JP2010037747A - ウインドレギュレータ組立体及びその組み付け方法 - Google Patents
ウインドレギュレータ組立体及びその組み付け方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】
ワイヤに着脱可能で、ワイヤのガイドに沿った部分で外部に露出した部分を覆うようにワイヤに設けられた保護材81を有する。
【選択図】図1
Description
モータ60は、ドアのインナパネルに取付けられる。このモータ60の出力軸にはウォームとウォームホイールからなる減速機61が設けられ、減速機61の出力軸61aにはドラム101が取り付けられる。そして、ドラム101に一端部が掛止された第1のワイヤaはターンガイド54を介してスライダ57に至り、その他端部はスライダ57のワイヤエンドケース64に接続されている。
従って、ワイヤa,ワイヤb,ワイヤcは、ワイヤエンドケース64,64’を介して実質的には、一本のワイヤと見ることができる。
これらの図において、ウインドレギュレータ組立体1は、並設された同一構造の二本のガイド6,6’を有している。よって、おもにガイド6側を用いて説明し、ガイド6’側での同一部分には、同一符号にダッシュ(’)を付し、重複する説明は省略する。
モータ10は、ドアのインナパネルに取付けられる。このモータ10の出力軸にはウォームとウォームホイールからなる減速機11が設けられ、減速機11の出力軸にはドラム71が取り付けられる。
このような構成のウインドレギュレータの作動を説明する。モータ10が駆動されると、実質的に一本となったワイヤa,ワイヤb,ワイヤcが移動し、ワイヤa,ワイヤbに取り付けられたスライダ7と、ワイヤb,ワイヤcに取り付けられたスライダ7’とがガイド6とガイド6’とに沿って移動し、ウインドガラス51が開閉する
本形態例のウインドレギュレータ組立体1では、下記アウタチューブを用いてワイヤを保護している。
抜け止め部材87は、スライダ7の一方の面に対向し、ウインドガラス2の取り付け用の穴7aを覆う不織布でなる第1部材87aと、スライダ7の他方の面に対向し、自然状態ではウインドガラス2の取り付け用の穴7aを挿通できない形状で、弾性変形するとウインドガラス2の取り付け用の穴7aを挿通可能な形状に変形可能な不織布でなる第2部材87bとからなっており、ひも85の先端から第2部材87b、第1部材87aの順に取り付けられている。更に、第2部材87bは、先端側が尖った凸部87cを有し、ひも85を引くと、最初に凸部の先端側からウインドガラス2の取り付け用の穴7aに入るように第2部材87bはひも85に取り付けられている。
最初に図5を用いてドアを説明する。図5は内張を取り除いたサッシュレスドアを車内側から見た図である。図において、91はアウタパネル、93はインナパネルである。アウタパネル91とインナパネル93とは、ウエストラインを除いた3辺をヘミングし、スポット溶接で組み付けられている。
最後に、図7に示すように、スライダ7,7’のウインドガラス取り付け用の穴7a、7a’を用いてウインドガラス2を取り付ける(ステップ4)。
(1)ステップ1で、ウインドレギュレータ組立体1をドアのインナパネル93に形成された穴93aからインナパネル93とアウタパネル91との間の空間に挿入する際に、ウインドレギュレータ組み立て体1のワイヤが外部に露出した部分、即ち、X部分、Y部分は、保護材本体83,83’が装着されているので、ワイヤの外部にむき出しとなる部分がなくなる。よって、ウインドレギュレータ組立体1をインナパネル93の穴93aを通す際に、穴93aのエッジで、ワイヤに傷がつくことがなく、ワイヤの耐久性が低下しない。
(4) 第2部材87b,87b’は、先端側が尖った凸部87c,87c’を有し、ひも85,85’を引くと、最初に凸部87c,87c’の先端側からウインドガラス2の取り付け用の穴7a,7a’に入るように第2部材87b,87b’はひも85,85’に取り付けられていることにより、ひも85,85’を引くと、第2部材87b,87b’は、凸部87c,87c’の尖った先端側からウインドガラス2の取り付け用の穴7a,7a’に入り、弾性変形しながらウインドガラス2の取り付け用の穴7a,7a’を通る。よって、ウインドガラス2の取り付け用の穴7a,7a’からの抜け止め部材87,87’の取り外しが容易となる。
2 ウインドガラス
6 ガイド
7 スライダ
7a 穴
81 保護材
83 保護材本体
85 ひも
87 抜け止め部材
87a 第1部材
87b 第2部材
Claims (8)
- ウインドガラスの開閉方向に沿って設けられるガイドと、
該ガイドに移動可能に係合し、前記ウインドガラス取付用の穴が設けられたスライダと、
前記ガイドに沿って配索され、前記スライダに接続されたワイヤと、
を有したウインドレギュレータ組立体において、
前記ワイヤに着脱可能で、前記ワイヤの前記ガイドに沿った部分で外部に露出した部分を覆うように前記ワイヤに設けられた保護材を有することを特徴とするウインドレギュレータ組立体。 - 前記保護材は、
前記ワイヤの前記ガイドに沿った部分で外部に露出した部分を覆うように前記ワイヤに設けられた保護材本体と、
該保護材本体に設けられ、先端側が前記スライダのウインドガラス取付用の穴に取り付けられるひもと、
からなることを特徴とする請求項1記載のウインドレギュレータ組立体。 - 前記スライダの一方の面に対向し、前記ウインドガラス取り付け用の穴を覆う第1部材と、
前記スライダの他方の面に対向し、自然状態では前記ウインドガラス取り付け用の穴を挿通できない形状で、弾性変形すると前記ウインドガラス取り付け用の穴を挿通可能な形状に変形可能な第2部材とからなり、
前記ひもの先端から前記第2部材、前記第1部材の順に取り付けられた抜け止め部材を設けたことを特徴とする請求項2記載のウインドレギュレータ組立体。 - 前記第2部材は先端側が尖った凸部を有し、
前記ひもを引くと、最初に前記凸部の先端側から前記ウインドガラス取り付け用の穴に入るように前記第2部材が前記ひもに取り付けられていることを特徴とする請求項3記載のウインドレギュレータ組立体。 - ウインドガラスの開閉方向に沿って設けられるガイドと、
該ガイドに移動可能に係合し、前記ウインドガラス取付用の穴が設けられたスライダと、
前記ガイドに沿って配索され、前記スライダに接続されたワイヤと、
を有したウインドレギュレータ組立体の組み付け方法において、
前記ワイヤに着脱可能で、前記ワイヤの前記ガイドに沿った部分で外部に露出した部分を覆うように前記ワイヤに設けられる保護材を前記ウインドレギュレータ組立体に装着し、
該ウインドレギュレータ組立体をドアのインナパネルに形成された穴からインナパネルとアウタパネルとの間の空間に挿入し、
前記ガイドを前記インナパネルに取り付け、
前記保護材を取り外し、
前記スライダのウインドガラス取り付け用の穴を用いて前記ウインドガラスを取り付けたことを特徴とするウインドレギュレータ組立体の組み付け方法。 - 前記保護材は、
前記ワイヤの前記ガイドに沿った部分で外部に露出した部分を覆うように前記ワイヤに設けられた保護材本体と、
該保護材本体に設けられ、先端側が前記スライダのウインドガラス取付用の穴に取り付けられるひもと、
からなることを特徴とする請求項5記載のウインドレギュレータ組立体の組み付け方法。 - 前記スライダの一方の面に対向し、前記ウインドガラス取り付け用の穴を覆う第1部材と、
前記スライダの他方の面に対向し、自然状態では前記ウインドガラス取り付け用の穴を挿通できない形状で、弾性変形すると前記ウインドガラス取り付け用の穴を挿通可能な形状に変形可能な第2部材とからなり、
前記ひもの先端から前記第2部材、前記第1部材の順に取り付けられた抜け止め部材を設けたことを特徴とする請求項6記載のウインドレギュレータ組立体の組み付け方法。 - 前記第2部材は先端側が尖った凸部を有し、
前記ひもを引くと、最初に前記凸部の先端側から前記ウインドガラス取り付け用の穴に入るように前記第2部材が前記ひもに取り付けられていることを特徴とする請求項7記載のウインドレギュレータ組立体の組み付け方法。
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JPH0813911A (ja) * | 1994-06-29 | 1996-01-16 | Koito Mfg Co Ltd | 自動車用窓ガラスの昇降装置 |
JP2002068047A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-08 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車用サドルバッグのロック構造 |
JP2004204549A (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Shiroki Corp | 駆動ワイヤ及びワイヤ式ウインドレギュレータ |
JP2005137062A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Oi Seisakusho Co Ltd | カバー部材およびカバー部材の製造方法 |
JP2007023591A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Hi-Lex Corporation | ウインドレギュレータおよびそのウインドレギュレータを用いた車両のドア構造 |
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