JP2010046327A - 視野計、視野測定プログラム、及びそのプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

視野計、視野測定プログラム、及びそのプログラムを格納した記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】被検者が視野検査の過程で自らの視野欠損を具体的に容易に自覚でき、検査結果が分り易い視野計を提供する。
【解決手段】視野検査の開始後、被検者の視野の所定位置に固視灯を表示させ、視標として1〜Nmaxまでの数字を1から昇順に1字ずつ異なる位置に表示させるとともに、表示された視標の数字のそれぞれについて、被検者が視認した旨の応答スイッチの入力があったか否かを確認して、応答の有無と数字の表示位置とを関連付けして記憶する(S8〜S15のループ)。それが終了したら、終了画面を表示させ(S16)、終了画面の一部に、視野検査の結果として、応答の入力がなかった視標の情報を表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示手段により被検者の視野に視標を順次表示し、被検者に視標を視認した旨の応答の入力を行わせ、応答の有無により、被検者の視野を検査する視野計に関する。さらに、本発明は、その視野計に用いられる視野測定プログラム、並びに該プログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体に関する。
本発明の視野計に関わる技術の背景となる従来の技術として、例えば下記の特許文献1〜5に記載された技術がある。
特許文献1には、視野検査機能を備えた網膜機能の検査装置の構成が記載されている。その構成では、液晶表示画面の所定位置に固視視標を表示するとともに、その周囲に検査視標を表示する。そして、被検者に検査視標を視認した旨の視認信号を入力させ、それに基づいて視野機能を判定するようになっている。検査視標の表示方法としては以下の複数の方法が記載されている。
1.小さな円形の点状の1つないし2つの視標を順次異なる位置に表示する、
2.固視視標を中心とする円形で一部が分離した形状の視標を径を変えたり分離部分の位置を変えたりして表示する、
3.円弧の一部を欠いたC形の視標を単独で、または欠いていないリング形の視標と組み合わせて表示する、
4.正しい♯形と歪んだ♯形の視標を組み合わせて表示する、
5.2種類の動物の絵柄を交互に表示する(絵柄は著名なキャラクタ、あるいは花柄など他の絵柄でもよい)。
特許文献2に記載された視野計の構成では、液晶ディスプレイに測定面を表示し、その測定面の中心部に固視点を表示するとともに、固視点を中心に渦巻き状に移動する視標を表示する。そして被検者が異常を感じることなく視標が見えているとき、あるいは見え方に異常を感じたときなどに操作部のボタンなどを押して信号を入力するようにする。その信号の入力により、そのときの視標の位置データが検出され、それが視野データに変換されて出力される。視標は通常円形だが、その大きさや形状は任意に変更あるいは選択できることが記載されている。
特許文献3には、フリッカー視野測定を行う視野測定装置の構成が記載されている。その構成では、CRTの表示面に、互いに同じ大きさの矩形で色が異なる第1と第2の視標を交互に同じ位置にずれなく重ね合わせて表示してフリッカー視野測定を行う。
特許文献4には、被検眼に対して縞模様の視標を表示して視力を検査する眼科検査装置の構成が記載されている。その構成では、視標を表示する表示手段と被検眼の前眼部像を撮像する撮像手段を備えた測定部がゴーグル状に被検者の頭部に装着できるように構成されている。
特許文献5には、動体視力並びに静止視力を測定できる視力計の構成が記載されている。その構成では、それぞれ円弧の一部を切り欠いた形状で切り欠けが90度ずつずれて形成された4種類の視標を択一的に表示して視力の測定を行う。また、測定動作において被検者に対して操作方法などを説明する音声ガイダンスを行うことが記載されている。
特開2002−209849号公報 特開2007−75350号公報 特許第3974704号公報 特開平11−225964号公報 特開平11−137519号公報
特許文献1〜3に記載された視野計を含む従来の視野計では、基本的には、同じ視標(1種類に限らず特許文献1のように2種類の場合もある)を順次異なる位置に表示するか、あるいは連続的に移動させて表示する。このため視野検査の過程で被検者は視標が視認できたか否かを自覚できるだけで、それ以上のこととしてはせいぜい視認できなくなったタイミングぐらいしか自覚できない。すなわち、視野欠損があってもそれを具体的によく自覚できない。そして、そのためもあって、検査結果を提示されてもそれが分かりにくいという問題があった。
そこで本発明の課題は、視野検査の過程で被検者が自らの視野欠損をより具体的に容易に自覚でき、検査結果が分かり易いようにすることができる視野計、視野測定プログラム、及びそのプログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、
視標の表示位置を変化させ、各表示位置における視標に対する被検者からの応答に基づき被検者の視野を測定する視野計であって、
視標として文字を表示する表示手段と、
前記視標文字の表示位置が変わるごとに視標文字を異なる視標文字に変更制御する制御手段と、
被検者からの応答を記録する記録手段と、を有し、
前記視標文字を表示位置を変えて順次表示させ、表示位置が変わるごとに変更される視標文字に対する被検者の応答と該視標文字の表示位置とを関連付けて記録することを特徴とする。
また、本発明は、
視標の表示位置を変化させ、各表示位置における視標に対する被検者からの応答に基づき被検者の視野を測定する視野測定プログラムであって、
視標として文字を表示する手順と、
前記視標文字の表示位置が変わるごとに視標文字を異なる視標文字に変更する手順と、
被検者からの応答を記録する手順と、を有し、
前記視標文字を表示位置を変えて順次表示させ、表示位置が変わるごとに変更される視標文字に対する被検者の応答と該視標文字の表示位置とを関連付けて記録することを特徴とする。
本発明の構成によれば、視野検査において、視標として文字が順次異なる位置に表示され、表示位置が異なるごとに視標文字が変更される。例えば、視標文字は数字又はアルファベットであり、視標文字の表示位置が変わるごとに、異なる数字又はアルファベットが数字の順番又はアルファベット順に従って表示される。被検者は、この表示位置が変わるごとに変更される視標文字に対して応答し、その応答の有無が視標文字の表示位置と関連して記録される。被検者は、視認できなかった視標文字があることに容易に気づくので、視野欠損があることを容易に自覚することができ、またそのことが記録されるので、有効な視野検査が可能となる。
以下、添付した図を参照して、本発明を実施するための最良の形態の実施例を説明する。
図1は、本発明実施例の視野計の全体構成を示している。視野計は、パソコン(パーソナルコンピュータ)1、ゴーグルディスプレイ(以下、単にゴーグルという)2、及び応答スイッチ3から構成される。ゴーグル2と応答スイッチ3はパソコン1に接続される。
パソコン1は、例えばCD−ROM等の記憶媒体あるいはインターネットを介してパソコンにインストールされた視野測定プログラムをパソコン1のCPU100(図2参照)が実行することにより、被検者からの入力に応じて、視野検査を自動的に行う。パソコン1は、各種データを表示する表示手段としてのディスプレイ109と、操作者(被検者)が各種のデータを入力するための入力手段としてのキーボード111を備えている。
ゴーグル2は、被検者の視野に固視点を示す固視灯を表示するとともに、視標として文字を順次変更して異なる位置に表示する表示手段である。その背面には対物レンズ200,200´が設けられる。また、本体背面側には弾性的なバンド2aが取り付けられており、被検者がそのバンド2aの内側に頭部を入れ、左右の両側を対物レンズ200,200´に対向させて、ゴーグル2を頭部に装着できるようになっており、ゴーグル2を装着した被検者は、被検者の所定の視野位置に順次表示される視標を視認する。
応答スイッチ3は、視野検査時に被検者が表示された視標のそれぞれについて、視認したときに視認した旨の応答をパソコン1に入力するための入力手段である。
図2はパソコン1の構成を示している。CPU100(制御手段)は、システムバス101を介して、種々の素子に接続されており、各種の制御プログラム、本発明の視野測定プログラムを実行し、各種の演算処理、データ処理を行う。ROM102は、制御プログラム、固定データなどを格納しており、RAM103は、制御プログラム、視野測定プログラム、各種処理データを一時的に格納する作業用のメモリとして用いられる。
CPU100には、外部記憶装置として、HD(ハードディスク)ドライブ104とCDドライブ106がそれぞれのコントローラ105,107を介して接続されており、また計時手段としてのタイマー108が接続されている。また、パソコン1は、ネットワークインターフェース118を介してインターネットとも接続可能である。
CPU100には、ディスプレイ109、キーボード111、プリンタ4、スピーカ114がそれぞれのコントローラないしインターフェース110、112、113、115を介して接続されており、ゴーグル2と応答スイッチ3がUSBインターフェースなどの外部インターフェース116,117を介して接続されている。スピーカ114は、後述する視野測定時のガイダンスを音声として出力する。
次に、図3はゴーグル2の本体に設けられた光学系などの構成を説明するものである。光学系の構成部材は、被検者Pの左右の眼E,E´用に左右対称に配置されている。すなわち、被検眼E,E´側から順に、対物レンズ200,200´、ミラー201,201´、視度調整用の可動レンズ202,202´、及び表示手段としてのLCD(液晶表示器)203,203´が配置される。また、LCD203,203´の駆動を制御して固視灯と視標などの画像を表示させる表示制御回路204が設けられている。さらに、それぞれ可動レンズ202,202´を光路に沿って移動させるレンズ駆動手段205,205´が設けられている。
CPU100は、視標として表示される文字の表示位置を予め定められた規則(プログラム)に従って被検者の視野範囲内で順次変更することができ、また表示位置が変わるごとに、視標として文字を変更することができる。このように変更された視標文字は、表示制御回路204を介してLCD203または203´に表示される。また、被検者を固視させる固視灯も、パソコン1により表示制御回路204を介してLCD203または203´に表示される。これら視標文字並びに固視灯の像は、可動レンズ202または202´を通り、ミラー201または201´に反射され、対物レンズ200または200´を通って、被検眼EまたはE´の瞳孔から網膜付近に結像する。それにより被検眼EまたはE´は、表示された固視灯や視標文字などを視認することができる。
なお、被検者Pは、ゴーグル2の本体に設けられた不図示の操作スイッチを操作することにより、レンズ駆動手段205または205´を介して可動レンズ202,202´を移動させることでき、眼EまたはE´の視度に合った視度で固視灯、視標などを視認することができる。
次に、本実施例の視野計の視野測定動作を図4〜図11により説明する。図4はCPU100により実行される視野測定プログラムの手順を示すフローチャート図である。
なお、図5〜図11の画面はそれぞれパソコン1のディスプレイ109と、ゴーグル2のLCD203、203´に同時に表示され、被験者はゴーグル2を装着後は、LCD203、203´を介して画面を見ることになる。
まず、図5に示すスタート画面501がディスプレイ109に表示され(ステップS1)、キーボード111の何れかのキーを押すことで視野検査が始まる旨が表示され、またそれが音声でガイダンスされる。
これを見た被検者が何れかのキーを押すと、図6に示すように、ゴーグル2の装着方法の説明502がディスプレイ109に表示されるとともに、その装着方法が音声ガイダンスにより説明される(ステップS2)。
続いて、図7に示す固視の説明画面503が現れ(ステップS3)、例えば黄色の画面600の中央に赤色の固視灯601が点滅して表示されるとともに、「まず画面の中央にでる点滅を見てください」との表示並びにその音声出力がなされる。
次に、図8に示したように、視標の説明画面504が現れ(ステップS4)、「数字が現れたら、応答スイッチを押してください」との画面表示と音声ガイダンスが行われる。
続いて、図9に示したような画面505が現れ、検査する眼を右眼または左眼に選択する方法が表示されるとともに、それが音声でガイダンスされる(ステップS5)。
続いて、視標としての文字、つまり数字Nが1に設定されて(ステップS7)、図10に示した画面506となり、数字N(符号602)が、予め定められている数字Nの表示位置に表示される(ステップS8)。そして、以下に説明するように、数字N(=2、3、4)が順次数字Nの表示位置に現れる。
なお、ここでの視標としての数字の表示は、その数字がその一箇所の表示位置で、最初は所定速度で回転、つまり自転していて、その後、回転が徐々に遅くなっていって停止するように表示するのがよい。また、同じ位置で上下ないし左右の向きを交互に反転する動作を徐々に遅くしていって停止するように表示してもよい。このようにするのは、視標が目立つようにするためである。また、数字の色は、背景色及び固視灯の色と異なるものとし、例えば背景色を黄色、固視灯を赤色として、数字を青色とする。また数字の態様は、単なる数字に限らず、丸付きの数字や、それを白黒反転したものなど、様々な態様が可能である。
続いて、所定の時間Tiが経過したら(ステップS9)、その間に応答スイッチ3による応答があったか否かを確認する(ステップS10)。
上記応答スイッチ3による応答があった場合には、応答有りのインデックス生成し(ステップS11)、応答がない場合には、応答無しのインデックスを生成して(ステップS12)、数字Nの表示位置と数字Nに対する応答の有無とを関連付けてRAM103に記録する(ステップS13)。この場合、数字Nと数字Nの表示位置は一意の関係にあるので、数字Nと数字Nに対する応答の有無を関連付けて記録するようにしてもよい。
続くステップS14では、Nを「1」だけインクリメントして、異なる位置にインクリメントされた数字Nを表示する。
次に、ステップS15において、N=Nmax+1か否かを判定し、否であればステップS8に戻り、ステップS8〜S15のループ処理を繰り返す。
このループ処理により、数字が1,2,3,4…というように最大値Nmaxの数字までそれぞれ異なる位置に表示される。この状態が、図10に図示されており、数字が変更されるごとにその表示位置が変化する。言葉を変えれば、表示位置が変化するごとに数字がインクリメントされた数字に変更される。なお、図10では、各数字が表示されているが、一つの数字が表示されると、他の数字を消去するようにしてもよい。
ステップS15の判定で、N=Nmax+1が判断されると、ステップS16に進んで、図11に示す終了画面507が現れ、被検者に検査終了を告げる表示と音声アナウンスが行われる。このとき、RAM103に記憶しておいた応答の無かった数字を読み出し、それを検査結果として表示する。図11では数字3に応答がなかった場合を示しており、それが、画面600に固視灯601とともに、数字3の表示される表示位置に数字3(符号603)が表示される。
さらに、この終了画面507では、同じ眼で再検査するか、眼を変えて検査するか、あるいは検査を終了するかを被検者に選択させるキー入力を促すメッセージが表示され、そのメッセージが音声で出力される。
次に、同じ眼で再検査することを選択するキー入力があった場合には(ステップS17)、ステップS7へ戻って再検査を行い、一方、眼を変えて検査することを選択するキー入力があった場合には、検査する眼を変更する処理を行ってステップS7以下の処理を行う(ステップS18、S19)。また、検査を終了するキーが操作された場合、あるいは終了画面となってから所定の時間Teが経過した場合は(ステップS20、S21)は、ステップS1のスタート画面に戻るか、あるいは視野測定プログラムを終了するようにする。
上述した実施例で、数字3が視認できなかった場合、被検者は、順次1ずつ増加する数字が順次異なる位置に表示されていく過程で、数字1と2を視認した後、次に数字4を視認するので、数字の昇順から判断して、数字3を視認できなかったことに容易に気付き、数字3が表示される位置に視野欠損があることに気付く。この視認できなかった数字3の表示位置を、図11に示すように、その固視位置601と関連させて表示すると、視野欠損位置も分かるので、簡単でしかも有効な視野検査を行うことができる。
なお、本実施例では、視標として数字を昇順に順次1字ずつ異なる位置に表示するものとしたが、視標の文字は数字に限らず、例えば、アルファベットの各文字をa,b,c,d,…というようにアルファベット順に異なる位置に表示するようにしてもよい。また、片仮名あるいは平仮名の各文字を、イロハニホヘト順に、あるいはアイウエオ順に、それぞれ変化させ、異なる位置に表示するようにしてもよい。要するに、文字の種類を問わず、文字の表示位置が変化するごとに、その文字種について周知である所定の順序に従って文字を変更して表示するようにすればよい。
また、各指標文字の表示位置は、図10に示したように固視灯の位置に相当する黄斑部(固視点)601を中心に弧を描くような位置にするのが好ましい。
また、異なる視標文字に変更する時間間隔は一定にしても、あるいはランダムにしてもよい。ランダムにする場合は、被検者が視標文字が変更されるのを予測し、変更された視標文字が認識できないにもかかわらず、該予測から応答スイッチで応答してしまうのを防止することができる。
また、実施例ではゴーグル2を介して視野測定したが、ディスプレイ109で表示される視標に従って視野測定を行うようにしてもよい。ただし、ゴーグル2は、被検者の頭部に装着され、本体が顔に固定されるので、被検者が顔を動かしても、視標などの表示位置が被検眼に対して相対的にずれることがなく、視野検査を正確に行えるという利点がある。また、対物レンズを被検眼の直前に配置できるので、小型で安価な構成でも広い視野に渡って視標を表示できるという利点もある。
なお、本発明の視野計は、実施例のように汎用のパソコン1とゴーグル2から構成されるもの、あるいはパソコン1のみから構成されるものに限らず、例えば特許文献3に記載された装置のように、視野測定専用の装置であって、表示手段を内蔵し、接眼部を備えて全体が一体に構成された装置として構成してもよい。
また、実施例では、検査結果をLCD203、203´、ディスプレイ109に表示するだけとしたが、その表示を行うとともにプリンタ4で印刷して出力するようにしてもよい。さらにスピーカ114により音声でも出力するようにしてもよい。
また、ゴーグル2にスピーカを設けてもよい。そして検査中は、被検者が集中できるように、そのスピーカからテレビゲームなどによく使われるようなBGMを流すと有効である。
本発明の実施例による視野計の全体構成を示す斜視図である。 図1中のパソコン1の構成を示すブロック図である。 図1中のゴーグル2の構成を示す構成図である。 実施例の視野計の制御プログラムによる制御手順を示すフローチャート図である。 視野検査の開始のために表示されるスタート画面を示す説明図である。 ゴーグルの装着方法の説明の表示を示す説明図である。 固視の説明の表示を示す説明図である。 視標の数字の見え方とそれに対する応答の仕方を示す説明図である。 検査する眼を選択する方法の説明図である。 視標の数字の表示とそれに対する応答の仕方を示す説明図である。 視野検査の終了時に表示される終了画面を示す説明図である。
符号の説明
1 パソコン
2 ゴーグルディスプレイ
3 応答スイッチ
4 プリンタ
100 CPU
102 ROM
103 RAM
104 HDドライブ
106 CDドライブ
108 タイマ
109 ディスプレイ
111 キーボード
114 スピーカ
200,200´ 対物レンズ
201,201´ ミラー
202,202´ 可動レンズ
203,203´ LCD
204 表示制御回路
205,205´ レンズ駆動手段

Claims (10)

  1. 視標の表示位置を変化させ、各表示位置における視標に対する被検者からの応答に基づき被検者の視野を測定する視野計であって、
    視標として文字を表示する表示手段と、
    前記視標文字の表示位置が変わるごとに視標文字を異なる視標文字に変更制御する制御手段と、
    被検者からの応答を記録する記録手段と、を有し、
    前記視標文字を表示位置を変えて順次表示させ、表示位置が変わるごとに変更される視標文字に対する被検者の応答と該視標文字の表示位置とを関連付けて記録することを特徴とする視野計。
  2. 前記視標文字の表示位置が変わるごとに、視標文字をその文字種について周知である所定の順序に従って変更することを特徴とする請求項1に記載の視野計。
  3. 前記視標文字が数字、アルファベット、平仮名、あるいは片仮名であり、視標文字の表示位置が変わるごとに、数字の順、アルファベット順、平仮名の順、あるいは片仮名の順に従って表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の視野計。
  4. 視標文字の表示位置を変化させる時間間隔がランダムであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の視野計。
  5. 前記表示手段はコンピュータのディスプレイ画面であり、前記制御手段はコンピュータのソフトウェアで構成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の視野計。
  6. 視標の表示位置を変化させ、各表示位置における視標に対する被検者からの応答に基づき被検者の視野を測定する視野測定プログラムであって、
    視標として文字を表示する手順と、
    前記視標文字の表示位置が変わるごとに視標文字を異なる視標文字に変更する手順と、
    被検者からの応答を記録する手順と、を有し、
    前記視標文字を表示位置を変えて順次表示させ、表示位置が変わるごとに変更される視標文字に対する被検者の応答と該視標文字の表示位置とを関連付けて記録することを特徴とする視野測定プログラム。
  7. 前記視標文字の表示位置が変わるごとに、視標文字をその文字種について周知である所定の順序に従って変更することを特徴とする請求項6に記載の視野測定プログラム。
  8. 前記視標文字が数字、アルファベット、平仮名、あるいは片仮名であり、視標文字の表示位置が変わるごとに、数字の順、アルファベット順、平仮名の順、あるいは片仮名の順に従って表示されることを特徴とする請求項6又は7に記載の視野測定プログラム。
  9. 視標文字の表示位置を変化させる時間間隔がランダムであることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の視野測定プログラム。
  10. 請求項6から9のいずれか1項に記載の視野測定プログラムを格納した記憶媒体。
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