JP2010044102A - インナーフォーカスズームレンズ鏡筒 - Google Patents

インナーフォーカスズームレンズ鏡筒 Download PDF

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Abstract

【課題】15倍前後のズーム比も実現可能であり、かつズーミング操作及びフォーカス操作を滑らかに行うためにバランスのとれたカム形状をもったインナーフォーカスズームレンズ鏡筒を提供すること。
【解決手段】固定筒と、該固定筒の内側に順次配置されたフォーカスカム筒、直進筒、及び第1カム筒を配置し、該固定筒の外側に順次配置されたズーム連動リング、第2カム筒、及び第1レンズ群摺動筒を配置したことを特徴とするインナフォーカスズームレンズ鏡筒。
【選択図】図1

Description

本発明は、インナーフォーカスズームレンズ鏡筒、さらに詳しくは、15倍前後のズーム比が実現可能なインナフォーカスズームレンズに適したインナーフォーカスズームレンズ鏡筒に関する。
インナフォーカス方式の高倍率ズームレンズにおいては、至近距離側に対する合焦レンズの繰出し量の変化率が大きく、一本のフォーカスカム内で至近距離性能を拡大しようとすると、他のズーム領域における焦点移動が大きくなって、いわゆるバリフォーカルが発生する。このバリフォーカルをズーム域に変換するファーカスカムカーブでは、ズームのパラメーターとフォーカスのパラメーターを適切に配置する必要がある。しかし、ズーミング操作、及びフォーカス操作を滑らかに行うためにバランスのとれたカム形状を確保することが困難となり、フォーカスカム回転角の変換、あるいはフォーカスカムでの補正が必要となる。
従来の高倍率ズームレンズにおいては、ズーミング操作及びフォーカシング操作の何れの時でもフォーカスレンズを回転させながら移動させる。そして、フォーカスカム筒の回転操作用の案内溝をカム形状とすることにより、案内溝に係合する操作ピンがズーミングによってフォーカスカム筒の回転操作用案内溝を移動するため、ズーミング操作によってフォーカスカム上の操作範囲を回転方向によって変位させて各ズーム領域における適切なフォーカシング繰出し量を得ている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、より至近距離性能の拡大や、全ズーム領域における焦点移動を抑えた上でフォーカシング繰出し量を得るために十分な変位量を確保することはなお困難である。また、この5倍程度の高倍率ズームレンズにおいては、固定筒の内側に第1カム筒が配置され、固定筒の外側に第2カム筒、直進筒、第3カム筒が配置され、いわゆる5層構造であり、外径を小さくできない問題があった。また、手振れ防止機構の組込みについては、何ら考慮されていない。
他の従来の高倍率ズームレンズにおいては、フォーカス補正カムをフォーカスカムと同一回転部材に配置することにより、フォーカス繰出し量を得ている(例えば、特許文献2参照)。しかし、ズーミング操作時にフォーカスレンズを直進させる機構としているため、何れのズーム領域においても一定量の補正量が与えられ、高倍率ズームレンズにおいて何れのズーム領域においても至近距離を短縮させるのに十分な補正量を与えることはできない。また、この高倍率ズームレンズにおいては、固定筒の外側に、第1カム筒、第2カム筒、直進筒、第3カム筒を配置したいわゆる5層構造であり、外径を小さくできない問題があった。また、手振れ防止機構の組込みについては、何ら考慮されていない。
さらに他の従来の高倍率ズームレンズにおいては、図10及び図11に示すように、固定筒12の内側に配置されたズーム連動リング14と、ズーム連動リング14の内側に配置された第1カム筒16と、第1カム筒16の内側に配置された直進筒18の内側に配置されたフォーカスカム筒20を有する。また、第1カム筒16は、ズーム連動コマ40を介してズーム連動リング14に連結されていて、ズームリング30の回動が第1カム筒16に伝達される。第1カム筒16は、第1カム筒を光軸方向移動させるために第1カム筒ガイドコマ39が係合する第1カム筒ガイドカムと、第3群レンズガイドコマ43が係合する第3群レンズガイドカムと、第4群レンズガイドコマ45が係合する第4群レンズガイドカムと有する。第1カム筒16はまた、固定筒12の前方すなわちレンズマウント部10と反対側において、第2カム筒連動コマ50が外向きに設けられている。第2カム筒連動コマ50は、第2カム筒22に設けられた縦ガイド溝に係合している(例えば、特許文献3参照)。
上述した高倍率ズームレンズにおいては、固定筒12の内径にズーム連動リング14、ズーム連動リング14の内径側に配置された第1カム筒16と、第1カム筒16の内径側に配置された直進筒18を有する。第1カム筒は、ズーム連動コマ40を介してズーム連動リング14に連結されていて、ズームリング30の回動が第1カム筒16に伝達される。第1カム筒16を光軸方向へ移動させるため、第1カム筒16には、第1カム筒ガイドコマ39が係合する第1カム筒ガイドカムと、第3レンズ群ガイドコマ43が係合する第3レンズ群ガイドカムと、第4レンズ群ガイドコマ45が係合する第4レンズ群ガイドカムとを形成しなければならない。
しかし、第1カム筒16には光軸方向の全長が制約されているため、第1カム筒ガイドカム、第3レンズ群ガイドカム及び第4レンズ群ガイドカムのレイアウトには光軸方向長さの制約がある。特に、ズーム比のより高倍化を図るためには、第3群レンズ、及び第4群レンズの光軸方向への移動量を増加させなければならないが、第1カム筒16の可能な光軸方向寸法の中でこれらのガイドカムをバランスよく配置することは困難である。すなわち、これらのガイドカムを無理して配置すれば、これらのガイドカムの形状及び位置の制限が増し、自由度が無くなってしまう問題があった。
さらに、固定筒12の構成可能な全長に対し、直進筒18の移動量が第3レンズ群の移動量の増加と共に増加するため、望遠側繰出し時に固定筒12と直進筒18との嵌め合い量すなわち掛かり量が小さくなって鏡筒の必要な安定性が保てなくなってしまう問題があった。また、手振れ防止機構の組込みについては、何ら考慮されていない。
一方、径方向の小型化を実現できるレンズ鏡筒を構成するために、振れ補正ユニットと、前記振れ補正ユニットと共に撮影光学系の少なくとも一部を構成するレンズを支持するレンズ枠とを有するレンズ鏡筒において、前記レンズ枠の回転を制限する制限部材を前記振れ補正ユニットに配置したレンズ鏡筒が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開平8−304684号公報 特開2000−89086号公報 特許第3689379号公報 特開2007−79241号公報
(発明の目的)
本発明は、従来のズームレンズ鏡筒、特にインナーフォーカスズームレンズの鏡筒の上述した問題点に鑑みてなされたものであって、15倍前後のズーム比も実現可能であり、かつズーミング操作及びフォーカス操作を滑らかに行うためにバランスのとれたカム形状を持ち、さらに手振れ防止機構も容易に組み込むことができるインナーフォーカスズームレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
本発明はまた、十分な至近距離性能及び全ズーム領域における焦点移動を抑え、かつ外径が小さいインナーフォーカスズームレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
本発明はさらに、ガイドカムの形状及び位置の制限が少なく、また望遠側繰出し時に固定筒と直進筒との嵌め合い量すなわち掛かり量が大きく、安定性の高いインナーフォーカスズームレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
第1発明は、固定筒と、該固定筒の内側に順次配置されたフォーカスカム筒、直進筒、及び第1カム筒を配置し、該固定筒の外側に順次配置されたズーム連動リング、第2カム筒、及び第1レンズ群摺動筒を配置したことを特徴とするインナフォーカスズームレンズ鏡筒である。
第2発明は、固定筒と、該固定筒の内側に順次配置されたフォーカスカム筒、直進筒、及び第1カム筒を配置し、該固定筒の外側に順次配置されたズーム連動リング、第2カム筒、及び第1レンズ群摺動筒を配置し、物体側より順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群、フォーカシングレンズであり負の屈折力をもつ第2レンズ群、正の屈折力を持つ第3レンズ群、正の屈折力をもつ第4レンズ群で構成し、広角端から望遠端への変倍により第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が広がり、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が狭まり、第3レンズ群と第4レンズ群間隔が狭まるように移動し、前記第3レンズ群の後群を光軸と直交する方向へ移動させることで手振れ発生時の像面補正を行うことを特徴とするインナフォーカスズームレンズ鏡筒である。
本発明のインナーフォーカスズームレンズ鏡筒は、15倍前後のズーム比も実現可能であり、かつズーミング操作及びフォーカス操作を滑らかに行うためにバランスのとれたカム形状を持ち、さらに手振れ防止機構も容易に組み込むことができるインナーフォーカスズームレンズ鏡筒を構成することができる効果を有する。
本発明のインナーフォーカスズームレンズ鏡筒は、また、十分な至近距離性能及び全ズーム領域における焦点移動を抑え、かつ外径が小さいインナーフォーカスズームレンズ鏡筒を構成することができる効果を有する。
本発明のインナーフォーカスズームレンズ鏡筒はさらに、ガイドカムの形状及び位置の制限が少なく、また望遠側繰出し時に固定筒と直進筒との嵌め合い量すなわち掛かり量が大きく、安定性の高いインナーフォーカスズームレンズ鏡筒を構成することができる効果を有する。
以下に、本発明のインナーフォーカスズームレンズ鏡筒の最良の実施形態を図に基づいて説明する。
(鏡筒の構成)
焦点距離18mm〜270mmのインナーフォーカス方式のズームレンズ鏡筒10は、図1及び図2に示すように、第1レンズ群A(焦点距離+108mm)、第2レンズ群B焦点距−13mm)、第3レンズ群C(焦点距離+45mm)、第4レンズ群D焦点距離+48mm)が装着される。第3レンズ群Cは、第3レンズ群前群Cf(焦点距離+27mm)及び手振れ防止のために光軸と直交する方向へシフトされる第3レンズ群後群Cr(焦点距離−40mm)からなる。ズームレンズ鏡筒10は、カメラボデー(図示せず)に取付けるためのマウント11と一体の固定筒12を有する。
固定筒12の内側には、フォーカスカム筒20、さらにその内側に直進筒18が配置されている。フォーカスカム筒20の内側には、直進筒18が配置されている。直進筒18の内側には、第1カム筒16、さらに内側に第2レンズ群レンズ枠2、第3レンズ群レンズ枠3、第4レンズ群レンズ枠4が配置されている。第3レンズ群レンズ枠3は、手振れ防止114を介して支持されている。第3レンズ群レンズ枠3及び第4レンズ群レンズ枠4は、第3レンズ群レンズ枠3の固着された第4レンズ群直進ガイドキー112によって、相互に光軸中心回転はしないが光軸方向の間隔を変更可能に連結されている。
固定筒12の外側には、ズーム連動リング14、その外側に第2カム筒22、さらにその外側に第1群レンズ摺動枠24が配置されている。第1群レンズ摺動枠24の外側すなわち外部に露出して、装飾用の外筒26、ズーム操作リング30、及びフォーカス操作リング28が配置されている。固定筒12の外側には、さらに、固定筒12と一体の中間鏡筒29、及びフォーカス操作リング28に固着されたフォーカス連動板102が設けられている。フォーカス連動板102の前側(マウント11と反対側)端部には、固定筒12のフォーカス連動コマ逃げ貫通孔104を貫通してフォーカスカム溝106に係合するフォーカス連動コマ83が植設されている。
固定筒12は、図3に示すように、フォーカス連動板102に植設されたフォーカス連動コマ83が貫通するフォーカス連動コマ逃げ貫通孔104を有する。固定筒12の内面には、直進筒18に植設された直進筒ガイドコマ100が係合する直進ガイド溝47を有する。固定筒12の外面には、第1カム筒ガイドコマ39が植設されている。
フォーカスカム筒20には、図4に示すように、第2レンズ群フォーカスコマ96が係合する第2レンズ群フォーカスカム(2)27、第2レンズ群ガイドコマ74が係合する第2レンズ群フォーカスカム(1)79、及びフォーカス連動コマ83が係合するフォーカスカム溝106が設けられている。
直進筒18は、図5に示すように、第2レンズ群ガイドコマ74が係合する第2レンズ群ガイドカム80、第2レンズ群フォーカスコマ96が係合する第2レンズ群ガイドカム(2)81、及び第1カム筒16に植設された第1カム筒回転ガイドコマ86が係合する第1カム筒回転溝88を有する。直進筒18はさらに、第3レンズ群枠3に植設された第3レンズ群ガイドコマ43が係合する第2縦ガイド溝61が設けられ、また直進筒ガイドコマ100が植設されている。直進筒18にはさらに、前端部に、第2カム筒22の横ガイド溝62に係合する第1レンズ群コマ66が固着されている。
第1カム筒16は、図6に示すように、第3レンズ群ガイドコマ43が係合する第3レンズ群ガイドカム44、第4レンズ群ガイドコマ45が係合する第4レンズ群ガイドカム46、及び第2レンズ群ガイドコマ74が係合する第3縦ガイド溝48を有する。第1カム筒16には、さらに、第1カム筒回転ガイドコマ86が植設されている。
ズーム連動リング14は、図7に示すように、固定筒12に植設された第1カム筒ガイドコマ39が係合するズーム連動リングガイドカム42を有する。ズーム連動リング14はまた、ズーム連動リングガイドコマ50が植設するための第1嵌合孔57を有する。ズーム連動リング14はまた、第2レンズ群ガイドコマ74を植設するための第2レンズ群ガイドコマ嵌合孔75が設けられている。ズーム連動リング14は、さらに、像側に突出するズーム連動ポスト31にズーム連動コマ40が装着されている。
第2カム筒22は、図8に示すように、第1レンズ群ガイドコマ70が係合する第1レンズ群ガイドカム77、ズーム連動リングガイドコマ50が係合する第1縦ガイド溝60、及び第1レンズ群コマ66が係合する横ガイド溝62が設けられている。
第1レンズ群摺動枠24には、図9に示すように、その内側図に、第1レンズ群コマ66が係合する第3縦ガイド溝64と、第2カム筒22の第1レンズ郡ガイドカム77に係合する第1レンズ群ガイドコマ70が設けられている。
(ズーム作動)
ズーム作動は、図1及び図2を参照して、ズームリング30を回転作動させる。ズームリング30の回転作動は、ズームリング30の光軸と平行に延びた直進溝(図示せず)に係合したズーム連動コマ40及びズーム連動ポスト31を介してズーム連動リング14に伝達される。
ズーム連動リング14が回転作動すると、固定筒12に植設された第1カム筒ガイドコマ39がズーム連動リング14の第1カム筒ガイドカム42に係合することにより、ズーム連動リング14は光軸方向移動及び回転作動する。
ズーム連動リング14に内向きに植設された第2レンズ群ガイドコマ74が、フォーカスカム筒20の第2レンズ群フォーカスカム(1)79、直進筒18の第2レンズ群ガイドカム80、及び第1カム筒16の第3縦ガイド溝48に係合している。これらの嵌合により、フォーカスカム筒20は光軸方向移動及び回転作動し、直進筒18は光軸方向に直進移動し、第1カム筒16は回転作動する。
ズーム連動リング14に外向きに植設されたズーム連動リングガイドコマ50が、第2カム筒22の第1縦ガイド溝60に係合していることにより、ズーム連動リング14の回転作動が第2カム筒22に伝達される。
第1レンズ群Aのズーミング移動は、第1レンズ群コマ66と横ガイド溝62の係合により直進筒18の光軸方向移動が第2カム筒22に伝達され、さらに、回転規制された第2カム筒22の第1レンズ群ガイドカム77と第1レンズ群ガイドコマ70の係合により、第1群レンズ摺動枠24が第2カム筒22の上で光軸方向移動する。
第2レンズ群Bのズーミング移動は、第2レンズ群レンズ枠2の第2レンズ群フォーカスコマ96と一緒に光軸方向移動及び回転作動する。
第3レンズ群Cのズーミング移動は、第3レンズ群枠42に植設された第3レンズ群ガイドコマ43が、直進筒18の第2縦ガイド溝61及び第1カム筒16の第3レンズ群ガイドカム44に係合していることにより光軸方向移動する。
第4レンズ群Dのズーミング移動は、第4レンズ群枠4に植設された第4レンズ群ガイドコマ45が、第1カム筒16の第4レンズ群ガイドカム46に係合し、さらに第4レンズ群直進ガイドキー112が第4レンズ群枠4に光軸と平行に延びるように形成された回転止め溝(図示せず)との係合によって、光軸方向移動する。
(フォーカス作動)
フォーカスリング28の回転作動は、図1及び図2を参照して、フォーカスギヤリング94及びフォーカス連動板102を介して、フォーカスカム筒20に伝達される。フォーカスカム筒20の回転作動は、静止している第2レンズ群ガイドコマ74を基準にしてなされる。すなわち、第2レンズ群ガイドコマ74の第2レンズ群フォーカスカム(1)79と直進筒18の第2レンズ群ガイドカム80との係合、及び第2レンズ群レンズ枠2の第2レンズ群フォーカスコマ96の第2レンズ群フォーカスカム(2)27と直進筒18の第2レンズ群ガイドカム(2)81との係合によって、光軸方向移動する。
(変形例)
前記実施形態においては、第4レンズ群枠4の回転作動を第4レンズ群直進ガイドキー112によって規制している。第4レンズ群直進ガイドキー112に代えて、直進筒18を像側に延ばして第4レンズ群枠4に光軸と平行に延びるように形成された回転止め溝に係合させてもよい。
図1は、本発明の実施形態のインナーフォーカスズームレンズの広角時の部分断面図である。 図2は、本発明の実施形態のインナーフォーカスズームレンズの望遠時の部分断面図である。 図3は、本発明の実施形態の固定筒の展開説明図である。 図4は、本発明の実施形態の第1カム筒の展開説明図である。 図5は、本発明の実施形態の直進筒の展開説明図である。 図6は、本発明の実施形態のフォーカスカム筒の展開説明図である。 図7は、本発明の実施形態のズーム連動リングの展開説明図である。 図8は、本発明の実施形態の第2カム筒の展開説明図である。 図9は、本発明の実施形態の第1レンズ群摺動枠の展開説明図である。 図10は、従来技術のインナーフォーカスズームレンズの広角時の部分断面図である。 図11は、従来技術のインナーフォーカスズームレンズの望遠時の部分断面図である。
符号の説明
A 第1レンズ群
B 第2レンズ群
C 第3レンズ群
D 第4レンズ群
2 第2レンズ群レンズ枠
3 第3レンズ群レンズ枠
4 第4レンズ群レンズ枠
10 ズームレンズ鏡筒
11 マウント
12 固定筒
14 ズーム連動リング
16 第1カム筒
18 直進筒
20 フォーカスカム筒
22 第2カム筒
23 フォーカス連動リング
24 第1群レンズ摺動枠
26 外筒
27 第2レンズ群フォーカスガイド溝
28 フォーカス操作リング
29 中間鏡筒
30 ズーム操作リング
31 ズーム連動ポスト
40 ズーム連動コマ
43 第3レンズ群ガイドコマ
44 第3レンズ群ガイドカム
45 第4レンズ群ガイドコマ
46 第4レンズ群ガイドカム
47 直進ガイド溝
50 ズーム連動リングガイドコマ
56 第3レンズ群ガイドコマ嵌合孔
60 第1縦ガイド溝
61 第2縦ガイド溝
62 横ガイド溝
64 第3縦ガイド溝
66 第1レンズ群コマ
70 第1レンズ群ガイドコマ
74 第2レンズ群ガイドコマ
77 第1レンズ群ガイドカム
80 第2レンズ群ガイドカム
81 第2レンズ群ガイドカム(2)
83 フォーカス連動コマ
96 第2レンズ群フォーカスコマ
100 直進筒ガイドコマ
102 フォーカス連動板フォーカス連動板
104 フォーカス連動コマ逃げ貫通孔
106 フォーカスカム溝
112 第4レンズ群直進ガイドキー
114 手振れ防止機構

Claims (4)

  1. 固定筒と、該固定筒の内側に順次配置されたフォーカスカム筒、直進筒、及び第1カム筒を配置し、該固定筒の外側に順次配置されたズーム連動リング、第2カム筒、及び第1レンズ群摺動筒を配置したことを特徴とするインナフォーカスズームレンズ鏡筒。
  2. 固定筒と、該固定筒の内側に順次配置されたフォーカスカム筒、直進筒、及び第1カム筒を配置し、該固定筒の外側に順次配置されたズーム連動リング、第2カム筒、及び第1レンズ群摺動筒を配置し、物体側より順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群、フォーカシングレンズであり負の屈折力をもつ第2レンズ群、正の屈折力を持つ第3レンズ群、正の屈折力をもつ第4レンズ群で構成し、広角端から望遠端への変倍により第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が広がり、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が狭まり、第3レンズ群と第4レンズ群間隔が狭まるように移動し、前記第3レンズ群の後群を光軸と直交する方向へ移動させることで手振れ発生時の像面補正を行うことを特徴とするインナフォーカスズームレンズ鏡筒。
  3. 前記第1カム筒に第3レンズ群ガイドカム及び第4レンズ群ガイドカムカムを設け、前記直進筒に第2レンズ群ガイドカムを設け、前記ズーム連動筒にズーム連動リングガイドカムを設け、前記第2カム筒に第1レンズ群ガイドカムを設け、前記フォーカスカム筒に第2レンズ群フォーカスカム(1)及び第2レンズ群フォーカスカム(2)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のインナフォーカスズームレンズ鏡筒。
  4. 前記第1カム筒、前記フォーカスカム筒、直進筒、前記ズーム連動筒及び前記第2カム筒がズーム作動時に光軸方向移動及び回転作動し、前記フォーカスカム筒がズーム作動時に光軸方向移動し、フォーカス作動時に回転作動を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のインナフォーカスズームレンズ鏡筒。
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