JP2010059244A5

JP2010059244A5 -

Info

Publication number: JP2010059244A5
Application number: JP2008223776A
Authority: JP
Filing date: 2008-09-01
Publication date: 2011-10-13

Description

即ち、本発明の硬化性を有するインク組成物は、（Ａ）下記一般式（Ｉ）で表される重合性化合物と、（Ｂ）（Ａ）成分とは構造が異なる重合性化合物と、（Ｃ）光開始剤と、を含有し、前記（Ａ）成分と（Ｂ）成分との合計含有量が、インク組成物の全質量に対し７０質量％以上であることを特徴とする。

＜（Ａ）一般式（Ｉ）で表される重合性化合物＞
本発明の放射線硬化性インク組成物は、（Ａ）下記一般式（Ｉ）で表される重合性化合物（以下、適宜「特定重合性化合物」と称する。）を含有し、前記（Ａ）成分と（Ｂ）成分との合計含有量は、インク組成物の全質量に対し７０質量％以上、好ましくは、７０質量％以上９０質量％以下である。

Claims

（Ａ）下記一般式（Ｉ）で表される重合性化合物と、
（Ｂ）（Ａ）成分とは構造が異なる重合性化合物と、
（Ｃ）光開始剤と、
を、含有し、前記（Ａ）成分と（Ｂ）成分との合計含有量が、インク組成物の全質量に対し７０質量％以上であるインク組成物。

一般式（Ｉ）中、Ｒは水素原子またはメチル基を表し、Ｘは２価の有機基を表す。ｍは１または２の整数を表し、ｎは１〜２０の整数を表す。
前記（Ａ）成分と（Ｂ）成分との合計含有量が、インク組成物の全質量に対し７０質量％以上９０質量％以下である請求項１に記載のインク組成物。
前記（Ａ）成分の含有量が、インク組成物の全質量に対し１質量％〜５０質量％の範囲である請求項１又は請求項２に記載のインク組成物。
前記一般式（Ｉ）におけるＸが、下記一般式（３）又は一般式（４）で表される２価の有機基ならびにこれらを複数組み合わせて構成される基である請求項１〜請求項３のいずれか１項に記載のインク組成物。

一般式（３）中、Ａ ^１は直鎖状または分岐鎖を有する炭素原子数２〜４のアルキレン基を表す。
一般式（４）中、Ａ ^２は直鎖状または分岐鎖を有する炭素数２〜８のアルキレン基を表す。
前記（Ａ）成分として、下記（Ａ−３）、（Ａ−４）、（Ａ−５）、および（Ａ−９）から選ばれる少なくとも１種の重合性化合物を含有する請求項１〜請求項４のいずれか１項に記載のインク組成物。
前記（Ｂ）成分として、Ｎ−ビニルカプロラクタム、イソボルニルアクリレート、２−フェノキシエチルアクリレート、およびトリデシルアクリレートからなる群より選ばれる少なくとも１種の重合性化合物を含有する請求項１〜請求項５のいずれか１項に記載のインク組成物。
前記一般式（Ｉ）におけるＸが、下記一般式（４）で表される２価の有機基または一般式（４）で表される２価の有機基を複数組み合わせて構成される基である請求項１〜請求項３のいずれか１項に記載のインク組成物。

一般式（４）中、Ａ ^２は直鎖状または分岐鎖を有する炭素数２〜８のアルキレン基を表す。
（Ｄ）着色剤をさらに含有する請求項１〜請求項７のいずれか１項に記載のインク組成物。
インクジェット記録用である請求項１〜請求項８のいずれか１項に記載のインク組成物。
（ｉ−１）被記録媒体上に、請求項９に記載のインクジェット記録用インク組成物を吐出する工程、及び、
（ｉ−２）吐出されたインクジェット記録用インク組成物に活性放射線を照射して、該インク組成物を硬化する工程、
を含むことを特徴とするインクジェット記録方法。