JP2010042203A - 医療用キャップの製造方法 - Google Patents

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鈴木  啓介
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Abstract

【課題】密閉性及び再シール性に優れ、針抜けの防止を向上させた医療用キャップの製造方法、及びその方法により得られた医療用キャップを提供する。
【解決手段】本発明の医療キャップの製造方法は、弾性栓体と、弾性栓体の周縁部を上面側から内壁で保持する上側枠部及び下面側から内壁で保持する下側枠部を備えた外枠体を有する医療用キャップの製造方法であって、共通金型と第1金型を用いて、前記弾性栓体の載置が可能な載置部を内壁に有する上側枠部を成形し、前記上側枠部の内部に、前記弾性栓体の針刺面側に所定の間隙が生じる様に、針刺面を下向きにして載置し、前記弾性栓体の直径よりも小さい直径を有するリング状突起部を有し、かつ、前記共通金型と組み合わせた際に前記下側枠部の成形用のキャビティを形成可能にする第2金型を用いて、前記リング状突起部により弾性栓体の接液面における周縁部を押圧して、針刺面側を押し出すように前記共通金型と型閉じし、前記キャビティ内に溶融樹脂を射出して下側枠部を成形し、前記外枠体を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、輸液容器、採血管等の医療用キャップの製造方法及びその方法により得られる医療用キャップに関する。特に、医療用に於いて針刺し可能な栓体を備えた医療用キャップの製造方法及び医療用キャップに関する。
医療分野に用いられる薬液ボトルや点滴に用いられる輸液ボトルには、針でその薬液等を取り出せるようにするため、そのキャップとして、ゴム栓や、外枠体の内側に針刺し用のゴム又はエラストマー樹脂からなる栓体を設けたものが用いられている。この外枠体は、溶着等の方法により輸液容器に取り付けられる。そして、使用時には栓体に注射針を突き刺し、キャップ部を下にすることにより、容器内の輸液を取り出す。従って、この様な医療用キャップには、薬液や輸液の漏洩防止や空気に触れることによる変質の防止のため、密閉性が求められる。
例えば、医療用キャップの構造を、栓体の接液面と外枠体の底面保持部の上部とが融着しており、かつ前記栓体の側面部と前記外枠体の側周部の内壁とは非融着状態で接触している状態にすることで、ゴム特性が改善され、再シール性に優れた医療用キャップが提案されている(下記特許文献1参照)。
しかし、従来の医療用キャップであると、栓体と外枠体との密着が十分でない場合がある。この様な医療用キャップに於いては、針刺しの際に栓体と外枠体の位置がずれて両者の間に空隙が生じたり、その為に2本目の針を刺すことや、再度針刺しを行うことが困難になるという問題がある。
この問題を解決するため、下記特許文献2には、栓体の接液面が、円中心方向へ向かって凸の傾斜を有した医療用キャップが開示されている。当該医療用キャップであると、外枠体から栓体の水平方向成分に圧力が加わった状態であるため、再シール性の向上及び針抜けの防止が可能になる。
特開2005−118185号公報 特開2007−313297号公報
本発明は前記問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、密閉性及び再シール性に優れ、針抜けの防止を向上させた医療用キャップの製造方法、及びその方法により得られた医療用キャップを提供することにある。
本願発明者等は、前記従来の問題点を解決すべく、医療用キャップの製造方法、及びその方法により得られた医療用キャップについて検討した。その結果、下記構成を採用することにより、前記目的を達成できることを見出して、本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明に係る医療用キャップの製造方法は、前記の課題を解決する為に、弾性栓体と、弾性栓体の周縁部を上面側から内壁で保持する上側枠部及び下面側から内壁で保持する下側枠部を備えた外枠体を有する医療用キャップの製造方法であって、共通金型と第1金型を用いて、前記弾性栓体の載置が可能な載置部を内壁に有する上側枠部を成形し、前記上側枠部の内部に、前記弾性栓体の針刺面側に所定の間隙が生じる様に、針刺面を下向きにして載置し、前記弾性栓体の直径よりも小さい直径を有するリング状突起部を有し、かつ、前記共通金型と組み合わせた際に前記下側枠部の成形用のキャビティを形成可能にする第2金型を用いて、前記リング状突起部により弾性栓体の接液面における周縁部を押圧して、針刺面側を押し出すように前記共通金型と型閉じし、前記キャビティ内に溶融樹脂を射出して下側枠部を成形し、前記外枠体を形成することを特徴とする。
前記の方法においては、上側枠部の内部に、弾性栓体の針刺面側が所定の間隙を形成する様に下向きにして載置し、当該状態で共通金型と第2金型の型閉じを行う。ここで、第2金型は、弾性栓体の接液面における周縁部を押圧することが可能なリング状突起部を備えるので、前記型閉じにより、弾性栓体の針刺面及び接液面はそれぞれ凸状となる様に押し出された状態となる。更に、弾性栓体を前記状態に維持しつつ、下側枠部の成形を行う。
この様な外枠体の成形方法であると、弾性栓体には、その側周部を内壁で保持する上側枠部により、その側周部から中心に向かって圧縮応力(カシメ力)が働いた状態となる。その結果、弾性栓体と外枠体内壁との密着性が向上する。また、弾性栓体の針刺面及び接液面は凸状に膨らんだ状態となっているので、針刺面及び接液面には復元力が作用している。その結果、針抜けに対する保持力及び復元力が向上し、針抜け後の再シール性にも優れている。即ち、前記の製造方法であると、液漏れや針抜けの発生を防止し、薬液等の密閉性に優れた医療用キャップを製造することができる。
前記方法に於いては、前記弾性栓体の針刺面は周縁部よりも凹部となっていることが好ましい。これにより、プルトップ型の外枠体を成形する場合には、上側枠部と弾性栓体の針刺面との間に間隙を形成することができ、オープントップ型の外枠体を成形する場合には、共通金型と弾性栓体の針刺面との間に間隙を形成することができる。
前記の方法に於いては、前記上側枠部における弾性栓体の針刺面と対向する面が凹部となっていることが好ましい。これにより、上側枠部の内部に、針刺面を下向きにして弾性栓体を載置した際に、上側枠部と弾性栓体の針刺面との間に間隙を形成することが可能になる。
前記の方法に於いては、前記共通金型における弾性栓体の針刺面と対向する部分が凹部となっていることが好ましい。これにより、プルトップ型の外枠体を成形する場合には、上側枠部と弾性栓体の針刺面との間に間隙を形成することができ、オープントップ型の外枠体を成形する場合には、共通金型と弾性栓体の針刺面との間に間隙を形成することができる。
前記の方法に於いて、前記第2金型に於けるリング状突起部の内側の高さは、前記弾性栓体の針刺面側に於ける前記間隙よりも大きく、前記共通金型と第2金型を型閉じした際に、前記弾性栓体の接液面が針刺面よりも凸状に膨らんだ状態となることが好ましい。
また、本発明に係る医療用キャップは、前記の課題を解決する為に、前記に記載の医療用キャップの製造方法により得られる医療用キャップであって、前記弾性栓体の針刺面及び接液面はそれぞれ凸状に膨らんだ凸状面となっていることを特徴とする。
前記の構成によれば、弾性栓体には、その側周部を内壁で保持する上側枠部により、その側周部から中心に向かって圧縮応力(カシメ力)が働いている。これにより、弾性栓体と外枠体内壁との密着性が向上する。また、弾性栓体の針刺面及び接液面は凸状に膨らんだ状態となっているので、針刺面及び接液面には復元力が作用している。これにより、針抜けに対する保持力及び復元力が向上し、針抜け後の再シール性にも優れている。即ち、前記の構成であると、液漏れや針抜けの発生を防止し、薬液等の密閉性に優れた医療用キャップを提供することができる。
前記の構成に於いて、前記弾性栓体の下面が上面よりも凸状に膨らんだ凸状面であることが好ましい。
前記の構成に於いて、前記弾性栓体は熱可塑性エラストマーを含み構成されるものであることが好ましい。これにより、復元力が向上し、輸液加療中の針保持力や針抜き後の再シール性に優れた医療用キャップを提供することができる。
また、本発明に係る医療用ボトルは、薬液を収容するボトル本体と薬液を針で取り出す取出部とを少なくとも有する医療用ボトルであって、前記取出部が前記に記載の医療用キャップであることを特徴とする。
本発明の実施の形態について、図を参照しながら以下に説明する。但し、説明に不要な部分は省略し、また説明を容易にする為に拡大又は縮小等して図示した部分がある。図1は、本実施の形態に係る医療用キャップの製造方法を説明するための断面図である。
本実施の形態に係る医療キャップは、弾性栓体と、弾性栓体の周縁部を下面側から内壁で保持する下側枠部及び上面側から内壁で保持する上側枠部を備えた外枠体を有する構造である。前記上側枠部の成形は、例えば、第1金型(図示しない)と共通金型11を用いて、射出成形により行う(図1(a)参照)。第1金型と共通金型11は、その型閉じの際に、円筒状の上側枠部の成形を可能にするキャビティが形成される構造となっている。
次に、キャビティ内に、上側枠部の構成材料となる樹脂を溶融した溶融樹脂を注入する。このときの射出圧力としては特に限定されず、適宜必要に応じて設定され得る。射出された溶融樹脂は所定時間冷却される。型開き後、上側枠部12が形成される。
次に、図1(a)に示すように、上側枠部12の内部に、弾性栓体13をその針刺面(上面)13aが下向きとなる様に載置し、下側枠部の射出成形を行う。弾性栓体13としては、針刺面13aがその周縁部15よりも凹部となっているものを使用することができる。これにより、弾性栓体13の針刺面13aと、上側枠部12における弾性栓体13の針刺面13aと対向する面との間には、間隙16が形成されている。ここで、「針刺面」とは、本発明の医療用キャップが薬液ボトルや点滴に用いられる輸液ボトルに装着され、薬液等を取り出す際に、注射針により針刺しが行われる面を意味する。また、「接液面」とは、薬液等が接する面を意味する。更に、本発明の弾性栓体としては、前記形状のものに限定されない。他の態様については、後段にて詳述する。
また、弾性栓体13の直径は特に限定されず、通常は12〜30mmの範囲内で設定される。また、弾性栓体13の直径は、上側枠部12の開口部に於ける内径Rに対し、0.1mm〜0.5mm程度小さめに設定されていることが好ましい。これにより、上側枠部12内への弾性栓体13のインサートの容易性を確保している。更に、弾性栓体13の厚みは特に限定されず、通常は3〜10mmの範囲内で設定される。
前記間隙16の距離、すなわち弾性栓体13の針刺面13aと、上側枠部12における針刺面13aと対向する面との距離Dは、0.1〜3.0mmの範囲内であることが好ましく、0.2〜1.5mmの範囲内であることがより好ましい。0.1mm未満であると、針刺面13aの中央部を凸状に膨らんだ状態にすることができない場合がある。その一方、3.0mmを超えると、下側枠部21の成形において型締めをした際に変形する弾性栓体13の自由度が大きくなり過ぎて、弾性栓体13が金型のリング状突起部19の内側に入り込み、その結果、例えば、弾性栓体13が一方の側に偏って保持される等、歪んだ状態で成形される場合がある。尚、前記距離Dは、オープントップ型の外枠体の場合、弾性栓体13の針刺面13aと、共通金型11における針刺面13aと対向する面との距離になる。
下側枠部の成形は、共通金型11と第2金型18とを用いて行う。第2金型18は、リング状突起部19を備えている。当該リング状突起部19は、例えば、図2(a)に示すように、一の連続するリング状突起としてもよく、図2(b)に示すように、円周上に高さの揃った複数のピンを立て、全体としてリング状突起部19’としてもよい。
ここで、リング状突起部19、19’の高さは、0.5〜4mmの範囲内であることが好ましい。リング状突起部19、19’の高さが0.5mm未満であると、弾性栓体13を十分な凸状面になる様に押圧することができず、針刺面13aの中央部を凸状に膨らんだ状態にできない場合がある。一方、リング状突起部19、19’の高さが4mmを超えると、共通金型11と第2金型18との型閉じが困難になる場合がある。
また、リング状突起部19、19’の幅は、0.2〜3mmの範囲内であることが好ましい。リング状突起部19、19’の幅が0.2mm未満であると、リング状突起部19、19’の機械的強度が不足する場合がある。一方、リング状突起部19、19’の幅が3mmより大きいと、弾性栓体13を十分な凸状面になる様に押圧することができず、針刺面13aの中央部を凸状に膨らんだ状態にできない場合がある。
リング状突起部19の外径dは、弾性栓体13に於ける接液面13bの周縁部を押圧でき、その直径よりも小さければ特に限定されず、インサートする弾性栓体13の形状、サイズに応じて適宜設定され得る。前記接液面13bの直径をsとし、かつ、これを基準とした場合、外径dは(s−0.2)〜(s−20)mmの範囲内であることが好ましく、(s−0.4)〜(s−15)mmの範囲内であることがより好ましい。dが(s−0.2)mm未満であると、型締めの際に弾性栓体13の上面13aの端部までがリング状突起部19の内側に入り込み、これにより、例えば弾性栓体13が一方の側に偏って保持される等の歪んだ状態で成形される場合がある。その一方、dが(s−20)mmを超えると、リング状突起部19の押圧に起因した弾性栓体13の変形がリング状突起部19の内側ではなく外側に向かい、その結果、上面13aが凸状面となる様に変形させることができない場合がある。尚、前記sは特に限定されず、通常は5〜35mmの範囲内で設定される。但し、弾性栓体が段差部を有しない場合、上面の直径sは、弾性栓体の直径と一致する。従って、この様な場合のsは、後述の弾性栓体の直径の数値範囲内で設定される。
前記リング状突起部19、19’の先端部は、図3(a)に示す様に平坦面である他、同図(b)に示すように放電加工等により表面粗さを増大させたものや、同図(c)に示すようにその先端に微小な突起を備えた形状を有していてもよい。また、同図(d)に示すように、凹凸形状であってもよい。これらの形状であると、リング状突起部19が弾性栓体13の接液面13bを確実に把持した状態で弾性栓体13の押圧を可能にする。
前記共通金型11と第2金型18とを型閉じをした際、下側枠部の成形が可能なキャビティ20が形成される。また、型閉じの際、弾性栓体13の針刺面13a側には間隙16が形成されている為、針刺面13aはリング状突起部19により押圧されて上方に押し出された状態となっている。また、弾性栓体13の接液面13b側も、リング状突起部19の内側に凸状に押し出された状態となっている。
次に、型閉じにより形成されたキャビティ20内に、下側枠部の構成材料となる樹脂を溶融した溶融樹脂を注入する。射出圧力としては特に限定されず、適宜必要に応じて設定され得る。射出された溶融樹脂は所定時間冷却される。型開き後、図1(c)に示すように、下側枠部21が形成される。弾性栓体13と下側枠部21の接触部分は融着した状態となっている。また、上側枠部12と下側枠部21も接触部分で融着した状態で一体となっている。その一方、弾性栓体13と上側枠部12の接触部分は非融着の状態となっている。
以上により、上側枠部12と下側枠部21とが一体となったプルトップ型の外枠体22が形成され、本実施の形態に係る医療用キャップが得られる。
前記製造方法により得られる医療用キャップ30において、弾性栓体13には、上側枠部12によって、図4の矢印Aで示す方向、すなわち弾性栓体13の側周部から中央部に向かって圧縮応力(カシメ力)が働いている。この圧縮応力の作用により、弾性栓体13自身が有する復元力が弾性栓体13の側周部の方向に働き拡張しようとする。その結果、弾性栓体13と上側枠部12との密閉性が向上する。
また、弾性栓体13の針刺面13a及び接液面13bは、それぞれ中央部が凸状に膨らんだ状態となっている。これにより、図4の矢印Bで示す方向、すなわち中央部から周縁部に向かって弾性栓体の復元力が働く。また、矢印Cで示す方向、すなわち針刺面13a及び接液面13bのそれぞれの中央部から弾性栓体13の中心に向かっても復元力が働く。その結果、針抜けに対する保持力、及び復元力が向上し、針抜け後の再シール性にも優れたものにできる。
前記外枠体22を構成する材料としては、合成樹脂のうち、医療用途としての安全性が確立されたものであれば足りる。中でも熱可塑性樹脂を用いるのが一般的である。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂等の従来医療用途に用いられている樹脂が好ましいが、これらに限定されるものではない。また、プルトップ型の場合、上側枠部12を構成する材料としては、例えば、熱可塑性エラストマーが好ましい。より具体的には、オレフィン系、スチレン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、ポリブタジエン系等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。更に、外枠体22には着色剤等の任意の成分を添加してもよい。
前記弾性栓体13に用いる材料としては、例えば、ゴムや熱可塑性エラストマーが挙げられる。前記ゴムとしては特に限定されず、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、イソプレン−イソブチレンゴム等が例示できる。また、熱可塑性エラストマーとしては特に限定されず、例えば、オレフィン系、スチレン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、ポリブタジエン系等が例示できる。中でも共役ジエン系の熱可塑性エラストマーに水素添加した熱可塑性エラストマー(SEBS、SEPS、HSBR、SEBR、CEBC)が好適である。
また、熱可塑性エラストマー材料は、ゴム材料に比べて極めて衛生的な素材であるが、使用する薬液によっては、弾性栓体13の接液面13bに、ラミネート加工を行ってもよい。ラミネート加工には、外枠体22又は取り付けるべき容器本体と同一種類の樹脂が一般に用いられる。これにより、薬液が接触する容器内や弾性栓体13の接液面13bと同一又は類似した性質の材料とすることができる。
また、本発明に使用する弾性栓体の形状としては、特に限定されず、適宜必要に応じて変更可能である。例えば、図5(a)に示す様に、側周部40cに、脱落防止の為の段差部40dを備えた形状の弾性栓体40が挙げられる。更に、図5(b)に示すように、針刺面41a及び接液面41bの両方ともフラットの弾性栓体41であってもよい。また、図5(c)に示すように、針刺面42a及び接液面42bの双方に、脱落防止の為の段差部42cが設けられた弾性栓体42が挙げられる。更に、図5(d)に示すように、針刺面43a側に上側枠部12に設けられた環状リブと嵌合する環状溝43cを備え、接液面43b側に脱落防止の為の段差部43dを備えた弾性栓体43であってもよい。環状溝43cは、穿刺時の弾性栓体13の変形及び脱落を防止可能にする。更に、図5(e)に示すように、針刺面44a側に環状の突条部44cが設けられ、接液面44b側に脱落防止の為の段差部44dが設けられた弾性栓体44であってもよい。突条部44cは、穿刺時の弾性栓体13の変形及び脱落を防止可能にする。更に、図5(f)に示すように、針刺面45aにのみ段差部45cが設けられ、接液面45bはフラットの弾性栓体45であってもよい。
弾性栓体13の製造方法としては特に限定されず、例えば、熱可塑性エラストマーを圧潰しながら行うコンプレッション成形や射出成形により製造可能である。
本発明は前記に示した態様に限定されるものではなく、当該発明の効果を奏する範囲で種々の変更が可能である。例えば、図6〜12に示すような態様で製造することも可能である。
例えば、弾性栓体として、図5(a)に示す弾性栓体40、すなわち針刺面側に凹部が設けられておらずフラットな面を有するものを用いる場合、上側枠部としては、弾性栓体40の針刺面40aと対向する面31aが凹部となっている上側枠部31を用いることにより、本発明に係る医療用キャップの製造方法を実施できる(図6参照)。前記の対向する面31aに凹部が設けられているので、弾性栓体40を上側枠部31の内部にインサートした際、針刺面40a側に間隙16が形成される。その結果、図6(b)に示すように、共通金型11と第2金型18とを型閉じすると、針刺面40aはリング状突起部19により押圧されて上方に押し出された状態となる。また、弾性栓体40の接液面40b側も、リング状突起部19の内側に凸状に押し出された状態となる。その結果、図6(c)に示すように、上側枠部31と下側枠部21とが一体となったプルトップ型の外枠体51が形成され、本発明に係る医療用キャップが得られる。
また、針刺面13aが凹部となった弾性栓体13と、針刺面13aと対向する面31aが凹部となっている上側枠部31を組み合わせて用いてもよい(図7(a)参照)。この様な態様であっても、共通金型11と第2金型18とを型閉じすると、図7(b)に示すように、針刺面13aがリング状突起部19により押圧されて上方に押し出された状態となる。その結果、図7(c)に示すように、上側枠部31と下側枠部21とが一体となったプルトップ型の外枠体51が形成され、本発明に係る医療用キャップが得られる。
また、上側枠部として、弾性栓体40の針刺面40aと対向する面32aに段差を設けることにより、当該針刺面40aとの間に間隙16を形成し、本発明に係る医療用キャップの製造方法を実施することもできる(図8参照)。この場合、上側枠部32を成形する為の共通金型61には、前記段差が上側枠部32に形成されるようにする為、凹部61aが設けられている。この様な態様であっても、共通金型61と第2金型18とを型閉じすると、図8(b)に示すように、針刺面40aがリング状突起部19により押圧されて上方に押し出された状態となる。その結果、図8(c)に示すように、上側枠部32と下側枠部21とが一体となったプルトップ型の外枠体52が形成され、本発明に係る医療用キャップが得られる。
オープントップ型の外枠体を備えた医療用キャップの製造に本発明を適用する場合、弾性栓体13の針刺面13aと、共通金型62の針刺面13aに対応する面62aとの間に間隙16が設けられる様にしてもよい(図9(a)参照)。共通金型62の底部には、後述するピールフィルムを貼り付けるための貼付部の形成を可能にするための環状溝62bが設けられている。この様な態様であっても、共通金型62と第2金型18とを型閉じすると、図9(b)に示すように、針刺面13aがリング状突起部19により押圧されて上方に押し出された状態となる。その結果、図9(c)に示すように、上側枠部33と下側枠部21とが一体となったオープントップ型の外枠体53が形成され、本発明に係る医療用キャップが得られる。尚、当該医療キャップは、上側枠部33の貼付部29aに、弾性栓体13を密封する為のピールフィルム29を貼り付けることが可能である。また、ピールフィルム29は弾性栓体13の針刺面13aとの接触を防止することができる。
また、共通金型として凹部のない共通金型11を用いる場合は、上側枠部33の厚みにより、弾性栓体40の針刺面40aと、共通金型11の針刺面40aに対応する面11aとの間に間隙16が設けられる様にしてもよい(図10(a)参照)。この様な態様であっても、共通金型11と第2金型18とを型閉じすると、図10(b)に示すように、針刺面40aがリング状突起部19により押圧されて上方に押し出された状態となる。その結果、図10(c)に示すように、上側枠部33と下側枠部21とが一体となったオープントップ型の外枠体53が形成され、本発明に係る医療用キャップが得られる。
更に、共通金型として、前記共通金型62における環状溝62bと比較して、その深さが浅い環状溝63bを備えた共通金型63を用いてもよい(図11(a)参照)。この様な態様であっても、針刺面13aが凹部となった弾性栓体13を用い、前記環状溝63bの深さよりも厚みの厚い上側枠部33を形成することにより、図11(b)に示すように、針刺面13aがリング状突起部19により押圧されて上方に押し出された状態となる。その結果、図11(c)に示すように、上側枠部33と下側枠部21とが一体となったオープントップ型の外枠体53が形成され、本発明に係る医療用キャップが得られる。尚、当該医療キャップにおいては、ピールフィルム29が弾性栓体13の針刺面13aと接触しない範囲内で、両者の間の隙間を小さくし、かつ、ピールフィルム29により密封された空気の体積を小さくできる。その結果、例えば、滅菌の際、密封された空気の体積変化によるピールフィルム29の変形破壊を防止することができる。
また、例えば、弾性栓体として、前記図5(c)に示す弾性栓体42、すなわち側周部に段差部42cが設けられているものを用いる場合には、共通金型として、凹部61aを備えた共通金型61を用いることにより、本発明に係る医療用キャップの製造方法が実施できる(図12参照)。すなわち、針刺面42aに対向する面に凹部61aが設けられているので、弾性栓体42を上側枠部33の内部にインサートした際、接液面42a側に間隙16が形成される。これにより、図12(b)に示すように、共通金型61と第2金型18とを型閉じすると、針刺面42aはリング状突起部19により押圧されて上方に押し出された状態となる。その結果、図12(c)に示すように、上側枠部33と下側枠部21とが一体となったオープントップ型の外枠体52が形成され、本発明に係る医療用キャップが得られる。
以上の様にして得られる本発明の医療用キャップは、例えば、薬液を針で取り出すタイプの容器に取り付けて用いることができる。具体的には、薬液を収容するボトル本体と薬液を針で取り出す取出部とを有した医療用ボトルにおいて、本発明のキャップをその取出部として、密閉性に優れた医療用ボトルとすることができる。
以下に、この発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但し、この実施例に記載されている材料や配合量等は、特に限定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例に過ぎない。
(実施例1)
本実施例では、前述の図1に示した方法に従い、図4に示す医療用キャップの製造を行った。上側枠部12の材料としてはスチレン系熱可塑性エラストマー(プルトップ用グレード)を用い、下側枠部21の材料としてはPP(ポリプロピレン、MFR=3.6)を用い、弾性栓体13の材料としてはスチレン系熱可塑性エラストマー(栓体用グレード)を用いた。また、成形機としては、日精樹脂工業(株)製の二色射出成形機(商品名;DC100−200)を使用した。
第2金型のリング状突起部の形状寸法は下記の通りである。
リング状突起部
外側の高さh1:2.0mm
内側の高さh2:3.0mm
幅w:0.5mm
外径d:14.5mm
先端形状:プレーン
上側枠部12の成形条件は下記の通りである。
射出成形温度:230℃
射出圧力 :3.7MPa
射出時間 :3.2秒
上金型温度及び下金型温度:43℃
下側枠部21の成形条件は下記の通りである。
射出成形温度:245℃
射出圧力 :4.8MPa
射出時間 :3.4秒
上金型温度及び下金型温度:43℃
(比較例1)
本比較例に於いては、弾性栓体として前記図5(a)に示す弾性栓体40を用いたこと、共通金型とリング状突起部を備えない第2金型とを備える日精樹脂工業(株)製の二色射出成形機(商品名;DC100−200)を使用したこと以外は、前記実施例1と同様にして本比較例に係る医療用キャップ101を作製した(図13(a)参照)。得られた医療用キャップ101は、弾性栓体40における針刺面40a及び接液面40bが凸状に膨らんだ状態ではなく、平坦状となっている。
(比較例2)
本比較例に於いては、弾性栓体として前記図5(a)に示す弾性栓体40を用いたこと以外は、前記実施例1と同様にして本比較例に係る医療用キャップ102を作製した(図13(b)参照)。得られた医療用キャップ102は、弾性栓体40における接液面40bが凸状に膨らんだ状態となっているが、針刺面40aは平坦状となっている。
(穿刺針の保持力試験)
前記実施例及び比較例で得られた医療用キャップに対し、オートクレーブにより110℃で30分間の滅菌処理を行った。その様な医療用キャップを40サンプル用意し、金属針(16G金属針)及び樹脂針(400樹脂針)をそれぞれ弾性栓体に刺したときの保持力について調べた。各医療用キャップを引っ張り圧縮試験機にセットし、弾性栓体の中央部に、前記試験機に取り付けた下記の穿刺針を垂直に突き刺した後、該穿刺針を200mm/minの速度で上昇させ、該穿刺針が弾性栓体から抜けるときの力(単位;N)を測定した。穿刺針としては、前記2種類の針を用いて行い、それぞれ最大値、最小値、平均値及び標準偏差を求めた。結果を下記表1に示す。
Figure 2010042203
(穿刺針の液漏れ試験)
前記実施例及び比較例で得られた医療用キャップに対し、オートクレーブにより110℃で30分間の滅菌処理を行った。次に、各医療用キャップを試験用圧力缶体に取り付け、その点滴部位にニプロ(株)製連結管(商品名;15−012)を穿刺し24時間放置した。その後、抜針し、液漏れするかを調べた。尚、検体数は300個とした。
次に、前記と同様にして滅菌処理を行った各医療用キャップを試験用圧力缶体に取り付け、その点滴部位にニプロ(株)製輸液セット(商品名;ISA−600A21)を穿刺し24時間放置した。その後、抜針し、液漏れするかを調べた。尚、検体数は300個とした。
更に、前記と同様にして滅菌処理を行った各医療用キャップを試験用圧力缶体に取り付け、その混注部位に、21G金属針をシリンジにセットし水10mlを入れて垂直に穿刺した。その後、21G金属針を針刺面に対し傾斜させた状態にし、水を試験用圧力缶体に3回注入吸引を繰り返した。続いて、2本目の21G金属針の穿刺し、水の注入吸引の操作を繰り返した。更に、1時間後の液漏れ量を測定した。結果を下記表2に示す。また、検体回数は300個とした。
Figure 2010042203
Figure 2010042203
本発明の実施の一形態に係る医療用キャップの製造方法を説明する為の断面模式図である。 前記製造方法に用いる第2金型を概略的に示す斜視図である。 前記製造方法に用いる第2金型に於けるリング状突起部の先端の形状を模式的に表した拡大図である。 前記製造方法により作製された医療用キャップを示す断面模式図である。 前記医療用キャップに用いる各種の弾性栓体を示す断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る医療用キャップの製造方法を説明する為の断面模式図である。 本発明の他の実施の形態に係る医療用キャップの製造方法を説明する為の断面模式図である。 本発明の他の実施の形態に係る医療用キャップの製造方法を説明する為の断面模式図である。 本発明の他の実施の形態に係る医療用キャップの製造方法を説明する為の断面模式図である。 本発明の他の実施の形態に係る医療用キャップの製造方法を説明する為の断面模式図である。 本発明の他の実施の形態に係る医療用キャップの製造方法を説明する為の断面模式図である。 本発明の他の実施の形態に係る医療用キャップの製造方法を説明する為の断面模式図である。 比較例1及び2に係る医療用キャップを模式的に示す断面図である。
符号の説明
11 共通金型
12 上側枠部
13 弾性栓体
13a 針刺面
13b 接液面
15 周縁部
16 間隙
18 金型
19 リング状突起部
20 キャビティ
21 下側枠部
22 外枠体
29 ピールフィルム
29a 貼付部
30 医療用キャップ
31〜33 上側枠部
40 弾性栓体
40a 針刺面
40b 接液面
40c 側周部
40d 段差部
41 弾性栓体
41a 針刺面
41b 接液面
42 弾性栓体
42a 針刺面
42b 接液面
42c 段差部
43 弾性栓体
43a 針刺面
43b 接液面
43c 環状溝
43d 段差部
44 弾性栓体
44a 針刺面
44b 接液面
44c 突条部
44d 段差部
45 弾性栓体
45a 針刺面
45b 接液面
45c 段差部
51〜53 外枠体
61、62 共通金型
61a 凹部
101 医療用キャップ
102 医療用キャップ

Claims (9)

  1. 弾性栓体と、弾性栓体の周縁部を上面側から内壁で保持する上側枠部及び下面側から内壁で保持する下側枠部を備えた外枠体を有する医療用キャップの製造方法であって、
    共通金型と第1金型を用いて、前記弾性栓体の載置が可能な載置部を内壁に有する上側枠部を成形し、
    前記上側枠部の内部に、前記弾性栓体の針刺面側に所定の間隙が生じる様に、針刺面を下向きにして載置し、
    前記弾性栓体の直径よりも小さい直径を有するリング状突起部を有し、かつ、前記共通金型と組み合わせた際に前記下側枠部の成形用のキャビティを形成可能にする第2金型を用いて、前記リング状突起部により弾性栓体の接液面における周縁部を押圧して、針刺面側を押し出すように前記共通金型と型閉じし、
    前記キャビティ内に溶融樹脂を射出して下側枠部を成形し、前記外枠体を形成する医療用キャップの製造方法。
  2. 前記弾性栓体の針刺面は周縁部よりも凹部となっている請求項1に記載の医療用キャップの製造方法。
  3. 前記上側枠部における弾性栓体の針刺面と対向する面が凹部となっている請求項1又は請求項2に記載の医療用キャップの製造方法。
  4. 前記共通金型における弾性栓体の針刺面と対向する部分が凹部となっている請求項1〜3の何れか1項に記載の医療用キャップの製造方法。
  5. 前記第2金型に於けるリング状突起部の内側の高さは、前記弾性栓体の針刺面側に於ける前記間隙よりも大きく、
    前記共通金型と第2金型を型閉じした際に、前記弾性栓体の接液面が針刺面よりも凸状に膨らんだ状態となる請求項1〜4の何れか1項に記載の医療用キャップの製造方法。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の医療用キャップの製造方法により得られる医療用キャップであって、
    前記弾性栓体の針刺面及び接液面はそれぞれ凸状に膨らんだ凸状面となっている医療用キャップ。
  7. 前記弾性栓体の下面が上面よりも凸状に膨らんだ凸状面である請求項6に記載の医療用キャップ。
  8. 前記弾性栓体は熱可塑性エラストマーを含み構成されるものである請求項6又は7に記載の医療用キャップ。
  9. 薬液を収容するボトル本体と薬液を針で取り出す取出部とを少なくとも有する医療用ボトルであって、前記取出部が請求項6〜8の何れか1項に記載の医療用キャップであることを特徴とする医療用ボトル。
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