JP2007070830A - 車両用開閉体制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 悪路走行時に車室内の物体が車外に放出されるのを防止することを目的とする。
【解決手段】 路面状況監視装置から前方の路面状況の監視結果を取得して(102)、前方の路面状況が悪路の場合に、サンルーフの開口部に人体の一部等の障害物があるかを検出してから、サンルーフのリッドパネルを閉じるように制御する(104〜112)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用開閉体制御装置にかかり、特に、サンルーフや等の車両用開閉体の開閉を制御する車両用開閉体制御装置に関する。
従来より、モータ等のアクチュエータの正逆転停止を操作するスイッチにより、ウインドウガラスを昇降するようにした、所謂パワーウインドウ装置が提案されている。また、車両の天井に開閉体を設けて、パワーウインドウ装置と同様に、開閉体をモータ等のアクチュエータにより開閉するようにした、所謂サンルーフ装置が提案されている。
また、このような開閉体の開閉動作を制御する車両用開閉体制御装置としては、例えば、特許文献1に記載の技術などが提案されている。
特許文献1に記載の技術では、発光素子と受光素子間の光透過量を検出することで、埃や雨を検出して、パワーウインドウを閉作動させることが提案されている。
このように埃や雨等を検出した時に、開閉体を閉作動することによって、埃や雨の車室内への侵入を防止することができる。
実開平2−85784号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、悪路走行を検出するものではないので、埃が少ないような悪路走行時には、車室内の物体が車外へ放出される恐れがある、という問題がある。
また、特許文献1に記載の技術では、埃が多いような悪路を走行した場合には、開閉体を閉動作させて、車室内の物体の車外への放出を防止することができるが、埃や雨を検出してから開閉体を閉動作するので、開閉体が閉じるまでの遅延時間があり、その間に車室内の物体が車外へ放出されてしまう恐れがある、という問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、悪路走行時に車室内の物体が車外に放出されるのを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、車両に開閉可能に設けられた開閉体を開閉動作させる開閉手段と、前方の路面状況を示す路面情報に基づいて、前方の路面状況が悪路である場合に、前記開閉体を閉じるように前記開閉手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、開閉手段では、車両に開閉可能に設けられた開閉体が開閉動作される。例えば、開閉手段は、サンルーフやウインドウガラス等の開閉体の開閉動作を行う。
そして、制御手段では、前方の路面状況を示す路面情報に基づいて、前方の路面状況が悪路である場合に、開閉体を閉じるように開閉手段が制御される。すなわち、悪路走行へ移行する前に、開閉体が開いている状態の場合には、閉じるように制御されるので、悪路走行時に車室内の物体が車外に放出されるのを防止することができる。
なお、請求項2に記載の発明のように、天気予報情報を取得する天気予報情報取得手段を更に備えて、制御手段が天気予報情報取得手段によって取得された天気予報情報に基づいて悪天候への遭遇を予測し、悪天候への遭遇を予測した場合に、開閉体を閉じるように開閉手段を更に制御するようにしてもよい。このように、天気予報情報を取得して、悪天候への遭遇が予想される場合には、開閉体を事前に閉じるように制御されるので、悪天候になる前に開閉体を自動的に閉めることができ、雨等の車室内への侵入を事前に防止することができる。
請求項1又は請求項2に記載の発明は、請求項3に記載の発明のように、前方の路面状況を予測判断する判断手段の判断結果を路面情報として取得する取得手段を更に備えるようにしてもよいし、請求項4に記載の発明のように、前方の路面状況を予測判断する判断手段と、判断手段の判断結果を路面情報として取得する取得手段と、を更に備えるようにしてもよい。例えば、判断手段は、カメラ等の撮影画像を画像処理などを利用して、前方の路面状況予測判断したり、FM多重放送から道路工事情報等を受信して、ナビゲーションシステムから得られる自車両の位置と取得した道路工事情報の位置とを比較して、前方が悪路か否かを予測判断したりすることができ、取得手段は、この判断手段による判断結果を取得する。
以上説明したように本発明によれば、前方の路面状況を判断する判断手段から前方の路面状況を取得して、前方の路面状況が悪路である場合に、開閉体を閉じるように制御することで、悪路走行時へ移行する前に開閉体を閉じることができるので、悪路走行時に車室内の物体が車外に放出されるのを防止することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係わるサンルーフ制御装置の構成を示す図であり、図2は、本発明の第1実施形態に係わるサンルーフ制御装置を搭載した車両のルーフを示す斜視図である。なお、本実施形態は、サンルーフ制御装置に本発明を適用したものである。
本発明の第1実施形態に係わるサンルーフ制御装置について、図1及び図2に基づいて説明する。なお、各図に適宜示す矢印FR、矢印RR、矢印RH、及び矢印LHは、それぞれサンルーフ制御装置が搭載され車両の前方向、後方向、右方向、及び左方向を示す。
本発明の第1実施形態に係わるサンルーフ制御装置10は、車両である自動車12のルーフ14に設けられた略矩形状の開口部16をパネル部材としてのリッドパネル18にて開閉するようになっている。図2では、ルーフ14の外装を構成するルーフパネル20を取り外した状態を示している。
リッドパネル18は、車両の前後左右共に開口部16よりも大きい矩形状とされ、その左右両端がルーフ14における開口部16の左右方向外側に前後方向に沿って設けられた左右一対のレール22に、前後方向にスライド可能に支持されている。このスライドによってリッドパネル18は、その前端を開口部16の前縁に略一致させて(突き当てて)該開口部16を閉じる閉位置と、閉位置に対して後方に位置して開口部16の前後方向に沿う開口幅を最大とする開位置との間の任意の位置に移動可能とされている。
また、サンルーフ制御装置10は、リッドパネル18を開閉するアクチュエータ24を備えている。アクチュエータ24は、それぞれの一端がリッドパネル18の左右方向の異なる端部に連結された一対の駆動ワイヤー26と駆動ワイヤー26を巻取り巻出し可能なモータアクチュエータ28とを備えている。モータアクチュエータ28は、例えば、正転することで各駆動ワイヤー26を巻取りつつリッドパネル18を閉位置側に移動し、逆転することで各駆動ワイヤー26を巻出しつつリッドパネル18を開位置側に移動するようになっている。モータアクチュエータ28は、サンルーフECU30に電気的に接続されており、該サンルーフECU30によって駆動が制御される。
また、サンルーフECU30には、モータアクチュエータ28の他に、路面状況監視装置32、サンルーフ開閉スイッチ34、オートサンルーフスイッチ36、及び挟み込み検出センサ38が接続されている。
路面状況監視装置32は、前方の路面の状況を監視し、監視結果をサンルーフECU30に出力する。路面状況監視装置32は、例えば、前方の路面を監視するための前方監視カメラと、前方監視カメラの撮影画像を画像処理して悪路を検出する画像処理装置とを含んで構成し、前方監視カメラによって撮影された撮影画像から画像処理等を用いて、前方が悪路か否かを予測判断することができる。或いは、FM多重放送受信装置と、ナビゲーションシステムとを含んで路面状況監視装置32を構成し、FM多重放送等を受信して、道路工事情報等を取得して、ナビゲーションシステムから得られる自車両の位置と取得した道路工事情報の位置とを比較して、前方が悪路か否かを予測判断することができる。また、路面状況監視装置32は、この他に路車間通信等を利用して、前方の路面の状況を取得して、前方が悪路か否かを予測判断することもできる。
サンルーフ開閉スイッチ34は、リッドパネル18の開閉動作を指示するためのスイッチであり、サンルーフ開閉スイッチ34の操作状態がサンルーフECU30に入力されることによって、リッドパネル18の開閉動作が行われる。
オートサンルーフスイッチ36は、悪路走行等を判断して、悪路走行に移行する前に自動的にリッドパネル18を閉じるオートサンルーフ制御(詳細は後述)を行うか否かを指示するためのスイッチであり、オートサンルーフスイッチ36の操作状態がサンルーフECU30に入力されることによって、オートサンルーフ制御の実行の有無が決定される。
挟み込み検出センサ38は、開口部16に人体の一部等の障害物があるか否かを検出し、検出結果をサンルーフECU30に入力する。これによってサンルーフECU30では、開口部16に人体の一部等が存在する場合には、リッドパネル18の閉動作を禁止し、リッドパネル18による挟み込みを防止するようになっている。挟み込み検出センサ38は、例えば、受光素子と発光素子を開口部16に配置して、開口部16に人体の一部等が存在するか否かを光学的に検出するセンサを適用することができる。或いは、開口部16を撮影する開口部監視カメラを設け、撮影画像を画像処理を用いて開口部16に人体の一部等の障害物があるかを検出するようにしてもよい。
続いて、上述のように構成された本発明の第1実施形態に係わるサンルーフ制御装置10のサンルーフECU30で行われる上述のオートサンルーフ制御について説明する。
図3は、本発明の第1実施形態に係わるサンルーフ制御装置10のサンルーフECU30で行われるオートサンルーフ制御の流れの一例を示すフローチャートである。
まず始めに、ステップ100では、サンルーフ開中か否か判定される。該判定は、サンルーフ開閉スイッチ34の操作によってリッドパネル18の開放が指示されてリッドパネル18が開いている状態か否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ102へ移行し、否定された場合にはそのままオートサンルーフ制御を終了する。
ステップ102では、路面状況の監視結果が取得されて、ステップ104へ移行する。すなわち、路面状況監視装置32によって監視された路面状況の監視結果が取得される。
ステップ104では、路面状況監視装置32から取得した路面状況の監視結果から、悪路か否か判定される。すなわち、前方の走行先に悪路があるか否かを路面状況監視装置32によって予測判断し、その予測判断結果から悪路か否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ106へ移行し、否定された場合にはそのままオートサンルーフ制御を終了する。
ステップ106では、開口部16に人体の一部等の障害物が有るか否か判定される。該判定は、挟み込み検出センサ38によって開口部16に人体の一部等が存在するか否かを検出することによってなされ、本実施形態では、開口部16に人体の一部等が存在する場合には、発光素子から発光された光が遮られ、受光素子で受光しなくなるので、これを検出することによってなされ、該判定が肯定された場合にはステップ108へ移行し、否定された場合にはステップ112へ移行する。
ステップ108では、警告処理が行われてステップ110へ移行する。すなわち、リッドパネル18を閉めるにあたり、開口部16に人体の一部等の障害物があることを乗員に報知する処理が行われる。例えば、ブザーを鳴らしたり、音声で開口部16に人体の一部等の障害物があること報知したりする。
ステップ110では、ステップ106と同様に、開口部16に人体の一部が有るか否かが再び判定され、該判定が肯定された場合にはそのままオートサンルーフ制御を終了し、否定された場合にはステップ112へ移行する。
ステップ112では、サンルーフ閉動作が行われてオートサンルーフ制御を終了する。すなわち、サンルーフECU30からリッドパネル18を閉じる方向にモータアクチュエータ28を回転する指示がなされ、これによってリッドパネル18が閉位置へ移動する。なお、圧力センサ等のタッチセンサをリッドパネル18に設けて、リッドパネル18の閉動作時に挟み込み検出を行って、センサによってリッドパネル18と何かが接触したことを検出した場合にリッドパネル18の閉動作を停止するようにしてもよい。これによってリッドパネル18の閉動作時の挟み込みを防止することができる。また、リッドパネル18の閉動作中に、サンルーフ開閉スイッチ34が操作された場合には、サンルーフ開閉スイッチ34による操作指示を優先するようにしてもよい。
このように本実施形態では、前方が悪路か否かを予測判断して、悪路を走行する前に、リッドパネル18が開放されていれば、リッドパネル18を自動的に閉めるようにしてたので、悪路走行時に車室内の物体が車外へ放出されることを防止することができる。例えば、悪路走行が予測された場合には、リッドパネル18が閉じられるので、悪路走行時に子供がサンルーフから体を出すようなこともなくなり、悪路走行でサンルーフから体を出している子供が放出されるようなことも防止することができる。
また、悪路走行前に自動的にリッドパネル18を閉じるので、悪路走行時に埃が車室内へ侵入してしまうことも防止することができる。
[第2実施形態]
続いて、本発明の第2実施形態に係わるサンルーフ制御装置について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係わるサンルーフ制御装置の構成を示す図である。なお、第1実施形態と同一構成について同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第1実施形態では、悪路走行を予測して、悪路走行前にリッドパネル18を閉じるように制御したが、第2実施形態では、さらに天気予報情報を取得して悪天候が予想される場合に、リッドパネル18を閉じるように制御するものである。
すなわち、図4に示すように、第1実施形態に対して、サンルーフECU30には、天気予報情報取得装置40が接続されており、天気予報情報取得装置40が取得した天気予報情報がサンルーフECU30に入力されるようになっている。
天気予報情報取得装置40は、例えば、FM多重放送受信機を適用することができ、FM多重放送受信機によって天気予報情報を受信することで、サンルーフECU30に天気予報情報を入力することができる。さらに天気予報情報の精度を上げるために、FM多重放送受信機とナビゲーションシステムで天気予報情報取得装置40を構成することができ、FM多重放送受信機によって天気予報情報を受信すると共に、ナビゲーションシステムから自車の位置情報を受信して、それぞれの情報をサンルーフECU30に入力することで、サンルーフECU30で自車位置に対応する天気予報情報を抽出するようにすれば、精度の高い天気予報情報を取得することが可能となる。この他には、路車間通信を利用して、天気予報情報を取得するようにしてもよい。
続いて、上述のように構成されたサンルーフ制御装置のサンルーフECU30で行われるオートサンルーフ制御について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に係わるサンルーフ制御装置のサンルーフECU30で行われるオートサンルーフ制御の流れの一例を示すフローチャートである。なお、第1実施形態と同一処理については同一符号を付して説明する。
まず始めに、ステップ100では、サンルーフ開中か否か判定される。該判定は、サンルーフ開閉スイッチ34の操作によってリッドパネル18の開放が指示されてリッドパネル18が開いている状態か否かを判定し、該判定が肯定された場合にはステップ102へ移行し、否定された場合にはそのままオートサンルーフ制御を終了する。
ステップ102では、路面状況の監視結果が取得されて、ステップ104へ移行する。すなわち、路面状況監視装置32によって監視された路面状況の監視結果が取得される。
ステップ104では、路面状況監視装置32から取得した路面状況の監視結果から、悪路か否か判定される。すなわち、前方の走行先に悪路があるか否かを路面状況監視装置32によって予測判断し、その予測判断結果から悪路か否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ106へ移行し、否定された場合にはステップ114へ移行する。
ステップ106では、開口部16に人体の一部等の障害物が有るか否か判定される。該判定は、挟み込み検出センサ38によって開口部16に人体の一部等が存在するか否かを検出することによってなされ、本実施形態では、開口部16に人体の一部等が存在する場合には、発光素子から発光された光が遮られ、受光素子で受光しなくなるので、これを検出することによってなされ、該判定が肯定された場合にはステップ108へ移行し、否定された場合にはステップ112へ移行する。
ステップ108では、警告処理が行われてステップ110へ移行する。すなわち、リッドパネル18を閉めるにあたり、開口部16に人体の一部等の障害物があることを乗員に報知する処理が行われる。例えば、ブザーを鳴らしたり、音声で開口部16に人体の一部等の障害物があること報知したりする。
ステップ110では、ステップ106と同様に、開口部16に人体の一部が有るか否かが再び判定され、該判定が肯定された場合にはそのままオートサンルーフ制御を終了し、否定された場合にはステップ112へ移行する。
ステップ112では、サンルーフ閉動作が行われてオートサンルーフ制御を終了する。すなわち、サンルーフECU30からリッドパネル18を閉じる方向にモータアクチュエータ28を回転する指示がなされ、これによってリッドパネル18が閉位置へ移動する。なお、圧力センサ等のタッチセンサをリッドパネル18に設けて、リッドパネル18の閉動作時に挟み込み検出を行って、センサによってリッドパネル18と何かが接触したことを検出した場合にリッドパネル18の閉動作を停止するようにしてもよい。これによってリッドパネル18の閉動作時の挟み込みを防止することができる。また、リッドパネル18の閉動作中に、サンルーフ開閉スイッチ34が操作された場合には、サンルーフ開閉スイッチ34による操作指示を優先するようにしてもよい。
一方、ステップ104が否定されてステップ114へ移行すると、天気予報情報が取得される。すなわち、天気予報情報取得装置40によって取得した天気予報情報がサンルーフECU30に取り込まれ、ステップ116へ移行する。
ステップ116では、取得した天気予報情報から悪天候への遭遇が予想されるか否か判定され、該判定が否定された場合にはそのままオートサンルーフ制御を終了し、肯定された場合には上述のステップ106へ移行してステップ106からの処理が行われる。
すなわち、悪天候への遭遇が予想される場合には、悪路走行時と同様に、開口部16に人体の一部が有るか否かを検出して、開口部16に人体の一部等がない場合にはリッドパネル18を閉動作させてサンルーフを閉じるように制御し、開口部16に人体の一部等がある場合には一度警告を行った後に、開口部16から障害物が除去されたか否かを再度検出してリッドパネル18の閉動作を行う。従って、悪天候への遭遇が予想される場合には、悪天候になる前にリッドパネル18を自動的に閉めるので、雨等の車室内への侵入を事前に防止することができる。
このように本実施形態では、第1実施形態と同様に、悪路走行時に車室内の物体が車外へ放出されることを防止することができると共に、車室内への埃の侵入を防止することができる。
さらに、本実施形態では、悪天候への遭遇が予想される場合には、事前にリッドパネル18を閉じるようにしたので、雨等の車室内への侵入を事前に防止することができる。
なお、上記の各実施形態では、車両用開閉体としてリッドパネル18を適用したサンルーフ制御装置を一例として説明したが、これに限るものではなく、車両用開閉体としてウインドウガラスを適用したパワーウインドウ制御装置に本発明を適用するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態では、路面状況監視装置32が前方の路面状況を監視することによって取得した監視結果に基づいて前方が悪路か否かを予測判断して、予測判断結果をサンルーフECU30が取得するようにしたが、これに限るものではなく、サンルーフECU30が前方が悪路か否かを予測判断するための情報のみを取得して、サンルーフECU30で前方が悪路か否かを予測判断するようにしてもよい。例えば、前方監視カメラの撮影画像を画像処理して悪路を検出する場合には、サンルーフECU30が撮影画像のみを取得して、サンルーフECU30が撮影画像から画像処理等を用いて前方が悪路か否かを予測判断するようにしてもよいし、FM多重放送とナビゲーションシステムを用いる場合には、サンルーフECU30が、FM多重放送から道路工事情報を取得すると共に、ナビゲーションシステムから自車両の位置を取得して、取得した道路工事情報の位置と自車両の位置から前方が悪路か否かを予測判断するようにしてもよいし、路車間通信等を利用する場合には、サンルーフECU30が路側から前方の路面状況を取得して、前方が悪路か否かを予測判断するようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係わるサンルーフ制御装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係わるサンルーフ制御装置を搭載した車両のルーフを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わるサンルーフ制御装置のサンルーフECUで行われるオートサンルーフ制御の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係わるサンルーフ制御装置の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係わるサンルーフ制御装置のサンルーフECUで行われるオートサンルーフ制御の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 サンルーフ制御装置
12 自動車
16 開口部
18 リッドパネル
22 レール
24 アクチュエータ
26 駆動ワイヤー
28 モータアクチュエータ
30 サンルーフECU
32 路面状況監視装置
40 天気予報情報取得装置

Claims (4)

  1. 車両に開閉可能に設けられた開閉体を開閉動作させる開閉手段と、
    前方の路面状況を示す路面情報に基づいて、前方の路面状況が悪路である場合に、前記開閉体を閉じるように前記開閉手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両用開閉体制御装置。
  2. 天気予報情報を取得する天気予報情報取得手段を更に備え、前記制御手段が前記天気予報情報取得手段によって取得された天気予報情報に基づいて悪天候への遭遇を予測し、悪天候への遭遇を予測した場合に、前記開閉体を閉じるように前記開閉手段を更に制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用開閉体制御装置。
  3. 前方の路面状況を予測判断する判断手段の判断結果を前記路面情報として取得する取得手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用開閉体制御装置。
  4. 前方の路面状況を予測判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果を前記路面情報として取得する取得手段と、を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用開閉体制御装置。
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