WO2021044765A1 - 通信システム及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

符号化サイズが大きいテイルバイティング畳込み符号化を行う際に、実装規模と遅延時間を大幅に低減できる通信システム及び通信方法を提供する。 送信側通信装置100aのテイルバイティング前処理部101が、符号化するビット系列の先頭部分を当該ビット系列の最後尾に付加して入力ビット系列を生成し、畳込み符号化部102が、入力ビット系列を畳込み符号器で誤り訂正符号化し、誤り訂正符号化したビット系列の先頭部分を削除して、最後尾にテイルバイティング畳込み符号化の本来の先頭部分を設けた送信データ系列を生成し、受信側通信装置100bが受信データの誤り訂正を行う通信システム及び通信方法である。

Description

通信システム及び通信方法
 本発明は、無線通信において誤り訂正符号化を行う通信システムに係り、特に、符号化サイズが大きいテイルバイティング畳込み符号化を行う際に実装規模と遅延時間を大幅に低減できる通信システム及び通信方法に関する。
[従来の技術]
 無線通信等のデータ通信には誤り訂正符号化処理と誤り訂正復号処理を組み込むのが一般的である。
 無線通信分野では、その手法の一つとして畳込み符号化が用いられている。
 畳込み符号化は、ゼロテイル符号化とテイルバイティング符号化の2種類がある。
 ゼロテイル符号化は、畳込み符号器内のレジスタの初期値を0(ゼロ)とし、畳込み符号器の拘束長をKとするとき、符号化するビット系列の末尾K-1ビットを0にすることで、畳込み符号器の内部状態の最初と最後を0にし、復号器側でこれを基に誤り訂正処理を行う。
 但し、K-1ビット分冗長なビットを送ることになるためレート損失が発生する。
 テイルバイティング符号化は、ゼロテイル符号化の問題を解決するため、畳込み符号器内のレジスタの初期値をビット系列の最後尾のビットにすることで、畳込み符号器の内部状態の最初と最後を同一にし(符号化器の初期状態と終了状態とは同一状態とし)、レート損失が発生しないものである。
 つまり、開始状態は全てゼロになっているわけではなく、入力ビットの値に依存する。ゼロテイル符号化では全てゼロの状態に戻すのに冗長なゼロテイルビットが必要であるが、テイルバイティング符号化では、初期状態の入力ビットを利用できるものである。
[従来のテイルバイティング畳込み符号化処理イメージ:図13]
 ここで、従来のテイルバイティング畳込み符号化処理イメージについて図13を参照しながら説明する。図13は、従来のテイルバイティング畳込み符号化処理イメージを示す概略図である。
 従来のテイルバイティング畳込み符号化処理は、図13に示すように、ビット系列の最後尾を初期値とするものである。そのため、ビット系列の最後が入力されるまで畳込み符号化処理が開始されない。
 一般的に、テイルバイティング符号化は、元のビット系列長をLとするとき、Lサイクル分ビット系列を遅延させ、元のビット系列の後ろに付加して畳込み符号化処理を行い、付加されたビット系列に対する畳込み符号化ビット系列を次のビット系列の先頭とする。
 つまり、元ビット系列を遅延させ、元ビット系列の最後尾から(K-1)ビットを次の元ビット系列の先頭に付加することにより、畳込み符号器の内部状態を最初と最後が同じ状態になるよう実現している。
 具体的には、ビット系列長をLとすると、Lの長さのシフトレジスタ或いはLの深さのメモリが必要となり、Lクロックサイクルの遅延が生じる。それにより、Lが何十万、何百万という長さになると、実装規模と遅延時間が増大することになる。
[関連技術]
 尚、関連する先行技術として、特開2014-068158号公報「復号装置、復号方法、プログラム及び受信装置」(特許文献1)、特開2018-014760号公報「符号化方法、復号方法、符号化器、及び、復号器」(特許文献2)、特開2011-146899号公報「符号化器、復号化器及び符号化方法、復号化方法」(特許文献3)がある。
 特許文献1には、テイルバイティング畳込み符号方式で符号化されたビット系列を、計算量の低減を図りつつ簡易に復号することが示されている。特許文献2には、テイルバイティング方法を用いたLDPC-CCの使用について無線通信装置に適応する記載があり、また特許文献3には、従来よりも演算規模を低減するテイルバイティング方法を無線通信装置へ適応する記載がある。
特開2014-068158号公報 特開2018-014760号公報 特開2011-146899号公報
 しかしながら、従来のテイルバイティング畳込み符号化処理では、ビット系列の最後尾を初期値とし、ビット系列の最後が入力されるまで遅延させてから畳込み符号化処理が開始さるため、符号化する情報ビット数が増大するに伴い、ビット系列の最後尾を待つために遅延させるビット数が増え、それを実現するために実装規模と遅延時間が増大するという問題点があった。
 尚、特許文献1には、テイルバイティング畳込み符号化処理で実装規模と遅延時間の増大を抑制することの記載がない。
 本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、符号化サイズが大きいテイルバイティング畳込み符号化を行う際に、実装規模と遅延時間を大幅に低減できる通信システム及び通信方法を提供することを目的とする。
 上記従来例の問題点を解決するための本発明は、テイルバイティング畳込み符号化を用いてデータ通信を送信側通信装置と受信側通信装置との間で行う通信システムであって、送信側通信装置が、畳込み符号器を備え、送信ビット系列長をL、畳込み符号器の拘束長をKとするとき、畳込み符号器の前段に符号化するビット系列の先頭からK―1のビットを当該ビット系列の最後尾に付加してL+K-1長の畳込み符号器に入力する入力ビット系列を生成する入力ビット系列生成手段と、入力ビット系列を畳込み符号器で誤り訂正符号化し、畳込み符号器からの出力をnビットとするとき、誤り訂正符号化したビット系列の先頭からn×(K-1)のデータを削除して、最後尾にテイルバイティング畳込み符号化の本来の先頭部分を備えた残りのn×Lのビット系列を送信データ系列として生成する送信データ系列生成手段とを有し、受信側通信装置が、受信データの誤り訂正を行う誤り訂正手段を有することを特徴とする。
 本発明は、上記通信システムにおいて、受信側通信装置が、誤り訂正手段の過程で受信データ系列の最後尾にある本来の先頭部分を先頭に並び替える並び替え手段を有することを特徴とする。
 本発明は、上記通信システムにおいて、送信側通信装置が、送信データ系列を所定の順序に並び替えるインタリーブ手段を備え、受信側通信装置が、インタリーブ手段で並べ替えられたデータ系列を元の順序に戻すデインタリーブ手段を備え、デインタリーブ手段が、受信データ系列の最後尾にある本来の先頭部分を先に出力して先頭に並び替える並び替え手段を備えることを特徴とする。
 本発明は、上記通信システムにおいて、送信側通信装置が、送信データ系列を所定の順序に並び替えるインタリーブ手段を備え、受信側通信装置が、インタリーブ手段で並べ替えられたデータ系列を元の順序に戻すデインタリーブ手段を備え、インタリーブ手段が、送信データ系列の最後尾にある本来の先頭部分に対して書き込みアドレスに本来の先頭からのアドレスを付与し、インタリーブ出力で本来の先頭部分を先頭に並び替える並び替え手段を備えることを特徴とする。
 本発明は、テイルバイティング畳込み符号化を用いてデータ通信を送信側通信装置と受信側通信装置との間で行う通信方法であって、送信側通信装置が、送信ビット系列長をL、畳込み符号器の拘束長をKとするとき、畳込み符号器の前段に符号化するビット系列の先頭からK―1のビットを当該ビット系列の最後尾に付加してL+K-1長の畳込み符号器に入力する入力ビット系列を生成し、入力ビット系列を畳込み符号器で誤り訂正符号化し、畳込み符号器からの出力をnビットとするとき、誤り訂正符号化したビット系列の先頭からn×(K-1)のデータを削除して、最後尾にテイルバイティング畳込み符号化の本来の先頭部分を備えた残りのn×Lのビット系列を送信データ系列として生成し、受信側通信装置が、受信データの誤り訂正を行うことを特徴とする。
 本発明によれば、送信側通信装置が、畳込み符号器を備え、送信ビット系列長をL、畳込み符号器の拘束長をKとするとき、畳込み符号器の前段に符号化するビット系列の先頭からK―1のビットを当該ビット系列の最後尾に付加してL+K-1長の畳込み符号器に入力する入力ビット系列を生成する入力ビット系列生成手段と、入力ビット系列を畳込み符号器で誤り訂正符号化し、畳込み符号器からの出力をnビットとするとき、誤り訂正符号化したビット系列の先頭からn×(K-1)のデータを削除して、最後尾にテイルバイティング畳込み符号化の本来の先頭部分を備えた残りのn×Lのビット系列を送信データ系列として生成する送信データ系列生成手段とを有し、受信側通信装置が、受信データの誤り訂正を行う誤り訂正手段を有する通信システムとしているので、符号化サイズが大きいテイルバイティング畳込み符号化を行う際に、実装規模と遅延時間を従来に比べて大幅に低減できる効果がある。
第1のシステムの構成概略図である。 テイルバイティング前処理部の構成ブロック図である。 畳込み符号器の構成ブロック図である。 テイルバイティング畳込み符号化処理の概略図である。 第1の実施形態における復号部の動作を説明する概略図である。 第2のシステムの構成概略図である。 第2の実施形態におけるインタリーブの書き込み制御処理の概略図である。 第2の実施形態におけるデインタリーブの読み出し制御処理の概略図である。 第2の実施形態における復号部の動作を説明する概略図である。 第3のシステムの構成概略図である。 第3の実施形態におけるインタリーブの書き込み制御処理の概略図である。 第3の実施形態におけるデインタリーブの読み出し制御処理の概略図である。 従来のテイルバイティング畳込み符号化処理イメージを示す概略図である。
 本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
 本発明の実施の形態に係る通信システム(本システム)は、テイルバイティング前処理部が、符号化するビット系列の先頭部分を当該ビット系列の最後尾に付加して入力ビット系列を生成し、畳込み符号化部が、入力ビット系列を畳込み符号器で誤り訂正符号化し、誤り訂正符号化したビット系列の先頭部分を削除して、最後尾にテイルバイティング畳込み符号化の本来の先頭部分を設けた送信データ系列を生成し、受信側通信装置が、受信データの誤り訂正を行うものとしているので、符号化サイズが大きいテイルバイティング畳込み符号化を行う際に、実装規模と遅延時間を従来に比べて大幅に低減できるものである。
 また、本システムにおける第1の実施形態は、受信側通信装置の復号部が、誤り訂正手段の過程で受信データ系列の最後尾にある本来の先頭部分を先頭に並び替えるものである。
 また、本システムにおける第2の実施形態は、送信側通信装置が、送信データ系列を所定の順序に並び替えるインタリーブ部を備え、受信側通信装置が、インタリーブで並べ替えられたデータ系列を元の順序に戻すデインタリーブ部を備え、デインタリーブ部が、受信データ系列の最後尾にある本来の先頭部分を先に出力して先頭に並び替えるものである。
 また、本システムにおける第3の実施形態は、送信側通信装置が、送信データ系列を所定の順序に並び替えるインタリーブ部を備え、受信側通信装置が、インタリーブで並べ替えられたデータ系列を元の順序に戻すデインタリーブ部を備え、インタリーブ部が、送信データ系列の最後尾にある本来の先頭部分に対して書き込みアドレスに本来の先頭からのアドレスを付与し、インタリーブ出力で本来の先頭部分を先頭に並び替えるものである。
[第1の実施形態:図1]
 本システムにおける送信及び受信の通信装置を有する第1の実施形態(第1のシステム)について図1を参照しながら説明する。図1は、第1のシステムの構成概略図である。
 第1のシステムは、図1に示すように、送信側通信装置100aと、受信側通信装置100bとを備えている。
 送信側通信装置100aは、テイルバイティング前処理部101と、畳込み符号化部102と、変調部103とを備えている。
 受信側通信装置100bは、復調部104と、復号部105とを備えている。
 [送信側通信装置]
 送信側通信装置100aの各部について具体的に説明する。
 [テイルバイティング前処理部101]
 テイルバイティング前処理部101は、畳込み符号化の拘束長をKとするとき、当該ビット系列の先頭からK-1ビットを保持し、元のビット系列の最後尾に付加する。
 尚、請求項における入力ビット生成手段は、テイルバイティング前処理部101で実現される手段である。
  [テイルバイティング前処理部101の詳細:図2]
 テイルバイティング前処理部の101の詳細について図2を参照しながら説明する。図2は、テイルバイティング前処理部の構成ブロック図である。この構成では、畳込み符号化の拘束長7の場合である。
 テイルバイティング前処理部101は、図2に示すように、ビットカウンタ201と、レジスタ(Reg0)202、レジスタ(Reg1)203、レジスタ(Reg2)204、レジスタ(Reg3)205、レジスタ(Reg4)206、レジスタ(Reg5)207と、セレクタ208とを備える。
 ビットカウンタ201は、先頭からのビット番号をカウントし、セレクタ208に出力する。
 レジスタ202~207は、符号化する最初のビット(u~u)を入力し、順次入力ビットを一時的にコピーして記憶し、セレクタ208での選択により読み出される。
 レジスタ(Reg0)202は、0番目のビット(u)を格納する。
 レジスタ(Reg1)203は、1番目のビット(u)を格納する。
 レジスタ(Reg2)204は、2番目のビット(u)を格納する。
 レジスタ(Reg3)205は、3番目のビット(u)を格納する。
 レジスタ(Reg4)206は、4番目のビット(u)を格納する。
 レジスタ(Reg5)207は、5番目のビット(u)を格納する。
 セレクタ208は、ビットカウンタ201のカウント値に応じて、元ビット系列長のビット(u’ )を出力するか、レジスタ202~207のいずれかのレジスタ値(格納ビット)を出力するかを選択する。
 具体的には、元ビット系列長のビットを出力するよう選択した後に、レジスタ202~207を順に読み出す。つまり、元ビット系列長のビットが出力された後に、最初のビット(u0 ~u5 )部分がコピーされて付加されることになる。
 [畳込み符号化器:図3]
 次に、畳込み符号化部102における畳込み符号器について図3を参照しながら説明する。図3は、畳込み符号器の構成ブロック図である。
 畳込み符号化部102は、図3の畳込み符号器を備え、更に後述するテイルバイティング畳込み符号化処理を行う。
 尚、請求項における畳込み符号器は、図3の畳込み符号器に相当し、また、請求項における送信データ系列生成手段は、畳込み符号化部102のテイルバイティング畳込み符号化処理で実現される手段である。
 畳込み符号器は、入力されたビット系列(u)に対して畳込み符号化処理を行い、畳込み符号化ビット系列(v2x ,v2x-1 )を出力する。
 図3では、無線通信分野で用いられることが多い拘束長7の生成多項式(133,171)の畳込み符号器を示している。生成多項式における「133」は2進数「1011011」であり、上段の排他的論理和に入力されるビット系列を表しており、「171」は2進数「1111001」であり、下段の排他的論理和に入力されるビット系列を表している。
 具体的には、畳込み符号器は、6つのレジスタ(Reg)と、2つの排他的論理和(XOR)で構成され、入力ビット系列(u)は、1段目のレジスタと上段のXOR及び下段のXORに入力され、1段目のレジスタの出力が2段目のレジスタと下段のXORに出力され、2段目のレジスタの出力が3段目のレジスタと上段及び下段のXORに出力され、3段目のレジスタの出力が4段目のレジスタと上段及び下段のXORに出力され、4段目のレジスタの出力が5段目のレジスタに出力され、5段目のレジスタの出力が6段目のレジスタと上段のXORに出力され、6段目のレジスタの出力が上段及び下段のXORに出力される。
 そして、上段のXORは、入力ビット、2,3,5,6段目のレジスタ出力を入力し、排他的論理和を演算し、畳込み符号化ビット(v2x )を出力する。
 また、下段のXORは、入力ビット、1,2,3,6段目のレジスタ出力を入力し、排他的論理和を演算し、畳込み符号化ビット(v2x-1 )を出力する。
[テイルバイティング畳込み符号化処理:図4]
 次に、テイルバイティング畳込み符号化処理の概略について図4を参照しながら説明する。図4は、テイルバイティング畳込み符号化処理の概略図である。
 図4では、送信側通信装置100aにおいて、テイルバイティング前処理部101の処理と、畳込み符号化部102の処理とを行った場合のイメージを示すものである。
 最後尾に元の情報ビット系列の(K-1)ビットを付加することにより、符号化後の最後尾に本来先頭である符号化ビット系列が出力される。この符号化ビット系列の先頭は破棄する。
 具体的には、図4において、テイルバイティング前処理部101が、情報ビット系列(u0 ~u5 )をコピーして最後尾に付与し、畳込み符号化部102が、畳込み符号化を行い、コピー元の情報ビット系列の符号化ビット(先頭の符号化ビット)を破棄する。
 従って、符号化ビット系列(v2x ,v2x-1 )の末尾には、コピーされた情報ビット系列(u~u)に対応する符号化ビット系列(v0 ~v11 )が存在する。
 本発明の実施の形態では、(K-1)個のレジスタのみ必要であり、遅延が生じないのが利点である。
 テイルバイティングの目的は、データフレームにおいて、最初(先頭)と最後(末尾)で同じ内部状態(同じ情報ビット系列)を作り、内部状態を環のようにすることであり、本実施形態でもそれは達成されている。但し、通常のテイルバイティング畳込み符号化とは出力順序が異なるため、受信側通信装置100bの復号部105でこの順序を補償する必要がある。
 [受信側通信装置100b]
 受信側通信装置100bの各部を説明する。
  [復調部104,復号部105]
 受信側通信装置100bの復調部104は、受信した信号に対して復調処理を行う。
 復号部105は、軟判定又は硬判定を行い、誤り訂正復号を行う。
 軟判定の場合は、例えば、ビットLLR(Log Likelihood Ratio:対数尤度比)といった軟判定情報を、硬判定の場合は、硬判定結果を得る。
 復号部105は、軟判定情報或いは硬判定結果を用いて誤り訂正復号を行う。誤り訂正復号は、例えば、ビタビアルゴリズムやBCJR(Bahl、Cocke、Jelinek、Raviv)アルゴリズムによる復号を行う。
 尚、請求項における誤り訂正手段、並び替え手段は、復号部105で実現される手段である。
[第1の実施形態における復号部の動作:図5]
 次に、第1の実施形態における復号部の動作について図5を参照しながら説明する。図5は、第1の実施形態における復号部の動作を説明する概略図である。
 復号部105では、例えば、BCJRアルゴリズムよる復号はトレーニング区間を経て復号処理を行う。
 最初と最後が同じ内部状態という特性を利用し、同データフレーム又はその一部をつなげてトレーニング区間を生成する。図5では説明を簡便にするため、同データフレームを3フレームつなげている。復号区間を元の順序になるように設定すれば、送信側で本来の先頭グループがデータフレームの最後尾になってしまっても復号結果は正しい順序で出力できる。
 具体的には、図5の3段目に示すように、復号前データについて、第1フレームの元系列の最後尾グループ(最後尾のビット列)までをトレーニング期間とし、第1フレームのコピーされた元系列の先頭グループから第2フレームの元系列の最後尾グループまでを復号区間とし、第2フレームのコピーされた元系列の先頭グループ以降をトレーニング期間とすることで図5の4段目に示すように、正しい順序の復号後データが得られる。
 以上の第一の実施形態により、簡易な構成で実装規模と遅延時間を軽減させたテイルバイティング畳込み符号化とその復号を実現することできる。
[第2の実施形態:図6~9]
 次に、本発明の第2の実施形態に係る通信システム(第2のシステム)について図面を参照しながら説明する。図6は、第2のシステムの構成概略図であり、図7は、実施形態におけるインタリーブの書き込み制御処理の概略図であり、図8は、第2の実施形態におけるデインタリーブの読み出し制御処理の概略図であり、図9は、第2の実施形態における復号部の動作を説明する概略図である。
 第2のシステムは、図6に示すように、送信側通信装置100cと、受信側通信装置100dとを備えている。
 [送信側通信装置100c,受信側通信装置100d]
 送信側通信装置100cは、テイルバイティング前処理部101と、畳込み符号化部102と、インタリーブ部301と、変調部103とを備えている。
 また、受信側通信装置100dは、復調部104と、デインタリーブ部302と、復号部303とを備えている。
 尚、テイルバイティング前処理部101、畳込み符号化部102、変調部103及び復調部104は、第1のシステムにおける構成と同一であるため説明は省略する。
 [インタリーブ部301]
 送信側通信装置100cのインタリーブ部301は、畳込み符号化された符号化ビット系列(v2x ,v2x-1 )を所定の順序に並び替えを行う。
 インタリーブ処理は、一般的にメモリを用いて処理を行う。メモリへのライトアドレス、リードアドレスを制御して並び替えを実現する。この動作について図7を用いて説明する。
[インタリーブ書き込み処理:図7]
 第2の実施形態におけるインタリーブの動作について図7を参照しながら説明する。
 インタリーブ部301でのインタリーブでは入力された順に昇順でライトアドレスを割り当てる。送信側のリードアドレスにより並び替えを行う。
 具体的は、符号化ビット系列(v12 ~v2L-1 )が、メモリの0~2L-13のアドレスに昇順に書き込まれ、符号化ビット系列(v0 ~v11 )が、メモリの最後尾の2L-12~2L-1のアドレスに書き込まれている。
 この場合、受信側通信装置100dのデインタリーブ部302でのライトアドレスは送信側通信装置100cのインタリーブ部301でのリードアドレスと同じものを用い、受信側通信装置100dのデインタリーブ部302ではリードアドレスで昇順にリードすることで元に戻る。
 [デインタリーブ部302]
 受信側通信装置100dのデインタリーブ部302は、復調された軟判定情報系列或いは硬判定ビット系列を所定の順序に並び替え、送信元の順序に並び替える。
 但し、テイルバイティング前処理部101と畳込み符号化部102の処理により本来の先頭ビット系列が最後尾になっているため、このデインタリーブの読み出し時に順序を補正し、本来の順序に戻す。この動作について図8を用いて説明する。
 尚、請求項におけるデインタリーブ手段、更にその並び替え手段は、デインタリーブ部302で実現される手段である。
[デインタリーブの読み出し処理:図8]
 第2の実施形態におけるデインタリーブの動作について図8を参照しながら説明する。
 図8に示すように、デインタリーブ部302での読み出しする順序を最後尾にある本来の先頭グループから読み始めることにより、本来の順序に補正することが可能となる。
 [復号部303]
 復号部303は、復号部105と同様に誤り訂正復号処理を行うが、デインタリーブ部302によりデータフレームが本来の順序に戻しているため、トレーニング区間と復号区間が復号部105と異なる。復号部303の動作について図9を用いて説明する。
[第2の実施形態における復号部の動作:図9]
 次に、第2の実施形態における復号部の動作について図9を参照しながら説明する。
 第2の実施形態のデインタリーブ部302で正しい順序でデータフレームを読み出しているので、図9の3段目に示すように、1番目のデータフレームをトレーニング期間とし、2番目のデータフレームを復号区間とし、3番目のデータフレームをトレーニング期間とし、復号期間の復号前データを復号部303で復号して出力する。
 第2の実施形態によれば、実装規模と遅延時間を軽減させたテイルバイティング畳込み符号化とデインタリーブのリード制御を変更するのみで、復号部303がビット系列の順序を考慮することなく復号処理を実現することできる。
[第3の実施形態:図10~12]
 次に、本発明の第3の実施形態に係る通信システム(第3のシステム)について図面を参照しながら説明する。図10は、第3のシステムの概略構成図であり、図11は、第3の実施形態におけるインタリーブの書き込み制御処理の概略図であり、図12は、第3の実施形態におけるデインタリーブの読み出し制御処理の概略図である。
 第3のシステムは、図10に示すように、送信側通信装置100eと、受信側通信装置100fとを備えている。
 [送信側通信装置100e,受信側通信装置100f]
 送信側通信装置100eは、テイルバイティング前処理部101と、畳込み符号化部102と、インタリーブ部401と、変調部103とを備えている。
 また、受信側通信装置100fは、復調部104と、デインタリーブ部402と、復号部303とを備えている。
 尚、テイルバイティング前処理部101、畳込み符号化部102、変調部103及び復調部104は、第1のシステムにおける構成と同一であり、復号部303は、第2のシステムにおける構成と同一であるため説明は省略する。
 [インタリーブ部401]
 インタリーブ部401は、畳込み符号化された符号化ビット系列(v2x ,v2x-1 )を所定の順序に並び替えを行う。但し、テイルバイティング前処理部101と畳込み符号化部102の処理により本来の先頭ビット系列(v0 ~v11 )が最後尾になっているため、書き込み時に順序を補正し、本来の順序に戻す。この動作について図11を用いて説明する。
 尚、請求項におけるインタリーブ手段、更にその並び替え手段は、インタリーブ部401で実現される手段である。
[インタリーブ書き込み処理:図11]
 第3の実施形態におけるインタリーブの動作について図11を参照しながら説明する。
 インタリーブ部401は、図11に示すように、本来の先頭ビット系列(v0 ~v11 )に対してインタリーブの書き込みアドレス0,1,2,…を与えることにより、遅延や他の制御回路を要せずインタリーブ出力時点で本来の順序に補正することが可能である。
 [デインタリーブ部402:図12]
 デインタリーブ部402は、復調された軟判定情報系列或いは硬判定ビット系列を所定の順序に並び替え、送信元の順序に並び替える。
 第2の実施形態のデインタリーブ部302との違いは、インタリーブ部401で送信データが本来の順序に補正されているため、図12に示すように、デインタリーブ部402は、所定のインタリーブアドレスで書き込み、リードアドレスを昇順にして読み出せば、本来の順序で符号化ビット系列(v0 ~v2L-1 )が復号部303に出力される。
 第3の実施形態によれば、実装規模と遅延時間を軽減させたテイルバイティング畳込み符号化とインタリーブの書き込みアドレスを変更するのみで、受信側がビット系列の順序を考慮することなく復号処理を実現することができる。
 第3の実施形態は、共通規格・仕様等で送信信号が規定されているシステムへの実装に適している。
[実施の形態の効果]
 本システムによれば、送信側通信装置100aのテイルバイティング前処理部101が、符号化するビット系列の先頭部分を当該ビット系列の最後尾に付加して入力ビット系列を生成し、畳込み符号化部102が、入力ビット系列を畳込み符号器で誤り訂正符号化し、誤り訂正符号化したビット系列の先頭部分を削除して、最後尾にテイルバイティング畳込み符号化の本来の先頭部分を設けた送信データ系列を生成し、受信側通信装置100bが受信データの誤り訂正を行うものとしているので、符号化サイズが大きいテイルバイティング畳込み符号化を行う際に、実装規模と遅延時間を従来に比べて大幅に低減できる効果がある。
 本発明は、符号化サイズが大きいテイルバイティング畳込み符号化を行う際に、実装規模と遅延時間を大幅に低減できる通信システム及び通信方法に好適である。この出願は、2019年9月4日に出願された日本出願特願2019-161369を基礎として優先権の利益を主張するものであり、その開示の全てを引用によってここに取り込む。
 100a,100c,100e…送信側通信装置、 100b,100d,100f…受信側通信装置、 101…テイルバイティング前処理部、 102…畳込み符号化部、
 103…変調部、 104…復調部、 105,303…復号部、 201…ビットカウンタ、 202~207…レジスタ、 208…セレクタ、 301,401…インタリーブ部、 302,402…デインタリーブ部

Claims (5)

  1.  テイルバイティング畳込み符号化を用いてデータ通信を送信側通信装置と受信側通信装置との間で行う通信システムであって、
     前記送信側通信装置が、畳込み符号器を備え、
     送信ビット系列長をL、前記畳込み符号器の拘束長をKとするとき、前記畳込み符号器の前段に符号化するビット系列の先頭からK―1のビットを当該ビット系列の最後尾に付加してL+K-1長の前記畳込み符号器に入力する入力ビット系列を生成する入力ビット系列生成手段と、
     前記入力ビット系列を前記畳込み符号器で誤り訂正符号化し、前記畳込み符号器からの出力をnビットとするとき、前記誤り訂正符号化したビット系列の先頭からn×(K-1)のデータを削除して、最後尾にテイルバイティング畳込み符号化の本来の先頭部分を備えた残りのn×Lのビット系列を送信データ系列として生成する送信データ系列生成手段とを有し、
     前記受信側通信装置が、受信データの誤り訂正を行う誤り訂正手段を有することを特徴とする通信システム。
  2.  受信側通信装置が、誤り訂正手段の過程で受信データ系列の最後尾にある本来の先頭部分を先頭に並び替える並び替え手段を有することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3.  送信側通信装置が、送信データ系列を所定の順序に並び替えるインタリーブ手段を備え、
     受信側通信装置が、前記インタリーブ手段で並べ替えられたデータ系列を元の順序に戻すデインタリーブ手段を備え、
     前記デインタリーブ手段が、受信データ系列の最後尾にある本来の先頭部分を先に出力して先頭に並び替える並び替え手段を備えることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  4.  送信側通信装置が、送信データ系列を所定の順序に並び替えるインタリーブ手段を備え、
     受信側通信装置が、前記インタリーブ手段で並べ替えられたデータ系列を元の順序に戻すデインタリーブ手段を備え、
     前記インタリーブ手段が、送信データ系列の最後尾にある本来の先頭部分に対して書き込みアドレスに本来の先頭からのアドレスを付与し、インタリーブ出力で前記本来の先頭部分を先頭に並び替える並び替え手段を備えることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  5.  テイルバイティング畳込み符号化を用いてデータ通信を送信側通信装置と受信側通信装置との間で行う通信方法であって、
     前記送信側通信装置が、送信ビット系列長をL、畳込み符号器の拘束長をKとするとき、前記畳込み符号器の前段に符号化するビット系列の先頭からK―1のビットを当該ビット系列の最後尾に付加してL+K-1長の前記畳込み符号器に入力する入力ビット系列を生成し、前記入力ビット系列を前記畳込み符号器で誤り訂正符号化し、前記畳込み符号器からの出力をnビットとするとき、前記誤り訂正符号化したビット系列の先頭からn×(K-1)のデータを削除して、最後尾にテイルバイティング畳込み符号化の本来の先頭部分を備えた残りのn×Lのビット系列を送信データ系列として生成し、
     前記受信側通信装置が、受信データの誤り訂正を行うことを特徴とする通信方法。
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