JP2010042703A - 車載カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】ウィンドウシールドに写り込んだ写像の影響を受けることなく車外を撮像でき、かつ扱いが容易な車載カメラを提供する。
【解決手段】本発明の車載カメラは、車両の車室内から当該車両のウィンドウシールドを通して車両の外部を撮像するカメラ本体と、ウィンドウシールド上におけるカメラ本体の視野への当該視野下方からの光の入り込みを防止する遮光手段と、遮光手段がウィンドウシールドに近接する遮光位置まで迫り出した第1の位置とウィンドウシールドから後退した第2の位置との間で遮光手段を移動させる駆動手段とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、車載カメラに関し、より特定的には、車両の車室内に設置されて当該車両の外部を撮像する車載カメラに関する。
従来、車両の前方を撮像するために、当該車両の室内の天井などに設置される車載カメラがある。上記車載カメラは、上記車両の室内からウィンドウシールド(フロントガラス)を通して当該車両前方を撮像しているため、例えば、インストルメントパネルなどで光が反射した場合、フロントガラスに写った当該インストルメントパネルの形状エッジなどが上記車載カメラに写り込み、当該形状エッジを車外の対象物と認識してしまう不都合があった。
このような写り込みを防止した車載カメラが数々提案されている。例えば特許文献1に開示されている技術がある。上記特許文献1に開示されている技術は、車両の室内に設置された車載カメラを箱状、容器状のカバーで覆うことによって、当該車載カメラへの写り込みを防止している。
特開2004−25930号公報
ところで、フロントガラスが汚れている場合、当該フロントガラスの外側(車両の外側)はワイパー等で比較的簡単に汚れを除去することができるが、フロントガラスの内側(室内側)は、ユーザーが実際に拭き取るなどして汚れを除去するのが一般的である。しかしながら、上記特許文献1に開示されている技術は、車載カメラが箱状、容器状のカバーで覆われている。そして、上記カバーはフロントガラスの内側に接する状態で上記車両の室内に固定されている。そのため、例えば、フロントガラスの内側が汚れていたり、さらには上記車載カメラのレンズが曇っていたりしたときに、当該汚れや曇りを除去しようとする前に、まず上記カバーを取り外さなければならず、必要以上に手間がかかるといった問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウィンドウシールドに写り込んだ写像の影響を受けることなく車外を撮像でき、かつ扱いが容易な車載カメラを提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。すなわち第1の発明は、車両の車室内に搭載される車載カメラである。車載カメラは、車両の車室内から当該車両のウィンドウシールドを通して上記車両の外部を撮像するカメラ本体と、上記ウィンドウシールド上における上記カメラ本体の視野への当該視野下方からの光の入り込みを防止する遮光手段と、当該遮光手段が上記ウィンドウシールドに近接する遮光位置まで迫り出した第1の位置と上記ウィンドウシールドから後退した第2の位置との間で上記遮光手段を移動させる駆動手段とを備える。
第2の発明は、車両の車室内に搭載される車載カメラである。車載カメラは、車両の車室内から上記車両のウィンドウシールドを通して上記車両の外部を撮像するカメラ本体と、上記車載カメラが上記ウィンドウシールドに近接する第1の位置と上記ウィンドウシールドから後退した第2の位置との間で上記車載カメラを移動させる駆動手段とを備える。
第3の発明は、車両の車室内に搭載される車載カメラである。車載カメラは、車両の車室内から上記車両のウィンドウシールドを通して上記車両の外部を撮像するカメラ本体と、上記カメラ本体が上記ウィンドウシールドに近接する第1の位置と上記ウィンドウシールドから後退した第2の位置との間で上記カメラ本体を移動させる駆動手段とを備える。
第4の発明は、上記第1の発明において、車載カメラは、駆動手段を制御する制御手段をさらに備える。上記制御手段は、当該制御手段に入力される車両情報に基づいて、上記カメラ本体を使用するか否かを判断し、当該カメラ本体を使用すると判断したときは、上記駆動手段により上記遮光手段を上記第1の位置に移動させ、上記カメラ本体を使用しないと判断したときは、上記駆動手段により上記遮光手段を上記第2の位置に移動させる。
第5の発明は、上記第2の発明において、車載カメラは、駆動手段を制御する制御手段をさらに備える。上記制御手段は、当該制御手段に入力される車両情報に基づいて、上記カメラ本体を使用するか否かを判断し、上記カメラ本体を使用すると判断したときは、上記駆動手段により上記車載カメラを上記第1の位置に移動させ、上記カメラ本体を使用しないと判断したときは、上記駆動手段により上記車載カメラを上記第2の位置に移動させる。
第6の発明は、上記第3の発明において、車載カメラは、駆動手段を制御する制御手段をさらに備える。上記制御手段は、当該制御手段に入力される車両情報に基づいて、上記カメラ本体を使用するか否かを判断し、上記カメラ本体を使用すると判断したときは、上記駆動手段により上記カメラ本体を上記第1の位置に移動させ、上記カメラ本体を使用しないと判断したときは、上記駆動手段により上記カメラ本体を上記第2の位置に移動させる。
第7の発明は、上記第1の発明において、遮光手段は、車載カメラの下部に設置される。また、上記遮光手段は、カメラ本体の撮像中心軸に対して垂直方向に第1の長さとを有し、かつ上記カメラ本体の撮像中心軸と平行な方向に第2の長さを有する。そして、上記第1の長さは、上記カメラ本体の画角と上記第2の長さとに基づいて算出される。
第8の発明は、上記第4乃至第6のいずれか1つの発明において、前記車載カメラは、画像処理手段をさらに備える。カメラ本体は、車両前方を撮像する。画像処理手段は、カメラ本体によって撮像された画像を用いて上記車両の走行路面に関する情報を生成する。
上記第1の発明によれば、カメラ本体が車両の車室内からウィンドウシールドを通して当該車両の車外を撮像するとき、遮光手段がカメラ本体の視野に当該下方から入射する光を遮断することができる。従って、例えばフロントウィンドウに車両のインストルメントパネルなどの形状エッジなどが写り、当該形状エッジがカメラ本体の視野に入ってしまうようなことを防ぐことができ、当該写り込んだ形状エッジなどの影響を受けることなく車外を撮像できる。また、遮光手段は、前後に移動可能であるので、例えばフロントウィンドウを清掃するときなど、車載カメラ自体を取り外さなくもよく、扱いが容易になる。
上記第2の発明によれば、車載カメラ自体がウィンドウシールドに近接する位置まで移動する。これによって、カメラ本体が例えば上記車両の前方を撮像する場合、カメラ本体のピントが、より上記車両の前方になるので、インストルメントパネルなどで光が反射し、当該インストルメントパネルなどの形状エッジがフロントウィンドウに写り込んだとしても、形状エッジとしてではなく、ぼやけてしまうので当該形状エッジを車外の対象物と認識してしまう不都合はなくなる。従って、ウィンドウシールドに写り込んだ写像の影響を受けることなく車外を撮像できる。また、例えばフロントウィンドウを清掃するときなど、車載カメラ自体を取り外さなくもよく、扱いが容易になる。さらに、車載カメラ自体を移動させることができるので、別途カバー等を取り付ける必要もなくなる。
上記第3の発明によれば、カメラ本体がウィンドウシールドに近接する位置まで移動する。これによって、カメラ本体が例えば上記車両の前方を撮像する場合、カメラ本体のピントが、より上記車両の前方になるので、インストルメントパネルなどで光が反射し、当該インストルメントパネルなどの形状エッジがフロントウィンドウに写り込んだとしても、形状エッジとしてではなく、ぼやけてしまうので当該形状エッジを車外の対象物と認識してしまう不都合はなくなる。従って、ウィンドウシールドに写り込んだ写像の影響を受けることなく車外を撮像できる。また、例えばフロントウィンドウを清掃するときなど、車載カメラ自体を取り外さなくもよく、扱いが容易になる。さらに、カメラ本体を移動させることができるので、別途カバー等を取り付ける必要もなくなる。
上記第4、5、および6の発明によれば、制御手段は、例えば、上記車両のオートマチックトランスミッションのシフト位置を示す情報や上記車両の車速、また上記車両のドライバー自身が行う操作によって得られる情報などによって駆動手段を制御する。従って、カメラ本体が使用されるときに遮光手段や、カメラ本体、車載カメラを自動的に移動させることができる。
上記第7の発明によれば、遮光手段は、車載カメラの下部に設置されている。従って、遮光手段がウィンドシールドに近接している状態でもデフォッガーの効果を維持することができ、例えばカメラ本体のレンズの曇りを防ぐことができる。また、カメラ本体の画角によって、遮光手段の幅を求めることができる。
上記第8の発明によれば、カメラ本体が撮像した画像から、例えば、車両前方の走行路面の区画線などといった走行路面に関する情報を生成する場合、フロントガラスに写ったインストルメントパネルなどの形状エッジなどがカメラ本体の視野へ写り込むことを防ぐことができ、例えば当該形状エッジを車外の走行路面の区画線と認識してしまう不都合を防ぐことができる。従って、より正確に走行路面に関する情報を生成することができる。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しつつ、本実施形態に係る車載カメラ111の構成および動作について説明する。なお、本実施形態では、車載カメラ111とともに画像処理ECU21および車両制御ECU31が車両に設置される運転支援システム11を想定して、当該画像処理ECU21および当該車両制御ECU31の動作についても説明する。
図1は、本実施形態に係る車載カメラ111を含む運転支援システム11の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、運転支援システム11は、車載カメラ111と画像処理ECU21と車両制御ECU31とを備えている。
図2は、車載カメラ111が設置された車両の室内の様子を示す図である。図2に示すように、車両の運転席前方には、フロントウィンドウ41、インストルメントパネル42、ルームミラー43等が設けられている。そして、車室内からフロントウィンドウ41を通して当該車両前方を撮像できるように、天井44には車載カメラ111が取り付けられている。
図1の説明に戻って、車載カメラ111は、車両の室内から当該車両のフロントウィンドウ41を通して上記車両の外部を撮像するカメラ本体112と、上記カメラ本体112の視野に当該視野下方からの光の入り込みを防止する遮光部(請求項に記載の遮光手段の一例に相当)114と、上記遮光部114を移動させる駆動部113(請求項に記載の駆動手段の一例に相当)113とを備えている。
カメラ本体112は、具体的には、例えばCCDカメラ、CMOSカメラ、赤外線カメラ等であり、車両の室内からフロントウィンドウ41を通して当該車両前方を撮像し、当該撮像した画像を画像処理ECU21へ出力する。
遮光部114は、カメラ本体112の視野に当該視野下方からの光の入り込みを防止するためのものである。遮光部114について図を参照してさらに説明する。図3は、車載カメラ111を図2のY方向から見た図である。図3に示すように、遮光部114は、インストルメントパネル42などで反射した光が、フロントウィンドウ41内面へ光が入射するのを遮断するため、一例として車載カメラ111の下部に設置され、フロントウィンドウ41の直前または接する位置、つまり遮光位置(請求項に記載の第1の位置に相当)まで迫り出すようになっている。また、遮光部114は、具体的には、例えば、当該遮光部114で光が反射しないようなつや消し樹脂などからなる板状のものである。
なお、遮光部114は、上述したように、カメラ本体112の視野に当該視野下方からの光の入り込みを防止するためのものであるため、当該遮光部114の横幅W(車両の車幅方向)は、カメラ本体112の視野を考慮した適切な長さが求められる。
ここで、遮光部114の横幅Wの求め方の一例を説明する。図3に示すように、当該遮光部114の先端からカメラ本体112までの距離をR、カメラ本体112の視野角をΘしたとき、遮光部114の横幅Wは、例えばW=2・tan(Θ/2)・Rの式で求めることができる。なお、視野角Θおよび距離Rは、カメラ本体112の特性、車載カメラ111の設置位置などで予め知ることができるので、Rを底辺、W/2を垂辺とした直角三角形を考え、遮光部114の横幅Wを算出することができる。つまり、遮光部114の横幅は、当該カメラ本体112の視野に入らない程度、すなわち、少なくとも上記式で算出された横幅Wを超える長さであればよい。
また、車載カメラ111は、遮光部114を前後にスライドさせることができるような機構、つまり駆動部113を有している。例えば、駆動部113は、ユーザー自身が手動で遮光部114を前後にスライドできるような周知のスライド機構であってもよいし、モーター等で自動的に遮光部114を前後にスライドさせることができる機構であってもよい。ここでは後者を実施するための駆動部113の一具体例を図4に示す。図4は、車載カメラ111を図2のX方向から見た図である。図4に示すように、車載カメラ111の内部には、カメラ本体112、モーター115、ピニオンギア116、当該モーター115の動力を当該ピニオンギア116へ伝えるベルト117等が備わっている。そして、図4に示すように、車載カメラ111の下部には、遮光部114が取り付けられている。さらに、遮光部114の上部には、ピニオンギア116と噛み合うようにラックギア118が取り付けられおり、モーター115の動力がベルト117によってピニオンギア116に伝えられ、当該ピニオンギア116が回転することによって遮光部114が前後(図4の矢印方向)に駆動可能となる。つまり、フロントウィンドウ41に近接する遮光位置まで迫り出した状態とフロントウィンドウ41から後退した状態との間で遮光部114を移動させることが可能となる。以下、図5を用いてさらに具体的に説明する。
図5は、遮光部114がフロントウィンドウ41に近接する遮光位置まで迫り出した状態(図5の(a))および遮光部114がフロントウィンドウ41から後退した状態(図5の(b))を示した図である。図5に示すように、カメラ本体112を使用している場合(例えば、カメラ本体112が車両前方を撮像している場合)は、遮光部114をフロントウィンドウ41まで(遮光位置まで)移動し、当該フロントウィンドウ41上におけるカメラ本体112の視野への当該視野下方からの光の入り込みを防止する。一方、カメラ本体112を使用しない場合(例えば、カメラ本体112が車両前方を撮像していない場合やフロントウィンドウ41を清掃する場合)、遮光部114は、フロントウィンドウ41から後退する、つまり車載カメラ111の下部に収納された状態となる。なお、遮光部114がフロントウィンドウ41から後退した状態を後退位置(請求項に記載の第2の位置に相当)と称す。
図1の説明に戻って、画像処理ECU21は、典型的には中央演算装置や読み書き可能な記憶媒体等を備える情報処理装置である。画像処理ECU21は、カメラ本体112が撮像した画像を処理し、上記車両が走行している道路と上記車両に関する情報、および目標軌道に関する情報を生成し、当該情報を車両制御ECU31へ出力する。また、詳細は後述するが、画像処理ECU21は、車両情報に応じて駆動部113を制御する。なお、画像処理ECU21は、請求項に記載の制御手段および画像処理手段の一例に相当する。
車両制御ECU31は、画像処理ECU21から出力された情報を用い、上記車両に搭載されている各種装置の動作を制御して、例えば、上記車両が車線内を走行するように支援する。具体的には、車両制御ECU31が行う動作は、画像処理ECU21から出力された情報に基づいて、上記車両が車線から逸脱する可能性があると判断した場合、上記車両に搭載されている各種警告装置を作動させドライバーに注意喚起を促す。また、車両制御ECU31が行う動作は、画像処理ECU21から出力された情報に基づいて、上記車両が車線中央付近を走行するように、上記車両に搭載されたパワーステアリング装置を作動させ、ドライバーのハンドル操作の支援などを行う、いわゆるレーンキープ制御も含まれる。以下、車両制御ECU31が行う処理を車両制御と称する。
なお、以下の説明では、一例として、カメラ本体112が撮像した画像に基づいて、画像処理ECU21が当該車両前方の走行路面の区画線を検出し、車両制御ECU31が車両制御を行う場合を想定して説明するがこれに限られるものではない。つまり、カメラ本体112が撮像した画像に基づいて、車外の対象物等(障害物、他車、人など)を検出し、検出結果に応じた車両制御を行ってもよい。
このように、第1の実施形態に係る車載カメラ111が含まれる運転支援システム11において、画像処理ECU21は、カメラ本体112が撮像した画像から上記車両が走行している道路の区画線を検出し、当該検出された区画線に基づいて、安全のため上記車両が走行することが望まれる目標軌道を設定する。そして、車両制御ECU31は、画像処理ECU21が検出した区画線および設定された目標軌道を当該画像処理ECU21から取得して車両制御を行う。なお、このような一連の流れ、つまりカメラ本体112が車両前方を撮像して、当該撮像された画像について画像処理ECU21が画像処理を行い、その結果に基づいて車両制御ECU31が車両制御を行うといった一連の流れを総称して以下、運転支援と称する。
また、上述したように、画像処理ECU21は、上記車両の車両情報を取得して、上記車両制御をするためカメラ本体を112を使用すると判断した場合、駆動部113を駆動させ、遮光部114を移動させる。以下、図6を参照して、第1の実施形態に係る車載カメラ111が含まれる運転支援システム11の画像処理ECU21が行う処理の一例を説明する。なお、ここでは画像処理ECU21が行う処理のうち、当該画像処理ECU21が上記車両情報に基づいて、駆動部113を駆動させる処理について主に説明する。
図6は、本実施形態に係る運転支援システム11の画像処理ECU21において行われる処理の一例を示したフローチャートである。以下、図6を参照して、画像処理ECU21が行う処理の一例を説明する。なお、図6に示す処理は画像処理ECU21が所定のプログラムを実行することにより行われる。また、図6に示す処理は、画像処理ECU21の電源がON(例えば、運転支援システム11が搭載された車両のイグニッションスイッチがON)されることによって開始され、当該処理は画像処理ECU21の電源がOFF(例えば、イグニッションスイッチがOFF)されることによって終了する。なお、イグニッションスイッチは以下、IGと称す。
図6において、画像処理ECU21は、上記車両の車両情報を取得する(ステップS61)。なお、車両情報とは、例えば上記車両のオートマチックトランスミッションのシフト位置を示す情報や上記車両の車速などである。また上記車両のユーザー自身が行う操作によって得られる情報なども含まれる。
次に画像処理ECU21は、運転支援を行うか否かを判断する(ステップS62)。具体的には、画像処理ECU21は、上記車両情報を参照して、運転支援を行うか否かを判断する。画像処理ECU21は上記車両情報から、例えば、シフトレバーの位置がDレンジであることを示す情報であった場合、上記車両の車速が予め定められた車速以上であった場合、画像処理ECU21は車両は走行状態であるので運転支援が必要であると判断する。一方、シフトレバーの位置がPレンジであることを示す情報であった場合など画像処理ECU21は車両は停車状態であるので運転支援が必要ではないと判断したりする。また、画像処理ECU21は、例えば、上記車両のユーザーが当該車両に備わったスイッチ(運転支援を実行または停止させるためのスイッチ)などを押すことによって得られる情報により、運転支援が必要であるか否かを判断してもよい。つまり、画像処理ECU21は、上記車両情報から得られる情報を総合的に判断して運転支援を行うか否かを総合的に判断すればよい。そして、画像処理ECU21は、判断を肯定した場合(YES)、つまり運転支援を行う(カメラ本体112が車両前方を撮像する)と判断した場合、次のステップS63に処理を進める。一方、画像処理ECU21は、判断を否定した場合(NO)、つまり運転支援は行わない(カメラ本体112は車両前方を撮像しない)と判断した場合、ステップS61に処理を戻す。
ステップS63において、画像処理ECU21は、駆動部113(具体的には、車載カメラ111内に備わったモーター115)に指示し、上記モーター115を駆動させる。具体的には、当該ステップS63においては、画像処理ECU21は、モーター115を駆動させ、遮光部114を遮光位置(図5の(a)参照)に移動させる。そして、画像処理ECU21は、次のステップS64に処理を進める。
ステップS64において、画像処理ECU21は、運転支援を実行する。ここで当該ステップS64で画像処理ECU21が行う処理の一例を説明すると、画像処理ECU21は、カメラ本体112が撮像した画像(例えば、車両前方の走行路面の画像)を取得して、当該画像からエッジ点を抽出する処理を行うことによって、上記車両が走行している道路の区画線(例えば、白線や黄色線)を検出する。そして、画像処理ECU21は、検出された区画線に基づいて、安全のため上記車両が走行することが望まれる目標軌道を設定し、次のステップS65へ処理を進める。また、このとき車両制御ECU31は、当該ステップS64で画像処理ECU21によって検出された区画線および設定された目標軌道を当該が画像処理ECU21から取得して車両制御をあわせて行う。
次に、画像処理ECU21は、車両情報を取得する(ステップS65)。このとき、画像処理ECU21は、例えば、上記車両のオートマチックトランスミッションのシフト位置を示す情報や上記車両の車速を示す情報などを取得する。
そして、画像処理ECU21は、取得した車両情報に基づいて、運転支援を継続するか否かを判断する(ステップS66)。そして、画像処理ECU21は、判断を肯定した場合(YES)、ステップS64に処理を戻し運転支援を実行、つまり、運転支援を継続する。一方、判断を否定した場合(NO)、ステップS67へ処理を進める。なお、画像処理ECU21は、取得した車両情報に基づいて、例えば、シフトレバーの位置がPレンジであることを示す情報であった場合や上記車両の車速が予め定められた車速以下であった場合、当該車両は停止状態であり、すなわち運転支援を必要としていないと判断する。また、画像処理ECU21は、例えば、上記車両のドライバーが当該車両に備わったスイッチ(運転支援を実行または停止させるためのスイッチ)などを押すことによって得られる情報により、運転支援が必要であるか否かを判断してもよい。つまり、画像処理ECU21は、上記車両情報から得られる情報を総合的に判断して運転支援を継続するか否かを総合的に判断すればよい。
上記ステップS66において、運転支援を継続しない(カメラ本体112は車両前方の撮像を休止する)と判断した次の処理において、画像処理ECU21は、運転支援を停止する(ステップS67)し、次のステップS68に処理を進める。
ステップS68において、画像処理ECU21は、駆動部113(具体的には、車載カメラ111内に備わったモーター115)に指示し、上記モーター115の駆動を制御する。具体的には、当該ステップS68においては、画像処理ECU21は、モーター115を駆動させ、遮光部114を後退位置(図5の(b)参照)に移動させる。そして、画像処理ECU21は、次のステップS69に処理を進める。
ステップS69において、画像処理ECU21は、上記車両のIGがOFFされたか否かを判断する。そして、画像処理ECU21は、IGがOFFされた場合、当該フローチャートの処理を終了する。一方、画像処理ECU21は、IGがOFFされていないと判断した場合、上記ステップS61へ戻って処理を繰り返す。
このように、第1の実施形態によれば、車室内からフロントウィンドウ41を通して当該車両前方を撮像するとき、車載カメラ111下部に備わった遮光部114をフロントウィンドウ41の直前または接する位置まで移動させるので、例えばインストルメントパネル42などで光が反射されフロントウィンドウ41に当該インストルメントパネル42などの形状エッジが写り込み、当該形状エッジがカメラ本体112の視野に入ってしまう、すなわちカメラ本体112への写り込みを防ぐことができる。
また、遮光部114は、カメラ本体112が車両前方を撮像しないときは後退位置に移動させることができる。一方、遮光部114は、カメラ本体112が車両前方を撮像するときは、遮光位置に移動させることができる。つまり、カメラ本体112への写り込みを防ぐ必要があるときのみ、遮光部114は遮光位置に移動させることができるので、車載カメラが常時カバーなどで覆われているときと比べて、ドライバーや他の乗員は圧迫感を覚えることはない。また、フロントウィンドウ41を清掃する際には、遮光部114をスライドさせることができるので、例えば、車載カメラが常時カバーなどで覆われているときと比べて、扱いが容易になる。
さらに、画像処理ECU21および駆動部113にモーター115等を備えることによって、カメラ本体112を使用する場合(具体的には、例えば運転支援のためカメラ本体が車両前方を撮像する必要があるとき)に上記駆動部113によって自動的に遮光部114移動するので、遮光部114をユーザー自身が動かす必要はなく、扱いがより容易になる。
なお、上述したように、遮光部114は、車載カメラ111の下部のみを覆うように設置されているため、デフォッガーの効果を維持することができる。つまり、車載カメラ全体がカメラカバーで覆われた状態でフロントウィンドウ41に接している場合と比べて、デフォッガーにより例えばカメラ本体112のレンズの曇りを防ぐことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る車載カメラ121について説明する。なお、本実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様に車載カメラ121とともに画像処理ECU21および車両制御ECU31が車両に設置される運転支援システム12を想定している。
図7は、第2の実施形態に係る車載カメラ121を含む運転支援システム12の構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、本実施形態に係る車載カメラ121は、車両の車室内から当該車両のフロントウィンドウ41を通して上記車両の外部を撮像するカメラ本体122と、車載カメラ121を移動させる駆動部123とを備えている。なお、上述した第1の実施形態の車載カメラ111は、フロントウィンドウ41上におけるカメラ本体112の視野に当該視野下方からの光の入り込みを防止するために遮光部114が駆動部113によって前後に移動する形態であった。本実施形態では、車載カメラ121自体がフロントウィンドウ41に近接する位置まで駆動部123によって駆動する形態である。従って、以下の説明では、第1の実施形態と異なる点、つまり本実施形態に係る車載カメラ121の駆動部123についてのみ説明する。また、本実施形態に係る車載カメラ121の設置位置は、第1の実施形態と同様(図2)であるので省略する。
駆動部123は、車載カメラ121を前後にスライドさせるためのものである。例えば、駆動部123は、ユーザー自身が手動で車載カメラ121自体を前後にスライドできるような周知のスライド機構であってもよいし、モーター等で自動的に車載カメラ121を前後にスライドさせることができる機構であってもよい。ここでは後者を実施するための駆動部123の一具体例を図8に示す。図8は、車載カメラ121を図2のX方向から見た図である。図8に示すように、車載カメラ121の内部には、カメラ本体122、モーター115、ピニオンギア116、当該モーター115の動力を当該ピニオンギア116へ伝えるベルト117等が備わっている。また、図8に示すように、車載カメラ121内のピニオンギア116と噛み合うように車両の車室内の天井44にはラックギア118が取り付けられている。そして、モーター115の動力がベルト117によってピニオンギア116に伝えられ、当該ピニオンギア116が回転することによって車載カメラ121自体が前後(図8の矢印方向)に動くようになっている。つまり、車載カメラ121は、モーター等によって、フロントウィンドウ41に近接する位置、つまり使用時位置(請求項に記載の第1の位置の一例に相当)とフロントウィンドウ41から後退した後退位置(請求項に記載の第2の位置に相当)との間で移動する。
なお、第2の実施形態においても、駆動部123(具体的には、車載カメラ121内に備わったモーター115)は、第1の実施形態と同様に、画像処理ECU21によって制御される。すなわち、画像処理ECU21が、車載カメラ121が搭載された車両の車両情報に基づいて、車載カメラ121を使用時位置または後退位置に移動させる。従って、画像処理ECU21の動作についての説明は省略する。
このように、第2の実施形態によれば、車載カメラ121自体がフロントウィンドウ41の近接する位置まで移動する。従って、カメラ本体122のピントが、より上記車両の前方になるので、例えば、インストルメントパネル42などで光が反射し、当該インストルメントパネル42などの形状エッジがフロントウィンドウ41に写り込んだとしても、形状エッジとしてではなく、ぼやけてしまうので当該形状エッジを車外の対象物と認識してしまう不都合はなくなる。また、本実施形態によれば、上述した第1の実施形態のように、当該車載カメラ121に別途遮光部114を取り付ける必要がなくなる。
また、車載カメラ121を、カメラ本体122が車両前方を撮像しないときは後退位置に移動させることができる。一方、車載カメラ121は、カメラ本体122が車両前方を撮像するときは、使用位置に移動させることができる。つまり、カメラ本体122を使用するときのみの車載カメラ121を使用位置に移動させることができるので、車載カメラが常時カバーなどで覆われているときと比べて、ドライバーや他の乗員は圧迫感を覚えることはない。また、フロントウィンドウ41を清掃する際には、車載カメラ121自体をスライドさせることができるので、例えば、車載カメラが常時カバーなどで覆われているときと比べて、扱いが容易になる。
さらに、画像処理ECU21および駆動部123にモーター115等を備えることによって、カメラ本体122を使用する場合(具体的には、例えば運転支援のためカメラ本体122が車両前方を撮像する必要があるとき)に上記駆動部123によって自動的に車載カメラ121自体がするので、車載カメラ121をユーザー自身が動かす必要はなく、扱いがよりに容易になる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る車載カメラ131について説明する。なお、本実施形態においても、上述した第1および第2の実施形態と同様に車載カメラ131とともに画像処理ECU21および車両制御ECU31が車両に設置される運転支援システム13を想定している。
図9は、第3の実施形態に係る車載カメラ131を含む運転支援システム13の構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、本実施形態に係る車載カメラ131は、車両の車室内から当該車両のフロントウィンドウ41を通して上記車両の外部を撮像するカメラ本体132と、当該カメラ本体132を移動させる駆動部133とを備えている。なお、上述した第1の実施形態の車載カメラ111は、フロントウィンドウ41上におけるカメラ本体112の視野に当該視野下方からの光の入り込みを防止するために遮光部114が駆動部113によって前後に移動する形態であった。本実施形態では、カメラ本体132がフロントウィンドウ41に近接する位置まで駆動部133によって駆動する形態である。従って、以下の説明では、第1の実施形態と異なる点、つまり本実施形態に係る車載カメラ131の駆動部133についてのみ説明する。また、本実施形態に係る車載カメラ131の設置位置は第1の実施形態と同様(図2)であるので省略する。
駆動部133は、カメラ本体132を前後にスライドさせるためのものである。例えば、駆動部133は、ユーザー自身が手動でカメラ本体132を前後にスライドできるような周知のスライド機構であってもよいし、モーター等で自動的にカメラ本体132を前後にスライドさせることができる機構であってもよい。ここでは後者を実施するための駆動部133の一具体例を図10に示す。図10は、車載カメラ131を図2のX方向から見た図である。図10に示すように、車載カメラ131の内部には、カメラ本体132、モーター115、ピニオンギア116、当該モーター115の動力を当該ピニオンギア116へ伝えるベルト117等が備わっている。また、図10に示すように、カメラ本体132の下部に備わったラックギア118が、カメラ本体132内のピニオンギア116と噛み合っている。そして、モーター115の動力がベルト117によってピニオンギア116に伝えられ、当該ピニオンギア116が回転することによってカメラ本体132本体が前後(図10の矢印方向)に動くようになっている。そして、第1の実施形態と同様に、カメラ本体132本体はモーター等によって、使用時位置と休止時位置とに移動する。つまり、カメラ本体132は、モーター等によって、フロントウィンドウ41に近接する位置、つまり使用時位置(請求項に記載の第1の位置の一例に相当)とフロントウィンドウ41から後退した後退位置(請求項に記載の第2の位置に相当)との間で移動する。
なお、第3の実施形態においても、駆動部133(具体的には、車載カメラ131内に備わったモーター115)は、第1の実施形態と同様に、画像処理ECU21によって制御される。すなわち、画像処理ECU21が、車載カメラ131が搭載された車両の車両情報に基づいて、カメラ本体132本体を使用時位置または休止時位置に移動させる。従って、画像処理ECU21の動作についての説明は省略する。
このように、第3の実施形態によれば、車載カメラ131自体がフロントウィンドウ41の近接する位置まで移動する。従って、カメラ本体132のピントが、より上記車両の前方になるので、例えば、インストルメントパネル42などで光が反射し、当該インストルメントパネル42などの形状エッジがフロントウィンドウ41に写り込んだとしても、形状エッジとしてではなく、ぼやけてしまうので当該形状エッジを車外の対象物と認識してしまう不都合はなくなる。また、本実施形態によれば、上述した第1の実施形態のように、当該車載カメラ131に別途遮光部114を取り付ける必要がなくなる。
また、カメラ本体132を、当該カメラ本体132が車両前方を撮像しないときは後退位置に移動させることができる。一方、カメラ本体132を、当該カメラ本体132が車両前方を撮像するときは、使用位置に移動させることができる。つまり、カメラ本体132を使用するときのみの当該カメラ本体132を使用位置に移動させることができるので、車載カメラが常時カバーなどで覆われているときと比べて、ドライバーや他の乗員は圧迫感を覚えることはない。また、フロントウィンドウ41を清掃する際には、カメラ本体132をスライドさせることができるので、例えば、車載カメラが常時カバーなどで覆われているときと比べて、扱いが容易になる。
さらに、画像処理ECU21および駆動部133にモーター115等を備えることによって、カメラ本体132を使用する場合(具体的には、例えば運転支援のためカメラ本体が車両前方を撮像する必要があるとき)に上記駆動部133によって自動的にカメラ本体132移動するので、当該カメラ本体132をユーザー自身が動かす必要はなく、扱いがよりに容易になる。
なお、上述した各実施形態では、車載カメラは、車室内からフロントウィンドウ41を通して当該車両前方を撮像できるように、天井44に取り付けられている例を説明したが、設置箇所はこれに限られるものではない。例えば、各実施形態に係る車載カメラは、バックウィンドウを通して当該車両後方を撮像できる位置に設置されてもよい。つまり、車室内からフロントウィンドウ、バックウィンドウ、サイドウィンドウなどの車両のウィンドウシールドを通して当該車両外部を撮像する場合も想定される。
なお、上述した実施形態の説明は、単に具体例を示すものであり、本願の技術的範囲を何ら限定するものではない。よって本願の効果を奏する範囲内において任意の構成を採用することが可能である。
本発明に係る車載カメラは、ウィンドウシールドに写り込んだ写像の影響を受けることなく車外を撮像でき、かつ扱いが容易な、車両の室内に設置される車載カメラ等に有用である。
第1の実施形態に係る車載カメラ111を含む運転支援システム11の構成の一例を示すブロック図 車載カメラ111が設置された車両の車内の様子を示す図 第1の実施形態に係る車載カメラ111を図2のY方向から見た図 第1の実施形態に係る車載カメラ111を図2のX方向から見た図 遮光部114がフロントウィンドウ41に近接する遮光位置まで迫り出した状態(a)およびフロントウィンドウ41から後退した状態(b)を示した図 運転支援システム11の画像処理ECU21において行われる処理の一例を示したフローチャート 第2の実施形態に係る車載カメラ121を含む運転支援システム12の構成の一例を示すブロック図 第2の実施形態に係る車載カメラ121を図2のX方向から見た図 第3の実施形態に係る車載カメラ131を含む運転支援システム13の構成の一例を示すブロック図 第3の実施形態に係る車載カメラ131を図2のX方向から見た図
符号の説明
11、12、13…運転支援システム
111、121、131…車載カメラ
112、122、132…カメラ本体
113、123、133…駆動部
114…遮光部
115…モーター
116…ピニオンギア
117…ベルト
118…ラックギア
21…画像処理ECU
31…車両制御ECU
41…フロントウィンドウ
42…インストルメントパネル
43…ルームミラー
44…天井

Claims (8)

  1. 車両の車室内に搭載される、車載カメラであって、
    前記車両の車室内から当該車両のウィンドウシールドを通して前記車両の外部を撮像するカメラ本体と、
    前記ウィンドウシールド上における前記カメラ本体の視野への当該視野下方からの光の入り込みを防止する遮光手段と、
    前記遮光手段が前記ウィンドウシールドに近接する遮光位置まで迫り出した第1の位置と前記ウィンドウシールドから後退した第2の位置との間で前記遮光手段を移動させる駆動手段とを備える、車載カメラ。
  2. 車両の車室内に搭載される、車載カメラであって、
    前記車両の車室内から前記車両のウィンドウシールドを通して前記車両の外部を撮像するカメラ本体と、
    前記車載カメラが前記ウィンドウシールドに近接する第1の位置と前記ウィンドウシールドから後退した第2の位置との間で前記車載カメラを移動させる駆動手段とを備える、車載カメラ。
  3. 車両の車室内に搭載される、車載カメラであって、
    前記車両の車室内から前記車両のウィンドウシールドを通して前記車両の外部を撮像するカメラ本体と、
    前記カメラ本体が前記ウィンドウシールドに近接する第1の位置と前記ウィンドウシールドから後退した第2の位置との間で前記カメラ本体を移動させる駆動手段とを備える、車載カメラ。
  4. 前記車載カメラは、前記駆動手段を制御する制御手段をさらに備え、
    前記制御手段は、当該制御手段に入力される車両情報に基づいて、前記カメラ本体を使用するか否かを判断し、前記カメラ本体を使用すると判断したときは、前記駆動手段により前記遮光手段を前記第1の位置に移動させ、前記カメラ本体を使用しないと判断したときは、前記駆動手段により前記遮光手段を前記第2の位置に移動させる、請求項1に記載の車載カメラ。
  5. 前記車載カメラは、前記駆動手段を制御する制御手段をさらに備え、
    前記制御手段は、当該制御手段に入力される車両情報に基づいて、前記カメラ本体を使用するか否かを判断し、前記カメラ本体を使用すると判断したときは、前記駆動手段により前記車載カメラを前記第1の位置に移動させ、前記カメラ本体を使用しないと判断したときは、前記駆動手段により前記車載カメラを前記第2の位置に移動させる、請求項2に記載の車載カメラ。
  6. 前記車載カメラは、前記駆動手段を制御する制御手段をさらに備え、
    前記制御手段は、当該制御手段に入力される車両情報に基づいて、前記カメラ本体を使用するか否かを判断し、前記カメラ本体を使用すると判断したときは、前記駆動手段により前記カメラ本体を前記第1の位置に移動させ、前記カメラ本体を使用しないと判断したときは、前記駆動手段により前記カメラ本体を前記第2の位置に移動させる、請求項3に記載の車載カメラ。
  7. 前記遮光手段は、前記車載カメラの下部に設置され、前記カメラ本体の撮像中心軸に対して垂直方向に第1の長さとを有し、かつ前記カメラ本体の撮像中心軸と平行な方向に第2の長さを有し、
    前記第1の長さは、前記カメラ本体の画角と前記第2の長さとに基づいて算出される、請求項1に記載の車載カメラ。
  8. 前記車載カメラは、画像処理手段をさらに備え、
    前記カメラ本体は、前記車両前方を撮像し、
    前記画像処理手段は、前記カメラ本体によって撮像された画像を用いて前記車両の走行路面に関する情報を生成する、請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の車載カメラ。
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