JP2010058261A - ロボット及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロボット及びその制御方法を提供する。
【解決手段】 ロボットは、動作全般を制御する第1制御部の障害を考慮してこれを補助するための第2制御部をさらに備え、ロボットの障害発生時に第2制御部がロボットを制御し、あらかじめ決定された安全を考慮した動作を取るようにする。特に、安全を考慮した動作を比較的簡単な動作に制限し、この安全を考慮した動作を制御するための第2制御部を、演算能力の比較的低い安価の演算装置とすることによって第2制御部の追加にかかるコストを節減する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ロボット及びその制御方法に係り、特に、ロボットの動作全般を制御する制御部とこれを補助するための他の制御部とを備えるロボット及びその制御方法に関する。
ロボットは、人間に似た動作を行う機械装置のことを指す。初期のロボットは、工場の生産作業において自動化/無人化などを達成するために使用されたマニピュレーターや搬送ロボットなどの産業用ロボットであった。最近では、人間の2足歩行を摸倣する移動ロボットの研究開発が進行されている。2足歩行は、4足または6足歩行に比べて不安定で、姿勢制御や歩行制御が相対的に難しいという短所があるが、凸凹な地面(険路)または不連続的な歩行面(例えば、階段)により柔軟に対応できる長所を持っている。このような2足移動ロボットの外に、3つ以上の脚を持つ多足移動ロボットと、脚の代わりにホイールを使って移動するロボットのような様々な形態の移動手段を持つロボットが存在している。
2足移動ロボットの歩行は、次のような過程を含む。2足移動ロボットでは、まず、歩行方向、歩行幅、歩行速度などをあらかじめ設定し、この設定に対応すると共にロボットのバランスが保てるような各脚の歩行パターンを生成し、その歩行パターンによって各脚の歩行軌跡を計算する。また、2足移動ロボットでは、計算された歩行軌跡の逆運動学計算を通じて各脚の関節の位置を計算し、各関節のモーターの現在位置と目標位置に基づいて各関節のモーターの目標制御値を計算する。
2足歩行は、それぞれの脚が計算された歩行軌跡に追従するようにするサーボ制御(servo control)によって遂げられる。したがって、歩行時に各脚の位置が歩行パターンによる歩行軌跡に正確に追従するかを検出し、各脚が歩行軌跡から外れるとモーターのトルクを調節し、各脚が歩行軌跡に正確に追従するように制御する。
ロボットは、ロボットの動作全般を制御する制御部を備える。ロボットが与えられた作業命令を実行する途中に当該制御部にハードウェア的またはソフトウェア的な障害が生じると、ロボットの正常な制御が不可能になることにつながることができる。正常に制御されないロボットは、非正常的な動作を取り、周辺の構造物を破壊したり周辺の人間に被害を与えたりする恐れがある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、ロボットの動作全般を制御する第1制御部の障害を考慮してこれを補助するための第2制御部をさらに備え、第1制御部の障害発生時に第2制御部がロボットを制御し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るようにすることにある。特に、安全を考慮した動作を比較的簡単な動作に制限し、この安全を考慮した制御を行う第2制御部を、演算能力の比較的低い安価の演算装置とすることによって、第2制御部の追加にかかるコストを節減することにある。
本発明によるロボットは、ロボットを制御し、与えられた作業命令を実行するようにする第1制御部と、ロボットの障害発生時にロボットを制御し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るようにする第2制御部と、を含む。
また、上記のロボットの障害は、第1制御部の障害を含む。
また、上記ロボットが正常に動作する時に、第1制御部は第2制御部にモニター用信号を伝送し;ロボットが正常に動作しない時に、第1制御部は第2制御部へのモニター用信号の伝送を中断する。
また、上記の安全を考慮した動作は、ロボットが現在位置に停止することを含む。
また、上記の安全を考慮した動作は、ロボットが現在位置に停止し、バランスを保つことを含む。
本発明によるロボットの制御方法は、第1制御部と第2制御部を含むロボットの制御方法であって、第1制御部によってロボットを制御し、与えられた作業命令を実行するようにし;ロボットの障害発生時に第2制御部によってロボットを制御し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るようにする。
また、上記のロボットの障害は、第1制御部の障害を含む。
また、上記のロボットが正常に動作する時に、第1制御部は第2制御部にモニター用信号を伝送し;ロボットが正常に動作しない時に、第1制御部は第2制御部へのモニター用信号の伝送を中断する。
また、上記の安全を考慮した動作は、ロボットが現在位置に停止することを含む。
また、上記の安全を考慮した動作は、ロボットが現在位置に停止し、バランスを保つことを含む。
本発明による他のロボットは、位置基盤の第1制御モードでロボットを制御し、与えられた作業命令を実行するようにする第1制御部と、ロボットの障害発生時にトルク基盤の第2制御モードでロボットを制御し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るようにする第2制御部と、を含む。
また、上記の第1制御モードは、ZMP基盤制御モードである。
また、上記の第2制御モードは、FSM基盤制御モードである。
また、上記のロボットの障害は、第1制御部の障害を含む。
また、上記の第1制御部は、第1制御モードと第2制御モードのそれぞれでロボットを制御し;第1制御部は、作業命令に相応する作業の種類によって第1制御モード及び第2制御モードの少なくとも一つの制御モードでロボットを制御し、作業命令を実行するようにする。
本発明によれば、ロボットの動作全般を制御する第1制御部の障害を考慮してこれを補助するための第2制御部をさらに備えたため、第1制御部の障害発生時に第2制御部がロボットを制御し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るようにすることが可能になる。なお、安全を考慮した動作を比較的簡単な動作に制限し、この安全を考慮した制御を行う第2制御部を、演算能力の比較的低い安価の演算装置としたため、第2制御部の追加にかかるコストを節減することが可能になる。
本発明の一実施例によるロボットを示す図である。 図1のロボットの関節構造を示す図である。 本発明の第1実施例によるロボットの制御系統を示す図である。 図3のロボットの制御系統における一般的な動作状態を示す図である。 図3のロボットの制御系統における安全を考慮した動作状態を示す図である。 本発明の第1実施例によるロボットの制御方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施例によるロボットの制御系統を示す図である。 図7のロボットの制御系統における一般的な動作状態を示す図である。 図7のロボットの制御系統における安全を考慮した動作状態を示す図である。 本発明の第2実施例によるロボットの制御方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施例を、図1乃至図10を参照しつつ説明する。
まず、図1は、本発明の一実施例による移動ロボットを示す図である。図1に示すように、移動ロボット100の胴体102の上部には首120を介して頭104が連結される。胴体102の上部両側には肩114L,114Rを介して2つの腕106L,106Rが連結される。2つの腕106L,106Rのそれぞれの末端には、手108L,108Rが連結される。胴体102の下部両側には2つの脚110L,110Rが連結される。2つの脚110L,110Rのそれぞれの末端には足112L,112Rが連結される。頭104と2つの腕106L,106R、2つの脚110L,110R、2つの手108L,108R及び2つの足112L,112Rのそれぞれは、関節によって一定水準の自由度を有する。胴体102の内部は、カバー116によって保護される。胴体102は、胸102aと腰102bとに分けられる。参照符号で“R”と“L”はそれぞれ、移動ロボット100の右側(right)と左側(left)を表す。
図2は、図1における移動ロボットの関節構造を示す図である。図2に示すように、移動ロボット100の2つの脚110R,110Lはそれぞれ、大腿リンク21と下腿リンク22、足112L,112Rを備える。大腿リンク21は、大腿関節部210を介して胴体102に連結される。大腿リンク21と下腿リンク22は、膝関節部220を介して互いに連結され、下腿リンク22と足112L,112Rは、足首関節部230を介して互いに連結される。
大腿関節部210は、3自由度を有する。具体的に、大腿関節部210は、ヨー方向(yaw、Z軸周囲の回転)の回転関節211と、ピッチ方向(pitch、Y軸周囲の回転)の回転関節212、ロール方向(roll、X軸周囲の回転)の回転関節213を有する。
膝関節部220は、ピッチ方向の回転関節221を含み、1自由度を有する。足首関節部230は、ピッチ方向の回転関節231とロール方向の回転関節232を含み、2自由度を有する。
このように、2つの脚110R,110Lのそれぞれには、3つの関節部210,220,230に対して6個の回転関節が設けられるので、2つの脚110R,110Lには合計12個の回転関節が設けられる。
一方、2つの脚110R,110Lにおいて足112L,112Rと足首関節部230との間には、多軸F/Tセンサー(Multi−Axis Force and Torque Sensor)24がそれぞれ取り付けられる。多軸F/Tセンサー24は、足112L,112Rから伝達される力の3方向成分Fx,Fy,Fzとモーメントの3方向成分Mx,My,Mzを測定することによって、足112L,112Rの着地したか否か、及び、足112L,112Rに加えられる荷重を検出する。
頭104には、移動ロボット100の目の役割を果たすカメラ41と、耳の役割を果たすマイクロホン42とが取り付けられる。頭104は、首関節部280を介して胴体102と連結される。首関節部280は、ヨー方向の回転関節281、ピッチ方向の回転関節282及びロール方向の回転関節283を含み、3自由度を有することができる。首関節部280のそれぞれの回転関節281,282,283には、頭回転用モーター(図示せず)が連結される。
肩関節アセンブリー250R,250Lは、胴体102の両側に装着され、2つの腕106R,106Lを胴体102に連結させる。2つの腕106R,106Lは、上腕リンク31、下腕リンク32及び手108R,108Lを備える。上腕リンク31は、肩関節アセンブリー250を介して胴体102に連結される。上腕リンク31と下腕リンク32は、ヒジ関節部260を介して互いに連結され、下腕リンク32と手108R108Lは、手首の関節部270を介して互いに連結される。ヒジ関節部260は、ピッチ方向の回転関節261と、ヨー方向の回転関節262を含み、2自由度を有し、手首の関節部270は、ピッチ方向の回転関節271とロール方向の回転関節272を含み、2自由度を有することができる。
胴体102には、ポーズセンサー(pose sensor)14が取り付けられる。ポーズセンサー14は、鉛直軸に対する胴体102の傾斜角度とその角速度などを検出し、姿勢情報を生成する。このポーズセンサー14は、胴体102だけでなく頭104に取り付けても良い。また、胴体102を構成する胸102aと腰102bとの間には、胸102aが腰102bに対して回転できるようにヨー方向の回転関節15が設置される。
図示しないが、移動ロボット100には、各回転関節を駆動するモーターが設置される。移動ロボット100の動作全般を制御する制御部は、これらのモーターを適切に制御することによって移動ロボット100の多様な動作を実現することができる。
図3は、本発明の第1実施例による移動ロボットの制御系統を示す図である。同図に示すように、本発明の第1実施例による移動ロボット100は、第1制御部302と第2制御部304とを備える。第1制御部302は、移動ロボット100の動作全般を制御し、与えられた作業命令を実行させる。第2制御部304は、第1制御部302に障害が生じると移動ロボット100を制御し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取らせる。
第1制御部302の入力側には、ビジョンシステム320とポーズセンサー14、位置/トルク検出部312が通信可能に連結される。第1制御部302の出力側には、移動ロボット100の各関節を動かせるモーター308と、このモーター308を駆動するモーター駆動部310が通信可能に連結される。モーター308とモーター駆動部310は、関節の数と構造に応じて複数個が備えられることができる。第2制御部304の入力側には、ポーズセンサー14と位置/トルク検出部312が通信可能に連結される。第2制御部304の出力側には、移動ロボット100の各関節を動かせるモーター308と、このモーター308を駆動するモーター駆動部310が通信可能に連結される。
第1制御部302は、ハートビート信号(Heartbeat Signal)318を発生させ、第2制御部304に伝送する。このハートビート信号318は、第1制御部302が移動ロボット100の動作全般を正常に制御できる間に周期的に発生することによって、第1制御部302が正常に動作していることを知らせるためのモニター用信号である。もし、第1制御部302がハードウェア的またはソフトウェア的な障害によって移動ロボット100を正常に制御できない状況になると、ハートビート信号318の発生が中断する。ハートビート信号318の発生をモニタリングする第2制御部304は、ハートビート信号318の発生が中断すると、第1制御部302による正常な制御が不可能であると判断し、移動ロボット100があらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るように制御する。
位置/トルク検出部312は、モーター308の位置とトルクを検出し、位置/トルク情報314を第1制御部302及び第2制御部304に提供する。ポーズセンサー14は、移動ロボット100の姿勢情報316を発生させる。第1制御部302及び第2制御部304は、モーター308の位置/トルク情報314と移動ロボット100の姿勢情報316を用いて歩行パターン生成し、この歩行パターンに基づいて移動ロボット100の歩行を制御する。
第1制御部302は、本発明の実施例による移動ロボット100の動作全般を制御する。すなわち、第1制御部302は、ビジョンシステム320から提供される映像情報322を用いて移動ロボット100自分の位置確認及び周辺地図(map)の作成を行い、位置/トルク検出部312から提供される移動ロボット100の各モーター308の位置/トルク情報314とポーズセンサー14から提供される移動ロボット100の姿勢情報316を分析し、移動ロボット100の歩行及び把持動作などを制御する。位置/トルク情報314と姿勢情報316を用いた移動ロボット100の動作制御はもとより、ビジョンシステム320から得られる周辺映像の分析を用いた移動ロボット100の位置確認及び周辺地図の作成などは、処理すべきデータの量が極めてぼう大である他、このような膨大な量のデータは移動ロボット100が動作する間に実時間で処理されなければならない。したがって、第1制御部302は、高速処理能力を持つ演算装置としなければならない。演算装置が高速処理能力を持つためには、特化した設計と進歩した技術を基盤としなければならず、相対的に低速の処理能力を持つ他の演算装置に比べて非常に高価となってしまう。
第2制御部304は、第1制御部302がハードウェア的またはソフトウェア的な障害によって移動ロボット100を正常に制御できない時に、移動ロボット100が与えられた作業命令の実行を中断し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るように移動ロボット100を制御する。ここで、安全を考慮した動作の一例には、移動ロボット100が移動中の場合に現在位置で停止し、バランスを保ちながら直立状態を維持することがある。他の例には、現在位置で停止し、バランスを保ちながらそのまま座ることがある。さらに他の例には、移動ロボット100の充電のための別の充電装置が設置されている場合、移動ロボット100がその充電装置まで移動し充電可能となるように電気的に連結することがある。それ以外にも、移動ロボット100の構造と形態に応じて、移動ロボット100周辺の人間や構造物などの安全を害しない様々な姿勢を取るようにすることが好ましい。このため、第2制御部304は、安全を考慮した動作を取るようにするために、i)現在位置に停止する、ii)バランスを保ちつつその場に座ったり直立状態を維持するようにする、という比較的低い水準の制御のみを行う。したがって、第2制御部304は、第1制御部302に比べてデータ処理量が相対的に極めて少ないので、処理速度の相対的に低い比較的安価の演算装置とする。
このように、第2制御部304は、第1制御部302への障害発生時のような緊急状況で臨時に使われるバックアップ演算装置である。第1制御部302は高価の高性能演算装置とするのに対し、第2制御部304は相対的に安価の低い水準の演算装置とするので、第1制御部302と同じ性能の高価の演算装置をバックアップ演算装置とする場合に比べて、相対的にはるかに安価で安定したバックアップ演算装置を備えることができ、価格競争力において極めて有利となる。なお、比較的演算能力の低い単純な水準の演算装置を用いると、設計が容易になり、メンテナンスコストも大幅に節減される。
図4は、図3に示す移動ロボットの制御系統における一般的な動作状態を示す図である。図4に示すように、第1制御部302が正常に動作し、ハートビート信号318が周期的に発生する間には、位置/トルク検出部312からの位置/トルク情報314、ポーズセンサー14からの姿勢情報316及びビジョンシステム320からの映像情報322が第1制御部302に入力され、第1制御部302はこれらの情報に基づき、移動ロボット100が与えられた作業命令を実行させる制御信号402を発生させる。この時、第2制御部304は、第1制御部302からハートビート信号318が正常に発生するか否かを監視するだけで、移動ロボット100の制御には関与しない。
図5は、図3に示す移動ロボットの制御系統における、安全を考慮した動作状態を示す図である。図5に示すように、第1制御部302に障害が生じ、正常にハートビート信号318が発生しないと、第2制御部304は、位置/トルク検出部312からの位置/トルク情報314及びポーズセンサー14からの姿勢情報316に基づき、移動ロボット100があらかじめ定められた安全を考慮した動作を取らせる制御信号504を発生させる。この時、第2制御部304より発生する制御信号504は、移動ロボット100が行っている動作を中断し、安全を考慮した動作を取らせるものに制限される。したがって、第2制御部304は、移動ロボット100が安全を考慮した動作を取らせるような水準以上の高いレベルの演算能力は必要としない。もし、あらかじめ定められた安全を考慮した動作が、極めて単純で比較的容易にできる動作であるとしたら、第2制御部304は、位置/トルク情報314と姿勢情報316を用いずにあらかじめプログラムされているまま制御信号を発生させ、移動ロボット100が安全を考慮した動作を取るように制御しても良い。この場合、第2制御部304の演算能力は極めて低い水準であっても良く、したがって、第2制御部304にかかるコストはより低くなる。
図6は、本発明の第1実施例による移動ロボットの制御方法を示すフローチャートである。図6に示すように、第1制御部302が正常に動作する間には、周期的にハートビート信号318を発生させる(動作602)。第2制御部304は、第1制御部302からのハートビート信号318が正常に発生するか否かを監視する(動作604)。
第1制御部302は、外部から作業命令を受信し、当該作業を行う(動作606)。この過程で、第1制御部302に障害が生じ、ハートビート信号318の発生が中断すると(動作608のはい)、第2制御部304がこれを認知し、移動ロボット100の制御主体を第1制御部302から第2制御部304自身に切り換える(動作610)。第1制御部302を制御主体から排除する方法には、位置/トルク情報314、姿勢情報316、映像情報322が第1制御部302に入力されないように遮断する方法と、第1制御部302より発生する制御信号402がモーター駆動部310に伝達されないように遮断する方法、第1制御部302への電源供給を遮断する方法などがある。
第1制御部302から第2制御部304に制御主体が切り換わると、制御権限を持つ第2制御部304は、移動ロボット100が安全を考慮したあらかじめ設定された動作を取るように制御する(動作612)。移動ロボット100が安全を考慮した動作を取ると(動作614のはい)、移動ロボット100の使用者や管理者、移動ロボット100の周辺にいる人々に、移動ロボット100の第1制御部302に障害が生じた事実を知らせるために警告表示をする(動作616)。警告表示の方法には、ランプの点灯、ディスプレイ装置へのテキスト出力、スピーカーからの警告音発生などがある。
図7は、本発明の第2実施例による移動ロボットの制御系統を示す図である。図7に示すように、本発明の第2実施例による移動ロボット100は、第1制御部702と第2制御部704とを備える。第1制御部702は、移動ロボット100の動作全般を制御し、与えられた作業命令を実行させる。第2制御部704は、第1制御部702に障害が生じると移動ロボット100を制御し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取らせる。
第1制御部702の入力側には、ビジョンシステム320、ポーズセンサー14、位置/トルク検出部312、FSMデータベース(Finite State Machine Database:状態情報保存部)722が通信可能に連結される。第1制御部702の出力側には、移動ロボット100の各関節を動かせるモーター308と、このモーター308を駆動するためのモーター駆動部310が通信可能に連結される。モーター308とモーター駆動部310は、関節の数と構造に応じて複数個が備えられることができる。第2制御部704の入力側には、ポーズセンサー14、位置/トルク検出部312、FSMデータベース(状態情報保存部)722が通信可能に連結される。第2制御部704の出力側には、移動ロボット100の各関節を動かせるモーター308と、このモーター308を駆動するためのモーター駆動部310が通信可能に連結される。
本発明の第2実施例で、第1制御部702は、与えられた作業命令と作業環境に基づいてFSM基盤制御またはZMP(Zero Moment Point)基盤制御のいずれかを選択して移動ロボット100の動作を制御する。FSM基盤制御はトルク基盤制御であり、ZMP基盤制御は位置基盤制御である。FSM基盤制御は、移動ロボット100の各動作の状態(ここで、状態(State)とは、Finite State MachineにおけるStateのことを意味する)をあらかじめ定義しておき、歩行時に各動作の状態(State)を参照して適切に歩行するようにする方式である。ZMP基盤制御は、歩行方向、歩行幅、歩行速度などをあらかじめ設定しておき、これらの設定に対応する各脚の歩行パターンを生成し、この歩行パターンによって各脚の歩行軌跡を計算する。また、移動ロボット100が2足歩行する場合には、計算された歩行軌跡の逆運動学計算を通じて各脚の関節の位置を計算し、各関節のモーターの現在位置と目標位置に基づいて各関節のモーターの目標制御値を計算する。また、それぞれの脚が、計算された歩行軌跡に追従させるサーボ制御(servo control)によって具現される。したがって、歩行時に各脚の位置が歩行パターンによる歩行軌跡に正確に追従するかを検出し、各脚が歩行軌跡から外れるとモーターのトルクを調節し、各脚が歩行軌跡に正確に追従するように制御する。
第1制御部702は、平地での動作(歩行)または比較的単純な形態の動作(歩行)制御のためにFSM基盤制御を選択する。また、第1制御部702は、階段のような非平地や障害物などによって歩幅などが指定されなければならない場合、または扉を開いたり物を移したりするなどの正確な全身動作制御が必要な時、ZMP基盤制御を選択する。第2制御部704は、第1制御部702への障害発生時に、移動ロボット100が安全を考慮した動作を取らせるためにFSM基盤制御を行う。FSM基盤制御は、ZMP基盤制御に比べて演算量が相対的に遥かに少なく、あらかじめプログラムされたシーケンスに追従すればいいので、演算能力の低い安価の演算装置を第2制御部704とすることができる。
第1制御部702は、ハートビート信号(Heartbeat Signal)318を発生させ、第2制御部704に伝送する。このハートビート信号318は、第1制御部702が移動ロボット100の動作全般を正常に制御できる間に周期的に発生することによって、第1制御部702が正常に動作していることを知らせるためのモニター用信号である。もし、第1制御部702がハードウェア的またはソフトウェア的な障害によって移動ロボット100を正常に制御できない状況になると、このハートビート信号318の発生が中断する。ハートビート信号318の発生をモニタリングする第2制御部704は、ハートビート信号318の発生が中断すると、第1制御部702による正常な制御が不可能であると判断し、移動ロボット100があらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るように制御する。
位置/トルク検出部312は、モーター308の位置とトルクを検出し、位置/トルク情報314を第1制御部702及び第2制御部704に提供する。ポーズセンサー14は、移動ロボット100の姿勢情報316を発生させる。FSMデータベース722には、あらかじめ定義された移動ロボット100の各動作の状態(state)、特に安全を考慮した動作の状態情報が保存される。第1制御部702及び第2制御部704は、モーター308の位置/トルク情報314と移動ロボット100の姿勢情報316を用いて歩行パターンを生成し、この歩行パターンによって移動ロボット100の歩行を制御する。
図8は、図7に示す移動ロボットの制御系統における一般的な動作状態を示す図である。図8に示すように、第1制御部702が正常に動作してハートビート信号318が周期的に発生する間には、位置/トルク検出部312からの位置/トルク情報314、ポーズセンサー14からの姿勢情報316、ビジョンシステム320からの映像情報322が第1制御部702に入力され、第1制御部702は、これらの情報に基づいて移動ロボット100が与えられた作業命令を実行するようにする制御信号802を発生させる。この制御信号802はZMP基盤制御信号またはFSM基盤制御信号である。この時、第2制御部704は、第1制御部702からハートビート信号318が正常に発生するかを監視するだけで、移動ロボット100の制御には関与しない。
図9は、図7に示す移動ロボットの制御系統における、安全を考慮した動作状態を示す図である。図9に示すように、第1制御部702に障害が発生し、正常にハートビート信号318が発生しないと、第2制御部704はFSM基盤制御を通じて移動ロボット100があらかじめ定められた安全を考慮した動作を取らせる制御信号904を発生させる。必要な場合、第2制御部704は、位置/トルク検出部312からの位置/トルク情報314とポーズセンサー14からの姿勢情報316を参照しても良い。第2制御部704から発生する制御信号904は、移動ロボット100が行っている動作を中断し、安全を考慮した動作を取らせるものに制限される。したがって、第2制御部704は、移動ロボット100が安全を考慮した動作を取らせるような水準以上の高いレベルの演算能力は必要としない。特に、FSM基盤制御は、高性能の演算能力を必要としないので、第2制御部704の演算能力は低い水準であっても良く、この場合、第2制御部704にかかるコストはより低くなる。
図10は、本発明の第2実施例による移動ロボットの制御方法を示すフローチャートである。図10に示すように、第1制御部702が正常に動作する間には周期的にハートビート信号318を発生させる(動作1002)。第2制御部704は、第1制御部702からのハートビート信号318が正常に発生するかを監視する(動作1004)。
第1制御部702は、外部から作業命令を受信し、ZMP基盤制御を通じて当該作業を行う(動作1006)。必要によって第1制御部702もFSM基盤制御を通じて作業命令を実行するようにしても良い。この過程で、第1制御部702に障害が生じ、ハートビート信号318の発生が中断すると(動作1008のはい)、第2制御部704がこれを認知し、移動ロボット100の制御主体を第1制御部702から第2制御部704自身に切り換え、制御モードもFSM基盤制御モードに切り換える(動作1010)。第1制御部702を制御主体から排除する方法には、位置/トルク情報314、姿勢情報316、映像情報322が第1制御部702に入力されないように遮断する方法、第1制御部702から発生する制御信号802がモーター駆動部310に伝達されないように遮断する方法、第1制御部702への電源供給を遮断する方法などがある。
第1制御部702から第2制御部704に制御主体が切り換わると、制御権限を持つ第2制御部704は、FSM基盤制御を通じて移動ロボット100が安全を考慮したあらかじめ設定された動作を取るように制御する(動作1012)。移動ロボット100が安全を考慮した動作を取ると(動作1014のはい)、移動ロボット100の使用者や管理者、移動ロボット100周辺にいる人々に、移動ロボット100の第1制御部702に障害が生じた事実を知らせるために警告表示をする(動作1016)。警告表示の方法には、ランプの点灯、ディスプレイ装置へのテキスト出力、スピーカーからの警告音発生などがある。
14 ポーズセンサー
41 カメラ
42 マイクロホン
100 移動ロボット
102 胴体
102a 胸
102b 腰
104 頭
106L、106R 腕
108L、108R 手
110L,110R 脚
112L,112R 足
114L、114R 肩
116 カバー
120 首
302,702 第1制御部
304,704 第2制御部
308 モーター
310 モーター駆動部
312 位置/トルク検出部
314 位置/トルク情報
316 姿勢情報
318 ハートビート信号
320 ビジョンシステム
322 映像情報
402、504、802、904 制御信号

Claims (22)

  1. ロボットを制御し、与えられた作業命令を実行するようにする第1制御部と、
    前記ロボットの障害発生時に、前記ロボットを制御し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るようにする第2制御部と、
    を含むロボット。
  2. 前記ロボットの障害は、前記第1制御部の障害を含む、請求項1に記載のロボット。
  3. 前記ロボットが正常に動作する時に、前記第1制御部が前記第2制御部にモニター用信号を伝送し、
    前記ロボットが正常に動作しない時に、前記第1制御部が前記第2制御部に前記モニター用信号の伝送を中断する、請求項1に記載のロボット。
  4. 前記安全を考慮した動作は、前記ロボットが現在位置に停止することを含む、請求項1に記載のロボット。
  5. 前記安全を考慮した動作は、前記ロボットが現在位置に停止してバランスを保つことを含む、請求項1に記載のロボット。
  6. 第1制御部及び第2制御部を含むロボットの制御方法であって、
    前記第1制御部を介して前記ロボットを制御し、与えられた作業命令を実行するようにし、
    前記ロボットの障害発生時に前記第2制御部を介して前記ロボットを制御し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るようにする、ロボットの制御方法。
  7. 前記ロボットの障害は、前記第1制御部の障害を含む、請求項6に記載のロボットの制御方法。
  8. 前記ロボットが正常に動作する時に、前記第1制御部が前記第2制御部にモニター用信号を伝送し、
    前記ロボットが正常に動作しない時に、前記第1制御部が前記第2制御部への前記モニター用信号の伝送を中断する、請求項6に記載のロボットの制御方法。
  9. 前記安全を考慮した動作は、前記ロボットが現在位置に停止することを含む、請求項6に記載のロボットの制御方法。
  10. 前記安全を考慮した動作は、前記ロボットが現在位置に停止してバランスを保つことを含む、請求項6に記載のロボットの制御方法。
  11. 位置基盤の第1制御モードでロボットを制御し、与えられた作業命令を実行するようにする第1制御部と、
    前記ロボットの障害発生時に、トルク基盤の第2制御モードで前記ロボットを制御し、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るようにする第2制御部と、
    を含むロボット。
  12. 前記第1制御モードは、ZMP(Zero Moment Point)基盤制御モードである、請求項11に記載のロボット。
  13. 前記第2制御モードは、FSM(Finite State Machine)基盤制御モードである、請求項11に記載のロボット。
  14. 前記ロボットの障害は、前記第1制御部の障害を含む、請求項11に記載のロボット。
  15. 前記第1制御部は、前記第1制御モードと前記第2制御モードのそれぞれで前記ロボットを制御し、
    前記第1制御部は、前記作業命令に相応する作業の種類によって前記第1制御モードと前記第2制御モードの少なくとも一つの制御モードで前記ロボットを制御し、前記作業命令を実行するようにする、請求項11に記載のロボット。
  16. ロボット障害の制御方法であって、
    障害が存在しない時に正常モードで入力命令を実行し、動作を取るようにロボットを制御し、
    前記ロボットの障害発生時に、障害モードで、あらかじめ定められた安全を考慮した動作を取るように前記ロボットを制御する事を含む、ロボット障害の制御方法。
  17. 正常モードでロボットを制御することは更に、障害が存在しない事を示す信号を伝送する事を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記信号の存在をモニターし、
    前記モニターリングに基づいて、前記ロボットの障害が発生したかどうかを決定する事を更に含む、請求項17に記載の方法。
  19. あらかじめ定められた安全を考慮した動作とは、現在位置に停止してバランスを保つ前記ロボットの動作である、請求項16に記載の方法。
  20. 前記障害モードで前記ロボットを制御することは、正常モードで前記ロボットを制御するよりも少ないコンピュータ処理能力を要する、請求項16に記載の方法。
  21. 前記障害が発生した事を決定する際にユーザーに前記障害を知らせるため警告を表示する事を更に含む、請求項18に記載の方法。
  22. 正常モードでロボットを制御することは更に、
    前記ロボットの位置及びバランスを決定し、
    前記ロボットの位置/トルクデータ及び姿勢データを分析し、
    前記決定及び分析に基づいて前記ロボットの歩行及び把持動作を命令する事を含む、請求項16に記載の方法。
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