JPH0646998A - 検眼装置 - Google Patents
検眼装置Info
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- JPH0646998A JPH0646998A JP4224892A JP22489292A JPH0646998A JP H0646998 A JPH0646998 A JP H0646998A JP 4224892 A JP4224892 A JP 4224892A JP 22489292 A JP22489292 A JP 22489292A JP H0646998 A JPH0646998 A JP H0646998A
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- Japan
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- pattern
- measuring
- eye
- optometry apparatus
- distance
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な機構によりコンタクトレンズの選定に
必要な情報が得られる検眼装置を提供する。 【構成】 被検眼の瞳像を撮影する撮影手段と該撮影さ
れた瞳像をモニタにより観察する観察手段とを有する検
眼装置において、上下を含む複数の経線方向の距離を測
定する計測用のパタ−ンを前記瞳像に重ね合わせて形成
するパタ−ン形成手段と、該パタ−ン形成手段により形
成されたパタ−ンの距離を変える距離変更手段と、該距
離変更手段により変更された距離を入力する入力手段
と、を有することを特徴とする。
必要な情報が得られる検眼装置を提供する。 【構成】 被検眼の瞳像を撮影する撮影手段と該撮影さ
れた瞳像をモニタにより観察する観察手段とを有する検
眼装置において、上下を含む複数の経線方向の距離を測
定する計測用のパタ−ンを前記瞳像に重ね合わせて形成
するパタ−ン形成手段と、該パタ−ン形成手段により形
成されたパタ−ンの距離を変える距離変更手段と、該距
離変更手段により変更された距離を入力する入力手段
と、を有することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検眼を検査する検眼
装置、殊にコンタクトレンズの選定に必要な情報を得る
ことのできる装置に関する。
装置、殊にコンタクトレンズの選定に必要な情報を得る
ことのできる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被検眼の眼屈折力と角膜曲率半径はコン
タクトレンズの選定に不可欠な情報であるが、これらは
眼屈折力計や角膜形状測定装置によって得ることができ
る。この眼屈折力計と角膜形状測定装置の各光学系を組
み合わせて、両測定を1台の装置で行うことかができる
装置も周知である。また、コンタクトレンズの選定には
角膜径を得ることも必要であり、この測定装置として
は、被検眼前眼部とスケ−ルを光学的に重ね合わせて観
察しスケ−ルでこれを読み取る装置が知られている。
タクトレンズの選定に不可欠な情報であるが、これらは
眼屈折力計や角膜形状測定装置によって得ることができ
る。この眼屈折力計と角膜形状測定装置の各光学系を組
み合わせて、両測定を1台の装置で行うことかができる
装置も周知である。また、コンタクトレンズの選定には
角膜径を得ることも必要であり、この測定装置として
は、被検眼前眼部とスケ−ルを光学的に重ね合わせて観
察しスケ−ルでこれを読み取る装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ハ−ドコンタクトレン
ズが眼瞼に接触することは望ましくなく、またハ−ドコ
ンタクトレンズは散瞳時にも瞳孔全体をカバ−すること
が必要とされているが、上記のような装置では眼瞼幅や
瞳孔径を測定することができないという問題があった。
従来においては、検者が被検眼を観察して眼瞼幅や瞳孔
径に特に異常がないか否かを確認する程度であり、定量
的に測定していないので、コンタクトレンズ作製後に初
めてその不具合に気付くという問題があった。また、被
検眼の屈折力、角膜形状、眼瞼幅や瞳孔径等の各測定を
複数の種類の装置により測定するのは極めて繁雑であ
る。本発明は、上記欠点に鑑み案出されたもので、簡単
な機構によりコンタクトレンズの選定に必要な情報が得
られる検眼装置を提供することを技術課題とする。
ズが眼瞼に接触することは望ましくなく、またハ−ドコ
ンタクトレンズは散瞳時にも瞳孔全体をカバ−すること
が必要とされているが、上記のような装置では眼瞼幅や
瞳孔径を測定することができないという問題があった。
従来においては、検者が被検眼を観察して眼瞼幅や瞳孔
径に特に異常がないか否かを確認する程度であり、定量
的に測定していないので、コンタクトレンズ作製後に初
めてその不具合に気付くという問題があった。また、被
検眼の屈折力、角膜形状、眼瞼幅や瞳孔径等の各測定を
複数の種類の装置により測定するのは極めて繁雑であ
る。本発明は、上記欠点に鑑み案出されたもので、簡単
な機構によりコンタクトレンズの選定に必要な情報が得
られる検眼装置を提供することを技術課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下のような特徴を有する。 (1) 被検眼の前眼部を撮影する撮影手段と該撮影さ
れた前眼部をモニタにより観察する観察手段とを有する
検眼装置において、上下を含む複数の経線方向の距離を
測定する計測用のパタ−ンを前記前眼部に重ね合わせて
形成するパタ−ン形成手段と、該パタ−ン形成手段によ
り形成されたパタ−ンの距離を変える距離変更手段と、
該距離変更手段により変更された距離を入力する入力手
段と、を有することを特徴とする。
成するために、以下のような特徴を有する。 (1) 被検眼の前眼部を撮影する撮影手段と該撮影さ
れた前眼部をモニタにより観察する観察手段とを有する
検眼装置において、上下を含む複数の経線方向の距離を
測定する計測用のパタ−ンを前記前眼部に重ね合わせて
形成するパタ−ン形成手段と、該パタ−ン形成手段によ
り形成されたパタ−ンの距離を変える距離変更手段と、
該距離変更手段により変更された距離を入力する入力手
段と、を有することを特徴とする。
【0005】(2) (1)の入力手段により入力され
た距離情報は角膜径、瞳孔径、眼瞼幅のうちの少なくと
も1つであることを特徴とする。
た距離情報は角膜径、瞳孔径、眼瞼幅のうちの少なくと
も1つであることを特徴とする。
【0006】(3) (2)の検眼装置において、前記
入力手段により入力される距離情報が角膜径、瞳孔径、
眼瞼幅のどれであるか指示する指示手段とを有すること
を特徴とする。
入力手段により入力される距離情報が角膜径、瞳孔径、
眼瞼幅のどれであるか指示する指示手段とを有すること
を特徴とする。
【0007】(4) (1)の計測用のパタ−ンは少な
くても上下及び左右の経線方向の距離を測定するパタ−
ンであることを特徴とする。
くても上下及び左右の経線方向の距離を測定するパタ−
ンであることを特徴とする。
【0008】(5) (4)の計測用のパタ−ンは円環
状上のパタ−ンであることを特徴とする。
状上のパタ−ンであることを特徴とする。
【0009】(6) (1)の検眼装置は被検眼の眼屈
折力及び角膜形状の少なくても一つを測定する装置であ
って、被検眼の眼屈折力と角膜形状と前記入力された距
離情報に基づいてコンタクトレンズを選択する選択手段
とを有することを特徴とする。
折力及び角膜形状の少なくても一つを測定する装置であ
って、被検眼の眼屈折力と角膜形状と前記入力された距
離情報に基づいてコンタクトレンズを選択する選択手段
とを有することを特徴とする。
【0010】(7) (6)の検眼装置は、コンタクト
レンズがハ−ドであるかソフトであるかを入力する入力
手段とを有することを特徴とする。
レンズがハ−ドであるかソフトであるかを入力する入力
手段とを有することを特徴とする。
【0011】(8) (1)の検眼装置は、計測用のパ
タ−ンを形成するモ−ドに切換えるモ−ド切換スイッチ
とを具備することを特徴とする。
タ−ンを形成するモ−ドに切換えるモ−ド切換スイッチ
とを具備することを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例の装置は、オ−トレフケラトメ−タと
よばれる眼屈折力と角膜曲率半径を測定することができ
る装置をベ−スに構成しているが、この測定光学系自体
は本出願人による特開昭59-80227号「眼屈折力測定装
置」と特開昭61-85920号「角膜形状測定装置」との組み
合わせに過ぎないので、その説明は省略する。
明する。本実施例の装置は、オ−トレフケラトメ−タと
よばれる眼屈折力と角膜曲率半径を測定することができ
る装置をベ−スに構成しているが、この測定光学系自体
は本出願人による特開昭59-80227号「眼屈折力測定装
置」と特開昭61-85920号「角膜形状測定装置」との組み
合わせに過ぎないので、その説明は省略する。
【0013】図1は実施例の機能ブロック図である。1
は測定光軸と撮影光軸とが一致するように配置されたカ
メラである。画像信号合成装置2を介してモニタ3に被
検眼像を映出する。被検眼像は、周知の位置合わせ機構
により、光学系を被検眼に対して上下左右及び光軸方向
に移動させ、モニタ3の所定位置に位置される。4は測
定装置であり、測定装置4の制御部は測定系の制御、測
定結果の演算と共に装置全体の制御を行う。5は角膜径
(COR)、瞳孔径(PUP)、眼瞼幅(PAL)を測
定するモ−ドに切り換えるリング呈示スイッチであり、
リング呈示スイッチ5の信号に基づいて測定装置4の制
御部はリング信号発生装置6を介してリング信号を発生
させ、画像信号合成装置2によってモニタ3の被検眼像
に重ねて計測リングを発生させる。図2はモニタ3の画
面例であり、7は眼瞼、8は角膜、9は瞳孔、10は計
測リングをそれぞれ示す。11は計測リングの径を変え
るリングサイズ可変スイッチ、12は計測リング10の
径を読み込むための計測値入力スイッチである。計測値
入力スイッチ12は角膜径(COR)、瞳孔径(PU
P)及び眼瞼幅(PAL)の入力スイッチを兼ねてお
り、読み込まれるデ−タの種類は種類を示す文字(CO
R等)を点滅させることにより特定している。各測定値
に許容範囲を設けたり、他のデ−タとの比較させること
によって、測定値の正誤を判断させると誤入力を防止す
ることができる。また、本実施例では被検眼の照明光度
は通常の水準のものに固定されているが、照明を変化さ
せたときの瞳孔径を測定してコンタクトレンズの選定材
料にしても良い。
は測定光軸と撮影光軸とが一致するように配置されたカ
メラである。画像信号合成装置2を介してモニタ3に被
検眼像を映出する。被検眼像は、周知の位置合わせ機構
により、光学系を被検眼に対して上下左右及び光軸方向
に移動させ、モニタ3の所定位置に位置される。4は測
定装置であり、測定装置4の制御部は測定系の制御、測
定結果の演算と共に装置全体の制御を行う。5は角膜径
(COR)、瞳孔径(PUP)、眼瞼幅(PAL)を測
定するモ−ドに切り換えるリング呈示スイッチであり、
リング呈示スイッチ5の信号に基づいて測定装置4の制
御部はリング信号発生装置6を介してリング信号を発生
させ、画像信号合成装置2によってモニタ3の被検眼像
に重ねて計測リングを発生させる。図2はモニタ3の画
面例であり、7は眼瞼、8は角膜、9は瞳孔、10は計
測リングをそれぞれ示す。11は計測リングの径を変え
るリングサイズ可変スイッチ、12は計測リング10の
径を読み込むための計測値入力スイッチである。計測値
入力スイッチ12は角膜径(COR)、瞳孔径(PU
P)及び眼瞼幅(PAL)の入力スイッチを兼ねてお
り、読み込まれるデ−タの種類は種類を示す文字(CO
R等)を点滅させることにより特定している。各測定値
に許容範囲を設けたり、他のデ−タとの比較させること
によって、測定値の正誤を判断させると誤入力を防止す
ることができる。また、本実施例では被検眼の照明光度
は通常の水準のものに固定されているが、照明を変化さ
せたときの瞳孔径を測定してコンタクトレンズの選定材
料にしても良い。
【0014】計測値入力スイッチ12が押されると、測
定装置4の制御部は押された時の計測リング10の径を
被検眼像上での大きさに換算する。換算された計測リン
グ10の径は、文字信号発生装置13、画像信号合成装
置2を介してモニタ3に表示される。14は種類入力ス
イッチであり、所望するコンタクトレンズがハ−ドかソ
フトかを入力する。15は測定結果をプリントアウトす
るプリントスイッチであり、16はプリンタである。
定装置4の制御部は押された時の計測リング10の径を
被検眼像上での大きさに換算する。換算された計測リン
グ10の径は、文字信号発生装置13、画像信号合成装
置2を介してモニタ3に表示される。14は種類入力ス
イッチであり、所望するコンタクトレンズがハ−ドかソ
フトかを入力する。15は測定結果をプリントアウトす
るプリントスイッチであり、16はプリンタである。
【0015】以上のような構成の装置において、次にそ
の動作をフロ−チャ−トに基づいて説明する(プログラ
ムされた一定の測定手順にしたがって測定する場合につ
いて説明する)。電源がONされると測定可能状態にな
るとともに、初期値が設定される。検者は、モニタ3に
映し出された被検眼を見ながらアライメントを行ない
(アライメント用レチクルは光学的に形成しても電気的
に形成しても良いが、光学的に形成するときはリング呈
示スイッチの信号により投影光源を消す)、被検眼像を
光学系に対して所定位置に置く。次に、図示なき測定ス
イッチを押して角膜曲率半径の測定を行ない(ステップ
1)、測定結果をモニタ3に表示する(ステップ2)。
制御部は測定された結果からベ−スカ−ブを求め、予め
記憶されたベ−スカ−ブテ−ブルから計算値に適したベ
−スカ−ブを選択する(ステップ3,4)。
の動作をフロ−チャ−トに基づいて説明する(プログラ
ムされた一定の測定手順にしたがって測定する場合につ
いて説明する)。電源がONされると測定可能状態にな
るとともに、初期値が設定される。検者は、モニタ3に
映し出された被検眼を見ながらアライメントを行ない
(アライメント用レチクルは光学的に形成しても電気的
に形成しても良いが、光学的に形成するときはリング呈
示スイッチの信号により投影光源を消す)、被検眼像を
光学系に対して所定位置に置く。次に、図示なき測定ス
イッチを押して角膜曲率半径の測定を行ない(ステップ
1)、測定結果をモニタ3に表示する(ステップ2)。
制御部は測定された結果からベ−スカ−ブを求め、予め
記憶されたベ−スカ−ブテ−ブルから計算値に適したベ
−スカ−ブを選択する(ステップ3,4)。
【0016】続いて、被検眼の屈折力測定をし、その結
果をモニタ12に表示する(ステップ5,6)。制御部
は屈折力の測定結果からコンタクトレンズのパワ−を所
定の算出式により演算し、予め記憶されたパワ−テ−ブ
ルから算出値に適したパワ−を選択する(ステップ7,
8)。なお、フロ−チャ−トに記されたいくつかの算出
式は最も代表的なものを示したものに過ぎず、これを限
定するものとして解釈されてはならない。次に、種類入
力スイッチ14によりコンタクトレンズの種類(ハ−ド
かソフトか)を入力する(ステップ9)。なお、このス
テップは測定に先だって行っても良い。種類入力スイッ
チ14の信号に基づいて装置は自動的に角膜径等を測定
するモ−ドに切り換わり、モニタ上に計測リング4を呈
示する。
果をモニタ12に表示する(ステップ5,6)。制御部
は屈折力の測定結果からコンタクトレンズのパワ−を所
定の算出式により演算し、予め記憶されたパワ−テ−ブ
ルから算出値に適したパワ−を選択する(ステップ7,
8)。なお、フロ−チャ−トに記されたいくつかの算出
式は最も代表的なものを示したものに過ぎず、これを限
定するものとして解釈されてはならない。次に、種類入
力スイッチ14によりコンタクトレンズの種類(ハ−ド
かソフトか)を入力する(ステップ9)。なお、このス
テップは測定に先だって行っても良い。種類入力スイッ
チ14の信号に基づいて装置は自動的に角膜径等を測定
するモ−ドに切り換わり、モニタ上に計測リング4を呈
示する。
【0017】(ソフトコンタクトレンズの場合)装置の
位置合わせ機構(又はリング移動スイッチを設けて計測
リング自体を移動するように構成しても良い)とリング
サイズ可変スイッチ11を操作して角膜の外形に計測リ
ング4を合致させ、合致した位置で計測値入力スイッチ
12を押し、角膜径を測定・記憶する(ステップ1
0)。測定された角膜径の測定値はモニタ12に表示さ
れる(ステップ11)。また、計測された角膜径の測定
値により、コンタクトレンズのサイズを演算し、予め記
憶されたサイズテ−ブルから計算値に適したサイズを選
択する(ステップ12,13)。上記のようにして求め
られたソフトコンタクトレンズの選択に必要なベ−スカ
−ブ、パワ−、サイズはモニタ3に表示され、測定は終
了する(ステップ14)。プリントアウトするにはプリ
ントスイッチ15を押し、結果を出力する(ステップ1
5,16)。
位置合わせ機構(又はリング移動スイッチを設けて計測
リング自体を移動するように構成しても良い)とリング
サイズ可変スイッチ11を操作して角膜の外形に計測リ
ング4を合致させ、合致した位置で計測値入力スイッチ
12を押し、角膜径を測定・記憶する(ステップ1
0)。測定された角膜径の測定値はモニタ12に表示さ
れる(ステップ11)。また、計測された角膜径の測定
値により、コンタクトレンズのサイズを演算し、予め記
憶されたサイズテ−ブルから計算値に適したサイズを選
択する(ステップ12,13)。上記のようにして求め
られたソフトコンタクトレンズの選択に必要なベ−スカ
−ブ、パワ−、サイズはモニタ3に表示され、測定は終
了する(ステップ14)。プリントアウトするにはプリ
ントスイッチ15を押し、結果を出力する(ステップ1
5,16)。
【0018】(ハ−ドコンタクトレンズの場合)ステッ
プ9でハ−ドコンタクトレンズが指定された場合は、瞳
孔径の測定ステップとなる。位置合わせ機構及びリング
サイズ可変スイッチ11を操作して瞳孔の外形に計測リ
ング10を合致させる。合致したところで計測値入力ス
イッチ12を押し、瞳孔径を測定・記憶する(ステップ
20)。測定された瞳孔径の測定値はモニタ3に表示さ
れる(ステップ21)。次にリングサイズ可変スイッチ
11を操作して角膜の外形に計測リング10を合致させ
る。合致した時点で計測値入力スイッチ12を押し、角
膜径を測定・記憶する(ステップ22)。測定された角
膜径の測定値はモニタ3に表示される(ステップ2
3)。測定された瞳孔径と角膜径とのデ−タに基づい
て、制御部はコンタクトレンズのサイズを演算し、サイ
ズテ−ブルから計算値に適するサイズを選択する(ステ
ップ24,25)。
プ9でハ−ドコンタクトレンズが指定された場合は、瞳
孔径の測定ステップとなる。位置合わせ機構及びリング
サイズ可変スイッチ11を操作して瞳孔の外形に計測リ
ング10を合致させる。合致したところで計測値入力ス
イッチ12を押し、瞳孔径を測定・記憶する(ステップ
20)。測定された瞳孔径の測定値はモニタ3に表示さ
れる(ステップ21)。次にリングサイズ可変スイッチ
11を操作して角膜の外形に計測リング10を合致させ
る。合致した時点で計測値入力スイッチ12を押し、角
膜径を測定・記憶する(ステップ22)。測定された角
膜径の測定値はモニタ3に表示される(ステップ2
3)。測定された瞳孔径と角膜径とのデ−タに基づい
て、制御部はコンタクトレンズのサイズを演算し、サイ
ズテ−ブルから計算値に適するサイズを選択する(ステ
ップ24,25)。
【0019】次に、眼瞼の測定ステップとなる。リング
サイズ可変スイッチ11を操作して眼瞼端に測定リング
10を合致させる。合致したところで計測値入力スイッ
チ12を押し、眼瞼幅を測定する(ステップ26)。眼
瞼幅の測定値はモニタ3に表示される(ステップ2
7)。ステップ25で選択されたサイズが眼瞼幅より大
きいか小さいかを判断し、小さいときは上記のようにし
て求められたベ−スカ−ブ、パワ−、サイズからなる演
算結果をモニタ3に表示し、測定は終了する(ステップ
28,29)。また、サイズが眼瞼幅より大きければ、
ベ−スカ−ブを1段steepにし、このベ−スカ−
ブ、パワ−、サイズからなる選択結果がモニタ3に表示
される(ステップ30,31)。計算された結果はプリ
ントスイッチ15により、プリントアウトができる。
サイズ可変スイッチ11を操作して眼瞼端に測定リング
10を合致させる。合致したところで計測値入力スイッ
チ12を押し、眼瞼幅を測定する(ステップ26)。眼
瞼幅の測定値はモニタ3に表示される(ステップ2
7)。ステップ25で選択されたサイズが眼瞼幅より大
きいか小さいかを判断し、小さいときは上記のようにし
て求められたベ−スカ−ブ、パワ−、サイズからなる演
算結果をモニタ3に表示し、測定は終了する(ステップ
28,29)。また、サイズが眼瞼幅より大きければ、
ベ−スカ−ブを1段steepにし、このベ−スカ−
ブ、パワ−、サイズからなる選択結果がモニタ3に表示
される(ステップ30,31)。計算された結果はプリ
ントスイッチ15により、プリントアウトができる。
【0020】以上のような実施例は種々の変容が可能で
あり、測定リングの代りに間隔を変えることができるカ
−ソルを上下方向と左右方向に2対配置したり、また、
基準測定リングの大きさを眼瞼幅、角膜径、瞳孔径の各
測定ステップにより変えたり、さらには、特公昭63−
51016号「コンタクトレンズ選定可能な角膜計」の
明細書に記載された選択ステップを設けたりすることが
できる。このような変容も、技術思想を同一にする範囲
で、本発明に含まれるものである。
あり、測定リングの代りに間隔を変えることができるカ
−ソルを上下方向と左右方向に2対配置したり、また、
基準測定リングの大きさを眼瞼幅、角膜径、瞳孔径の各
測定ステップにより変えたり、さらには、特公昭63−
51016号「コンタクトレンズ選定可能な角膜計」の
明細書に記載された選択ステップを設けたりすることが
できる。このような変容も、技術思想を同一にする範囲
で、本発明に含まれるものである。
【0021】
【発明の効果】本発明の検眼装置によれば、簡単な機構
によりコンタクトレンズの選定に必要な情報が得られ
る。
によりコンタクトレンズの選定に必要な情報が得られ
る。
【図1】本実施例の検眼装置の機能を説明するブロック
図である。
図である。
【図2】モニタ表示の一例を示す説明図である。
【図3】検眼の手順を示すフロ−チャ−ト(一部)であ
る。
る。
【図4】図3の続きのフロ−チャ−トである。
1 カメラ 2 画像信号合成装置 3 モニタ 4 測定装置 5 リング呈示スイッチ 6 リング信号発生装置 10 計測リング 11 リングサイズ可変スイッチ 12 計測値入力スイッチ
Claims (8)
- 【請求項1】 被検眼の前眼部を撮影する撮影手段と該
撮影された前眼部をモニタにより観察する観察手段とを
有する検眼装置において、上下を含む複数の経線方向の
距離を測定する計測用のパタ−ンを前記前眼部に重ね合
わせて形成するパタ−ン形成手段と、該パタ−ン形成手
段により形成されたパタ−ンの距離を変える距離変更手
段と、該距離変更手段により変更された距離を入力する
入力手段と、を有することを特徴とする検眼装置。 - 【請求項2】 請求項1の入力手段により入力された距
離情報は角膜径、瞳孔径、眼瞼幅のうちの少なくとも1
つであることを特徴とする検眼装置。 - 【請求項3】 請求項2の検眼装置において、前記入力
手段により入力される距離情報が角膜径、瞳孔径、眼瞼
幅のどれであるか指示する指示手段とを有することを特
徴とする検眼装置。 - 【請求項4】 請求項1の計測用のパタ−ンは少なくて
も上下及び左右の経線方向の距離を測定するパタ−ンで
あることを特徴とする検眼装置。 - 【請求項5】 請求項4の計測用のパタ−ンは円環状上
のパタ−ンであることを特徴とする検眼装置。 - 【請求項6】 請求項1の検眼装置は被検眼の眼屈折力
及び角膜形状の少なくても一つを測定する装置であっ
て、被検眼の眼屈折力と角膜形状と前記入力された距離
情報に基づいてコンタクトレンズを選択する選択手段と
を有することを特徴とする検眼装置。 - 【請求項7】 請求項6の検眼装置は、コンタクトレン
ズがハ−ドであるかソフトであるかを入力する入力手段
とを有することを特徴とする検眼装置。 - 【請求項8】 請求項1の検眼装置は、計測用のパタ−
ンを形成するモ−ドに切換えるモ−ド切換スイッチとを
具備することを特徴とする検眼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22489292A JP3283299B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 検眼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22489292A JP3283299B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 検眼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646998A true JPH0646998A (ja) | 1994-02-22 |
JP3283299B2 JP3283299B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=16820795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22489292A Expired - Fee Related JP3283299B2 (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 検眼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3283299B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995022926A1 (fr) * | 1994-02-28 | 1995-08-31 | Menicon Co., Ltd. | Dispositif de mesure et de controle ophtalmologique |
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