JP2010049396A - 半導体装置および撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コスト化を図るとともに、駆動電流制御の精度の向上を図ることが可能な半導体装置および撮像装置を提供する。
【解決手段】半導体集積回路101は、駆動電流値を示す複数ビットの駆動データのうち、最上位ビットまたは最上位ビットから連続する複数のビットである上位データに基づいて第1の駆動電流を生成し、負荷に供給する第1の駆動電流生成部21Aと、駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも駆動データのうちの上位データ以外のすべてのデータを含む下位データに基づいて第2の駆動電流を生成し、負荷に供給する第2の駆動電流生成部21Bとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置および撮像装置に関し、特に、負荷に供給すべき駆動電流の値を決定する回路がデジタル化された半導体装置および撮像装置に関する。
カメラでは、レンズの絞りを調整するためのアイリス制御が行なわれる。このアイリス制御では、レンズの位置が目標位置になるように駆動電流値を決定し、モータに駆動電流を供給し、モータを駆動することによってレンズの絞りを調整している。
たとえば、特許文献1には、以下のような構成が開示されている。すなわち、撮影レンズの近傍に配されたアイリスを駆動させるモータと、モータの回転角を検出するセンサと、センサの検出信号を微分する微分回路と、撮像信号のレベルに応じたアイリス制御信号が供給されるモータの駆動回路とを備え、微分回路の出力とアイリス制御信号とが加算されて駆動回路に供給される。
また、特許文献2には、以下のような構成が開示されている。すなわち、位置変化を発生させるモータと、モータを駆動するモータドライブ手段と、モータの位置変化を検出する位置検出手段と、位置検出手段の出力を微分してモータの速度を検出する速度検出手段と、位置指令信号と位置検出手段の出力とを比較する位置比較手段と、モータドライブ手段の出力を微分する微分回路とを備え、位置比較手段の出力と速度検出手段の出力とを加算してモータドライブ手段に供給するとともに、モータドライブ手段の出力を微分回路で微分してモータドライブ手段に負帰還する。
ここで、カメラでは、製造ばらつきの影響を低減し、フィルタ設定等を容易化し、かつ部品点数を削減するために、レンズの位置に基づいて駆動電流値を決定する回路がデジタル化される場合がある。このデジタル化の一例として、たとえば駆動電流値を示すデータをPWM信号に変換し、このPWM信号に基づいて駆動電流を生成する構成が考えられる。
特開平4−66921号公報 特開平8−9668号公報
しかしながら、このような構成では、駆動電流値を示すデータをPWM(Pulse Width Modulation)信号に変換するPWMエンコーダにおいて、PWM信号の精度すなわち分解能がPWMエンコーダの動作クロックによって制限されてしまう。ここで、PWM信号の分解能が足りない場合、駆動電流値を示すデータがレンズの目標位置に対応する電流値を挟んで変動してしまうため、モータが変動し、騒音が生じてしまう。
ここで、PWM信号の分解能を上げる方法として、PWMエンコーダの動作クロックを高速にすることが考えられるが、高速な動作クロックを生成するために大型の発振器が必要となり、生産コストが増大してしまう。
それゆえに、本発明の目的は、低コスト化を図るとともに、駆動電流制御の精度の向上を図ることが可能な半導体装置および撮像装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある局面に係わる半導体装置は、負荷に駆動電流を供給する半導体装置であって、駆動電流値を示す複数ビットの駆動データのうち、最上位ビットまたは最上位ビットから連続する複数のビットである上位データに基づいて第1の駆動電流を生成し、負荷に供給する第1の駆動電流生成部と、駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも駆動データのうちの上位データ以外のすべてのデータを含む下位データに基づいて第2の駆動電流を生成し、負荷に供給する第2の駆動電流生成部とを備える。
好ましくは、半導体装置は、さらに、第1の駆動電流および第2の駆動電流を重み付けして加算し、加算された駆動電流を負荷に供給する加算部を備える。
好ましくは、第1の駆動電流生成部は、上位データに基づいて第1のPWM信号を生成する第1のPWMエンコーダと、第1のPWM信号に基づいて第1の駆動電流を生成する第1の電流生成回路とを含み、第2の駆動電流生成部は、下位データに基づいて第2のPWM信号を生成する第2のPWMエンコーダと、第2のPWM信号に基づいて第2の駆動電流を生成する第2の電流生成回路とを含む。
好ましくは、半導体装置は、さらに、上位データを保持する第1のレジスタと、第1のレジスタによって保持されている上位データと、新たに受けた駆動データとの差を算出する演算部と、差が第1の所定範囲に収まらない場合には新たに受けた駆動データに対応する上位データを新たに第1のレジスタに保持させ、差が第1の所定範囲に収まる場合には第1のレジスタの保持する上位データの更新を行なわない制御を行なうレジスタ制御部と、差を示すデータのうち、下位データのビットに対応するデータを保持する第2のレジスタとを備え、第1の駆動電流生成部は、第1のレジスタの保持しているデータに基づいて第1の駆動電流を生成し、第2の駆動電流生成部は、第2のレジスタの保持しているデータに基づいて第2の駆動電流を生成する。
より好ましくは、レジスタ制御部は、差が第1の所定範囲に収まった後、第1の所定範囲より広くかつ第1の所定範囲を含む第2の所定範囲に差が収まらなくなるまで第1のレジスタの保持する上位データの更新を行なわない制御を行なう。
また本発明のさらに別の局面に係わる半導体装置は、負荷に駆動電流を供給する半導体装置であって、駆動電流値を示す複数ビットの駆動データのうち、最上位ビットまたは最上位ビットから連続する複数のビットである上位データに基づいて第1のアナログ信号を生成する第1のアナログ変換部と、駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも駆動データのうちの上位データ以外のすべてのデータを含む下位データに基づいて第2のアナログ信号を生成する第2のアナログ変換部と、第1のアナログ信号および第2のアナログ信号を重み付けして加算し、加算されたアナログ信号を出力する加算部と、加算部から受けたアナログ信号に基づいて駆動電流を生成し、負荷に供給する駆動電流生成部とを備える。
好ましくは、半導体装置は、さらに、上位データを保持する第1のレジスタと、第1のレジスタによって保持されている上位データと、新たに受けた駆動データとの差を算出する演算部と、差が所定範囲に収まらない場合には新たに受けた駆動データに対応する上位データを新たに第1のレジスタに保持させ、差が所定範囲に収まる場合には第1のレジスタの保持する上位データの更新を行なわない制御を行なうレジスタ制御部と、差のうち、下位データのビットに対応するデータを保持する第2のレジスタとを備え、第1のアナログ変換部は、第1のレジスタの保持しているデータに基づいて第1のアナログ信号を生成し、第2のアナログ変換部は、第2のレジスタの保持しているデータに基づいて第2のアナログ信号を生成する。
また本発明のある局面に係わる撮像装置は、レンズと、レンズを駆動するモータと、レンズの位置を検出する位置センサと、位置センサの検出結果に基づいて、モータに供給すべき駆動電流値を算出し、駆動電流値を示す複数ビットの駆動データを生成する演算部と、駆動データのうち、最上位ビットまたは最上位ビットから連続する複数のビットである上位データに基づいて第1の駆動電流を生成し、モータに供給する第1の駆動電流生成部と、駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも駆動データのうちの上位データ以外のすべてのデータを含む下位データに基づいて第2の駆動電流を生成し、モータに供給する第2の駆動電流生成部とを備える。
また本発明のさらに別の局面に係わる撮像装置は、レンズと、レンズを駆動するモータと、レンズの位置を検出する位置センサと、位置センサの検出結果に基づいて、モータに供給すべき駆動電流値を算出し、駆動電流値を示す複数ビットの駆動データを生成する演算部と、駆動データのうち、最上位ビットまたは最上位ビットから連続する複数のビットである上位データに基づいて第1のアナログ信号を生成する第1のアナログ変換部と、駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも駆動データのうちの上位データ以外のすべてのデータを含む下位データに基づいて第2のアナログ信号を生成する第2のアナログ変換部と、第1のアナログ信号および第2のアナログ信号を重み付けして加算し、加算されたアナログ信号を出力する加算部と、加算部から受けたアナログ信号に基づいて駆動電流を生成し、負荷に供給する駆動電流生成部とを備える。
本発明によれば、低コスト化を図るとともに、駆動電流制御の精度の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示す図である。
図1を参照して、撮像装置201は、位置センサ1と、演算部51と、駆動部101と、外部端子T1,T2と、加算部13と、モータ7と、レンズ8とを備える。演算部51は、ゲインアンプ2と、A/Dコンバータ3と、PIDフィルタ4と、演算器6とを含む。撮像装置201では、たとえば、演算部51と、駆動部101とが半導体装置として1個の集積回路に含まれる。
位置センサ1は、たとえばホール素子であり、レンズ8の位置を検出し、検出結果を示す検出信号を出力する。
演算部51は、位置センサ1の検出結果に基づいて、モータ7に供給すべき駆動電流値を算出し、駆動電流値を示す複数ビットの駆動データを生成する。
より詳細には、ゲインアンプ2は、外部端子T1を介して位置センサ1から受けたアナログ信号である検出信号を増幅して出力する。A/Dコンバータ3は、ゲインアンプ2から受けたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
演算器6は、A/Dコンバータ3から受けたデジタル信号の示すレンズ8の位置と、レンズ8の目標位置との差を算出し、算出した差を示すデータを出力する。
PIDフィルタ4は、演算器6から受けたデータに基づいてPID(Proportional Integral Differential)制御を行ない、駆動電流値を示す駆動データを出力する。
駆動部101は、PIDフィルタ4から受けた駆動データに基づいて複数の駆動電流を生成し、外部端子T1を介して加算部13へ出力する。
加算部13は、駆動部101から受けた複数の駆動電流を合成してモータ7に供給する。
モータ7は、加算部13から供給された駆動電流に基づいてレンズ8の位置を変更する。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動部および加算部の構成を示す図である。ここでは、PIDフィルタ4が出力する駆動データは13ビットであると仮定する。
図2を参照して、駆動部101は、駆動電流生成部21A,21Bと、レジスタV1,V2と、レジスタ制御部14と、演算器15と、リミッタ16とを含む。駆動電流生成部21Aは、PWMエンコーダ11Aと、電流生成回路12Aとを含む。駆動電流生成部21Bは、PWMエンコーダ11Bと、電流生成回路12Bとを含む。加算部13は、抵抗R1,R2を含む。
レジスタV1は、PIDフィルタ4から受けた13ビットのデータのうち、最上位ビットから連続する8ビットの上位データを保持する。
演算器15は、レジスタV1の保持している上位データと、PIDフィルタ4から受けた駆動データとを減算し、減算結果を示すデータをレジスタ制御部14およびリミッタ16へ出力する。
リミッタ16は、演算器15から受けたデータが、後述する上限値HLimを超える場合には、上限値HLimをレジスタV2へ出力する。また、リミッタ16は、演算器15から受けたデータが、後述する下限値LLimより小さい場合には、下限値LLimをレジスタV2へ出力する。また、リミッタ16は、上記2つの場合以外には、演算器15から受けたデータをそのままレジスタV2へ出力する。
レジスタV2は、リミッタ16から受けたデータのうち、下位データに対応するビットを保持する。ここで、下位データは、駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも駆動データのうちの上位データ以外のすべてのデータを含むデータである。たとえば、レジスタV2は、リミッタ16から受けた13ビットのデータのうち、最下位ビットから連続する8ビットの下位データを保持する。
PWMエンコーダ11Aは、レジスタV1の保持しているデータに基づいてPWM信号を生成して出力する。
電流生成回路12Aは、たとえばHブリッジ回路であり、PWMエンコーダ11Aから受けたPWM信号に基づいてモータ7に駆動電流を供給する。より詳細には、電流生成回路12Aは、PWM信号が論理ローレベルのときには加算部13へ電流を出力し、PWM信号が論理ハイレベルのときには加算部13への電流の出力を停止する。
PWMエンコーダ11Bは、レジスタV2の保持しているデータに基づいてPWM信号を生成して出力する。
電流生成回路12Bは、たとえばHブリッジ回路であり、PWMエンコーダ11Bから受けたPWM信号に基づいてモータ7に駆動電流を供給する。より詳細には、電流生成回路12Bは、PWM信号が論理ローレベルのときには加算部13へ電流を出力し、PWM信号が論理ハイレベルのときには加算部13への電流の出力を停止する。
加算部13において、抵抗R2は抵抗R1の32倍の抵抗値を有する。すなわち、加算部13は、外部端子T2Aを介して電流生成回路12Aから受けた電流と外部端子T2Bを介して電流生成回路12Bから受けた電流とを32:1の比率で重み付けして加算する。これにより、モータ7に供給される駆動電流の精度を駆動データの13ビット相当にすることができる。
ところで、従来の構成では、PWM信号の精度すなわち分解能がこのPWMエンコーダの動作クロックによって制限されてしまう。そして、PWM信号の分解能が足りない場合、駆動電流値を示すデータがレンズの目標位置に対応する電流値を挟んで変動してしまうため、モータが変動し、騒音が生じてしまう。また、PWM信号の分解能を上げる方法として、PWMエンコーダの動作クロックを高速にすることが考えられるが、高速な動作クロックを生成するために大型の発振器が必要となり、生産コストが増大してしまう。
しかしながら、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置では、駆動データに基づいて駆動電流を生成する回路を2系統設けている。そして、駆動データを上位データおよび下位データに分割し、各々に対応する駆動電流を生成し、これらを重み付け加算してモータ7に供給している。このような構成により、PWMエンコーダ11A,11Bの動作クロックの速度を高速化することなく、PWM信号の分解能を向上させることができる。したがって、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置では、低コスト化を図るとともに、駆動電流制御の精度の向上を図ることができる。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動部がレジスタおよびレジスタ制御部を備えないと仮定した場合における、駆動データと駆動電流との関係を示すグラフ図である。図3において、グラフG1は、電流生成回路12Aおよび12B間で製造ばらつきがない場合を示し、グラフG2は、電流生成回路12Aおよび12B間で製造ばらつきがある場合を示している。また、図3は、上位データが3ビットである場合を示しており、グラフの横軸における数値は上位データの値(2進数)を示している。
グラフG1に示すように、電流生成回路12Aおよび12B間すなわち各Hブリッジ回路間で製造ばらつきがない場合には、上位データがそれぞれ”000”、”001”〜”101”である場合の下位データによる微調整範囲A、B〜E間に連続性がある。
一方、グラフG2に示すように、各Hブリッジ回路間で製造ばらつきがある場合には、微調整範囲A、B〜E間に連続性がなくなり、駆動電流制御の精度が劣化してしまう。
しかしながら、本発明の第1の実施の形態に係る駆動部では、以下のような動作によって上記の問題点を解決する。
図4(a)および図4(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動部の動作の一例を示す図である。図4(a)は、レジスタV1の保持データの値を示し、図4(b)は、レジスタV2の保持データの値を示している。
図4(a)および図4(b)を参照して、まず、レンズ8が目標位置に設定されるように、駆動電流が徐々に大きくなる。このとき、駆動電流は比較的大きく増加しており、前回の駆動データと今回の駆動データとの差が大きい。このため、演算器15の出力データすなわちPIDフィルタ4から新たに受けた駆動データからレジスタV1の保持データを引いた値が上限値HLimを超えるため、リミッタ16によるリミットがかかり、上限値HLimがレジスタV2へ出力される(時刻T0〜T1)。
次に、レンズ8が目標位置に近づいてくると、駆動電流が安定してくるため、前回の駆動データと今回の駆動データとの差が小さくなる。そうすると、演算器15の出力データが上限値HLimよりも小さくなり、リミッタ16によるリミットが解除される(時刻T1〜T2)。
次に、レンズ8が目標位置にさらに近づいてくると、駆動電流がさらに安定してくるため、前回の駆動データと今回の駆動データとの差がさらに小さくなる。そうすると、レジスタV1の保持しているデータとPIDフィルタ4から新たに受けた駆動データとの差が所定範囲A1に収まるため、レジスタ制御部14は、レジスタV1の保持データの更新を停止する。そして、レジスタ制御部14は、レジスタV1の保持しているデータとPIDフィルタ4から新たに受けた駆動データとの差が所定範囲A2に収まらなくなるまで、レジスタV1の保持データの更新を停止する(時刻T2〜T3)。
次に、レンズ8の目標位置が変更される等により、レンズ8が目標位置から大きく外れると、レジスタV1の保持しているデータとPIDフィルタ4から新たに受けた駆動データとの差が所定範囲A2から外れるため、レジスタ制御部14は、レジスタV1の保持データの更新停止を解除する(時刻T3)。
ここで、駆動電流は比較的大きく増加しており、前回の駆動データと今回の駆動データとの差が大きい。そうすると、演算器15の出力データすなわちPIDフィルタ4から新たに受けた駆動データからレジスタV1の保持データを引いた値が上限値HLimを超えるため、リミッタ16によるリミットがかかり、上限値HLimがレジスタV2へ出力される(時刻T3〜T4)。
次に、レンズ8が目標位置に近づいてくると、駆動電流が安定してくるため、前回の駆動データと今回の駆動データとの差が小さくなる。そうすると、演算器15の出力データが上限値HLimよりも小さくなり、リミッタ16によるリミットが解除される(時刻T4〜T5)。
次に、レンズ8が目標位置にさらに近づいてくると、駆動電流がさらに安定してくるため、前回の駆動データと今回の駆動データとの差がさらに小さくなる。そうすると、レジスタV1の保持しているデータとPIDフィルタ4から新たに受けた駆動データとの差が所定範囲A1に収まるため、レジスタ制御部14は、レジスタV1の保持データの更新を再び停止する(時刻T5)。
以上のように、本発明の第1の実施の形態に係る駆動部では、駆動データのうち、最上位ビットまたは最上位ビットから連続する複数のビットを上位データとする。また、駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも駆動データのうちの上位データ以外のすべてのデータを含むデータを下位データとする。
そして、レジスタ制御部14は、駆動電流が安定すると、すなわちレジスタV1の保持している上位データとPIDフィルタ4から新たに受けた駆動データとの差が所定範囲A1に収まると、次にこの差が所定範囲A2に収まらなくなるまで、レジスタV1の保持データの更新を停止する。すなわち、上位データによる駆動電流の調整を固定し、下位データのみで駆動電流の微調整を行なう。これにより、電流生成回路12Aおよび12B間で製造ばらつきがある場合でも、図3に示す各微調整範囲を下位データによって連続的に制御することができる、すなわち複数の微調整範囲にわたって駆動電流値の連続性を確保することができるため、駆動電流制御の精度を向上させることができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態に係る撮像装置と比べて駆動電流を生成する構成を変更した撮像装置に関する。以下で説明する内容以外は第1の実施の形態に係る撮像装置と同様である。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の構成を示す図である。
図5を参照して、撮像装置202は、位置センサ1と、演算部51と、駆動部102と、外部端子T1,T2と、モータ7と、レンズ8とを備える。演算部51は、ゲインアンプ2と、A/Dコンバータ3と、PIDフィルタ4と、演算器6とを含む。撮像装置202では、たとえば、演算部51と、駆動部102とが半導体装置として1個の集積回路に含まれる。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る駆動部の構成を示す図である。
図6を参照して、駆動部102は、D/A(Digital to Analog)コンバータ(DAC)31A,31Bと、加算部33と、D級アンプ34と、抵抗R11と、レジスタV1,V2と、レジスタ制御部14と、演算器15と、リミッタ16とを含む。
D/Aコンバータ31Aは、レジスタV1の保持しているデータをアナログ信号に変換して加算部33へ出力する。
D/Aコンバータ32Aは、レジスタV2の保持しているデータをアナログ信号に変換して加算部33へ出力する。
加算部33は、D/Aコンバータ31Aから受けたアナログ信号とD/Aコンバータ32Aから受けたアナログ信号とを32:1の比率で重み付けして加算し、D級アンプ34へ出力する。これにより、モータ7に供給される駆動電流の精度を駆動データの13ビット相当にすることができる。
D級アンプ34は、加算部33から受けたアナログ信号に基づいて駆動電流を生成し、外部端子T2および抵抗R11を介してモータ7に供給する。なお、本発明の第2の実施の形態に係る駆動部ではD級アンプを用いているが、これに限定するものではなく、リニアアンプ等、アナログ信号に基づいて電流を生成する回路であればD級アンプの代わりに用いることができる。
その他の構成および動作は第1の実施の形態に係る撮像装置と同様であるため、ここでは詳細な説明を繰り返さない。
ところで、前述したデジタル化の一例では、PWM信号の精度すなわち分解能がこのPWMエンコーダの動作クロックによって制限されてしまう。そして、PWM信号の分解能が足りない場合、駆動電流値を示すデータがレンズの目標位置に対応する電流値を挟んで変動してしまうため、モータが変動し、騒音が生じてしまう。また、PWM信号の分解能を上げる方法として、PWMエンコーダの動作クロックを高速にすることが考えられるが、高速な動作クロックを生成するために大型の発振器が必要となり、生産コストが増大してしまう。
しかしながら、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置では、駆動データに基づいて駆動電流を生成する回路を2系統設けている。すなわち、駆動データを上位データおよび下位データに分割し、上位データおよび下位データをアナログ信号に変換し、これらを重み付け加算し、加算後のアナログ信号に基づいて駆動電流を生成し、モータ7に供給している。このような構成により、D/Aコンバータ31A,32Aの各々の分解能を上げることなく、PWM信号の分解能を向上させることができる。したがって、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置では、低コスト化を図るとともに、駆動電流制御の精度の向上を図ることができる。
また、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置では、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置と比べて、PWMエンコーダの代わりにD/Aコンバータを用いることにより、発振器が不要となる。また、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置では、電流生成回路12A,12Bと加算部13との間に2つの外部端子T2AおよびT2Bを設ける必要がある。しかしながら、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置では、D級アンプ34と抵抗R11との間に1つの外部端子T2を設ければよい。また、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置では、2つの抵抗R1およびR2を設ける必要がある。しかしながら、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置では、1つの抵抗R11を設ければよい。したがって、本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置では、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置と比べて、回路構成の簡易化を図ることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る駆動部および加算部の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る駆動部がレジスタおよびレジスタ制御部を備えないと仮定した場合における、駆動データと駆動電流との関係を示すグラフ図である。 (a)および(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る駆動部の動作の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る駆動部の構成を示す図である。
符号の説明
1 位置センサ、2 ゲインアンプ、3 A/Dコンバータ、4 PIDフィルタ、6 演算器、7 モータ、8 レンズ、11A,11B PWMエンコーダ、12A,12B 電流生成回路、13 加算部、14 レジスタ制御部、15 演算器、16 リミッタ、21A,21B 駆動電流生成部、31A,31B D/Aコンバータ、33 加算部、34 D級アンプ、51 演算部、101,102 駆動部、201,202 撮像装置、T1,T2,T2A,T2B 外部端子、V1,V2 レジスタ、R1,R2,R11 抵抗。

Claims (9)

  1. 負荷に駆動電流を供給する半導体装置であって、
    前記駆動電流値を示す複数ビットの駆動データのうち、最上位ビットまたは最上位ビットから連続する複数のビットである上位データに基づいて第1の駆動電流を生成し、前記負荷に供給する第1の駆動電流生成部と、
    前記駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも前記駆動データのうちの前記上位データ以外のすべてのデータを含む下位データに基づいて第2の駆動電流を生成し、前記負荷に供給する第2の駆動電流生成部とを備える半導体装置。
  2. 前記半導体装置は、さらに、
    前記第1の駆動電流および前記第2の駆動電流を重み付けして加算し、前記加算された駆動電流を前記負荷に供給する加算部を備える請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の駆動電流生成部は、
    前記上位データに基づいて第1のPWM信号を生成する第1のPWMエンコーダと、
    前記第1のPWM信号に基づいて前記第1の駆動電流を生成する第1の電流生成回路とを含み、
    前記第2の駆動電流生成部は、
    前記下位データに基づいて第2のPWM信号を生成する第2のPWMエンコーダと、
    前記第2のPWM信号に基づいて前記第2の駆動電流を生成する第2の電流生成回路とを含む請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記半導体装置は、さらに、
    前記上位データを保持する第1のレジスタと、
    前記第1のレジスタによって保持されている前記上位データと、新たに受けた前記駆動データとの差を算出する演算部と、
    前記差が第1の所定範囲に収まらない場合には前記新たに受けた前記駆動データに対応する前記上位データを新たに前記第1のレジスタに保持させ、前記差が前記第1の所定範囲に収まる場合には前記第1のレジスタの保持する前記上位データの更新を行なわない制御を行なうレジスタ制御部と、
    前記差を示すデータのうち、前記下位データのビットに対応するデータを保持する第2のレジスタとを備え、
    前記第1の駆動電流生成部は、前記第1のレジスタの保持しているデータに基づいて前記第1の駆動電流を生成し、
    前記第2の駆動電流生成部は、前記第2のレジスタの保持しているデータに基づいて前記第2の駆動電流を生成する請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記レジスタ制御部は、前記差が前記第1の所定範囲に収まった後、前記第1の所定範囲より広くかつ前記第1の所定範囲を含む第2の所定範囲に前記差が収まらなくなるまで前記第1のレジスタの保持する前記上位データの更新を行なわない制御を行なう請求項4に記載の半導体装置。
  6. 負荷に駆動電流を供給する半導体装置であって、
    前記駆動電流値を示す複数ビットの駆動データのうち、最上位ビットまたは最上位ビットから連続する複数のビットである上位データに基づいて第1のアナログ信号を生成する第1のアナログ変換部と、
    前記駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも前記駆動データのうちの前記上位データ以外のすべてのデータを含む下位データに基づいて第2のアナログ信号を生成する第2のアナログ変換部と、
    前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号を重み付けして加算し、前記加算されたアナログ信号を出力する加算部と、
    前記加算部から受けたアナログ信号に基づいて駆動電流を生成し、前記負荷に供給する駆動電流生成部とを備える半導体装置。
  7. 前記半導体装置は、さらに、
    前記上位データを保持する第1のレジスタと、
    前記第1のレジスタによって保持されている前記上位データと、新たに受けた前記駆動データとの差を算出する演算部と、
    前記差が所定範囲に収まらない場合には前記新たに受けた前記駆動データに対応する前記上位データを新たに前記第1のレジスタに保持させ、前記差が前記所定範囲に収まる場合には前記第1のレジスタの保持する前記上位データの更新を行なわない制御を行なうレジスタ制御部と、
    前記差のうち、前記下位データのビットに対応するデータを保持する第2のレジスタとを備え、
    前記第1のアナログ変換部は、前記第1のレジスタの保持しているデータに基づいて前記第1のアナログ信号を生成し、
    前記第2のアナログ変換部は、前記第2のレジスタの保持しているデータに基づいて前記第2のアナログ信号を生成する請求項6に記載の半導体装置。
  8. レンズと、
    前記レンズを駆動するモータと、
    前記レンズの位置を検出する位置センサと、
    前記位置センサの検出結果に基づいて、前記モータに供給すべき駆動電流値を算出し、前記駆動電流値を示す複数ビットの駆動データを生成する演算部と、
    前記駆動データのうち、最上位ビットまたは最上位ビットから連続する複数のビットである上位データに基づいて第1の駆動電流を生成し、前記モータに供給する第1の駆動電流生成部と、
    前記駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも前記駆動データのうちの前記上位データ以外のすべてのデータを含む下位データに基づいて第2の駆動電流を生成し、前記モータに供給する第2の駆動電流生成部とを備える撮像装置。
  9. レンズと、
    前記レンズを駆動するモータと、
    前記レンズの位置を検出する位置センサと、
    前記位置センサの検出結果に基づいて、前記モータに供給すべき駆動電流値を算出し、前記駆動電流値を示す複数ビットの駆動データを生成する演算部と、
    前記駆動データのうち、最上位ビットまたは最上位ビットから連続する複数のビットである上位データに基づいて第1のアナログ信号を生成する第1のアナログ変換部と、
    前記駆動データのうち、最下位ビットまたは最下位ビットから連続する複数のビットであり、かつ少なくとも前記駆動データのうちの前記上位データ以外のすべてのデータを含む下位データに基づいて第2のアナログ信号を生成する第2のアナログ変換部と、
    前記第1のアナログ信号および前記第2のアナログ信号を重み付けして加算し、前記加算されたアナログ信号を出力する加算部と、
    前記加算部から受けたアナログ信号に基づいて駆動電流を生成し、前記負荷に供給する駆動電流生成部とを備える撮像装置。
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