JP2010040625A - 配線基板及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線密着強度を改善し、微細配線の確実な形成を実現すること。
【解決手段】ベース基材11上に設けられた樹脂層15上に犠牲導体層CPを形成後、配線パターンの形状に応じてパターニングされた開口部を有するドライフィルムレジスト層R1を形成し、上記開口部から露出している犠牲導体層CPの部分を除去後、樹脂層15の露出している部分に溝15aを形成する。次いで、溝15aの壁面及び底面を含めて樹脂層15上に、無電解めっきにより第1の導体層17を形成し、さらに溝内に、電解めっきにより第2の導体層18を形成する。そして、ドライフィルムレジスト層R1及び犠牲導体層CPが露出した残りの部分を除去する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体素子(チップ)等の電子部品を搭載するのに用いられる配線基板(以下、便宜上、「半導体パッケージ」ともいう。)及びその製造方法に関する。
最近の携帯端末やモバイル機器等の電子機器においては、その高機能化及び小型化(薄型化)が要求されており、その要求に伴い、かかる電子機器に内蔵されて用いられる配線基板(半導体パッケージ)についても配線の微細化及び高密度化が進んでいる。微細配線の形成技術としては、従来よりセミアディティブ法を利用したプロセスが多く用いられている。これは、対象とする基材(樹脂基板)に所要の前処理(両面接続用の穴明け、表面粗化、デスミア、触媒化など)を行った後、無電解銅(Cu)めっきを施し、次いで、めっきレジストのパターンを形成し、そのパターン部分に電解Cuめっきを施して配線を形成後、めっきレジストを除去し、その直下の無電解Cuめっき膜をエッチングするものである。
かかる従来技術に関連する技術としては、例えば、特許文献1に記載されるように、樹脂基材に所定パターンの溝を形成し、該基材上に無電解金属メッキ層を形成後、溝以外の基材表面にレジスト膜を選択的に形成し、該基材上に回路パターン形成用の導体層を形成後、レジスト膜及び無電解金属めっき層を除去するようにしたものがある。また、特許文献2に記載されるように、基板に配線パターン形状の凹部を付与しておき、この凹部が形成されている側の全面に導体金属を付着させ、その表面を除去して、凹部にのみ導体金属を残すようにしたものがある。
特開平1−99281号公報 特開平11−68288号公報
上述したように、微細配線形成技術としてセミアディティブ法が用いられているが、この方法では、サブトラクティブ法を利用したプロセスと比べて、配線密着強度が低下するといった問題があった。
すなわち、このセミアディティブ法では、電解Cuめっきの際のシード層として用いた無電解Cuめっき膜を最終的にエッチングする必要があるため、そのエッチングの際に、既に形成されている電解Cuめっきによる配線(断面的に見ると矩形状)の上端面及びその角部も同時にエッチングされる。その結果、配線の断面形状が、本来の矩形状から、その上端面の角部が削られた(丸められた)形状に変化し、樹脂との密着強度(配線密着強度)が低下し、場合によっては配線が剥がれるといった問題があった。
また、現状のプロセスでは、配線パターンの微細化が困難になりつつある。すなわち、セミアディティブ法では、めっきレジストとして感光性のドライフィルムが多く用いられるが、その取扱い性及びコストの面から、使用されるドライフィルムレジストの厚さは、形成されるべき配線(Cuめっき膜)の厚さよりも大きいものを選択するのが一般的である。そのため、微細配線を形成するべくこの「厚い」ドライフィルムレジストに対して所要のパターニング(露光・現像)を行うと、露光・現像後にドライフィルムレジストの一部が倒れたり、あるいは未現像の部分が形成されてしまうといった不都合が起こり得る。その結果、意図した微細配線を確実に形成することができないといった問題があった。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作されたもので、配線密着強度を改善し、微細配線の確実な形成を実現することができる配線基板及びその製造方法を提供することを目的とする。
上述した従来技術の課題を解決するため、本発明の一形態によれば、ベース基材上に樹脂層を形成する工程と、前記樹脂層上に犠牲導体層を形成する工程と、前記犠牲導体層上に、所要の配線パターンの形状に応じてパターニングされた開口部を有するドライフィルムレジスト層を形成する工程と、前記開口部から露出している前記犠牲導体層の部分を除去後、前記樹脂層の露出している部分に溝を形成する工程と、前記溝の壁面及び底面を含めて前記樹脂層上に、無電解めっきにより第1の導体層を形成する工程と、前記第1の導体層で覆われた前記溝内に、電解めっきにより第2の導体層を形成する工程と、前記ドライフィルムレジスト層を除去し、さらに前記犠牲導体層が露出した残りの部分を除去する工程とを含むことを特徴とする配線基板の製造方法が提供される。
この形態に係る配線基板の製造方法によれば、ベース基材上の樹脂層上に犠牲導体層を形成後、配線パターンの形状に応じてパターニングされた開口部を有するドライフィルムレジスト層を形成し、上記開口部から露出している犠牲導体層の部分を除去後、樹脂層の露出している部分に溝を形成し、この溝内を含めて樹脂層上に、無電解めっきにより第1の導体層17を形成し、さらに電解めっきにより第2の導体層を形成し、最後にドライフィルムレジスト層及び犠牲導体層が露出した残りの部分を除去している。つまり、第1、第2の導体層からなる配線層は、溝内に埋め込まれた構造を有している。
かかる構造により、従来技術に見られたような、電解Cuめっきの際のシード層として用いた無電解Cuめっき膜を最終的にエッチングしたときに、既に形成されている配線の上端面及びその角部もエッチングされてその断面形状が変化し、樹脂との密着強度が低下するといった不都合を解消することができる。つまり、配線密着強度を改善することができる。
また、配線層を構成する第1、第2の導体層は、樹脂層の表面に掘り込んだ溝の部分のみに形成されているので、めっきレジストとして使用されるドライフィルムレジスト層の厚さを、現状のプロセスで使用されているドライフィルムの厚さよりも薄くすることができる。これにより、この「薄い」ドライフィルムレジスト層に対して所要の露光・現像を行っても、従来技術に見られたような、露光・現像後にドライフィルムレジストの一部が倒れたり、未現像の部分が形成されてしまうといった不都合を解消することができる。つまり、本発明によれば、意図した微細配線を確実に形成することができる。
また、本発明の他の形態によれば、上記の形態に係る配線基板の製造方法によって製造され得る配線基板が提供される。この配線基板は、ベース基材と、前記ベース基材上に設けられ、その表面に配線パターンの形状に応じて溝が形成された樹脂層と、前記樹脂層の溝に埋め込まれ、該溝の壁面及び底面を覆って形成された第1の導体層及び該第1の導体層上に形成された第2の導体層からなる配線層とを備えたことを特徴とする。
本発明に係る配線基板及びその製造方法の他の構成上の特徴及びそれに基づく有利な利点等については、以下に記述する発明の実施の形態を参照しながら説明する。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は本発明の一実施形態に係る配線基板の製造方法の工程(本発明に関連する部分の工程)を断面図の形態で示したものである。また、図4はその製造方法を使用して得られた配線基板(半導体パッケージ)の一例を断面図の形態で示したものであり、図5はその配線基板に半導体素子を実装したときの状態(半導体装置)を断面図の形態で示したものである。
先ず、本実施形態の配線基板(半導体パッケージ)10の構成について、図4を参照しながら説明する。
図示の配線基板(半導体パッケージ)10において、11は配線基板のベース基材としてのコア基板、12はコア基板11の所要の箇所に形成されたスルーホールに充填された導体、13及び14はコア基板11の両面にそれぞれ所要のパターン形状に形成された1層目の配線層を示す。各配線層13,14は、所要の箇所においてコア基板11内の導体12を介して相互に接続されている。
また、15及び16はコア基板11上にそれぞれ配線層13及び14を覆って形成された層間絶縁層(樹脂層)を示し、これら樹脂層15,16には、それぞれ表面に所要の配線パターンの形状に応じて溝15a,16aが形成され、さらに当該溝内の所要の箇所において当該配線層13,14のパッド部に達するビアホール15b,16bが形成されている。17及び19はそれぞれ対応する樹脂層15,16の溝15a,16aの壁面及び底面を覆い、さらにビアホール15b,16bの壁面及び底面を覆って形成された第1の導体層(配線層の外側層)を示し、18及び20はそれぞれ対応する第1の導体層17,19上に形成された第2の導体層(配線層の内側層)を示す。これら第1、第2の導体層により、本パッケージ10における2層目の配線層が構成されている。つまり、2層目の配線層17及び18(19及び20)は、図示のように対応する樹脂層15,16の溝15a,16a及びビアホール15b,16bに埋め込まれて形成され、電流の流れる方向に沿って第1の導体層17,19と第2の導体層18,20とが並列に接続された構造を有している。
また、21及び22はそれぞれ対応する配線層18,20及び樹脂層15,16を覆って形成された層間絶縁層(樹脂層)を示し、これら樹脂層21,22にも同様に、それぞれ表面に所要の配線パターンの形状に応じて溝21a,22aが形成され、さらに当該溝内の所要の箇所において当該配線層18,20のパッド部に達するビアホール21b,22bが形成されている。23及び25はそれぞれ対応する樹脂層21,22の溝21a,22aの壁面及び底面を覆い、さらにビアホール21b,22bの壁面及び底面を覆って形成された第1の導体層(配線層の外側層)を示し、24及び26はそれぞれ対応する第1の導体層23,25上に形成された第2の導体層(配線層の内側層)を示す。これら第1、第2の導体層により、本パッケージ10における3層目の配線層が構成されている。つまり、3層目の配線層23及び24(25及び26)も同様に、図示のように対応する樹脂層21,22の溝21a,22a及びビアホール21b,22bに埋め込まれて形成され、電流の流れる方向に沿って第1の導体層23,25と第2の導体層24,26とが並列に接続された構造を有している。
また、27及び28はそれぞれ対応する配線層24,26の所要の箇所に画定されたパッド部24P,26Pを除いて両面を覆うように形成された保護膜としてのソルダレジスト層を示す。導体12及び配線層13,14,17〜20,23〜26の材料としては代表的に銅(Cu)が用いられ、樹脂層15,16,21,22の材料としては代表的にエポキシ系樹脂が用いられる。
また、ソルダレジスト層27,28から露出するパッド部24P,26Pには、それぞれ外部接続端子(本パッケージ10に搭載されるチップの電極端子、本パッケージ10をマザーボード等の実装用基板に実装する際に使用されるはんだボールやピン等)が接合されるので、各パッド部(Cu)24P,26Pにニッケル(Ni)めっき及び金(Au)めっきをこの順に施しておく。これは、外部接続端子を接合したときのコンタクト性を良くするためと、パッド部24P,26Pを構成するCuとの密着性を高め、CuがAu層中へ拡散するのを防止するためである。
さらに、チップ実装面側(図示の例では上側)のパッド部24Pについては、客先等の便宜を考慮して、実装時にチップの電極端子と接続し易いようにはんだ29を被着させている。一方、チップ実装面側と反対側のパッド部26Pについては、客先等で必要に応じて外部接続端子を接合できるように露出させた状態のままにしている。あるいは、図中破線で示すように前もってパッド部26Pにはんだボール等の外部接続端子を接合しておいてもよい。
以上のように構成された配線基板(半導体パッケージ)10には、図5に一例として示すように、半導体素子(チップ)40がその電極端子41を介して表面実装され得る。チップ40と配線基板10の電気的接続は、配線基板10のパッド部24Pに被着されたはんだ29上にチップ40の電極端子41を当接させてリフローにより行う。さらに、配線基板10とチップ40の間隙に、エポキシ系樹脂等のアンダーフィル樹脂42を充填し、熱硬化させて固定化する。図示の半導体装置50においては、チップ実装面側と反対側の面に外部接続端子としてのはんだボール30が接合されている。
次に、本実施形態の配線基板(半導体パッケージ)10を製造する方法について、その製造工程の一例(本発明に関連する部分の工程)を示す図1及び図2(さらに図3)を参照しながら説明する。図示の例では、簡略化のため、配線基板の一方の面側(チップ実装面側)の構成のみを示している。また、図示の構成に対応する他方の面側の各部材については、当該部材を指示する参照番号をかっこ書で付加している。
先ず最初の工程では(図1(a)参照)、ベース基材としてコア基板11を用意し、その所要の箇所にスルーホールを形成して導体を充填し、さらに両面に所要のパターン形状に配線層13(14)を形成する。例えば、プリント配線板に広く用いられているガラス布基材エポキシ樹脂銅張積層板を用意し、その所要の箇所にドリル加工等によりスルーホールを形成する。次に、その積層板の両面に無電解銅(Cu)めっきを施し、この無電解Cuめっき膜をシード層(給電層)として利用した電解Cuめっきにより、あるいはCuペーストを用いたスクリーン印刷法やインクジェット法等により、当該スルーホールに導体12(図2参照)を充填する。さらに、この導体12に接続されるようにしてコア基板11の両面に、サブトラクティブ法、セミアディティブ法、インクジェット法等により、所要のパターン形状に1層目の配線層13(14)を形成する。セミアディティブ法もしくはインクジェット法を用いた場合には、スルーホールへの導体12の充填と同時に配線層13(14)を形成することができ、工程の簡素化に寄与する。
次の工程では(図1(b)参照)、配線層13(14)及びコア基板11上に、エポキシ系樹脂等からなる半硬化状態の樹脂フィルムをラミネートし、熱硬化させて、層間絶縁層としての樹脂層15(16)を形成する。
次の工程では(図1(c)参照)、樹脂層15(16)上に、無電解銅(Cu)めっきを施して、犠牲導体層CPを形成する。この犠牲導体層(無電解Cuめっき膜)CPは、後述するようにその一部がシード層として利用され、最終的には全て除去される。
本工程では無電解Cuめっきにより形成しているが、スパッタリングなどの他の方法を用いて犠牲導体層CPを形成することも可能である。また、犠牲導体層CPを構成する材料の形態としては、液状のもの以外にフィルム状のものを使用してもよい。例えば、銅箔をラミネートして犠牲導体層CPを形成してもよい。
次の工程では(図1(d)参照)、犠牲導体層(無電解Cuめっき膜)CP上にパターニング材料を使用してめっきレジストを形成し、その所要の箇所を開口する(開口部OPを備えたレジスト層R1の形成)。このレジスト層R1の開口部OPは、所要の配線パターンの形状(後の工程で形成される溝15a(16a)の形状)に従ってパターニング形成される。その際、形成されるべき溝15a(16a)の大きさ(パターン幅)より若干大きくパターニングを行う。
パターニング材料としては、好適には感光性のドライフィルムが用いられる。レジストのパターニングは、例えば、以下のようにして行う。先ず両面を洗浄し、犠牲導体層CPの表面に所要の厚さのドライフィルムを熱圧着により貼り付けた後(ラミネーション)、そのドライフィルムに対し、所要の形状にパターニングされたマスク(図示せず)を用いて紫外線(UV)照射による露光を施して硬化させ、さらに所定の現像液(ネガ型の場合は有機溶剤を含む現像液、ポジ型の場合はアルカリ系の現像液)を用いて当該部分をエッチングし(開口部OPの形成)、所要のパターンの形状に応じたレジスト層R1を形成する。
本工程では、ドライフィルムのパターニング部分(レジスト層R1の開口部OP)が溝よりも若干大きく形成されているが、その理由は、後述するように無電解Cuめっきによる導通の確保を容易にするためと、レーザによる溝のパターニング時に同時にドライフィルムレジストが損傷を受けるのを回避するためである。
次の工程では(図1(e)参照)、犠牲導体層CPの露出している部分を、フラッシュエッチングにより除去する。これによって、除去された犠牲導体層CP直下の樹脂層15(16)が露出した状態となる。
次の工程では(図2(a)参照)、樹脂層15(16)の、犠牲導体層CP及びレジスト層R1の開口部に対応する箇所(すなわち、樹脂層15(16)の露出している部分)に、エキシマレーザ、CO2 レーザ、UV−YAGレーザ等を用いて、2層目の配線パターンの形状に応じた溝15a(16a)を形成する。さらに、同図には示していないが、同様のレーザによる穴明け処理により、当該溝内の所要の箇所に、それぞれ下層の配線層13(14)のパッド部に達するビアホール15b(16b)を形成する。
配線パターンの形状に応じた溝15a(16a)を形成する際は、レジスト層R1の開口部OP(図1(d)参照)よりも若干小さく形成する。つまり、図2(a)の例ではレジスト層R1の縁端が溝15a(16a)の縁と一致しているが、実際には、出来上がった溝15a(16a)の縁に対してレジスト層R1の縁端は若干後退した形状となっている。このように、レジスト層R1の開口部OPよりも小さいエリアに対してレーザによる溝のパターニングを行っているので、そのレーザ照射によってレジスト層R1の縁端部が損傷を受けるのを回避することができる。
このように樹脂層15(16)にレーザ加工を行うと、各ビアホール15b(16b)の底面(下層の配線層13(14)上)に樹脂の残渣(樹脂スミア)が残ることがある。樹脂スミアが残っていると、この後の工程でめっきを行ったときに、各ビアホールと下層の配線層13(14)との導通不良の原因となるため、スミア除去(デスミア)を行う。デスミアは、過マンガン酸カリウム法などにより行う。
次の工程では(図2(b)参照)、樹脂層15(16)に形成された各溝15a(16a)の壁面及び底面を含み、さらに当該溝内に形成された各ビアホール15b(16b)の壁面及び底面を含めて当該樹脂層上に、無電解銅(Cu)めっきを施して第1の導体層17(19)を形成する。無電解Cuめっきは、好適にはRa(算術平均粗さ)の50%〜150%程度が達成されるような条件下で行う。
このとき、レジスト層R1の縁端は上述したように溝15a(16a)の縁から若干後退しているので、出来上がった第1の導体層17(19)は、図2(b)の例では溝15a(16a)内に留まっているが、実際には、図3に例示するように樹脂層15(16)の上端面上に延びている。これにより、第1の導体層17(19)は犠牲導体層CPに接続され、樹脂層15(16)表面での電気的導通が確保される。つまり、第1の導体層17(19)は犠牲導体層CPと協働して、シード層として利用することができる。
次の工程では(図2(c)参照)、溝15a(16a)内から樹脂層15(16)の上端面にかけて形成された無電解Cuめっき膜(第1の導体層17(19))上に、この第1の導体層17(19)及び犠牲導体層CPをシード層として利用した電解Cuめっきにより、第2の導体層18(20)を形成する。
次の工程では(図2(d)参照)、めっきレジスト(レジスト層R1)として使用したドライフィルムを、水酸化ナトリウムやモノエタノールアミン系等のアルカリ性の薬液を用いて除去する。さらに、露出しているシード層(犠牲導体層CP)をウエットエッチングにより除去する。これによって、除去された犠牲導体層CP直下の樹脂層15(16)が露出し、隣り合う配線層17,18(19,20)は、図示のように相互に絶縁された状態となる。
なお、本工程では不要な犠牲導体層(Cu層)CPをウエットエッチングで除去しているが、除去する方法がこれに限定されないことはもちろんである。例えば、バフ研磨(研磨材を埋め込んだ円筒状のバフを回転させ、このバフと加工対象面(銅表面)を冷却水で湿潤させながら、バフを銅表面に押し当てて研磨する方法)等の機械的な方法を用いてもよい。
この段階で、図示のようにコア基板11の両面に1層目の配線層13(14)、樹脂層15(16)及び2層目の配線層17,18(19,20)が形成された構造体が作製されたことになる。
さらにこの後、特に図示はしていないが、この構造体に対し、図1(b)〜図2(d)の工程で行った処理と同様の処理を所要の層数となるまで繰り返し、樹脂層と配線層を交互に積み上げていく。図4に示した構成例では、コア基板11(その両面の配線層13,14を含む)を挟んで両側にそれぞれ2層の配線層(ビルドアップ層)を形成している。さらに、最外層の配線層24,26のパッド部24P,26Pの部分を除いて両面を覆うようにそれぞれソルダレジスト層27,28を形成し、各ソルダレジスト層27,28から露出している各パッド部24P,26PにNi/Auめっきを施す。そして、チップ実装面側のパッド部24Pについては、プリソルダを施しておく(はんだ29の被着)。
以上の工程により、本実施形態の配線基板(半導体パッケージ)10が製造されたことになる。
以上説明したように、本実施形態に係る配線基板(半導体パッケージ)10及びその製造方法によれば、ベース基材としてのコア基板11(及び下層の樹脂層15,16)上の樹脂層15,16(及び樹脂層21,22)の表面に、2層目の配線パターン(及び3層目の配線パターン)の形状に応じて溝15a,16a(及び溝21a,22a)が形成され、さらに当該溝内にビアホール15b,16b(及びビアホール21b,22b)が形成されている。そして、これら各溝及びその対応するビアホールの壁面及び底面を覆って第1の導体層17,19(及び第1の導体層23,25)が形成され、さらに当該第1の導体層上に第2の導体層18,20(及び第2の導体層24,26)が形成されて、これら第1、第2の導体層により2層目の配線層(及び3層目の配線層)が構成されている。つまり、各配線層は当該溝及びビアホール内に埋め込まれた構造を有している。
かかる構造により、従来技術に見られたような、電解Cuめっきの際のシード層として用いた無電解Cuめっき膜を最終的にエッチングしたときに、既に形成されている配線の上端面及びその角部もエッチングされてその断面形状が変化し、樹脂との密着強度が低下するといった不都合を解消することができる。つまり、配線密着強度を改善することができる。
また、ドライフィルムレジスト(レジスト層R1)のパターニング部分(開口部OP)は溝よりも大きく形成されているため(図1(d)参照)、図3に例示したように第1の導体層17(19)と犠牲導体層CPとの接触部は樹脂層15(16)の角部とならずに平坦面となる。その結果、無電解Cuめっき膜(第1の導体層17(19)及び犠牲導体層CP)と樹脂層15(16)との密着性が高められ、その接続信頼性が向上する。
また、図1(e)の工程において、仮にオーバーエッチングにより、ドライフィルムレジスト(レジスト層R1)直下の犠牲導体層CPの一部が余計にエッチングされたとしても、後の工程(図2(b))で行う無電解Cuめっきにより、樹脂層15(16)とレジスト層R1との隙間(犠牲導体層CPの一部がエッチングされた空所)に金属(Cu)を確実に析出させることができる。これにより、樹脂層15(16)表面での第1の導体層17(19)と犠牲導体層CPとの電気的導通が確保される。
また、配線層を構成するCuめっき層(第1の導体層17,19,23,25、及び第2の導体層18,20,24,26)は、樹脂層15,16,21,22の表面に掘り込んだ部分(溝及びビアホール)のみに形成されているので、めっきレジストとして使用されるドライフィルムの厚さを、現状のプロセスで使用されているドライフィルムの厚さよりも薄くすることができる。そのため、この「薄い」ドライフィルムレジストに対して所要のパターニング(露光・現像)を行っても、従来技術に見られたような、露光・現像後にドライフィルムレジストの一部が倒れたり、あるいは未現像の部分が形成されてしまうといった不都合を解消することができる。つまり、本実施形態に係るプロセスによれば、意図した微細配線を確実に形成することができる。
上述した実施形態では、樹脂層15(16)上に形成された犠牲導体層CP上に、所要の溝15a(16a)の形状に従ってパターニング形成されためっきレジスト(ドライフィルムレジスト)R1を設け(図1(d))、不要の犠牲導体層CPを除去した後(図1(e))、樹脂層15(16)の露出している部分に溝15a(16a)を形成し、さらに必要に応じて当該溝内にビアホール15b(16b)を形成している(図2(a))。つまり、溝15a(16a)の形状に応じてドライフィルムレジストR1をパターニングする工程と、樹脂層15(16)に溝15a(16a)を形成する工程とを分けて行う場合を例にとって説明したが、このように必ずしも別工程で行う必要がないことはもちろんである。
図4は本発明の他の実施形態に係る配線基板の製造方法の工程(本発明に関連する部分の工程)を断面図の形態で示したものである。
先ず、上述した実施形態における図1(a)〜(c)の工程と同じ工程を経た後、最初の工程では(図4(a)参照)、犠牲導体層CP上に、めっきレジストとして用いられるレジスト層R2を形成する。このレジスト層R2の材料としては、後の工程で無電解Cuめっきを施したときにそのめっき材(Cu)が付着しないものを適宜選択する。例えば、アクリル系、エポキシ系等の液状樹脂もしくは樹脂フィルムを用いることができる。
次の工程では(図4(b)参照)、そのレジスト層R2で覆われた構造体に対し、エキシマレーザ、CO2 レーザ等を用いて、レジスト層R2の上から犠牲導体層CPを貫通して樹脂層15(16)に、2層目の配線パターンの形状に応じた溝15a(16a)を形成する。さらに、同図には示していないが、同様のレーザ加工により、当該溝内の所要の箇所に、それぞれ下層の配線層13(14)のパッド部に達するビアホール15b(16b)を形成する。
これによって、図2(a)の工程で得られた構造体と同等のものが作製される。この後の工程は、上述した図2(b)〜(d)の工程と同様である。
本実施形態に係るプロセスでは、上述した実施形態で得られた効果に加え、さらに以下のメリットがある。すなわち、溝15a(16a)の形状に応じてドライフィルムレジストR2をパターニングする処理と、樹脂層15(16)に溝15a(16a)を形成する処理とを同時に行っているので、上述した実施形態に係るプロセスと比べて、工程の簡素化を図ることができる。
また、銅箔(犠牲導体層CP)と絶縁層(樹脂層15(16))を同時にパターニングする際に、非常に薄い銅箔(例えば、電解銅箔)を使用することにより、レーザによる溝15a(16a)の形成をより簡単に行うことができる。さらに、犠牲導体層CPをエッチング除去する際のエッチング量が少量で済むため、オーバーエッチングの危険性を低減することができる。なお、電解銅箔はキャリア付銅箔とも呼ばれ、金属キャリア箔の一面側に極薄電解銅箔が接着されたもので、この極薄電解銅箔はハンドリング性良く取り扱うことが可能である。金属キャリア箔と極薄電解銅箔は剥離が可能で、使用の際は金属キャリア箔を剥離して極薄電解銅箔のみを使用する。
上述した各実施形態では、配線基板のベース基材として、プラスチックパッケージにおいて用いられている樹脂基板を使用した場合を例にとって説明したが、本発明の要旨からも明らかなように、ベース基材の形態がこれに限定されないことはもちろんである。例えば、セラミックパッケージにおいて用いられているセラミック基板を用いてもよい。
本発明の一実施形態に係る配線基板の製造方法の工程(本発明に関連する部分の工程)を示す断面図である。 図1の製造工程に続く製造工程を示す断面図である。 図2(b)の工程で行う処理の補足説明図である。 本発明の他の実施形態に係る配線基板の製造方法の工程(本発明に関連する部分の工程)を示す断面図である。 図1及び図2、又は図4の製造方法を使用して得られた配線基板(半導体パッケージ)の一例を示す断面図である。 図5の配線基板に半導体素子を実装したときの状態(半導体装置)を示す断面図である。
符号の説明
10…配線基板(半導体パッケージ)、
11…コア基板(ベース基材)、
13,14…配線層、
15,16,21,22…樹脂層、
15a,16a,21a,22a…溝(配線パターン)、
15b,16b,21b,22b…ビアホール、
17,19,23,25…配線層の外側層(シード層/第1の導体層)、
18,20,24,26…配線層の内側層(第2の導体層)、
CP…犠牲導体層、
R1,R2…めっきレジスト(レジスト層)。

Claims (7)

  1. ベース基材上に樹脂層を形成する工程と、
    前記樹脂層上に犠牲導体層を形成する工程と、
    前記犠牲導体層上に、所要の配線パターンの形状に応じてパターニングされた開口部を有するドライフィルムレジスト層を形成する工程と、
    前記開口部から露出している前記犠牲導体層の部分を除去後、前記樹脂層の露出している部分に溝を形成する工程と、
    前記溝の壁面及び底面を含めて前記樹脂層上に、無電解めっきにより第1の導体層を形成する工程と、
    前記第1の導体層で覆われた前記溝内に、電解めっきにより第2の導体層を形成する工程と、
    前記ドライフィルムレジスト層を除去し、さらに前記犠牲導体層が露出した残りの部分を除去する工程とを含むことを特徴とする配線基板の製造方法。
  2. 前記ドライフィルムレジスト層を形成する工程において、前記開口部を、形成されるべき前記溝のパターン幅よりも大きくパターニングすることを特徴とする請求項1に記載の配線基板の製造方法。
  3. 前記ベース基材上に樹脂層を形成する工程において、少なくとも一方の面に配線層が形成されたベース基材を用意し、該ベース基材の配線層が形成されている側の面を覆って当該樹脂層を形成し、
    前記樹脂層の露出している部分に溝を形成する工程において、さらに当該溝内に前記ベース基材の配線層に達するビアホールを形成し、
    前記第1の導体層を形成する工程において、該第1の導体層をさらに前記ビアホールの壁面及び底面にも形成することを特徴とする請求項1に記載の配線基板の製造方法。
  4. ベース基材上に樹脂層を形成する工程と、
    前記樹脂層上に犠牲導体層を形成する工程と、
    前記犠牲導体層上にドライフィルムレジスト層を形成する工程と、
    所要の配線パターンの形状に応じて前記ドライフィルムレジスト層の上から前記犠牲導体層を貫通して前記樹脂層に、当該配線パターンの形状に応じた溝を形成する工程と、
    前記溝の壁面及び底面を含めて前記樹脂層上に、無電解めっきにより第1の導体層を形成する工程と、
    前記第1の導体層で覆われた前記溝内に、電解めっきにより第2の導体層を形成する工程と、
    前記ドライフィルムレジスト層を除去し、さらに前記犠牲導体層が露出した残りの部分を除去する工程とを含むことを特徴とする配線基板の製造方法。
  5. 前記ベース基材上に樹脂層を形成する工程において、少なくとも一方の面に配線層が形成されたベース基材を用意し、該ベース基材の配線層が形成されている側の面を覆って当該樹脂層を形成し、
    前記溝を形成する工程において、さらに当該溝内に前記ベース基材の配線層に達するビアホールを形成し、
    前記第1の導体層を形成する工程において、該第1の導体層をさらに前記ビアホールの壁面及び底面にも形成することを特徴とする請求項4に記載の配線基板の製造方法。
  6. ベース基材と、
    前記ベース基材上に設けられ、その表面に配線パターンの形状に応じて溝が形成された樹脂層と、
    前記樹脂層の溝に埋め込まれ、該溝の壁面及び底面を覆って形成された第1の導体層及び該第1の導体層上に形成された第2の導体層からなる配線層とを備えたことを特徴とする配線基板。
  7. 前記ベース基材は、少なくとも一方の面に形成された配線層を有し、
    前記樹脂層は、前記ベース基材の配線層が形成されている側の面を覆って形成され、前記樹脂層の溝内に前記ベース基材の配線層に達するビアホールが形成されており、
    前記第1の導体層は、さらに前記ビアホールの壁面及び底面を覆って形成されていることを特徴とする請求項6に記載の配線基板。
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