JP2920893B2 - アシストボックスのロック機構 - Google Patents

アシストボックスのロック機構

Info

Publication number
JP2920893B2
JP2920893B2 JP7353091A JP35309195A JP2920893B2 JP 2920893 B2 JP2920893 B2 JP 2920893B2 JP 7353091 A JP7353091 A JP 7353091A JP 35309195 A JP35309195 A JP 35309195A JP 2920893 B2 JP2920893 B2 JP 2920893B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
lid
hook
shaft
assist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7353091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09183449A (ja
Inventor
正人 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBOSHI BERUTO KK
Original Assignee
MITSUBOSHI BERUTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUBOSHI BERUTO KK filed Critical MITSUBOSHI BERUTO KK
Priority to JP7353091A priority Critical patent/JP2920893B2/ja
Publication of JPH09183449A publication Critical patent/JPH09183449A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2920893B2 publication Critical patent/JP2920893B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の内装部品
に係わり、特に、車の常備品等を収納するアシストボッ
クスのロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には、車の常備品や書類等を収納
するためのアシストボックス、コインケース等の内装部
品が多く装備されている。このアシストボックスは、例
えば、自動車の助手席の前方に設けられるもので、自動
車の走行中の振動等で勝手に開くことのないようにロッ
ク機構を有するものである。
【0003】このアシストボックスのロック機構は、図
6に示すように、所定容積を有するボックス100を開
閉状態にするリッド101(蓋、又はカバー)に設けら
れている。図6のロック機構102は、リッド101に
取り付けられた断面コ字形のケース103内に嵌め込ま
れリッド101から突出するプッシュボタン104と、
このプッシュボタン104から下方側に延びてボックス
100に係合自在にされた爪部105aを有するフック
105と、ケース103とプッシュボタン104とで区
画された空間に張設されフック105をボックス100
に付勢するスプリングバネ106とで構成されている。
尚、107はリッド101をボックス100に回転自在
に取り付けるためのインナー材である。そして、プッシ
ュボタン104をスプリングバネ106のばね力に抗し
てリッド101内へスライドさせて、フック105の爪
部105aをボックス100から外すことによりロック
を解除すると共に、プッシュボタン104への押付力を
解放して、スプリングバネ106のばね力でプッシュボ
タン104とともにフック105をリッド100外へス
ライドさせて、フック105の爪部105aをボックス
100に係合することによりロックするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のア
シストボックスのロック機構102では、 ケース103内にスプリングバネ106を配して、プ
ッシュボタン104をケース103内に嵌め合わせると
いうアッセンブリー(組立)を行なった後に、ケース1
03をリッド101に取り付けているので、リッド10
1に対する組付け工数が多くなり、組付け時間も長く、
且つ容易に組付けることができない。 また、ロック機構102をケース103,フッシュボ
タン104,フック105及びスプリングバネ106で
構成すると、構成部品が多くなり、各構成部品の精度管
理を必要とする。この場合に、各構成部品の寸法精度に
バラツキがあると、リッド101に取り付けた後に各構
成部品相互にガタが発生して、自動車の走行中による振
動が伝達されて異音の発生や破損の原因となる。 更に、ロック機構102をスライド式にすると、リッ
ド101の開閉方向に対しては十分にその機能(ロック
機能)を発揮することができるが、自動車の走行中にス
ライド方向の振動が伝達されるとフック105の爪部1
05aがボックス100から外れる恐れがある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、リッドに対して容易に取り付けこと
ができ、且つ異音の発生や破損を防止しつつ、そのロッ
ク機能を十分に発揮することのできるアシストボックス
のロック機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のアシストボックスのロック構造では、請求
項1においては、所要容積を有するボックスと前記ボッ
クスを開閉するリッドとでなるアシストボックスと、前
記リッドに設けられ前記ボックスとの係合で前記アシス
トボックスをロックするフックと、前記フックを前記ボ
ックスに付勢するばね材と、前記リッドの外部からの押
付力で前記ばね材のばね力に抗して前記フックを前記ボ
ックスから外して前記アシストボックスのロックを解除
するプッシュボタントとで構成されるアシストボックス
のロック機構において、前記ばね材として機能し前記プ
ッシュボタンの上側から前記リッド側に延びる板状ばね
と、前記プッシュボタンの下側から前記ボックス側に延
びる前記フックとを有してなり、前記板状ばね、前記プ
ッシュボタン、前記フックの順に直列させて連続的に一
体成形してロック体を構成し、前記ロック体は、前記フ
ックを前記ボックスに係合自在に、且つ前記板状ばねを
前記リッドに弾接させて配置されると共に、前記板状ば
ねと前記プッシュボタンとの間に一体成形された軸部
を、前記リッドに形成された軸受に押し込むことで回転
自在に軸支されていることを特徴とするものである。こ
れにより、プッシュボタンを板状ばねのばね力に抗して
軸部を支点にしてフックをボックスから離間するように
回転することでロックを解除でき、プッシュボタンへの
押付力を解放することで、板状ばねのばね力でフックを
回転させて、ボックスに係合することによりロックする
ことができる。また、板状ばね、プッシュボタン及びフ
ックの順に直列させて連続的に一体成形してロック体と
したので、ロック機構を構成する部品点数を減少するこ
とができる。また、ロック体の軸部を軸受に押し込むだ
けで、リッドに容易に取り付けることができ、この軸部
と軸受との寸法精度だけの管理だけで済むので、ロック
体とリッドとのガタを減少しつつ自動車の走行中に伝達
される振動による異音の発生や破損を防止できる。
【0007】請求項2においては、請求項1のものに、
前記リッドの軸受には、前記軸部を回転自在にする軸孔
と、前記軸孔に前記軸部を押込み自在とする切欠き溝と
が形成されており、前記切欠き溝は、前記軸部の直径よ
り小さい幅の保持溝部を有して前記軸孔に連続すると共
に、前記保持溝部から少なくとも当該溝部以上の幅を有
しつつ前記軸受の先端まで延びる形状にされていること
を特徴とするものである。これにより、ロック体は、軸
部を切欠きから押し込んでいき、この押込力で保持溝部
を拡大しつつ軸孔に嵌め込むことにより、容易にリッド
に対して回転自在に取り付けることができる。また、ロ
ック体を軸受へ取り付け後には、上記押し広げられた保
持溝部が元の形状に復元されるので、軸部が軸孔で保持
されて抜け出ることがなくなる。
【0008】請求項3においては、請求項1又は請求項
2のものに、前記リッドは、該リッドとの間に前記ロッ
ク体を収納する空間を区画するインナー材を有してお
り、前記インナー材には、前記リッドへの取り付けで前
記軸受に対向する側から前記軸部を押え付ける軸押えが
形成されていることを特徴とするとするものである。こ
れにより、インナー材をリッドに取り付けるだけで、軸
押えがロック体の軸部を押え付けるので、板状ばねのば
ね力等の外力が軸部に作用しても、軸受の軸孔からロッ
ク体が抜け出ることを完全に防止できる。
【0009】請求項4においては、請求項1のものに、
前記フックには、前記ボックスに対して前記軸部の回転
方向から凹凸係合する爪部が形成されていることを特徴
とするものである。これにより、ロック体を回転させる
ことによりフックとボックスを凹凸係合、又は解除し
て、アシストボックをロック、又はロック解除すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のアシストボックス
のロック機構について、図面を参照して説明する。図1
は本発明のアシストボックスの全体構成を示す斜視図、
図2は図1のA−A断面の拡大図、図3は図1のB−B
矢視図、図4は図2の要部拡大図である。
【0011】図1において、1は自動車の内装部品のア
シストボックスであって、所要容積を有する有底の樹脂
ボックス2と、樹脂ボックス2を開閉する樹脂リッド3
(蓋、又はカバー)と、樹脂リッド3を樹脂ボックス2
に対してロック、又はロック解除するロック機構4とで
構成されている。ロック機構4は、樹脂ボックス2に対
して係合、又は外すことでアシストボックス1をロック
状態(樹脂ボックス2に対する樹脂リッド3の開閉を不
能にする)、又はロック解除の状態(樹脂ボックス2に
対する樹脂リッド3の開閉を可能にする)にするロック
体5を有している。
【0012】図2及び図3において、ロック体5は、図
1にも示すように、リッド2の前面に形成されたボタン
用穴9に嵌め合わされてアシストボックス1の外部に突
出するプッシュボタン7と、プッシュボタン7の下側か
ら樹脂ボックス2側延びるフック6と、プッシュボタ
ン7の上側から樹脂リッド3の後面側に延びる矩形状の
板状ばね8とを、例えば、ポリアセタール樹脂やABS
樹脂等を用いて直列させて連続的に一体成形することで
構成されるものである。また、板状ばね8とプッシュボ
タン7との間には、板状ばね8の延在方向に直交する両
側からそれぞれ突出する軸部10,10が、例えば、ポ
リアセタール樹脂やABS樹脂等により一体成形されて
いる。フック6は樹脂ボックス2のロック孔2Aを通し
て外部に突出する断面レ字形の爪部6aを有している。
また、板状ばね8はばね力を調整するための長孔11を
有していると共に、この端部に樹脂リッド3側に突出す
る突起部12が成形されている。尚、板状ばね8に長孔
11を形成することなく、単なる板状形状にしたもので
あってもよい。
【0013】樹脂リッド3には、樹脂ボックス2側に突
出して、ロック体5の幅より多少大きくなるピッチPを
有して一対の樹脂製の軸受13が一体成形されており、
各軸受13にはロック体5の各軸部10を回転自在に軸
支する軸孔14と、この軸孔14に対して各軸部10を
押し込み可能とする切欠き溝15とが形成されている。
切欠き溝15は、図4に示すように、軸孔14に連続す
る部分の幅を軸部10の直径より幾分小さくされた保持
溝部15aと、この保持溝部15aから段々にその幅を
広げつつ各軸受13の先端まで延びる扇形溝部15bと
からなる形状にされている。尚、切欠き溝15の形状
は、これに限定されるのでなく、軸孔14から軸受13
の先端に亘る形状を保持溝部15aのみのストレート形
状にしたものであってもよい。また、樹脂リッド3は、
ロック体5を収納する空間を区画する樹脂インナー材2
0を有しており、この樹脂インナー材20により樹脂ボ
ックス2に回転自在に連結されている。樹脂インナー材
20には、軸受13のピッチPより大きなピッチを有し
て、樹脂リッド3に向かって突出する一対の軸押さえ2
1が一体成形されている。
【0014】次に、ロック機構4を樹脂リッド3に組み
込む手順と、アシストボックス1のロック、又はロック
解除の作動について、図2及び図3により説明する。
【0015】先ず、ロック体5を樹脂リッド3に取り付
ける。すなわち、ロック体5は、板状ばね8の突起部1
2を樹脂リッド3に形成された止め溝16内に弾接し、
又は樹脂リッド3に直接に弾接(予負荷状態)し、フッ
ク6をボタン用穴9内に嵌め合わした状態にした後、各
軸部10を各軸受13の切欠き溝15から軸孔14側に
押し込んで行き、切欠き溝15の保持溝部15aを広げ
るように弾性変形させつつ各軸孔14内に嵌め込むこと
で、各軸受13に対して回転自在に軸支される。このと
き、各軸孔14内に対して各軸部10を嵌め込むと、広
げられた保持溝部15aが元の形状に復元されるので、
ロック体5が各軸受13に保持されるとともに、各軸受
13が軸部10の大径部10Aを両端から挟み込むよう
に当接して、ロック体5の横ズレ(各軸部10の軸線方
向へのズレ)をなくしている。また、ロック体5は、樹
脂リッド3に弾接された板状ばね8のばね力により各軸
部10を中心に反時計方向(樹脂ボックス2側)に回転
されて、フック6の爪部6aと樹脂ボックス2から下側
に突出する突部2Bとを強固に凹凸係合して、アシスト
ボックス1をロック状態(図2の状態)にしている。
【0016】この後、樹脂リッド3に樹脂インナー材2
0を取り付ける。すなわち、樹脂インナー材20を、ロ
ック体5の下側から樹脂リッド3に取り付けると、図3
に示すように、各軸押え21が各軸受13より外側に位
置する各軸部10を樹脂リッド3側(各軸部10が軸孔
14から抜け出ようとする方向と反対側)に向けて押し
付ける。これにより、ロック体5の各軸部10は、樹脂
インナー材20を樹脂リッド3から取り外さない限り、
各軸受13の軸孔14から抜け出ることがなくなる。
【0017】上述の如く、アシストボックス1のロック
状態からロックを解除するために、プッシュボタン7を
樹脂リッド3内に押しつけると、フック6が板状ばね8
を曲げるように弾性変形させつつ軸部10を中心に時計
方向に回転される。これにより、フック6の爪部6aが
樹脂ボックス2の突部2Bから外れて、アシストボック
ス1のロックが解除される。このとき、フック6の時計
方向への回転は樹脂ボックス2のロック孔2Aの係合に
より規制されて、プッシュボタン7が樹脂リッド3のボ
タン用穴9から樹脂インナー材20側に抜け出さないよ
うにされる。そして、ロック解除の状態を保持(プッシ
ュボタン7を押し付けた状態)しつつ、樹脂リッド3を
樹脂ボッス2に対して図示しないコイルバネ〔樹脂イ
ンナー材20と樹脂ボックス2とを回転自在に連結する
連結軸(図示しない)に配置されるコイルバネのばね
力で反時計方向に回転させて、フック6をロック孔2A
から樹脂ボックス2の外部に抜くことにより、アシスト
ボックス1の樹脂ボックス2を開状態にする。また、プ
ッシュボタン7への押し付けを解除して、板状ばね8の
ばね力でプッシュボタン7及びフック6を元の形状に復
元させて、アシストボックス1の閉作動に備える。
【0018】この後、アシストボックス1の開状態から
閉状態にするために、樹脂リッド3を時計方向に回転す
ると、先ず、フック6の爪部6aが樹脂ボックス2に当
接する。そして、一定以上の力を樹脂リッド3に加える
と、フック6が板状ばね8を曲げるように弾性変形しつ
つ軸部10を中心に時計方向に回転される。これによ
り、フック6の爪部6aがロック孔2Aを通して樹脂ボ
ックス2の突部2Bに対向した後、ロック体5が板状ば
ね8のばね力により軸部10を中心にして反時計方向に
回転されるので、フック6の爪部6aが下側から突部2
Bに強固に凹凸係合して、アシストボックス1をロック
状態にする。
【0019】尚、本発明のアシストボックスのロック機
構では、先端をフラットにされた各軸押え21で、ロッ
ク体5の各軸部10を押え付けるものを示したが、これ
に限定されるものでなく、図5(a)に示すように、ロ
ック体5の各軸部10の直径より略大径となる円弧状溝
30を形成して、この円弧状溝30でロック体5の各軸
部10を押え付けるようにしたものであってもよい。ま
た、図5(b)に示すように、各軸押え21に円弧状溝
30を形成すると共に、この各軸押え21で各軸部10
を押え付けた時に各軸押え21の先端が各軸受13に形
成された段部13Aに係合させるようにしたものであっ
てもよく、この場合には各軸押え21と各軸受13の段
部13Aとの係合で各軸押え21で各軸部10を押え付
ける力を規制することができる。更に、アシストボック
1のロック、又はロック解除において、弾性変形される
板状ばね8のばね力以上で、ロック体5の各軸部10を
各軸孔14に押し込み可能とするように切欠き溝15の
保持溝部15aの幅を決定すれば、樹脂インナー材20
で各軸部10を押さ付けることなく、ロック体5の抜け
止めを防止することができる。また、本発明のロック機
構4は、アシストボックス1に適用した場合について説
明したが、これに限定されるものでなく、自動車の他の
内装部品であって、ロックが必要な種々のものに適用し
たものであってもよい。
【0020】
【発明の効果】このように本発明のアシスト・ボックス
のロック機構によれば、請求項1では、プッシュボタン
を板状ばねのばね力に抗して軸部を支点にしてフックを
ボックスから離間するように回転することでロックを解
除でき、プッシュボタンへの押付力を解放することで、
板状ばねのばね力でフックを回転させて、ボックスに係
合することによりロックすることができる。また、板状
ばね、プッシュボタン及びフックとを一体形成してロッ
ク体としたので、ロック機構を構成する部品点数を減少
することができる。また、ロック体の軸部をリッドの軸
受に押し込むだけで、リッドに容易に取り付けることが
でき、この軸部と軸受との寸法精度だけの管理だけで済
むので、ロック体とリッドとのガタを減少しつつ、自動
車の走行中に伝達される振動による異音の発生や破損を
防止できる。
【0021】請求項2では、請求項1の効果に加えて、
ロック体は、軸部を切欠き溝から押し込んでいき、この
押込力で保持溝部を広げつつ軸孔に嵌め込むことによ
り、容易にリッドに対して回転自在に取り付けることが
できる。また、ロック体をリドへ取り付けた後には、
広げられた保持溝部が元の形状に復元されるので、軸部
が軸孔に保持されて抜け出ることがなくなる。
【0022】請求項3では、請求項1又は請求項2の効
果に加えて、インナー材をリッドに取り付けるだけで、
この軸押えがロック体の軸部を押え付けるので、板状ば
ねのばね力等の外力が軸部に作用しても、軸受の軸孔か
らロック体が抜け出ることを完全に防止できる。
【0023】請求項4では、請求項1の効果に加えて、
ロック体を回転させることによりフックとボックスを凹
凸係合、又は解除して、アシストボックをロック、又は
ロック解除することができる。この結果、ロック体とボ
ックスとが強固に凹凸係合するので、自動車等の振動に
よりロックが解除させることが防止でき、ロック機構に
よるアシストボックスのロック、又はロック解除の機構
を十分に発揮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアシストボックスとロック機構との構
成を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面の拡大図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】リッドの軸部の構成を示す、図2の要部拡大図
である。
【図5】リッドの軸受とインナー材の軸押えの変形例を
示す要部拡大図である。
【図6】従来のアシストボックスのロック機構の構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 アシストボックス 2 樹脂ボックス 3 樹脂リッド 4 ロック機構 5 ロック体 6 フック 7 プッシュボタン 8 板状ばね 10 軸部 13 軸受 14 軸孔 15 切欠き溝 15a 保持溝部 20 樹脂インナー材 21 軸押え

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要容積を有するボックスと前記ボック
    スを開閉するリッドとでなるアシストボックスと、前記
    リッドに設けられ前記ボックスとの係合で前記アシスト
    ボックスをロックするフックと、前記フックを前記ボッ
    クスに付勢するばね材と、前記リッドの外部からの押付
    力で前記ばね材のばね力に抗して前記フックを前記ボッ
    クスから外して前記アシストボックスのロックを解除す
    るプッシュボタントとで構成されるアシストボックスの
    ロック機構において、 前記ばね材として機能し前記プッシュボタンの上側から
    前記リッド側に延びる板状ばねと、前記プッシュボタン
    の下側から前記ボックス側に延びる前記フックとを有し
    てなり、前記板状ばね、前記プッシュボタン、前記フッ
    クの順に直列させて連続的に一体成形してロック体を構
    成し、 前記ロック体は、前記フックを前記ボックスに係合自在
    に、且つ前記板状ばねを前記リッドに弾接させて配置さ
    れると共に、 前記板状ばねと前記プッシュボタンとの間に一体成形さ
    れた軸部を、前記リッドに形成された軸受に押し込むこ
    とで回転自在に軸支されていることを特徴とするアシス
    トボックスのロック機構。
  2. 【請求項2】 前記リッドの軸受には、前記軸部を回転
    自在にする軸孔と、前記軸孔に前記軸部を押込み自在と
    する切欠き溝とが形成されており、 前記切欠き溝は、前記軸部の直径より小さい幅の保持溝
    部を有して前記軸孔に連続すると共に、前記保持溝部か
    ら少なくとも当該溝部以上の幅を有しつつ前記軸受の先
    端まで延びる形状にされていることを特徴とする請求項
    1記載のアシストボックスのロック機構。
  3. 【請求項3】 前記リッドは、該リッドとの間に前記ロ
    ック体を収納する空間を区画するインナー材を有してお
    り、 前記インナー材には、前記リッドへの取り付けで前記軸
    受に対向する側から前記軸部を押え付ける軸押えが形成
    されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    のアシストボックスのロック機構。
  4. 【請求項4】 前記フックには、前記ボックスに対して
    前記軸部の回転方向から凹凸係合する爪部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のアシストボックス
    のロック機構。
JP7353091A 1995-12-29 1995-12-29 アシストボックスのロック機構 Expired - Lifetime JP2920893B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7353091A JP2920893B2 (ja) 1995-12-29 1995-12-29 アシストボックスのロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7353091A JP2920893B2 (ja) 1995-12-29 1995-12-29 アシストボックスのロック機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09183449A JPH09183449A (ja) 1997-07-15
JP2920893B2 true JP2920893B2 (ja) 1999-07-19

Family

ID=18428506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7353091A Expired - Lifetime JP2920893B2 (ja) 1995-12-29 1995-12-29 アシストボックスのロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2920893B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104118359A (zh) * 2013-12-07 2014-10-29 东风柳州汽车有限公司 汽车扶手箱锁扣
CN108839953B (zh) * 2018-08-23 2023-09-29 上海箱箱智能科技有限公司 周转容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09183449A (ja) 1997-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070186598A1 (en) Lid lock device
JPH05156854A (ja) 車両扉ロック装置
JP2920893B2 (ja) アシストボックスのロック機構
EP1149966B1 (en) Anti-rattle structure for door handle
JP4871759B2 (ja) フラップ装置及び該フラップ装置を備えた車両の後部構造
JP3896028B2 (ja) 開閉ロック装置
JP4173400B2 (ja) 開閉部材のロック装置
CN115384410A (zh) 车辆用收纳装置
JP3202494B2 (ja) 自動車用ドアハンドル装置
JP4357683B2 (ja) 自動車のインサイドハンドル装置
JPH11291835A (ja) カバーの取付け構造
JP3450720B2 (ja) 自動車のドアアウトサイドハンドル装置
JP2565196Y2 (ja) グローブボックス用ロック装置
KR100645137B1 (ko) 자동차용 글러브박스의 이탈방지구조
JPH0241258Y2 (ja)
JPH077495Y2 (ja) 開閉リッドのロック構造
JP2649148B2 (ja) 車両用ドアアウトサイドハンドル
JP3659513B2 (ja) 自動車用チェンジレバーの軸受け構造
JPH0622026U (ja) 自動車用ドアハンドル装置
JP2024112619A (ja) ロック装置及び収納装置
JPH0241259Y2 (ja)
JP2004042848A (ja) 車両用収納部構造
JPH0627722Y2 (ja) シリンダ錠
JP2527580Y2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JPS5814196Y2 (ja) 自動車用ロツク装置のガタ規制機構