JP2010055430A - 表示制御装置、及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示されたデータの再配置する際の遷移過程を、ユーザに理解させる。
【解決手段】表示処理装置100は、コンテンツを示す表示データを表示する仮想三次元空間の位置情報を保持する変更前配置保持部108と、再配置後の各コンテンツ表示データの位置を、仮想三次元空間内の位置情報で特定する変更後配置特定部107と、配置前から配置後の間に一時的に配置される仮想平面における、各コンテンツ表示データの位置情報を特定する中間配置特定部106と、再配置前の位置情報から、中間配置の位置情報までの遷移経路を算出する第1遷移算出部110と、中間配置の位置情報から、再配置後の位置情報までの遷移経路を算出する第2算出部111と、算出された遷移経路に従って仮想空間内を遷移する各コンテンツ表示データを含む表示画面情報を出力する出力部112と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示されたデータの位置を遷移させることが可能な表示制御装置、及び方法に関するものである。
近年、PC、HDDレコーダー、テレビ、携帯電話、PDA、カーナビなどのデジタル機器の普及に伴い、利用者が表示画面上に表示されたデータを選択する機会が増加している。
一方で、HDDなどのストレージの大容量化や、ブロードバンドネットワークの普及により、表示画面上に選択対象として表示されるデータの情報の数や種類も増加している。
これらに伴い、表示画面から所望のデータを選択するための技術の重要性が増している。大量のデータから所望のデータを選択するための技術として、従来からPC等で用いられてきた検索機能がある。検索機能は、ユーザが所望する情報が明確な場合に効率よく必要な情報を見つけ出すことができる。
検索対象となるデータが多い場合には、そもそもユーザが必要とするデータが曖昧な場合も多い。この場合、データを特定するための条件を明確にすること自体が、ユーザにとって困難になる。このような場合、検索機能で効率良くデータを検索することが難しい。
これに対し、データを一覧表示することで、ユーザに視覚的に必要なデータを選択させる方法がある。この場合、ユーザが所望するデータを明確に把握して無くとも、直接データを確認することで、必要なデータを特定することが可能となる。このデータの確認を容易にすることで、効率良くデータの特定が可能になる。つまり、一覧表示から効率よくデータを特定するためには、データの表示技術が重要となる。
ところで、プロセッサの高性能化やブロードバンドネットワークの普及により、データの表示に用いることができる3Dグラフィックス、アニメーション、タイポグラフィなどの高度なプレゼンテーション技術が普及してきている背景がある。これら技術を操作画面に適用することで、リッチな表示による、ユーザエクスペリエンスの向上が求められている。特に、3Dグラフィックスを利用した表示や、ユーザ操作に対するインタラクティブなアニメーションは、ユーザの操作に対して画面表示の変化が連続的になり、直感的な操作感をユーザに与えることができる。
3Dグラフィックスやアニメーションを用いた表示技術としては、ウォークスルーや、表示オブジェクトの配置変更アニメーション等が提案されている。
ウォークスルーは、データが配置された三次元仮想空間を動き回るように視点を変更することで、データを探す技術である。これに対して、表示オブジェクトの配置変更アニメーションは、ユーザの操作により表示オブジェクトの配置を変更していくことで所望のデータを探す技術である。
これら技術のうち、表示オブジェクトの配置変更アニメーションは、ウォークスルーに比べて表示内容の変更がダイナミックで高い視覚効果を与えることができる。また、表示オブジェクトの配置計算に、検索やソートを組み合わせることで、表示するデータを選定することができるため、効率良く所望の情報を探すことができる。
また、表示オブジェクトの表示技術として特許文献1がある。特許文献1には、複数の画像の時系列的な関係を表すため、画像を時系列順に順次拡大し、この拡大した画像が内周側より時系列の順序でらせん状に表示する技術が開示されている。
国際公開第WO 00/33572号パンフレット
しかしながら、ユーザの操作に応じて表示を変更したい場合に、ユーザ操作に応じてデータ間の関係性がダイナミックに変化させる必要があるため、特許文献1の技術では対応することはできない。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、データ間の関連性の把握が容易になった表示制御装置及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる表示処理装置は、表示装置に表示するための所定の次元数の仮想空間における、各データの第1の位置情報を保持する保持部と、再配置後の前記各データの位置として、前記所定の次元数の仮想空間における、第2の位置情報を特定する特定部と、前記第1の位置情報で示される位置から、前記第2の位置情報で示される位置に再配置される間の一時的な前記各データの位置として、前記所定の次元数より少なくとも一次元以上少ない仮想空間における、中間位置情報を特定する中間特定部と、前記第1の位置情報から、前記中間位置情報までの、前記各データの第1の遷移経路を算出する第1遷移算出部と、前記中間位置情報から、前記第2の位置情報までの、前記各データの第2の遷移経路を算出する第2遷移算出部と、前記第1の遷移経路及び前記第2の遷移経路に従って、仮想空間内を遷移する前記各データを含む表示画面情報を出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる表示処理装置は、表示装置に対して、所定の次元数の仮想空間と、当該仮想空間内において表示される位置を示す表示位置にコンテンツを表す複数の表示データと、の表示を行う第1の表示処理部と、前記表示装置に表示された複数の前記表示データから、再配置の基準となる基準表示データを選択する選択部と、前記選択部により選択された前記基準表示データを基準として再配置の表示を行う前に、前記表示装置に表示するための仮想空間を、前記所定の次元数より少なくとも一次元以上少ない仮想空間に変更した上で、所定の規則に基づいて、前記各表示データの表示位置を遷移させる表示を行う第2の表示処理部と、前記選択部により選択された前記基準表示データを基準として、他の各表示データの前記所定の次元数の仮想空間における表示位置を特定する特定部と、前記第2の表示処理部による表示位置を遷移させる表示を行った後、前記表示装置に表示される仮想空間を、前記所定の次元数の仮想空間に変更した上で、前記特定部により特定された前記表示位置まで、前記各表示データを遷移させる表示を行う第3の表示処理部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる表示制御方法は、保持部が、表示装置に表示するための所定の次元数の仮想空間における、各データの第1の位置情報を保持する保持ステップと、特定部が、再配置後の前記各データの位置として、前記所定の次元数の仮想空間における、第2の位置情報を特定する特定ステップと、中間特定部が、前記第1の位置情報で示される位置から、前記第2の位置情報で示される位置に再配置される間の一時的な前記各データの位置として、前記所定の次元数より少なくとも一次元以上少ない仮想空間における、中間位置情報を特定する中間特定ステップと、第1遷移算出部が、前記第1の位置情報から、前記中間位置情報までの、前記各データの第1の遷移経路を算出する第1遷移算出ステップと、第2遷移算出部が、前記中間位置情報から、前記第2の位置情報までの、前記各データの第2の遷移経路を算出する第2遷移算出ステップと、出力部が、前記第1の遷移経路及び前記第2の遷移経路に従って、仮想空間内を遷移する前記各データを含む表示画面情報を出力する出力ステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明にかかる表示制御方法は、第1の表示処理部が、表示装置に対して、所定の次元数の仮想空間と、当該仮想空間内に位置を示す表示位置にコンテンツを表す複数の表示データと、を表示する第1の表示処理ステップと、選択部が、前記表示装置に表示された複数の前記表示データから、再配置の基準となる基準表示データを選択する選択ステップと、第2の表示処理部が、前記表示装置に表示するための仮想空間を、前記所定の次元数より少なくとも一次元以上少ない仮想空間に変更した上で、所定の規則に基づいて、前記各表示データの表示位置を遷移させる表示を行う第2の表示処理ステップと、特定部が、前記選択ステップにより選択された前記基準表示データを基準として、他の各表示データの前記所定の次元数の仮想空間における表示位置を特定する特定ステップと、第3の表示処理部が、前記第2の表示処理ステップによる表示の後、前記表示装置に表示される仮想空間を、前記所定の次元数の仮想空間に変更した上で、前記特定ステップにより特定された前記表示位置まで、前記各表示データを遷移させる表示を行う第3の表示処理ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、表示装置に表示されたデータの再配置の際の、当該データの遷移を、ユーザが容易に把握することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる表示制御装置、及び方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に示すように、第1の実施の形態にかかる表示処理装置100は、コンテンツ記憶部101と、コンテンツ属性情報記憶部102と、入力制御部103と、選択部104と、中間配置テンプレート記憶部105と、中間配置特定部106と、変更後配置特定部107と、変更前配置保持部108と、中間配置保持部109と、変更後配置保持部116と、第1遷移算出部110と、第2遷移算出部111と、出力部112と、更新部113と、遷移終了判断部114と、表示制御部115と、を備える。また、表示処理装置100は、表示画面を表示するための表示モニタ150と接続されている。
まず、表示処理装置100は、動画データ等のコンテンツを表示処理する装置とする。そして、表示処理装置100は、コンテンツを特定するために、コンテンツを示す表示データ(以下、コンテンツ表示データとする)の一覧表示を行う。
コンテンツ記憶部101は、コンテンツを記憶する。本実施の形態にかかるコンテンツとは、動画データ等とし、コンテンツ記憶部101は、例えば、録画されたTV番組や、ネットワークから提供された動画データ等を記憶する。なお、コンテンツの保存形式は特に限定されるものではないが、例えば、既知のコーデックを用いてエンコードされたファイルとして格納されるものとする。
なお、コンテンツは、動画データ以外の様々なデータでも良く、例えば音楽データ、文書データ又は、プレゼンテーションファイルなど、利用者に対して提示可能なデータであれば良い。他にも、画像や、気象情報、交通情報など、任意の属性値を持つデータであっても良い。
そして、表示処理装置100では、各コンテンツを表すコンテンツ表示データの一覧表示することができる。図2に示す例では、円錐面状に定義された位置座標系を、コンテンツ表示データの一覧表示に用いた例とする。この位置座標系の各位置に、コンテンツ表示データが配置される。そして、表示モニタ150の表示画面には、円錐面状に定義された位置座標系と、当該位置座標系に配置されたコンテンツ表示データとが表示される。なお、このコンテンツ表示データ201やコンテンツ表示データ202などがそれぞれ一つの(動画)コンテンツを示している。
コンテンツ表示データは、コンテンツを識別する情報が記載された表示データとする。コンテンツ表示データには、例えばコンテンツの名称や、コンテンツの属性情報、コンテンツのサムネイル画像などが表示される。
コンテンツ表示データ201は、ユーザ又は表示処理装置100に選択された表示データとし、当該円錐面状に定義された位置座標系の頂点に表示される。他のコンテンツ表示データは、コンテンツ表示データ201との関連度に従って位置座標系の位置が特定され、特定された位置に表示される。
本実施の形態にかかる表示処理装置100では、コンテンツ表示データ201と関連度が高いコンテンツ表示データほど、コンテンツ表示データ201に近い位置に表示する。本実施の形態にかかる表示処理装置100においては、この円錐面状に定義された位置座標系に係る仮想的な三次元空間に、コンテンツ表示データを配置すると共に、当該仮想空間を観察(レンダリング)する視点(観察視点)を変更可能に有している。
これにより、ユーザは、位置座標系を観察する視点を変更することで様々な表示形態を設定できる。例えば、図3に示されるような表示形態を選択することもできる。
また、図3に示すように、表示座標系のXY軸平面においては、各軸に対して属性値が割り当てられていることが確認できる。このように、表示処理装置100は、各コンテンツの属性値に従って、コンテンツ表示データを仮想三次元空間上に配置し、表示する。これにより、ユーザは、コンテンツの内容を把握できる。そして、利用者がコンテンツ表示データを選択した場合に、配置変更アニメーションが行われる。
まずは、表示データの配置変更アニメーションの比較例について説明する。図4に示すように、比較例の表示データの配置変更アニメーションを、円錐面状に定義された位置座標系に用いた場合について説明する。この場合、比較例の表示処理装置は、表示領域401に複数のコンテンツ表示データを表示する。そして、ユーザ又は表示処理装置100が、表示されたコンテンツ表示データのうち、コンテンツ表示データ411を選択した場合、従来の表示処理装置100は、各コンテンツ表示データの配置変更アニメーションを行った後、表示領域402に示すように、選択されたコンテンツ表示データ412を中心に表示し、他のコンテンツ表示データを当該コンテンツ表示データ412の周囲に表示する。
この場合、図5に示すような遷移軌跡で、各コンテンツ表示データが遷移する。選択されたコンテンツ表示データ501は、座標系中心に遷移する一方、他のコンテンツ表示データもばらばらの遷移方向で遷移する。このような、不規則な遷移軌跡で全てのコンテンツ表示データが一斉に遷移するため、コンテンツ表示データ同士の遷移軌跡の交差や、コンテンツ表示データの重なり等が生じる。このため、ユーザが、各コンテンツ表示データの遷移過程を認識することが難しい。一方、ユーザが任意のコンテンツ表示データに注目していた場合、配置変更によってそのコンテンツ表示データを見失ってしまう可能性がある。また、全てのコンテンツ表示データが一斉に動くことで、表示画面全域でアニメーション表示が行われてしまい、アニメーション表示自体が煩わしくなる。このようなアニメーション表示では、画面上で生じている変化をユーザがより容易に理解することが望ましい。
そこで、本実施の形態にかかる表示処理装置100では、図6に示すように、利用者の操作に従って選択されたコンテンツ表示データを基準とした再配置を行う前に、コンテンツ表示データの一覧の把握が容易な中間配置を行った後に、選択されたコンテンツ表示データを基準とした再配置を行うこととした。この配置変更前と、配置変更後は、上述した様に、位置座標系は仮想的な三次元空間であるのに対し、中間配置では、仮想三次元空間より一次元以上低い空間(本実施の形態では二次元空間(仮想平面))とする。
そして、本実施の形態においては、このようなユーザ又は表示処理装置100からの指示に基づくコンテンツの再配置を行う際の、変更前の表示データ配置、変更後の表示データ配置、及び(変更後のデータ配置に遷移する前に一時的に遷移する)中間表示データ配置を、3種類の遷移状態として定義する。
つまり、本実施の形態においては、仮想三次元空間への変更前の表示データ配置から、仮想二次元空間への中間表示データ配置に状態遷移した後、再び、仮想二次元空間への中間表示データ配置から、仮想三次元空間への変更後の表示データ配置へと状態遷移が行われることになる。
この場合の各コンテンツ表示データの遷移軌跡を図7に示す。図7に示すように、三次元空間上に配置されたコンテンツ表示データが、二次元空間(仮想平面701)上に、所定の順序に従って遷移及び配置が行われる。そして、当該遷移及び配置と共に、平面701が、表示領域として設定される。その後、二次元空間(平面702)上に配置されたコンテンツ表示データが、仮想三次元空間上に所定の順序に従って遷移及び配置が行われる。当該遷移及び配置と共に、当該仮想三次元空間が、表示領域として設定される。
本実施の形態にかかる表示処理装置100は、上述したように、一度、二次元空間にコンテンツ表示データが重ならないように整列させると共に、所定の順序に従ってコンテンツ表示データの遷移及び配置を行うことで、表示の混雑を避けることができる。
一方、上述した従来通りのコンテンツ表示データの配置変更アニメーションを用いた場合、一つの仮想三次元空間上で所定の順序でコンテンツ表示データを遷移させても、遷移している最中で他のコンテンツ表示データと重なったり、遷移先に遷移前のコンテンツ表示データが配置されている場合もあり、表示の混雑を避けることは難しい。
つまり、本実施の形態にかかる表示処理装置100では、目的となるコンテンツ表示データの再配置を行う前に、異なる仮想空間上に一時的に整列させることにより、同一の空間内をコンテンツ表示データが遷移することによる表示の混雑を避けることができる。
この一時的な整列を行う際に、目的となるコンテンツ表示データの配置よりも次元の低い仮想空間を用いることで、データ配置を行う際の情報量が減るため、ユーザが個々のデータを認識し易くなる。このような処理により、コンテンツ表示データの配置変更過程を認識しやすいアニメーション表示を実現することが出来る。
なお、本実施の形態は、データの配置する仮想空間を、上述した円錐面状の座標系に制限するものではない。例えば、表示処理装置は、図8に示すような三次元グリッド状に、任意の属性でソートされた配置対象データ(コンテンツ表示データも含む)を配置した仮想空間や、図9に示すような二次元グリッド状に、任意の属性でソートされた配置対象データ(コンテンツ表示データも含む)を配置した仮想空間を、表示しても良い。この三次元グリッドの各軸には、任意の属性を割り当られ、当該属性に従ってソートされた配置対象データが、配置枠へと割り当てられることで、各配置対象データの配置位置が決定されているものとする。そして、各軸の属性の変更等が行われた場合に、再配置が行われることになる。
これらの場合、三次元グリッドであれば、中間配置として配置対象データを仮想平面上(二次元空間)や仮想線上(一次元空間)に配置する。二次元グリッドであれば、中間配置として配置対象データを仮想線上(一次元空間)に配置する。
また、図10及び図11に示すように、表示処理装置は、グリッドのような配置枠を設けずに三次元、あるいは二次元の軸からなる配置空間を用いて表示しても良い。各軸にはデータに関する任意の属性が割り当てられ、当該属性の値に基づいて配置対象データが配置される。当該各軸には、最小値と最大値を定めてもよい。この場合、最小値と最大値の間の属性値をとる配置対象データが表示される。また、再配置を行う際の手順は、上述した例と同様に各軸の属性の変更等とする。また、中間配置も同様として説明を省略する。
図1に戻り、表示処理装置100の各構成について説明する。コンテンツ属性情報記憶部102は、コンテンツ毎に、コンテンツに関連する属性情報(以下、コンテンツ属性情報とする)を対応付けて記憶している。コンテンツ属性情報とは、各コンテンツに固有の特性を示した情報であって、各コンテンツのタイトルや、映像内容のジャンル等が含まれる。
例えば、コンテンツがTV番組の場合、EPG等の電子番組表により、TV番組の放送日時やチャンネル、番組タイトル、番組概要、番組ジャンル、出演者リスト、制作者情報等の情報(番組情報)が提供されている。そのため、このEPGを取得することが可能な場合には、コンテンツ属性情報として、EPGから提供された各コンテンツの番組情報を記憶する。また、コンテンツ属性情報記憶部102は、コンテンツ属性情報として、当該コンテンツを示すサムネイル画像等を記憶しても良い。
図12に示すように、コンテンツ属性情報記憶部102は、データ識別子と、放送局と、ジャンルと、放送時間とが対応付けて保持している。データ識別子は、コンテンツを識別するための情報とする。
また、管理するコンテンツ属性情報は、上述したフィールド情報以外でも良く、例えば、映像の詳細を示すメタデータであってもよい。具体的な例としては、属性情報は、記録日時、放映日時、作成者、出演者、ジャンル、放映時間長、おすすめ度などが考えられる。
記録日時属性は、映像コンテンツが記録された日時を示す属性とする。放映日時属性は、映像コンテンツが放送番組である場合にはその放送日時とし、放送番組でない場合には空(ブランク)であることを示す識別情報とする。作成者属性は、映像コンテンツの作成者を識別する情報とする。出演者属性は、映像コンテンツに出演している人物を識別する情報とする。なお、出演する人物の情報についての付加属性として、どのような役柄で映像コンテンツに出演しているのかを表すキャスト情報が設定されても良い。
ジャンル属性は、映像コンテンツのジャンルとする。放映時間長属性は、映像コンテンツの再生時間長とする。タイトル名属性は、映像コンテンツのタイトル名とする。おすすめ度属性は、コンテンツ提供者によって付与された、あるいは表示処理装置100により算出されたランク情報や、ネットワークを介して提供されたランク情報とする。視聴履歴属性は、映像コンテンツがこれまでに視聴された回数とする。なお、上述した属性情報(メタデータ)は一例として示したものであり、全ての属性を含まなくても良いし、ここで挙げなかった属性を含んでもかまわない。また、メタデータのフォーマットに関しても、XMLの様なタグ付きテキストで記述されていても良いし、任意のフォーマットで記述していてもよい。
図1に戻り、変更前配置保持部108は、表示モニタ150上に表示される仮想三次元空間上で、各コンテンツ表示データが既に配置された位置情報を保持する。本実施の形態においては、仮想三次元空間上の位置情報として、仮想三次元円錐面状に配置された各円板上における位置座標を保持する。
換言すれば、変更前配置保持部108は、再配置が行われる前の、コンテンツ表示データの位置情報を保持している。なお、最初の配置変更処理において、表示処理装置100は、変更前配置保持部108が保持する情報に関して初期化してもよい。または、表示処理装置100は、変更前配置保持部108に対して、任意の初期配置情報に基づいて、コンテンツ表示データ毎の位置情報を生成し、生成した位置情報を変更前配置保持部108に書き込んでも良い。この初期配置情報の生成手法としては、例えば、各軸に対して任意の属性を割り当て、当該属性に従ってコンテンツ表示データの配置を特定することで生成しても良いし、仮想三次元空間上に任意の数のコンテンツ表示データをランダムに配置することで生成しても良い。
入力制御部103は、ユーザの操作を示した入力情報の制御を行う。例えば、入力制御部103は、コンテンツ表示データが一覧表示された場合に、任意のコンテンツ表示データの選択を受け付ける制御などを行う。
選択部104は、入力制御部103が選択を受け付けたコンテンツ表示データを、再配置の基準となるコンテンツ表示データとして選択する。
中間配置テンプレート記憶部105は、中間配置に用いるテンプレート情報を記憶する。本実施の形態にかかるテンプレート情報としては、コンテンツ表示データを配置するためのスロット群の定義した(第1の)テンプレートを用いるが、テンプレート情報はこのような定義に制限するものではない。
本実施の形態にかかる中間配置テンプレート記憶部105は、2つのテーブルを記憶する。この2つのテーブルを、第1のテンプレート管理テーブル、第2のテンプレート管理テーブルとする。
第1のテンプレート管理テーブルは、仮想平面上に、コンテンツ表示データを割り当てる位置を特定するためのテンプレートとする。図13に示すように、第1のテンプレート管理テーブルは、スロット番号と、位置と、大きさと、対応軸番号と、軸順位とを対応付けて保持している。
スロットとは、コンテンツ表示データを配置するための枠組みを示す。このスロット毎に、コンテンツ表示データの位置座標、大きさ(表示サイズ)などのデータ位置に関する情報を有する。さらに、スロット毎に、コンテンツ表示データをスロットに割り当てるために必要な情報とそして、対応軸番号と、軸順位と、を対応付けている。
図13に示す例では、スロットが12個有るため、仮想平面上において、12個のコンテンツ表示データの配置を特定することができる。そして、位置及び大きさで各スロットの配置及び大きさを特定できる。対応軸番号は、各スロットが所属する軸を識別する通し番号とする。軸順位は、対応する軸における当該スロットが割り当て順序を示している。
第2のテンプレート管理テーブルは、スロットにコンテンツを割り当てるために、各軸に対して割り当てるべき属性の情報を保持するテンプレートとする。図14に示すように、第2のテンプレート管理テーブルは、対応データ属性と、整列規則とを対応付けて保持している。対応データ属性は、軸番号で識別される軸に対して割り当てるべき属性と、当該属性における属性値(開始値及び終了値のいずれか一つ以上)とを保持している。
そして、第2のテンプレート管理部は、整列規則として、当該軸に割り当てられたコンテンツについて、軸順位に従ってコンテンツを配置するための属性及び配置する順序(昇順又は降順)を保持している。
具体的には、第2のテンプレート管理テーブルが、図14に示す情報を保持している場合、軸1に「放送局属性の1チャンネル」、軸2に「放送局属性の2チャンネル」、軸3に「放送局属性の3チャンネル」、軸4に「放送局属性の4チャンネル」がそれぞれ割り当てられている。さらに、各軸に対して『放送開始時間の値で昇順』という整列規則を保持している。『放送開始時間の値で昇順』のような整列規則が保持されている場合、各軸に対して放送開始時間を用いてコンテンツ表示データを整列させることができる。
第1のテンプレート管理テーブル及び第2のテンプレート管理テーブルが上述した情報を保持することで、中間配置特定部106は、二次元空間となる仮想平面における、各軸に対して割り当てるべきコンテンツと当該コンテンツの配置する順番とを特定できる。
図1に戻り、中間配置特定部106は、各コンテンツ表示データに対して、変更前配置保持部108が保持する位置情報を読み込み、当該位置情報の後に遷移過程として一時的に配置される位置情報を特定する。この特定される位置情報は、上述した仮想三次元空間から、一次元以上少ない仮想空間における位置情報とし、本実施の形態では、二次元空間となる仮想平面における位置情報とする。このように中間配置特定部106は、目的となる再配置を行う前の仮想平面の座標系における位置情報を特定する。
再配置前、及び再配置後の表示領域が、仮想三次元空間の場合、再配置中に一時的に配置される仮想空間は、平面、直線、点のいずれかになる。例えば、コンテンツ表示データが、表やグラフの様な、仮想的な平面上に、属性に基づく再配置が行われた場合、ユーザが視認することで各コンテンツの属性の把握が容易になる。また、仮想的な直線上に、属性(例えばタイムライン)に基づく再配置が行われた場合、一度に確認できる情報量は減るが、平面よりもさらにデータの属性の把握が容易になる。点の場合、コンテンツ表示データの属性に関する再表示ではないため、属性による把握はできないが、コンテンツ表示データの遷移先が明確になるため、遷移過程の視認が容易になる。
中間配置を特定する手法としては、再配置前及び再配置後の仮想空間よりも次元の低い仮想空間に配置するための情報を予め保持し、当該情報に基づいて配置される位置情報を特定する手法と、再配置前及び再配置後の位置情報に基づいて、再配置前及び再配置後の仮想空間よりも次元の低い仮想空間上の位置情報を特定する手法とがある。
本実施の形態では、再配置前及び再配置後の仮想空間よりも次元の低い仮想空間に配置するための情報を予め保持(上記中間配置テンプレート記憶部105に対応する)し、当該情報に基づいて配置される位置情報を特定する手法を用いた例について説明する。当該手法を用いる場合、中間配置特定部106は、コンテンツ表示データを配置するために中間配置テンプレート記憶部105に保持されたテンプレート情報に従って、各コンテンツの表示データの位置情報を特定する。
つまり、中間配置特定部106は、中間配置テンプレート記憶部105が記憶する第1のテンプレート管理テーブル及び第2のテンプレート管理テーブルを参照することで、各コンテンツ表示データが配置される位置を特定する。例えば、中間配置特定部106は、軸番号による対応関係から、各スロットの軸に対して割り当てられる属性値と整列規則(属性、順序)とを特定する。
なお、本実施の形態では、各軸に対して、属性(チャンネルn)を割り当てるが、他の属性値を割り当てても良い。例えば、各軸にジャンル属性を割り当てる等が考えられる。この場合、軸1にはジャンル属性としてドラマを割り当て、軸2にはジャンル属性としてスポーツを割り当てる等となる。
なお、軸に対して割り当てる属性が放送開始時間などの連続値の場合、各軸に割り当てる属性値の範囲を指定すればよい。例えば、軸1には、2008/10/01の19:00〜2008/10/01の20:00など範囲を設定し、軸1には当該時間帯に開始される番組を示すコンテンツ表示データが割り当てられる等が考えられる。
そして、中間配置特定部106は、第2のテンプレート管理テーブルにおいて、整列規則において、属性が『放送開始時間』で順序が『昇順』の場合、各スロットに対して、コンテンツの放送開始順序が早い順からコンテンツ表示データを割り当てることで、各コンテンツ表示データの位置を特定する。
また、中間配置特定部106は、放送局のチャンネル番号のように、非連続となる特定の値しかとらない属性値で整列する場合、整列規則の属性に『放送局』と、『順序』に『1チャンネル→3チャンネル→4チャンネル→6チャンネル・・・』と、具体な属性値を設定することで、非連続な属性値に基づいて整列させることができる。
このように、各軸に対して、属性を割り当てることができるが、上述したように他の属性又は属性値を整列規則に用いるのではなく、割り当てられた属性の属性値を用いて整列させることもできる。
本実施の形態では、第1テンプレート管理テーブルと、第2のテンプレート管理テーブルと分けて管理することで、スロットの位置と、対応軸にスロットを割り当てに用いる属性とを別々に保持することとした。これにより、第1テンプレート管理テーブルにおいて、コンテンツ表示データに依存した属性情報の記述を排除し、テンプレートの再利用性を向上させることができる。
仮に第1テンプレート管理テーブルと第2テンプレート管理テーブルとを一つに纏めて管理した場合、対応軸番号を用いずに、データの属性を記述した場合、その属性を持たないデータ群を配置するには、テンプレート情報を編集しなければならなくなり、テンプレートの再利用性が低下する。同様に、軸順位を用いずに、データの整列規則をテンプレートに直接記述した場合、配置順序を変更するためにテンプレートを編集する必要が生じる。このように、データの属性を排除し、抽象化した概念でテンプレートを記述し、データの属性を変更する場合でも、第1テンプレートを変更する必要がなくなり、再利用性が向上する。このようにテーブルを概念に応じて複数に分割したことで、編集及び管理が容易になる。
なお、本実施の形態では、仮想平面の座標系の位置情報を特定することとしたが、遷移前に表示されている仮想空間から一次元以上低い仮想空間であればよく、例えば仮想一次元空間(線)上の位置情報を特定しても良い。この仮想一次元空間(線)の軸に割り当てられる情報としては、例えば時間軸(タイムライン)やお勧め度合いなどが考えられる。
中間配置保持部109は、中間配置特定部106により特定された各コンテンツ表示データの位置情報を保持する。
中間配置保持部109は、ユニークな番号を示す配置情報番号と、配置対象として登録されているコンテンツ表示データを識別するためのデータ識別子と、コンテンツ表示データの位置情報とを対応付けて保持している。これにより、コンテンツ表示データ毎の位置情報を取り出すことができる。データ識別子は、データに固有の値でも良いし、データが保存されている領域を指すポインタであっても良い。位置情報は、二次元ならば二次元ベクトル値、一次元ならばスカラー値とする。
図15に示すように、中間配置保持部109は、データ識別子と、放送局と、ジャンルと放送時間と、位置と、大きさとを対応付けて保持している。この図15に示すテーブルにおいては、割り当てられる軸別に、各コンテンツの情報が昇順で保持されている。これにより、第1遷移算出部110及び第2遷移算出部111は、中間配置保持部109に対して、情報の取得を要求することで、中間配置におけるコンテンツ表示データの配置(位置情報)を取得できる。
そして、図15に示す中間配置保持部109が保持する情報に従って、表示制御部115が、中間配置の画面を表示した場合、図16に示す画面情報が表示される。このように、図15に示す情報を、中間配置保持部109が保持することで、中間配置において、各コンテンツ表示データの位置情報及び表示するサイズ等を特定できる。
図16に示す例では、コンテンツ表示データ1601〜1603が、チャンネル1の領域1621に表示され、コンテンツ表示データ1604〜1606が、チャンネル2の領域1622に表示され、コンテンツ表示データ1607〜1609が、チャンネル3の領域1623に表示され、コンテンツ表示データ1610〜1612が、チャンネル4の領域1624に表示される。
図1に戻り、変更後配置特定部107は、選択部104により選択されたコンテンツ表示情報に基づいて、仮想三次元空間に再配置されるコンテンツ表示データの位置情報を特定する。この再配置は、ユーザや表示処理装置100における、コンテンツ表示データの配置変更の指示等で行われるものとする。そして、変更後配置特定部107は、当該指示があった場合に、コンテンツ属性情報記憶部102に記憶されたコンテンツの属性情報を読み出し、当該コンテンツの属性情報に基づいて、当該コンテンツの表示データの位置情報を特定する。
本実施の形態にかかる変更後配置特定部107は、選択部104により選択されたコンテンツを示すコンテンツ表示データの位置情報として、位置座標系の中心となる位置情報を特定する。その後、変更後配置特定部107は、選択されたコンテンツを基準として、他のコンテンツを示す表示データの位置情報を特定する。具体的には、変更後配置特定部107は、他のコンテンツ毎に、当該コンテンツの属性情報と、選択されたコンテンツの属性情報との間の関連度を算出し、算出された関連度に応じて、位置座標系における位置情報を特定する。なお、関連度の算出手法としては、周知の手法を問わず、あらゆる手法を用いても良い。
これにより、図2に示すように、指定されたコンテンツ表示データ201を、円錐面状の座標系の頂点に配置し、頂点に配置されたデータ(以下、注目コンテンツとする)との関連度が大きいコンテンツの表示データほど近くなるように配置することができる。
また、関連度の算出手法としては、2つのコンテンツ(注目コンテンツとその他のコンテンツと)の属性情報を比較し、コンテンツ間でどの程度の関連性があるのかを数値として算出する。映像コンテンツの場合の関連度算出の一例として、ジャンル、出演者、放送日時などの属性において、個別に一致度合いを算出し、その総和をとる手法がある。
そして、上述した座標系に所定の数だけコンテンツを表示する場合、表示対象となるコンテンツの決定手法としては、予め関連度に閾値を設定しておき、コンテンツ毎に算出された関連度が閾値以上の場合に配置対象とする等が考えられる。このように再配置が行われる毎に、表示対象ではなくなるコンテンツや、表示対象となるコンテンツが存在する。これらコンテンツの表示データの遷移手法についても後述する。
この再配置の指示は、任意の注目コンテンツの指定に基づく。つまり、注目コンテンツデータが変更されることで、関連度の再計算が必要となり、配置が変更される。
なお、上述した配置手法は例であり、再配置の手法としては、周知の手法を問わず、いかなる手法を用いても良い。
変更後配置保持部116は、変更後配置特定部107により特定された再配置後の各コンテンツ表示データの位置情報を保持する。
変更後配置保持部116は、ユニークな番号を示す配置情報番号と、配置対象として登録されているコンテンツ表示データを識別するためのデータ識別子と、コンテンツ表示データの位置情報とを対応付けて保持している。これにより、コンテンツ表示データ毎の位置情報を取り出すことができる。データ識別子は、データに固有の値でも良いし、データが保存されている領域を指すポインタであっても良い。位置情報は、配置対象となる仮想空間領域が三次元ならば三次元ベクトル値、二次元ならば二次元ベクトル値、一次元ならばスカラー値とする。
第1遷移算出部110は位置座標系から、当該位置座標系より一次元以上少ない仮想平面の座標系への表示領域の変化に伴って、各コンテンツ表示データに対して、変更前配置保持部108から読み込んだ位置情報から、中間配置保持部109から読み込んだ位置情報までの第1の遷移経路を算出する。
さらに、第1遷移算出部110は、各コンテンツ表示データの遷移経路に基づいて、各コンテンツ表示データについて変更前配置から中間配置へと遷移させる順序を特定する。
順序の特定は、本実施の形態においては、各コンテンツ表示データの変更前配置における位置情報と、中間配置における位置情報の間の距離に基づいて算出する手法を用いる。
図17に示すように、変更前配置である仮想三次元空間1701上の位置情報から、中間配置となる仮想二次元平面1702上の位置情報までの長さを遷移経路の距離として算出する。
第1遷移算出部110は、配置対象となる各コンテンツ表示データについての遷移経路の距離を算出し、遷移経路の距離が短いものから順に遷移を行うように順序を設定する。例えば、表示データ1703〜1705の場合、表示データ1703、表示データ1705、表示データ1704の順に遷移が行われる。
このように、距離が近いものから順に遷移を行うことで、ユーザが、各コンテンツ表示データの遷移順序の予想が容易となるため、ユーザが注目しているコンテンツ表示データの遷移がいつ行われるのか予想が容易になり、目視による追跡が容易となる。
なお、距離が遠いものから順に遷移を行う場合、ユーザが、各コンテンツ表示データの遷移順序の予想が容易になるが、コンテンツ表示データが遷移している途中で、遷移を開始していないコンテンツ表示データで隠れたり、コンテンツ表示データ同士の重畳などが生じてしまい、表示上の混雑が発生し、ユーザの目視による追跡を阻害する可能性もある。
一方、距離が近いものから遷移させた場合、遷移経路上で遷移する距離が長い場合、距離が長いコンテンツ表示データが移動を開始した場合に、当該遷移経路上のコンテンツ表示データが先に移動を開始しているため、コンテンツ表示データ間の接触は生じない。このため、遷移経路の距離が近いものから先に遷移するように、遷移順序を設定することで、ユーザが注目しているコンテンツ表示データの目視による追跡が容易になる遷移が可能となる。
ところで、上述したように、変更前では三次元空間に表示されていたが、再配置を行う際に表示対象から外れるコンテンツ表示データも存在する。図18に示す、コンテンツ表示データ1802が表示対象外となるコンテンツ表示データとする。この場合、中間配置特定部106は、当該コンテンツ表示データ1802の中間配置となる仮想平面上のとなる位置情報として、表示モニタ150に表示される表示領域1801外の位置情報1803を特定しているものとする。そして、第1遷移算出部110は、位置情報1803までの遷移経路と、当該遷移経路上の距離とを算出する。
そして、第1遷移算出部110は、上述した距離として、変更前配置が仮想三次元空間上の場合、表示領域1801外の位置情報1803までの最短距離を算出できる。または、第1遷移算出部110は、上述した距離の代わりに、中間配置におけるデータ整列規則に従って、該当するコンテンツ表示データの移動方向を設定し、その方向に沿って移動した場合に中間配置領域として表示される領域と移動経路とが交差する点までの距離を、遷移経路上の距離として設定しても良い。
例えば、変更前配置が仮想三次元空間で、中間配置となる領域が表示対象路なる領域が予め設定された仮想平面又は仮想線分の場合、それらを無限平面、及び直線に拡張することで、コンテンツ表示データの移動方向との交差する位置座標を求めることができる。この求められた位置座標までの距離を算出することで、表示対象から外れるコンテンツ表示データが、中間配置となる表示領域の外に遷移していくような表示を実現できる。
一方、再配置前では表示対象ではないが、中間配置以降では表示対象となるコンテンツ表示データについては、移動順序を特定するために、遷移経路上の距離として取り得る最大値、あるいは最小値を設定する必要がある。距離に最大値を設定した場合には、再配置前では表示されていなかったコンテンツ表示データが、再配置前から表示されていたコンテンツ表示データが全て遷移した後に現れるようにすることが出来る。距離に最小値を設定した場合には、再配置前では表示されていなかったコンテンツ表示データが、再配置前から表示されていたコンテンツ表示データが全て遷移する前に現れるようにすることが出来る。
本実施の形態とは異なるが、コンテンツ表示データの遷移する順序の特定方法としては、上述した、コンテンツ表示データの遷移経路上の距離に基づく手法の他に、各コンテンツ表示データの変更前配置における位置情報と中間配置における情報とを結んだ方向に基づいて算出する手法がある。変形例として、当該手法を基づいて遷移する順序を特定する手法について説明する。
この手法では、図19に示すように、第1遷移算出部110は、変更前配置におけるデータの位置から、中間配置におけるデータの位置に向かう方向を表す単位ベクトル1901を、遷移方向として算出する。この遷移方向の算出は、再配置の対象となる全てのコンテンツ表示データについて行う。そして、最初に遷移したコンテンツ表示データと、遷移方向が近い順から遷移するように各コンテンツ表示データの遷移順序を設定する。
この遷移方向が近いか否かの算出する手法として、第1遷移算出部110は、最初に遷移するコンテンツ表示データの遷移方向と、その他の全てのコンテンツ表示データとの遷移方向の内積を算出し、最も内積の値が大きいコンテンツ表示データを次に遷移するコンテンツ表示データとして設定する。つまり、中間配置として属性に基づく配置等を行っている場合に、遷移方向が近い順から遷移が行うと、属性が近いコンテンツ表示データから順に遷移が行われることになり、ユーザが、コンテンツ表示データの内容の把握が容易になる。
この手法を適用する場合、最初に遷移するコンテンツ表示データをなんらかの手段で決定する必要がある。そこで、最初に遷移するデータの決定する手法としては、例えば、ユーザによる入力デバイスに基づく指定や、予め定めた遷移方向に最も近い遷移方向のコンテンツ表示データを最初に遷移するコンテンツ表示データとして指定する方法などがある。
そして、上述した手法を用いることで、遷移方向が近い順に、コンテンツ表示データが遷移させることで、当該遷移順が近いコンテンツ表示データの間で移動する方向が大きく変化することはない。このため、ユーザは各コンテンツ表示データの遷移過程が予想し易く、注目しているコンテンツ表示データの遷移を比較的容易に追跡できる。
なお、再配置前では表示対象となっていたが、中間配置以降では表示対象になっていないコンテンツ表示データの遷移方向、および再配置前では表示対象ではないが、中間配置以降では表示対象になっているコンテンツ表示データの遷移方向に関しては、上述した遷移経路の距離を用いた遷移順序算出の場合と同様、表示対象から外れるコンテンツ表示データの位置情報を仮定することで、遷移方向を算出することができる。これにより、遷移順序を特定できる。以降、第1の実施の形態に説明に戻る。
そして、本実施の形態にかかる第1遷移算出部110は、算出した遷移経路及び、遷移順序を、図20に示すテーブル形式で出力する。図20に示すように、遷移順序と、データ識別子と、遷移前位置と、遷移後位置とを対応付けたテーブルとする。遷移順序は、コンテンツ表示データが遷移する順序とする。データ識別子は、コンテンツ又はコンテンツ表示データを識別する情報とする。遷移前位置は遷移開始時のコンテンツ表示データの位置であり、遷移後位置は遷移終了後のコンテンツ表示データの位置とする。
本実施の形態にかかる第1遷移算出部110が算出する遷移経路は、再配置前の位置情報と、中間配置の位置情報とを結ぶ直線経路とするが、他の経路でも良い。また、後述する第2遷移算出部111も同様に、中間配置の位置情報と、再配置後の位置情報とを結ぶ直線経路を算出するものとする。なお、図20に示す遷移経路及び遷移順序情報は、例として示したものであり、この他の属性を保持していても良いし、テーブルの形ではなくXMLなどのデータ形式で記述しても良い。
第2遷移算出部111は、仮想平面の座標系から、円錐面状からなる位置座標系への表示領域の変化に伴って、中間配置保持部109から読み込んだ仮想平面の位置情報から、円錐面状からなる位置座標系の位置情報までの第2の遷移経路を算出する。
さらに、第2遷移算出部111は、各コンテンツ表示データの遷移経路に基づいて、各コンテンツ表示データを遷移させる順序を特定する。順序の特定方法としては、第1遷移算出部110と同様に、遷移経路上の距離に基づく手法や、遷移方向に基づいて手法などがある。
遷移経路上の距離に基づく手法は、第1遷移算出部110が算出した再配置前の位置座標から中間配置となる位置座標までの距離の代わりに、中間配置となる位置情報から再配置後の位置座標までの距離を用いる。
そして、第2遷移算出部111は、再配置の対象となる全てのコンテンツ表示データについての遷移距離を算出する。そして、第2遷移算出部111は、第1遷移算出部110とは逆に、遷移距離が長いコンテンツ表示データから順に遷移するように順序を設定する。距離が遠いコンテンツ表示データから順に移動していく場合、ユーザは遷移過程を予想し易く、注目しているコンテンツ表示データの遷移を比較的容易に追跡することが可能になる。
距離が近いコンテンツ表示データから順に移動する場合でも、遷移過程を予想し易いが、この場合、距離が長いコンテンツ表示データが遷移する際に、既に遷移終了したコンテンツ表示データが配置されている可能性が高く、コンテンツ表示データ同士の接触などが生じることで、表示上の混雑が派生し、ユーザのコンテンツ表示データの移動の遷移を目視で追跡することを阻害する。これに対し、距離が遠いコンテンツ表示データから順に遷移させることで、遷移過程で接触する可能性があるデータの再配置が開始する前に、移動距離が長いコンテンツ表示データが先に遷移開始するため、コンテンツ表示データ同士の接触は生じない。このように、距離が遠いコンテンツ表示データから先に移動するように遷移順序を設定することで、ユーザにとって注目しているコンテンツ表示データの遷移を目視による追跡が可能になる。
また、上述した変形例で示した移動方向に基づく遷移順序の特定手法は、遷移方向として、第1遷移算出部110における変更前配置から中間配置までの遷移方向の代わりに、中間配置から中間配置までの遷移方向とすることで適用できる。
このように、第2遷移算出部111による遷移順序の決定は、第1遷移算出部110の場合と同様に行うことで、ユーザが遷移過程を追跡しやすい遷移が可能になる。また、第2遷移算出部111は、算出された遷移経路及び遷移順序を、第1遷移算出部110と同様に、図20で示したテーブル形式で出力する。
出力部112は、遷移位置算出部121と、画面情報生成部122とを備え、第1遷移算出部110及び第2遷移算出部111に算出されたそれぞれの遷移経路及び遷移順序に従って遷移するコンテンツ表示データを含む表示画面データを生成する。
遷移位置算出部121は、第1遷移算出部110及び第2遷移算出部111に算出されたそれぞれの遷移経路及び遷移順序に従って遷移するコンテンツ表示データの位置情報を、所定時間毎に算出する。このように所定時間毎に算出を行うことで、再配置前から中間配置、中間配置から再配置後の位置まで、徐々にコンテンツ表示データが遷移していく位置情報を算出できる。そして、この遷移位置の算出は、全てのコンテンツ表示データが、再配置後として特定された位置に配置されるまでとする。本実施の形態にかかる所定時間とは、表示画面が更新される時間間隔とする。
また、遷移位置算出部121は、遷移させるコンテンツ表示データの順番を、第1遷移算出部110及び第2遷移算出部111で算出された遷移順序の順番に決定し、予め定められた時間間隔で各コンテンツ表示データの遷移が開始されるものとする。そして、遷移位置算出部121は、開始された各コンテンツ表示データの位置情報を、所定時間毎に算出する。
画面情報生成部122は、所定時間毎に、遷移位置算出部121により算出された位置情報に、コンテンツ表示データが配置された表示画面情報を生成し、表示制御部115に出力する。なお、本実施の形態においては、出力先を表示制御部115としたが、ネットワークを介して接続された表示装置等を出力先としても良い。
また、画面情報生成部122は、コンテンツ表示データの遷移順序を監視することで、次に遷移を開始するコンテンツ表示データに対して、特殊な視覚効果を与えることもできる。例えば、次に遷移するコンテンツ表示データに、特殊な視覚効果によって他のコンテンツ表示データとは異なる見え方を与えることで、他のコンテンツ表示データと区別しやすくなり、ユーザの注意を促すことができる。
次に遷移を開始するコンテンツ表示データの判別は、第1遷移算出部110及び第2遷移算出部111により算出された遷移順序を参照することによって行うことができる。また、遷移位置算出部121により算出された各コンテンツ表示データの位置情報を、複数フレーム分にわたって保持し、各コンテンツ表示データの位置情報をフレーム間で比較して遷移の開始を判定することでも判別できる。
そして、画面情報生成部122は、次に遷移を開始するコンテンツ表示データに対して、遷移開始時の数フレーム、あるいは遷移中の全フレームで視覚効果を与えることで、他のデータと区別しやすくなり、遷移過程を追跡することが容易になる。視覚効果の例としては、次に遷移を開始するコンテンツ表示データに対して、他のコンテンツ表示データに比べて輝度が高くなるようなハイライト効果を与える方法がある。輝度が高くなれば、他のデータに比べてユーザの注意を引きつけることができる。この他にも、視覚効果の例としては、ハイライトの他に、透過率の変更、ぼかし効果などがあり、他のデータと次に遷移を開始するデータの間で視覚的な違いを生じさせる視覚効果であれば、用いることができる。
遷移位置算出部121及び画面情報生成部122により、所定時間毎にコンテンツ表示データの位置が遷移した表示画面情報の生成を行い、後述する表示制御部115が当該表示画面情報の表示制御を行うことで、アニメーション表示が可能となる。
遷移終了判断部114は、遷移位置算出部121により算出された各コンテンツ表示データの位置情報が、再配置された後の各コンテンツ表示データの位置情報と一致するか否か判断する。そして、遷移終了判断部114が、全てのコンテンツ表示データについて、位置情報が一致すると判断した場合に、その旨を示す情報を、更新部113に出力する。
なお、上述したように位置情報に基づく判断ではなく、アニメーション表示を行うための表示画像データの生成を行うステップ数を予め設定し、当該ステップ数をカウントした段階で、遷移が終了したと判断しても良い。この場合のステップ数はアニメーション表示をさせたい時間と、単位時間あたりの表示更新回数を表すフレームレートに基づいて決定する。具体的には、ステップ数はアニメーション時間とフレームレートをかけることで決定できる。ステップ毎に各コンテンツ表示データの配置を、表示制御部115により表示されることで、アニメーション表示を実現する。
更新部113は、遷移終了判断部114から位置情報が一致する旨の情報を入力した場合に、変更前配置保持部108が保持するコンテンツ表示データの位置情報を、変更後配置保持部116が保持するコンテンツ表示データの位置情報で更新する。これにより、次の再配置時に現在のコンテンツ表示データの位置情報を、再配置前の位置情報として利用することが出来る。
表示制御部115は、第1の表示処理部131と、第2の表示処理部132と、第3の表示処理部133とを備え、出力部112から出力される画面情報を用いて、表示モニタ150に対する表示制御を行う。
第1の表示処理部131は、表示モニタ150に対して、出力部112から出力される画面情報を用いて、再配置前の表示として、円錐面状の座標系と、当該座標系内にコンテンツを表す複数のコンテンツ表示データと、を表示処理する。
第2の表示処理部132は、出力部112から出力される画面情報を用いて、選択部104による選択に基づいた再配置を行う前に、表示モニタ150に表示される仮想空間を、円錐面状の座標系から仮想平面に変更すると共に、各コンテンツ表示データを上述した再配置前から中間配置まで遷移させるアニメーション表示を行う。遷移を行うための規則としては、上述した様に、各コンテンツの属性に基づく再配置などとする。
第3の表示処理部133は、出力部112から出力される画面情報を用いて、第2の表示処理部132による遷移させる表示が終了した後、表示モニタ150に表示される仮想空間を、円錐上の座標系に表示を変更した上で、中間配置から再配置後まで、コンテンツ表示データを遷移させるアニメーション表示を行う。
上述した表示制御部115の各構成が行うアニメーション表示は、任意のフレームレートに従って画面情報を更新することで実現する。
次に、本実施の形態にかかる表示処理装置100の表示処理手順について、図21を用いて説明する。
まず、入力制御部103が、入力デバイスから、配置変更の指示を受け付ける(ステップS2101)。この配置変更の指示は、表示されているコンテンツ表示データの選択を受け付けたものとする。なお、再配置の指示は、ユーザのみならず、表示処理装置100による内部制御から受け取っても良い。
次に、選択部104が、円錐上の座標系の中心に配置されるコンテンツ表示データを選択する(ステップS2102)。本実施の形態では、ユーザから選択を受け付けたコンテンツ表示データを、中心に配置するものとする。
そして、再配置の指示に基づいて、変更後配置特定部107が、コンテンツ属性情報記憶部102より配置対象となるコンテンツを特定し、当該コンテンツを示す表示データの再配置後の位置情報を算出し、変更後配置保持部116に保存する(ステップS2103)。
次に、中間配置特定部106が、コンテンツ属性情報記憶部102より配置対象となるコンテンツの属性情報を読み出すと共に、変更後配置保持部116及び変更前配置保持部108によって保持されたコンテンツ表示データの位置情報を読み出し、それら情報に基づいて中間配置となる位置情報を算出し、算出された中間配置となる位置情報を中間配置保持部109に保存する(ステップS2104)。
そして、第1遷移算出部110は、変更前配置保持部108から変更前の位置情報と、中間配置保持部109から中間配置となる位置情報とを読み出しと比較とを行い、変更前の位置情報から中間配置の位置情報までの遷移経路、及び遷移順序を算出する(ステップS2105)。
次に、第2遷移算出部111は、中間配置保持部109から中間配置となる位置情報と、変更後配置保持部116から再配置後となる位置情報とを読み出しと比較とを行い、中間配置の位置情報から変更後の位置情報までの遷移経路、及び遷移順序とを算出する(ステップS2106)。
次に、遷移位置算出部121が、第1遷移算出部110によって算出された再配置前から中間配置への遷移経路及び遷移順序と、第2遷移算出部111によって算出された中間配置から再配置後までの遷移経路及び遷移順序とに基づいて、所定の時間毎の遷移ステップで、各コンテンツ表示データが遷移した位置情報を算出する(ステップS2107)。この所定の時間は、表示モニタ150の画面の更新間隔等から算出する。
そして、画面情報生成部122が、遷移位置算出部121により算出された位置情報にコンテンツ表示データが配置された画面情報を生成し、表示制御部115に出力する(ステップS2108)。
次に、表示制御部115が、入力された画面情報の表示制御を行う(ステップS2109)。
そして、遷移終了判断部114が、遷移が終了したか否か判断する(ステップS2110)。遷移が終了していないと判断した場合(ステップS2110:No)、遷移終了判断部114は、遷移ステップを1進め(ステップS2111)、ステップS2107からの処理を再び行う。
このように、ステップS2107〜S2111までの処理が繰り返され、表示制御部115の第1の表示処理部131、第2の表示処理部132及び第3の表示処理部133による表示が行われることで、図7に示すような、仮想空間の変化と共に、コンテンツ表示データが、再配置前、中間配置そして再配置後の位置まで遷移経路に従って遷移するアニメーション表示を行うことができる。
そして、遷移終了判断部114が、遷移が終了したと判断した場合(ステップS2110:Yes)、更新部113が、変更後配置保持部116に保持された再配置後の位置情報を読み込み、変更前配置保持部108の次に行われる再配置前の位置情報として更新する(ステップS2112)。
そして、表示処理装置100において、コンテンツ表示データの一覧表示が終了したか否か判断する(ステップS2113)。一覧表示が終了していないと判断した場合(ステップS2113:No)、再びステップS2101からの処理を開始する。
以上のように本実施の形態にかかる表示処理装置100によれば、コンテンツ表示データの再配置を行う場合に、現在の配置から同一仮想空間内で直接再配置を行うのではなく、一度、再配置前/再配置後の仮想空間よりも次元数の低い仮想空間に、一時的に配置した後、目的の配置へと変更するアニメーション表示を行うことができる。
さらに、配置変更の過程をアニメーション表示する際に、再配置前の位置情報と中間配置の位置情報との遷移経路に関する情報に基づいて、遷移させる順序を決定している。さらに、中間配置の位置情報と再配置後の位置情報との遷移経路に関する情報基づいて、遷移させる順序を決定している。これにより、注目しているコンテンツ表示データの追跡等が容易になり、視認性が向上する。
さらに、中間配置の位置情報の決定は、コンテンツの属性情報に基づくこととした。例えば、コンテンツを映像コンテンツとした場合、再配置前及び再配置後は、図2に示すようなコンテンツ間の関連度に基づく配置を行っているが、中間配置では図16に示すような番組表形式の配置を行うこととした。これにより、ユーザが意味を認識しやすい配置に遷移してから次の配置へと遷移するため、各コンテンツの遷移を理解しやすくなる。
(第1の実施の形態の変形例1)
上述した第1の実施の形態においては、中間配置において、コンテンツ表示データを配置する位置及び表示サイズが予め設定されている場合について説明した。しかしながら、上述した実施形態は、このような配置する位置及び表示サイズが予め設定されている場合に制限するものではない。そこで変形例として、中間配置の際に軸毎に、コンテンツ表示データを配置するための属性のみ定義されている場合について説明する。
図22に示す表示処理装置2200は、上述した第1の実施の形態に係る表示処理装置100とは、中間配置テンプレート記憶部105に替えて中間配置テンプレート記憶部2201を備え、中間配置特定部106に替えて中間配置特定部2203を備え、中間配置保持部109とに替えて中間配置保持部2202を備え、画面情報生成部122とに替えて画面情報生成部2211とを備えている。なお、本実施の形態の表示処理装置2200の構成で、第1の実施の形態の表示処理装置100と共通な構成については説明を省略する。
中間配置テンプレート記憶部2201は、第1の実施の形態のように、スロットの様な直接的なデータの配置指定ではなく、任意の軸に対して軸情報及び割り当てる属性を定義する。この定義は、中間配置の次元数分の軸に対して行うことで、コンテンツ表示データの配置を特定できる。本実施の形態にかかる中間配置テンプレート記憶部2201は、軸情報を保持する第1のテンプレート管理テーブルと、属性情報を保持する第2のテンプレート管理テーブルとを、保持する。
図23に示すように、中間配置テンプレート記憶部2201が記憶する第1のテンプレート管理テーブルは、軸情報として、軸番号と、軸方向と、始点(座標)と、長さとを対応付けて記憶する。軸の方向は、中間配置空間における軸の向きとする。例えば、中間配置を行う仮想空間が平面であれば、二次元ベクトルとなる。始点座標は、軸の開始点位置とする。長さは、軸の長さとする。中間配置を行う仮想空間が二次元であれば、第1のテンプレート管理テーブルでは、2つの軸情報を保持し、一次元であれば、1つの軸情報を保持する。このように、中間配置テンプレート記憶部2201が記憶する第1のテンプレート管理テーブルは、中間配置の次元数分の軸情報を保持する。一般に、仮想空間における位置は、空間の次元数分の基底ベクトルの線形結合として定義できる。そのため、基底ベクトルとして、中間配置の次元数分の軸情報を定義することで、コンテンツ表示データの仮想空間における配置を一意に決定できる。
図23に示す第1のテンプレート管理テーブルは、軸1がx方向に水平な方向、軸2がy方向に水平な方向を保持している。コンテンツ表示データは、この2軸に沿った形で配置される。
図24に示すように、中間配置テンプレート記憶部2201が記憶する第2のテンプレート管理テーブルは、対応軸と、データ属性と、属性値(値、位置)とを対応付けて記憶する。データ属性は、対応軸に対して割り当てるべき属性とする。属性値は、対応軸に対してコンテンツ表示データの「値」と、当該「値」に対して割り当てるべき「位置」とを対応付けて保持している。
図24の示す第2のテンプレート管理テーブルの「位置」の値は、軸の始点を0、軸の終点を1とした相対的な位置として設定されている。「値」の値は、軸2の様に括弧内にカンマ区切りで値を記述した場合、カンマで区切られている間は、連続値として扱われ、その間の値を持つデータを配置する場合は、カンマで区切られた値毎に、軸に割り当てられた範囲内で、各値の軸上の位置を求められる。また、軸1のように個々の値が括弧で囲まれて記述されている場合は、属性値として、非連続な特定の値しかとらないものとして扱われる。
このように、上述したテンプレート管理テーブル群を参照することで、軸毎に割り当てられるべき属性と、コンテンツの属性に基づいてコンテンツの表示データが配置される位置及び大きさを特定できる。ところで、図24に示すように、対応軸1の放送局については、値毎に位置が予め設定されているのに対し、対応軸2の放送時間については値の範囲と、設定可能な位置の範囲とが設定されている。このため、中間配置特定部2203は、中間配置において、コンテンツの放送時間に応じて、コンテンツ表示データの表示サイズを特定する。
図24の対応軸1に割り当てる属性値が、放送局のように非連続な値の場合、属性値であるチャンネル1、チャンネル2、チャンネル3、チャンネル4が、それぞれ軸上に等間隔で割り当てられる。
図24の対応軸2に割り当てる属性値が、放送開始時間のように連続値である場合、軸の始点位置における放送開始時間と、軸の終点位置における放送開始時間とを設定することで、コンテンツ表示データの配置を決定できる。例えば、軸の始点位置における放送開始時間を2008/10/01-19:00とし、終点位置における放送開始時間を2008/10/01-21:00と設定した場合、放送開始時間が2008/10/01-20:00のコンテンツ表示データは、軸の中点位置から開始するような配置で位置情報が、後述する中間配置特定部2203により特定される。
上述したように、各軸とデータ属性の対応情報は、第1テンプレート管理テーブルと別のテーブル(第2テンプレート管理テーブル)で管理することとした。このように、第1テンプレート管理テーブルで軸情報を保持し、第2テンプレート管理テーブルで軸番号と軸の位置情報を保持させることで、第1テンプレート管理テーブルにおいて、コンテンツ表示データに依存した属性情報の記述を排除し、テンプレートの再利用性を向上させることができる。また、一つのテーブルに軸情報とコンテンツの属性情報とを保持させた場合、同じ仮想空間配置に、属性を有するデータ群と、属性を持たないデータ群と、を配置するには、テンプレート情報を編集しなければならなくなり、テンプレートの再利用性が低下する。このように、データの属性を排除し、抽象化した概念でテンプレートを記述することで、再利用性を向上することができる。
図22に戻り、中間配置特定部2203は、中間配置テンプレート記憶部2201が記憶する第1のテンプレート管理テーブル及び第2のテンプレート管理テーブルを参照することで、各コンテンツ表示データが配置される位置を特定できる。第1のテンプレート管理テーブル及び第2のテンプレート管理テーブルの情報を組み合わせることで、各軸に対して設定された、コンテンツ表示データの任意の属性とその属性値の範囲とを特定できる。これにより、中間配置特定部2203は、コンテンツ表示データを中間配置となる仮想空間上に直接配置できる。
次に、上述したテンプレートを用いた際のデータ配置の例を説明する。配置に用いるデータとしては、図12に示したコンテンツ属性情報を用いる。
この場合、中間配置特定部2203は、上述したテンプレート管理テーブル群を用いることで、図25に示すように、各コンテンツ表示データの位置情報を特定する。
例えば、中間配置特定部2203は、軸に対して割り当てられた属性が、放送局のように非連続な特定の値しかとらない属性の場合、属性値毎に、軸の全長を均等に分割することで、各属性値を軸に割り当てる。例えば、軸の全長が1の場合に、放送局を示す属性値が、チャンネル1〜チャンネル4の4つであった場合、チャンネル1の位置を0.125、チャンネル2の位置を0.375、チャンネル3の位置を0.625、チャンネル4の位置を0.875と割り当てる。
さらに、中間配置特定部2203は、軸に対して割り当てられた属性が、放送時間の様に、開始時間〜終了時間という範囲を持った属性の場合、コンテンツ表示データの位置の割り当てと共に、コンテンツ表示データの表示領域を放送時間の範囲に合わせて調整する。例えば、中間配置特定部2203は、軸に割り当てられている放送時間が2008/10/01-19:00から2008/10/01-21:00の場合、放送開始時間が2008/10/01-19:00及び放送終了時間が2008/10/01-20:00のコンテンツ表示データについて、当該軸に沿った方向における表示領域の2つの端点として、それぞれ軸始点の位置情報と、軸の中点の位置情報とを特定する。
そして、中間配置特定部2203が、上述した各コンテンツ表示データの位置情報の特定を行うことで、新聞の番組表の様な配置をすることが可能になる。なお、図25で示した各コンテンツ表示データ内に記述された数値は、データ識別子である。
画面情報生成部2211は、再配置前から中間配置までの遷移経路を遷移するコンテンツ表示データが、中間配置の仮想空間で割り当てられた表示サイズとなるように、コンテンツ表示データの表示サイズを遷移中又は遷移終了直後に変更し、画面情報を生成する。
上述したように、中間配置を行うためのテンプレート管理テーブル群を保持する手法は、中間配置の設計の自由度が比較的高いという利点がある。例えば、変更後配置特定部107によって算出される配置する仮想空間が変更された場合に、中間配置を行う仮想空間の次元数を、変更後配置特定部107において設定された仮想空間の次元と同じか、大きくなるような場合は、テンプレート管理テーブル群に対して修正を行うことで、中間配置の仮想空間を、再配置後の仮想空間より小さくなる様に変更できる。
(第1の実施の形態の変形例2)
上述した第1の実施の形態及び変形例1においては、中間配置にテンプレートを用いた例について説明した。しかしながら、中間配置として、コンテンツ表示データの位置情報を、テンプレートを用いずに特定しても良い。そこで変形例として、テンプレートを用いずに、中間配置におけるコンテンツ表示データの位置情報を特定する場合について説明する。
本変形例は、表示処理装置の中間配置特定部が、再配置前、又は再配置後の各コンテンツ表示データの位置情報に基づいて、中間配置となる位置情報を算出する例とする。
この場合、中間配置特定部2203は、変更後配置保持部116又は変更前配置保持部108が保持している各コンテンツ表示データの位置情報を読み込む。そして、中間配置特定部2203は、読み込んだ各コンテンツ表示データの位置情報から、図26に示すような、表示対象となる全てのコンテンツ表示データを囲む最小の仮想領域2601を算出する。これは、仮想三次元空間の表示領域においては、配置された全てのコンテンツ表示データを囲むバウンダリボックスを算出することと同等である。
次に、中間配置特定部2203は、図27に示すように、仮想領域2601を任意の方向に沿って圧縮することで、変更前/後の配置領域よりも次元の低い仮想空間2701を生成する。この圧縮する方向は、予め指定しておいた一定の方向でも良いし、ユーザの指示に基づいて設定される方向でも良い。
ユーザに指示に基づいて設定する例として、ユーザが、表示されている任意のコンテンツ表示データを選択した場合に、当該コンテンツ表示データの配置された姿勢に基づいて圧縮方向を設定する方法がある。例えば、選択されたデータを可視化した際の正面方向を圧縮方向にすると、選択対象の向きと圧縮方向の向きが一致するため、ユーザは選択とそれによって生じる結果が分かりやすく、直感的に圧縮方向を選択することができる。
本変形例で示した再配置前/再配置後の位置情報に基づいて中間配置を算出する手法を用いた場合、中間配置に用いる仮想空間は、変更後配置特定部107等で用いる仮想空間に依存するため、中間配置の仮想空間の設計の自由度は低くなる。しかしながら、再配置後のコンテンツ表示データの位置情報から動的に中間配置となる仮想空間及び当該仮想空間内におけるコンテンツ表示データの位置情報を算出することとした場合に、変更後配置特定部107による仮想空間が変更されても、中間配置となる仮想空間も当該変更に基づいて自動的に変更されることになり、編集する作業負担を軽減できる。
(第2の実施の形態)
図28に示すように、表示処理装置2800は、上述した第1の実施の形態に係る表示処理装置100とは、中間配置特定部106に替えて中間配置特定部2801を備え、変更後配置特定部107に替えて変更後配置特定部2805を備え、第1遷移算出部110に替えて第1遷移算出部2802を備え、第2遷移算出部111に替えて第2遷移算出部2803を備え、選択部104に替えて選択部2804を備え、注目遷移算出部2806をさらに備える。なお、本実施の形態の表示処理装置2800の構成で、第1の実施の形態の表示処理装置100と共通な構成については説明を省略する。
本実施の形態にかかる表示処理装置2800は、ユーザが指定したと判断されたコンテンツ表示データを、注目コンテンツ表示データとして、その他のコンテンツ表示データとは異なる遷移を行わせることした。注目コンテンツ表示データとその他のコンテンツ表示データとで異なる遷移を行うことで、表示する際にユーザが注目しているコンテンツ表示データの遷移過程を明確にできる。
本実施形態では、ユーザによって、現在表示されているコンテンツ表示データから注目コンテンツ表示データの選択が行われると、表示処理装置2800は、コンテンツ表示データの再配置処理を開始する。本実施の形態にかかる表示処理装置2800は、注目コンテンツ表示データの選択情報を用いて、コンテンツ表示データを、注目コンテンツ表示データとその他のコンテンツ表示データとに分け、個別に遷移経路及び算出順序の算出処理を行うことで、注目コンテンツ表示データとその他のコンテンツ表示データとを別々のアニメーション表示を行う事ができる。
例えば、図29に示す様に、再配置前の仮想三次元空間2901上で、注目コンテンツ表示データ2911が選択された場合に、表示処理装置2800は、中間配置2902において、注目コンテンツ表示データ2912と前回の注目コンテンツ表示データ2913とを遷移させず、その他のコンテンツ表示データの遷移を行う。その後、中間配置2903に示すように、表示処理装置2800は、注目コンテンツ表示データ2915及び前回の注目コンテンツ表示データ2914を遷移させる。その後、再配置後の仮想三次元空間2904上に、注目コンテンツ表示データ2916との関連度に基づいて他のコンテンツ表示データの遷移を行うことで、注目コンテンツ表示データの遷移が明確になり、ユーザが注目しているデータを見失うことなく、コンテンツ表示データの再配置を行うことができる。
まず、入力制御部103は、ユーザによる注目コンテンツ表示データの変更の操作を受け付ける。ユーザによる注目コンテンツ表示データの変更は、表示処理装置2800により、コンテンツ表示データが表示されている状態であれば、マウスやキーボード、リモコンなどの入力デバイスを用いて、注目コンテンツ表示データにしたい表示データの選択で行うことができる。例えば、マウスであれば、ポインタによりコンテンツ表示データを直接指定する。キーボードあるいはリモコンであれば、コンテンツ表示データを選択状態とするカーソルなどを方向キーにより移動させ、決定キーを押すことで指定する。また、表示されていないコンテンツ表示データを選択する場合、コンテンツ記憶部101又はコンテンツ属性情報記憶部102保持されているコンテンツをリスト表示して選択する方法や、任意の属性を指定して検索することで選択する方法がある。リスト表示の場合は、リストからマウスやキーボードにより、コンテンツ表示データとして表示される任意のコンテンツを選択する。検索による選択では、検索条件を入力するフィールドを表示し、そこに任意の検索条件を入力することで検索を行うことで、検索結果として提示されてコンテンツから、コンテンツを選択することで、当該コンテンツを示す表示データが注目コンテンツ表示データとして選択されたこととなる。
そして、選択部2804が、第1の実施の形態の選択部104の機能の他、前回選択された注目コンテンツ表示データと、再配置後の注目コンテンツ表示データと、を識別するための識別情報を保持する。そして、選択部2804は、変更後配置特定部2805に注目コンテンツ表示データと、再配置後の注目コンテンツ表示データとに関する情報を送信することで、コンテンツ表示データの再配置指示を行う。
中間配置特定部2801は、選択部2804により選択された注目コンテンツ表示データを除いた他のコンテンツ表示データの配置位置となる、位置情報を特定する。
中間配置特定部2801は、さらに、選択部2804から、注目コンテンツ表示データと、再配置後の注目コンテンツ表示データとに関する情報が入力されることで、再配置前の注目コンテンツ表示データと、再配置後の注目コンテンツ表示データとを再配置対象から除外する。これにより、前回と今回の注目コンテンツ表示データのみ中間配置を行わないため、注目しているコンテンツ表示データの目視による追跡が容易になる。なお、注目コンテンツ表示データ以外のコンテンツ表示データの中間配置時の位置情報の特定手法は、第1の実施の形態と同様として、説明を省略する。
また、注目しているコンテンツ表示データを除外する代わりに、注目情報(注目コンテンツ表示データに関する情報とし、例えば注目コンテンツ表示データの位置情報とする)に基づいて中間配置を算出してもよい。例えば、注目コンテンツ表示データの再配置前の位置情報などを用いて、注目コンテンツ表示データの中間配置の時の位置情報を決定することが考えられる。これにより、注目コンテンツ表示データの遷移過程が、他のコンテンツ表示データよりも認識し易くすることが可能になる。
例として、再配置後の仮想空間配置が図2に示した円錐面状の配置の場合について説明する。この場合、注目コンテンツ表示データの再配置前での位置における円錐面の法線方向と、法線の方向が一致する仮想平面、あるいは仮想直線を中間配置の仮想空間とすることで、注目コンテンツ表示データの移動量が最小限となり、他のコンテンツ表示データとの区別が付きやすくなる。これにより、注目コンテンツ表示データの遷移過程を認識し易くすることができる。円錐面の法線方向は、一般的に、円錐面の方程式を用いて注目コンテンツ表示データの再配置前の位置から算出することが出来る。算出した円錐面の法線と注目コンテンツ表示データの再配置前の位置を、中間配置を定義した平面あるいは直線の法線とすることで、注目情報に基づいた中間配置を算出することが出来る。
注目コンテンツ表示データが変更されると、選択部2804は、変更後配置特定部2805に注目情報(前回と今回の注目コンテンツ表示データの情報)を送る。変更後配置特定部2805は、表示データの配置変更処理の開始指示として、注目情報を受け取る。本実施の形態において、変更後配置特定部2805は、注目情報に基づいた、各コンテンツ表示データの位置情報の特定を行う。
そして、変更後配置特定部2805は、再配置後の仮想空間が三次元あるいは二次元のグリッド状の場合、左上や中央など、グリッドの任意の位置を注目コンテンツ表示データの配置位置として予め設定しておくこと等が考えられる。
さらに、変更後配置特定部2805は、注目コンテンツ表示データを特殊な位置に配置することができる。再配置後の仮想空間が三次元グリッドの場合、図30に示すように、グリッド外に再配置前(前回の)の注目コンテンツ表示データ3102を、今回の注目コンテンツ表示データ3103と共に表示領域3101上に表示するように位置情報を特定しても良い。また、再配置後の仮想空間が二次元グリッドの場合も同様に、図31に示すように、グリッド外に再配置前(前回の)の注目コンテンツ表示データ3202を、今回の注目コンテンツ表示データ3203と共に表示領域3201上に表示するように位置情報を特定しても良い。
このように、注目コンテンツ表示データを配置する表示領域内には、再配置前(前回)の注目コンテンツ表示データの配置位置と、再配置後の注目コンテンツ表示データの配置位置とを、設定することで、前回及び現在の注目コンテンツ表示データの配置が、ユーザが容易に認識できるようにできる。
これは、図10に示す仮想三次元空間、又は仮想二次元空間の配置空間を用いた配置の場合も同様である。配置空間内外の任意の位置を注目コンテンツ表示データの配置位置にすることで注目コンテンツ表示データが分かりやすい配置を実現できる。図2に示した円錐面状の配置では、円錐頂点に配置する表示データを注目コンテンツ表示データとすることで、注目コンテンツ表示データが分かりやすいだけでなく、注目コンテンツ表示データとの関連度に基づいてその他のコンテンツ表示データも配置される。これにより、注目コンテンツ表示データが分かりやすいだけでなく、ユーザの関心を反映した表示データ全体の配置を決定することができる。
なお、本実施の形態にかかる表示処理装置2800で挙げた、コンテンツ表示データの配置手法はあくまでも例であり、注目コンテンツ表示データに関する情報を用いた、いかなる配置算出手法を用いても良い。
本実施の形態にかかる第1遷移算出部2802は、第1の実施の形態と同様の処理で算出される、再配置前から中間配置への、注目コンテンツ表示データを除く、その他の注目コンテンツ表示データの遷移経路及び遷移順序情報を算出する。
また、第2遷移算出部2803は、第1の実施の形態と同様の処理で算出される、中間配置から再配置後までの、注目コンテンツ表示データを除く、その他の注目コンテンツ表示データの遷移経路及び遷移順序情報を算出する。
注目遷移算出部2806は、注目コンテンツ表示データについて、再配置前の位置情報から再配置後までの遷移経路及び遷移順序を算出する。
次に、注目遷移算出部2806が、注目コンテンツ表示データの再配置前から再配置後までの遷移を、遷移させる順序を任意の手法で設定する。遷移順序の設定例としては、注目コンテンツ表示データの遷移順序を設定するために、予め設定ルールを決めておく手法がある。設定ルールの例としては、再配置前から中間配置への遷移が終了した後に注目コンテンツ表示データを再配置前から再配置後の位置情報まで遷移させ、その後で他の注目コンテンツ表示データを中間配置から再配置後の位置情報まで遷移するように順序を設定する等がある。そして、本実施の形態においては、注目遷移算出部2806は、上述した順序で、今回の注目コンテンツ表示データ及び再配置前の注目コンテンツ表示データの遷移するように順序を設定する。
本実施の形態にかかる表示処理装置2800は、注目コンテンツ表示データ以外が、中間配置として次元の低い空間に整列された状態で遷移を行うことで、注目コンテンツ表示データの遷移過程が分かりやすくなる。
このように、注目遷移算出部2806が、注目コンテンツ表示データに適した遷移順序を設定することとした。これにより、表示制御部115が、コンテンツ表示データの遷移のアニメーション表示を行うことで、ユーザが注目している注目コンテンツ表示データの遷移過程を認識することが容易になる。
次に、本実施の形態にかかる表示処理装置2800の表示処理手順について、図32を用いて説明する。
まず、入力制御部103が、入力デバイスから、注目コンテンツ表示データの選択指示を受け付ける(ステップS3001)。次に、選択部2804が、円錐上の座標系の中心に配置される注目コンテンツ表示データを選択する(ステップS3002)。また、選択部2804は、今回選択された注目コンテンツ表示データと、再配置前(前回選択された)注目コンテンツ表示データとをそれぞれ識別する識別情報を保持し、変更後配置特定部2805に出力する。これにより、注目コンテンツ表示データについて特殊な配置が可能となる。
そして、再配置の指示に基づいて、変更後配置特定部2805が、コンテンツ属性情報記憶部102より配置対象となるコンテンツを特定し、配置対象となるコンテンツの表示データのうち、再配置前の注目コンテンツ表示データ及び今回の注目コンテンツ表示データとを除いた、他のコンテンツ表示データの再配置後の位置情報を算出し、変更後配置保持部116に保存する(ステップS3003)。
次に、中間配置特定部2801が、コンテンツ属性情報記憶部102より配置対象となるコンテンツのうち、注目コンテンツを除く他のコンテンツの属性情報を読み出すと共に、変更後配置保持部116及び変更前配置保持部108によって保持されたコンテンツ表示データの位置情報を読み出し、それら情報に基づいて中間配置となる位置情報を算出し、算出された中間配置となる位置情報を中間配置保持部109に保存する(ステップS3004)。つまり、中間配置特定部2801は、注目コンテンツ表示データを除いた、その他のコンテンツ表示データの中間配置となる位置情報を特定する。
そして、第1遷移算出部2802は、注目コンテンツ表示データを除くコンテンツ表示データについて、変更前配置保持部108から変更前の位置情報と、中間配置保持部109から中間配置となる位置情報とを読み出しと比較とを行い、変更前の位置情報から中間配置の位置情報までの遷移経路、及び遷移順序を算出する(ステップS3005)。
次に、第2遷移算出部2803は、注目コンテンツ表示データを除くコンテンツ表示データについて、中間配置保持部109から中間配置となる位置情報と、変更後配置保持部116から再配置後となる位置情報とを読み出しと比較とを行い、中間配置の位置情報から変更後の位置情報までの遷移経路、及び遷移順序とを算出する(ステップS3006)。
次に、注目遷移算出部2806は、第1遷移算出部2802によって算出された変更前配置から中間配置への遷移順序情報と、第2遷移算出部2803によって算出された中間配置から変更後配置への遷移順序情報と、を受け取り、変更後配置保持部116から注目コンテンツ表示データの再配置後の位置情報などが示された注目情報を読み出し、その他のコンテンツ表示データの変更前配置から中間配置への遷移した後、その他のコンテンツ表示データの中間配置から変更後配置への遷移が行われる前に、注目コンテンツ表示データが変更前配置から変更後配置に直接遷移するように遷移順序を設定する(ステップS3007)。
そして、第1の実施の形態のステップS2107〜S2113と同様の処理を行うことで、各コンテンツ表示データが遷移するアニメーション表示が行われる(ステップS3008〜S3014)。
以上のように、第2の実施の形態にかかる表示処理装置2800によれば、第1の実施の形態で示した効果に加えて、図29に示すように、中間配置の状態で、配置前及び今回の注目コンテンツ表示データが他のコンテンツ表示データと区別して表示されるため、注目コンテンツに対するユーザの視認が容易になる。
以上のように、本実施の形態にかかる表示処理装置2800は、コンテンツ表示データの配置が変更される際の、各コンテンツ表示データの遷移過程がユーザに認識しやすくなり、直感的で効率良くコンテンツの探索を行うことができる。
さらに、ユーザの注目するコンテンツ表示データの選択を、配置変更の指示として扱い、注目コンテンツ表示データのみ中間配置に遷移させずに、直接に再配置前の位置情報から、再配置後の位置情報へと遷移するようにすることで、ユーザの注目するコンテンツ表示データの遷移過程を明確に認識することが容易になる。
本実施の形態にかかる表示処理装置2800では、ユーザが注目しているコンテンツ表示データの配置状態に基づいて中間配置を決定することが出来き、データの配置の遷移状態を予測しやすい直感的なアニメーション表示が可能になる。
上述した実施の形態の表示処理装置は、図33に示すように、CPU3301と、ROM(Read Only Memory)3302やRAM3303と、表示モニタ150に接続する表示I/F3306と、通信I/F3304と、入力デバイス3305とを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
上述した実施の形態にかかる表示処理装置置で実行される表示処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の表示処理装置置で実行される表示処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上述した実施形態の表示処理装置置で実行される表示処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、上述した実施形態の表示処理装置置で実行される表示処理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
上述した実施の形態の表示処理装置で実行される表示処理プログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU3301が上記記憶媒体から表示処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、上述した各部がRAM(主記憶装置)3303上に生成されるようになっている。
なお、本発明は、上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。
第1の実施の形態にかかる表示処理装置の構成を示すブロック図である。 円錐面状からなる位置座標系を説明する概念図である。 円錐面状からなる位置座標系のXY座標面を説明する概念図である。 表示データの配置変更アニメーションの比較例を示した概念図である。 比較例の配置変更アニメーションにおける表示データの遷移軌跡を示した図である。 第1の実施の形態にかかる表示処理装置が表示する仮想空間の変化と、表示データの遷移とを示した概念図である。 第1の実施の形態にかかる表示処理装置が表示する仮想空間内で、遷移するコンテンツ表示データの軌跡を示した図である。 表示処理装置が、表示データを表示する仮想空間に三次元グリッドを用いた例を示した図である。 表示処理装置が、表示データを表示する仮想空間に二次元グリッドを用いた例を示した図である。 表示処理装置が、表示データの表示する仮想空間に三次元仮想空間を用いた例を示した図である。 表示処理装置が、表示データを表示する仮想空間に二次元仮想空間を表示した例を示した図である。 コンテンツ属性情報記憶部102が保持するテーブル構造の例を示した図である。 中間配置テンプレート記憶部が記憶する第1テンプレート管理テーブルのテーブル構造を示した図である。 中間配置テンプレート記憶部が記憶する第2テンプレート管理テーブルのテーブル構造を示した図である。 中間配置保持部が保持するテーブル構造の例を示した図である。 第1の実施の形態にかかる表示制御部により中間配置時に表示される画面情報の例を示した図である。 遷移距離に基づいた遷移順序による、コンテンツ表示データの遷移を示した概念図である。 表示対象外となるコンテンツ表示データの中間配置が行われる際の遷移を示した概念図である。 遷移方向に基づいた遷移順序による、コンテンツ表示データの遷移を示した概念図である。 第1遷移算出部が出力する遷移情報のテーブル構造を示した図である。 第1の実施の形態にかかる表示処理装置における表示処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態の変形例1にかかる表示処理装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態の変形例1の中間配置テンプレート記憶部が記憶する第1テンプレート管理テーブルのテーブル構造を示す図である。 第1の実施の形態の変形例1の中間配置テンプレート記憶部が記憶する第2テンプレート管理テーブルのテーブル構造を示す図である。 第1の実施の形態の変形例1の表示制御部により中間配置時に表示される画面情報の例を示した図である。 第1の実施の形態の変形例2において、表示対象となる全てのコンテンツ表示データを囲む最小の仮想領域を示した図である。 図26に示した最小の仮想領域を、中間配置として仮想平面にする手法を示した図である。 第2の実施の形態にかかる表示処理装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる表示処理装置が表示する仮想空間の変化と、表示データの遷移とを示した概念図である。 コンテンツ表示データを表示する仮想空間が三次元グリッドの場合に、注目コンテンツ表示データを別領域に表示した例を示した図である。 コンテンツ表示データを表示する仮想空間が二次元グリッドの場合に、注目コンテンツ表示データを別領域に表示した例を示した図である。 第2の実施の形態にかかる表示処理装置における表示処理手順を示すフローチャートである。 表示処理装置のハードウェア構成を示した図である。
符号の説明
100、2200、2800 表示処理装置
101 コンテンツ記憶部
102 コンテンツ属性情報記憶部
103 入力制御部
104、2804 選択部
105、2201 中間配置テンプレート記憶部
106、2203、2801 中間配置特定部
107、2805 変更後配置特定部
108 変更前配置保持部
109、2202 中間配置保持部
110、2802 第1遷移算出部
111、2803 第2遷移算出部
112 出力部
113 更新部
114 遷移終了判断部
115 表示制御部
116 変更後配置保持部
121 遷移位置算出部
122、2211 画面情報生成部
131 第1の表示処理部
132 第2の表示処理部
133 第3の表示処理部
150 表示モニタ
2806 注目遷移算出部

Claims (11)

  1. 表示装置に表示するための所定の次元数の仮想空間における、各データの第1の位置情報を保持する保持部と、
    再配置後の前記各データの位置として、前記所定の次元数の仮想空間における、第2の位置情報を特定する特定部と、
    前記第1の位置情報で示される位置から、前記第2の位置情報で示される位置に再配置される間の一時的な前記各データの位置として、前記所定の次元数より少なくとも一次元以上少ない仮想空間における、中間位置情報を特定する中間特定部と、
    前記第1の位置情報から、前記中間位置情報までの、前記各データの第1の遷移経路を算出する第1遷移算出部と、
    前記中間位置情報から、前記第2の位置情報までの、前記各データの第2の遷移経路を算出する第2遷移算出部と、
    前記第1の遷移経路及び前記第2の遷移経路に従って、仮想空間内を遷移する前記各データを含む表示画面情報を出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記第1の位置情報に表示された前記各データから、他のデータの再配置の基準となる基準データを選択する選択部を、さらに備え、
    前記特定部は、前記基準データの再配置された後の位置を示す基準位置情報を特定すると共に、特定された前記基準データの基準位置情報を基準として他のデータの第2の位置情報を特定し、
    前記中間特定部は、前記選択部により選択された前記データを除いた、前記他のデータについて前記中間位置情報を特定し、
    前記第1遷移算出部及び前記第2遷移算出部は、前記基準データについて、前記基準位置情報で示される位置までの遷移経路を算出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記基準データについて、前記第1の位置情報から、前記第2の位置情報までの遷移経路を算出する基準遷移算出部をさらに備えたこと、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 前記中間特定部は、前記各データが有する属性に基づいて、前記中間位置情報を特定すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  5. 前記出力部は、
    前記第1の遷移経路及び前記第2の遷移経路に従って、前記第1の位置情報から前記第2の位置情報に再配置されるまで、所定時間毎に、前記各データの遷移過程における位置を示す遷移位置情報を算出する位置算出部と、
    前記所定時間毎に、前記位置算出部により算出された前記遷移位置情報に前記各データが表示された表示画面情報を生成する生成部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  6. 前記位置算出部は、前記第1の遷移経路及び前記第2の遷移経路のいずれか一つ以上に従って遷移させる前記データの順序を決定し、当該決定された順序で遷移させた場合の前記各データの前記遷移位置情報を算出すること、
    を特徴とする請求項5に記載の表示制御装置。
  7. 前記位置算出部により算出された前記遷移位置情報が、再配置された後の位置を示す前記第2の位置情報と一致するか否か判断する判断部と、
    前記判断部により一致すると判断された場合に、前記保持部が保持する前記第1の位置情報を、前記第2の位置情報で更新する更新部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  8. 前記保持部は、前記仮想空間において、三次元円錐面状に配置された各仮想円板上における、各データの位置を示す前記第1の位置情報を保持し、
    前記特定部は、再配置後の前記各データの位置として、前記各仮想円板上における、前記第2の位置情報を特定し、
    前記中間特定部は、前記所定の次元数より少なくとも一次元以上少ない仮想空間として、平面座標系又は直線座標系上における、前記中間位置情報を特定すること、
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  9. 表示装置に対して、所定の次元数の仮想空間と、当該仮想空間内において表示される位置を示す表示位置にコンテンツを表す複数の表示データと、の表示を行う第1の表示処理部と、
    前記表示装置に表示された複数の前記表示データから、再配置の基準となる基準表示データを選択する選択部と、
    前記選択部により選択された前記基準表示データを基準として再配置の表示を行う前に、前記表示装置に表示するための仮想空間を、前記所定の次元数より少なくとも一次元以上少ない仮想空間に変更した上で、所定の規則に基づいて、前記各表示データの表示位置を遷移させる表示を行う第2の表示処理部と、
    前記選択部により選択された前記基準表示データを基準として、他の各表示データの前記所定の次元数の仮想空間における表示位置を特定する特定部と、
    前記第2の表示処理部による表示位置を遷移させる表示を行った後、前記表示装置に表示される仮想空間を、前記所定の次元数の仮想空間に変更した上で、前記特定部により特定された前記表示位置まで、前記各表示データを遷移させる表示を行う第3の表示処理部と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  10. 保持部が、表示装置に表示するための所定の次元数の仮想空間における、各データの第1の位置情報を保持する保持ステップと、
    特定部が、再配置後の前記各データの位置として、前記所定の次元数の仮想空間における、第2の位置情報を特定する特定ステップと、
    中間特定部が、前記第1の位置情報で示される位置から、前記第2の位置情報で示される位置に再配置される間の一時的な前記各データの位置として、前記所定の次元数より少なくとも一次元以上少ない仮想空間における、中間位置情報を特定する中間特定ステップと、
    第1遷移算出部が、前記第1の位置情報から、前記中間位置情報までの、前記各データの第1の遷移経路を算出する第1遷移算出ステップと、
    第2遷移算出部が、前記中間位置情報から、前記第2の位置情報までの、前記各データの第2の遷移経路を算出する第2遷移算出ステップと、
    出力部が、前記第1の遷移経路及び前記第2の遷移経路に従って、仮想空間内を遷移する前記各データを含む表示画面情報を出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とする表示制御方法。
  11. 第1の表示処理部が、表示装置に対して、所定の次元数の仮想空間と、当該仮想空間内に位置を示す表示位置にコンテンツを表す複数の表示データと、を表示する第1の表示処理ステップと、
    選択部が、前記表示装置に表示された複数の前記表示データから、再配置の基準となる基準表示データを選択する選択ステップと、
    第2の表示処理部が、前記表示装置に表示するための仮想空間を、前記所定の次元数より少なくとも一次元以上少ない仮想空間に変更した上で、所定の規則に基づいて、前記各表示データの表示位置を遷移させる表示を行う第2の表示処理ステップと、
    特定部が、前記選択ステップにより選択された前記基準表示データを基準として、他の各表示データの前記所定の次元数の仮想空間における表示位置を特定する特定ステップと、
    第3の表示処理部が、前記第2の表示処理ステップによる表示の後、前記表示装置に表示される仮想空間を、前記所定の次元数の仮想空間に変更した上で、前記特定ステップにより特定された前記表示位置まで、前記各表示データを遷移させる表示を行う第3の表示処理ステップと、
    を有することを特徴とする表示制御方法。
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