JP2010036714A - 蓋体の取付け構造 - Google Patents

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陽平 黒木
Masayasu Koyama
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Abstract

【課題】部品点数の少ない簡素な構造であり蓋体に対する充分な支持強度が得られ、かつ、取付け作業を容易に行なうことができる蓋体の取付け構造を提供する。
【解決手段】開口部側の取付け部(2)に揺動可能に支持される蓋体(3)の取付け構造であって、前記蓋体に軸心を一にして背向突設された一対の軸部(51、61)と、前記取付け部に軸心を一にして対向配置され、前記各軸部を回動可能に支持する一対の軸受け部(50、60)と、前記各軸部の対応する各軸受け部への軸方向の挿入位置を規制する規制部とを備えるものにおいて、前記各軸受け部のうち一方の軸受け部(60)は、軸部(61)の挿入区間の軸方向基端側に径方向に貫通する切欠部を有し、前記各軸受け部のうち他方の軸受け部(50)に、他方の軸部(51)を挿入した状態で、前記切欠部を通じて、前記一方の軸部(61)を前記一方の軸受け部(60)に径方向から圧入するようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、蓋体の取付け構造に関し、さらに詳しくは、車両室内に設置される物品収納部などの開口部を開閉する揺動可能な蓋体の取付け構造に係わるものである。
車両室内には、インストルメントパネルに設置されるグロ−ブボックスを始め、コンソールやドアトリムなどの内装材に各種物品収納部が設置される。このような物品収納部には、蓋体と一体の収納ボックス自体が回動して開閉するタイプや、固定された収納ボックスの開口部に揺動開閉式の蓋体が付設されるタイプなどがある。揺動可能な蓋体の取付け構造としては、例えば、特許文献1には、開口部の両側に軸心を一にして左右一対の軸受け孔を設け、該各軸受け孔に挿通した一対のヒンジピンを、蓋体両側部の軸受け孔に挿通し、これらヒンジピンを介して蓋体を揺動可能に取付ける構造が開示されている。
しかし、このような蓋体の取付け構造は、左右のヒンジ部それぞれに別体のヒンジピンを用意する必要があるため、部品点数や組付け工数が多く、構造が複雑になる割に支持構造としては脆弱であり、幅方向中央部に補助的な係止部の追加を余儀なくされていた。これ以外にも、例えば、軸受け部を断面C字状に形成し、その開口部から蓋体と一体の回動軸を樹脂材の弾性変形を利用して圧入するような取付け構造も周知である。しかし、このような取付け構造は、支持強度と取付け容易性を両立することが困難であり、切欠部を広くすれば取付けが容易になるものの抜脱し易くなり、逆に、切欠部を狭くすれば抜脱し難くなるものの取付けが困難になり、無理な弾性変形によって破損や恒久的な変形を生じることも懸念される。
実公平5−19250号公報
本発明は従来技術のこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、部品点数の少ない簡素な構造でありながら蓋体に対する充分な支持強度が得られ、かつ、取付け作業を容易に行なうことができる蓋体の取付け構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するため、本発明は、
開口部側の取付け部(2)に揺動可能に支持される蓋体(3)の取付け構造であって、
前記蓋体に軸心を一にして背向突設された一対の軸部(51、61)と、
前記取付け部に軸心を一にして対向配置され、前記各軸部を回動可能に支持する一対の軸受け部(50、60)と、
前記各軸部の対応する各軸受け部への軸方向の挿入位置を規制する軸方向位置規制部(50b、51b、60b、61b)と、を備えるものにおいて、
前記各軸受け部のうち一方の軸受け部(60)は、対応する軸部(61)の挿入区間の軸方向基端側に径方向に貫通する切欠部(60a)を有し、前記各軸受け部のうち他方の軸受け部に、対応する他方の軸部を挿入した状態で、前記切欠部を通じて、前記一方の軸部を前記一方の軸受け部に径方向から圧入するようにした。
本発明は、上記構成により、以下に記載されるような作用・効果を有する。
・蓋体の取付け作業は、片側の軸受け部に対応する軸部を差し込み、該軸部を支点として反対側の軸部を揺動させ、切欠部を通じて軸受け部に径方向から圧入するだけで完了するので、極めて容易かつ迅速に行うことができる。
・切欠部は一方の軸受け部にのみ設けられ、しかも軸受け部の軸部挿入区間に対して部分的に設けられているに過ぎないので、軸受け部の支持強度は良好に維持されており、軸部を圧入した後には容易に抜脱しない構造となっている。
・軸部の圧入は、一対の軸部が背向突設された蓋体のごく緩やかな弾性的曲げ変形によるため、各軸部自体への負担や軸受け部への負担は小さく、圧入作業による部材の破損や恒久的な変形は生じない。
・一対の軸部は蓋体側と、一対の軸受け部は取付け部側と、それぞれ一体成形可能であるため、揺動支持のための別部品は不要であり、部品点数が少なく、製造および組付けコストを節減するうえで有利である。
本発明において、前記切欠部(60a)の周方向の間隔が、少なくとも部分的に前記一方の軸部(61)の直径よりも小さい態様では、該軸部に対して、切欠部においても支持が得られ、一層抜脱し難い支持構造が得られる。
本発明において、前記一方の軸受け部(60)が、前記切欠部の周方向縁部に連続して、前記一方の軸部(61)の圧入時にその先端を前記切欠部に案内可能な第1案内面(62b)を有する態様では、他方の軸受け部に対応する軸部を差し込んだ状態で、未だ一方の軸部の揺動角が大きい段階で、該軸部の先端を第1案内面の内側に容易に配置でき、かつ、その状態から他方の軸部を支点として、一方の軸部を揺動させれば、該軸部の先端が第1案内面で案内されることで、切欠部を容易に通過でき、軸受け部に一層容易に圧入可能となる。
本発明において、前記一方の軸受け部(60)が、前記切欠部の軸方向縁部に連続して、前記一方の軸部(61)の圧入時にその周面を前記切欠部に案内可能な第2案内面(62)を有する態様では、他方の軸受け部に対応する軸部を差し込んだ状態で、該軸部を支点として一方の軸部を揺動させる際に、該軸部の周面が第2案内面で案内されることで、該軸部の揺動経路が安定し、切欠部に円滑に導かれ、該軸部を軸受け部に一層容易に圧入可能となる。
本発明において、前記一方の軸部(61)の先端に、前記切欠部への圧入方向に対して傾斜した被案内面(61a)が形成されている態様では、他方の軸受け部に対応する軸部を差し込んだ状態で、一方の軸部の揺動角が相対的に小さい位置で、該軸部を第1案内面の内側に配置でき、かつ、第1案内面で、傾斜した被案内面が案内されることで、その摺動抵抗が軽減され、該軸部を軸受け部に一層容易に圧入可能となる。また、被案内面が第1案内面の機能を果たすので、第1案内面を省略または縮小できる。
本発明において、前記開口部(20)の縁部に、前記蓋体(3)の揺動範囲を全開位置で規制する揺動範囲規制部(22)が設けられ、かつ、前記切欠部(60a)は、前記蓋体に対する全開位置からさらに開く方向への外力付加により前記揺動範囲規制部を支点として前記一方の軸部に作用する制動力の作用方向(Z)を避けて設けられている態様では、蓋体の揺動範囲を全開位置で規制でき、かつ、その際に軸受け部に作用する力による軸部の切欠部からの抜脱を防止でき、かつ切欠部近傍に負荷が及ぶのを防止できる。
本発明において、前記一方の軸受け部(60)の外周面(63)に、前記蓋体(3)の開位置で、前記一方の軸部(61)に隣接した前記蓋体の縁部(34)を係止する係止突起(64)が設けられている態様では、簡易な構造で、蓋体を開位置に保持できるとともに、軸受け部(軸受け孔)や軸部の中心からの距離ではなく、係止突起を含めた軸受け部外周面の厚さと、蓋体の縁部と一方の軸部との間隔の、容易に測定できる2箇所の寸法を管理すれば良いため、蓋体の開位置保持機能に係わる寸法管理が容易である。
本発明には、以上述べたような第1の基本的態様の他に、前記一対の軸部が、前記蓋体の両側突出部に軸心を一にして対向突設され、前記一対の軸受け部が、前記取付け部の両側に軸心を一にして背向配置されている第2の基本的態様が存在し、さらに、これら第1および第2の基本的態様において、前記蓋体に前記一対の軸受け部が設けられ、前記取付け部に前記一対の軸部が設けられている逆勝手の態様がそれぞれ存在し、これらにおいても上記同様の作用効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図2は、本発明を、自動車用ドアのアームレスト4に組み込まれた物品収納部1の蓋体3に実施した実施形態を示し、図1は蓋体3を閉じた状態を示し、図2は開いた状態を示している。
各図において、物品収納部1は、収納ボックス2と、その開口部20を開閉するための蓋体3とから構成されている。蓋体3は、アームレスト4の基端側に沿った縁部の両側に配置された一対のヒンジ部5、6を介して収納ボックス2に揺動可能に支持されている。なお、図中省略されているが、収納ボックス2の開口部20および蓋体3の手前側の縁部中央21、31には、蓋体3を閉鎖位置に保持するためのラッチまたはマグネットキャッチなどの係止部品が取り付けられる。
図3は物品収納部1の分解状態を示す斜視図である。図において、蓋体3は、その意匠面を構成する表面パネル3aの裏面側に補強パネル3bを接合してなり、該補強パネル3bの裏面側に張出した後縁部32の両側には、前記ヒンジ部5、6の可動側ヒンジを構成する一対の軸部51、61が軸心を一にして背向突設されている。これら軸部51、61および後縁部32は、補強パネル3bと樹脂材により一体成形されている。
収納ボックス2は、ボックス本体部2bの上端に、開口部20の前縁から両側縁にかけて延在する枠部2aが一体に設けられ、該枠部2aの上面に対して段下に位置した後縁部22の両側には、前記ヒンジ部5、6の固定側ヒンジを構成する一対の軸受け部50、60が対向配置されている。これらの軸受け部50、60は、開口部20に対して両側方に張出した位置で、枠部2a、後縁部22と共にボックス本体部2bに樹脂材により一体成形されている。
上記一対の軸受け部50、60のうち一方の軸受け部60には、図3のA部拡大図である図4に示すように、他方の軸受け部50に対向する側面60bに沿って、軸受け部60の周壁の一部を径方向に貫通する切欠部60aが設けられている。切欠部60aは、軸受け部60の軸心に対して手前側に位置しており、これに伴い、切欠部60aおよびその手前側の側面(62b)は、前記側面60bに対して切欠部60aの分だけ側方にずれて配置され、切欠部60aの周方向の縁部から枠部2aの上面に至る第1案内面62bが形成され、かつ、切欠部60aの下縁(切欠部60aの軸方向に延びる縁部、軸受け部60の内周面)および後縁部22の上面から枠部2aの上面に滑らかに連続する第2案内面62が形成されている。なお、他方の軸受け部50にも第2案内面62と同様に後縁部22の上面から枠部2aの上面に滑らかに連続する第2案内面52が形成されている。
また、図8に示すように、上記一対の軸受け部50、60の相互に対向する側面50b、60bの間隔は、蓋体3の後縁部32の相互に背向する側面51b、61bの間隔W1と公差分を除いて同一に選定される。これにより、後述する蓋体3の取付け状態では、側面51b、61bが、それぞれ対応する側面50b、60bに当接して、蓋体3の軸方向位置、すなわち、各軸部51、61の対応する軸受け部50、60への軸方向の挿入位置が規制される。また、切欠部60aの軸方向の幅は、軸部61の軸方向長さに対して部分的に設けられ、軸受け部50の側面50bと、軸受け部60における第1案内面62bとの間隔W2は、軸部51の基端すなわち側面51bから反対側の軸部61の先端までの距離W3よりも小さく選定される。
上記各軸受け部50、60は、何れも円筒形状を基調としており、少なくとも蓋体3の開閉に伴う回動範囲では、各軸受け部50、60の外周面63、65は部分円筒状をなしているが、その一部に軸方向に延びる突条64(係止突起)が設けられている。図3には、一方の軸受け部60の突条64が示されているが、他方の軸受け部50にも同様の突条が設けられている。
以上のように構成された収納ボックス2に蓋体3を取付けるに際しては、先ず、図5に矢印aで示されるように、収納ボックス2の軸受け部50に、蓋体3の対応する軸部51を挿入する。この状態において、軸部51の軸受け部50への軸方向の挿入位置は、図8に示すように、軸受け部50の側面50bに、蓋体3の後縁部32の側面51bが当接することにより規制される。
次いで、上記軸部51を支点として、反対側の軸部61を、図5および図6に矢印bで示されるように揺動させ、切欠部60aを通じて軸受け部60に径方向から圧入する。この際、図8に2点鎖線で示されるように、蓋体3の軸部61に揺動角がある状態では、該軸部61の先端を第1案内面62bに比較的容易に導入でき、その後、該軸部61を軸受け部60側に押圧すれば、該軸部61が第1案内面62bおよび第2案内面62で案内されることで、蓋体3を弾性的に撓曲させながら該軸部61を軸受け部60に容易に圧入できる。
切欠部60aを通過して軸受け部60に到達した軸部61は、蓋体3の弾性回復により軸受け部60内に挿入され、切欠部60a以外の方向に対しては、全挿入区間(W3−W1)で支持され、切欠部60aの方向に対しても、挿入区間(W3−W2)で非弾性的に支持され、かつ残余の区間での切欠部60aの縁部による弾性的支持が付随することで、充分な支持強度が得られる。
また、軸部61の先端の傾斜した被案内面61aは、軸部61の第1案内面62bへの導入および軸受け部60への圧入を一層容易にするが、一旦、軸部61が軸受け部60に挿入されてしまえば、抜脱方向と反対側に位置するため、被案内面61aによって軸部61に対する支持強度が低下することはない。
さらに、図7に示すように、蓋体3の全開位置では、蓋体3の後縁部32が収納ボックス2の後縁部22に当接することで蓋体3の揺動範囲が規制される。したがって、この全開位置において、蓋体3をさらに開く方向への外力が付加されれば、後縁部22を支点Pとして、軸部61にはZ方向の力が作用することになるが、切欠部60aが、この方向Zを避けて配置されることにより、Z方向に対しては軸部61に対して先述した軸受け部60の全挿入区間(W3−W1)での支持がなされ、全開位置での軸部61の抜脱や、切欠部60a付近への過負荷を防止するうえで有利である。
また、上記全開位置では、軸部61に隣接した蓋体3の縁部34が、軸受け部60の外周面63の突条64で係止され、蓋体3が全開位置で保持される一方、蓋体3を手前側に倒せば、縁部34が突条64を乗り越えることで、蓋体3を閉鎖できるように構成されている。このような蓋体3の全開位置での確実な保持と、開閉時の操作性とを両立するためには、これらの部位の寸法管理が重要であるが、上記構造では、軸受け部60(軸受け孔)や軸部61の中心からの距離ではなく、容易に測定できる突条64部分における軸受け部外周面の厚さt(図6)と、蓋体3の縁部34と軸部61との間隔g(図7)の2箇所の寸法を管理すれば良く、寸法管理が容易である。
なお、上記実施形態では、一対の軸部51、61が、蓋体3の後縁部32の両側に軸心を一にして背向突設され、一対の軸受け部50、60が、後縁部22の両側に軸心を一にして対向配置されている第1実施形態について述べたが、本発明には、一対の軸部51、61が蓋体3の後縁部32の両側に突出した一対の突出部(図示せず)に軸心を一にして対向突設され、一対の軸受け部50、60が、後縁部22の両側に軸心を一にして背向配置され、軸受け部50、60の各外側から軸部を挿入する第2の実施形態が存在する。その場合、切欠部60aや第1案内面62b、第2案内面62は軸受け部60の外側に配置され、取付け時において、軸受け部50、60側(収納ボックス2側)が主に弾性変形されることになる。
さらに、上記第1および第2実施形態において、蓋体3に一対の軸受け部50、60が設けられ、収納ボックス2側に一対の軸部51、61が設けられるような逆勝手の実施形態がそれぞれ存在し、これら4つの基本的実施形態において同様の作用効果を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいてさらに各種の変形および変更が可能である。
例えば、各軸受け部50、60が枠部2aの上面から上方に突出して設けられるような場合には、枠部2aの上面と後縁部22が面一に連続し、第2案内面62が平坦面で構成されるような形態も可能であるが、蓋体3の取付け性の点では、第1案内面62bが、傾斜した第2案内面62と切欠部60aによって画成される凹部の側面として設けられることが有利である。
また、上記実施形態では、各軸部51、61の対応する各軸受け部50、60への軸方向の挿入位置が、軸受け部50、60の側面50b、60bと蓋体後縁部32の側面51b、61bとで規制される場合を示したが、非貫通穴(ブラインドボア)として設けた軸受け部50、60の内底面と、各軸部51、61の先端面とで規制されるような場合にも実施可能である。
また、上記実施形態では、本発明に係る蓋体の取付け構造を、自動車用ドアのアームレスト4に組み込まれた物品収納部1の蓋体3に実施した実施形態について述べたが、本発明は、他の物品収納部1の蓋体は勿論、物品収納部以外の開口部(例えば空気吹出口など)を開閉する蓋体の取付け構造や、蓋体に対して小さな開口部を覆う蓋体(例えばカードリーダー等のスロットのカバー)、あるいは、通常開口部として認識されない浅い開口部を覆う蓋体(例えば使用頻度の低いスイッチを覆うカバー)等の取付け構造として実施することもできる。
本発明に係る蓋体取付け構造を実施した物品収納部の蓋体を閉じた状態を示す斜視図である。 本発明に係る蓋体取付け構造を実施した物品収納部の蓋体を開いた状態を示す斜視図である。 本発明に係る蓋体取付け構造を実施した物品収納部の分解状態を示す斜視図である。 本発明実施形態に係る軸受け部を示す図3のA部拡大斜視図である。 本発明実施形態に係る物品収納部への蓋体の取付け過程を示す概略的な平面図である。 本発明実施形態に係る物品収納部への蓋体の取付け過程を示す図5のB−B断面図である。 本発明実施形態に係る物品収納部の蓋体の全開状態を示す図5のB−B断面図である。 本発明実施形態に係る物品収納部への蓋体の取付け構造を示す図5の要部拡大平面図である。
符号の説明
1 物品収納部
2 収納ボックス(取付け部)
2a 枠部
2b ボックス本体部
3 蓋体
4 アームレスト
5、6 ヒンジ部
20 開口部
22、32 後縁部
34 縁部
50、60 軸受け部
50b、51b、60b、61b 側面(軸方向位置規制部)
51、61 軸部
60a 切欠部
61a 被案内面
62 第2案内面
62b 第1案内面
63、65 外周面
64 突条(係止突起)

Claims (9)

  1. 開口部側の取付け部に揺動可能に支持される蓋体の取付け構造であって、
    前記蓋体に軸心を一にして背向突設された一対の軸部と、
    前記取付け部に軸心を一にして対向配置され、前記各軸部を回動可能に支持する一対の軸受け部と、
    前記各軸部の対応する各軸受け部への軸方向の挿入位置を規制する軸方向位置規制部と、を備えるものにおいて、
    前記各軸受け部のうち一方の軸受け部は、対応する軸部の挿入区間の軸方向基端側に径方向に貫通する切欠部を有し、前記各軸受け部のうち他方の軸受け部に、対応する他方の軸部を挿入した状態で、前記切欠部を通じて、前記一方の軸部を前記一方の軸受け部に径方向から圧入したことを特徴とする蓋体の取付け構造。
  2. 前記切欠部の周方向の間隔が、少なくとも部分的に前記一方の軸部の直径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の蓋体の取付け構造。
  3. 前記一方の軸受け部は、前記切欠部の周方向縁部に連続して、前記一方の軸部の圧入時にその先端を前記切欠部に案内可能な第1案内面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の蓋体の取付け構造。
  4. 前記一方の軸受け部は、前記切欠部の軸方向縁部に連続して、前記一方の軸部の圧入時にその周面を前記切欠部に案内可能な第2案内面を有することを特徴とする請求項3に記載の蓋体の取付け構造。
  5. 前記一方の軸部の先端に、前記切欠部への圧入方向に対して傾斜した被案内面が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓋体の取付け構造。
  6. 前記開口部の縁部に、前記蓋体の揺動範囲を全開位置で規制する揺動範囲規制部が設けられ、かつ、前記切欠部は、前記蓋体に対する全開位置からさらに開く方向への外力付加により前記揺動範囲規制部を支点として前記一方の軸部に作用する制動力の作用方向を避けて設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の蓋体の取付け構造。
  7. 前記一方の軸受け部の外周面に、前記蓋体の開位置で、前記一方の軸部に隣接した前記蓋体の縁部を係止する係止突起が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の蓋体の取付け構造。
  8. 前記一対の軸部が、前記蓋体の両側突出部に軸心を一にして対向突設され、前記一対の軸受け部が、前記取付け部の両側に軸心を一にして背向配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の蓋体の取付け構造。
  9. 前記蓋体に前記一対の軸受け部が設けられ、前記取付け部に前記一対の軸部が設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の蓋体の取付け構造。
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