JP2010038041A - オイルレベル検出装置 - Google Patents
オイルレベル検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010038041A JP2010038041A JP2008202023A JP2008202023A JP2010038041A JP 2010038041 A JP2010038041 A JP 2010038041A JP 2008202023 A JP2008202023 A JP 2008202023A JP 2008202023 A JP2008202023 A JP 2008202023A JP 2010038041 A JP2010038041 A JP 2010038041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- float
- housing
- oil
- oil level
- detection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
【解決手段】フロート36の外周面41に凹凸部42が設けられ、ハウジング37の内周面43に凹凸部44が設けられ、ハウジング37が鉛直線45に対して傾斜したときにフロート36側の凹凸部42がハウジング37側の凹凸部44に噛み合って、フロート36が昇降不能になるようにしている。
【効果】ハウジングが鉛直線に対して大きく傾斜したときに、オイル面が大きく上下に変位するが、このときはフロート側の凹凸部がハウジング側の凹凸部に噛み合いフロートが昇降不能になるので、スイッチがONになる心配はない。
ハウジングが鉛直に戻ったら、凹凸部の係合が解かれ、フロートは昇降可能となる。従って、傾斜時にオイルレベルの誤検出を防ぐことができる。
【選択図】図2
Description
実用のオイルレベル検出装置は、エンジンの姿勢が鉛直である場合にオイルレベルを検出すれば実用上十分であった。
図7は従来の技術の基本構成を説明する図であり、オイルレベル検出装置100は、オイルに浮かぶフロート101と、このフロート101を囲うと共に上昇自在に支えるハウジング102と、このハウジング102に設けられフロート101が所定のレベルまで下降したことを検出するスイッチ103とを備えている。
スイッチ103は、フロート101に設けられている導通片104と、ハウジング102に設けられているプラス接点105及びマイナス接点106とからなる。
ハウジングが鉛直に戻ったら、凹凸部の係合が解かれ、フロートは昇降可能となる。従って、傾斜時にオイルレベルの誤検出を防ぐことができる。
図1は本発明に係るオイルレベル検出装置を採用したエンジンの正面断面図であり、内燃機関としてのエンジン10は、オイル(潤滑油)12を貯留するクランクケース13と、このクランクケース13に水平に且つ回転自在に取り付けた出力軸としてのクランク軸14と、クランクケース13に一体的に且つ傾斜させて形成した1個のシリンダブロック15と、このシリンダブロック15のシリンダ16にスライド可能に取り付けたピストン17と、これらのピストン17及びクランク軸14を連結するコンロッド18と、シリンダブロック15に取り付けたシリンダヘッド21と、このシリンダヘッド21の吸気ポート22に昇降自在に取り付けた吸気弁23と、シリンダヘッド21の排気ポート24に昇降自在に取り付けた排気弁25と、クランクケース13の下部に設けられエンジン10を支える台座部26と、この台座部26の開口27に設けられオイルレベル(潤滑油レベル)を検出するフロート式のオイルレベル検出装置(オイルアラート)30と、を備えている。
クランク軸14はクランクピン32を備え、クランク室31にてコンロッド18に連結し、このコンロッド18にピストン17を連結したものである。
なお、飛散したオイル12は、クランク室31及びシリンダ16内の各部材の摺動部分に浸入して潤滑することができる。
この結果、ハウジング37が鉛直である場合は、フロート36は昇降可能になる。一方、ハウジングが傾斜している場合は、フロート36側の凹凸部42が、ハウジング37側の凹凸部44に噛み合って、フロート36が昇降不能になる。
図5はハウジングが鉛直である場合の作用を説明する図である。
(a)はオイル12の量が規定レベル以上である場合の図であり、オイル12からの浮力でフロート36は上昇する。導通片46が、プラス接点47及びマイナス接点48から離れているので、スイッチ38はOFFを維持する。
(a)はオイル12の量が規定レベル以上である場合の図であり、オイル12からの浮力でフロート36は上昇する。導通片46が、プラス接点47及びマイナス接点48から離れているので、スイッチ38はOFFを維持する。
また、汎用エンジンがもとの姿勢(ハウジング37が鉛直)に戻れば、オイルレベル検出装置は(a)で説明した状態に戻る。
エンジン始動動作中、オイルレベルが規定レベル以上あるときは、オイルレベル検出装置のスイッチはOFFになり、エンジンは始動する。
エンジン始動動作中、オイルレベルが規定レベルよりも少ないときは、オイルレベル検出装置のスイッチはONになり、エンジンは始動しない。
エンジン運転中、オイルレベルが規定レベルよりも少ないときは、オイルレベル検出装置のスイッチはONになり、エンジン点火装置の点火回路を遮断してエンジンは停止する。
エンジン運転中、傾斜によりオイル面が大きく上下に変位したときは、オイルレベル検出装置のスイッチはOFFを維持し、エンジンは停止しない。
図1に示すように、エンジンは単気筒且つ傾斜シリンダ型のOHC(overhead camshaft)式空冷エンジン10であったが、これに限るものではなく、内燃機関に類するものであればよく、シリンダ気筒数やシリンダの配列(例えば、直列若しくはV型)も任意である。
Claims (1)
- エンジンのオイル溜め室内に配置されオイルからの浮力で上昇するフロートと、このフロートを囲うと共に上昇自在に支えるハウジングと、このハウジングに設けられ前記フロートが所定レベルまで下降したことを検出するスイッチと、からなるオイルレベル検出装置において、
前記フロートの外周面に凹凸部が設けられ、前記ハウジングの内周面に凹凸部が設けられ、前記ハウジングが鉛直線に対して傾斜したときにフロート側の凹凸部がハウジング側の凹凸部に噛み合って、前記フロートが昇降不能になるようにしたことを特徴とするオイルレベル検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008202023A JP5114337B2 (ja) | 2008-08-05 | 2008-08-05 | オイルレベル検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008202023A JP5114337B2 (ja) | 2008-08-05 | 2008-08-05 | オイルレベル検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010038041A true JP2010038041A (ja) | 2010-02-18 |
JP5114337B2 JP5114337B2 (ja) | 2013-01-09 |
Family
ID=42010845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008202023A Active JP5114337B2 (ja) | 2008-08-05 | 2008-08-05 | オイルレベル検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5114337B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0234709U (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-06 | ||
JPH0279427U (ja) * | 1988-12-06 | 1990-06-19 | ||
JPH02133623U (ja) * | 1989-04-11 | 1990-11-06 | ||
JP2007002724A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のオイルレベル検知装置 |
JP2007002718A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Honda Motor Co Ltd | エンジンのオイルレベル検出装置 |
-
2008
- 2008-08-05 JP JP2008202023A patent/JP5114337B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0234709U (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-06 | ||
JPH0279427U (ja) * | 1988-12-06 | 1990-06-19 | ||
JPH02133623U (ja) * | 1989-04-11 | 1990-11-06 | ||
JP2007002724A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関のオイルレベル検知装置 |
JP2007002718A (ja) * | 2005-06-23 | 2007-01-11 | Honda Motor Co Ltd | エンジンのオイルレベル検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5114337B2 (ja) | 2013-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006144700A (ja) | 内燃機関用エンジンのピストン及び内燃機関用エンジンのピストンとピストンリングの組合せ | |
JP6021826B2 (ja) | 内燃機関用のピストン | |
JP5984850B2 (ja) | 内燃機関用のピストン | |
JP2008002455A (ja) | 4サイクルエンジンの潤滑装置 | |
JP5114337B2 (ja) | オイルレベル検出装置 | |
JP4391968B2 (ja) | 内燃機関のオイルレベル検知装置 | |
CN203239413U (zh) | 一种发动机油底壳 | |
JP2007309130A (ja) | 内燃機関 | |
JP2009180166A (ja) | オイルレベルゲージ付きの内燃機関 | |
JP6136557B2 (ja) | 内燃機関のシリンダヘッドカバー | |
CN207231601U (zh) | 一种缝纫机的油盘油量检测装置 | |
JPS6014884Y2 (ja) | 内燃機関における潤滑オイルの回路構造 | |
CN216198518U (zh) | 一种发动机的活塞及发动机 | |
JPS6226574Y2 (ja) | ||
JP2007120444A (ja) | オイルパン | |
JPH06212941A (ja) | 内燃機関の動弁室構造 | |
JPS603298Y2 (ja) | オイルレベル検出装置 | |
JP2007224762A (ja) | エンジンの検油装置 | |
JPS643762Y2 (ja) | ||
JP6430860B2 (ja) | フロート式オイルレベル検出装置 | |
JPH0322499Y2 (ja) | ||
JP6791003B2 (ja) | 内燃機関 | |
KR200176251Y1 (ko) | 자동차의 엔진 오일 비산 탱크 구조 | |
JPH0569353U (ja) | 2サイクルエンジン用ピストン | |
JPS6322388Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120403 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121009 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121015 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5114337 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |