端子64Bによって仕切られる。この結果、レセプタクル信号端子63は、広い面積部分を有したグランド端子64によって、相隣り合うレセプタクル信号端子63や外部から遮蔽されることとなり、各レセプタクル信号端子63のシールド性は著しく向上する。
レセプタクルシェル62は、下方に延出したレセプタクルハウジング61との固定に用いる圧入部73と、長手方向に延びる2本の水平アーム部85A、85B、更に、これら圧入部73と水平アーム部85をつなぐ垂設部86を含む。レセプタクルシェル62は、これらの部分によって、レセプタクルハウジング61とともにレセプタクルハウジング61に設置されたレセプタクル信号端子63とグランド端子64の側部を覆い、レセプタクル信号端子63とグランド端子64の側部を外部から遮蔽する。更に、プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合時には、プラグシェル22が、それらの上部を覆うため、レセプタクル信号端子63とグランド端子64は、グランド端子64に加え、レセプタクルシェル62やプラグシェル22、更には、グランドがベタ塗りされた基板11によって、それらの略全体を覆われてシールドされる。
圧入部73は、延出部の先端付近に、左右に突出した圧入突起74を有する。これらの圧入突起74を、レセプタクルハウジング61の圧入孔80へ圧入すること等によって、レセプタクルシェル62はレセプタクルハウジング61に固定され得る。水平アーム部85A、85Bのうち、特に、レセプタクル信号端子63とグランド端子64の基板設置部82、83が配されていない側である後方側のアーム部85Bには、基板に半田固定するための基板設置部81(図4、図5参照)が設けられており、垂設部86にも、同様の基板設置部84が設けられている。垂設部86には、更に、プラグコネクタ20のロック用窪み部40に対応する突部70が設けてある。前方側のアーム部85Aは、その内面側にて、グランド端子64(特に、大部92)の板圧部分65と接触し得る。この結果、グランド端子64は、基板設置部82を通じてグランド接続される他、レセプタクルシェル62を通じてグランドに接続され得る。尚、プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合時には、プラグシェル22とレセプタクルシェル62が互いに接触し得るため、プラグシェル22、レセプタクルシェル62、グランド端子64、及び基板11は、全体としてグランドに接続されることになる。但し、グランド端子64は、何らかの方法でグランドに接続されていれば足り、本実施形態のように、レセプタクルシェル62と別体で設ける必要はなく、それらを一体で設けてもよい。
図6に、嵌合前のプラグコネクタ20及びレセプタクル60の上面図(レセプタクル60はプラグコネクタ20の陰に隠れるため図面には現れていない)を示し、更に、図7、図8に、図6のA−A線断面及びB−B線断面を、図9、図10に、図6のC−C線断面及びD−D線断面を、それぞれ示す。
図7、図8によく示されるように、プラグコネクタ20のプラグ信号端子23には、同軸ケーブル24が固定される。同軸ケーブル24は、プラグハウジング21とプラグシェル22の間に配置されたグランドバー34を用いて、外部導体41において一体的に支持固定される。被覆36を取り除いて露出させた芯線35の上部は、プラグハウジング21の一部を倒すことによって形成された覆部31によって絶縁され、その下部は、プラグ信号端子23の所定部分に半田付けされる。
図7、図8によく示されるように、同軸ケーブル24に接続されたプラグ信号端子23は、プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合時には、凸部37とともにレセプタクル60側の凹部87に挿入される。この結果、プラグコネクタ20のプラグ信号端子23は、レセプタクル60のレセプタクル信号端子63と、特に、凹部87に突出状態で設けた弾性変位可能な接触部75との接触を通じて、互いに1対1対応で接続され得る。また、図9や図10によく示されるように、プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合時には、相隣り合うプラグ信号端子23A、23B同士が、それらの間に設けたスリット30に入り込むグランド端子64Aによって、レセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)と直交する方向(図示矢印「イ」方向)において仕切られる。更に、プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合時には、グランド端子64Bが、プラグ信号端子23A、23Bの両側をレセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)と直交する方向(図示矢印「イ」方向)に仕切る。換言すれば、プラグ信号端子23Aを固定した凸部37Aと、プラグ信号端子23Bを固定した凸部37Bは、それぞれ、グランド端子64Aと一方のグランド端子64Bによって形成された凹部87Aと、グランド端子64Aと他方のグランド端子64Bによって形成された凹部87Bに挿入される。この結果、プラグコネクタ20とレセプタクル60の嵌合時には、レセプタクル60側のレセプタクル信号端子63のみならず、プラグコネクタ20側の、相隣り合う複数のプラグ信号端子23A、23B同士、及び、これら複数のプラグ信号端子23A、23Bの両側も、レセプタクルコネクタ60に設けたグランド端子64によって、レセプタクル信号端子63の配置方向(図示矢印「ア」方向)と直交する方向(図示矢印「イ」方向)に仕切られることとなり、レセプタクル信号端子63のみならず、各プラグ信号端子23のシールド性をも高めることができる。尚、図7、図8から明らかなように、グランド端子64の大きさは、シールド性を高めるため、レセプタクル信号端子63の大きさよりも十分に大きなものとするのが好ましい。
なお、上述した実施形態では、スリット30が、プラグ信号端子23を固定する凸部37同士の間に設けられているがこれに限定されるものではない。例えば、図11に示すように、プラグハウジング21Cの凸部37C同士の間のスリット30Cに加え、本体部21Cにもスリット30C’を設けることができる。尚、図11では、図1等に示された部材と同様の部材には同様の参照番号を用い、これに「C」を付記している。この図11に示す実施形態では、グランド端子64Cの段部91Cが大きく、スリット30C’に対応するようにグランド端子64Cの大部92Cがプラグコネクタ20C側に突出し、レセプタクルシェル62Cの上部から突き出た状態とされている。その結果、プラグコネクタ20Cとレセプタクルコネクタ60Cの嵌合時には、グランド端子64Cの小部93Cがスリット30Cに、大部92Cがスリット30C’に入り込み、より一層、プラグコネクタ20C及びレセプタクルコネクタ60C双方の相隣り合う信号端子が仕切られるとともに、相隣り合う同軸ケーブル24Cの芯線35C同士をも仕切ることができる。よって、より一層にシールド性を高めることができる。
プラグコネクタとレセプタクルコネクタの嵌合前の状態における、本装置の全体斜視図である。 プラグコネクタとレセプタクルコネクタの嵌合後の状態における、本装置の全体斜視図である。 プラグコネクタの底側斜視図である。 レセプタクルコネクタの上面図である。 レセプタクルコネクタの分解斜視図を、その全体斜視図とともに示す図である。 嵌合前のプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタの上面図である。 図6のA−A線断面である。 図6のB−B線断面である。 図6のC−C線断面である。 図6のD−D線断面である。 他の実施形態を示す図であり、図8に対応する断面図である。
符号の説明
1 コネクタ装置
11 基板
20 プラグコネクタ
21 プラグハウジング
22 プラグシェル
23 プラグ信号端子
24 同軸ケーブル
30 スリット
37 凸部
38 嵌合窪み
60 レセプタクルコネクタ
61 レセプタクルハウジング
62 レセプタクルシェル
63 レセプタクル信号端子
64 グランド端子
70 突部

Claims (9)

  1. 互いに嵌合され得る第1コネクタと第2コネクタの対から成るコネクタ装置において、
    前記第1コネクタは、第1ハウジングと、前記第1ハウジングに配置された相隣り合う複数の第1信号端子と、前記第1ハウジングの外部を覆う第1シェルを有し、
    前記第2コネクタは、第2ハウジングと、前記第2ハウジングに配置された相隣り合う複数の第2信号端子と、前記第2ハウジングの外部を覆う第2シェルを有し、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記複数の第1信号端子はそれぞれ、対応する前記複数の第2信号端子と接触するようになっており、
    前記第2ハウジングは、前記相隣り合う複数の第2信号端子同士を仕切るグランド端子を有することを特徴とするコネクタ装置。
  2. 前記第2ハウジングは、更に、前記複数の第2信号端子の両側を仕切る2つのグランド端子を有する請求項1に記載のコネクタ装置。
  3. 前記第1ハウジングは、更に、前記相隣り合う複数の第1信号端子同士を仕切るスリットを有し、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記グランド端子が前記スリットに入り込んで、前記相隣り合う複数の第1信号端子同士を仕切る請求項1または2に記載のコネクタ装置。
  4. 前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記グランド端子は、前記複数の第1信号端子の両側を仕切る請求項3に記載のコネクタ装置。
  5. 前記グランド端子は板状に形成されており、前記第2コネクタは、前記第1コネクタとの嵌合時に前記第1信号端子を設けた凸部が挿入される凹部を備え、前記板状のグランド端子は、前記凹部側に突出し、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記グランド端子が前記スリットに入り込んで、前記相隣り合う複数の第1信号端子同士を仕切る請求項4に記載のコネクタ装置。
  6. 前記第2シェルは、前記第2ハウジングの側部を覆う請求項5に記載のコネクタ装置。
  7. 前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1シェルは、前記第2ハウジングの上部を覆う請求項6に記載のコネクタ装置。
  8. 前記グランド端子は、前記第2シェルと電気的に接続されている請求項7に記載のコネクタ装置。
  9. 前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1シェルと前記第2シェルは互いに接触し得る請求項8に記載のコネクタ装置。
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