JPH11291835A - カバーの取付け構造 - Google Patents
カバーの取付け構造Info
- Publication number
- JPH11291835A JPH11291835A JP9364198A JP9364198A JPH11291835A JP H11291835 A JPH11291835 A JP H11291835A JP 9364198 A JP9364198 A JP 9364198A JP 9364198 A JP9364198 A JP 9364198A JP H11291835 A JPH11291835 A JP H11291835A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- opening
- notch
- seating surface
- lock piece
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- Pending
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】トリムに形成されている開口を閉塞するカバー
のロック機構によって開口の有効スペースが狭くならな
いようにし、開口のスペースを有効に利用することが可
能なカバーの取付け構造を提供することを目的とする。 【解決手段】トリム20の矩形の開口21の上縁側の座
面22に切欠き25を形成し、カバー30のU字状ロッ
ク片31の上部を切欠き25によって係止してロックす
る。
のロック機構によって開口の有効スペースが狭くならな
いようにし、開口のスペースを有効に利用することが可
能なカバーの取付け構造を提供することを目的とする。 【解決手段】トリム20の矩形の開口21の上縁側の座
面22に切欠き25を形成し、カバー30のU字状ロッ
ク片31の上部を切欠き25によって係止してロックす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカバーの取付け構造
に係り、とくに開口を閉塞するカバーの取付け構造に関
する。
に係り、とくに開口を閉塞するカバーの取付け構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車室あるいは荷物室の内装材と
してトリムが用いられている。トリムは例えばポリプロ
ピレン樹脂の真空成形体または圧空成形体から構成され
ている。このようなトリムには、必要に応じて開口が形
成されている。このような開口をそのまま露出させてお
くと美観を損うために、例えば実公平7−41635号
公報に開示されているようにカバーを取付け、上記開口
を閉塞するようにしている。
してトリムが用いられている。トリムは例えばポリプロ
ピレン樹脂の真空成形体または圧空成形体から構成され
ている。このようなトリムには、必要に応じて開口が形
成されている。このような開口をそのまま露出させてお
くと美観を損うために、例えば実公平7−41635号
公報に開示されているようにカバーを取付け、上記開口
を閉塞するようにしている。
【0003】図6〜図8は従来のトリムのカバーの取付
け構造を示しており、例えばポリプロピレンの真空成形
体から成るトリム1には図6に示すように、その所定の
位置に矩形の開口2が形成されるとともに、この開口2
をポリプロピレンの射出成形体から成るカバー3によっ
て着脱自在に覆うようにしている。
け構造を示しており、例えばポリプロピレンの真空成形
体から成るトリム1には図6に示すように、その所定の
位置に矩形の開口2が形成されるとともに、この開口2
をポリプロピレンの射出成形体から成るカバー3によっ
て着脱自在に覆うようにしている。
【0004】開口2の上縁側の部分には開口2内に延出
されるように座面5が形成されるとともに、この座面5
にロック孔6が形成されるようになっている。そしてと
くに図7に示すように、カバー2の上縁部に一体に連設
されている断面がU字状の弾性変形可能なロック片7を
上記ロック孔6に係合させるようにしている。
されるように座面5が形成されるとともに、この座面5
にロック孔6が形成されるようになっている。そしてと
くに図7に示すように、カバー2の上縁部に一体に連設
されている断面がU字状の弾性変形可能なロック片7を
上記ロック孔6に係合させるようにしている。
【0005】カバー3のロック片7の両側には内側へ突
出するように一対の突片8が連設され、これらの突片8
が図8に示すようにトリム1の座面5の前面に当接する
ようになっている。またトリム1の開口2の下縁側にも
座面9が開口2内に延出するように形成されるととも
に、このような座面9に切欠き10が形成され、この切
欠き10にカバー3の下縁部に下方に突出するように形
成されている係合片11が係合されるようになってい
る。
出するように一対の突片8が連設され、これらの突片8
が図8に示すようにトリム1の座面5の前面に当接する
ようになっている。またトリム1の開口2の下縁側にも
座面9が開口2内に延出するように形成されるととも
に、このような座面9に切欠き10が形成され、この切
欠き10にカバー3の下縁部に下方に突出するように形
成されている係合片11が係合されるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようにカバー3に
設けたロック片7によってカバー3を開口2に装着した
状態でロックするとともに、ロック片7の両側の突片8
によってカバー3を装着したときのがたつきを防止する
ようにしていた。
設けたロック片7によってカバー3を開口2に装着した
状態でロックするとともに、ロック片7の両側の突片8
によってカバー3を装着したときのがたつきを防止する
ようにしていた。
【0007】このようなカバー3の取付け構造によれ
ば、とくに図7に示すようにU字状ロック片7をトリム
1の座面5のロック孔6の上縁部と下縁部とによってそ
れぞれ挟着するようにして保持しながらロックを行なう
ようにしていた。従ってこのようなロック孔6を備える
座面5の高さ方向の寸法Aの長さが長くなるという問題
がある。座面5のロック孔6が形成されている部分が長
くなることは、開口2の有効スペースが狭くなることを
意味し、これによって開口2のスペースが有効利用でき
なくなる。あるいはまた必要以上に大きな開口2を形成
しなければならないという問題がある。
ば、とくに図7に示すようにU字状ロック片7をトリム
1の座面5のロック孔6の上縁部と下縁部とによってそ
れぞれ挟着するようにして保持しながらロックを行なう
ようにしていた。従ってこのようなロック孔6を備える
座面5の高さ方向の寸法Aの長さが長くなるという問題
がある。座面5のロック孔6が形成されている部分が長
くなることは、開口2の有効スペースが狭くなることを
意味し、これによって開口2のスペースが有効利用でき
なくなる。あるいはまた必要以上に大きな開口2を形成
しなければならないという問題がある。
【0008】このように従来のトリム1のカバー3の取
付け構造は、カバー3のロック片7をロックするための
ロック孔6をトリム1側の座面5に設けるようにし、こ
れによってカバー3のロックを行なうようにしていたた
めに、カバー3をロックする部分の高さ方向の寸法A
(図7参照)を部分的に広くとる必要があるために、こ
のカバー3によって覆われる開口2の有効スペースが狭
くなるという問題があった。
付け構造は、カバー3のロック片7をロックするための
ロック孔6をトリム1側の座面5に設けるようにし、こ
れによってカバー3のロックを行なうようにしていたた
めに、カバー3をロックする部分の高さ方向の寸法A
(図7参照)を部分的に広くとる必要があるために、こ
のカバー3によって覆われる開口2の有効スペースが狭
くなるという問題があった。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、カバーをロックするための機構を設け
ても、開口の有効スペースが狭くならず、しかもカバー
を確実にがたつきなく取付けることができるようにした
カバーの取付け構造を提供することを目的とする。
たものであって、カバーをロックするための機構を設け
ても、開口の有効スペースが狭くならず、しかもカバー
を確実にがたつきなく取付けることができるようにした
カバーの取付け構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、開口を閉塞す
るカバーの取付け構造において、前記開口の周縁部の一
辺に座面を設けるとともに、該座面に切欠きを形成し、
前記カバーの対応する部位に設けられている弾性変形可
能なロック片を前記切欠きに係合させ、しかも前記座面
にスリットを形成し、前記カバーの対応する部位に設け
られている位置決め用突片を前記スリットに挿入するよ
うにしたことを特徴とするカバーの取付け構造に関する
ものである。
るカバーの取付け構造において、前記開口の周縁部の一
辺に座面を設けるとともに、該座面に切欠きを形成し、
前記カバーの対応する部位に設けられている弾性変形可
能なロック片を前記切欠きに係合させ、しかも前記座面
にスリットを形成し、前記カバーの対応する部位に設け
られている位置決め用突片を前記スリットに挿入するよ
うにしたことを特徴とするカバーの取付け構造に関する
ものである。
【0011】前記スリットが前記座面の前記切欠きの両
側に設けられるとともに、前記カバーのロック片の両側
に前記位置決め用突片が設けられていてよい。また前記
開口の前記一辺と対向する他の一辺に座面が設けられる
とともに、該座面に切欠きが形成され、前記カバーの対
応する部位に設けられている係合片が前記切欠きに係合
されていてよい。
側に設けられるとともに、前記カバーのロック片の両側
に前記位置決め用突片が設けられていてよい。また前記
開口の前記一辺と対向する他の一辺に座面が設けられる
とともに、該座面に切欠きが形成され、前記カバーの対
応する部位に設けられている係合片が前記切欠きに係合
されていてよい。
【0012】本発明の好ましい態様によれば、自動車の
内装材を構成するトリムの開口の周縁部に開口内に延出
するように形成されている座面に切欠きを形成し、この
切欠きによってカバーのロック片の外側の部分のみをロ
ックするとともに、ロック片の両側に位置決め用の突片
を形成し、これらの突片をトリムの座面の切欠きの両側
に形成されているスリットに挿入し、これによってカバ
ーのがたつきを防止するようにし、トリムの開口内に延
出されている座面の寸法を小さくし、しかもカバーのが
たつきを同時になくすようにし、カバーによって形成さ
れるトリムの開口のスペースを最大限に利用するように
したものである。
内装材を構成するトリムの開口の周縁部に開口内に延出
するように形成されている座面に切欠きを形成し、この
切欠きによってカバーのロック片の外側の部分のみをロ
ックするとともに、ロック片の両側に位置決め用の突片
を形成し、これらの突片をトリムの座面の切欠きの両側
に形成されているスリットに挿入し、これによってカバ
ーのがたつきを防止するようにし、トリムの開口内に延
出されている座面の寸法を小さくし、しかもカバーのが
たつきを同時になくすようにし、カバーによって形成さ
れるトリムの開口のスペースを最大限に利用するように
したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明の一実施の形
態に係るカバーの取付け構造を示している。自動車の内
装材を形成するトリム20は例えばポリプロピレン樹脂
によって真空成形の方法で成形された所定の形状を有す
る内装材である。そしてこのようなトリム20には必要
に応じて矩形の開口21が図1および図2に示すように
形成される。
態に係るカバーの取付け構造を示している。自動車の内
装材を形成するトリム20は例えばポリプロピレン樹脂
によって真空成形の方法で成形された所定の形状を有す
る内装材である。そしてこのようなトリム20には必要
に応じて矩形の開口21が図1および図2に示すように
形成される。
【0014】矩形の開口21の内側に延出するように、
その上部には開口21の上縁から座面22が延出されて
いる。また開口21の両側面には側部の座面23が開口
21内に延出するように形成されている。さらに矩形の
開口21の下縁部には開口21の内部に延出するように
下部の座面24が形成されている。
その上部には開口21の上縁から座面22が延出されて
いる。また開口21の両側面には側部の座面23が開口
21内に延出するように形成されている。さらに矩形の
開口21の下縁部には開口21の内部に延出するように
下部の座面24が形成されている。
【0015】このようなトリム20の開口21の座面2
2、23、24の内、とくに上側の座面22について
は、切欠き25が形成されるとともに、この切欠き25
の両側にはそれぞれ横方向に延びるスリット26が形成
されている。これに対して下側の座面24には左右一対
の切欠き27が形成されるようになっている。
2、23、24の内、とくに上側の座面22について
は、切欠き25が形成されるとともに、この切欠き25
の両側にはそれぞれ横方向に延びるスリット26が形成
されている。これに対して下側の座面24には左右一対
の切欠き27が形成されるようになっている。
【0016】次にこのようなトリム20の開口21を閉
塞するカバー30は合成樹脂の射出成形体から構成され
るとともに、このようなカバー30の上縁部には断面が
U字状をなす弾性変形可能なロック片31が一体に連設
されている。ロック片31の外側上部には切欠き25の
エッジを受ける突起36が形成されている。またカバー
30の内側にはロック片31の両側にそれぞれ位置決め
用突片32が内側へ突出するように形成されている。さ
らにカバー30にはその下縁に下方に延びるように一対
の係合片33が形成されている。
塞するカバー30は合成樹脂の射出成形体から構成され
るとともに、このようなカバー30の上縁部には断面が
U字状をなす弾性変形可能なロック片31が一体に連設
されている。ロック片31の外側上部には切欠き25の
エッジを受ける突起36が形成されている。またカバー
30の内側にはロック片31の両側にそれぞれ位置決め
用突片32が内側へ突出するように形成されている。さ
らにカバー30にはその下縁に下方に延びるように一対
の係合片33が形成されている。
【0017】次にこのようなカバー30がトリム20の
矩形の開口21を図2に示すように閉塞する動作を説明
する。この動作はカバー30の下側の係合片33を開口
21の下側の座面24の切欠き27に図5に示すように
係合させる。このときにカバー30を傾斜させ、その上
端が外側に位置するように斜めの姿勢で取付けるとよ
い。
矩形の開口21を図2に示すように閉塞する動作を説明
する。この動作はカバー30の下側の係合片33を開口
21の下側の座面24の切欠き27に図5に示すように
係合させる。このときにカバー30を傾斜させ、その上
端が外側に位置するように斜めの姿勢で取付けるとよ
い。
【0018】そしてこの後カバー30をその下端部を中
心として回動させて開口21を覆うようにする。このと
きにカバー30のU字状ロック片31を図3に示すよう
に、上側の座面22の切欠き25に係合させるととも
に、切欠き25のエッジに突起36を係合させる。すな
わちここではロック片31の上端側の部分を切欠き25
に係合させる。またカバー30のロック片31の両側の
位置決め用突片32を座面22の両側のスリット26に
図4に示すように係合させる。これによってトリム20
の開口21をカバー31が覆った状態でこのカバー31
がロックされることになる。
心として回動させて開口21を覆うようにする。このと
きにカバー30のU字状ロック片31を図3に示すよう
に、上側の座面22の切欠き25に係合させるととも
に、切欠き25のエッジに突起36を係合させる。すな
わちここではロック片31の上端側の部分を切欠き25
に係合させる。またカバー30のロック片31の両側の
位置決め用突片32を座面22の両側のスリット26に
図4に示すように係合させる。これによってトリム20
の開口21をカバー31が覆った状態でこのカバー31
がロックされることになる。
【0019】このように本実施の形態のカバーの取付け
構造は、真空成形されたトリム20の開口21を射出成
形されたカバー30で覆うようにしたものである。ここ
で開口21の下側の座面24にカバー30の係合片33
を引掛けるための切欠き27を設けておく。また開口2
1の上側の座面22にはカバーをロックするための切欠
き25を設けるようにしておく。
構造は、真空成形されたトリム20の開口21を射出成
形されたカバー30で覆うようにしたものである。ここ
で開口21の下側の座面24にカバー30の係合片33
を引掛けるための切欠き27を設けておく。また開口2
1の上側の座面22にはカバーをロックするための切欠
き25を設けるようにしておく。
【0020】このような構造によって、カバー30のU
字状ロック片31の上端側の部分を図3に示すように座
面22の切欠き25によってロックすることが可能にな
り、このためにトリム20側の開口21の上側の座面2
2の高さ方向の寸法Bを図4に示すように非常に短くす
ることができる。これによってカバー30によって覆わ
れる矩形の開口21の有効面積が大きくなり、開口21
を有効に利用できるようになる。このことから、必要以
上に大きな開口21を設ける必要がなくなる。
字状ロック片31の上端側の部分を図3に示すように座
面22の切欠き25によってロックすることが可能にな
り、このためにトリム20側の開口21の上側の座面2
2の高さ方向の寸法Bを図4に示すように非常に短くす
ることができる。これによってカバー30によって覆わ
れる矩形の開口21の有効面積が大きくなり、開口21
を有効に利用できるようになる。このことから、必要以
上に大きな開口21を設ける必要がなくなる。
【0021】カバー30のロックをロック片31の上面
を座面22の切欠き25に係合して行なうと、カバー3
0のがたつきが生じ易くなる。そこでこのようながたつ
きを防止するために、カバー30のロック片31の両側
にはがたつき防止用の位置決め用突片32を形成し、こ
のような突片32をトリム20の開口21の座面22の
左右のスリット26に挿入する。これによってカバー3
0が正しく位置決めされるとともに、ロック片31の反
力で位置決め用突片32がスリット26の下辺に押しつ
けられるためにがたつかなくなる。またカバー30の奥
行方向のがたつきについては、カバー30の周縁部、例
えばその上端に設けられている突片34を図3および図
4に示すように、開口21の上側の座面22に当接させ
ることによって改善できるようになる。
を座面22の切欠き25に係合して行なうと、カバー3
0のがたつきが生じ易くなる。そこでこのようながたつ
きを防止するために、カバー30のロック片31の両側
にはがたつき防止用の位置決め用突片32を形成し、こ
のような突片32をトリム20の開口21の座面22の
左右のスリット26に挿入する。これによってカバー3
0が正しく位置決めされるとともに、ロック片31の反
力で位置決め用突片32がスリット26の下辺に押しつ
けられるためにがたつかなくなる。またカバー30の奥
行方向のがたつきについては、カバー30の周縁部、例
えばその上端に設けられている突片34を図3および図
4に示すように、開口21の上側の座面22に当接させ
ることによって改善できるようになる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、開口の周縁部の
一辺に座面を設けるとともに、該座面に切欠きを形成
し、カバーの対応する部位に設けられている弾性変形可
能なロック片を切欠きに係合させ、しかも座面にスリッ
トを形成し、カバーの対応する部位に設けられている位
置決め用突片をスリットに挿入するようにしたものであ
る。
一辺に座面を設けるとともに、該座面に切欠きを形成
し、カバーの対応する部位に設けられている弾性変形可
能なロック片を切欠きに係合させ、しかも座面にスリッ
トを形成し、カバーの対応する部位に設けられている位
置決め用突片をスリットに挿入するようにしたものであ
る。
【0023】従ってカバーに設けられているロック片が
開口の周縁部の一辺に設けられた座面の切欠きに係合さ
れることになり、ロック用の開口を形成する場合に比べ
て座面の開口内への延出方向の寸法を短くすることが可
能になる。しかもカバーは位置決め用突片を座面のスリ
ットに挿入して位置決めを行なうようにしているため
に、確実にがたつきが防止されることになる。
開口の周縁部の一辺に設けられた座面の切欠きに係合さ
れることになり、ロック用の開口を形成する場合に比べ
て座面の開口内への延出方向の寸法を短くすることが可
能になる。しかもカバーは位置決め用突片を座面のスリ
ットに挿入して位置決めを行なうようにしているため
に、確実にがたつきが防止されることになる。
【0024】スリットが座面の切欠きの両側に設けられ
るとともに、カバーのロック片の両側に位置決め用突片
が設けられている構成によれば、ロック片の両側の位置
決め用突片が切欠きの両側のスリットに挿入され、これ
によってカバーがより確実に位置決め保持されるように
なる。
るとともに、カバーのロック片の両側に位置決め用突片
が設けられている構成によれば、ロック片の両側の位置
決め用突片が切欠きの両側のスリットに挿入され、これ
によってカバーがより確実に位置決め保持されるように
なる。
【0025】開口の一辺と対向する他の一辺に座面が設
けられるとともに、この座面に切欠きが形成され、カバ
ーの対応する部位に設けられている係合片が切欠きに係
合されている構成によれば、カバーのロック片が設けら
れている部分とは反対側の部分の係合片を反対側の座面
の切欠きに係合させて係止することが可能になる。
けられるとともに、この座面に切欠きが形成され、カバ
ーの対応する部位に設けられている係合片が切欠きに係
合されている構成によれば、カバーのロック片が設けら
れている部分とは反対側の部分の係合片を反対側の座面
の切欠きに係合させて係止することが可能になる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るカバーの取付け構
造を示す分解斜視図である。
造を示す分解斜視図である。
【図2】カバーを装着した状態のトリムの縦断面図であ
る。
る。
【図3】ロック片によるロックの構造を示す要部拡大縦
断面図である。
断面図である。
【図4】位置決め用突片による位置決めの状態を示す要
部拡大縦断面図である。
部拡大縦断面図である。
【図5】係合片による係合の状態を示す要部拡大縦断面
図である。
図である。
【図6】従来のカバーの取付け構造を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図7】従来のカバーのロックの構造を示す要部拡大縦
断面図である。
断面図である。
【図8】同カバーのがたつき防止のための構造を示す要
部拡大縦断面図である。
部拡大縦断面図である。
1 トリム 2 開口 3 カバー 5 座面 6 ロック孔 7 U字状ロック片 8 突片 9 座面 10 切欠き 11 係合片 20 トリム 21 矩形の開口 22 座面(上部) 23 座面(側部) 24 座面(下部) 25 切欠き 26 スリット 27 切欠き 30 カバー 31 U字状ロック片 32 位置決め用突片 33 係合片 34 突片 36 突起
Claims (3)
- 【請求項1】開口を閉塞するカバーの取付け構造におい
て、 前記開口の周縁部の一辺に座面を設けるとともに、該座
面に切欠きを形成し、 前記カバーの対応する部位に設けられている弾性変形可
能なロック片を前記切欠きに係合させ、 しかも前記座面にスリットを形成し、前記カバーの対応
する部位に設けられている位置決め用突片を前記スリッ
トに挿入するようにしたことを特徴とするカバーの取付
け構造。 - 【請求項2】前記スリットが前記座面の前記切欠きの両
側に設けられるとともに、前記カバーのロック片の両側
に前記位置決め用突片が設けられていることを特徴とす
る請求項1に記載のカバーの取付け構造。 - 【請求項3】前記開口の前記一辺と対向する他の一辺に
座面が設けられるとともに、該座面に切欠きが形成さ
れ、前記カバーの対応する部位に設けられている係合片
が前記切欠きに係合されていることを特徴とする請求項
1に記載のカバーの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9364198A JPH11291835A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | カバーの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9364198A JPH11291835A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | カバーの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11291835A true JPH11291835A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14087998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9364198A Pending JPH11291835A (ja) | 1998-04-06 | 1998-04-06 | カバーの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11291835A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003081018A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Mitsubishi Automob Eng Co Ltd | リッド付き収納構造 |
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JP2011084082A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Honda Motor Co Ltd | 車両用内装構造 |
-
1998
- 1998-04-06 JP JP9364198A patent/JPH11291835A/ja active Pending
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