JP2010061241A - 硬貨入出金装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬貨入出金装置の動作中にリジェクトボックスが引き出されないようにするとともに動作終了後にリジェクトボックス内の硬貨を容易に取り出すことができるようにする。
【解決手段】側部に板状のローラ受け部33および突出した係止部27が固着されたリジェクトボックス6と、係止部27に係合するロック部31およびローラ受け部33に圧接するゴムローラ25をそれぞれ両端部に備え、ロック部31とゴムローラ25との間を支点とし、ロック部31と係止部27との係合を解除するとともにゴムローラ25をローラ受け部33に圧接させる回動可能なロックレバー26とを設け、ロックレバー26を回動させてゴムローラ25をローラ受け部33に圧接させたままゴムローラ33を回転させてリジェクトボックス6を水平移動させ、開口部を装置外へ露出させるようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、操作者により引き出し可能なリジェクトボックスを有する硬貨入出金装置に関する。
従来の硬貨入出金装置は、受入不可能な汚損硬貨や金種鑑別が不可能なリジェクト硬貨はリジェクトボックスに収容し、そのリジェクトボックスに収容されたリジェクト硬貨は装置で管理することができないため、装置の管理者が管理するようにしている(例えば、特許文献1参照)。このように管理者が管理するリジェクト硬貨が収容されたリジェクトボックスは、その管理者の操作により任意に装置本体から引き出すことができるようになっているのが一般的である。
特開平5−101253号公報(段落「0007」〜段落「0015」、図2)
しかしながら、上述した従来の技術においては、リジェクトボックスは管理者等の操作者により装置本体から容易に引き出すことができるように構成されているため、操作者はリジェクト硬貨がリジェクトボックスに収納されるとそのリジェクト硬貨を迅速に処理したいという心理が働き、硬貨入出金装置が動作中であるにもかかわらずそのリジェクトボックスを装置から引き出してしまうことがあり、硬貨入出金装置が異常を検知して動作を停止させてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、硬貨入出金装置の動作中にリジェクトボックスが引き出されないようにするとともに動作終了後にリジェクトボックス内の硬貨を容易に取り出すことができるようにすることを目的とする。
そのため、本発明は、返却する硬貨を収納するとともに開口部を装置外に露出して収納された硬貨を取り出すことができる硬貨収納庫を有する硬貨入出金装置において、側部に板状のローラ受け部および突出した係止部が固着された硬貨収納庫と、前記係止部に係合するロック部および前記ローラ受け部に圧接するローラをそれぞれ両端部に備え、前記ロック部と前記ローラとの間を支点とし、前記ロック部と前記係止部との係合を解除するとともに前記ローラを前記ローラ受け部に圧接させる回動可能なロックレバーとを設け、前記ロックレバーを回動させて前記ローラを前記ローラ受け部に圧接させたまま前記ローラを回転させて前記硬貨収納庫を移動させ、開口部を装置外へ露出させるようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、硬貨入出金装置の動作中にリジェクトボックスが引き出されないようにするとともに動作終了後にリジェクトボックス内の硬貨を容易に取り出すことができるようになるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による硬貨入出金装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例における硬貨入出金装置の全体斜視図、図2は第1の実施例における硬貨入出金装置の平面説明図である。
図1において、1は硬貨釣銭機等の硬貨入出金装置、2は紙幣釣銭機等の紙幣入出金装置、3はPOSレジスタである。以下に硬貨入出金装置1の構成を説明するものとし、紙幣入出金装置2およびPOSレジスタ3は、本発明に直接関係しないのでその説明を省略する。
図1および図2において、4は硬貨入金口であり、顧客から受取った入金硬貨を投入する部位である。
5は硬貨出金口であり、その上部に開口部が設けられており、後述する出金搬送部で搬送された出金硬貨を貯留して操作者等がその出金硬貨を受取ることができるようになっている。
6は硬貨収納庫としてのリジェクトボックスであり、硬貨入金口4に投入された硬貨のうち鑑別部で偽と鑑別された硬貨を収納するとともにその上部には収納した硬貨を取り出すことができるように開口部が設けられたものである。このリジェクトボックス6はガイドレール等の移動手段により水平移動が可能になっており、モータ等の駆動手段により押し出されて開口部が硬貨入出金装置1の外へ露出し、操作者はその開口部から収納された硬貨を取り出すことができるようになっている。
また、リジェクトボックス6は硬貨入出金装置1に装着された状態を保持するためのロック機構を備えている。なお、リジェクトボックス6およびそのロック機構については後述する。
図1および図2において、リジェクトボックス6は、硬貨入出金装置1に装着された状態であってもその一部が硬貨入出金装置1の外へ突出したものとなっているが、開口部は硬貨入出金装置1の外へ露出しないようになっている。なお、リジェクトボックス6は硬貨入出金装置1に装着された状態では、その一部が硬貨入出金装置1の外へ突出しないようにしてもよい。
7は硬貨入金口4に投入され、図示しない繰出し機構により順次繰出された硬貨を搬送する入金搬送部であり、モータとプーリ等により駆動される無端状のゴムベルトによって硬貨を押さえながら搬送面上を滑らせて移動させる。
8は鑑別部であり、投入された硬貨の金種や真偽を鑑別するものである。
9(9a〜9f)は収納庫(以下、「金種別収納庫」とする。)であり、鑑別部8で金種が鑑別された硬貨を金種別に収納するものであり、本実施例では硬貨入金口4側から硬貨の径が小さい順に1円硬貨を収納する収納庫9a、50円硬貨を収納する収納庫9b、5円硬貨を収納する収納庫9c、100円硬貨を収納する収納庫9d、10円硬貨を収納する収納庫9e、および500円硬貨を収納する収納庫9fが配置されている。
また、金種別収納庫9a〜9fには収納した硬貨が所定の収納量に達したこと、すなわち金種別収納庫9a〜9fの満杯を検知するための図示しないセンサやカウンタ等の満杯検知手段が設けられている。
10は金種別収納庫9a〜9f上に配置されている搬送面であり、各金種別収納庫9a〜9fに該当する箇所にその該当硬貨の径よりわずかに大きい径で、次の金種別収納庫以降に入る硬貨の径より小さい径の選別孔11a〜11fが順次形成されている。つまり、上記した硬貨の径の小さい順にその選別孔11a〜11fが形成されている。
12はモータとプーリ等で駆動される無端ベルト等で構成される出金搬送部であり、上記金種別収納庫9a〜9fから出金された硬貨を搬送する。
次に、リジェクトボックス6およびそのロック機構の構成を図3の第1の実施例におけるリジェクトボックスおよびロック機構の平面説明図および図4の第1の実施例におけるリジェクトボックスおよびロック機構のZZ断面図に基づいて説明する。
図3および図4は、リジェクトボックス6が硬貨入出金装置1に装着され、定位置に固定されている状態を示している。
図3および図4において、21は回転可能な駆動手段としてのモータであり、22はモータ21の回転軸としてのモータシャフトである。23はモータシャフト22の端部に固着された歯車としてのモータギアである。モータシャフト22に固着されたモータギア23はモータシャフト22と一体となって回転し、モータ21の回転駆動を伝達することができるようになっている。
なお、モータ21は回転駆動を発生させるものであればモータの種類は問わないが、回転角等を制御することができるステッピングモータ等であることが好ましい。
24はゴムローラギアであり、また25はゴムローラであり、ゴムローラ25の回転軸に歯車としてのゴムローラギア24が固着され、ゴムローラ25はゴムローラギア24と一体となって回転するようになっている。
また、このゴムローラギア24はモータギア23と噛合するように配設され、モータ21を回転させることにより、モータギア23、ゴムローラギア24等を介してゴムローラ25を回転させることができるようになっている。
26はロックレバーであり、モータシャフト22と同軸になるように設けられた回転軸22aを回転支点として回動可能に設けられた板状の部材である。このロックレバー26の一の端部には、リジェクトボックス6の側面に設けられた係止部27に係合するロック部31が形成され、他の端部にはゴムローラ25の回転軸が回転可能に軸支され、その両端部の間に回転支点が設けられている。
ロックレバー26の端部に設けられたロック部31が係止部27に係合することでリジェクトボックス6が装置の外へ引き出されることを抑制し、リジェクトボックス6を硬貨入出金装置1に装着された定位置に固定するようになっている。
28は駆動手段としてのソレノイドであり、29はソレノイド28で往復運動するプランジャである。そのプランジャ29の端部にはロックレバー26のロック部31の近傍を軸支するリンクピン30が設けられている。したがって、ソレノイド28を駆動することによりロックレバー26を図4における反時計方向に回動させることができるようになっており、係止部27に係合したロック部31を移動させて、その係合を解除することができるようになっている。
32はスプリング等の弾性部材であり、ロックレバー26を一方向に付勢するように配設されたものである。この弾性部材32は、ロックレバー26を図4における時計方向へ付勢し、ソレノイド28を非励磁状態にしてその駆動を解除したとき、ロック部31が係止部27に係合した状態を保持することができるようになっている。
33はローラ受け部であり、ロックレバー26が回動するとその端部に設けられたゴムローラ25が圧接するようにリジェクトボックス6に設けられた部材である。
したがって、ソレノイド28を駆動し、ロックレバー26を回動させてゴムローラ25をローラ受け部33に圧接させ、その状態でモータ21を回転駆動させてゴムローラ25を回転させることによりリジェクトボックス6を水平方向に移動させることができるようになっている。
ソレノイド28を駆動し、ロックレバー26を回動させてゴムローラ25をローラ受け部33に圧接させたとき、ロックレバー26の端部に設けられたロック部31は係止部27との係合を解除するようになっている。
なお、リジェクトボックス6は図示しないガイドレール等の移動手段により案内されて水平移動が可能に構成されている。
41は定位置検知センサであり、リジェクトボックス6が装置に装着され、定位置にあることを検知するための光学式のセンサ等で構成されたものである。
上述したモータ21、モータシャフト22、モータギア23、ゴムローラギア24、ゴムローラ25、ロックレバー26、ソレノイド28、プランジャ29、および弾性部材32は硬貨入出金装置1側に設けられ、また係止部27およびローラ受け部33はリジェクトボックス6の側部に固着して設けられ、ロックレバー26を回動させてロック部31と係止部27との係合を解除するとともにゴムローラ25をローラ受け部33に圧接させ、その状態でゴムローラ25を回転させることによりリジェクトボックス6を水平方向に移動させて硬貨入出金装置1から押し出すことができるようになっている。
なお、モータ21の回転角を制御することにより、リジェクトボックス6の移動量を制御するようにしてもよい。
上述したように硬貨入出金装置1は構成され、図示しない記憶部に記憶された制御プログラムに基づいて図示しない制御部が硬貨入出金装置1全体の動作を制御する。
上述した構成の作用を図4〜図7に基づいて説明する。
なお、以下に説明する各実施例における各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
図4に示すようにリジェクトボックス6が硬貨入出金装置1に装着された状態で硬貨入金口4に投入された硬貨を入金する動作において鑑別部8が偽と鑑別した硬貨をリジェクトボックス6に収納するものとし、図示しないセンサにより硬貨をリジェクトボックス6へ収納したことを検知する。
硬貨入金口4に投入されたすべての硬貨の入金動作が終了すると図5に示すようにソレノイド28を励磁してプランジャ29を矢印Aが示す方向に吸引し、回転軸22aを支点としてロックレバー26を矢印Bが示す方向へ回動させる。
ロックレバー26を回動させるとロック部31は係止部27との係合を解除するとともにゴムローラ25の周面はローラ受け部33に圧接し、その状態を保持する。
次に、図6に示すようにモータ21を回転駆動させてモータギア23を矢印Dが示す方向へ回転させる。モータギア23を回転させるとそのモータギア23に噛合したゴムローラギア24およびゴムローラ25は矢印Eが示す方向に回転する。
ゴムローラ25を矢印Eが示す方向に回転させるとそのゴムローラ25が圧接したローら受け部33は矢印Fが示す方向へ移動し、リジェクトボックス6は矢印Gが示す方向へ水平移動する。そして、リジェクトボックス6は硬貨入出金装置1の前方へ押し出される。
モータ21の回転角を制御して図7に示すようにリジェクトボックス6を硬貨入出金装置1の前方へ所定の移動量になるように移動させて押し出すとモータ21およびソレノイド28の駆動を停止させる。このとき、ロックレバー26は弾性部材32で付勢され、また図示しないストッパに係止されて略水平状態を保持する。
このようにして押し出されたリジェクトボックス6は係員等の操作によりさらに引き出すことができるようになっている。
押し出されたリジェクトボックス6を硬貨入出金装置1へ装着する場合は、リジェクトボックス6を矢印Hが示す硬貨入出金装置1の内部の方向へ押し込む。このとき、ロックレバー26に設けられた傾斜面は係止部27に設けられた傾斜面と当接し、ロックレバー6は図7における反時計方向に回動して退避し、さらにリジェクトボックス6を押し込むと弾性部材32で付勢されたロックレバー26のロック部31は係止部27と係合し、リジェクトボックス6は硬貨入出金装置1に装着された定位置を保持する。
なお、硬貨入金口4に投入された硬貨を入金する動作において鑑別部8が偽と鑑別した硬貨をリジェクトボックス6に収納しない場合、すなわち図示しないセンサにより硬貨をリジェクトボックス6へ収納したことを検知しなかった場合、上記のリジェクトボックス6を硬貨入出金装置1の前方へ押し出す動作は行わないものとする。
このように入金動作が完了するまで弾性部材32で付勢されたロックレバー26のロック部31は係止部27と係合させるようにしたことにより、リジェクトボックス6が硬貨入出金装置1に装着された定位置に保持され、硬貨入出金装置1の動作中にリジェクトボックス6が引き出されないようにして装置異常の発生を防止することができる。
また、硬貨をリジェクトボックス6に収納した入金動作が完了した後にリジェクトボックス6を硬貨入出金装置1の前面側の操作者側へ押し出すようにすることにより、操作者へリジェクト硬貨が発生したことを報知することができるようになり、また操作者は迅速かつ容易にそのリジェクト硬貨を処理することができるようになる。
さらに、リジェクトボックス6を押し出す動力源をバネ等の弾性体でなく、モータとしたことにより、押し出しの速度や押し出し量を任意に設定することができ、操作者のニーズに合った動作を実現することができるようになる。
以上説明したように、第1の実施例では、入金動作が完了するまで弾性部材32で付勢されたロックレバー26のロック部31は係止部27と係合させるようにしたことにより、入金動作中はリジェクトボックス6が硬貨入出金装置1に装着された定位置に保持され、硬貨入出金装置1の動作中にリジェクトボックス6が引き出されないようにして装置異常の発生を防止することができるという効果が得られる。
また、硬貨をリジェクトボックス6に収納した入金動作が完了した後にリジェクトボックス6を硬貨入出金装置1の前面側の操作者側へ押し出すようにすることにより、操作者へリジェクト硬貨が発生したことを報知することができるようになり、また操作者は迅速かつ容易にそのリジェクト硬貨を処理することができるようになるという効果が得られる。
第2の実施例の構成は、ゴムローラを回転させる駆動手段を出金搬送部12の回転駆動を利用するようにした構成が第1の実施例の構成と異なる。なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図8は第2の実施例におけるリジェクトボックスおよびロック機構の平面説明図、図9は第2の実施例におけるリジェクトボックスおよびロック機構のYY断面図である。
図8および図9において、51はアイドルシャフトであり、出金搬送部12の搬送ベルトを回転させるプーリの回転軸と同軸になるように設けられ、プーリと一体になって回転するようになっている。
52はアイドルシャフト51の端部に固着された歯車としてのアイドルギアである。アイドルシャフト51に固着されたアイドルギア52はアイドルシャフト51と一体となって回転し、出金搬送部12の搬送ベルトの回転駆動を伝達することができるようになっている。
なお、搬送ベルトは図示しない出金搬送部12のモータ等の駆動手段により回転するようになっている。また、その駆動手段は回転駆動を発生させるものであればモータの種類は問わないが、回転角等を制御することができるステッピングモータ等であることが好ましいのは第1の実施例と同様である。
上述した構成の作用を図9〜図12に基づいて説明する。なお、第2の実施例のアイドルシャフト51およびアイドルギア52は、第1の実施例のモータシャフト22およびモータギア23と同等の機能を有するものである。
図9に示すようにリジェクトボックス6が硬貨入出金装置1に装着された状態で硬貨入金口4に投入された硬貨を入金する動作において鑑別部8が偽と鑑別した硬貨をリジェクトボックス6に収納するものとし、図示しないセンサにより硬貨をリジェクトボックス6へ収納したことを検知する。
硬貨入金口4に投入されたすべての硬貨の入金動作が終了すると図10に示すようにソレノイド28を励磁してプランジャ29を矢印Aが示す方向に吸引し、回転軸22aを支点としてロックレバー26を矢印Bが示す方向へ回動させる。
ロックレバー26を回動させるとロック部31は係止部27との係合を解除するとともにゴムローラ25の周面はローラ受け部33に圧接し、その状態を保持する。
次に、図11に示すように出金搬送部12の駆動手段を回転駆動させてアイドルギア52を矢印Dが示す方向へ回転させる。アイドルギア52を回転させるとそのアイドルギア52に噛合したゴムローラギア24およびゴムローラ25は矢印Eが示す方向に回転する。
ゴムローラ25を矢印Eが示す方向に回転させるとそのゴムローラ25が圧接したローら受け部33は矢印Fが示す方向へ移動し、リジェクトボックス6は図6の矢印Gが示す方向へ水平移動する。そして、リジェクトボックス6は硬貨入出金装置1の前方へ押し出される。
出金搬送部12の駆動手段の回転角を制御して図12に示すようにリジェクトボックス6を硬貨入出金装置1の前方へ所定の移動量になるように移動させて押し出すとモータ21およびソレノイド28の駆動を停止させる。このとき、ロックレバー26は弾性部材32で付勢され、また図示しないストッパに係止されて略水平状態を保持する。
このようにして押し出されたリジェクトボックス6は係員等の操作によりさらに引き出すことができるようになっている。
押し出されたリジェクトボックス6を硬貨入出金装置1へ装着する場合は、リジェクトボックス6を矢印Hが示す硬貨入出金装置1の内部の方向へ押し込む。このとき、ロックレバー26に設けられた傾斜面は係止部27に設けられた傾斜面と当接し、ロックレバー6は図12における反時計方向に回動して退避し、さらにリジェクトボックス6を押し込むと弾性部材32で付勢されたロックレバー26のロック部31は係止部27と係合し、リジェクトボックス6は硬貨入出金装置1に装着された定位置を保持する。
なお、硬貨入金口4に投入された硬貨を入金する動作において鑑別部8が偽と鑑別した硬貨をリジェクトボックス6に収納しない場合、すなわち図示しないセンサにより硬貨をリジェクトボックス6へ収納したことを検知しなかった場合、上記のリジェクトボックス6を硬貨入出金装置1の前方へ押し出す動作は行わないものとする。
このようにゴムローラ25の回転駆動を出金搬送部12の駆動手段から回転駆動を得るようにしたことにより、硬貨入出金機1の小型化が図れるとともに装置の製造コストを低減させることができる。
以上説明したように、第2の実施例では、第1の実施例の効果に加え、硬貨入出金装置の小型化が図れるとともに装置の製造コストを低減させることができるという効果が得られる。
なお、第1の実施例および第2の実施例では、リジェクトボックス6は硬貨入金口4に投入された硬貨を入金する動作において鑑別部8が偽と鑑別した硬貨を収納するものとして説明したが、それの限られることなく出金する動作、回収する動作、または補充する動作において金種判別不能な硬貨や偽と鑑別された硬貨を収納するリジェクトボックスに適用するようにしてもよい。
第1の実施例における硬貨入出金装置の全体斜視図 第1の実施例における硬貨入出金装置の平面説明図 第1の実施例におけるリジェクトボックスおよびロック機構の平面説明図 第1の実施例におけるリジェクトボックスおよびロック機構のZZ断面図 第1の実施例におけるリジェクトボックスのロック解除動作を示す説明図 第1の実施例におけるリジェクトボックスの解放動作を示す説明図 第1の実施例におけるリジェクトボックスの解放状態を示す説明図 第2の実施例におけるリジェクトボックスおよびロック機構の平面説明図 第2の実施例におけるリジェクトボックスおよびロック機構のYY断面図 第2の実施例におけるリジェクトボックスのロック解除動作を示す説明図 第2の実施例におけるリジェクトボックスの解放動作を示す説明図 第2の実施例におけるリジェクトボックスの解放状態を示す説明図
符号の説明
1 硬貨入出金装置
2 紙幣入出金装置
3 POSレジスタ
4 硬貨入金口
5 硬貨出金口
6 リジェクトボックス
7 入金搬送部
8 鑑別部
9 収納庫
10 搬送面
11 選別孔
12 出金搬送部
21 モータ
22 モータシャフト
23 モータギア
24 ゴムローラギア
25 ゴムローラ
26 ロックレバー
27 ソレノイド
28 係止部
29 プランジャ
30 リンクピン
31 ロック部
32 弾性部材
33 ローラ受け部
41 定位置検知センサ
51 アイドルシャフト
52 アイドルギア

Claims (3)

  1. 返却する硬貨を収納するとともに開口部を装置外に露出して収納された硬貨を取り出すことができる硬貨収納庫を有する硬貨入出金装置において、
    側部に板状のローラ受け部および突出した係止部が固着された硬貨収納庫と、
    前記係止部に係合するロック部および前記ローラ受け部に圧接するローラをそれぞれ両端部に備え、前記ロック部と前記ローラとの間を回転支点とし、前記ロック部と前記係止部との係合を解除するとともに前記ローラを前記ローラ受け部に圧接させる回動可能なロックレバーとを設け、
    前記ロックレバーを回動させて前記ローラを前記ローラ受け部に圧接させたまま前記ローラを回転させて前記硬貨収納庫を移動させ、開口部を装置外へ露出させるようにしたことを特徴とする硬貨入出金装置。
  2. 請求項1の硬貨入出金装置において、
    前記ロックレバーを、入金動作が完了した後に回動させて前記ロック部と前記係止部との係合を解除するようにしたことを特徴とする硬貨入出金装置。
  3. 請求項1または請求項2の硬貨入出金装置において、
    前記ローラを、出金搬送部の駆動手段で回転させるようにしたことを特徴とする硬貨入出金装置。
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