JP2010048462A - 制御システム、制御システム用プログラム、燃焼制御方法及びボイラシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃焼量を連続的に増減可能とされる複数のボイラを対象として前記燃焼量を制御する制御システム4であって、前記燃焼量を維持した状態で燃焼させる定常制御と、前記燃焼量を増減させながら燃焼させる増減制御とによる燃焼制御が可能とされ、前記増減制御により燃焼させる前記ボイラを、要求負荷と対応した制御対象の目標値と現状値との偏差量に基づいて選択するように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
請求項1に記載の発明は、燃焼量を連続的に増減可能とされる複数のボイラを対象として前記燃焼量を制御する制御システムであって、前記燃焼量を維持した状態で燃焼させる定常制御と、前記燃焼量を増減させながら燃焼させる増減制御とによる前記ボイラの燃焼制御が可能とされ、前記増減制御により燃焼させる前記ボイラを、要求負荷と対応した制御対象の目標値と現状値との偏差量に基づいて選択するように構成されていることを特徴とする。
したがって、制御対象を、合計負荷率と関係なく負荷変動に対応してクイックレスポンスで調整し、目標値にソフトランディングさせることができる。
その結果、ボイラシステム全体の発停回数を抑制することが可能となり、また、燃焼制御しているボイラ同士間の燃焼負荷率が差を縮小されて燃焼効率が高い燃焼バンドにおける運転がし易くなる。
また、合計負荷率とは、ボイラシステムのうち燃焼しているボイラの燃焼量をボイラシステム全体の燃焼能力で除した値である。
図1は、本発明に係る制御システムの一実施形態を示す図であり、符号1はボイラシステムを示している。
この実施形態における制御対象は、スチームヘッダ6内の蒸気の圧力であり、ボイラ群2を構成しているボイラそれぞれの燃焼量を制御部4により制御して、この蒸気の圧力を調整するようになっている。
第1のボイラ21・・・第5のボイラ25は、燃焼能力(最大燃焼状態における燃焼量)の範囲内において、0%(燃焼停止状態)から100%(最大燃焼量)の燃焼負荷率で燃焼量を連続的に増減制御可能とされている。
また、この実施の形態においては、第1のボイラ21・・・第5のボイラ25は、燃焼能力が等しく設定されている。
なお、偏差量PDは、偏差量PD=現在圧力PS−目標値PTにより定義される。
例えば、必要とされる蒸気量が2500(Kg/h)である場合、直線L5では燃焼負荷率は50%で、直線L4では燃焼負荷率約63%で、直線L3では燃焼負荷率約83%で交わる。すなわち、対象のボイラが5台の場合には燃焼負荷率を50%、4台の場合には燃焼負荷率を約63%、3台の場合には燃焼負荷率を約83%とすることで2500(Kg/h)の蒸気量を発生可能であることを示している。
また、同一燃焼バンドで2通り以上の対象台数を選択可能な場合は、そのうち最も少ない台数を燃焼させるように構成されている。
この場合の燃焼負荷率は、例えば、
燃焼負荷率=必要な蒸気量を発生させるのに必要な燃焼量/(ボイラ群2のうち定常制御するボイラの台数×ボイラ1台あたりの燃焼能力)
により算出される。
また、この実施形態において、定常燃焼するボイラの対象が選択されて一端燃焼制御が開始された場合、圧力値が最初に目標値PTに到達するまでの間は、定常制御する対象とされたボイラの燃焼負荷率はすべて等しくなるように設定されている。
すなわち、偏差量の絶対値が、第1の設定値P1(0.05MPa)以上第2の設定値P2(0.10MPa)未満の場合には1台のボイラが増減制御され、第2の設定値P2以上第3の設定値P3(0.15MPa)未満の場合には2台のボイラが増減制御され、同様に、4台のボイラが増減制御されることにより第5の設定値P5(0.25MPa)未満の負可変動が解消可能であることを意味している。なお、負可変動が第5の設定値P5(0.25MPa)を超える場合には5台のボイラが増減制御されることとなる。
なお、この実施の形態において、第1の設定値P1・・・第5の設定値P5の各設定値は、等間隔に設定されている。
なお、増減制御するボイラの対象台数を算出する際には、偏差量PDの絶対値と、第1の設定値P1・・・第5の設定値P5とが対比して行われるようになっている。
また、図6は、増減制御するボイラの台数を増加させる際に定常制御制御されているボイラの中から増減制御する対象を選択するフロー図の一例を、図7は、増減制御されているボイラの台数を減少させる際に増減制御から定常制御に移行する対象を選択するフロー図の一例を示している。
また、上記フロー図において、定常制御されるボイラと増減制御されるボイラを合計した場合の台数は、ボイラシステム1を起動したときの台数のままで一定である場合について示している。
また、増減制御されているボイラがある場合に、偏差量PDの絶対値が第1の設定値P1未満に減少した場合には、全てのボイラが増減制御から定常制御に移行され、それぞれのボイラは増減制御から定常制御に移行されたときの燃焼量(燃焼負荷率)が維持されるようになっている。
増減制御するボイラの対象台数の増加に際して、ボイラ群2の燃焼量を増加するとともに燃焼負荷率を高くする場合(図8 [AC])、すなわち燃焼量を増加しつつ燃焼量の増加割合を大きくする場合には定常制御しているボイラのうち燃焼負荷率が低い側から順番に選択(S112)して燃焼量を増加する増減制御に移行(S116)し、ボイラ群2の燃焼量を減少するとともに燃焼負荷率を低くする場合(図8 [AD])、すなわち燃焼量を減少しつつ燃焼量の減少割合を大きくする場合には定常制御しているボイラのうち燃焼負荷率が高い側から順番に選択(S114)して燃焼量を減少する増減制御に移行(S116)するように構成されている。
増減制御するボイラの対象台数の減少に際して、ボイラ群2の燃焼量を増加するとともに燃焼負荷率を高くする場合(図8 [BC])、すなわち燃焼量を増加しつつ燃焼量の増加割合を小さくする場合には、増減制御しているボイラのうち燃焼負荷率が高い側から順番に選択(S122)して増減制御を定常制御に移行(S126)し、ボイラ群2の燃焼量を減少するとともに燃焼負荷率を低くする場合(図8 [BD])、すなわち燃焼量を減少しつつ燃焼量の減少割合を小さくする場合には、増減制御しているボイラのうち燃焼負荷率が低い側から順番に選択(S124)して増減制御を定常制御に移行(S126)するように構成されている。
指示信号は、例えば、燃焼制御におけるバルブ開度データ等により構成されている。
また、スチームヘッダ6には圧力センサ7が設けられて、圧力センサ7によりスチームヘッダ6内の蒸気の圧力が電気信号に変換されるようになっている。
蒸気使用設備18は、スチームヘッダ6からの蒸気によって運転される設備である。
1)ボイラシステム1を起動して運転をスタートする。(S1)
2)要求負荷に対応する蒸気発生量と、第1のデータベースDB1(図3)と対応づけて、定常制御するボイラの対象台数を算出する。(S2)
3)蒸気発生量と、定常制御の対象台数とから燃焼負荷率を算出する。(S3)
4)次いで、定常制御ボイラ選択手順に基づいて、定常制御の対象を選択して定常制御を開始する。(S4)
ボイラ群2のうち定常制御するボイラの対象台数が4台以下の場合は、ボイラ群2の中から第1ボイラ21から第5のボイラ25の順番に対象台数のボイラを選択する。
上記S1〜S4において、現状の圧力値が目標値PTに一旦到達するまでは、ボイラ群2のうち定常制御の対象とされるボイラは当初の対象がそのまま維持されるようになっている。なお、目標値PTに到達するまでの段階で、一部又は全部のボイラを増減制御する構成としてもよい。
5)自動運転中である場合、ボイラ群2を構成しているボイラを増減制御により燃焼制御することが可能となり、自動運転終了している場合にはボイラシステム1の運転を終了する。(S5)
6)圧力センサ7により検出されたスチームヘッダ6内の圧力が制御部4の入力部4Aを介して演算部4Bに入力され、演算部4Bが、スチームヘッダ6の現在圧力PSを算出する。(S6)
7)目標値PTと現在圧力PSとから、圧力の偏差量PDを算出する。(S7)
8)偏差量PDの絶対値を、第2のデータベースDB2(図4)と対応づけて、増減制御するボイラの対象台数を算出する。(S8)
9)増減制御するボイラの対象台数と現在増減制御されているボイラの台数を比較して、増減制御するボイラの対象台数の増減の有無を判断する(S9)。
(S9)において、増減制御を開始するボイラの台数(=(増減制御が必要なボイラの対象台数)−(現在、増減制御しているボイラの台数))がゼロであり増減制御するボイラの対象台数に増減がない場合にはカウンタCTR(S13)を経由してS5に移行し、ゼロでない場合には対象台数に増減がありS10に移行する。
増減制御するボイラの対象台数に増減がなく、増減制御するボイラの対象台数が維持される場合、現在増減制御されているボイラは燃焼負荷率の増減が継続して行われる。
10)増減制御するボイラの対象台数が増加か減少かを判断する。(S10)
(S10)において、前述の増減制御を開始するボイラの台数が正(+)の場合には、S11に移行して増減制御する台数を増加し、負(−)の場合にはS12に移行して増減制御する台数を減少させる。
11)定常制御されているボイラを増減制御することにより増減制御するボイラの対象台数を増加する場合には、ボイラ群2の中から増減制御を開始する対象のボイラを選択する。(S11)
増減制御によりボイラ群2の燃焼負荷率を高くする場合には、定常制御しているボイラのうち燃焼負荷率が低い側から順番に選択(S112)し、増減制御によりボイラ群2の燃焼負荷率を低くする場合には、定常制御しているボイラのうち燃焼負荷率が高い側から順番に選択(S114)する。
このとき、第1のボイラ21・・・第5のボイラ25のなかに燃焼負荷率が同一のものがある場合、ボイラ群2の燃焼負荷率を高くする際には燃焼負荷率が同一のボイラの中から昇順に、燃焼負荷率を低くする際には燃焼負荷率が同一のボイラの中から降順に、増減制御する対象を選択する。
12)増減制御する対象のボイラが選択されたら、増減制御に移行する。(S116)
13)増減制御されているボイラを定常制御することにより増減制御されているボイラの台数を減少する場合には、定常制御に移行する対象のボイラを選択する。(S12)
増減制御によりボイラ群2の燃焼負荷率を高くする場合には、増減制御しているボイラのうち燃焼負荷率が高い側から順番に選択(S122)し、増減制御によりボイラ群2の燃焼負荷率を低くする場合には、増減制御しているボイラのうち燃焼負荷率が低い側から順番に選択(S124)する。
このとき、第1のボイラ21・・・第5のボイラ25のなかに燃焼負荷率が同一のものがある場合、ボイラ群2の燃焼負荷率を高くする際には燃焼負荷率が同一のボイラの中から昇順に、燃焼負荷率を低くする際には燃焼負荷率が同一のボイラの中から降順に定常制御する対象を選択する。
14)定常制御に移行する対象のボイラが選択されたら、この対象のボイラを増減制御から定常制御に移行する。(S126)
15)この増減制御に関する流れは、カウンタCTRのカウントアップ時間に対応する周期で行われる。(S13)
16)ボイラシステム1が自動運転中の場合には増減制御の対象とされるボイラは増減制御が継続され、自動運転を終了する信号が入力された場合にはボイラシステム1の運転が終了される(S5)。すなわち、自動運転中は、S5からS13が繰り返される。
図9は、時間を横軸、圧力値を縦軸として、ボイラシステム1の運転開始後の時間経過と、圧力変動とを例示したものであり、図10は、ボイラ群2を構成している第1のボイラ21・・・第5のボイラ25の燃焼制御の状態を概念的に図示したものである。
図9、図10においては、便宜上、目標値PTを0.5MPa、ボイラ群2のうち定常制御する台数を5台とし、その5台が燃焼負荷率50%で定常制御されることにより目標値PTが達成されるようになっている。
その結果、スチームヘッダ6内の蒸気の圧力が目標値PT0.5MPaに到達する。(図9「A」)
この実施形態においては、第1のボイラ21が選択されて増減制御に移行される。(図10(B))
この第1のボイラ21と第2のボイラ22の増減制御は、図4における偏差値の絶対値の範囲が設定値P2以上、P3未満である間、継続される。
その結果、ボイラ群2を構成する5台のボイラ、第1のボイラ21・・・第5のボイラ25、5台のボイラ全てが定常制御されることになる。
その結果、スチームヘッダ6内の蒸気の圧力をクイックレスポンスで調整するとともに、目標値PTにソフトランディングさせて、蒸気圧力のオーバシュートやハンチングの発生を抑制することができる。
また、ボイラ群2のうち、定常制御により燃焼している各ボイラ間の燃焼負荷率の拡大が抑制されるので、定常制御するボイラの台数が容易に算出可能とされ、また、ボイラシステム1全体においてボイラ群2のうち実際に燃焼する台数を抑制することができる。
例えば、上記実施の形態においては、ボイラシステム1を構成するボイラ群2が、5台のボイラにより構成される場合について説明したが、2台以上の任意の台数のボイラによりボイラ群2を構成してもよい。
また、第1のデータベースDB1、第2のデータベースDB2に代えて、これらの双方又は一方を他のパラメータを介して算出するように構成してもよいし、演算部4Bにおける演算により算出する構成としてもよい。
2 ボイラ群
4 制御部(制御システム)
6 スチームヘッダ
7 圧力センサ
21、22、23、24、25 ボイラ
P1、P2、P3、P4、P5 設定値
PD 偏差量
PT 目標値
PS 現在圧力(現状値)
Claims (9)
- 燃焼量を連続的に増減可能とされる複数のボイラを対象として前記燃焼量を制御する制御システムであって、
前記燃焼量を維持した状態で燃焼させる定常制御と、前記燃焼量を増減させながら燃焼させる増減制御とによる前記ボイラの燃焼制御が可能とされ、
前記増減制御により燃焼させる前記ボイラを、要求負荷と対応した制御対象の目標値と現状値との偏差量に基づいて選択するように構成されていることを特徴とする制御システム。 - 請求項1に記載の制御システムであって、
前記偏差量と対応づけて前記増減制御するボイラの対象台数を算出し、
前記対象台数に基づいて前記増減制御するボイラを燃焼制御することを特徴とする制御システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の制御システムであって、
前記現状値が前記目標値より大きい場合は、
前記偏差量の絶対値が増加している場合に前記増減制御しているボイラの燃焼負荷率を低くし、
前記偏差量の絶対値が減少している場合に前記増減制御しているボイラの燃焼負荷率を高くし、
前記現状値が前記目標値より小さい場合は、
前記偏差量の絶対値が増加している場合に前記増減制御しているボイラの燃焼負荷率を高くし、
前記偏差量の絶対値が減少している場合に前記増減制御しているボイラの燃焼負荷率を低くする、
ように構成されていることを特徴とする制御システム。 - 請求項3に記載の制御システムであって、
前記増減制御しているボイラの燃焼負荷率を高くする場合には、
定常制御しているボイラのうち燃焼負荷率が低いほうから順番に前記増減制御するボイラを選択し、
前記増減制御しているボイラの燃焼負荷率を低くする場合には、
定常制御しているボイラのうち燃焼負荷率が高いほうから順番に前記増減制御するボイラを選択するように構成されていることを特徴とする制御システム。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の制御システムを備えることを特徴とするボイラシステム。
- 燃焼量を連続的に増減可能とされる複数のボイラを対象として前記燃焼量を制御する制御システム用プログラムであって、
前記燃焼量を維持した状態で燃焼させる定常制御と、前記燃焼量を増減させながら燃焼させる増減制御と、により前記複数のボイラの燃焼制御が可能とされ、
要求負荷と対応した制御対象の目標値と現状値との偏差量を算出し、
前記偏差量に基づいて前記増減制御するボイラの対象台数を算出し、
前記増減制御するボイラを前記対象台数に基づいて燃焼制御し、
前記対象台数に基づく燃焼制御において、
前記偏差量の絶対値が増加している場合は、
前記定常制御されているボイラのうち増減制御を開始すべきボイラの燃焼制御を開始して前記増減制御するボイラの台数を増加し、
前記偏差量の絶対値が減少している場合は、
前記増減制御されているボイラのうち定常制御を開始すべきボイラの燃焼制御を開始して前記増減制御するボイラの台数を減少し、
前記複数のボイラが自動運転中であることを判別するとともに前記自動運転中である場合に実行を繰返すように構成されていることを特徴とする制御システム用プログラム。 - 請求項6に記載の制御システム用プログラムであって、
前記増減制御するボイラの台数を増加する場合において、
前記現状値が前記目標値より大きい場合は、
前記定常制御されているボイラのうち燃焼負荷率が高い順に増減制御を開始し、
前記現状値が前記目標値より小さい場合は、
前記定常制御されているボイラのうち燃焼負荷率が低い順に増減制御を開始し、
前記増減制御するボイラの台数を減少する場合において、
前記現状値が前記目標値より大きい場合は、
前記増減制御されているボイラのうち燃焼負荷率が低い順に定常制御を開始し、
前記現状値が前記目標値より小さい場合は、
前記増減制御されているボイラのうち燃焼負荷率が高い順に定常制御を開始するように構成されていることを特徴とする制御システム用プログラム。 - 燃焼量を維持した状態で燃焼させる定常制御による燃焼制御と、燃焼量を連続的に増減させながら燃焼させる増減制御による燃焼制御と、が可能とされた複数のボイラを対象とする燃焼制御方法であって、
要求負荷と対応した制御対象の目標値と現状値との偏差量を算出し、
前記偏差量に基づいて前記増減制御するボイラの対象台数を算出し、
前記増減制御するボイラを前記対象台数に基づいて燃焼制御し、
前記対象台数に基づく燃焼制御において、
前記偏差量の絶対値が増加している場合は、
前記定常制御されているボイラのうち増減制御を開始すべきボイラの燃焼制御を開始して前記増減制御するボイラの台数を増加し、
前記偏差量の絶対値が減少している場合は、
前記増減制御されているボイラのうち定常制御を開始すべきボイラの燃焼制御を開始して前記増減制御するボイラの台数を減少することを特徴とする燃焼制御方法。 - 請求項8に記載の燃焼制御方法であって、
前記増減制御するボイラの台数を増加する場合において、
前記現状値が前記目標値より大きい場合は、
前記定常制御されているボイラのうち燃焼負荷率が高い順に増減制御を開始し、
前記現状値が前記目標値より小さい場合は、
前記定常制御されているボイラのうち燃焼負荷率が低い順に増減制御を開始し、
前記増減制御するボイラの台数を減少する場合において、
前記現状値が前記目標値より大きい場合は、
前記増減制御されているボイラのうち燃焼負荷率が低い順に定常制御を開始し、
前記現状値が前記目標値より小さい場合は、
前記増減制御されているボイラのうち燃焼負荷率が高い順に定常制御を開始することを特徴とする燃焼制御方法。
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