JP2010041427A - 画像読取装置、画像形成装置、制御方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力状態からの復帰時間を短縮することを可能とする画像読取装置、画像形成装置、制御方法、制御プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】原稿の主走査方向のサイズを前記イメージセンサの出力により判断し、省電力モード移行時に前記キャリッジを待避位置に移動させ、省電力モードから待機モードへの移行時に、白レベル調整を行い、前記画像読取装置が有する原稿押さえ部材が閉の場合は、前記キャリッジを待機位置まで移動させ、前記原稿押さえ部材が開の場合は、前記キャリッジを原稿サイズ検知位置まで移動させ、前記光源を点灯させて前記キャリッジを副走査方向へ待機位置に移動する途中で原稿サイズを検知し、省電力モードから待機モード移行時に前記キャリッジが適切な待避位置にいたかどうかを判断し、前記キャリッジの待避位置が適切でなかったと判断された場合にはエラー復帰処理を行うことを特徴とする画像読取装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像読取装置、画像形成装置、制御方法、制御プログラム及び記録媒体に関し、特に省電力状態からの復帰時間を短縮することを可能とする画像読取装置、画像形成装置、制御方法、制御プログラム及び記録媒体に関する。
近年、環境保護、省エネルギーが取り上げられ、複写機の設計においても、エナジースター、ZESM(Zero Energy Stand By Mode)等の省エネルギーを目標として提唱されている規格に適合させるための努力が続けられている。これらの規格は省エネルギーを目的とし、待機状態(主電源ON後、使用されない状態が所定の時間経過したときに一部の電源供給を停止し、復帰指令を待つ状態)にある時、消費エネルギーに制限を設けたものである。
現在、複写機で実施されている待機時における省電力モードは、消費電力の大きい定着ヒータをはじめ、操作パネル等の電源をOFFするか、あるいは低電力運転への切換を行っている。また、スキャナ部においては、電源を一括してOFFすることが一般的である。電源OFF状態及び待機状態にある複写機を使用する場合、電源をON状態に戻したり、低電力運転から通常運転状態に戻したり、低電力運転から通常運転状態に戻し、使用可能な状態になるまでユーザを待たせていた。この待ち時間はユーザにとっては実際以上に長く感じられ、ストレスを与えることになっていた。
また、一般的に知られる複写機においては、主電源ON時、あるいは低電力状態(シャットダウン)からの復帰時に装置の初期化処理を行っている。初期化処理では、装置が備えた画像読取装置において、ホーミング(キャリッジのイニシャライズ処理)、読取画像の信号処理特性の調整が行われる。読取画像の信号処理特性の調整では、画像の光電変換を行うイメージセンサ(通常、CCD(Charge Coupled Device)リニアイメージセンサ)のアナログ信号処理部の処理特性を調整することにより、出力レベルの一定化を図っている。この調整は、光源の劣化や環境の変動を考慮して行われるもので、従来、初期化処理において無条件にその処理が行われている。このアナログ信号処理部の調整は、黒レベル調整及び白レベル調整からなり、黒レベル調整は、読み取った黒レベル信号を目標値に調整し、白レベル調整は光源で照明された白基準板を読み取った白レベル信号(通常、ピーク値による)を目標値に調整する(特許文献1参照)。
電源投入時又はシャットダウンからの復帰時の初期化処理について図21に示すフローチャートを用いて説明する。まず、初期値設定を行う(ステップS1)。初期値設定は、スキャナ部の読取走査や読取画像信号の処理に必要な初期値を各回路に設定する。次いで、ホーミングを行う(ステップS2)。ホーミングは、読みとり部を搭載したキャリッジをスキャン制御の基準となるホームポジションに位置付ける(メカ原点を決定する)操作である。この位置が待機状態でのキャリッジの位置になるため、待機位置と称する。
次に、黒レベル及び白レベル調整を行うための動作を開始する。CCDは常時、読み取った画像を光電変換し画像信号出力を行っているので、基準白板を読みに行くまでの適当な時間に、CCDの一部に設けたOPB(Optical Black)部、即ち外光を遮断した画素部分からの画像信号出力を読み取ることにより黒レベルを検出し、黒レベル調整を行う。まず、ランプを点灯し(ステップS3)、ホームポジションから基準白板を読みにいくためにキャリッジを移動させる(ステップS4)。基準白板を読み取った白レベル画像信号から白レベルを目標値にするための調整値を決定し、その値をアナログ処理回路のアンプのゲインを調整する値として設定する。この時フィードバックループ動作を繰り返して調整値を求める(ステップS5)。
調整処理を終了した後、ランプを消灯し(ステップS6)、キャリッジを待機位置に移動させ(ステップS7)、シーケンスを終了する。
同様にイメージセンサにより原稿サイズ検知を行う場合の電源投入時又はシャットダウンからの復帰時の初期化処理について図22に示すフローチャートを用いて説明する。初期値設定(ステップS1')からランプ消灯(ステップS6')までは、図21に示すステップS1からS6の処理と同じである。
白レベル調整後にランプを消灯し(ステップS5'、S6')、原稿押さえ(圧板押さえ)の開閉状態を検出する(ステップS11)。原稿押さえが閉じているときには(ステップS11/Yes)、キャリッジを待機位置(ホームポジション)まで移動させて(ステップS12)、待機状態(スタンバイ)に入る(ステップS19)。
一方、原稿押さえが開いているときは(ステップS11/No)、キャリッジを副走査方向に移動させて、原稿検知位置で停止させる(ステップS13)。原稿押さえが閉じられたとき、あるいは読取スタートボタンが押されたときを検出し(ステップS14/Yes)、ランプ点灯を行う(ステップS15)。キャリッジを原稿検知位置から待機位置までに移動させる(ステップS16)。キャリッジが、ある決められた位置に来たときの原稿を読取、原稿サイズを検出し(ステップS17)、ランプを消灯する(ステップS18)。キャリッジが待機状態に移動したら、待機状態(スタンバイ)に入る(ステップS19)。
しかしながら、省電力状態から復帰する場合に、復帰動作を電源投入時の立ち上げ動作と同じ手順で行うと、省電力状態から復帰してスタンバイ状態となるまでに長い時間がかかるという問題があった。そこで、省電力制御手段で装置の状態をスタンバイ状態から省電力状態に移行するときに、これに先立って移動制御手段が走査体を白基準板の下に移動させておき、復帰処理手段で復帰処理を行う際には、走査体を移動させなくても直ちに白基準板を読み取れるようにして、省電力状態からの復帰時間を短縮することを可能としている画像読取装置が知られている(特許文献2参照)。
特許第3800600号公報 特開2004−109639号公報
しかしながら、省電力状態では画像読取装置の電源がOFFされていることが一般的なため、装置に振動が与えられたときにキャリッジが移動してしまう可能性があり、その場合は正しく白基準板を読み取ることができない。さらに、イメージセンサによる原稿サイズ検出動作機能を有する装置においても、省電力状態からの復帰時間を短縮することができることが望まれる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、イメージセンサによる原稿サイズ検知機能を有する装置においても省電力状態からの復帰時間を短縮することを可能とすることを目的とする。また、省電力状態復帰時にキャリッジの位置がずれてしまった場合も検出し、エラー処理を行うことにより正常に動作することを目的とする。
本発明に係る画像読取装置は、原稿を照明する光源を搭載し、原稿に対して副走査方向に移動可能なキャリッジと、原稿を光学的に読み取った画像情報を光電変換するイメージセンサと、を有する画像読取装置であって、原稿の主走査方向のサイズを前記イメージセンサの出力により判断する第1の検知手段と、省電力モード移行時に前記キャリッジを待避位置に移動させる第1の制御手段と、省電力モードから待機モードへの移行時に、白レベル調整を行う白レベル調整手段と、前記画像読取装置が有する原稿押さえ部材が閉の場合は、前記キャリッジを待機位置まで移動させ、前記原稿押さえ部材が開の場合は、前記キャリッジを原稿サイズ検知位置まで移動させる第2の制御手段と、前記光源を点灯させ、前記キャリッジを副走査方向へ待機位置に移動する途中で、原稿サイズを検知する第2の検知手段と、省電力モードから待機モード移行時に前記キャリッジが適切な待避位置にいたかどうかを判断する判断手段と、を有し、前記判断手段により、前記キャリッジの待避位置が適切でなかったと判断された場合に、エラー復帰処理を行うことを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、上記画像読取装置を有することを特徴とする。
本発明に係る画像読取装置の制御方法は、原稿を照明する光源を搭載し、原稿に対して副走査方向に移動可能なキャリッジと、原稿を光学的に読み取った画像情報を光電変換するイメージセンサと、を有する画像読取装置の制御方法であって、原稿の主走査方向のサイズを前記イメージセンサの出力により判断するステップと、省電力モード移行時に前記キャリッジを待避位置に移動させるステップと、省電力モードから待機モードへの移行時に、白レベル調整を行うステップと、前記画像読取装置が有する原稿押さえ部材が閉の場合は、前記キャリッジを待機位置まで移動させ、前記原稿押さえ部材が開の場合は、前記キャリッジを原稿サイズ検知位置まで移動させるステップと、前記光源を点灯させ、前記キャリッジを副走査方向へ待機位置に移動する途中で、原稿サイズを検知するステップと、省電力モードから待機モード移行時に前記キャリッジが適切な待避位置にいたかどうかを判断するステップと、を有し、前記判断するステップにより、前記キャリッジの待避位置が適切でなかったと判断された場合に、エラー復帰処理を行うことを特徴とする。
本発明に係る画像読取装置の制御プログラムは、原稿を照明する光源を搭載し、原稿に対して副走査方向に移動可能なキャリッジと、原稿を光学的に読み取った画像情報を光電変換するイメージセンサと、を有する画像読取装置の制御プログラムであって、原稿の主走査方向のサイズを前記イメージセンサの出力により判断する処理と、省電力モード移行時に前記キャリッジを待避位置に移動させる処理と、省電力モードから待機モードへの移行時に、白レベル調整を行う処理と、前記画像読取装置が有する原稿押さえ部材が閉の場合は、前記キャリッジを待機位置まで移動させ、前記原稿押さえ部材が開の場合は、前記キャリッジを原稿サイズ検知位置まで移動させる処理と、前記光源を点灯させ、前記キャリッジを副走査方向へ待機位置に移動する途中で、原稿サイズを検知する処理と、省電力モードから待機モード移行時に前記キャリッジが適切な待避位置にいたかどうかを判断する処理と、をコンピュータに実行させ、前記判断する処理により、前記キャリッジの待避位置が適切でなかったと判断された場合に、エラー復帰処理を行うことを特徴とする。
本発明に係る記録媒体は、上記制御プログラムの処理を記録するコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、イメージセンサによる原稿サイズ検知機能を有する装置においても省電力状態からの復帰時間を短縮することが可能となる。また、省電力状態復帰時にキャリッジの位置がずれてしまった場合も検出し、エラー処理を行うことにより正常に動作することが可能となる。
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な実施形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
本発明の実施形態に係る画像読取装置の一例であるスキャナ13の概略断面図を図1に示す。スキャナ13は、読取り部12と、読取り部12の上部に取り付けられたSDF(シート・ドキュメントフィーダー)20とから構成される。
読取り部12には、原稿台として原稿を載置するコンタクトガラス1と、原稿露光用の照明ランプ2と第1反射ミラー3とからなる第1キャリッジ6と、第2反射ミラー4及び第3反射ミラー5からなる第2キャリッジ7と、CCDリニアイメージセンサ9(以下、CCD9と称す)に結像するためのレンズユニット8と、CCD9を搭載するセンサーボード10と、読み取り光学系等による各種の歪みを補正するためと白レベルを調整するための白基準板11から構成される。
コンタクトガラス1に原稿を載置固定して読み取る場合には、第1キャリッジ6が一定の速度で往動(矢印A方向)し、かつ、第2キャリッジ7が第1キャリッジ6の1/2の速度で第1キャリッジ6に追従して往動することにより、コンタクトガラス1上の原稿が光学的に走査される。
原稿の読取り終了後、位置Yが第1キャリッジ6のホームポジション(待機位置)となる。
なお、図示しないが、読取り部12は、第1キャリッジ6及び第2キャリッジ7を移動するためのモータ駆動系も有している。また、SDF読取時は位置Yのホームポジション(待機位置)で読み取る。
図2は、キャリッジの待機位置(Y)を示す図である。図3は、白基準板11の下にキャリッジがある状態を示し、この位置で白レベル調整を行う。図4は、待避位置にキャリッジがある状態を示す。省電力状態にあるとき、キャリッジは図4に示す位置に待避する。SDF用コンタクトガラス30の隙間からゴミが進入したときに、ミラーにゴミが付着しないようにするためにキャリッジを待避している。図5は、原稿サイズを検出する場合について説明するための図である。原稿サイズ検知時には、キャリッジを図5に示す位置に移動させ、矢印B方向にキャリッジを移動させながら、原稿サイズを検出する。
図6は、本発明の実施形態に係る読取装置13の概略機能ブロック図である。読取装置13は、キャリッジ70(第1キャリッジ及び第2キャリッジいずれをも含む)を制御する制御部71、イメージセンサ72、白レベル調整部73、原稿サイズ検知部74、キャリッジ位置判断部75を少なくとも含む。
次に読み取りデータの処理について、図7を用いて説明する。CCD9は、RGB(Red, Green, Blue)のフィルタを被せたCCDセンサが、3列並んでいるカラー3ラインCCDとする。アナログ処理回路43では、CCD9から出力されるアナログ波形の信号部分をサンプリングするとともにアンプを内蔵して信号のゲインを調整する。
A/D(Analog to Digital)コンバータ44では、R、G、B各色のアナログ画像信号を8ビットのカラーデジタル画像情報として画像処理部41に出力する。3ラインCCD9の場合にCCD9から出力される信号は、等倍時4ライン間隔の位置ズレが存在する。すなわち、R-B間では、8ラインの位置ズレが存在しており、ライン間補正部45では、R信号を8ライン蓄えて、G信号を4ライン蓄えて遅延させることでライン間の位置ズレを補正している。
シェーディング補正部46において、光学系の濃度ムラ、CCD9の感度バラツキに関する補正を各RGB信号に対して行う。
変倍時において、ライン間補正部45だけでは位置ズレが合わない場合が生じるため、ドット補正部48では、ライン間補正部45で補正しきれない、1ライン以下の位置ズレを周囲の画素を参照して補正する。
レベル変換部56では、白基準板読み取り時と原稿読み取り時のレベルを変換し、目標の値となるようにそのレベル補整係数を調整する。このときのレベル補整係数は、圧板読み取り時とSDF読み取り時と少なくとも2種類を要する。
スキャナγ部49では、反射率に関しリニアな特性を持っているデータを後段の色補正部51で色補正の補正精度が向上するような特性に変換する。像域分離部47では、後段の処理において画像の特徴に合った最適な処理を行うために、画像が文字領域であるか絵柄領域であるかを判定する。
フィルタ50では、文字領域はシャープにするためにエッジを強調し、絵柄領域に対しては滑らかにするために平滑化処理を行う。色補正部51では、CCD9で読み取ったR、G、Bの信号をC、M、Y、Kの信号に変換する。CCD9の感度、インクの特性は理想とは異なるため、複写機においては、原稿との差を補正するように色補正パラメータが調整される。
変倍部52では、主走査方向の変倍処理を行う。この場合、コンボリューション法を使うことで、読取り光学系のMTFを保持したまま変倍処理を行い、画像データの解像力を維持する。副走査方向に関しては、副走査方向の走査速度を制御することにより行う。
プリンタγ53では、原稿とコピー濃度を最終的に一致させる。原稿とトナーの分光特性の差、グレーバランス、トップ濃度が適正になるように処理を行う。階調処理部54では、8ビットの濃度情報を2値化、あるいは多値化する。このとき文字領域では2値化あるいは数段間の多値化を、絵柄領域ではディザ処理あるいは誤差拡散処理を行い、プリンタ部42に出力する。
プリンタ部42では、C、M、Y、K(Cyan, Magenta, Yellow, Black)の画像データをLD(Laser Disc)書込み55を介して、用紙に印字する。圧板上にセットした原稿の主走査方向の原稿サイズを検出する原稿サイズ検出部58は、主走査ラインの読取データを最大読取範囲分、複数ライン取り込み、原稿サイズ検知領域の平均を求める。原稿が無いところは、圧板が開放されているため、黒くなる。即ち、読取データとしては小さくなる。原稿のある箇所は、地肌が白い原稿が多いため、原稿のある箇所と無い箇所の判別は、読取データにより可能となる。
なお、図7では原稿サイズ検出部58をシェーディング補正部46の箇所に置いているが、シェーディング補正後から色補正までの間で行えばよい。
図8は、本実施形態に係る画像形成装置における画像読取装置の概略構成を示す斜視図である。第1キャリッジ6は、その両端部が2本の対称に張られたワイヤ61に固定されワイヤ61の移動と共に往復移動可能にされており、かつ、第2キャリッジ7はその両端部に第1キャリッジが固定されたワイヤ61が掛け渡されると共に、それと逆向きには掛け渡されたワイヤ61が掛け渡されたプーリが設けられている。駆動軸67の一端にはタイミングベルトプーリ65が設けられており、モータ63との間にタイミングベルト62が掛け渡されている。
以上の構成において、電源スイッチをONにすると、ホーミングのためにステッピングモータ63が始動し、タイミングベルト62を介してその駆動力がタイミングベルトプーリ65に伝達され、かつタイミングベルトプーリ65と一体の駆動軸67がステッピングモータの回転方向に回転する。また、それに伴ってワイヤは移動し、ワイヤ61に固定された第1キャリッジ6はフォワード方向に移動する。第2キャリッジ7は第1キャリッジ6の半分の速度で同方向に移動する。
各キャリッジ6、7が一定距離だけ移動するとステッピングモータ63は逆転(リターン)を開始し、第1キャリッジにある検出部66がホームポジションセンサ60内に入ったことを検知し、後述するモータ駆動制御手段により検知後所定距離を移動した時点で停止する。この停止した位置がホームポジションとなり、このホームポジション(待機位置)に第1キャリッジ6を停止させる制御をホーミングと称する。
図9はステッピングモータの駆動制御板のブロックを示す。ステッピングモータ63は図示しないモータ制御板からステッピングモータ駆動クロックCL、正逆転信号RSと駆動電流切替信号SS、マイクロステップ駆動を制御する分割数切替信号DSが入力され、これに基づいてステッピングモータ63の各相に流れる駆動電流を制御し、ステッピングモータ63の駆動制御を行う。
即ち、ステッピングモータ63の相切替タイミングは駆動クロック周波数が高いとステッピングモータ63の回転は速くなり、低いと遅くなる。このように駆動クロック周波数を制御することによりステッピングモータ63、従ってキャリッジ6、7の多種多様なスローアップ及びスローダウンが可能となる。つまり、駆動電流はスローアップ、スローダウン、読取動作時、リターン時、待機時などの状態により切替制御され、かつステッピングモータ63の位置は駆動クロック数で制御することができる。
図10は読取装置の走行制御に用いる代表的な速度線図(スキャナ駆動の基本的な駆動パターン)を示す。ステッピングモータ63は図示の速度線図に従って駆動制御され、原稿の読取は、図示のようにスローアップ動作を経て一定速度で走行させるフォワード期間に行い、この間に原稿の先端から後端まで読取るので、この間は一番速度を安定させなければならない。
原稿の読み取りが完了すると、リターン工程へと移りステッピングモータ63は逆転を開始する。できるだけ短い時間で戻すため、第1キャリッジ6を高速で移動させ、第2のキャリッジ7はその半分の速度で高速リターンさせる。リターン側移動距離はフォワード側で移動した距離分戻ればホームポジション位置に戻ることになる。
省電力状態からの復帰時についてのフローチャートを図11に示す。
本実施形態では、キャリッジの待避位置が白基準板11の下である場合について説明する。待避位置が図4に示すように白基準板の下に無い場合は、白レベル調整を行う前に待避位置から白基準板の下にキャリッジを移動する制御が追加されるだけであるため、ここではかかる追加制御の説明は省略する。
原稿セット、操作部の電源キーON等の省電力状態からの復帰要件があったとき(ステップS20)、初期値設定を行う(ステップS21)。初期値設定は、スキャナ部の読取走査や読取画像信号の処理に必要な初期値を各回路に設定する。次いで、ランプ点灯を行う(ステップS22)。ランプ点灯して安定するまで一定時間待った後、白基準板のデータを読取りながらの白レベル調整が行われる(ステップS23)。白レベル調整は、白基準板を読み取った白レベル画像信号から白レベルを目標値にするための調整値を決定し、その値をアナログ処理回路のアンプのゲインを調整する値として設定する。この時フィードバックループ動作を繰り返して調整値を求める。調整処理を終了した後、ランプを消灯する(ステップS24)。
原稿押さえが閉じているときは(ステップS25/Yes)、待機位置までキャリッジを移動させる(ステップS26)。かかる場合のキャリッジ動作を図12に示す。
一方、原稿押さえが開いているときは(ステップS25/No)、キャリッジを副走査方向の矢印A方向に移動させて、原稿検知位置で停止させる(ステップS27)。原稿押さえが閉じられたとき、あるいは読取スタートボタンが押されたときを検出し(ステップS28/Yes)、ランプ点灯を行う(ステップS29)。キャリッジを原稿検知位置から待機位置までに移動させる(S30)。キャリッジの位置が決められた範囲で原稿情報を読み取り、原稿サイズを検出する(S31)。ランプを消灯する(S32)。ステップS25からS32に示す原稿押さえが開いているときのキャリッジ動作を図13に示す。
同様にホームポジション(HP)センサ60が『0』⇒『1』になるまで前述したような駆動制御によりキャリッジ移動が行われる(S33、S34)。
待機位置に移動するまでのモータの駆動パルス数のカウント値があらかじめ設定されている値と一致する場合は(ステップS35/Yes)、待機状態(スタンバイ)になる。
カウント値が一致しない場合、あるいはある一定範囲を超える場合は(ステップS35/No)、再度ホーミング処理を行い、キャリッジの原点位置を検出する。このときのキャリッジの動作を図14、図15に示す。
ホーミング終了後、ランプを点灯し(ステップS36)、白基準板までキャリッジを移動する(ステップS37)。再度正しい位置で白レベル調整を実施し(ステップS38)、調整後ランプを消灯する(ステップS39)。その後、キャリッジを待機位置まで移動させる(ステップS40)。
この時、原稿サイズ検知動作を行っていた場合は、正しくサイズ検知が行われなかった可能性があるため、ユーザ(操作者)に原稿サイズが不定であることを通知する(ステップS41)。通知は、画像読取装置あるいは画像形成装置の操作部に表示しても良いし、端末から装置を使用している場合は、端末の画面上に表示しても良い。
次に本発明の他の実施形態について説明する。図16は、本実施形態に係る読み取り部12の上面図と裏面図である。本実施形態では、白基準板11の原稿読取領域外に検出マークを設ける。検出マークは、白基準板11で白レベル調整を行う位置に設けられる。また、検出マークは、白基準板の白と待避できる黒色とする。
省電力状態からの復帰時の初期化について図17のフローチャートに示す。この場合のキャリッジ動作は図18、図19に示す。
本実施形態は、キャリッジの待避位置が白基準板の下にある場合で説明する。待避位置が図4に示すように白基準板の下に無い場合は、白レベル調整を行う前に待避位置から白基準板の下にキャリッジを移動する制御が追加されるだけであるため、ここではかかる追加制御については説明を省略する。
原稿セット、操作部の電源キーON等の省電力状態からの復帰要件があったとき(ステップS51/Yes)、初期値設定を行う(ステップS52)。初期値設定は、スキャナ部の読取走査や読取画像信号の処理に必要な初期値を各回路に設定する。次いで、ランプ点灯を行う(ステップS52)。その後、白基準板の読み取りデータを原稿読取領域外まで読み取り、検出マークを検出できたかどうかを判定する(ステップS54)。
検出マークが有りと判断される場合は(ステップS55/Yes)、白基準板のデータを読み取りながらの白レベル調整が行われる(ステップS56)。白レベル調整は、基準白板を読み取った白レベル画像信号から白レベルを目標値にするための調整値を決定し、その値をアナログ処理回路のアンプのゲインを調整する値として設定する。この時フィードバックループ動作を繰り返して調整値を求める。調整処理を終了した後、ランプを消灯する(ステップS57)
原稿押さえが閉じているときは(ステップS58/Yes)、待機位置までキャリッジを移動させる(ステップS59)。
原稿押さえが開いているときは(ステップS58/No)、キャリッジを副走査方向の矢印A方向に移動させて、原稿検知位置で停止させる(ステップS60)。原稿押さえが閉じられたとき、あるいは読取スタートボタンが押されたときを検出し(ステップS61/Yes)、ランプ点灯を行う(ステップS62)。キャリッジを原稿検知位置から待機位置まで移動させる(ステップS63)。キャリッジの位置が決められた範囲で原稿情報を読み取り、原稿サイズを検出し(ステップS64)、ランプを消灯する(ステップS65)。同様にホームポジションセンサ60が『0』⇒『1』になるまで前述したような駆動制御によりキャリッジ移動が行われる(ステップS66、S67)。
検出マークが無いと判定された場合は(ステップS55/No)、ホーミングを実施し(ステップS68)、ランプ点灯し(ステップS69)、白基準板までキャリッジを移動し(ステップS70)、再度白レベル調整を実施する(ステップS56)。このときのキャリッジの動作を図20に示す。
上記実施形態により、イメージセンサによる原稿サイズ検知機能を有する装置においても省電力状態からの復帰時間を短縮することが可能となる。
また、省電力状態復帰時のキャリッジの位置がずれてしまった場合も検出することが出来るため、エラー処理を行うことにより、正常に動作することが出来る。
なお、各図のフローチャートに示す処理を、CPUが実行するためのプログラムは本発明によるプログラムを構成する。このプログラムを記録する記録媒体としては、半導体記憶部や光学的及び/又は磁気的な記憶部等を用いることができる。このようなプログラム及び記録媒体を、前述した各実施形態とは異なる構成のシステム等で用い、そこのCPUで上記プログラムを実行させることにより、本発明と実質的に同じ効果を得ることができる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係る画像読取装置の一例であるスキャナ13の概略断面図である。 本発明の実施形態に係るキャリッジの待機位置(Y)を示す図である。 本発明の実施形態に係る白基準板11の下にキャリッジがある状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るキャリッジが待避位置にある状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る原稿サイズを検出する場合について説明するための図である。 本発明の実施形態に係る読取装置の概略機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る読み取りデータの処理について説明するための図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るステッピングモータの駆動制御板のブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る読取装置の走行制御に用いる代表的な速度線図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の省電力状態からの復帰時の初期化について示すフローチャートである。 図11のステップS20からS25Yesのキャリッジ移動動作を説明するための図である。 図11のステップS20からS25Noのキャリッジ移動動作を説明するための図である。 図11のステップS25YesからステップS33以降におけるキャリッジ移動動作を説明するための図である。 図11のステップS25NoからステップS33以降におけるキャリッジ移動動作を説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係る読み取り部12の上面図と裏面図を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像読取装置の省電力状態からの復帰時の初期化について示すフローチャートである。 図17のステップS51からステップS58で原稿押さえが閉まっている場合のキャリッジ移動動作を説明するための図である。 図17のステップS51からステップS58で原稿押さえが開いている場合のキャリッジ移動動作を説明するための図である。 図17のステップS55で検知マークが無かった場合のキャリッジ移動動作を説明するための図である。 従来の電源投入時又はシャットダウンからの復帰時の初期化処理について示すフローチャートである。 従来のイメージセンサにより原稿サイズ検知を行う場合の電源投入時又はシャットダウンからの復帰時の初期化処理について示すフローチャートである。
符号の説明
1 コンタクトガラス
2 照明ランプ
3 第1反射ミラー
4 第2反射ミラー
5 第3反射ミラー
6 第1キャリッジ
7 第2キャリッジ
8 レンズユニット
9 ライン型CCDセンサ
10 センサーボード
11 白基準版
12 読取り部
13 スキャナ
20 SDF
21 原稿トレイ
22 原稿
23 ピックアップローラ
24 フィードローラ
25 分離ローラ
26 搬送ドラム
27 従動コロ
28 排紙ローラ
29 排紙トレイ
30 シートスルー用コンタクトガラス
31 上ガイド版
40 スキャナ部
41 画像処理部
42 プリンタ部
43 アナログ処理回路
44 A/Dコンバータ
45 ライン間補正部
46 シェーディング補正部
47 像域分離部
48 ドット補正部
49 スキャナγ部
50 フィルタ
51 色補正部
52 変倍部
53 プリンタγ
54 階調処理部
55 LD書込み
56 レベル変換部
57 レベル検出部
58 原稿サイズ検出部
60 ホームポジションセンサ
61 ワイヤ
62 タイミングベルト
63 ステッピングモータ
64 モータ
65 タイミングベルトプーリ
66 検出部
67 駆動軸
70 キャリッジ
71 制御部
72 イメージセンサ
73 白レベル調整部
74 原稿サイズ検知部
75 キャリッジ位置判断部

Claims (13)

  1. 原稿を照明する光源を搭載し、原稿に対して副走査方向に移動可能なキャリッジと、原稿を光学的に読み取った画像情報を光電変換するイメージセンサと、を有する画像読取装置であって、
    原稿の主走査方向のサイズを前記イメージセンサの出力により判断する第1の検知手段と、
    省電力モード移行時に前記キャリッジを待避位置に移動させる第1の制御手段と、
    省電力モードから待機モードへの移行時に、白レベル調整を行う白レベル調整手段と、
    前記画像読取装置が有する原稿押さえ部材が閉の場合は、前記キャリッジを待機位置まで移動させ、前記原稿押さえ部材が開の場合は、前記キャリッジを原稿サイズ検知位置まで移動させる第2の制御手段と、
    前記光源を点灯させ、前記キャリッジを副走査方向へ待機位置に移動する途中で、原稿サイズを検知する第2の検知手段と、
    省電力モードから待機モード移行時に前記キャリッジが適切な待避位置にいたかどうかを判断する判断手段と、を有し、
    前記判断手段により、前記キャリッジの待避位置が適切でなかったと判断された場合に、エラー復帰処理を行うことを特徴とする画像読取装置。
  2. 待避位置から待機位置まで、あるいは原稿サイズ検知位置から待機位置まで移動する際に、待機位置に設けられたセンサ出力に応じて、前記キャリッジが待機位置まで移動したことを判断し、前記キャリッジを待機位置に停止する第3の制御手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記判断手段は、待避位置から待機位置まで、あるいは原稿サイズ検知位置から待機位置までにキャリッジを駆動したモータの駆動パルス数が適切な値であるか否かにより、前記キャリッジが適切な待避位置にいたかどうかを判断することを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記エラー復帰処理は、待機位置から白基準板まで前記キャリッジを移動させ、再度白レベル調整を行い、白レベル調整後に待機位置までキャリッジを移動させ、原稿サイズ検知が不定であることを通知することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の画像読取装置。
  5. 前記判断手段は、白レベル補正時のイメージセンサ出力により判断することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  6. 前記画像読取装置が備える白基準板の原稿読取領域外に検出マークを設け、
    前記判断手段は、前記検出マークのイメージセンサ出力に応じて、前記キャリッジが適切な待避位置にいたかどうかを判断することを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  7. 前記エラー復帰処理は、待機位置までキャリッジを移動させ、待機位置から前記白基準板までキャリッジを移動して、再度白レベル調整を行い、白レベル調整後に原稿押さえ部材が閉の場合はキャリッジを待機位置まで移動させ、原稿押さえ部材が開の場合はキャリッジを原稿サイズ検知位置まで移動させることを特徴とする請求項5又は6記載の画像読取装置。
  8. 前記待避位置は、前記白基準板の下であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の画像読取装置。
  9. 前記待避位置は、前記白基準板と原稿サイズ検知位置との間であり、
    省電力モードから待機モード移行時に、前記キャリッジを前記待避位置から前記白基準板の下まで移動させる第3の制御手段を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の画像読取装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の画像読取装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 原稿を照明する光源を搭載し、原稿に対して副走査方向に移動可能なキャリッジと、原稿を光学的に読み取った画像情報を光電変換するイメージセンサと、を有する画像読取装置の制御方法であって、
    原稿の主走査方向のサイズを前記イメージセンサの出力により判断するステップと、
    省電力モード移行時に前記キャリッジを待避位置に移動させるステップと、
    省電力モードから待機モードへの移行時に、白レベル調整を行うステップと、
    前記画像読取装置が有する原稿押さえ部材が閉の場合は、前記キャリッジを待機位置まで移動させ、前記原稿押さえ部材が開の場合は、前記キャリッジを原稿サイズ検知位置まで移動させるステップと、
    前記光源を点灯させ、前記キャリッジを副走査方向へ待機位置に移動する途中で、原稿サイズを検知するステップと、
    省電力モードから待機モード移行時に前記キャリッジが適切な待避位置にいたかどうかを判断するステップと、を有し、
    前記判断するステップにより、前記キャリッジの待避位置が適切でなかったと判断された場合に、エラー復帰処理を行うことを特徴とする画像読取装置の制御方法。
  12. 原稿を照明する光源を搭載し、原稿に対して副走査方向に移動可能なキャリッジと、原稿を光学的に読み取った画像情報を光電変換するイメージセンサと、を有する画像読取装置の制御プログラムであって、
    原稿の主走査方向のサイズを前記イメージセンサの出力により判断する処理と、
    省電力モード移行時に前記キャリッジを待避位置に移動させる処理と、
    省電力モードから待機モードへの移行時に、白レベル調整を行う処理と、
    前記画像読取装置が有する原稿押さえ部材が閉の場合は、前記キャリッジを待機位置まで移動させ、前記原稿押さえ部材が開の場合は、前記キャリッジを原稿サイズ検知位置まで移動させる処理と、
    前記光源を点灯させ、前記キャリッジを副走査方向へ待機位置に移動する途中で、原稿サイズを検知する処理と、
    省電力モードから待機モード移行時に前記キャリッジが適切な待避位置にいたかどうかを判断する処理と、をコンピュータに実行させ、
    前記判断する処理により、前記キャリッジの待避位置が適切でなかったと判断された場合に、エラー復帰処理を行うことを特徴とする画像読取装置の制御プログラム。
  13. 請求項12記載の制御プログラムの処理を記録するコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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