JP2010036991A - シート搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シート先端の異常(シート先端の非真直)を検出し、シート搬送路におけるシート同士の接触を回避する。
【解決手段】 それぞれフィードローラを備えた複数のシート供給系を備えたシート搬送装置において、シート先端が搬送ローラの下流側まで送られたシートを、シート先端がシート供給系の個別搬送路に収まるまで送り戻す際に、シート先端が搬送ローラよりも上流側の設定された距離まで送り戻されたことを判断し、これに基づいて、搬送ローラだけ回転を停止する等、フィードローラに対して相対的に搬送ローラの回転速度を変化させて、許容値を超えたシート先端の異常を検知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、および搬送するシートに画像を形成する画像形成装置に関する。
シート搬送装置には、複数のシート収容部を設けて、複数種のロールシートの供給を選択的に行なうように構成したものが広く知られている。
この従来の装置では、あるシート収容部からのロールシートのシート先端が、各シート収容部からの個別搬送路の合流部に残っていると、他のシート収容部から供給されるシートと接触して、トラブルが生じる場合がある。これを回避するために、シート先端を合流部よりもシート収容部の側の個別搬送路まで後退させるようにしたものがある。(第1の従来例: 特許文献1、文献2参照)。
また、搬送するシートの進行方向のシート先端の辺は、本来は搬送方向に直交した真直な形状である。しかし、シートのカット不良や、搬送時のシートの傾き(斜行)により必ずしも直交はしていない。そこで、これを検出する機構を設けて、直交していない場合にはカッターで直交となるように切断するものがある。(第2の従来例: 特許文献3参照)。
検出には、ロールシートの搬送方向に対して直角に複数のフォトセンサを配置し、各々のフォトセンサの出力のタイミングを監視する。タイミングを比較してズレがあれば、通過中のシートのシート先端が搬送方向に対して直交でないことが検出できる。
特開平9−263015号公報 特開平10−129900号公報 特開平8−12148号公報
しかしながら、上記の従来例には以下のような改良すべき点がある。
上記第1の従来例は、シート先端が搬送方向に直交して且つ真直な直線形状であることを前提としている。しかしながら、現実にはそうとは限らない。例えば、和紙などのシート先端が不揃いで真直でない媒体を使用する場合がある。また、シートの切断不良や斜行で直交していないこともあり得る。また、装置内蔵のカッターで切断できないシートをユーザーがハサミ等で手で切断する場合や、極端な場合はユーザーがシートを手で引きちぎる場合もある。このように、シート先端が真直且つ直交ではない、シート先端の異常が考えられるが、従来例の装置はそこまでは想定してない。したがって、シートを規定量だけ送り戻しても、シート先端の一部が搬送路の合流部に残って、別のシートとの接触によってシートに傷が付いたり、ジャムが発生する畏れは依然として残る。
上記第2の従来例は、シートの幅方向に複数のフォトセンサを配置するが、大判プリンタのようにシート幅が広くなるほど、多くのセンサが必要になり、コストアップにつながる。大判プリンタではシート幅60インチといった大型のものもあり、その場合は数多くのセンサが必要となってしまう。
かといってセンサの数を減らしたのでは、検出の精度が低くなる。隣り合うセンサ同士の間の領域に、シート先端の一部が搬送方向に飛び出す部分が位置するような形状の、シート先端に異常があるシートが送られると、その飛び出し部分を検出することができない。すなわち、第2の従来例は、シートの直交性とともに真直性を検出するのには必ずしも適切ではない。
本発明は上述の課題の認識に鑑みてなされたものである。
本発明の目的は、搬送されるシートのシート先端の異常を、簡素な機構で確実に検出する装置および方法の提供である。
本発明の別の目的は、シート供給系を複数備えた装置において、搬送されるシートの先端の異常が要因となる、シート同士の接触によるトラブルを低減することである。
上記課題を解決する本発明のある形態は、搬送路にてシートを搬送する搬送ローラと、前記搬送路に沿ってシートを前記搬送ローラに向けて送るフィードローラとを有し、シート先端が前記搬送ローラよりも下流側まで送られたシートを、前記フィードローラおよび前記搬送ローラにより送り戻すことが可能なシート搬送装置であって、送り戻す際に、前記シート先端が前記搬送ローラよりも上流側まで送り戻されたと判断したら、前記フィードローラに対して相対的に前記搬送ローラの回転速度を変化させて、前記シート先端の異常を検知する検知手段を備えたことを特徴とする。
好ましくは、前記フィードローラは、第1のシート収容部にセットされたシートを、第1の個別搬送路およびそれより下流の共通搬送路に沿って、前記搬送ローラに向けて送る第1のフィードローラと、前記第1のシート収容部とは異なる第2のシート収容部にセットされたシートを、前記第1の個別搬送路とは異なる第2の個別搬送路およびそれより下流の前記共通搬送路を通して、前記搬送ローラに向けて送る第2のフィードローラとを有し、前記第1のシート収容部からのシートは、前記第1のフィードローラにより、前記シート先端が前記第1の個別搬送路に収まるまで送り戻し、前記第2のシート収容部からのシートは、前記第2のフィードローラにより、前記シート先端が前記第2の個別搬送路に収まるまで送り戻す。
本発明の別の形態は、搬送路にてシートを搬送する搬送ローラと、前記搬送路に沿ってシートを前記搬送ローラに向けて送るフィードローラとを有するシート搬送装置における異常検出方法であって、シート先端が前記搬送ローラよりも下流側まで送られたシートを、前記フィードローラおよび前記搬送ローラにより送り戻すステップと、前記シート先端が前記搬送ローラよりも上流側まで送り戻されたことを判断するステップと、該判断に基づいて、前記フィードローラに対して相対的に搬送ローラの回転速度を変化させて、前記シート先端の異常を検知するステップとを備えたことを特徴とする。
本発明のさらに別の形態は、共通搬送路にてシートを搬送する搬送ローラと、第1のシート収容部にセットされたシートを、第1の個別搬送路およびそれより下流の前記共通搬送路に沿って、前記搬送ローラに向けて送る第1のフィードローラと、前記第1のシート収容部とは異なる第2のシート収容部にセットされたシートを、前記第1の個別搬送路とは異なる第2の個別搬送路およびそれより下流の前記共通搬送路を通して、前記搬送ローラに向けて送る第2のフィードローラとを有するシート搬送装置における異常検出方法であって、シート先端が前記搬送ローラの下流側まで送られた前記第1のシート収容部からのシートを、前記シート先端が前記第1の個別搬送路に収まるまで送り戻すステップと、前記シート先端が前記搬送ローラよりも上流側まで送り戻されたことを判断するステップと、該判断に基づいて、前記第1のフィードローラに対して相対的に前記搬送ローラの回転速度を変化させて、前記シート先端の異常を検知するステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、搬送されるシートのシート先端の異常を、簡素な機構で確実に検出することができる。また、シート供給系を複数備えた装置において、搬送されるシートの先端の異常が要因となる、シート同士の接触によるトラブルを低減することできる。これにより、実用性の高いシート搬送装置や画像形成装置を提供するものである。
本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。なお、以下はシートに画像を形成する画像形成装置としてインクジェットプリンタを例に上げて説明するが、本発明の適用範囲はこれに限らない。例えば、電子写真方式、サーマル方式、ドットインパクト方式などの様々な方式のプリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機などのオフィスユースやホームユースの画像形成装置にも適用可能である。さらに、シート状の物品(本発明においては、この物品も「シート」と称する)を搬送するシート搬送装置を備えた生産装置や産業機器にも適用可能である。
<実施の形態>
図1は本発明にかかる実施の形態のインクジェットプリンタの装置主要部の側面図である。
インクジェット方式の画像形成部は、キャリッジ10とそれに搭載されるインクジェット方式の記録ヘッド1とを有し、キャリッジ10は図の紙面垂直方向に手前から奥へと走査する。この主走査と同時に、プラテン20の上でシートが副走査方向(図の左方向)に搬送されて、記録ヘッド1によりインクを吐出してシート上に二次元の画像を形成する。キャリッジ10の走査方向における位置を取得するために、主走査方向に図示しないエンコーダパターンと、これを光学的または磁気的に読み取るキャリッジ10に搭載されたセンサからなるリニアスケールが設けられている。
搬送ローラ11は共通搬送路2に設けられ、後述する複数種のシートは、搬送ローラ11によって共通搬送路2を搬送される。搬送ローラ11はモータの駆動により回転する。搬送ローラ11が順方向に回転(順回転)すると、搬送ローラ11に挟持されたシートは、搬送ローラ11に対して上流側(図中の右側)から下流側(図中の左側)に搬送される。逆に、搬送ローラ11が逆方向に回転(逆回転)すると、シートは搬送ローラ11に対して下流側から上流側に搬送される。搬送ローラ11によるシート挟持は、ユーザーによるレバー操作により手動で解除できるようになっている。なお、本発明においては、副走査方向に搬送されるシートの先端の主走査方向に沿った一辺を「シート先端」と称する。
共通搬送路2の搬送ローラ11の近傍には、シートを検出する光学式反射型のセンサ18が設けられている。センサ18は共通搬送路2を送られてきたシートの有無を光学的に検出する。センサ18は、発光素子と受光素子を有し、発光素子からの光を、共通搬送路2で搬送ローラ11の挟持位置から所定距離だけ上流側の照射位置に照射する。そして、照射位置にあるシート又は搬送路表面からの反射光を受光素子で受けて、その受光光量からシートの有無を判別する。このセンサ18は、搬送ローラの挟持位置よりも上流側でのシート先端の位置情報を取得する位置取得手段のひとつの形態である。
カッターユニット19(シート切断手段)は上下に刃を備え、シートを上下から挟み込んで、モータの駆動によって図の紙面垂直方向に移動することでシートを自動切断する。
シート収容部12(第1のシート収容部)には、長い帯状のシートがロール状に巻かれたロールシート12aが取り付けられる。ロールシート12aの中心には管12bがあり、そこに軸が通され、シート収容部12にセットされる。シート収容部12には、ロールシート12aを管12bの軸を中心に回転させる駆動用モータが設けられ、クラッチで動力を伝達して回転を制御する。後述のシート巻き戻し時には、ロールシート12aを図中時計回りに回転させ、シートの弛みを取る動作を行う。軸とモータの間には、ロールシートの回転検知用のエンコーダが設けられ、ロールシート12aの回転速度を検出する。後述のように、この検出により、シートが送られているか否かの判断を行うことができる。
フィードローラ13(第1のフィードローラ)は、ロールシート12aを搬送ローラ11に向けて給送するものである。フィードローラ13は、ローラ回転によってシート搬送すると共に、シートの挟持を開閉する、2つの動作を行なう。これらの動作の駆動には上述のモータの動力を用いる。モータの動力伝達のために、フィードローラ13とモータの間に、開閉のための圧解除クラッチ、およびローラ回転のための給送用クラッチが設けられている。さらにフィードローラ13の回転を検出するエンコーダが設けられている。
シートを送り出す際には、フィードローラ13を閉じてシートを挟持した状態で、フィードローラ13が順方向に回転(順回転)して、シート12aが、第1の個別搬送路3とその先の共通搬送路2に沿って送り出される。逆に、シート巻き戻し時には、フィードローラ13が上記とは逆方向に回転(逆回転)して、シート12aが逆方向に送り戻される。シート搬送時には、上述のエンコーダにより、フィードローラ13の回転量を検出してフィードバック制御を行なう。
図1は、シート12aのシート先端が、共通搬送路2に沿って搬送ローラ11に挟持される位置までフィードローラ13および搬送ローラ11によって送られた状態である。シート先端が搬送ローラ11の挟持位置から所定の距離(本例では8mm)だけ出た位置で位置停止して、フィードローラ13を開いて挟持を解除する。そして、ここからは搬送ローラ11のみでシートを挟持して駆動する。搬送ローラ11で副走査方向にシートを移動させながら、記録ヘッド1でシートに画像形成を行なう。
センサ16は、第1の個別搬送路3のフィードローラ13の近傍において、シートが有るか無いかの有無を判別する光学式の反射型センサである。センサ16は、センサ18と同様、発光素子と受光素子を有し、発光素子からの光を個別搬送路3の検出位置に照射して、シート又は搬送路表面からの反射光を受光素子で受けて、その受光光量からシートの有無を判別する。
以上は第1のシート供給系の説明である。この下方には同様の構成を持った第2のシート供給系が設けられている。第1のシート収容部12の下方には、シート収容部14(第2のシート収容部)が設けられている。シート収容部14には、シート状のロールシート14aが、その軸14bを中心に回転可能に取り付けられる。ロールシート14aは、ロールシート12aとは異なる種類(シート幅やシート材質)のものであっても、同一ものであってもよい。本例では、最大60インチのシート幅のロールシートを装着できるようになっている。
フィードローラ15(第2のフィードローラ)は、シートを第2の個別搬送路4に沿って送り出す。第2の個別搬送路4のフィードローラ15の近傍には、シート有無を検出するセンサ17が設けられている。これらの構成は、基本的には第1のシート供給系と同じであり、上述と同様のモータ、クラッチ、エンコーダが第2のシート収容部側にも設けられ、各部が動作する。
フィードローラ13が位置する第1の個別搬送路3と、フィードローラ15が位置する第2の個別搬送路4の両者は、合流部5において交わり、その先は共通搬送路2となる。図1では、第2のシート供給系のシート14aのシート先端は、合流部5よりも第2の個別搬送路4内に退避している。
次に図2および図3を用いて本実施の形態の装置の動作を説明する。図2は、シート先端の真直性が非常に悪いシートの例を示す。本発明においては、シート先端が許容値を越えて真直性が悪い状態を、「シート先端の異常」と称する。
シートは最大サイズである60インチ幅のものが取り付けられている。シート先端の異常があるシートを標準の退避位置まで戻すと、図3に示すように搬送路の合流部にシート先端の一部(下流側に大きく飛び出した部分)が残ってしまう。
図2で、向かって右側のキャリッジ10が有る側を基準側、逆側を非基準側とする。シート幅が60インチよりも短い場合は、基準側の端部にシートロール端を揃えてセットする。つまり、シートサイズが変わっても基準側の位置は変わらない。
センサ18は、装置にセット可能な最小シート幅よりも基準側の位置で、シートを検出する。従って、1つのセンサ18だけで、どのようなシート幅のシートにも対応できる。カッターユニット19は、カッター溝21に沿って、プラテン20上に支えられるシートを切断する。センサ22はキャリッジ10の側面に搭載されてキャリッジ10と共に移動可能である。センサ22は発光素子及び受光素子を備え、発光素子からの光を上方からプラテン20に向けて照射して、その反射光を受光素子で検出して、照射位置におけるシートの有無を判別する。
搬送ローラ11とキャリッジ10を共に動作させることで、センサ22により、二次元的にさまざまな位置でシート端部の取得が可能である。シート表面とプラテン20の表面とでは反射率が異なるため、センサ22の受光素子の受光出力が、ある閾値以上に変化したところが、シートの端部であると判断できる。この変化したタイミングでの、搬送ローラ11のエンコーダ値およびキャリッジ10のエンコーダ値から、搬送ローラ11の下流側におけるシートの端部の位置を取得する。
この取得について詳述する。シート先端が、搬送ローラ11の挟持位置から下流側に一定距離の位置に来るまでシートを搬送するとともに、センサ22の照射位置がシート上に来るようにキャリッジ10を移動させる。そして、センサ22の発光素子を発光させながら、キャリッジ10を基準側に向けて移動させて、センサ22の受光素子の受光光量が一定の閾値を越えたタイミングでキャリッジ10のエンコーダ値を取得する。この値が基準側のシートのサイド方向の端部位置である。
次いでキャリッジ10を非基準側へ移動させて、センサ22の光が基準側から30mmの位置に照射されるようにする。その状態で、搬送ローラ11を逆回転させてシートを戻しならが、センサ22の受光素子の受光光量が閾値を越えて変化したタイミングで、搬送ローラ11のエンコーダ値を取得する。この値が、搬送方向におけるシート先端の位置である。最後に、キャリッジを非基準側に向けて移動させて、反対サイド側のシート端部位置を取得する。
また、キャリッジ10を非基準側から基準側へ全幅走査しながら、検出した先端位置よりもさらに上流側において、センサ22によりシートの有無を検出するモードも設けている。もし、先に検出した先端位置よりも上流側にシート先端がある場合は、検出した先端位置から100mm後ろの位置で、カッターユニット19によりシートを自動切断する。そして、この切断した位置をシート先端の位置として再取得する。
図4は、本実施の形態の制御系の構成を示すブロック図である。
制御部30はプリンタ全体の制御を行う。操作パネル32は、入出力のユーザーインターフェースを備えて、表示や音の出力によりユーザーに通知を行なったり、ボタンによる入力を行なう。ユーザーの入力で、シートサイズを設定したり、シート端部検出機能のON/OFFを切り替えや、シート端部の異常検出後の装置動作を指示したりすることができる。
I/F(インターフェース)部34は、セントロニクスやUSB等のインターフェースであり、外部のホストコンピュータに接続され、ホストコンピュータから送られる画像データが入力される。画像処理部31は、I/F部34から送られてくる多値画像データの画像処理、例えばγ補正、色処理、拡大/縮小処理、2値化等を行って、プリント用のデータを生成する。画像処理部31でドットパターンに展開されたデータは、メモリ部36に一旦蓄積される。このメモリ部36は、記録ヘッドが主走査方向に一回スキャンして記録を行うために必要な1バンド分以上の記憶容量を有している。また。メモリ部36は画像データ以外にも、検出したシート先端位置などの情報も記憶する。
メモリ部36へのプリント用のデータの書込み/読み出しは、画像処理部31のプロセッサの制御の下にメモリコントローラ35により行われ、メモリ部36に対してアドレス信号及び書込み・読み出しタイミング信号が生成される。またメモリ部36からのプリント用のデータの読み出しは、ヘッドコントローラ37からの読み出し信号に同期して、ヘッドコントローラ37に出力される。
ヘッドコントローラ37は、ヘッド位置を検出するリニアスケールからの信号を基にして、ヘッド部38でのインク吐出のタイミング信号やヒートパルスを制御部30の制御の基に生成する。
ヘッド部38はカラーおよびモノクロの各色インクに対応する記録ヘッドからなり、制御部30及びヘッドコントローラ37により、多数のインクジェットノズルの個々のヒータあるいはピエゾ素子を制御してインクを吐出する。このヘッド部38は図1でいう記録ヘッド1である。
メカ駆動部33は、プリンタ本体の様々なメカ駆動のための駆動系や検出系を総称したものである。具体的には、図1における、キャリッジ10とこれを主走査方向に移動させる機構、さらに搬送ローラ11、フィードローラ13、フィードローラ15、カッターユニット19を駆動するモータ、クラッチ等を含む。さらに、記録ヘッド1のインク詰りを回復する回復ユニット、その他、エンコーダ信号の取得やシートの有無を取得するセンサもメカ駆動部33に含まれる。
図5は、シートを退避させる際の装置の動作の示すフローチャート図である。これらの動作は図4に示した制御系によって制御される。
図1及び図2に示したようにシート先端が搬送ローラ11より下流までフィードされた状態から、図3のようにシート収容部へ戻すまでの動作フローを示している。
なお説明の便宜上、第1のシート供給系の側について説明するが、第2のシート供給系についても同様である。
S400で退避開始する。退避を開始する時点で、シート先端は真直且つ直交であって、図2における点線23に位置して、搬送ローラ11に挟持されているものと仮定する。
S401で、それまで開いて離間していたフィードローラ13を閉じてシートを挟持する。
S402で、フィードローラ13と搬送ローラ11を共に、同じシート送り速度となるように逆回転させ、シートを送り戻す。
本例ではシートの先端の真直度を、搬送方向において最大40mmのばらつきまで許容している。したがって、40mmまでならシート先端が一部分が飛び出していても、退避した際に合流部には残らない。
S403で、移動するシート先端が搬送ローラ11の挟持位置より上流側に40mmに達したか否かを監視する。そして、S404で、40mm移動させたところで、搬送ローラ11を停止させる。
上流側の40mmに達したかの判断は、いくつかの方法がある。1つの方法は、センサ22による下流側でのシート先端の検出を基準にして、ここから上流側の40mmまでの送り量になるまでを、搬送ローラ11の回転をエンコーダの信号パルスをカウントして行なうものである。別の方法として、ユーザーがリリースレバーを操作して、搬送ローラ11を開状態から閉状態にセットした時点でのシート先端位置を基準にしてもよい。
別の判断方法として、センサ18を利用するものがある。シートが戻されていくと、あるタイミングでセンサ18がシート有りから無しへの切り替わりを検出する。ここからシート先端が搬送ローラ11から40mmの位置に達するまでの、搬送ローラ11のモータ駆動量は、ある決まった所定値である。したがってこの所定値だけモータを駆動したところ停止させて搬送ローラ11を停止させる。あるいは、センサ18でシート無しを検出した時点から、搬送ローラ11に設けられたエンコーダの検出パルス数が所定値になるまでカウントして、40mmに対応した閾値となったら、搬送ローラ11を停止させるようにしてもよい。また、さらに別の形態として、搬送ローラと同時に駆動しているフィードローラ13のエンコーダ信号により搬送ローラ11の停止タイミングを求めても良い。
本例では許容値を40mmとしたが、この許容値のユーザーによって自由に設定および変更することが出来る。閾値の設定は図3で説明した操作パネルから行なう。例えば3mmまでのばらつき許容値にしたければ、3mmに対応した閾値に設定するだけでよい。また、第1のシート供給系と第2のシート供給系で、それぞれ許容値を変えるような設定も自在である。この許容値を、退避位置のシート先端から合流部までの長さ以下にすれば、シートを個別搬送路まで退避させたときにシート先端が合流部に差し掛かることはない。
ここで図6は、シート送り戻し動作中で、許容値の40mmに達して、搬送ローラ11のみ停止した瞬間の状態を示す。搬送ローラ11は停止しても、フィードローラ13は逆回転を続けて巻き戻し動作を続ける。なお、搬送ローラ11と共にフィードローラ13も逆回転を一端停止して、再度フィードローラ13のみ逆回転を開始するようにしてもよい。
図6では、シート先端の真直度が40mmの許容値を越えた、シート先端の異常があるシートで、一部の部位が突出しているので、その突出した部位51が、搬送ローラ11によって挟持されている。しかし搬送ローラ11は停止しているので、フィードローラ13が逆回転を続けても、静止した搬送ローラ11の挟持によって搬送が抵抗を受けて、シートの搬送に異常(変動)が出る。一方、もしシート先端の真直が許容値内に収まっていれば、シート先端は静止した搬送ローラ11にはかからず、フィードローラ13によってシートの戻し動作は変動なく、支障なく行なわれる。
図5に戻り、搬送ローラ11を停止した後のシートの送り戻しを説明する。
S405で、第1の個別搬送路3でシート検出するセンサ16がシートを検出して、シート有りから無しになったら、S409でフィードローラ13の回転を停止させる。そして、S410でフィードローラ13を順方向に回転させ、センサ16がシート有りになった位置からさらに下流側に5mmの位置までシートを移動させて、シート退避動作を終了する。
一方、搬送異常の判断は以下のように行なう。S405でセンサ16でシート無しが検出されない時間が、予め設定した所定のタイムアウト時間に達したら、S406で搬送異常と判断する。これは、静止した搬送ローラ11に抵抗を受けて、シート搬送の速度がゼロになる、あるいは搬送速度が低下して、本来の時間を越えても戻し動作が完了しないことを捉えて、シート先端が搬送ローラ11に挟持されていることを検知するものである。これによりシート先端の異常が検知できる。タイムアウト時間は、搬送ローラ11からシート検出センサ16までの搬送路の距離と、搬送ローラ13又はフィードローラ13による正常な場合の搬送速度から算出して、それに一定のマージンを付けた値を設定する。
S407もシートの搬送異常を検出するステップである。フィードローラ13を駆動するモータの駆動量とエンコーダパルスの誤差から脱調を判断する、あるいはモータに流れる電流異常からモータの過負荷を判断して、搬送異常を検出する。これは、静止した搬送ローラ11によってシートの搬送が抵抗を受けて、フィードローラ13の駆動系の脱調や負荷変動が生じることを捉えて、シート先端が搬送ローラ11に挟持されていることを検知するものである。これによりシート先端の異常が検知できる。
S408もシートの搬送異常を検出するステップである。フィードローラ13の逆回転により送り戻されるシートの動きを検出する。移動速度がゼロあるいは本来の動きよりも移動速度よりも遅いことが検出されたら搬送異常を検出する。これは、静止した搬送ローラ11に抵抗を受けて、シート搬送の速度がゼロになるあるいは移動速度が低下したことを捉えて、シート先端が搬送ローラ11に挟持されていることを検知するものである。これにより、シート先端の異常が検知できる。巻き戻し時には、フィードローラ13の回転に同期してロールシートの軸12bが回転するので、軸12bの回転速度を見れば、シートの動きが検出できる。また、速度センサやモーションセンサを設けてシートの動きを直接検出するようにしてもよい。
このように、S406、S407、S408の3つのシート先端の異常の検知手段(ステップ)により、シート搬送の異常を検知、シート先端の異常を検知するようにして、高い検出精度を実現している、しかし必ずしも3つのステップ全てを用いなくてもよい。3つのうちいずれかも1つ又は2つのみを採用しても、異常の検知は可能である。また、S406、S407、S408の処理は、S402にて、フィードローラ13を駆動開始した時点から開始してもよい。
なお、以上の説明では、シート先端の真直の許容値に対応する閾値を基準にして、逆回転する搬送ローラ11を停止させるようにしたが、以下のような別の形態もある。搬送ローラ11だけ、その逆回転の回転速度を低下させる、あるいは搬送ローラ11だけ順回転に切り替えるようにしてもよい。あるいは、搬送ローラ11は逆回転を維持して、それよりもフィードローラ13の逆回転の回転速度を高めるようにしてもよい。要は、閾値を越えたら、搬送ローラ11の回転速度がフィードローラ13よりも相対的に低下するように、少なくともいずれかの回転速度を変化させる。これにより、搬送ローラ11による搬送速度とフィードローラ13によるシート搬送速度との間に相対的な差が生じるようにすればよい。つまり、ここで言う回転速度とは回転の周速度である。本発明では、回転速度とは周速度を意味するものとする。
搬送ローラ11がシート先端を挟持している場合には、上記相対的な差によってフィードローラ13によるシート搬送の負荷が変化するので、その負荷変化をS406、S407、S408の手法で検知することが出来る。これにより、シート先端の真直が許容値内であるか否かが判断される。
図7は、搬送異常を検出した場合の操作パネル32での表示例である。「ロールシート1の先端が異常のため退避できません。」とのメッセージを表示し、同時に警告音を鳴らし、ユーザーに通知する。同時に、搬送異常からの復帰についてユーザーの選択を促す。シート先端をカッターユニットで切断した後に再度シートを退避させるオプションと、処理を中止するオプションがある。
ユーザーにより処理の中止が指示された場合は、再度、図1に示す状態までフィード動作を行なう。その後、ユーザー操作にて、先端を整えたりシートを取り外したりする。
一方、ユーザーによりシートカット後の再退避が指示された場合は、シート先端がカッター溝21よりも100mm下流になるまで、搬送ローラ11によりシートを送る。そしてカッターユニット19によってシートを自動切断する。精度の高いカッターによる切断なので、シート先端は真直で直交したものとなる。この切断した位置をその後の処理におけるシート先端位置として設定する。切断後にセンサ22により検出して、この検出位置をシート先端位置として設定するようにしても良い。この後、再度、上述したようなシート退避動作を行なう。
なお、ユーザーに判断を委ねずに、搬送異常が起きたら、自動的にシートカットの工程に移行して、その後、シート退避させるようにしてもよい。
<別の実施形態>
図8は本発明の別の実施形態を説明する図である。上述した図1における、第1、第2のシート供給系の一方のシートの一方をロールシートではなく、カットシートにしたものである。
第1のシート収容部70には、複数枚のカット紙が収納されたシートカセットが設置される。不図示のピックアップ機構でシートカセットから取り出された最上位の1枚のシートは、フィードローラ71によって、個別搬送路から合流部を経て搬送ローラ11に送られる。動作は基本的にはロールシートの場合と同じであるため、詳細な説明は省略する。
なお、図5のS408のステップについては、ロールシートの回転速度からシートの動きを検出することはできないが、速度センサやモーションセンサにてシートの動きを検出するようにすればよい。
図9は、さらに別の形態の構成図である。上述した図1と図8の構成を併せ持ったものに、さらに手差しのシート供給系を足して、計4つのシート供給系を設けたことを特徴とする。
手差しのシート供給系は、第1のフィードローラ81、シートの有無を検出するセンサ82を備えている。4つの系のそれぞれの個別搬送路が交わるため、合流部は5a、5b、5cの3箇所設けられている。動作については、上述の装置と同じであるため、詳細な説明は省略する。
第1の実施形態の装置主要部の側面図 装置の動作を説明するための図 装置の動作を説明するための図 第1の実施の形態の制御系のブロック図 装置の動作手順を説明するフローチャート図 シート送り戻し動作中の状態を示す図 異常を検出した際の操作パネルの表示例を示す図 別の実施形態の装置主要部の側面図 さらに別の実施形態の装置主要部の側面図
符号の説明
1 記録ヘッド
2 共通搬送路
3 第1の個別搬送路
4 第2の個別搬送路
5 合流部
10 キャリッジ
11 搬送ローラ
12 シート収容部(第1のシート収容部)
13 フィードローラ(第1のフィードローラ)
14 シート収容部(第2のシート収容部)
15 フィードローラ(第2のフィードローラ)
16 センサ
17 センサ
18 センサ
19 カッターユニット(シート切断手段)
22 センサ
70 シート収容部
71 フィードローラ
72 センサ
80 シート収容部
81 フィードローラ
82 センサ

Claims (19)

  1. 搬送路にてシートを搬送する搬送ローラと、前記搬送路に沿ってシートを前記搬送ローラに向けて送るフィードローラとを有し、
    シート先端が前記搬送ローラよりも下流側まで送られたシートを、前記フィードローラおよび前記搬送ローラにより送り戻すことが可能なシート搬送装置であって、
    送り戻す際に、前記シート先端が前記搬送ローラよりも上流側まで送り戻されたと判断したら、前記フィードローラに対して相対的に前記搬送ローラの回転速度を変化させて、前記シート先端の異常を検知する検知手段
    を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記フィードローラは、
    第1のシート収容部にセットされたシートを、第1の個別搬送路およびそれより下流の共通搬送路に沿って、前記搬送ローラに向けて送る第1のフィードローラと、前記第1のシート収容部とは異なる第2のシート収容部にセットされたシートを、前記第1の個別搬送路とは異なる第2の個別搬送路およびそれより下流の前記共通搬送路を通して、前記搬送ローラに向けて送る第2のフィードローラとを有し、
    前記第1のシート収容部からのシートは、前記第1のフィードローラにより、前記シート先端が前記第1の個別搬送路に収まるまで送り戻し、前記第2のシート収容部からのシートは、前記第2のフィードローラにより、前記シート先端が前記第2の個別搬送路に収まるまで送り戻す
    ことを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記相対的な回転速度の変化は、前記搬送ローラの回転速度が前記フィードローラよりも相対的に低下するように、少なくともいずれかの回転速度を変化させることを特徴とする請求項1又は2のいずれか記載のシート搬送装置。
  4. 前記相対的な回転速度の変化は、前記搬送ローラの回転を停止させ、前記フィードローラを回転させることを特徴とする請求項1又は2のいずれか記載のシート搬送装置。
  5. 前記検知手段は、設定されたタイムアウト時間を経てもシートの送り戻しが完了しない場合に異常と判断する請求項1乃至4のいずれか記載のシート搬送装置。
  6. 前記検知手段は、前記フィードローラを駆動するモータの脱調または負荷変動を監視して異常を判断する請求項1乃至4のいずれか記載のシート搬送装置。
  7. 前記検知手段は、シートの動き検出する手段により、シートの移動速度の変化を捉えて異常を判断する請求項1乃至4のいずれか記載のシート搬送装置。
  8. 前記検知手段で異常を判断した場合に、ユーザーに通知する通知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載のシート搬送装置。
  9. 前記検知手段で異常を判断した場合に、シート先端をカットするシート切断手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載のシート搬送装置。
  10. 前記搬送ローラの挟持位置よりも上流側でのシート先端の位置情報を取得する位置取得手段を備え、該位置取得手段の検出に基づいて、前記フィードローラに対して相対的に前記搬送ローラの回転速度を変化させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載のシート搬送装置。
  11. 前記位置取得手段により検出されるシート先端が、前記搬送ローラによる挟持位置よりも、設定された距離だけ上流側にあると判断した場合に、前記フィードローラに対して相対的に前記搬送ローラの回転速度を変化させることを特徴とする請求項10に記載のシート搬送装置。
  12. 前記距離の設定を変更する手段をさらに有することを特徴とする請求項11記載のシート搬送装置。
  13. 前記位置取得手段は、前記搬送路におけるシートの有無を検出するセンサと、前記搬送ローラ又は前記フィードローラの回転を検出するエンコーダのそれぞれの検出に基づいて、前記位置情報を取得することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか記載のシート搬送装置。
  14. 前記位置取得手段は、前記搬送ローラによるシート挟持を開状態から閉状態にした時のシート先端の位置に基づいて前記位置情報を取得することを特徴とする請求項10乃至13のいずれか記載のシート搬送装置。
  15. 前記位置取得手段は、シート切断手段によりシートを切断した位置に基づいて前記位置情報を取得することを特徴とする請求項10乃至14のいずれか記載のシート搬送装置。
  16. 請求項1乃至15のいずれか記載のシート搬送装置と、搬送されるシートに画像を形成する画像形成部を有することを特徴とする画像形成装置。
  17. 前記画像形成部はインクジェット方式の記録ヘッドを有し、前記シートはロールシートまたはカットシートであることを特徴とする請求項16記載の画像形成装置。
  18. 搬送路にてシートを搬送する搬送ローラと、前記搬送路に沿ってシートを前記搬送ローラに向けて送るフィードローラとを有するシート搬送装置における異常検出方法であって、
    シート先端が前記搬送ローラよりも下流側まで送られたシートを、前記フィードローラおよび前記搬送ローラにより送り戻すステップと、
    前記シート先端が前記搬送ローラよりも上流側まで送り戻されたことを判断するステップと、
    該判断に基づいて、前記フィードローラに対して相対的に搬送ローラの回転速度を変化させて、前記シート先端の異常を検知するステップと
    を備えたことを特徴とするシート搬送装置における異常検出方法。
  19. 共通搬送路にてシートを搬送する搬送ローラと、第1のシート収容部にセットされたシートを、第1の個別搬送路およびそれより下流の前記共通搬送路に沿って、前記搬送ローラに向けて送る第1のフィードローラと、前記第1のシート収容部とは異なる第2のシート収容部にセットされたシートを、前記第1の個別搬送路とは異なる第2の個別搬送路およびそれより下流の前記共通搬送路を通して、前記搬送ローラに向けて送る第2のフィードローラとを有するシート搬送装置における異常検出方法であって、
    シート先端が前記搬送ローラの下流側まで送られた前記第1のシート収容部からのシートを、前記シート先端が前記第1の個別搬送路に収まるまで送り戻すステップと、
    前記シート先端が前記搬送ローラよりも上流側まで送り戻されたことを判断するステップと、
    該判断に基づいて、前記第1のフィードローラに対して相対的に前記搬送ローラの回転速度を変化させて、前記シート先端の異常を検知するステップと
    を有することを特徴とするシート搬送装置の異常検出方法。
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