JP6342231B2 - 電池用負極端子 - Google Patents

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Description

この発明は、フィルム状外装体を利用した電池に用いられる負極端子に関する。
発電要素を可撓性を有するフィルム状外装体内に電解液とともに収容したフィルム外装電池が知られている。特許文献1には、リチウムイオン電池などのフィルム外装電池において、負極側の端子を、銅と第2の金属(例えばニッケル)とを接合したクラッド材から形成するとともに、両者の界面を覆うように端子の長さ方向の一部に樹脂層を設けた構成が開示されている。すなわち、発電要素における負極集電体は一般に銅からなるので、この負極集電体に接続される内側の端部を銅から構成し、他方、外部へ引き出される外側の端部を、外部端子やバスバーなどとの接続を考慮して選択される異種の金属、例えばニッケルから構成している。そして、界面を覆うように設けられる樹脂層は、フィルム状外装体に対する接着層として機能し、負極端子を両側から挟むようにして互いに接合されるフィルム状外装体の封止面が、樹脂層の上に接着される。
また特許文献2には、負極端子を銅にて形成し、その表面にニッケルメッキ層を設けることが開示されている。この特許文献2においては、フィルム状外装体は、ニッケルメッキ層の表面を化成処理した上で、酸変性ポリオレフィン系樹脂からなるタブシートを介して負極端子上に熱接着されている。
特開2001−126709号公報 特開2009−99527号公報
負極端子として特許文献1のように銅と第2の金属とを接合したクラッド材を用いる場合、両者の界面が電解液や外気に対し露出することがないように、外装体との接合部ともなる樹脂層の位置を、界面の位置に対応したものとする必要がある。しかしながら、このように2種の金属に亘って樹脂層が設けられると、各々の金属と樹脂材料との接着性が互いに異なることから、単一金属の表面に樹脂層を設ける場合に比較して、端子と樹脂層との間での封止性の確保が困難となり易い。
この発明は、発電要素を電解質とともにフィルム状外装体内に収容してなる電池に用いられ、一端部が上記発電要素の負極集電体に接続されるとともに、他端部が上記フィルム状外装体から外部へ導出される電池用負極端子において、
この負極端子は、一端部を構成する銅と他端部を構成する第2の金属とが接合された板状のクラッド材からなり、
記フィルム状外装体が接合される樹脂層が、銅と第2の金属との界面の周囲を覆うように、該負極端子の長さ方向の一部に設けられており、
上記銅の表面に、上記樹脂層に対する接着性が上記第2の金属の表面よりも高いニッケルメッキ層が設けられており、
少なくとも一方の主面においては、ニッケルメッキ層に重なる上記樹脂層の一端から上記界面までの長さが、第2の金属に重なる上記樹脂層の他端から上記界面までの長さよりも長く、
上記樹脂層と上記ニッケルメッキ層との接着面積が、上記樹脂層と上記第2の金属の表面との接着面積よりも大きいことを特徴としている。
銅部分の表面にニッケルメッキ層を設けることで、第2の金属の表面に比較して、樹脂材料に対しより高い接着性が得られる。本発明では、2種の金属の界面を樹脂層の中心位置とせずに、少なくとも一方の主面において、ニッケルメッキ層に重なる樹脂層の長さの方が第2の金属に重なる樹脂層の長さよりも長くなるように、界面の位置が相対的に設定される。従って、第2の金属の表面に比較して、より高い接着性を有するニッケルメッキ層と樹脂層との接着面積が大きく確保される。
本発明によれば、クラッド材からなる負極端子において、界面を覆う樹脂層との接着強度がより高く得られ、フィルム状外装体が接合される樹脂層と負極端子との間の封止性が向上する。
この発明の負極端子が用いられるフィルム外装電池の一例を示す斜視図。 同じくフィルム外装電池の断面図。 この発明に係る負極端子の一実施例の平面図。 樹脂層を切り欠いて示す負極端子の側面図。 負極端子の第2実施例を示す図4と同様の側面図。 負極端子の第3実施例を示す図4と同様の側面図。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
初めに図1および図2に基づいて、この発明による負極端子が用いられるフィルム外装電池1の一例を説明する。フィルム外装電池1は、例えばリチウムイオン二次電池であり、図1に示すように、外装体5で覆われた偏平な長方形の外観形状を有し、長手方向の一方の端縁に、正極端子2および負極端子3を備えている。
図2に示すように、フィルム外装電池1は、発電要素4を電解液とともにラミネートフィルムからなる外装体5の内部に収容したものである。発電要素4は、それぞれシート状をなす複数の正極11および負極21をセパレータ31を介して交互に積層した積層構造を有する。正極11は、例えばアルミニウム箔からなる正極集電体12の両面に正極活物質層13を塗布して構成され、負極21は、例えば銅箔からなる負極集電体22の両面に負極活物質層23を塗布して構成されている。なお、図における各部の寸法や正極11,負極22の数は必ずしも正確なものではなく、説明のために誇張したものとなっている。
負極集電体22の長手方向の端縁の一部は、負極活物質層23を具備しない端子接続部22aとして延びており、その先端に負極端子3の一端部3aが接続されている。詳しくは、複数の負極22の端子接続部22aを負極端子3の上に重ね合わせた上で、超音波溶接することによって互いに接合されている。そして、負極端子3の他端部3bは、外装体5の外部へ導出されている。
また図2には示されていないが、正極端子2も同様の接続構造を有しており、つまり、正極集電体12の長手方向の端縁の一部に、正極活物質層13を具備しない端子接続部が延長形成され、その先端に正極端子2の一端部が超音波溶接されている。そして、正極端子2の他端部は、外装体5の外部へ導出されている。
発電要素4を電解液とともに収容する外装体5は、図2に一部を拡大して示すように、熱融着層51と金属層52と保護層53との三層構造の可撓性を有するラミネートフィルムからなる。中間の金属層52は、例えばアルミニウム箔からなり、その内側面を覆う熱融着層51は、熱融着が可能な合成樹脂例えばポリプロピレン(PP)からなり、金属層52の外側面を覆う保護層53は耐久性に優れた合成樹脂例えばポリエチレンテレフタレート(PET)からなる。なお、さらに多数の層を有するラミネートフィルムを用いることもできる。また、上記の例では金属層52の両面に合成樹脂層をラミネートしているが、金属層52の外側の合成樹脂層は必ずしも必須のものではなく、内側表面にのみ合成樹脂層を備えた構成であってもよい。
外装体5は、一つの例では、図2の発電要素4の下面側に配置される1枚のラミネートフィルムと上面側に配置される他の1枚のラミネートフィルムとの2枚構造をなし、これら2枚のラミネートフィルムの周囲の4辺を重ね合わせ、かつ互いに熱融着した構成となっている。図示例は、このような2枚構造の外装体5を示している。また、他の一つの例では、外装体5は1枚の比較的大きなラミネートフィルムからなり、2つ折りとした状態で内側に発電要素4を配置した上で、周囲の3辺を重ね合わせ、かつ互いに熱融着した構成となっている。
正極端子2および負極端子3は、長方形をなすフィルム外装電池1の短辺に並んで配置されており、これら端子2,3は、外装体5となるラミネートフィルムの端縁5aを重ね合わせて熱融着する際に、両者の接合面5bを通して外部へ導出されている。
詳しくは、端子2,3の長さ方向の中間部の外周面に、予め樹脂層41が設けられており、この樹脂層41を両側から挟み込むような形で外装体5の端縁5aが樹脂層41の上に接合されている。樹脂層41としては、電解液に対する耐性ならびに接着性に優れた樹脂材料が用いられ、例えば、酸変性ポリオレフィン系樹脂が用いられる。
図3および図4は、本発明に係る負極端子3の一実施例を示している。この負極端子3は、第1の金属としての銅と第2の金属としてのアルミニウムとが一体に接合された板状のクラッド材から構成されており、外装体5の内部で負極集電体22に接続される長さ方向の一端部3aが銅部分61によって構成され、かつ外装体5から外部へ導出される長さ方向の他端部3bがアルミニウム部分62によって構成されている。なお、本明細書では、端子2,3の導出方向である図3のx方向を端子2,3の「長さ方向」と呼び、x方向に直交するy方向を端子2,3の「幅方向」と呼ぶこととする。これは、必ずしもx方向の寸法がy方向の寸法よりも大きいことを意味するものではない。また図4のz方向を端子2,3の「厚さ方向」と呼ぶこととする。
銅部分61とアルミニウム部分62との界面63は、負極端子3の長さ方向の略中間部に存在しており、負極端子3の一端部3aは厚さ方向の全体が銅部分61から構成され、他端部3bは厚さ方向の全体がアルミニウム部分62から構成されている。界面63は、図3に示すように負極端子3の幅方向の全体に亘って直線的に延びており、また、異種金属の接合面積をより大きく確保するために、厚さ方向については、図4に示すように階段状の断面形状を有している。つまり、本実施例では、界面63は、単純な一平面ではなく立体形状をなし、図4に示すように、負極端子3の一方の主面64(便宜上、第1主面64aとする)から厚さ方向に延びる第1片部63aと、他方の主面64(便宜上、第2主面64bとする)から厚さ方向に延びる第2片部63bと、両者を接続するように長さ方向に(換言すれば主面64と実質的に平行に)延びる第3片部63cと、の3つの部分から階段状に構成されている。従って、図示例では、第1主面64aにおける界面63の位置と第2主面64bにおける界面63の位置とが、負極端子3の長さ方向に異なっている。具体的には、第2主面64b側の第2片部63bは、第1主面64a側の第1片部63aよりも他端部3b寄りに位置している。
銅部分61の表面には、電解メッキあるいは無電解メッキによってニッケルメッキ層71が設けられている。このニッケルメッキ層71のためのメッキ処理は、基本的に、銅部分61のみを対象として行われ、従って、アルミニウム部分62の表面はメッキ層を具備していない。
樹脂層41は、ニッケルメッキ層71のメッキ処理の後に、樹脂材料の塗布あるいは樹脂フィルムの貼着などの適宜な方法によって負極端子3の表面に設けられる。クラッド材において異種金属の接触面である界面63が電解液ならびに外気に露出することは、電解腐食の点で好ましくなく、従って、樹脂層41は、負極端子3における界面63の周囲を覆うように、第1片部63aと第2片部63bとを含む長さ方向の範囲に設けられている。
ここで、樹脂層41と界面63とは、界面63の位置が樹脂層41の長さ方向の寸法の中で比較的アルミニウム部分62寄りに片寄った配置となるように、互いに配置されている。図3に示すように、銅部分61のニッケルメッキ層71に重なっている樹脂層41の長さ、つまり樹脂層41の一端41aから界面63までの長さを、長さx1とし、アルミニウム部分62に重なっている樹脂層41の長さ、つまり樹脂層41の他端41bから界面63までの長さを、長さx2とすると、第1主面64aにおいては、ニッケルメッキ層71に重なる長さx1の方がアルミニウム部分62に重なる長さx2よりも長くなっている。同様に、第2主面64bにおいても、ニッケルメッキ層71に重なる長さx1の方がアルミニウム部分62に重なる長さx2よりも長く、しかも、樹脂層41の全長の中で長さx1が占める割合が第1主面64aよりも大となっている。
外装体5の端縁5aが接合される樹脂層41と金属表面との接着性ないし封止性は、アルミニウム表面に比較してニッケルメッキ層71表面の方が優れた特性を有してる。従って、上記実施例のように、各主面64a,64bにおいて、長さx1を長さx2よりも長く設定することにより、樹脂層41とニッケルメッキ層71との接着面積が樹脂層41とアルミニウム部分62表面との接着面積よりも大きくなり、ニッケルメッキ層71における高い接着性を有効利用して、樹脂層41と負極端子3との間の封止性を高めることができる。換言すれば、樹脂層41の限られた長さ方向寸法の中でニッケルメッキ層71と接着する接着面積の割合が高くなり、封止の信頼性が向上する。
また、上記実施例においては、電解液に晒される樹脂層41の一端41a側の部分でアルミニウム表面に比べて相対的に高い接着性ないし封止性が得られるので、電解液に対する封止性ならびに電解液による界面63の腐食の回避の上で有利となる。
次に、図5は、負極端子3の第2実施例を示している。この第2実施例においては、界面63は、第1実施例と同様に、第1片部63aと第2片部63bと第3片部63cとを有するステップ状をなしているが、第2主面64bにおける第2片部63bの位置が第1片部63aよりも一端部3a寄りとなっている。そして、第2主面64bにおいて、第2片部63bは、樹脂層41の長さ方向の中央に位置している。
つまり、第2主面64bにおいては、ニッケルメッキ層71に重なる長さx1とアルミニウム部分62に重なる長さx2とが互いに等しい。一方、第1主面64aにおいては、第1実施例と同様に、ニッケルメッキ層71に重なる長さx1の方がアルミニウム部分62に重なる長さx2よりも長く設定されている。
このような第2実施例においても、第1主面64aにおいてニッケルメッキ層71と樹脂層41との接着面積が大きく確保されることから、高い接着性ならびに封止性が得られる。
次に、図6は、負極端子3の第3実施例を示している。この第3実施例は、断面略V字形をなす立体形状の界面63が生じるように銅部分61とアルミニウム部分62とを接合したものである。すなわち、第3実施例の界面63は、第1主面64aから厚さ方向中間部へ向かって斜めに延びる第1片部631と、第2主面64bから厚さ方向中間部へ向かって斜めに延びる第2片部632と、がほぼ対称に形成され、全体として、断面略V字形をなしている。従って、第1主面64aに現れる界面63の位置(符号631aで示す)と第2主面64bに現れる界面63の位置(符号632aで示す)とは、基本的に等しい位置にあり、これらの位置631a,632aに比較して、V字形の頂部633が負極端子3の一端部3a寄りに位置している。
換言すれば、この実施例の界面63は、両主面64a,64bに現れる界面63の位置631a,632aに比較して、厚さ方向中間部における界面63の位置(つまり頂部633の位置)が、負極端子3の一端部3aへ向かって延びた立体形状をなしている。なお、U字形に近い断面形状であってもよく、あるいは、頂部633を複数有するW字形のような断面形状であってもよい。このような界面63の形状とすることで、クラッド材としての異種金属の接合面積を大きく確保することができる。
樹脂層41は、やはり負極端子3における界面63全体の周囲を覆うように、第1片部631と第2片部632とを含む長さ方向の範囲に設けられている。
ここで、両主面64a,64bにおける界面63の位置631a,632aと樹脂層41との相対的な位置関係としては、図6に示すように、ニッケルメッキ層71に重なる長さx1の方がアルミニウム部分62に重なる長さx2よりも長くなるように設定されている。樹脂層41の一端41aから頂部633までの距離x3と、樹脂層41の他端41bから両主面64a,64bにおける界面63の位置までの距離x2と、をほぼ等しく設定してもよい。
このような実施例によれば、両主面64a,64bにおいてニッケルメッキ層71と樹脂層41との接着面積が大きく確保されることから、高い接着性ならびに封止性が得られる。
特に、略V字形をなす界面63の構成によって、頂部633の位置に対して両主面64a,64bにおける界面63の位置631a,632aが他端部3b(つまりアルミニウム部分62側)寄りとなり、ニッケルメッキ層71を具備した銅部分61が主面64a,64bに沿って頂部633からアルミニウム部分62側へ拡張した形となる。従って、立体形状をなす界面63全体を樹脂層41で確実に覆いつつ、主面64a,64bの双方において長さx1を長く確保することができる。
以上、この発明の一実施例を説明したが、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば上記実施例では、クラッド材の第2の金属としてアルミニウムが用いられているが、他の金属を用いることもできる。また、ニッケルメッキ層71の表面に適宜に化成処理を施すようにしてもよい。さらに、図1,図2に例示したフィルム外装電池1では、外装体5の一方の端縁に一対の端子2,3が並んで配置されているが、一方の端縁に正極端子2を配置し、かつ他方の端縁に負極端子3を配置した構成の電池においても、この発明を同様に適用することが可能である。
1…フィルム外装電池
3…負極端子
4…発電要素
5…外装体
22…負極集電体
41…樹脂層
61…銅部分
62…アルミニウム部分
63…界面
71…ニッケルメッキ層

Claims (4)

  1. 発電要素を電解質とともにフィルム状外装体内に収容してなる電池に用いられ、一端部が上記発電要素の負極集電体に接続されるとともに、他端部が上記フィルム状外装体から外部へ導出される電池用負極端子において、
    この負極端子は、一端部を構成する銅と他端部を構成する第2の金属とが接合された板状のクラッド材からなり、
    記フィルム状外装体が接合される樹脂層が、銅と第2の金属との界面の周囲を覆うように、該負極端子の長さ方向の一部に設けられており、
    上記銅の表面に、上記樹脂層に対する接着性が上記第2の金属の表面よりも高いニッケルメッキ層が設けられており、
    少なくとも一方の主面においては、ニッケルメッキ層に重なる上記樹脂層の一端から上記界面までの長さが、第2の金属に重なる上記樹脂層の他端から上記界面までの長さよりも長く、
    上記樹脂層と上記ニッケルメッキ層との接着面積が、上記樹脂層と上記第2の金属の表面との接着面積よりも大きいことを特徴とする電池用負極端子。
  2. 一方の主面における界面の位置と他方の主面における界面の位置とが負極端子の長さ方向に互いに異なっており、
    一方の主面においては、ニッケルメッキ層に重なる上記樹脂層の一端から上記界面までの長さが、第2の金属に重なる上記樹脂層の他端から上記界面までの長さよりも長く、
    他方の主面においては、ニッケルメッキ層に重なる上記樹脂層の一端から上記界面までの長さが、上記樹脂層の全長の少なくとも半分を占める、ことを特徴とする請求項1に記載の電池用負極端子。
  3. 上記界面は、両主面に現れる界面位置に比較して、厚さ方向中間部における界面位置が、上記一端部へ向かって延びた立体形状をなしている、ことを特徴とする請求項1に記載の電池用負極端子。
  4. 上記第2の金属はアルミニウムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電池用負極端子。
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