JP2010032484A - 磁気センサおよび回転角度検出装置 - Google Patents

磁気センサおよび回転角度検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 角度誤差を低減した磁気センサを提供する。
【解決手段】 4個の磁気抵抗効果素子を接続したブリッジ回路を有する磁気センサであって、
前記磁気抵抗効果素子は、1方向の磁気異方性を有する固定層と、磁化方向が外部磁界の方向に回転する自由層と、前記固定層と前記自由層に挟まれた中間層とを有するスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果膜であり、
前記磁気抵抗効果素子の少なくとも一つは、その素子形状の長手方向が固定層磁化方向に対して36°≦θ<45°の鋭角θで傾いていることを特徴とする磁気センサ。
【選択図】図4

Description

本発明は、スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果膜で構成する磁気抵抗効果素子を用いた磁気センサ及び回転角度検出装置に関するものである。
磁気抵抗効果素子を用いた磁気センサは、物理量の変位を非接触で検出できる点で有用である。特に回転角度を検出する磁気センサについては、回転磁界に対して磁気抵抗効果素子の検出感度が良好であることが要求される。
高感度な磁気抵抗効果素子として、スピンバルブ(SV)型巨大磁気抵抗効果(GMR)膜が用いられている(以後、おのおのをSVGMR素子、SVGMR膜と表記する)。その基本構成は、一方向異方性を有する磁化固定層(以下、固定層と称する)と、この固定層の上部に形成される磁気的結合を切る非磁性中間層と、この非磁性中間層の上部に形成される外部磁界によって磁化方向が任意の方向に回転する自由層からなるものである。このようなSVGMR膜を用い、フォトリソグラフィーなどの薄膜加工プロセスを経て形成されたSVGMR素子をホイートストンブリッジ状に接続し、所定の電圧を印加することで、外部磁界の方向によって出力電圧が変化する磁気センサを得ることができる。
特開2001−159542号公報 特表2003−502876号公報 特開2005−024287号公報 特許第3587678号公報
SVGMR素子を複数個用いて回転角度センサを構成する場合、SVGMR素子自身の磁気特性(層間結合磁界Hint,異方性磁界H)のばらつきにより、角度誤差(回転角度センサの出力から得る回転角度の誤差)が増加する問題がある。特許文献1には同一ウェハから切り出した4つの素子をブリッジ接続する手法が開示されているが、ウェハ面内でのバラつきを吸収できるものではない。以下、特にことわらない限り、SVGMR素子を“素子”と表記する。
一方、特許文献2には同一ウェハ上に複数方向の感磁軸を持つ素子を作製する方法について開示されている。開示された手法に因れば、薄膜形成やフォトリソグラフィーなどにより所望の素子パターンを形成した後、ヒータ素子を用いて局部的に素子を加熱しながら外部磁界を印加することで、固定層磁化方向を所望の方向に設定することが可能である。
また、消費電力量や素子発熱を回転角度センサとしての適正範囲に抑えるためには、素子形状は線幅を細くし素子長を長くすることで高抵抗化を図ることが望ましい。このような形状では素子自身の形状異方性を無視できなくなり、SVGMR膜の自由層に起因する異方性磁気抵抗効果(AMR)の影響が大きくなり角度誤差が増加する問題がある。特許文献3では、AMR効果をキャンセルするために同一素子内で素子長手方向が90°異なるパターンを接続した素子が提案されている。また特許文献4では、Hを低減する素子パターンとして、半円形状をつなぎ合わせたものや螺旋状の形状が提案されている。しかしながらこれらの構成はAMR効果のキャンセルのみ、もしくはHの低減のみに掛かり、GMR特性のばらつきを低減し回転角度センサ全体としての角度誤差を低減するものではない。
本発明はこのような問題を鑑みてなされたものであり、SVGMR膜の製造ばらつきに起因する角度誤差を低減したSVGMR素子を用いた磁気センサ、ならびに回転角度検出装置を提供することを目的とする。
本発明は4個の磁気抵抗効果素子を接続したブリッジ回路を有する磁気センサであって、前記磁気抵抗効果素子は、1方向の磁気異方性を有する固定層と、磁化方向が外部磁界の方向に回転する自由層と、前記固定層と前記自由層に挟まれた中間層とを有するスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果膜であり、前記磁気抵抗効果素子の少なくとも一つは、その素子形状の長手方向が固定層磁化方向に対して36°≦θ<45°の鋭角θで傾いていることを特徴とするものである。2つのブリッジ回路を組み合わせる場合、両者の磁気抵抗効果素子の長手方向が各々直交するように形成することが好ましい。
4個の磁気抵抗効果素子の2個が固定層磁化方向に対して前記鋭角θで傾き、残りの2個が鋭角−θで傾く構成が好ましい。
4個の前記磁気抵抗効果素子の内、ハーフブリッジを構成する2個の磁気抵抗効果素子は、固定層磁化方向が反平行方向であり、かつその素子形状の長手方向が固定層磁化方向に対して一方は角度θで傾くとともに他方は角度―θで傾いている構成を採用できる。
4個の前記磁気抵抗効果素子の内、一方のハーフブリッジの電源端子側に配置される磁気抵抗効果素子はその素子形状の長手方向が固定層磁化方向に対して一方は角度θで傾くとともに、他方のハーフブリッジの接地端子側に配置される磁気抵抗効果素子は角度―θで傾いていることが好ましい。
上記の磁気センサは、一方のハーフブリッジの電源端子側に配置される磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向と、他方のハーフブリッジの接地端子側に配置される磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が同一方向であることが好ましい。
固定層磁化方向が同一の磁気抵抗効果素子を非平行に配置することで、AMR効果がキャンセルされ、角度誤差への影響を抑制できる。
また本発明の磁気センサでは、磁気抵抗効果素子の形状として、直線を折り返した形状、半円を連結し素子長手方向に折り返して形成した形状、または円もしくは多角形の一部を切り欠いた形状を連結し素子長手方向に折り返して形成した形状のいずれかとすることが望ましい。
スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果膜は、固定層―自由層間の交換結合磁界Hintの値が−0.4<Hint<0.4(kA/m)の範囲であることが好ましい。
さらに本発明の回転角度検出装置は、前記磁気センサと、前記磁気センサに磁界を与える磁石とを備えることを特徴とする。
本発明に因れば、SVGMR膜の製造ばらつきに起因するブリッジ出力歪を低減できるセンサを提供でき、角度誤差を低減した磁気センサならびに回転角度検出装置を得ることができる。
以下、本発明について図面を用いて具体的な実施形態を説明する。ただし、これら実施形態により本発明が必ずしも限定されるものではない。
図1にSVGMR膜の模式図を示す。図の膜厚の拡大倍率は一定ではない。また本発明に用いられるSVGMR膜の構造はこの図面に限定されるものではない。SVGMR膜は基板10上に下地膜11、固定層12、中間層13、自由層14、保護層15の順で薄膜を堆積して形成される。一般的には固定層12は反強磁性層121/第1の強磁性層122/反平行結合層123/第2の強磁性層124を積層し、また自由層14は2層以上の強磁性層141、142を積層してそれぞれ形成される。固定層全体で一方向の磁気異方性を発現し、外部磁界により自由に回転する自由層磁化方向とのなす角度で電気抵抗が変化する。このときの、固定層の磁気異方性の方向を「固定層磁化方向」と定義する。
(セルフピン型SVGMR膜・素子の作製方法)
本発明においては、SVGMR膜は図1に示した構成のうち反強磁性層121を除いた、図27の構成としている。すなわち、固定層の一方向磁気異方性を強磁性層122と124の反強磁性的結合によってのみ発現させるものである。図27に示される構成のSVGMR膜は、たとえば特許第3033934号公報や特開2004−296000号公報などに開示されている。図27に示した構成のSVGMR膜は、反強磁性層を規則化させて固定層を着磁するための熱処理工程が不要となるだけでなく、成膜プロセス中に固定層の異方性を任意の方向に設定することができる。具体的には、固定層に用いる2層の強磁性層の成膜時、少なくとも中間層13と接する強磁性層の成膜時に磁界を印加することで、印加磁界の方向に固定層磁化方向を向けることができる。本発明では固定層磁化方向の異なるSVGMR膜を、絶縁層を介して4回積層することによって、4方向の固定層磁化方向を持つ素子を同一ウェハ上に形成している。
図2にはSVGMR膜を所定の形状にパターニングしてSVGMR素子を形成した場合に、磁気抵抗効果素子が受ける磁気エネルギーの模式図を示す。θは素子全体の磁化の方向、θdipは形状異方性の方向、θfreeは自由層の一軸磁気異方性の付与方向を示す。SVGMR素子に外部磁界Happが印加されたとき、素子に加わる実効磁界Mは、素子の形状に起因する形状異方性Hkdのほか、H、HintなどのSVGMR膜に起因する磁界の影響を受けて、Happの方向とは異なる向きに向けられる。
ここで、SVGMR素子が受ける磁気的エネルギーは以下の数式を用いて計算される。
・SVGMR素子の形状磁気異方性エネルギーEkd
Figure 2010032484
・自由層の磁気異方性エネルギーE
Figure 2010032484
・SVGMR膜の層間交換結合エネルギーEex
Figure 2010032484
・SVGMR膜のゼーマンエネルギーE
Figure 2010032484
・SVGMR素子が受けるエネルギーの総和Etotal
Figure 2010032484
なおMは自由層の磁化量を示し、磁気異方性定数KおよびKudは下記の数式より算出した。
Figure 2010032484
最終的に、基準軸に対するMの方向θはEtotalが最小となるように決定される。決定されたθを用いると、SVGMR素子の抵抗Rは下記の数式で表される。
Figure 2010032484
数7の前半の項はGMR効果による抵抗変化、後半の項はAMR効果による抵抗変化である。RminはSVGMR素子抵抗の最小値、dRはGMR効果起因の抵抗変化量、dR’はAMR効果起因の抵抗変化である。
ここで、形状異方性の方向θdipは素子長手方向と同義である。形状異方性は素子の形状により規定され、図21のように直線状(アスペクト比の大きい矩形)のSVGMR素子221もしくは直線を九十九折状に配置した形状の素子231の場合、形状異方性の向きは通電用端子223間に流れる電流の向き222とほぼ一致する。したがって、この場合、直線の延長方向すなわち素子長手方向がθdipとなる。図22のような円を接続した形状の素子241,251については、電流は円の接続部から上下に分かれて流れると考えられるが、素子全体で見た場合は端子223間の向きに流れるため、θdipは巨視的に見た電流の向き222と同一の向きとして定義する。図23から図25のように一部を切り欠いた円又は半円を接続した形状についても同様に、θdipは電流の向き222と同一の向きとして定義する。
図3にはSVGMR素子をブリッジ接続して構成される磁気センサの等価回路を示す。各SVGMR素子の固定層磁化方向は図中矢印で示す。SVGMR素子21aと21c、素子21bと21d、31aと31c、31bと31dの固定層磁化方向はそれぞれ同一方向に設定する。また素子21aと21b、素子31aと31bの固定層磁化方向はそれぞれ反平行(180°)方向に設定し、素子21aと31aの固定層磁化方向は90°異なる向きに設定する。便宜的に、素子21a〜21dで構成されるブリッジをXブリッジ、素子31a〜31dで構成されるブリッジをYブリッジと呼ぶ。実際のブリッジ回路では21aと31a、21bと31b、21cと31c、21dと31dは互いの素子の長手方向が直交するように配置される。(詳細は図19,20で説明する)これらのブリッジ回路から出力される電圧Vx1、Vx2、Vy1、Vy2はそれぞれ下記の数式で算出される。
Figure 2010032484
x1−Vx2より出力電圧Vを、Vy1−Vy2より出力電圧Vを得る。V及びVは略正弦波もしくは略余弦波の波形となるため、VとVを用いて逆正接演算を行って演算角θcalcを算出し、基準軸に対するHappの方向θappとの差が磁気センサの角度誤差θerrとなる。
[実施形態1]
各SVGMR素子の配置角を表1に示した角度関係で変化させ、配置角が角度誤差に与える影響について検討を行った。なお固定層磁化方向は変化させていない。エネルギー計算時のパラメータとして、M=800emu/cc、H=0.16kA/m、Hkd=1.6kA/m、Happ=24kA/mを用い、各素子のθfreeは固定層磁化方向と90°をなすよう設定した。また、GMR比を示すdR/Rは10%とし、dR’は0としてAMR効果は加味していない。具体例として、表1の条件1−3で設定した素子配置ならびにブリッジ接続を図19に示す。図19中、上のブリッジ回路の固定層磁化方向は図面水平方向に、下のブリッジ回路の固定層磁化方向は図面上下方向に設けている。上のブリッジ回路の右方向を0°と規定した場合の各磁気抵抗効果素子(201a〜201d)と、下のブリッジ回路の上方向を0°と規定した場合の各磁気抵抗効果素子(203a〜203d)の素子の長手方向の各角度θdipは、下のそれぞれ表1に示した関係となる。(括弧内のマイナス表記は、請求項2,請求項4の関係を満たすことがわかり易いように記載するものである。)
Figure 2010032484
Figure 2010032484
図4に、θerr変化幅(θerrrange)のθdip依存性を示す。図4のθdip_R1は、表1のθdip設定値における201a,201cの列のパラメータに相当する。また、表1に示した磁気抵抗効果素子201aの素子配置角度θ dipが35°〜45°の時の、θerrrangeの値を表2に示す。変化幅θerr_rangeとは、θappを0から360°まで変化させた際のθerrの最大値から最小値を引いた値である。変化幅が大きいほど、該素子配置で回転角度センサを構成した場合に角度誤差が大きいことを示す。磁気抵抗効果素子201aの素子配置角度を40°もしくは140°(−40°)とした場合(条件1−4および1−9)において、θerr変化幅が0.076°で最も小さくなっている。磁気抵抗効果素子201aの素子配置角度が140°(−40°)である場合、ハーフブリッジを構成する他方の磁気抵抗効果素子201bの素子配置角度が40°となるので、これも本発明で規定する構成に含まれる。
一方、条件1−1では変化幅は約1.8°となった。このように、θerrはθdipに大きく依存し、素子配置により角度誤差が大幅に変化することがわかる。表2から解るように、従来の素子配置角度θdipが45°のブリッジ回路とするよりも、素子配置角度θdipが36°以上45°未満にするブリッジ回路の方が角度誤差を減らせることができる。さらに好ましい素子配置角度θdipは37〜43°の範囲であり、さらに好ましい素子配置角度θdipは39°〜42°である。
図5〜図7に、表1の条件1−4(実施例1)と条件1−1(比較例1)、条件1−5(比較例2)、および条件1−7(比較例3)におけるθerrのθapp依存性をそれぞれ示す。ここで、特許文献2及び3に示された素子配置は、条件1−5(比較例2)に相当する。θerrはそれぞれ、実施例1では最大で約0.04°、比較例1および比較例3では最大で約0.9°、比較例2では約0.19°となった。実施例1と比較例2とでは、θdipの差異は5°だけであるにもかかわらず、θerrの変化傾向は大きく異なっている。また比較例1と比較例3とでは、同じような素子配置であるにもかかわらず、θdipと固定層磁化方向との関係が異なることで、θerrのθapp依存性が異なっていることがわかる。これらの結果をふまえると、θdipと固定層磁化方向との関係でθerrが異なることがわかる。
これらの周期性についてさらに詳細に考察するため、図8および図9には発明例1、比較例1〜3におけるそれぞれのθerrのθapp依存性について、フーリエ級数展開により5次成分まで高調波解析を行った結果を示す。ここで1次及び2次高調波は高次の高調波に比べ圧倒的に小さく、またθdip依存性が小さいことから、図には3次から5次の高調波を示した。なお図9は縦軸を高調波発生率として示したものである。θerrが小さかった発明例1では全ての高調波が非常に小さく、その割合は3次および5次が4割、4次成分が2割程度含まれていることがわかる。一方でθerrが大きかった比較例1〜3では4次高調波が大きく出ており、発生率は4次が8割、3次および5次はそれぞれ1割程度であることがわかる。特に比較例1と比較例3のように、θdipを固定層磁化方向と直交もしくは平行とした場合には非常に大きい4次高調波が存在している。したがって、4次高調波の低減がθerrの低減に大きく寄与していることがわかる。
SVGMR膜を用いた磁気センサにおいて、数1及び数2にsinθの項が存在することから、4次高調波が発生する主要因は形状もしくはSVGMR膜の自由層の磁気異方性、すなわちHkd及びHであると考えられる。図10には自由層の磁気異方性Hを変化させ、図4と同様にθerrのθdip依存性を比較した結果を示す。Hはそれぞれ0.16kA/mから3.2kA/mまで変化させた。このときHkd=1.6kA/mとした。Hの低下に伴って、θerrのθdip依存性は低下する傾向が見られる。θerrの極小値はHの値に因らずほぼ同程度(約0.07〜0.3°)であるが、極小値をとるθdipは30〜40°付近で変化している。またHがHkdと等しくなるH=1.6kA/mの条件では、θdip=0°で極小値をとっている。これはHとHkdが互いにキャンセルしあうためである。
図11には同様にHkdを変化させた結果を示す。H=0.16kA/mとし、Hkdは0.16kA/mから3.2kA/mまで変化させた。Hを変化させた場合と同様、Hkdの低下に伴いθerrのθdip依存性は低下する傾向が見られ、θerrが極小となるθdipの範囲も概ね30〜40°付近である。θerrの極小値は約0.04〜0.13°であった。またHkd=Hとなる条件ではθdip=0でθerrが極小となる。このように、HならびにHkdを低減することで角度誤差は小さくなることがわかる。
但し、Hは自由層に用いる材料によって一義的に決まる。本検討では自由層に一般的に用いられるNiFeのH(=約0.16kA/m)を仮定したが、低Hを示す他の材料を採用することで、例えばヒステリシスの大小にかかわる保磁力などのパラメータが変化する可能性がある。また、例えば非磁性層を介した2層の強磁性層で自由層を構成する積層フェリ自由層などの構造を用いることで、巨視的なHを小さくできる可能性があるが、膜厚増加による分流損増加や感度低下を招きかねないことから現実的ではない。さらにHkdについて、センサ内のSVGMR素子は有限の長さを持つことから、素子形状の観点からHkdを0に近づけることも容易ではない。しかしながら、本検討によれば固定層磁化方向とθdipを適切な関係に保つ、具体的にはθdip=40°とすることで、SVGMR膜特性のばらつきによるHの変動や、素子形状によるHkdの変動に対してθerrの増加を抑えることが可能となる。その結果検出精度の高い回転角度検出装置を得ることが可能となる。
[実施形態2]
磁気センサ用SVGMR素子は、消費電力を抑えるため素子抵抗を比較的大きくする必要があり、そのため素子の長手方向の寸法は数十〜100μm程度にまでなる。このように膜厚に対して素子長もしくは素子幅が大きい場合、SVGMR膜の自由層のAMR効果が無視できない。そこで実施形態1と同様に、AMR効果を加味した場合のθdipとθerrの関係について図12に示す。θdipの条件は表3に示すとおりとし、比較のためAMR効果を加味しない結果(図4)を併記した。数7において、SVGMR膜に対する自由層の膜厚比およびNiFe膜の比抵抗から、AMRに寄与する抵抗の値を7500Ω、AMR比を0.3%と仮定してdR’を22.5Ωと見積もった。実施形態1と同様、比較例5が特許文献2及び3に記載の素子配置と等価である。表3中、θ dip設定値の括弧内のマイナス表記は、請求項2,請求項4,請求項5の関係を満たすことがわかり易いように記載するものである。
Figure 2010032484
θdipが0°の条件(表3の条件2−1:比較例4)もしくは90°の条件(表3の条件2−7:比較例6)で極小値(約2.6°)を示していて、AMR効果を加味しない場合と同じ結果をしめしている。一方で、θdipが45°の条件(表3の条件2−5:比較例5)においては、AMRを加味すると角度誤差は増大し、極大値(約47°)を示している。これらの素子配置はいずれも、同一ブリッジ内の各素子対において電流の流れる向きが逆方向となっており、角度誤差に対するAMR効果の寄与はセンス電流の流れる向き、すなわち素子形状に依存しているといえる。“素子対“は図19でいうと、201aと201c、又は201bと201dである。
そこで、図20に示すように、固定層磁化方向が同一の素子をブリッジ内で非平行に配置して同様の検討を行った。θdipの設定値は表4のとおりとした。一方のハーフブリッジの電源端子側に配置される磁気抵抗効果素子と、他方のハーフブリッジの接地端子側に配置される磁気抵抗効果素子の素子配置を非平行にした。具体的には、素子211aと211dの対、素子211bと211cをそれぞれ同じ角度に設定し、素子211aと素子211cを非並行に、素子211bと素子211dを非並行に設定した。Yブリッジ(素子213a〜213d)についても同様である。固定層磁化方向は実施形態1と同じく素子211aと211c、211bと211dとで同一で、素子配置角度がそれぞれ異なっていることになる。
図20は表4の条件3−4で設定した素子配置である。図20中、上のブリッジ回路の固定層磁化方向は図面水平方向に、下のブリッジ回路の固定層磁化方向は図面上下方向に設けている。上のブリッジ回路の右方向を0°と規定した場合の各磁気抵抗効果素子(211a〜211d)と、下のブリッジ回路の上方向を0°と規定した場合の各磁気抵抗効果素子(213a〜213d)の素子の長手方向の各角度θdipは、下のそれぞれ表4に示した関係となる。また、磁気抵抗効果素子211aの素子配置角度θ dipが35°〜45°の時のθerrrangeの値を表5に示す。
Figure 2010032484
Figure 2010032484
図12と同様に、AMR効果を加味したθerr変化幅(θerrrange)のθdip依存性を図13に示す。また、表4に示した磁気抵抗効果素子201bの素子配置角度θ dipが35°〜45°の時の、θerrrangeの値を表5に示す。変化幅θerr_rangeとは、θappを0から360°まで変化させた際のθerrの最大値から最小値を引いた値である。変化幅が大きいほど、該素子配置で回転角度センサを構成した場合に角度誤差が大きいことを示す。
一方のハーフブリッジの電源端子側に配置される磁気抵抗効果素子と、他方のハーフブリッジの接地端子側に配置される磁気抵抗効果素子の素子配置を非平行にすると、θerrはAMR効果を加味する前の実施例2の図4(AMR寄与無)とほぼ同等の値を示し、θdipを40°(表4の3-4:発明例2)とした条件でθerrは約0.13°まで小さくなった。また固定層磁化方向が同一の素子が互いに素子長手方向の直交する素子配置、すなわち表4の3-5(比較例7)ではθerrは約0.34°である。このことから、素子を直交に配置してセンス電流の方向を90°にしても、角度誤差は必ずしも最小にはならないことがわかり、素子配置角度によってさらに角度誤差を小さくできることが明らかとなった。
表5から解るように、従来の素子配置角度θdipが45°のブリッジ回路とするよりも、素子配置角度θdipが38°以上45°未満にするブリッジ回路の方が角度誤差を減らせることができる。さらに好ましい素子配置角度θdipは39°〜44°の範囲であり、さらに好ましい素子配置角度θdipは40°〜43°である。
誤差低減効果について詳細に検討するため、θerrのθdip依存性について5次までの高調波解析を行った。素子平行配置(表3の条件)の比較例4〜6の結果を図14に、素子非平行配置(表4の条件)の発明例2と比較例7の結果を図15にそれぞれ示す。素子平行配置の場合、θerrが比較的小さかった比較例4及び比較例6で現れる高調波はほぼすべて4次であることがわかる.一方θerrが大きい比較例5では5次までの全ての高調波が含まれており、1次および3次高調波が特に大きいことがわかる。数7からAMR効果の項は4次高調波として現れるはずだが、素子配置との兼ね合いで3次が大きくなっていると推察される。
一方、素子非平行配置については、発明例2、比較例7どちらの素子配置でも4次以外の高調波は非常に小さく、その値は発明例2の方が小さくなっている。図16ではθdipを45°に設定し、各素子が直交に配置されている比較例5と比較例7とを比較し、素子配置を平行もしくは非平行とした場合の高調波解析結果を示す。素子配置を非平行にした比較例7では、比較例5に比べ全ての次数の高調波が大幅に抑えられており、比較例7で唯一存在する4次高調波も半減していることがわかる。このことからθerrの低減には1次もしくは3次高調波をほぼ0に近い値にまで小さくし、さらに4次高調波を低減する素子配置にすることが必要である。
[実施形態3]
SVGMR膜において、種々の磁気特性のうちもっとも変動しやすいパラメータはHintである。Hintは中間層を介した固定層と自由層との間に働く磁界であることから、中間層膜厚による変動や中間層表面のラフネスによるオレンジピール効果、さらには動作温度や環境温度といった温度パラメータによって変動しやすいためである。そこで本発明で得られた最適な素子配置、発明例2の条件でHint変動に対するθerrの変化挙動を計算した。結果を図17に示す。ここで各素子のHintの値は、R1とR4(図20の211aと211dに相当)、R2とR3(同211bと211c)、R5とR8(同213aと213d)、R6とR7(同213bと213c)をそれぞれ等しく設定し、またR1とR2、R5とR6はそれぞれ符号が異なっている。例えばR1のHint、すなわち(Hint_R1)を+0.8kA/mとした場合、Hint_R2=−0.8kA/m、Hint_R3=−0.8kA/m、Hint_R4=+0.8kA/mである。図中横軸はHint_R5の値を示す。全てのHintは−0.8から+0.8kA/mまで変化させた。Hint_R1の値が小さくなるにつれθerrは小さくなり、Hint_R5が概ねHint_R1の値と符号が逆転した値をとるときにθerrが最小を示している。またHint_R1が0.16kA/m以下の条件でθerrが1°以下となり、Hint_R1が0.4kA/m以上の場合でもHint_R5が±0.4kA/m以内であればθerrが1°以下となっている。このことから、本発明の素子配置をとることで素子間のHintの変動が±0.4kA/mより小さい値であれば、Hintによる角度誤差の増加を抑制できることは明らかである。すなわち、SVGMR膜成膜時の中間層膜厚変動や、高温動作時のHint変動に対して耐性の高い磁気センサを得ることが可能となる。
[実施形態4]
図18には本発明に係る回転角度検出装置の構成を示す。該装置はパターニングしたSVGMR膜をブリッジ接続してなる磁気センサ31と、径方向にNS2極に着磁した円盤状の永久磁石33とを対向して配置した。磁石取り付け冶具34はシャフト34b(回転体)と機械的に接続され、永久磁石33の回転に伴い漏洩磁界の分布が変化する。図18中、1点鎖線は回転中心軸に相当する。永久磁石33と磁気センサ32間の実線の矢印32は磁力線を表す。この構成によって、磁気抵抗効果素子面内方向の磁界変化を磁気センサで検出した。磁気センサ31及びシャフト34bを支持するフレームの図示は省略した。
このような構成の回転角度検出装置の磁気センサにおいて、本発明で得られた素子配置をとることにより、素子形状に起因するHkdのばらつきや、SVGMR膜特性に起因するHならびにHintのばらつきなど、磁気センサ作成に係る変動に対して耐性が高い磁気センサを得ることができ、これを具備した高精度の回転角度検出装置を得ることができた。
本発明に係る他の回転角度検出装置の構成は、図18において磁気センサ31の位置を磁気センサ31’の位置に変更したものである。磁気センサ31’はその基板面が永久磁石の外周面と対向しており、前記基板面が回転中心軸と平行である。この構成も出力の歪を低減することができる。
図19には、上述の磁気センサにおける、2個のブリッジ回路201,203を構成する素子の配置を示す。一方のブリッジ回路201は、基板(図示省略)上に4個のSVGMR素子201a〜201dをパターニングで形成すると共に、配線(太線で図示した)で素子を接続している。電源端子(Vcc)には素子201c及び素子201bを接続し、グランド端子(GND)には素子201a及び素子201dを接続し、一方の出力端子(Vx1)には素子201a及び素子201bを接続し、他方の出力端子(Vx2)には素子201d及び素子201cを接続する。1点鎖線で示した軸202は固定層磁化方向と平行な向きを表わす。この軸202に対して、素子201aの長手方向はθ=40°の角度で配置され、素子201bの長手方向は140°(ー40°)の角度で配置されている(θは反時計方向の角度)。軸202に対して、素子201cの長手方向はθ=40°の角度で配置され、素子201dの長手方向は140°(ー40°)の角度で配置されている。軸に平行にした各素子の固定層磁化方向は太い矢印で示す。固定層磁化方向が同一である組み合わせは、素子201aと素子201cの組と、素子201bと素子201dの組である。
他方のブリッジ回路203は、素子203a〜203dを接続したものである。各素子は、ブリッジ回路201の各磁気抵抗効果素子の長手方向に対して直行する方向に形成されている。その軸204は、出力端子Vy1及びVy2を結ぶ向きではなく、前記軸202と直交する向きになっている。各ブリッジ回路内で、固定層磁化方向が同じ方向である素子同士は、長手方向が平行となるように配置している(素子配置:平行)。
図20には、2個のブリッジ回路211,213を構成する素子の配置を示す。各ブリッジ回路内で、固定層磁化方向が同じ方向である素子同士は、長手方向が非平行となるように配置している(素子配置:非平行)。図19のブリッジにおいて、Vx1側の素子を縦方向の軸に対して反転させると、図20の素子配置と同様になる。素子211a〜d、213a〜dの形状は、図19と同様、矩形である。
図28には、図20で示したブリッジ回路における素子配置をより具体的に示したものである。図中矢印XならびにYはそれぞれ素子を形成したセンサチップの辺方向である。また図29は図28の素子配置を、ピン止め方向と共に模式的に示したものである。ピン止め方向を同じくする磁気抵抗効果素子311aおよび311c(図中点線で囲んである。以下同様。)の素子長手方向は、ピン止め方向に対し40°の角度を為している。一方これらの素子とハーフブリッジを形成する磁気抵抗効果素子311bおよび311dも、同じようにピン止め方向に対し40°の角度を為している。しかしながら、点線で括っている部分のように、311aと311cならびに311bと311dの素子対はそれぞれ素子長手方向が平行ではないため、AMR効果をキャンセルする素子配置となっている。
図29において、素子311cと素子311b及び素子313aと素子313dは図形的に等価であることから、これらの素子配置を入れ替えたブリッジ回路を図30に示す。この素子配置とした場合でも、素子長手方向とピン止め方向との関係は変わっていない。配線が交差する部分は、配線層間に絶縁層などを形成することでブリッジ間の絶縁を取ることができる。さらに図31および図32には別の素子配置の例を示す。図29と比較して隣り合う素子と為す角度が異なっているが、素子長手方向とピン止め方向との関係は同じである。
このような素子の入れ替えはピン止め方向を成膜時に自由に設定できるSVGMR膜により実現可能であり、さらには成膜時の磁界印加方向を任意に設定できる成膜装置を用いることで、素子配置の自由度はさらに高まる。図33は図29の素子配置を素子面内方向に45°回転させて形成したブリッジ回路である。各素子のピン止め方向を図29からそれぞれ45°回転させることにより、素子配置をさらに密にすることも可能である。すなわち、素子長手方向とピン止め方向との角度関係を最適に設定することにより、SVGMR膜の特性変動に対して耐性が高く、自由な素子配置が可能で、出力歪が小さく角度誤差を低減できる磁気センサならびに回転角度検出装置を得ることができる。また、図33の構成において一部の磁化の向きを変更することも可能であり、図34に示す。さらに他の可能な例を図35、図36に示す。
なお、図37には特許文献2に記載された素子配置の一例を示す。図38には矢印100に固定層の磁化方向が示されているが、ピン止め方向が90°方向を向いた素子に対して反平行のピン止め方向を有する素子が存在しないため、この素子配置でブリッジ回路を形成しても出力端子からは同相の出力しか得られず、フルブリッジ出力が得られない。また、素子配置については図38以外の構成については記載がなく、出力歪が最小となる素子配置について検討しているものではない。仮に図38で示された方向と異なる方向にピン止め方向を設定し、本発明と同様の定義でピン止め方向を設定したとすると、素子間の相対角が90°となるため、段落0039で述べたように、この素子配置は本発明のθdip_R1=45°に相当する。この条件での角度誤差は図4に実線で示した値となり、36≦θdip_R1<45°に設定することで従来技術より角度誤差や出力歪の小さい磁気センサが得られることは明らかである。
磁気抵抗効果膜の構成を示す断面図である。 磁気抵抗効果素子が受ける磁気エネルギーの模式図である。 磁気センサを構成する磁気抵抗効果素子をブリッジ接続した回路図を示す。 磁気抵抗効果素子のθdipによる角度誤差変化をシミュレーションにより算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθappによる角度誤差変化をシミュレーションにより算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθappによる角度誤差変化をシミュレーションにより算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθappによる角度誤差変化をシミュレーションにより算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθappによる角度誤差変化から高調波成分を計算より算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθappによる角度誤差変化から高調波成分を計算より算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθdipによる角度誤差変化をシミュレーションにより算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθdipによる角度誤差変化をシミュレーションにより算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθdipによる角度誤差変化をシミュレーションにより算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθdipによる角度誤差変化をシミュレーションにより算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθappによる角度誤差変化から高調波成分を計算より算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθappによる角度誤差変化から高調波成分を計算より算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のθappによる角度誤差変化から高調波成分を計算より算出したグラフである。 磁気抵抗効果素子のHintによる角度誤差変化をシミュレーションにより算出したグラフである。 回転角度検出装置の正面図を示す。 磁気抵抗効果素子の配置形態を示す。 磁気抵抗効果素子の別の配置形態を示す。 直線で形成した磁気抵抗効果素子の形状を示す。 円形で形成した磁気抵抗効果素子の形状を示す。 円形で形成した磁気抵抗効果素子の別の形状を示す。 半円で形成した磁気抵抗効果素子の形状を示す。 半円で形成した磁気抵抗効果素子の別の形状を示す。 六角形で形成した磁気抵抗効果素子の別の形状を示す。 磁気抵抗効果膜の別の構成を示す断面図である。 磁気抵抗効果素子の具体的な配置ならびにブリッジ回路構成を示す。 磁気抵抗効果素子とピン止め方向の関係、及びブリッジ回路構成を示す。 別の磁気抵抗効果素子の配置例を示す。 別の磁気抵抗効果素子の配置例を示す。 別の磁気抵抗効果素子の配置例を示す。 別の磁気抵抗効果素子の配置例を示す。 別の磁気抵抗効果素子の配置例を示す。 別の磁気抵抗効果素子の配置例を示す。 別の磁気抵抗効果素子の配置例を示す。 公知例で示された素子配置の一例を示す。 公知例で示された素子配置の一例を示す。
符号の説明
10:基板
11:下地膜
12:固定層
13:中間層
14:自由層
15:保護層
121:反強磁性層
122:第1の強磁性層
123:反平行結合層
124:第2の強磁性層
141:第1の強磁性層
142:第2の強磁性層
21a〜21d、31a〜31d:SVGMR素子
31:磁気センサ
32:磁力線
33:永久磁石
34:磁石取り付け冶具
34b:シャフト
201,203,211,213:ブリッジ回路
201a〜201d,203a〜203d:SVGMR素子
211a〜211d,213a〜213d:SVGMR素子
202,204,212,214:軸
221,231,241,251,261:SVGMR素子
271,281,291,301,311:SVGMR素子
222:電流の方向
223:通電用端子
311a〜311d,313a〜313d:SVGMR素子

Claims (12)

  1. 4個の磁気抵抗効果素子を接続したブリッジ回路を有する磁気センサであって、
    前記磁気抵抗効果素子は、1方向の磁気異方性を有する固定層と、磁化方向が外部磁界の方向に回転する自由層と、前記固定層と前記自由層に挟まれた中間層とを有するスピンバルブ型巨大磁気抵抗効果膜であり、
    前記磁気抵抗効果素子の少なくとも一つは、その素子形状の長手方向が固定層磁化方向に対して36°≦θ<45°の鋭角θで傾いていることを特徴とする磁気センサ。
  2. 4個の磁気抵抗効果素子の内、2個の磁気抵抗効果素子が固定層磁化方向に対して前記鋭角θで傾き、残りの2個が鋭角−θで傾いていることを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
  3. 前記ブリッジ回路の他にもう一つのブリッジ回路が形成され、両ブリッジ回路の磁気抵抗効果素子は素子形状の長手方向が互いに直交する方向に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ。
  4. 4個の前記磁気抵抗効果素子の内、ハーフブリッジを構成する2個の磁気抵抗効果素子は、固定層磁化方向が反平行方向であり、かつその素子形状の長手方向が固定層磁化方向に対して一方は角度θで傾くとともに他方は角度―θで傾いていることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ。
  5. 4個の前記磁気抵抗効果素子の内、一方のハーフブリッジの電源端子側に配置される磁気抵抗効果素子はその素子形状の長手方向が固定層磁化方向に対して一方は角度θで傾くとともに、他方のハーフブリッジの接地端子側に配置される磁気抵抗効果素子は角度―θで傾いていることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ。
  6. 一方のハーフブリッジの電源端子側に配置される磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向と、他方のハーフブリッジの接地端子側に配置される磁気抵抗効果素子の固定層磁化方向が同一方向であることを特徴とする請求項5に記載の磁気センサ。
  7. 前記磁気抵抗効果素子が、直線を折り返した形状であることを特徴とする、請求項1に記載の磁気センサ。
  8. 前記磁気抵抗効果素子が、半円を連結し素子長手方向に折り返して形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の磁気センサ。
  9. 前記磁気抵抗効果素子が、円の一部を切り欠いた形状を連結し素子長手方向に折り返して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ。
  10. 前記磁気抵抗効果素子が、多角形の一部を切り欠いた形状を連結し素子長手方向に折り返して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ。
  11. スピンバルブ型巨大磁気抵抗効果膜は、固定層―自由層間の交換結合磁界Hintの値が
    −0.4<Hint<0.4 kA/m
    の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の磁気センサ。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の磁気センサと、前記磁気センサに磁界を与える磁石とを備える回転角度検出装置。
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