JP2010056747A - 符号化装置、送信装置および符号化方法 - Google Patents

符号化装置、送信装置および符号化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】畳み込み処理のスループットを効率的に向上する。
【解決手段】切替部11aは、順次受け付けたデータブロックそれぞれを、要素符号化部11b,11cに時分割で切り替えて出力する。要素符号化部11b,11cは、順次受け付けた各データブロックを用いて要素符号化部11b,11cそれぞれの初期状態を決定し、決定したそれぞれの初期状態に基づいて各データブロックを符号化する。
【選択図】図1

Description

本発明は、符号化装置、送信装置および符号化方法に関する。
現在、携帯電話システムや無線LAN(Local Area Network)などの無線通信システムを含む種々の通信システムが利用されている。通信システムでは、伝搬路において信号のビット誤りが発生することがある。これを補償するため、通信を行う送信装置および受信装置は、誤り訂正符号化技術を用いることが考えられる。送信装置は、データを誤り訂正符号化して送信する。受信装置は、誤り訂正符号化されたデータを復号する。受信データにビット誤りが含まれている場合でも、一定水準以下のビット誤りは、復号の過程で訂正することができる。
誤り訂正符号には、畳み込み符号(CC:Convolutional Code)や畳み込みターボ符号(CTC:Convolutional Turbo Code)など、符号化の際に畳み込み処理を行うものがある。畳み込み処理を行う符号器では、入力信号に基づいて内部状態が遷移する。符号化後の出力信号は、符号化前の入力信号と入力時の内部状態とに基づいて決定される。すなわち、入力信号に対応する出力信号は、それ以前に入力された入力信号にも依存している。このような畳み込み処理が施された符号化データは、例えば、ビタビ(Viterbi)復号法を用いて復号することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−278144号公報
ところで、畳み込み処理を伴う符号化には、符号化の単位であるデータブロック1つに対し複数回の演算を行ってそのデータブロックを符号化する方法もある。例えば、テイルバイティング(Tail-Biting)という方法では、符号器の終了状態と初期状態との間でも状態を循環させるために、前処理としてデータブロックを符号化して符号器の終了状態を特定する。そして、終了状態から初期状態を決定し、決定した初期状態を用いて同一のデータブロックを再度符号化し、符号化データとして出力する。
このように、畳み込み処理では、演算負荷が高くなることが考えられる。この場合、符号化するデータブロックが短期間に大量に生じると、符号化処理が追いつかず、符号化遅延やバッファメモリの溢れが発生する可能性がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、畳み込み処理のスループットを効率的に向上することができる符号化装置、送信装置および符号化方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、データブロックの入力を順次受け付けデータブロックそれぞれを符号化する符号化装置が提供される。この符号化装置は、複数の要素符号化部と切替部とを有する。複数の要素符号化部それぞれは、データブロックを用いて初期状態を決定し、初期状態に基づいてデータブロックを符号化する。切替部は、順次受け付けたデータブロックそれぞれを、複数の要素符号化部の何れを用いて符号化するか切り替える。
また、送信データをデータブロックの単位で符号化して順次送信する送信装置が提供される。この送信装置は、第1の符号化処理部と第2の符号化処理部とインターリーブ部とマルチプレクサと送信部とを有する。第1の符号化処理部および第2の符号化処理部それぞれは、データブロックを用いて初期状態を決定し初期状態に基づいてデータブロックを符号化する複数の要素符号化部と、順次入力されるデータブロックそれぞれを複数の要素符号化部の何れを用いて符号化するか切り替える切替部とを備える。インターリーブ部は、第2の符号化処理部に入力するデータブロックに対してインターリーブ処理を施す。マルチプレクサは、第1の符号化処理部および第2の符号化処理部から順次出力される符号化後のデータブロックを、データブロックの入力順序に応じて整列する。送信部は、マルチプレクサから出力される符号化後のデータブロックを変調して送信する。
また、上記課題を解決するために、データブロックの入力を順次受け付けデータブロックそれぞれを符号化する符号化装置の符号化方法が提供される。この符号化方法では、順次受け付けたデータブロックそれぞれを、符号化装置が備える複数の要素符号化部の何れを用いて符号化するかを切り替える。また、複数の要素符号化部それぞれにより、データブロックを用いて初期状態を決定し、初期状態に基づいてデータブロックを符号化する。
上記符号化装置、送信装置および符号化方法によれば、畳み込み処理のスループットを効率的に向上することができる。
以下、本実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る符号化装置を示す図である。符号化装置10は、符号化の単位であるデータブロックを順次受け付け、各データブロックを符号化して符号化したデータブロックを順次出力する。ここでは、符号化装置10に入力されるデータブロックの系列をX={X0,X1,・・・}と表記する。添え字の数字は、入力順序を表す。符号化装置10は、符号化処理部11、13およびインターリーブ部12を有する。
符号化処理部11は、符号化装置10に入力されたデータブロックをそれぞれ符号化して、データブロックの系列Y={Y0,Y1,・・・}を生成する。データブロックY0はX0の符号化結果であり、データブロックY1はX1の符号化結果である。符号化処理部11は、切替部11a、要素符号化部11b,11c、整列部11dを有する。
切替部11aは、符号化装置10に入力されたデータブロックそれぞれについて、何れの要素符号化部を用いて符号化するか時分割に切り替える。例えば、切替部11aは、データブロックX0を要素符号化部11bに出力し、データブロックX1を要素符号化部11cに出力する。以降、交互に、偶数番目のデータブロックを要素符号化部11bに符号化させ、奇数番目のデータブロックを要素符号化部11cに符号化させるように、出力先を切り替える。
要素符号化部11b,11cは、それぞれ、切替部11aによって割り振られたデータブロックを符号化する。ここで、要素符号化部11b,11cは、畳み込み処理を行う。まず、入力されたデータブロックを用いて、そのデータブロックに応じた初期状態を決定する。そして、決定した初期状態に基づいて、そのデータブロックを符号化する。なお、初期状態の決定は、例えば、本処理と同じ符号化アルゴリズムでデータブロックを前処理して終了状態を求め、終了状態から初期状態を求めることができる。初期状態の決定と符号化とは、時分割に実行してもよいし、初期状態を決定する演算回路と符号化のための演算回路とを別個に設けてパイプライン処理として実行してもよい。
整列部11dは、要素符号化部11b,11cから順次出力される符号化後のデータブロックを、符号化装置10に対し入力されたデータブロックの系列Xに応じた順序に整列する。そして、整列部11dは、データブロックの系列Yを出力する。
インターリーブ部12は、符号化装置10に入力されたデータブロックそれぞれについて、インターリーブ処理を施す。すなわち、データブロックに含まれるビットの順序を所定の手順に従って入れ替える。そして、インターリーブ部12は、インターリーブ処理後のデータブロックを符号化処理部13の入力として順次与える。ここでは、インターリーブ処理後のデータブロックの系列をX’={X0’,X1’,・・・}と表記する。
符号化処理部13は、インターリーブ部12によりインターリーブ処理が施されたデータブロックをそれぞれ符号化して、データブロックの系列Z={Z0,Z1,・・・}を生成する。データブロックZ0はX0’の符号化結果であり、データブロックZ1はX1’の符号化結果である。符号化処理部13は、符号化処理部11と同様の構成により実現することができる。ただし、符号化処理部11と異なる構成にしてもよい。すなわち、符号化処理部13は、単一の要素符号化部で畳み込み処理を行うようにしてもよい。また、畳み込み処理の具体的方法は、符号化処理部11と符号化処理部13とで同一でもよいし、異なってもよい。
例えば、符号化装置10は、基本の符号化率が1/3である畳み込みターボ符号の符号化装置として用いることができる。この場合、符号化装置10は、符号化処理部11の出力Yを第1のパリティP1として用いることができる。また、符号化処理部13の出力Zを第2のパリティP2として用いることができる。符号化装置10は、入力されたデータブロックと同一の組織データSと、それに対応する第1のパリティP1および第2のパリティP2とを一組として、符号化データとして出力する。
このような符号化装置10によれば、符号化装置10が順次受け付けたデータブロックそれぞれを、切替部11aが要素符号化部11b,11cに時分割に割り振る。そして、要素符号化部11b,11cそれぞれが、切替部11aによって割り振られたデータブロックを畳み込み符号化する。このため、符号化するデータブロックが短期間に大量に生じても、高いスループットでデータブロックを処理することができ、符号化遅延や処理待ちのデータブロックを保持するバッファメモリの溢れを防止することができる。
なお、上記の符号化装置10では、単位時間当たりのデータブロックの入力量が少ないとき(例えば、入力量が所定の閾値より小さいとき)は、複数ある要素符号化部11b,11cの一部を停止することも可能である。例えば、切替部11aは、データブロックの入力量が少ないときは、要素符号化部11bに全てのデータブロックを割り振り、要素符号化部11cへの電源供給をOFFにすることもできる。このように、符号化装置10は、入力量が少ないときは省電力モードで動作し、入力量が多いときは高スループットモードで動作することができる。
次に、以上のような符号化処理を行う符号化装置を無線通信システムの移動局に適用した場合の例を挙げて説明する。
[第1の実施の形態]
以下、第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第1の実施の形態の無線通信システムの構成を示す図である。この無線通信システムは、無線基地局と移動局とが無線通信を行う。この無線通信システムは、無線基地局20および移動局100を有する。
無線基地局20は、移動局100と無線通信を行う通信装置である。
移動局100は、無線基地局20と無線通信が可能な無線端末装置である。移動局100は、例えば、携帯電話機である。
無線基地局20および移動局100は、受信側で伝搬路の雑音に起因するビット誤りを補償する。受信データに含まれるパリティに基づいて、受信側で誤りを検出・訂正する技術は、前方誤り訂正(FEC:Forward Error Correction)と呼ばれる。無線基地局200および移動局100は、送信するデータを所定のサイズのデータブロック(以下、FECブロックと呼ぶ)単位で符号化する。1FECブロックのサイズは、例えば、60バイト(=480ビット)である。
以下では、移動局100の構成に関して説明するが、無線基地局20に関しても同様の構成により実現することができる。
図3は、第1の実施の形態の移動局の構成を示すブロック図である。移動局100は、FECブロック生成部101、符号化部102、インターリーブ部103、変調部104、送受信部105、アンテナ106、復調部107、デインターリーブ部108および復号部109を有する。
FECブロック生成部101は、送信データをFECブロック単位に分割して符号化部102に出力する。
符号化部102は、FECブロック生成部101から取得するFECブロックを誤り訂正符号化して符号化されたFECブロック(以下、符号化ブロックという)を生成する畳み込みターボ符号器である。なお、誤り訂正符号化処理の前段に誤り検出符号化処理を行い、更にデータの伝送誤りの補償能力を向上することもできる。符号化部102は、生成した符号化ブロックをインターリーブ部103に出力する。
インターリーブ部103は、符号化部102から取得する符号化ブロックを、無線リソース上にインターリーブ処理を施して配置し、無線区間の伝送単位としての無線フレームのデータを生成する。インターリーブ処理により、無線リソースの周波数軸上や時間軸上で符号化ブロックのビット列が所定の順序に並べ替えられる。インターリーブ部103は、生成した無線フレームデータを変調部104に出力する。
変調部104は、インターリーブ部103から取得する無線フレームデータを所定の変調方式により変調する。そして、変調により得られたベースバンド信号を送受信部105に出力する。
送受信部105は、変調部104から取得するベースバンド信号を無線伝送路の周波数帯域に周波数変換して送信信号を生成し、生成した送信信号をアンテナ106に出力する。また、送受信部105は、アンテナ106から取得する受信信号を周波数変換してベースバンド信号を取得し、取得したベースバンド信号を復調部107に出力する。
アンテナ106は、送信・受信共用のアンテナである。アンテナ106は、送受信部105から取得する送信信号を無線出力する。また、アンテナ106は、無線信号を受信して送受信部105に出力する。
復調部107は、送受信部105から取得するベースバンド信号を、所定の復調方法に従って復調する。そして、復調により得られた無線フレームデータをデインターリーブ部108に出力する。
デインターリーブ部108は、復調部107から取得する無線フレームデータに対してデインターリーブ処理を施して符号化ブロックを抽出し、復号部109に出力する。
復号部109は、符号化部102に対応するターボ復号器である。復号部109は、デインターリーブ部108から取得する符号化ブロックに対して、ビタビ復号による誤り訂正処理を繰り返し実行し、元のデータを復号する。
図4は、符号化部の構成を示すブロック図である。符号化部102は、送信データをFECブロック単位で誤り訂正符号化する畳み込みターボ符号器である。符号化部102の出力は、符号化ブロック系列C={C0,C1,・・・}であり、各要素には入力された系列(S)、入力ブロックを畳み込み符号化した系列(P1)および入力ブロックをインターリーブ処理後に畳み込み符号化した系列(P2)が含まれる。符号化部102には、FECブロック系列X={X0,X1,・・・}が入力される。出力Sには、符号化部102に入力されたFECブロック系列Xが入力順に出力される。
符号化部102は、符号化処理部110、インターリーブ部120、符号化処理部130およびマルチプレクサ140を有する。
符号化処理部110は、FECブロック系列Xを畳み込み符号化して、Xの各FECブロックに対応する要素符号化ブロック系列Y={Y0,Y1,・・・}を生成し、マルチプレクサ140に出力する。符号化処理部110の出力が上記のP1である。
インターリーブ部120は、入力されたFECブロック系列Xに含まれるブロックのビット列の順序を所定の手順で入れ替える(インターリーブ処理)。インターリーブ部120は、例えば、入力されるFECブロックを一度図示しないメモリに蓄えて、所定の順序で取り出すことでインターリーブ処理を行う。インターリーブ処理後のFECブロック系列をX’={X0’,X1’,・・・}とする。インターリーブ部120は、インターリーブ処理後のブロック系列X’を符号化処理部130に出力する。
符号化処理部130は、インターリーブ部120から取得するブロック系列X’を畳み込み符号化して要素符号化ブロック系列Z={Z0,Z1,・・・}を生成し、マルチプレクサ140に出力する。符号化処理部130の出力が上記のP2である。
マルチプレクサ140は、出力S,P1,P2を取得して整列し、符号化ブロック系列C={C0,C1,・・・}を生成する。ここで、C0={X0,Y0,Z0},C1={X1,Y1,Z1},・・・である。マルチプレクサ140は、出力S,P1,P2のタイミングを調整するために各出力に適切な遅延量を与えるバッファを備えている。マルチプレクサ140は、生成した符号化ブロック系列Cをインターリーブ部103に出力する。マルチプレクサ140の出力は、ターボ符号C0に関してX0,Y0,Z0が直列に構成される。
図5は、要素符号化部の第1の構成例を示すブロック図である。符号化処理部110は、切替部111、要素符号化部112,113および整列部114を有する。
切替部111は、FECブロック毎に出力先を切り替えて出力する。例えば、切替部111は、入力されたFECブロック系列Xに関し、ブロックX0を要素符号化部112に出力する。次に、ブロックX1を要素符号化部113に出力する。以降、偶数番目のFECブロックを要素符号化部112に出力し、奇数番目のFECブロックを要素符号化部113に出力する。
要素符号化部112,113は、切替部111から取得するブロックを畳み込み符号化して要素符号化ブロックを出力する。要素符号化部112は、切替部111から取得するFECブロックX0,X2,・・・それぞれに対して、要素符号化ブロックY0,Y2,・・・を生成し、整列部114に出力する。また、要素符号化部113は、切替部111から取得するFECブロックX1,X3,・・・それぞれに対して、要素符号化ブロックY1,Y3,・・・を生成し、整列部114に出力する。
ここで、要素符号化部112,113では、畳み込み符号化にテイルバイティングの方法を用いる。テイルバイティングにより、畳み込み演算部で畳み込み符号化に用いられる内部状態(レジスタの値)の状態遷移の系列の初期状態と終了状態とを一致させることで、受信側でビタビ復号を効率的に行うことができる。
なお、レジスタの状態遷移の系列において、初期状態と終了状態が一致するような初期状態をcirculation stateと呼ぶ。ここで、circulation stateは、レジスタの状態を示す初期値Scにより表すことができる。初期値Scは、FECブロック単位に求めることができる。
要素符号化部112,113では、あるFECブロックに対してレジスタの初期状態を示す初期値Scを求めるために、一度、FECブロックの符号化処理を実行して畳み込み演算部のレジスタの終了状態を取得する。次に、終了状態を用いた所定の演算により初期値Scを特定する。そして、取得した初期値Scに基づくレジスタの初期状態を用いて、再度同じFECブロックの符号化処理を行う。
すなわち、1FECブロックの符号化処理には、(1)初期値Scを求めるための前処理ステップ(初期化ステップ)、(2)特定した初期値Scに基づく本番の符号化ステップ、の少なくとも2FECブロック分の処理時間が含まれる。ここで、初期化ステップで生成される要素符号化ブロックは破棄される。
要素符号化部112,113は、符号化処理部110内に切替部111を介して並列に設けられる。
要素符号化部112は、バッファ112a、セレクタ112bおよび畳み込み演算部112cを有する。
バッファ112aは、入力されたFECブロックを記憶する。
セレクタ112bは、切替部111およびバッファ112aからの入力を切り替えて畳み込み演算部112cに出力する。セレクタ112bは、畳み込み演算部112cの初期化ステップでは、切替部111から入力されるFECブロックを畳み込み演算部112cに出力する。そして、決定した初期状態での本番の符号化ステップでは、バッファ112aから入力されるFECブロックを畳み込み演算部112cに出力する。
畳み込み演算部112cは、入力されたFECブロックを畳み込み符号化する畳み込み符号器である。畳み込み演算部112cは、まず、1FECブロック(例えば、X0とする)を用いて畳み込み符号化処理に用いるレジスタの初期状態を示す初期値Scを求める。その後、再度X0の入力を受けて畳み符号化処理を行い、要素符号化ブロックY0を生成する。畳み込み演算部112cは、生成した要素符号化ブロックを整列部114に出力する。
要素符号化部113は、バッファ113a、セレクタ113bおよび畳み込み演算部113cを有する。なお、要素符号化部113の構成は、要素符号化部112において同一の名称を付したブロックと同一の構成である。
整列部114は、要素符号化部112から取得する要素符号化ブロックY0,Y2,・・・と要素符号化部113から取得する要素符号化ブロックY1,Y3,・・・とを整列し、要素符号化ブロック系列Yの順に出力する。整列部114の出力が出力P1となる。
なお、符号化処理部130も、符号化処理部110と同様の構成により実現することができる。
図6は、要素符号化部の第1の構成例における畳み込み演算部の構成例を示す図である。畳み込み演算部112cは、初期化ステップおよび本番の符号化ステップを時分割で実行する。
畳み込み演算部112cには、FECブロックに含まれるビットが順に2ビットを1セットとして入力部A,Bに同時入力される。そして、2ビットの入力に対して2ビットの符号化ビットY−A,Y−Bを出力する。2ビット入力し、2ビットの符号化ビットを出力して1シーケンスとなる。すなわち、畳み込み演算部112cは、1シーケンスで2ビットの入力に対し、2ビットの符号化ビットを出力するdouble binaryの畳み込み符号器である。例えば、X0に含まれるビット列“101101・・・”が、入力部A,Bに先頭から(1,0)、(1,1)、(0,1)・・・と順に2ビットずつ入力され、各入力に対応する符号化ビットが出力される。
なお、double binaryの符号器において1FECブロックを符号化するために必要なシーケンス数は、(FECブロックのビット長)/2となる。例えば、1FECブロックのサイズが480ビットである場合、1FECブロックの符号化に要するシーケンス数は、480/2=240となる。ただし、畳み込み演算部112cは、初期化ステップおよび本番の符号化ステップが必要となるため、各ステップでそれぞれ240のシーケンス(計480シーケンス)を実行することになる。
畳み込み演算部112cは、加算器151、レジスタ152、加算器153、レジスタ154、加算器155、レジスタ156、初期値算出部157、メモリ158,159、セレクタ160および加算器161,162を有する。
加算器151は、入力部A,Bからのビットとレジスタ152の出力ビットおよびレジスタ156の出力ビットの排他的論理和を演算し、レジスタ152、加算器161,162に出力する。
レジスタ152は、加算器151から入力される1ビットの情報を保持する遅延回路である。レジスタ152は、保持した情報を加算器151にフィードバックすると共に、加算器153に出力する。レジスタ152が保持するビットの値をS1とする。
加算器153は、入力部Bからのビットとレジスタ152の出力ビットとの排他的論理和を演算し、その結果をレジスタ154に出力する。
レジスタ154は、加算器153から入力される1ビットの情報を保持する遅延回路である。レジスタ154は、保持した情報を加算器155,161に出力する。レジスタ154が保持するビットの値をS2とする。
加算器155は、入力部Bからのビットとレジスタ154の出力ビットとの排他的論理和を演算し、その結果をレジスタ156に出力する。
レジスタ156は、加算器155から入力される1ビットの情報を保持する遅延回路である。レジスタ156は、保持した情報を加算器151にフィードバックすると共に、加算器161,162に出力する。レジスタ156が保持するビットの値をS3とする。
なお、レジスタ152,154,156には、初期値算出部157およびセレクタ160が接続される。レジスタ152,154,156は、初期化ステップにおいて、その終了状態のレジスタの値を初期値算出部157に出力する。更に、レジスタ152,154,156は、セレクタ160から初期化ステップおよび本番の符号化ステップの開始前には、各ステップに対応する初期値を取得し、保持する。
初期値算出部157は、レジスタ152,154,156から初期化ステップの終了状態を取得すると、所定の演算を行い、その演算結果とメモリ158に記憶された所定のテーブルとに基づいて初期値SCを特定する。初期値算出部157は、初期値SCに対応するレジスタ152,154,156の初期値{S1C,S2C,S3C}をセレクタ160に出力する。
メモリ158は、初期化ステップの終了状態{S1,S2,S3}={S1N-1,S2N-1,S3N-1}に対応する値S0N-1を初期値SCに対応付けた循環初期値参照テーブルを記憶する。ここで、添え字N−1は、1FECブロックの初期化ステップに要した一連の総数Nのシーケンスのうちの最後のシーケンスを示している。
メモリ159は、初期化ステップ開始時のレジスタ152,154,156の初期値{0,0,0}を記憶する。
セレクタ160は、初期化ステップおよび本番の符号化ステップの開始前に、レジスタ152,154,156に入力する初期値を切り替える。セレクタ160は、初期化ステップの開始前には、{S1,S2,S3}の初期値としてメモリ159に記憶された{0,0,0}を入力する。また、セレクタ160は、本番の符号化ステップの開始前には、{S1,S2,S3}の初期値として初期値算出部157で特定された{S1C,S2C,S3C}を入力する。
加算器161は、加算器151、レジスタ154,156の各出力ビットの排他的論理和の演算を行い、符号化ビットY−Aを生成する。加算器161は、生成した符号化ビットY−Aを整列部114に出力する。
加算器162は、加算器151およびレジスタ156の各出力ビットの排他的論理和の演算を行い、符号化ビットY−Bを生成する。加算器162は、生成した符号化ビットY−Bを整列部114に出力する。
なお、要素符号化部113および符号化処理部130の各畳み込み演算部に関しても同様の構成とすることができる。
このように第1の構成例では、畳み込み符号化のための2つのステップを1つの畳み込み演算部を各ステップで使い回して実行する。この構成は、要素符号化部112の最小構成であり、最小の回路規模で要素符号化部112を実現することができる。
ここで、符号化処理部130でも同様にして、符号化ビットを生成するので、符号化部102が生成する畳み込みターボ符号は、符号化率1/3となる。ただし、符号化ビットとして、復号時の誤り訂正能力が1ビットの符号化ビットで十分である場合には、送信データ量や演算処理量を削減するためにY−A,Y−Bのうちの一方を省略してもよい。すなわち、2ビットの入力に対して1ビットの符号化ビットを取得する。この場合、符号化部102が生成する畳み込みターボ符号は、符号化率1/2となる。
図7は、循環初期値参照テーブルのデータ構造例を示す図である。循環初期値参照テーブル158aは、畳み込み演算部112cのメモリ158に記憶される。
循環初期値参照テーブル158aは、N_mod7を示す項目およびS0N-1を示す項目が設けられている。各項目の横および縦方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つのシーケンスに関するcirculation stateの情報を構成する。
N_mod7を示す項目には、本番の符号化のために要するシーケンス数Nを7で除した剰余を示す値が1,2,・・・,6の順に設定される。
cを示す項目には、circulation stateを示す初期値SCが設定される。Scの値は、初期化ステップの終了状態{S1N-1,S2N-1,S3N-1}を示す値S0N-1により場合分けされる。ここで、S0N-1=22×S1N-1+21×S2N-1+20×S3N-1とする。このとき、Scの値は、S0N-1の値0,1,・・・,7により場合分けすることができる。
循環初期値参照テーブル158aには、例えば、N_mod7が“1”、S0N-1=0,1,・・・,7それぞれの値に対して、Scが“0”、“6”、“4”、“2”、“7”、“1”、“3”、“5”という情報が設定される。これは、例えば、シーケンス数Nを7で除した剰余が“1”であり、S0N-1=3である場合、Sc=2、すなわち、{S1c,S2c,S3c}={0,1,0}であることを示している。同様に、例えば、シーケンス数Nを7で除した剰余が“3”であり、S0N-1=1である場合、Sc=5、すなわち、{S1c,S2c,S3c}={1,0,1}であることを示している。
このような初期値SCを求める演算処理や判定処理は、初期値算出部157により実行される。
次に、このような構成を有する移動局100の符号化処理に関して説明する。
図8は、第1の実施の形態の符号化処理を示すタイミング図である。以下、図8に示す処理をステップ番号に沿って説明する。なお、各FECブロックX0,X1,・・・に対応するSCをそれぞれSC0,SC1,・・・と表記する。
[ステップST11]切替部111は、FECブロックX0を要素符号化部112に出力する。要素符号化部112は、入力されるFECブロックX0により初期値SC0を求める。また、バッファ112aにFECブロックX0が保持される。
[ステップST12]切替部111は、FECブロックX1を要素符号化部113に出力する。要素符号化部112は、ステップST11で求めた初期値SC0に基づいて、バッファ112aから取得するFECブロックX0の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックY0を生成する。要素符号化部113は、入力されるFECブロックX1により初期値SC1を求める。また、バッファ113aにFECブロックX1が保持される。
[ステップST13]切替部111は、FECブロックX2を要素符号化部112に出力する。要素符号化部112は、入力されるFECブロックX2により初期値SC2を求める。また、バッファ112aでは、FECブロックX0が消去され、新たに入力されるFECブロックX2が保持される。要素符号化部113は、ステップST12で求めた初期値SC1に基づいて、バッファ112aから取得するFECブロックX1の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックY1を生成する。
[ステップST14]切替部111は、FECブロックX3を要素符号化部113に出力する。要素符号化部112は、ステップST13で求めた初期値SC2に基づいて、バッファ112aから取得するFECブロックX2の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックY2を生成する。要素符号化部113は、入力されるFECブロックX3により初期値SC3を求める。また、バッファ113aでは、FECブロックX1が消去され、新たに入力されるFECブロックX3が保持される。
以降、FECブロック系列Xの全てのFECブロックの処理が完了するまで同様の処理が実行される。
このように、要素符号化部112,113を切り替えて用いることで、連続的に入力される全てのFECブロックに対して、その符号化処理の遅延時間を2FECブロック分の処理時間とすることができる。これは、初期化ステップおよび符号化ステップを含む最小の処理時間である。
次に、比較のため要素符号化部が片面のみである場合に関して説明する。要素符号化部が片面のみであるとは、例えば、符号化処理部110に要素符号化部112のみが存在する構成である。
図9は、要素符号化部が片面のみの場合の符号化処理を示すタイミング図である。以下、図9に示す処理をステップ番号に沿って説明する。また、比較のための仮定的な構成であるので、各部の名称に符号を付さずに説明する。
[ステップST21]符号化処理部に、FECブロックX0が入力される。要素符号化部は、入力されるFECブロックX0により初期値SC0を求める。また、要素符号化部のバッファ(以下、単にバッファという)にFECブロックX0が保持される。
[ステップST22]符号化処理部にFECブロックX1が入力される。要素符号化部は、ステップST21で求めた初期値SC0に基づいて、バッファから取得するFECブロックX0の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックY0を生成する。また、バッファには、FECブロックX1が新たに保持される。
[ステップST23]符号化処理部にFECブロックX2が入力される。要素符号化部は、FECブロックX1をバッファから取得し、初期値SC1を求める。バッファでは、FECブロックX0が消去され、FECブロックX1,新たに入力されるX2が保持される。
[ステップST24]符号化処理部にFECブロックX3が入力される。要素符号化部は、ステップST23で求めた初期値SC1に基づいて、バッファから取得するFECブロックX1の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックY1を生成する。また、バッファには、FECブロックX3が新たに保持される。
[ステップST25]符号化処理部にFECブロックX4が入力される。要素符号化部は、FECブロックX2をバッファから取得し、初期値SC2を求める。バッファでは、FECブロックX1が消去され、FECブロックX2,X3、新たに入力されるX4が保持される。
[ステップST26]符号化処理部にFECブロックX5が入力される。要素符号化部は、ステップST25で求めた初期値SC2に基づいて、バッファから取得するFECブロックX2の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックY2を生成する。また、バッファには、FECブロックX5が新たに保持される。
以降、FECブロック系列Xの全てのFECブロックの処理が完了するまで同様の処理が実行される。
このように、要素符号化部で単一の畳み込み演算部を用いて符号化処理を行うとすると、FECブロックの入力速度に対して、符号化処理が追いつかず、後段のFECブロックほど、処理遅延が大きくなる。また、FECブロックの数が多いほどバッファリングの必要なデータ量も多くなるため、大きな容量のバッファを備える必要があり、回路規模が増大する。
しかし、符号化処理部110では、要素符号化部112,113をFECブロック単位で切り替えて用いるものとしている。このため、図8で示したようにバッファ112a,113aに保持されるFECブロックも常に1FECブロック分となり、保持しておくべきデータ量を最小限に抑えることができる。これにより、最小限の回路規模で要素符号化部112,113を実現することが可能となる。
図10は、要素符号化部の第2の構成例を示すブロック図である。なお、第2の構成例を第1の構成例の符号と区別して説明するために符号化処理部210の構成として示す。符号化処理部210は、符号化部102において符号化処理部110と置き換えることができる。符号化処理部210は、切替部211、要素符号化部212,213および整列部214を有する。切替部211および整列部214は、図4において同一の名称を付して説明したブロックと同一の構成である。
要素符号化部212,213は、符号化処理部210内に切替部211を介して並列に設けられる。要素符号化部212,213の出力は、整列部214により整列される。
要素符号化部212は、畳み込み演算部212a、バッファ212bおよび畳み込み演算部212cを有する。
畳み込み演算部212aは、初期値SCを求め畳み込み演算部212cに出力する。
バッファ212bは、入力されたFECブロックを記憶する。
畳み込み演算部212cは、畳み込み演算部212aから取得するレジスタの初期値SCとバッファ212bから取得するFECブロック(例えば、X0とする)とに基づいて、X0を畳み込み符号化し、要素符号化ブロックY0を生成する。畳み込み演算部212cは、生成した要素符号化ブロックを整列部214に出力する。
要素符号化部213は、畳み込み演算部213a、バッファ213bおよび畳み込み演算部213cを有する。なお、要素符号化部213のこれらの構成は、要素符号化部212において同一の名称を付したブロックと同一の構成である。
図11は、要素符号化部の第2の構成例における畳み込み演算部の構成例を示す図である。畳み込み演算部212aは、初期化ステップで利用される。畳み込み演算部212cは、本番の符号化ステップで利用される。
畳み込み演算部212aには、FECブロックに含まれるビットが2ビットずつ入力部E,Fに入力される。第1の構成例と同様に、初期値SCを求めるために必要なシーケンス数は、(FECブロックのビット長)/2となる。例えば、1FECブロックのサイズが480ビットである場合、初期値SCを求めるために要するシーケンス数は、480/2=240となる。
畳み込み演算部212aは、加算器251、レジスタ252、加算器253、レジスタ254、加算器255、レジスタ256、初期値算出部257およびメモリ258を有する。これらの構成は、図6に示した畳み込み演算部112cに示す加算器151、レジスタ152、加算器153、レジスタ154、加算器155、レジスタ156、初期値算出部157およびメモリ158にそれぞれ対応し、同様の機能を有する。
なお、レジスタ252,254,256に保持されるビット値をそれぞれ{S4,S5,S6}と表すと、{S4,S5,S6}の初期値には{0,0,0}が入力される。
また、初期値算出部257は、初期値SCを特定して畳み込み演算部212cのレジスタ262,264,266に出力する。
畳み込み演算部212cは、バッファ212bから取得するFECブロックを、初期値算出部257から取得する初期値SCを用いて畳み込み符号化する。畳み込み演算部212cには、FECブロックに含まれるビットが順に2ビットずつ入力部I,Jに入力される。そして、この入力に対し、符号化ビットY−I,Y−J(それぞれ1ビット、計2ビット)を出力する。また、1FECブロックの符号化に要するシーケンス数は、畳み込み演算部212aと同様に(FECブロックのビット長)/2であり、1FECブロックのサイズが480ビットであれば、240シーケンスである。
畳み込み演算部212cは、加算器261、レジスタ262、加算器263、レジスタ264、加算器265、レジスタ266および加算器267,268を有する。これらの構成も、畳み込み演算部212aと同様に、図6に示した畳み込み演算部112cに示す加算器151、レジスタ152、加算器153、レジスタ154、加算器155、レジスタ156および加算器161,162にそれぞれ対応し、同様の機能を有する。
なお、レジスタ262,264,266に保持されるビット値をそれぞれ{S7,S8,S9}と表すと、{S7,S8,S9}の初期値には、初期値算出部257で特定されたSC={S7C,S8C,S9C}が入力される。
また、要素符号化部213の各畳み込み演算部に関しても同様の構成とすることができる。
このように第2の構成例では、畳み込み符号化のための2つのステップを2つの畳み込み演算部のパイプライン処理により実行する。これにより、第1の構成例と同クロックで2倍のスループットを得ることができる。この構成を用いると、例えば、第1の構成例と比較してFECブロックが2倍の速さで入力される場合にも図8,9で示した効果と同様の効果を得ることができる。
[第2の実施の形態]
以下、第2の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。前述の第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。
第2の実施の形態に係る無線通信システムは、図2に示した第1の実施の形態に係る無線通信システムと同様のシステム構成によって実現できる。
図12は、第2の実施の形態の移動局の構成を示すブロック図である。移動局100aは、FECブロック生成部101、制御部101aおよび符号化部102を有する。なお、インターリーブ部103、送受信部105、アンテナ106、デインターリーブ部108および復号部109は、省略してある。FECブロック生成部101、符号化部102および省略したその他の構成は、図3において同一の符号を付して説明したブロックと同様の構成である。
なお、符号化部102には、内部の構成として符号化処理部110、インターリーブ部120および符号化処理部130を示してある(マルチプレクサ140は省略)。これらの構成は、図4において同一の符号を付して説明したブロックと同様の構成である。
更に、符号化処理部110には、内部の構成として切替部111、要素符号化部112,113および整列部114を示してある。これらの構成は、図5において同一の符号を付して説明したブロックと同様の構成である。また、符号化処理部130は、切替部131、要素符号化部132,133および整列部134を有している。これら各構成は、それぞれ符号化処理部110の切替部111、要素符号化部112,113および整列部114に対応する。
制御部101aは、送信データが発生するとFECブロック生成部101に、そのFECブロックの送信レートを指示する。送信レートは、単位時間におけるFECブロックの符号化部102への入力量を決定する。制御部101aは、例えば、送信データのサイズが大きい場合には送信レートを高く設定し、送信データのサイズが小さい場合には低く設定する。そして、制御部101aは、FECブロック生成部101にFECブロックを間欠的に出力するよう指示する。
また、制御部101aは、送信レートが低い場合、符号化部102の要素符号化部112,132のみにFECブロックを出力するよう切替部111を制御する。
ここで、以下の説明では、符号化処理部110,130の構成として図5に示す第1の構成例を用いるものとする。
次に、このような構成を有する移動局100aのデータ送信処理に関して説明する。
図13は、第2の実施の形態の送信処理の手順を示すフローチャートである。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]制御部101aは、無線基地局20への送信データが発生したことを検知する。
[ステップS12]制御部101aは、送信レートを低く設定可能か否かを判定する。設定可能な場合、処理がステップS13に移される。設定不可な場合、処理がステップS15に移される。
[ステップS13]制御部101aは、FECブロック生成部101にFECブロックを間欠的に出力するよう指示する。これにより、FECブロック生成部101は、ある時間帯で1FECブロックを出力すると次の1FECブロック分の時間帯は、FECブロックの出力を停止するというように間欠出力を開始する。
[ステップS14]制御部101aは、符号化部102に対して、符号化処理部110,130が片面動作するよう設定する。
[ステップS15]制御部101aは、符号化部102に対して、符号化処理部110,130が両面動作、すなわち、要素符号化部112,113,132,133を用いて畳み込みターボ符号化処理を実行するよう設定する。
[ステップS16]符号化部102は、FECブロック生成部101から間欠的に取得するFECブロックを畳み込みターボ符号化し、インターリーブ部103に出力する。
[ステップS17]インターリーブ部103は、符号化部102から取得する符号化ブロックにインターリーブ処理を施して送受信部105に出力する。そして、送受信部105は、インターリーブ部103から取得するインターリーブ処理後の符号化ブロックを用いて無線フレームデータを生成し、生成した無線フレームデータをアンテナ106を介して無線基地局20に無線送信する。
このようにして、制御部101aは、データの送信レートが低い場合には符号化処理部110,130を片面動作させる。
なお、上記ステップS12の送信レートの判定は、要素符号化部を3つ以上備える場合にも適用可能である。この場合、送信レートを複数の閾値により複数段階で判定し、判定結果に応じて停止させる要素符号化部の数を決定するようにする。
図14は、第2の実施の形態の符号化処理を示すタイミング図である。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップST31]切替部111は、FECブロックX0を要素符号化部112に出力する。要素符号化部112は、入力されるFECブロックX0により初期値SC0を求める。また、バッファ112aにFECブロックX0が保持される。
[ステップST32]要素符号化部112は、ステップST31で求めた初期値SC0に基づいて、バッファ112aから取得するFECブロックX0の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックY0を生成する。
[ステップST33]切替部111は、FECブロックX1を要素符号化部112に出力する。要素符号化部112は、入力されるFECブロックX1により初期値SC1を求める。また、バッファ112aでは、FECブロックX0が消去され、新たに入力されるFECブロックX1が保持される。
[ステップST34]要素符号化部112は、ステップST33で求めた初期値SC1に基づいて、バッファ112aから取得するFECブロックX1の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックY1を生成する。
以降、FECブロック系列Xの全てのFECブロックの処理が完了するまで同様の処理が実行される。
このように、低送信レート時には、要素符号化部113による符号化処理を不要とすることができる。このため、要素符号化部110を片面で動作させることができる。これにより、要素符号化部113に対する電力供給を停止させることができ、低送信レート時の消費電力を抑えることができる。なお、符号化処理部130に関しても同様である。
なお、符号化処理部110,130の構成として図5に示す第1の構成例を用いるものとしたが、図10に示す第2の構成例を用いる場合にも同様の効果を得ることができる。
[第3の実施の形態]
以下、第3の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。前述の第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。
第3の実施の形態に係る無線通信システムは、図2に示した第1の実施の形態に係る無線通信システムと同様のシステム構成によって実現できる。また、第3の実施の形態に係る移動局の構成は、図3に示した第1の実施の形態に係る移動局100と同様の構成によって実現できる。ただし、符号化部の構成が異なる。
図15は、第3の実施の形態の符号化部の構成を示すブロック図である。符号化部102bは、符号化処理部110、インターリーブ部120、符号化処理部130、マルチプレクサ140およびS/P(Serial to Parallel)変換部150を有する。符号化処理部110、インターリーブ部120、符号化処理部130、マルチプレクサ140は、図4において同一の符号を付して説明したブロックと同様の構成である。ただし、符号化部102b内の各部では、符号化部102が同時処理可能なビット幅よりも広いビット幅での信号の並列処理が可能である。
S/P変換部150は、FECブロック生成部101から符号化部102bの各部への伝送幅(ビット幅)を広げる。例えば、FECブロック生成部101から16ビットのビット幅で入力されるFECブロックを符号化部102bの各部に対して、2倍の32ビットのビット幅で出力する。
ここで、以下の説明では、符号化処理部110,130の構成として図5に示す第1の構成例を用いるものとする。
次に、このような構成の符号化部102bによる符号化処理に関して説明する。
図16は、第3の実施の形態の符号化処理を示すタイミング図である。以下の説明では、S/P変換部150は、第1,2の実施の形態と比べて、2倍のビット幅(例えば、16ビットから32ビット)に変換してFECブロックを符号化部102bの各部に出力するものとする。この場合、S/P変換部150から符号化部102bに対して1FECブロックを入力するために要する時間は、FECブロック生成部101の出力速度は変わらないため、第1,2の実施の形態と変わらない。ただし、符号化部102bの内部で実行される符号化処理やインターリーブ処理は、2倍のビット幅で実行可能であるため、その処理時間は第1,2の実施の形態と比べて1/2となる。
以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップST41]切替部111は、FECブロックX0を要素符号化部112に出力する。要素符号化部112は、入力されるFECブロックX0により初期値SC0を求める。更に、インターリーブ部120にもFECブロックX0が入力される(以下、インターリーブ部120への入力は特に記載しない)。
[ステップST42]切替部111は、FECブロックX1を要素符号化部113に出力する。要素符号化部112は、ステップST41で求めた初期値SC0に基づいて、FECブロックX0の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックY0を生成する。要素符号化部113は、入力されるFECブロックX1により初期値SC1を求める。更に、インターリーブ部120は、インターリーブ処理後のFECブロックX0’を符号化処理部130に出力し、切替部131はX0’を要素符号化部132に出力する。要素符号化部132は、入力されるFECブロックX0’により初期値SC0’を求める。
[ステップST43]切替部111は、FECブロックX1の要素符号化部113への出力を継続する。要素符号化部113は、FECブロックX1により初期値SC1を求める処理を継続する。要素符号化部132は、ステップST42で求めた初期値SC0’に基づいて、FECブロックX0’の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックZ0を生成する。
[ステップST44]切替部111は、FECブロックX2を要素符号化部112に出力する。要素符号化部112は、入力されるFECブロックX2により初期値SC2を求める。要素符号化部113は、ステップST42,ST33で求めた初期値SC1に基づいて、FECブロックX1の符号化処理を実行し、要素符号化ブロックY1を生成する。更に、インターリーブ部120は、インターリーブ処理後のFECブロックX1’を符号化処理部130に出力し、切替部131はX1’を要素符号化部132に出力する。要素符号化部132は、入力されるFECブロックX1’により初期値SC1’を求める。
[ステップST45]切替部111は、FECブロックX2の要素符号化部112への出力を継続する。要素符号化部112は、FECブロックX2により初期値SC2を求める処理を継続する。要素符号化部132は、ステップST44で求めた初期値SC1’に基づいて、FECブロックX1’の符号化処理を実行する。
以降、FECブロック系列Xの全てのFECブロックの処理が完了するまで同様の処理が、要素符号化部112,113,132により繰り返し実行される。
このように、符号化部102b内部の同時処理可能なビット幅を例えば2倍に増やすことで、要素符号化部112,113の符号化処理の遅延時間を1.5FECブロック分とすることができる。また、要素符号化部132の符号化処理の遅延時間を1FECブロック分とすることができる。すなわち、第1,第2の実施の形態に比べて、要素符号化部112,113は0.5FECブロック分、符号化処理部132は1FECブロック分の処理遅延を更に短縮できる。
また、符号化部102bにおいて、その出力Sと符号化処理部110の出力P1の出力タイミングの差が1.5FECブロック分となる。これは、第1,2の実施の形態におけるタイミング差2FECブロック分に比べて0.5FECブロック分小さい。また、出力Sと符号化処理部130の出力P2の出力タイミングの差が2FECブロック分となる。これは、第1,2の実施の形態におけるタイミング差3FECブロック分と比べて1FECブロック分小さい。このように、マルチプレクサ140で出力P1,P2のバッファリングに必要な容量を小さくすることができるため、回路規模を縮小することができる。
更に、符号化処理部130において要素符号化部133により符号化処理が不要となるため、要素符号化部133に電力を供給しない、または、要素符号化部133を符号化処理部130から省くことが可能となる。
図17は、第3の実施の形態の要素符号化部を一部省略した構成を示す図である。符号化部102bでは、上記に示したように要素符号化部132のみの処理で畳み込みターボ符号化処理を実行することができるため、要素符号化部133を省略することができる。このようにすることで、符号化部102bの回路規模を小さくすることが可能となり、また、消費電力の低減を図ることができる。
なお、符号化処理部110,130の構成として図5に示す第1の構成例を用いるものとしたが、図10に示す第2の構成例を用いる場合にも上記の図16,17に示した効果と同様の効果を得ることができる。
また、無線通信システムを例に挙げて説明したが、固定通信等、他の無線通信システムに適用することも可能である。
以上、本件の符号化装置、送信装置および符号化方法を図示の実施の形態に基づいて説明したが、これらに限定されるものではなく、各部の構成は同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。更に、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
本実施の形態に係る符号化装置を示す図である。 第1の実施の形態の無線通信システムの構成を示す図である。 第1の実施の形態の移動局の構成を示すブロック図である。 符号化部の構成を示すブロック図である。 要素符号化部の第1の構成例を示すブロック図である。 要素符号化部の第1の構成例における畳み込み演算部の構成例を示す図である。 循環初期値参照テーブルのデータ構造例を示す図である。 第1の実施の形態の符号化処理を示すタイミング図である。 要素符号化部が片面のみの場合の符号化処理を示すタイミング図である。 要素符号化部の第2の構成例を示すブロック図である。 要素符号化部の第2の構成例における畳み込み演算部の構成例を示す図である。 第2の実施の形態の移動局の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態の送信処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の符号化処理を示すタイミング図である。 第3の実施の形態の符号化部の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態の符号化処理を示すタイミング図である。 第3の実施の形態の要素符号化部を一部省略した構成を示す図である。
符号の説明
10 符号化装置
11,13 符号化処理部
11a 切替部
11b,11c 要素符号化部
11d 整列部
12 インターリーブ部

Claims (10)

  1. データブロックの入力を順次受け付け前記データブロックそれぞれを符号化する符号化装置であって、
    前記データブロックを用いて初期状態を決定し、前記初期状態に基づいて前記データブロックを符号化する複数の要素符号化部と、
    順次受け付けた前記データブロックそれぞれを、前記複数の要素符号化部の何れを用いて符号化するか切り替える切替部と、
    を有することを特徴とする符号化装置。
  2. 前記切替部は、単位時間当たりの前記データブロックの入力量に応じて、前記複数の要素符号化部の一部の使用を停止することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  3. 第1のビット幅の信号として受け付けた前記データブロックを前記第1のビット幅より大きい第2のビット幅の信号に変換する変換部を更に有し、
    前記複数の要素符号化部それぞれは、前記第2のビット幅の信号を並列処理する、
    ことを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  4. 前記複数の要素符号化部それぞれは、各データブロックについて、前記初期状態の決定と符号化とを時分割で実行することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  5. 前記複数の要素符号化部それぞれは、前記初期状態を決定する第1の演算部と、前記第1の演算部から前記初期状態を取得して前記データブロックを符号化する第2の演算部とを有することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  6. 前記複数の要素符号化部それぞれは、前記データブロックを符号化して終了状態を取得すると共に符号化結果を破棄し、前記終了状態に基づいて前記初期状態を決定することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  7. 前記複数の要素符号化部から順次出力される符号化後のデータブロックを、前記データブロックの入力を受け付けた順序に応じて整列する整列部を更に有することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  8. データブロックの入力を順次受け付け前記データブロックそれぞれを符号化する符号化装置であって、
    前記データブロックを用いて初期状態を決定し前記初期状態に基づいて前記データブロックを符号化する複数の要素符号化部と、順次受け付けた前記データブロックそれぞれを前記複数の要素符号化部の何れを用いて符号化するか時分割に切り替える切替部と、を備える第1の符号化処理部および第2の符号化処理部と、
    前記第2の符号化処理部に入力する前記データブロックに対してインターリーブ処理を施すインターリーブ部と、
    前記第1の符号化処理部および前記第2の符号化処理部から順次出力される符号化後のデータブロックを、前記データブロックの入力順序に応じて整列するマルチプレクサと、
    を有することを特徴とする符号化装置。
  9. 送信データをデータブロックの単位で符号化して順次送信する送信装置であって、
    前記データブロックを用いて初期状態を決定し前記初期状態に基づいて前記データブロックを符号化する複数の要素符号化部と、順次受け付けた前記データブロックそれぞれを前記複数の要素符号化部の何れを用いて符号化するか切り替える切替部と、を備える第1の符号化処理部および第2の符号化処理部と、
    前記第2の符号化処理部に入力する前記データブロックに対してインターリーブ処理を施すインターリーブ部と、
    前記第1の符号化処理部および前記第2の符号化処理部から順次出力される符号化後のデータブロックを、前記データブロックの入力順序に応じて整列するマルチプレクサと、
    前記マルチプレクサから出力される前記符号化後のデータブロックを変調して送信する送信部と、
    を有することを特徴とする送信装置。
  10. データブロックの入力を順次受け付け前記データブロックそれぞれを符号化する符号化装置の符号化方法であって、
    順次受け付けた前記データブロックそれぞれを、前記符号化装置が備える複数の要素符号化部の何れを用いて符号化するかを切り替え、
    前記複数の要素符号化部それぞれにより、前記データブロックを用いて初期状態を決定し、前記初期状態に基づいて前記データブロックを符号化する、
    ことを特徴とする符号化方法。
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