JP7181782B2 - 電気化学セル - Google Patents
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Description
このように、金属製の正極ケース及び負極ケースで外装体が画成され、外装体の収容部に電極体が非水電解質とともに内包されている。
特許文献2に記載の電気化学セルは、電極体と、第1部材および第2部材を重ね合わせて形成される外装体とを備えている。この外装体に、前記電極体を収容する収容部と、該収容部の外周において、前記第1部材および第2部材が融着された状態で前記収容部の外周に沿って折り曲げられた封止部を有している。また、第1部材と第2部材について金属と樹脂のラミネート構造を採用するか、一方を金属と樹脂のラミネート構造とし、他方を金属板から構成している。
また、この種のボタン形電気化学セルにおいては、内部に設けた電極体から引き出した導体を正極または負極に接続し、電極端子を構成する必要がある。
しかしながら、ステンレス鋼板から電極端子を構成しても、電極端子が大気中に晒されると、表面が酸化され、表面に酸化皮膜が形成され易い問題を有している。電極端子に外部端子で接触を取る場合、酸化皮膜を介した導通となると、接触抵抗が増加する問題があり、過電圧の発生あるいは電池の容量低下につながるおそれがある。
これらに対し、超音波溶接は溶接するべき部材どうしの界面を広い範囲で相互振動させることが可能であり、界面分子を相互拡散させて広い接合面どうしで固相接合が可能な技術である。従って、超音波溶接部は電極板と引出電極に対し、抵抗溶接部またはレーザー溶接部に比べてより広い面積を有する溶接部分となる。
また、電極板と電極端子との接合部にあっては、NiまたはNi合金あるいはそれらを表面に備えた電極端子とした場合の融点が高いので、この部分への超音波溶接は難しく、この点において抵抗溶接部またはレーザー溶接部であれば、電極と電極端子の良好な接合が得られやすい。
このため、本形態の電気化学セルにおいて、超音波溶接部により電極板と引出電極との良好かつ電解液に触れても安定的な電気的接合状態、機械的接合状態を得ることができ、抵抗溶接部またはレーザー溶接部により電極板と電極端子の良好な接合状態を得ることができる。
引出電極がAlまたはAl合金からなるならば、Alの融点がFeやNiの融点より低いことに起因し、超音波溶接部において電極端子の電極板に対する良好な接合状態が得られ易い。引出電極は、CuまたはCu合金から構成されていても良い。
このため、電極端子表面に自然酸化膜が生成している構造に比べて外部端子などと低い接触抵抗で電気的接続が可能となり、過電圧の発生なども抑制できるので、電池としての容量低下を引き起こすことが無い効果を有する。
なお、以下の説明では、円盤状に形成されたボタン形、コイン形またはシリンダ形の電気化学セルとして、非水電解質二次電池の一種であるリチウムイオン二次電池(以下、単に「電池」という。)を例に挙げて説明する。
また、以下の説明に用いる図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更し表示しているため、各部材の相対的な大きさが図面に示す形態に限らないのは勿論である。
図1は第1実施形態に係る電池の斜視図、図2は第1実施形態に係る電池の部分断面斜視図、図3は同電池の分解斜視図である。
図1、図2に示すように、本実施形態の電池(電気化学セル)1は、いわゆるボタン形の電池である。電池1は、電極体2と、電極体2に含浸される電解液(電解質溶液:図示せず)と、電極体2を収容した外装体10とを備えている。
また、外装体10は、有底筒状の第1容器17と、有底筒状の第2容器18とを備えている。第1容器17および第2容器18は、それぞれの中心軸が同軸となるように配置されている。以下、第1容器17および第2容器18の中心軸を図2に示すように中心軸Oと呼称し、中心軸Oに沿う方向を軸方向と呼称し、中心軸Oに直交する方向を径方向と呼称する。なお、中心軸Oは収容部12の中心軸となる。
融着層は、例えば、ポリオレフィンのポリエチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を用いて形成される。ポリオレフィンとして以下の材質を適宜選択できる。ポリオレフィンとしては、高圧法低密度ポリエチレンや低圧法高密度ポリエチレン、インフレーションポリプロピレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、直鎖状短鎖分岐ポリエチレンなどの材質を使用できる。保護層は、上述のポリオレフィンや、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロンなどを用いて形成される。融着層および保護層は、それぞれ金属シートとの間に接合層を介して、熱融着または接着剤により接合される。
第1底壁部21の内面には、第1シーラントリング24を介して円板状のステンレス鋼板などの鋼板からなる負極電極板25が熱融着されている。第1シーラントリング24は、ポリオレフィンのポリエチレンやポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を用いて形成された、シーラントフィルムをリング状にしたものである。
第2周壁部32は、収容部12の外周12aを形成する。
第2底壁部31には、中央に丸孔型の第2貫通孔35が形成されている。第2貫通孔35は、中心軸Oと同軸に形成されている。
第2底壁部31の内面には、第2シーラントリング37を介してステンレス鋼板などの鋼板からなる円板状の正極電極板38が熱融着されている。第2シーラントリング37は、第1シーラントリング24と同様に、熱可塑性樹脂により形成されている。
正極電極板38はステンレス鋼板、もしくはAl板またはAl合金板からなることが好ましい。
正極電極端子39はNi板あるいはNiにCrやMo、Coなどを添加したNi合金板、あるいは、ステンレス鋼板、Fe板、あるいはCu板からなることが好ましい。また、接触抵抗の低減のために、上述のようなNi板や各種Ni合金板にAuメッキを施すことができ、ステンレス鋼板、Fe板、あるいはCu板にNiメッキを施して用いることもできる。
即ち、正極電極端子39は、Ni板またはNi合金板あるいは表面にNi層またはNi合金層もしくは表面にAuまたはAu合金層を備えた金属板からなる。例えば正極端子39は、ステンレス鋼板の外面にNi層、Ni合金層、Au層またはAu合金層をメッキや溶射などの手法により被覆した構造であっても良い。
通常サイズのボタン形電池である場合、前記正極電極板38と正極電極端子板39はいずれも厚さ50μm程度であることが好ましい。
負極電極3を構成する負極集電体は、本実施形態では、例えばCu、Ni及びステンレス等の金属材料から構成されている。そして、これらの金属材料からなる負極側の引出電極3dが負極集電体から延びている。また、正極電極4を構成する正極集電体は、本実施形態では、AlまたはAl合金もしくはCuまたはCu合金から構成され、この正極集電体から延びる正極側の引出電極4dがAlまたAl合金もしくはCuまたはCu合金から形成されている。
本実施形態において用いるAl合金について特に制限は無く、JIS規定1000~7000に規定される各種のAl合金あるいはその他の組成のAl合金を適宜用いることができ、その他、電池用集電体に適用できるAl合金のいずれを用いても良い。
正極電極端子39は、外部端子の接触を受けるので、2箇所以上の抵抗溶接部39aによって確実に接合されていることが好ましい。仮に、抵抗溶接部39aが1箇所のみである場合、1箇所の抵抗溶接部39aが製造時の溶接不良などによって接合強度が低くなっていて、外部端子への接触に伴い正極電極端子39に回転力が付加されると、この回転力により抵抗溶接部39aに剥離が生じ、正極電極端子39が正極電極板38から分離するおそれがある。このため、抵抗溶接部39aは2箇所以上、設けられていることが好ましい。また、抵抗溶接部39aを設ける場合、2つの抵抗溶接部39aを設ける位置は任意に選択することができ、図5に示すように引出電極4aの長さ方向に2つ並設しても良いし、引出電極4aの長さ方向に直交する方向に2つ設置しても良いし、その他の方向に2つ並設しても良い。
超音波溶接部4cは先の抵抗溶接部39aより平面視広い面積に形成され、正極電極板38に引出電極4aを接合している。
なお、引出電極4aの先端を延在させる位置は図5に示す位置に限らない。
例えば、正極電極端子39と平面視重なる位置まで延在させても良いし、平面視した場合に正極電極端子39を超える位置まで延在させても良い。また、超音波溶接で接合する範囲も図5に示すように正極電極板38の一端側に限らず、正極電極板38の更に広い範囲に対し超音波溶接することもできる。例えば、図5に示すように平面視した場合、正極電極端子39を超えて正極電極板38の右端部側まで延在するように引出電極4aを設け、正極電極端子39と重ならない範囲を全て超音波溶接することもできる。この場合の超音波溶接による接合方法と接合部の構造については後に図6を用いて詳述する。
図5に示す2点鎖線で囲まれた範囲であって、電極端子39の設置位置を除く範囲を押圧できるように超音波溶接機の受け治具を設置すると、正極電極端子39を抵抗溶接部39aにより先に溶接していたとして、抵抗溶接部39aにかける負担を無くしつつ超音波溶接ができる。
また、電極板38の周辺部から電極端子39の平面視近傍位置まで前記引出電極4aの先端部を延在させることで、外装体10の内側に電極体2を収容する場合に引出電極4aの先端部の折り曲げ位置を策定し易い効果がある。
本形態の電気化学セルにおいて、正極電極板38と正極電極端子39を接合した抵抗溶接部39aは、抵抗溶接の際に最も抵抗の低い部位に流れる電流に起因して極めて狭い範囲、例えば、正極電極板38と正極電極端子39の界面において抵抗溶接に用いた電極1本(あるいはプローブ1本)に対し点状に1箇所で溶接される。このため、上述の剥離の問題を生じることが考えられる。
第2周壁部32は、第1周壁部22の内側で、かつ、折曲部33の内側に配置されている。また、折曲部33は、第1周壁部22の内側に配置されている。折曲部33の融着層と第1周壁部22の融着層とが熱融着されている。
折曲部33の融着層と第1周壁部22の融着層とを熱融着する手段として、例えばヒータやレーザーなどの熱源を用いる熱融着が挙げられる。また、折曲部33の融着層と第1周壁部22の融着層とは、熱融着の他に、例えば超音波溶接を用いる融着などが適用可能である。
封止部15は、収容部12の外側に円筒状に形成され、かつ、収容部12の外周12aに沿って折り曲げられている。収容部12の外周12aは、第2周壁部32で形成される。封止部15は、平面視において、円形に形成されている。
また、第1容器17および第2容器18の融着層が薄肉に形成されることにより、第1容器17および第2容器18の金属シート間の隙間が小さく抑えられる。これにより、封止部15から外装体10の内部に水が浸入することを一層良好に抑えることができる。
それらの後、電極体2の正極電極板38の内面側に超音波溶接機により正極側の引出電極4aを溶接し、電極体2の負極電極板25の内面側に超音波溶接機により負極側の引出電極を溶接すれば良い。
この超音波溶接を行う場合、超音波溶接機の治具を設置して押圧する位置を図5の鎖線で囲む範囲としておくならば、抵抗溶接部39aの接合強度に対する影響を少なくできる。例えば、超音波溶接機が抵抗溶接部39aに与える振動の影響を少なくして抵抗溶接部39aに溶接強度の面で仮に不安定な部分などを生じていた場合であっても、抵抗溶接部39aに対する影響は少なく、抵抗溶接部39aの強度低下を助長するおそれがない。このため、抵抗溶接部39aの剥離などの原因とならず、抵抗溶接部39aの剥離現象を抑制できる。この事情は抵抗溶接部がレーザー溶接部であっても同様である。
なお、この例では抵抗溶接部39aを超音波溶接部4cよりも先に形成する場合について説明したが、抵抗溶接部39aと超音波溶接部4cの形成順序はどちらが先であっても差し支えない。
本形態の電池1において、正極電極板38と正極電極端子39を接合した抵抗溶接部は、抵抗溶接の際に最も抵抗の低い部位に流れる電流に起因して極めて狭い範囲、例えば、正極電極板38と正極電極端子39の界面において抵抗溶接に用いた電極(プローブ)1本に対し点状に1箇所で溶接される。また、接合技術としてレーザー溶接部を適用した場合であっても、狭い範囲にレーザー溶接部が設けられる。
1つの点状溶接部のみで正極電極端子39と正極電極板38とが接合され、仮に、点状溶接部が溶接不良などを起こしていると、正極電極端子39には外部端子の当接などにより回転力が作用することがあり、正極電極端子39の回転による剥離の問題などを生じるおそれがある。
この点において本実施形態の如く複数の点状溶接部で接合されていると、外部端子当接による回転力の負荷などにも耐久性の高い正極電極端子39の構造を提供できる。
また、小型薄型の電池1であっても、容器どうしを接合している融着部について第1容器17と第2容器18の外周底部から外周上部まで容器17、18の高さを充分に活用した最大高さ分の融着面積としているので、充分な融着面積を確保することができ密閉性の良好な電池構造を得ることができる。
超音波溶接機は、アンビルと称されるブロック状の受け治具50と超音波ホーンと称される共振体51で被溶接部材どうしを挟持し、両者の間に挟んだ被溶接部材どうしに超音波振動を付与しながら両者を溶接する装置である。
図6に示す引出電極4aの先端部と正極電極板38を超音波溶接する場合、正極電極板38の中央には既に抵抗溶接により電極端子39が溶接されている。
このため、図6に示す超音波溶接機の構造では受け治具50の表面に凹部50aを形成し、この凹部50aに電極端子39を収容し、受け治具50に電極端子39が接触しない構造とする。
図6の構造では正極電極板38の左側端縁から右側端縁に達するように引出電極4aを重ね合わせ、凹部50aの両側に超音波溶接部52を形成できる。
図6の構造では電極端子39の両側に超音波溶接部52を形成することで超音波溶接部の面積をできるだけ大きくしているので、接触抵抗低減に寄与し、溶接強度の高い構造を提供できる。
このように凹部50aを拡張した場合、引出電極4aの先端部を図6に示す正極電極板38の周縁部から、電極端子39の近傍位置まで延在する長さに設定することにより、図5に示す超音波接合部を備えた構造を製造できる。
例えば、平面視三角形状の電気化学セルを構成する場合は電極板も平面視三角形状を採用し、平面視楕円状の電気化学セルを構成する場合は電極板も平面視楕円状とする。これらの場合も電極板の平面視形状は電極体の平面視形状の相似形とすることが好ましい。
しかし、本発明の電気化学セルにおいて、電極体2の構造はつづら折り構造に限るものではなく、セパレーターを介し負極電極と正極電極を積層し巻回した構造の電極体を採用することもできる。この構造の電極体であっても、電極体の一側に設けた正極側の引出電極を正極電極板38に接続し、電極体の他側に設けた負極側の引出電極を負極電極板25に接続することで本発明の電気化学セルに適用できる。
4a…正極側引出電極、4c…超音波溶接部、4d…負極側引出電極、10…外装体、
12…収容部、12a…収容部の外周、15…封止部、17…第1容器、
18…第2容器、21…第1底壁部、22…第1周壁部、23…第1貫通孔、
24…第1シーラントリング、25…負極電極板、26…負極電極端子(貫通電極)、31…第2底壁部、32…第2周壁部(収容部の外周)、35…第2貫通孔、
37…第2シーラントリング、38…正極電極板、39…正極電極端子(貫通電極)、39a…抵抗溶接部。
Claims (5)
- 底壁部を有する筒状の第1容器と底壁部を有する筒状の第2容器から構成される外装体と、前記外装体の内部に収容された正極電極および負極電極からなる電極体と、前記外装体の内部に収容された電解液を備えた電気化学セルであり、
前記第1容器の底壁部の中央と前記第2容器の底壁部の中央にそれぞれ貫通孔が形成され、前記貫通孔の内部側に金属板からなる電極板が配置され、前記電極板の前記貫通孔側にNi板またはNi合金板あるいは表面にNi層またはNi合金層もしくは表面にAuまたはAu合金層を備えた金属板からなる電極端子が取り付けられ、
前記正極電極の一部と前記負極電極の一部に引出電極が形成され、一方の引出電極が前記電極体の周辺部から前記電極体の一方の面に沿って前記電極体と前記電極板に挟まれる位置まで引き出され、前記電極板に電気的に接続されるとともに、
前記電極板に対し前記電極端子が抵抗溶接部またはレーザー溶接部を介し接合され、前記電極板において前記外装体内部側の面に対し前記引出電極が前記抵抗溶接部またはレーザー溶接部より広い面積の超音波溶接部を介し接合されたことを特徴とする電気化学セル。 - 前記電極板の中央部に前記電極端子が配置され、前記引出電極の先端が前記電極板の周縁部から前記電極端子の平面視近傍位置まで延在され、前記電極板の周縁部から前記電極端子の平面視近傍位置まで延在された前記引出電極の先端部が前記超音波溶接部を介し前記電極板に接合されたことを特徴とする請求項1 に記載の電気化学セル。
- 前記引出電極がAlまたはAl合金もしくはCuまたはCu合金からなることを特徴とする請求項1 または請求項2 に記載の電気化学セル。
- 前記第1容器と前記第2容器がいずれも底壁部と周壁部を有し、前記第1 容器の周壁部と前記第2容器の周壁部が重ね合わされて融着され、前記外装体が構成されたことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の電気化学セル。
- 前記第1容器と前記第2容器の一方がAlまたはAl合金からなる金属層と樹脂層のラミネート部材からなり、他方が金属からなることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項に記載の電気化学セル。
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