JP2010049967A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 表面に合剤層が塗工された正極集電体および負極集電体を積層した状態で捲回されてなる捲回体を有する密閉型二次電池において、
   前記正極集電体または前記負極集電体のうちの前記捲回体の最外周に位置する最外周部分を有する集電体の、前記捲回体の半径方向外側を向いた外側面の少なくとも一部に前記捲回体の周方向に沿って配置され、該周方向における両端部が該外側面に接合されている金属箔をさらに備え、
   前記金属箔の前記両端部のうちの一方の端部は、前記最外周部分に位置していることを特徴とする、密閉型二次電池。
2. 前記金属箔と前記最外周部分を有する集電体とが接合された接合部において、該金属箔と該集電体とが電気的に接続されていることを特徴とする、請求項１に記載の密閉型二次電池。
3. 前記接合部が、レーザ溶接、抵抗溶接、熱溶着若しくは超音波接合により、または導電性接着剤を用いて接合されていることを特徴とする、請求項２に記載の密閉型二次電池。
4. 前記金属箔の前記両端部のうちの他方の端部が、前記金属箔の前記一方の端部と前記最外周部分との接合部から、前記最外周部分を有する集電体に沿って前記捲回体の中心に向かって前記捲回体の１周を超えて進んだ位置に位置していることを特徴とする、請求項１ないし３のいずれか１項に記載の密閉型二次電池。
5. 前記最外周部分の、前記金属箔の前記一方の端部が接合された領域とは前記捲回体の周方向に関して反対側の領域に配設されたリードを有することを特徴とする、請求項１ないし４のいずれか１項に記載の密閉型二次電池。
6. 前記最外周部分を有する集電体が前記正極集電体であり、前記正極集電体がアルミニウム、アルミニウム合金またはチタンからなる導電体箔であり、前記金属箔がアルミニウム箔であることを特徴とする、請求項１ないし５のいずれか１項に記載の密閉型二次電池。
7. 前記最外周部分を有する集電体が前記負極集電体であり、前記負極集電体が銅、ニッケル、ステンレスまたは銀からなる導電体箔であり、前記金属箔が銅箔であることを特徴とする、請求項１ないし５のいずれか１項に記載の密閉型二次電池。
8. 前記最外周部分を有する集電体の、前記金属箔と前記最外周部分を有する集電体とが接合されている部分は、前記合剤層が塗工されていない未塗工部であることを特徴とする、請求項１ないし７のいずれか１項に記載の密閉型二次電池。
9. 前記合剤層が、前記最外周部分の前記外側面に形成されていないことを特徴とする、請求項１ないし８のいずれか１項に記載の密閉型二次電池。