JP2016079559A - 開閉部材制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】降雨時又は降雪時において、開閉部材の移動速度の調整に依らずに、異物の有無を適切に判定する。【解決手段】車両に設けられたウィンドウガラスの移動速度を取得する取得部と、該取得部が取得した移動速度が閾値に達しているときに異物の挟み込み又は巻き込みが有ると判定する判定部と、車両の走行地域における降雨又は降雪の有無を検知する検知部と、検知部が車両の走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知したときに閾値を補正する補正部と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、開閉部材制御装置に係り、特に開閉部材とその周辺部材との間に挟まれた異物の有無を判定する開閉部材制御装置に関する。
車両のドアに設けられたウィンドウガラス等の開閉部材を開閉移動させる際、開閉部材とその周辺部材との間に挟まれた異物の有無を判定することは、既に知られている。このような開閉部材制御装置では、通常、異物有りと判定した際には開閉部材の開閉動作を中断し、更には、それまでの動作とは逆の動作を実行して異物を解放することになっている。また、上記の制御としては、例えば、ウィンドウガラスに掛かる負重に応じて変化する指標値(例えば、ウィンドウガラスを開閉移動させるために回転するモータの回転速度等)に対して閾値を設定し、この閾値と上記の指標値とを対比して異物の有無を判定することが知られている。
ところで、上記の指標値は、車両が走行している環境の変化に応じて変動することがある。例えば、降雪や降雨があったときには、窓枠ゴムが硬化する等の理由によりウィンドウガラスの摺動抵抗が増大し、異物が無いにも拘わらずウィンドウガラスの移動速度が遅くなり、結果として異物有りと誤判定してしまう場合がある。
以上のような誤判定を回避するための技術は、既に開発されており、その一例としては特許文献1に記載の技術が挙げられる。特許文献1に記載の開閉部材制御装置では、ウィンドウガラスを駆動させるために回転するモータの出力を外気温に応じて調整する。具体的には、モータトルクのデューティ比(換言すると、ウィンドウガラスの移動速度)を外気温に応じて設定することとしている。これにより、外気温が変わったときでも、通常のモータの回転力が得られるようになり、結果として、例えば雨や雪が降って外気温が低くなったとしても、異物有りと誤判定してしまう状況を回避することが可能となる。
特開2003−336446号公報
しかしながら、特許文献1のように異物の有無に関する誤判定を回避するためにモータの出力を外気温に応じて調整しようとすると、これに連動してウィンドウガラスの移動速度も変動してしまう。この結果、ウィンドウガラスの移動速度が本来の速度とは大きく異なる場合があり、ウィンドウガラスを適切な速度にて開閉し得なくなる虞がある。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、降雨時又は降雪時において、開閉部材の移動速度の調整に依らずに、異物の有無を適切に判定することが可能な開閉部材制御装置を提供することにある。
前記課題は、本発明の開閉部材制御装置によれば、車両に設けられた開閉部材と該開閉部材周辺に位置する部材との間に挟まれた異物の有無に応じて変化する指標値を、取得する取得部と、該取得部が取得した前記指標値と、前記異物の有無を判定するために設定された閾値と、に基づいて前記異物の有無を判定する判定部と、前記車両が走行している地域における降雨又は降雪の有無を検知する検知部と、該検知部が前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知したときに、前記取得部が取得した前記指標値及び前記閾値のうちの少なくとも一方の値を、前記指標値が前記閾値に達し難くなるように補正する補正部と、を有することにより解決される。
上記の開閉部材制御装置では、車両が走行している地域において降雨や降雪があると、異物の有無判定用の値(具体的には、取得部が取得した指標値や閾値)を補正する。このような構成であれば、降雨時又は降雪時において開閉部材の移動速度を調整することなく、異物の有無判定用の値を変えることで、降雨や降雪が判定結果に及ぼす影響を排し、誤判定を回避することが可能となる。以上により、本発明の開閉部材制御装置によれば、降雨時又は降雪時において、開閉部材の移動速度の調整に依らずに、異物の有無を適切に判定することが可能となる。
また、上記の開閉部材制御装置において、前記開閉部材は、モータの回転を利用して昇降するウィンドウガラスであり、前記取得部は、前記ウィンドウガラスの移動速度又は前記モータの回転速度を前記指標値として取得し、前記補正部は、前記検知部が前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知したときに、前記判定部が異物有りと判定し難くなるように前記少なくとも一方の値を補正するとよい。
降雨時や降雪時にはウィンドウガラスの摺接抵抗が増大するため、異物が無いにも拘わらずウィンドウガラスの移動速度が遅くなる。そこで、降雨時や降雪時には、異物有りと判定し難くなるように異物の有無判定用の値を補正すれば、異物が無いにも拘らず異物有りと誤判定してしまうのを回避することが可能となる。
また、上記の開閉部材制御装置において、前記検知部が前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知した後、前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知しなくなったとき、前記判定部は、前記検知部が前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知しなくなった時点から所定の時間が経過するまでの期間中、前記補正部により補正された前記少なくとも一方の値を用いて前記異物の有無を判定し、所定の時間が経過した後には補正前の前記少なくとも一方の値を用いて前記異物の有無を判定するとよい。
上記の構成では、降雨又は降雪のために補正された異物の有無判定用の値を、雨や雪が止んだ後、暫くの間は継続して用い続けることになっている。これは、雨や雪が止んだ後にもウィンドウガラスに水滴が付着しており、この水滴が判定結果に影響を及ぼす虞があるためである。一方、雨や雪が止んでから所定時間が経過した後には、ウィンドウガラスが乾いて上記水滴による影響も解消されるので、補正される前の異物の有無判定用の値を用いることとした。つまり、上記水滴による影響がなくなった場合には、通常の値(補正されていない値)を用いることで適切に異物の有無を判定することが可能となる。
また、上記の開閉部材制御装置において、前記検知部は、前記車両に取り付けられたセンサが降雨又は降雪を検出したときに出力する信号を受信したとき、前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知することとしてもよい。かかる場合にはセンサによって的確に降雨又は降雪の有無を検知することが可能となる。
あるいは、上記の開閉部材制御装置において、前記検知部は、前記車両に設けられたワイパーが動作中であることを示す信号を受信したとき、前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知することとしてもよい。かかる場合には、車両内の既存機器を利用することで上記のセンサを設けなくとも降雨又は降雪の有無を検知することが可能となる。
あるいは、上記の開閉部材制御装置において、前記車両に設けられた通信部が天候情報を発信する情報発信装置と通信し、前記地域において降雨又は降雪が有ることを示す前記天候情報を受信したとき、前記検知部は、前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知することとしてもよい。かかる場合には、情報発信装置から受信した天候情報を利用して、降雨又は降雪の有無を適切に検知することが可能となる。
また、上記の開閉部材制御装置において、前記補正部は、前記検知部が前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知したときに、前記閾値を補正するとよい。
上記の構成では、異物の有無判定用の値のうち、閾値を補正する。このように閾値を補正対象とすれば、降雨時や降雪時における誤判定を回避するための補正をより容易に行うことが可能となる。
本発明の開閉部材制御装置によれば、開閉部材の移動速度の調整に依らずに、異物の有無を適切に判定することが可能である。
本発明の一実施形態に係る開閉部材制御装置のメカ構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る開閉部材制御装置の電気構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る開閉部材制御の流れを示す図である。
以下、本発明の一実施形態(本実施形態)について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本実施形態に係る開閉部材制御装置は、車両Sに搭載されたパワーウィンドウ装置1であり、そのメカ構成は、図1に示す通りである。図1は、本実施形態に係るパワーウィンドウ装置1のメカ構成に関する説明図である。
パワーウィンドウ装置1は、車両Sのドア10に設けられた開閉部材としてのウィンドウガラス11をモータ20の回転駆動により昇降(開閉)させるものである。パワーウィンドウ装置1は、ウィンドウガラス11を開閉移動させる駆動機構としての昇降機構2を有する。また、パワーウィンドウ装置1の電気構成について説明すると、図2に示すように、昇降機構2の作動を制御するための制御ユニット3と、車両Sの乗員が作動を指令するための操作スイッチ4と、車両ECU6と、が主な構成要素として設けられている。図2は、本実施形態に係るパワーウィンドウ装置1の電気構成を示す図である。
ウィンドウガラス11は不図示のレールに沿って全閉位置(上死端)と全開位置(下死端)との間を昇降動作する。昇降機構2は、ドア10に固定された減速機構を有するモータ20と、モータ20に駆動される扇形状のギヤ21aを備えた昇降アーム21と、昇降アーム21とクロスして枢支される従動アーム22と、ドア10に固定された固定チャンネル23と、ウィンドウガラス11の下部に設けられたガラス側チャンネル24と、を主要構成要素としている。
モータ20は、制御ユニット3から給電される電力によって回転駆動し、正逆双方の回転方向に回転自在である。そして、モータ20が回転すると、これに連動して昇降アーム21及び従動アーム22が揺動し、これらの各端部が各チャンネル23、24により摺動規制を受ける。つまり、昇降アーム21及び従動アーム22がXリンクとして駆動し、この結果、ウィンドウガラス11を昇降作動させる。
また、モータ20には回転検出装置25が取り付けられている。回転検出装置25は、ホール素子等により構成されており、モータ20の回転と同期したパルス信号(速度検出信号あるいは回転速度信号等)を制御ユニット3へ出力する。かかるパルス信号は、ウィンドウガラス11の所定移動量毎もしくはモータ20の所定回転角毎に出力される。すなわち、回転検出装置25は、モータ20の回転速度に応じた信号として上記のパルス信号を出力する。
なお、モータ20に流れる電流の向きは、制御ユニット3の駆動回路32内に設けられたモータ20保護用のリレー(不図示)によって切り替え可能である。そして、電流が順方向に流れるとモータ20が正回転し、電流が逆方向に流れるとモータ20が逆回転するようになる。
制御ユニット3は、操作スイッチ4からの操作信号に応じてウィンドウガラス11を開閉移動させるために、モータ20を制御する。具体的に説明すると、操作スイッチ4は、2段階操作可能な揺動型スイッチ等で構成され、開スイッチ、閉スイッチ及びオートスイッチを有している。この操作スイッチ4が操作されると、ウィンドウガラス11を開閉動作させるための指令信号が制御ユニット3(厳密には、後述するコントローラ31)に出力される。例えば、操作スイッチ4の一端側が1段階操作されると開スイッチがオンされ、ウィンドウガラス11を通常開移動(すなわち操作している間だけの開移動)させるための通常開指令信号が出力される。制御ユニット3は、通常開指令信号を受信している間、ウィンドウガラス11を通常開動作させるためにモータ20を正回転させて昇降機構2に下降動作を行わせる。
反対に、操作スイッチ4の他端側が1段階操作されると閉スイッチがオンされ、ウィンドウガラス11を通常閉移動(すなわち操作している間だけの閉移動)させるための通常閉指令信号が出力される。制御ユニット3は、通常閉指令信号を受信している間、ウィンドウガラス11を通常閉動作させるためにモータ20を逆回転させて昇降機構2に上昇動作を行わせる。
また、操作スイッチ4が一端側へ2段階操作されると開スイッチ及びオートスイッチが共にオンされ、ウィンドウガラス11をオート開移動(すなわち操作を止めても全開位置に到達するまで移動する動作)させるためのオート開指令信号が出力される。制御ユニット3は、オート開指令信号を受信すると、ウィンドウガラス11が全開位置に到達するまでモータ20を正回転させ昇降機構2に連続下降動作を行わせる。反対に、操作スイッチ4が他端側へ2段階操作されると閉スイッチ及びオートスイッチが共にオンされ、ウィンドウガラス11をオート閉移動(すなわち操作を止めても全閉位置に到達するまで移動する動作)させるためのオート閉指令信号が出力される。制御ユニット3は、操作スイッチ4からオート閉指令信号を受信すると、ウィンドウガラス11が全閉位置に到達するまでモータ20を逆回転させ昇降機構2に連続上昇動作を行わせる。
制御ユニット3についてより詳しく説明すると、コントローラ31と、駆動回路32から構成されている。コントローラ31は、CPU、ROMやRAM等の不図示のメモリ、入力回路、出力回路等を備えるマイクロコンピュータによって構成されている。そして、コントローラ31は、操作スイッチ4からの指令信号を受信すると、駆動回路32と協働してモータ20を制御する。
また、コントローラ31は、回転検出装置25から出力されたパルス信号に基づいて、ウィンドウガラス11の位置を算出する。また、コントローラ31は、上記パルス信号の間隔によってモータ20の回転速度、及び、これに対応するウィンドウガラス11の移動速度(厳密には昇降速度)を算出する。ここで、モータ20の回転速度やウィンドウガラス11の移動速度は、後述する異物の挟み込み・巻き込みの有無に応じて変化する指標値に相当する。かかる意味で、コントローラ31は、当該指標値を取得する取得部に相当する。
モータ20の回転速度及びウィンドウガラス11の移動速度を算出する手順について概説すると、先ず、回転検出装置25から入力されるパルス信号の波形を特定し、当該パルス信号の立上がり部または立下り部、すなわちパルスエッジを検出する。そして、パルスエッジの間隔(周期、パルス幅)に基づいてモータ20の回転速度(回転周期)を算出すると共に、各パルス信号の位相差に基づいてモータ20の回転方向を割り出す。さらに、モータ20の回転速度(回転周期)に基づいてウィンドウガラス11の移動速度を間接的に算出し、モータ20の回転方向からウィンドウガラス11の移動方向を割り出す。
また、コントローラ31は、モータ20の回転速度やウィンドウガラス11の移動速度の算出結果に基づいて、異物の有無を判定する判定部として機能する。ここで、「異物の有無」は、ウィンドウガラス11が閉移動している場合であれば、ウィンドウガラス11の上端部と窓枠との間における異物の挟み込みの有無を意味する。挟み込みが生じると、モータ20の回転速度、ひいてはウィンドウガラス11の移動速度が低下する。そして、コントローラ31は、閉動作中のモータ20の回転速度(すなわち、ウィンドウガラス11の移動速度)が低下し始めた時点で挟み込みの開始を検出する。その後、モータ20の回転速度(あるいはウィンドウガラス11の移動速度)の変化量が挟み込み判定用の閾値を超えると、コントローラ31は、挟み込み有りと判定(確定)する。なお、挟み込み判定用の閾値は、コントローラ31が備える不図示のメモリに記憶されている。
また、「異物の有無」は、ウィンドウガラス11が開移動している場合であれば、下降しているウィンドウガラス11と窓枠との間に異物が巻き込まれること、すなわち巻き込みの有無を意味する。巻き込みの有無についても、挟み込みの有無の場合と同様の手順により判定される。つまり、コントローラ31は、開動作中のモータ20の回転速度(すなわち、ウィンドウガラス11の移動速度)が低下し始めた時点で巻き込みの開始を検出する。その後、モータ20の回転速度(あるいはウィンドウガラス11の移動速度)の変化量が巻き込み判定用の閾値を超えると、コントローラ31は、巻き込み有りと判定(確定)する。なお、巻き込み判定用の閾値は、コントローラ31が備える不図示のメモリに記憶されている。
そして、コントローラ31は、ウィンドウガラス11の開閉移動中に挟み込み又は巻き込みが有ると判定したとき、モータ20を停止してウィンドウガラス11の移動を中断させる中断処理を実行する。具体的に説明すると、ウィンドウガラス11がオート閉移動している間に異物の挟み込みが有ると判定したとき、コントローラ31は、モータ20を停止してウィンドウガラス11のオート閉移動を中断させる中断処理を実行する。また、ウィンドウガラス11がオート開移動している間に異物の巻き込みが有ると判定したとき、コントローラ31は、モータ20を停止してウィンドウガラス11のオート開移動を中断させる中断処理を実行する。
さらに、コントローラ31は、上記の中断処理を実行した後に異物解放処理を実行する。異物解放処理とは、中断処理の直前にウィンドウガラス11が移動していた向きとは反対の向きに移動させる処理のことである。具体的に説明すると、中断処理においてウィンドウガラス11のオート開移動が中断されたとき、その後の異物解放処理では、所定量だけウィンドウガラス11が閉移動するようにモータ20を制御する。反対に、中断処理においてウィンドウガラス11のオート閉移動が中断されたとき、その後の異物解放処理では、所定量だけウィンドウガラス11が開移動するようにモータ20を制御する。
車両ECU6は、車両各部の状態に関する情報、及び車両が走行している地域(以下、走行地域)に関する情報を取得する。また、車両ECU6は、取得した情報に応じた信号をコントローラ31に向けて出力する。なお、本実施形態において、車両ECU6は、走行地域における降雨又は降雪の有無に関する情報を取得する。つまり、車両ECU6は、走行地域における降雨又は降雪の有無を検知する検知部として機能する。より具体的に説明すると、車両にはセンサとしてのレインセンサ7が取り付けられている。車両ECU6は、レインセンサ7が降雨又は降雨を検出したときに出力する信号を受信すると、走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知し、その検知結果を示す信号をコントローラ31に向けて送信する。なお、レインセンサ7については、オートワイパ用のレインセンサとして車両に搭載される公知のセンサが利用可能である。
一方、車両ECU6からの出力信号を受信したコントローラ31は、メモリに記憶されている異物の有無判定用の閾値(具体的には、挟み込み判定用の閾値及び巻き込み判定用の閾値)を補正する。つまり、コントローラ31は、本実施形態において補正部としての機能を更に有しており、車両ECU6が車両の走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知したときに、異物の有無判定用の閾値を補正する。
より具体的に説明すると、コントローラ31は、車両ECU6からの出力信号を受信すると、モータ20の回転速度(あるいはウィンドウガラス11の移動速度)の変化量が上記の閾値に達し難くなるように当該閾値を補正する。ここで、「閾値を補正する」とは、異物の有無を判定する際に実際に用いる閾値を変更することを意味しており、予め設定された閾値に対して所定の演算処理を施してその値を変えること、あるいは、閾値を予め複数設定しておき状況に応じて使用する閾値を切り替えることを含んでいる。
以上のように本実施形態に係るパワーウィンドウ装置1では、走行地域において降雨や降雪が有ると、閾値を補正し、補正後の閾値に基づいて異物の有無を判定する。これにより、降雨時又は降雪時において、ウィンドウガラス11の移動速度の調整に依らずに、異物の有無を適切に判定することが可能となる。
より詳しく説明すると、背景技術の項で説明したように、降雪や降雨があったときには、窓枠ゴムが硬化する等の理由によりウィンドウガラス11の摺動抵抗が増大する。このため、ウィンドウガラス11の移動速度が遅くなってしまい、結果として、異物が無いにも拘わらず異物有りと誤判定してしまう可能性がある。こうした誤判定を回避する方策としては、特許文献1に記載されているようにモータ20の出力(具体的には、モータトルクのデューティ比)を外気温に応じて調整することが挙げられる。かかる方法によれば、雨や雪が降って外気温が低くなったときでも、ディーティ比の調整によって通常のモータ20の回転力が得られるため、上記の誤判定を回避することが可能となる。しかしながら、ディーティ比を調整すると、これに連動してウィンドウガラス11の移動速度も変動することになる。この結果、ウィンドウガラス11の移動速度が本来の速度とは大きく異なる場合があり、ウィンドウガラス11を適切な速度にて開閉し得なくなる虞がある。
これに対して、本実施形態では、降雨や降雪があるとき、異物有りと判定し難くなるように閾値を補正する。これにより、デューティ比などのモータ20の出力に関する事項を調整しなくとも、閾値を補正することで降雨や降雪が異物の有無の判定結果に及ぼす影響を排し、誤判定を回避することが可能となる。すなわち、本実施形態に係るパワーウィンドウ装置1であれば、ウィンドウガラス11の移動速度の調整に依らずに、異物の有無を適切に判定することが可能となる。
次に、図3を参照しながら、本実施形態に係るパワーウィンドウ装置1による制御フローについて説明する。図3は、本実施形態に係る開閉部材制御、具体的にはウィンドウガラス11の自動開閉制御の流れを示す図である。なお、以下では、ウィンドウガラス11をオート閉移動させるときの制御の流れについて説明する。ただし、以下に説明する制御の流れについては、ウィンドウガラス11をオート開移動させるときにも同様に適用されるものである。
ウィンドウガラス11をオート閉移動させるときの制御は、操作スイッチ4が2段階操作されて閉スイッチ及びオートスイッチが共にオンされることをトリガーとして開始される(S001)。コントローラ31は、操作スイッチ4からの指令信号を受信すると、駆動回路32と協働してモータ20を制御し、ウィンドウガラス11が閉移動するようにモータ20を回転させる(S002)。
その後、コントローラ31は、回転検出装置25から出力されるパルス信号に基づいてモータ20の回転速度又はウィンドウガラス11の移動速度を算出し、さらに、算出したモータ20の回転速度又はウィンドウガラス11の移動速度から、その変化量を算出する(S003)。なお、モータ20の回転速度の変化量やウィンドウガラス11の移動速度の変化量を算出する方法については、公知の方法を採用することが可能である。
次に、車両ECU6が、現時点で車両が走行している地域において降雨又は降雪が有るか否かを検知する(S004)。具体的には、レインセンサ7の検出結果に基づいて降雨又は降雪の有無を検知する。さらに、現時点で降雨及び降雪が無い場合には、所定の時間遡った時点から現時点までの期間中に降雨又は降雪が有ったか否かを判定する(S005)。そして、現時点で降雨及び降雪がいずれも無く、かつ、所定の時間遡った時点から現時点までの期間中にも降雨及び降雪が検知されなかったとき、コントローラ31は、通常の手順にて挟み込みの有無を判定する(S006)。具体的説明すると、コントローラ31は、メモリに記憶された挟み込み判定用の閾値を読み出し、当該閾値をそのまま用いて異物の挟み込みの有無を判定する。より詳しくは、ステップS003にて算出した変化量が閾値を超えているか否かを識別し、超えているときには挟み込み有りと判定する。
一方、現時点で降雨又は降雪が有ることを車両ECU6が検知した場合、コントローラ31は、メモリに記憶された挟み込み判定用の閾値を読み出し、当該閾値を補正する(S007)。ここで、コントローラ31は、挟み込み有りと判定し難くなるように閾値を補正し、具体的には、値が増加するように補正する。そして、コントローラ31は、補正後の閾値を用いて異物の挟み込みの有無を判定する(S008)。より詳しくは、ステップS003にて算出した変化量が補正後の閾値を超えているか否かを識別し、超えているときには挟み込み有りと判定する。
そして、上述した一連のステップS002〜S008は、ウィンドウガラス11をオート閉移動させる都度、換言すると、操作スイッチ4が2段階操作されて閉スイッチ及びオートスイッチが共にオンされる都度に実行される。
さらに、本実施形態では、車両ECU6が走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知した後、雨や雪が止んで走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知しなくなったとき、その後、暫くの期間は補正後の閾値を用いることになっている。より具体的に説明すると、コントローラ31は、車両ECU6が走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知しなくなった時点から所定の時間が経過するまでの期間中、補正後の閾値を用いて異物挟み込みの有無を判定する(S005、S007、S008)。
以上のように、本実施形態では、雨や雪が止んでからも暫くの期間中は、降雨時や降雪時に挟み込みの有無を正しく判定するために補正された閾値を用いることになっている。これは、雨や雪が止んだ後にもウィンドウガラス11に水滴が付着しており、この水滴が挟み込み有無の判定結果に影響を及ぼす虞があるためである。つまり、雨や雪が止んでからも暫くの間はウィンドウガラス11が半乾き状態にある。そして、半乾き状態のウィンドウガラス11は、開閉移動中、意図せずに傾いたり移動速度が急変したりする等、不安定な動きをすることがある。本実施形態では、このような状況を考慮して、降雨又は降雪が有ることを検知しなくなってから所定の時間が経過するまでの間は、補正後の閾値(すなわち、挟み込み有りと判定し難くなるように補正された閾値)を用いることとしている。これにより、半乾き状態のウィンドウガラス11が不安定な動きをした際に、これに起因して挟み込み有りと誤判定してしまうのを回避することが可能となる。
そして、コントローラ31は、車両ECU6が走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知しなくなった時点から所定の時間が経過すると、以降、補正前の閾値を用いて異物の有無を判定するようになる。つまり、本実施形態では、車両ECU6が走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知しなくなった時点から所定の時間が経過した時点で、閾値を通常の閾値(晴天時用の閾値)に戻すようにしている。このように閾値を補正前の値に戻すことにより、降雨又は降雪が無い天候(すなわち、晴天)下で挟み込みの有無を適切に判定することが可能となる。
より分かり易く説明すると、補正後の閾値(すなわち、降雨時や降雪時の閾値)は、降雨や降雪の影響を考慮して挟み込み有りと判定し難くなるように当初の閾値を補正したものである。このため、晴天時にまで補正後の閾値を用いて挟み込みの有無を判定すると、挟み込みが生じているにも拘らず挟み込み無しと誤判定する虞がある。そこで、降雨又は降雪が有ることを検知しなくなった時点から所定の時間が経過したときには、閾値を補正前の値に戻すことで上記の誤判定を回避している。この結果、雨又は雪が降っている天候から晴天に変わった後に挟み込みの発生を見過ごすことなく確実に検出し、以て、パワーウィンドウ装置1の安全性を確保することが可能となる。
以上まで説明した実施形態は、本発明の開閉部材制御装置の一例であり、他の実施形態も考えられる。例えば、上記の実施形態では、降雨又は降雪が有ることを車両ECU6が検知したとき、コントローラ31は、メモリに記憶されている閾値(具体的には、挟み込み判定用の閾値や巻き込み判定用の閾値)を補正することとした。ただし、補正対象については閾値に限定されるものではない。すなわち、異物の有無を判定するために用いる値であって閾値以外の値、具体的には、コントローラ31が算出したモータ20の回転速度又はウィンドウガラス11の移動速度(若しくはこれらのうちのいずれかの変化量)を補正してもよい。
また、上記の実施形態では、異物の有無を判定するために用いる指標値として、モータ20の回転速度又はウィンドウガラス11の移動速度を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。ウィンドウガラス11とその周辺部材との間における異物の有無に応じて変化する値である限り、他の指標値を用いてもよい。例えば、モータ20の電流、電圧若しくは出力トルクを異物の有無判定用の指標値として用いてもよい。
また、上記の実施形態では、レインセンサ7が降雨又は降雨を検出したとき、その検出結果を示す信号を出力することとした。そして、上記の実施形態では、車両ECU6が当該出力信号を受信すると、走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知することとした。ただし、降雨又は降雪の有無を検知する手順については上記の内容に限定されるものではない。例えば、車両ECU6が、車両に設けられたワイパーが動作中であることを示す信号を、当該ワイパーの動作を切り替えるためのスイッチから受信したときに、走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知してもよい。このようにワイパーの動作に連動する形で降雨又は降雪の有無を検知すれば、上記のレインセンサ7を設けなくとも降雨又は降雪の有無を検知することが可能となる。
さらに、降雨又は降雪の有無を検知する他の方法として、車両に設けられた通信部と情報発信装置との間の通信を利用する方法が挙げられる。通信部とは、車両用の移動体通信(いわゆるテレマティクスサービス)を実現するために車両内で用いられる通信機器によって構成されるものである。例えば、通信部は、車両内に搭載されたカーナビゲーション等の機器と乗員が保有する携帯電話とによって構成される。一方、情報発信装置は、天候情報を含む各種情報を配信するセンターサーバによって構成される。そして、走行地域において降雨又は降雪が有ることを示す天候情報を上記の通信部が情報発信装置から受信したときに、車両ECU6が、走行地域において降雨又は降雪が有ることを検知してもよい。このように通信によって取得した情報に基づいて雨又は降雪の有無を検知すれば、降雨又は降雪の有無を適切に検知することが可能となる。
1 パワーウィンドウ装置(開閉部材制御装置)
2 昇降機構(駆動機構)
3 制御ユニット
4 操作スイッチ
5 バッテリ
6 車両ECU
7 レインセンサ(センサ)
10 ドア
11 ウィンドウガラス(開閉部材)
20 モータ
21 昇降アーム
21a ギヤ
22 従動アーム
23 固定チャンネル
24 ガラス側チャンネル
25 回転検出装置
31 コントローラ
32 駆動回路

Claims (7)

  1. 車両に設けられた開閉部材と該開閉部材周辺に位置する部材との間に挟まれた異物の有無に応じて変化する指標値を、取得する取得部と、
    該取得部が取得した前記指標値と、前記異物の有無を判定するために設定された閾値と、に基づいて前記異物の有無を判定する判定部と、
    前記車両が走行している地域における降雨又は降雪の有無を検知する検知部と、
    該検知部が前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知したときに、前記取得部が取得した前記指標値及び前記閾値のうちの少なくとも一方の値を補正する補正部と、を有することを特徴とする開閉部材制御装置。
  2. 前記開閉部材は、モータの回転を利用して昇降するウィンドウガラスであり、
    前記取得部は、前記ウィンドウガラスの移動速度又は前記モータの回転速度を前記指標値として取得し、
    前記補正部は、前記検知部が前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知したときに、前記判定部が異物有りと判定し難くなるように前記少なくとも一方の値を補正することを特徴とする請求項1に記載の開閉部材制御装置。
  3. 前記検知部が前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知した後、前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知しなくなったとき、前記判定部は、前記検知部が前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知しなくなった時点から所定の時間が経過するまでの期間中、前記補正部により補正された前記少なくとも一方の値を用いて前記異物の有無を判定し、所定の時間が経過した後には補正前の前記少なくとも一方の値を用いて前記異物の有無を判定することを特徴とする請求項2に記載の開閉部材制御装置。
  4. 前記検知部は、前記車両に取り付けられたセンサが降雨又は降雨を検出したときに出力する信号を受信したとき、前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知することを特徴とする請求項2又は3に記載の開閉部材制御装置。
  5. 前記検知部は、前記車両に設けられたワイパーが動作中であることを示す信号を受信したとき、前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知することを特徴とする請求項2又は3に記載の開閉部材制御装置。
  6. 前記車両に設けられた通信部が天候情報を発信する情報発信装置と通信し、前記地域において降雨又は降雪が有ることを示す前記天候情報を受信したとき、前記検知部は、前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知することを特徴とする請求項2又は3に記載の開閉部材制御装置。
  7. 前記補正部は、前記検知部が前記地域において降雨又は降雪が有ることを検知したときに、前記閾値を補正することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の開閉部材制御装置。

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