JP5802565B2 - 磁気センサ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒステリシス及びリニアリティを改善した磁気センサに関する。
磁気抵抗効果素子を用いた磁気センサは例えば、携帯電話等の携帯機器に組み込まれる地磁気を検知する地磁気センサとして使用できる。
しかしながら素子部にバイアス磁界を供給するためのバイアス層を備える磁気センサでは、外部から非常に強い磁界が作用すると、印加磁界除去後に、出力(中点電位差)が変動し、ヒステリシス及びリニアリティが悪化する不具合が生じた。強磁場の作用により、バイアス層の着磁が破壊されたり揺らぎやすくなるためである。
WO2009/084433号 WO2011/089978号
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、ヒステリシス及びリニアリティを改善した磁気センサを提供することを目的とする。
本発明における磁気センサは、
下から固定磁性層、非磁性材料層、フリー磁性層及び保護層の順に積層され、あるいは、下からフリー磁性層、非磁性材料層、固定磁性層及び保護層の順に積層された積層構造を有しX1−X2方向に延出して形成された非バイアス構造の素子部と、前記素子部に非接触にて配置された複数の軟磁性体と、を有し、
前記素子部の感度軸方向は前記X1−X2方向と直交するY1−Y2方向であり、
各軟磁性体は、前記Y1−Y2方向に延出し、前記素子部と厚さ方向にて非接触にて対向する第1の部分と、前記第1の部分のY2側端部からX1方向に延出し、平面視にて前記素子部のY2側に配置される第2の部分と、前記第1の部分のY1側端部からX2方向に延出し、平面視にて前記素子部のY1側に配置される第3の部分とを有し、
X1−X2方向にて隣接する二つの前記軟磁性体のうち、X1側に配置された第1の軟磁性体の前記第3の部分の一部と、前記X2側に配置された第2の軟磁性体の前記第2の部分の一部とが、Y1−Y2方向にギャップを介して対向しており、
前記第1の軟磁性体の前記第3の部分における、前記第2の軟磁性体の前記第2の部分と対向しない付け根部分、及び、前記第2の軟磁性体の前記第2の部分における、前記第1の軟磁性体の前記第3の部分と対向しない付け根部分は、夫々、平面視にて前記Y1−Y2方向にて前記素子部と対向しており、
前記付け根部分と対向する前記素子部の上面には電流をバイパスする電極層が配置されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、前記付け根部分と対向する前記素子部の上面に前記保護層を除去した状態で電極層を配置することで、この部分では素子部としての感度をもたないようにできる。そして本発明ではバイアス層を用いず、素子部をX1−X2方向に長く形成することで、磁場感知以外にも素子部を配置でき、形状異方性効果を適切に得ることができる。以上により従来に比べて強磁場耐性に優れ、ヒステリシス及びリニアリティを改善することができる。
本発明では、前記保護層の一部が残された状態で前記電極層が配置されることが好ましい。下から、固定磁性層、非磁性材料層、フリー磁性層及び保護層の順に積層された構成では、フリー磁性層が削れないため、形状異方性効果が効果的に発揮されてフリー磁性層の無磁場状態での磁化方向が適切にX1−X2方向に向いた状態で安定化し、ヒステリシス及びリニアリティを適切に改善することができる。
また本発明では、前記電極層は、前記素子部の上面にて前記X1−X2方向に間隔を空けて配置され、前記間隔が、前記第1の軟磁性体の前記第3の部分と前記第2の軟磁性体の前記第2の部分とが前記ギャップを介して対向する部分であり、
前記各軟磁性体の前記第1の部分と前記電極層とが厚さ方向に非接触状態にて対向していることが好ましい。電極層を簡単に配置できる。また素子部に電流の流れる部分が、前記ギャップを介して各軟磁性体が対向する部分だけになり、ヒステリシス及びリニアリティを適切に改善することができる。
また本発明では、X1−X2方向に延出形成された前記素子部はY1−Y2方向に間隔を空けて複数設けられ、各素子部の前記X1−X2方向の端部同士が導電層を介して接続されていることが好ましい。
また本発明では、前記積層構造及び感度軸方向が同じとされた非バイアス構造の前記素子部からなる、第1の磁気抵抗効果素子、第2の磁気抵抗効果素子、第3の磁気抵抗効果素子及び第4の磁気抵抗効果素子を備え、
前記第1の磁気抵抗効果素子及び前記第4の磁気抵抗効果素子に配置された各軟磁性体は、前記第1の軟磁性体及び前記第2の軟磁性体の構成であり、
前記第2の磁気抵抗効果素子及び前記第3の磁気抵抗効果素子に配置された各軟磁性体は、前記Y1−Y2方向に延出し、前記素子部と厚さ方向にて非接触にて対向する第1の部分と、前記第1の部分のY2側端部からX2方向に延出し、平面視にて前記素子部のY2側に配置される第4の部分と、前記第1の部分のY1側端部からX1方向に延出し、平面視にて前記素子部のY1側に配置される第5の部分とを有するとともに、X1−X2方向にて隣接する二つの前記軟磁性体のうち、X1側に配置された第3の軟磁性体の前記第4の部分の一部と、前記X2側に配置された第4の軟磁性体の前記第5の部分の一部とが、Y1−Y2方向にギャップを介して対向しており、
前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第2の磁気抵抗効果素子とが第1の出力部を介して直列に接続され、前記第3の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子とが第2の出力部を介して直列に接続され、前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第3の磁気抵抗効果素子とが入力部を介して接続され、前記第2の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子とがグランドを介して接続されて、ブリッジ回路が構成されていることが好ましい。
本発明の磁気センサによれば、ヒステリシス及びリニアリティを改善することができる。
図1は、本実施形態における磁気センサの概略図(平面図)である。 図2は、第1の磁気抵抗効果素子及び第4の磁気抵抗効果素子の一部を拡大して示した磁気センサの部分拡大平面図である。 図3は、第2の磁気抵抗効果素子及び第3の磁気抵抗効果素子の一部を拡大して示した磁気センサの部分拡大平面図である。 図4は、図2とは別の実施形態を示す第1の磁気抵抗効果素子及び第4の磁気抵抗効果素子の一部を拡大して示した磁気センサの部分拡大平面図である。 図5は、図2に示すA−A線に沿って切断し矢印方向から見た磁気抵抗効果素子の部分拡大縦断面図である。 図6は、図2のB−B線に沿って切断し矢印方向から見た磁気センサの部分拡大縦断面図である。 図7は、比較例における磁気センサの部分拡大平面図である。 図8(a)は、実施例及び比較例における、ギャップと中点ズレ(ヒステリシス)との関係を示すグラフ、図8(b)は、実施例及び比較例における、ギャップとリニアリティとの関係を示すグラフである。
図1は、本実施形態における磁気センサの概略図(平面図)であり、図2は、第1の磁気抵抗効果素子及び第4の磁気抵抗効果素子の一部を拡大して示した磁気センサの部分拡大平面図であり、図3は、第2の磁気抵抗効果素子及び第3の磁気抵抗効果素子の一部を拡大して示した磁気センサの部分拡大平面図であり、図4は、図2とは別の実施形態を示す第1の磁気抵抗効果素子及び第4の磁気抵抗効果素子の一部を拡大して示した磁気センサの部分拡大平面図であり、図5は、図2に示すA−A線に沿って切断し矢印方向から見た磁気抵抗効果素子の部分縦断面図であり、図6は、図2のB−B線に沿って切断し矢印方向から見た磁気センサの部分拡大縦断面図である。
本実施形態における磁気抵抗効果素子を備えた磁気センサSは、例えば携帯電話等の携帯機器に搭載される地磁気センサとして構成される。
各図に示すX1−X2方向、及びY1−Y2方向は水平面内にて直交する2方向を示し、Z方向は前記水平面に対して直交する方向を示している。
図1に示すように磁気センサSは、磁気抵抗効果素子の形成領域13がその中心13aからX1−X2方向及びY1−Y2方向により4つの領域に分けられており、各領域内に第1の磁気抵抗効果素子1、第2の磁気抵抗効果素子2、第3の磁気抵抗効果素子3、第4の磁気抵抗効果素子4が形成されている。なお各磁気抵抗効果素子1〜4は、後述するように、素子部、電極層が連なってミアンダ形状で形成されるが、図1では、各磁気抵抗効果素子1〜4内の形状を省略して図示している。
図1示すように第1の磁気抵抗効果素子1及び第3の磁気抵抗効果素子3は入力端子(Vdd)5に接続されている。また、第2の磁気抵抗効果素子2及び第4の磁気抵抗効果素子4はグランド端子(GND)6に接続されている。また、第1の磁気抵抗効果素子1と第2の磁気抵抗効果素子2との間には第1の出力端子(V1)7が接続されている。また、第3の磁気抵抗効果素子3と第4の磁気抵抗効果素子4との間には第2の出力端子(V2)8が接続されている。このように第1の磁気抵抗効果素子1、第2の磁気抵抗効果素子2、第3の磁気抵抗効果素子3及び第4の磁気抵抗効果素子4によりブリッジ回路が構成されている。
各磁気抵抗効果素子1〜4は、複数の素子部と、複数の電極層と、各素子部及び各電極層と非接触の複数の軟磁性体とを備えて構成される。
図2は第1の磁気抵抗効果素子1及び第4の磁気抵抗効果素子4を拡大して示したものである。
図2に示すように、複数の素子部9がY1−Y2方向に間隔を空けて配置されている。各素子部9は非バイアス構造(ハードバイアス層が設けられていない構造)であり、X1−X2方向に直線状あるいは帯状に延出して形成される。各素子部9の幅寸法(Y1−Y2方向への寸法)は、0.5〜5μm程度、各素子部9の長さ寸法(X1−X2方向への寸法)は、2〜300μm程度であり、各素子部9のアスペクト比(長さ寸法/幅寸法)は、4〜600程度となっている。
各素子部9は図5(部分縦断面図)に示すように、基板15表面の絶縁下地層19上に形成される。
各素子部9は、例えば下から非磁性下地層60、固定磁性層61、非磁性層62、フリー磁性層63及び保護層64の順に積層されて成膜される。素子部9を構成する各層は、例えばスパッタにて成膜される。
図5に示す実施形態では、固定磁性層61は第1磁性層61aと第2磁性層61bと、第1磁性層61a及び第2磁性層61b間に介在する非磁性中間層61cとの積層フェリ構造である。各磁性層61a,61bはCoFe合金(コバルト−鉄合金)などの軟磁性材料で形成されている。非磁性中間層61cはRu等である。非磁性層62はCu(銅)などの非磁性材料で形成される。フリー磁性層63は、NiFe合金(ニッケル−鉄合金)などの軟磁性材料で形成されている。保護層64はTa(タンタル)などである。
本実施形態では固定磁性層61を積層フェリ構造として、第1磁性層61aと第2磁性層61bとが反平行に磁化固定されたセルフピン止め型である。図5に示すセルフピン止め型では、反強磁性層を用いず、よって磁場中熱処理を施すことなく固定磁性層61を構成する各磁性層61a,61cを磁化固定している。なお、各磁性層61a,61bの磁化固定力は、外部磁界が作用したときでも磁化揺らぎが生じない程度の大きさであれば足りる。
ただし図5の素子部9の積層構造は一例である。例えば下から反強磁性層、固定磁性層、非磁性層、フリー磁性層及び保護層の順に積層された積層構造を有する構成とすることもできる。かかる構成では、反強磁性層と固定磁性層との間で交換結合磁界(Hex)を生じさせて固定磁性層の磁化方向を固定することが可能である。また、下からフリー磁性層63、非磁性材料層62、固定磁性層61、及び保護層64の順に積層された積層構造とされてもよい。また固定磁性層61は、第1の磁性層61aと第2の磁性層61bとの磁化の大きさが同じで磁化方向が反平行である構成にできる。
各素子部9を構成する第2磁性層61bの固定磁化方向(P;感度軸方向)はY2方向である(図2、図5参照)。この固定磁化方向(P)が固定磁性層61の固定磁化方向である。
図2に示すように各素子部9の上面にはX1−X1方向に間隔T1を空けて電極層16が配置されている。
図5に示すように、電極層16の形成位置では、保護層64の一部が削られており、それにより形成された凹み部64a上に前記電極層16が形成されている。
電極層16は、素子部9及び保護層64よりも電気抵抗値の低い非磁性導電材料で形成される。材質を特に限定するものでないが、Al、Cu、Ti、Cr等の非磁性導電材料の単層あるいは積層構造で形成される。例えば電極層16はCuとAlとの積層構造で形成される。
図2に示すように各電極層16の幅寸法(Y1−Y2への寸法)は各素子部9の幅寸法よりも大きく形成されており、これにより電極層16の電気抵抗をより小さくでき、また各電極層16を各素子部9の上面に形成する際の位置合わせのマージンを広くとることが可能である。
なお上記したように保護層64の一部を削り取るが、例えばエッチングにて行うことができる。保護層64の一部を削り取る処理は、特に保護層64表面の酸化層を削り取るためのものであり、これにより素子部9と電極層16間の導通性を良好にできる。
またエッチング等により保護層64の表面を削る際、図5に示すように保護層64の一部が残るように制御することが好ましい。これによりフリー磁性層63はエッチングの影響を受けず削られない。
図2に示すように複数の素子部9がY1−Y2方向に並設され、各素子部9のX1−X2方向の端部間が電極層(導電層)16により電気的に接続されて、ミアンダ形状とされている。
図2に示すように、各軟磁性体12は、Y1−Y2方向に延出する第1の部分12eと、第1の部分12eのY2側端部からX1方向に延出し、平面視にて素子部9のY2側に配置される第2の部分12fと、第1の部分12eのY1側端部からX2方向に延出し平面視にて素子部9のY1側に配置される第3の部分12gと、を有して構成される。各軟磁性体12はNiFe、CoFe、CoFeSiBやCoZrNb等で形成される。
各軟磁性体12の第1の部分12eは、図2に示すように各電極層16と離間してその上方にて電極層16と交差するように配置される。図5に示すように第1の部分12eと電極層16との間には絶縁層25が介在し、第1の部分12eと電極層16とは電気的に非接触となっている。
ここで図1に示すX1−X2方向にて隣接する二つの軟磁性体12のうち、X1側に配置された軟磁性体12を第1の軟磁性体12a、X2側に配置された軟磁性体12を第2の軟磁性体12bと定義する。図2には、一組の軟磁性体12にのみ符号12a,12bを付した。なお図2で第2の軟磁性体12bとした軟磁性体12は、その軟磁性体12から見てX2側に隣接された軟磁性体12との間ではX1側に位置するため第1の軟磁性体12aとなる。すなわち各軟磁性体において、左側に隣接する軟磁性体とのペアを考えれば、軟磁性体12bであるし、右側に隣接する軟磁性体とのペアを考えれば、軟磁性体12aである。したがってX1−X2方向に間隔を空けた軟磁性体12のうち、最もX1側に配置された軟磁性体12及び最もX2側に配置された軟磁性体12を除く全ての軟磁性体12が、第1の軟磁性体12aにも第2の軟磁性体12bにもなる。
さて図2で符号を付した第1の軟磁性体12aと第2の軟磁性体12bを代表してみてみると、第1の軟磁性体12aの第3の部分12gの一部と、第2の軟磁性体12bの第2の部分12fの一部とが、Y1−Y2方向にギャップGを介して対向している。図2に示すように、第1の軟磁性体12aの第3の部分12gと、第2の軟磁性体12bの第2の部分12fとがギャップGを介して対向する位置には電極層16が配置されていない。すなわち、平面視にて、電極層16間の間隔T1の位置に、前記ギャップGが位置している。
図2に示すように、外部磁界H1がX2方向に向けて作用したとき、外部磁界H1は、軟磁性体12内、及び軟磁性体12,12間を通る矢印の磁路M1を形成する。このとき、図6に示すように、素子部9に対して第1の軟磁性体12aの第3の部分12gから第2の軟磁性体12bの第2の部分fとの間で、Y2方向への外部磁界H2が漏れ、この外部磁界H2が素子部9に作用する。
このようにX2方向の外部磁界H1は、軟磁性体12によりY2方向に変換されて素子部9に作用する。
上記したように、各素子部9の感度軸方向(P)は、Y2方向である。またフリー磁性層63の磁化方向は素子部9の形状異方性によりX1−X2方向である。そして、各素子部9にY2方向の外部磁界H2が作用することでフリー磁性層63の磁化方向はY2方向を向く。この結果、固定磁性層61の磁化方向とフリー磁性層63の磁化方向が同方向となり、電気抵抗値は小さくなる。
図3は、本実施形態における第2の磁気抵抗効果素子2及び第3の磁気抵抗効果素子3の部分拡大平面図である。
図3に示す第2の磁気抵抗効果素子2及び第3の磁気抵抗効果素子3において、図2に示す第1の磁気抵抗効果素子1及び第4の磁気抵抗効果素子4と異なる点は軟磁性体14の構成である。すなわち素子部9及び電極層16の構成は図2と変わりがない。
図3に示すように各軟磁性体14は、Y1−Y2方向に延出する第1の部分14eと、第1の部分14eのY2側端部からX2方向に延出し、平面視にて素子部9のY2側に配置される第4の部分14fと、第1の部分14eのY1側端部からX1方向に延出し平面視にて素子部9のY1側に配置される第5の部分14gと、を有して構成される。
ここで図3に示すX1−X2方向にて隣接する二つの軟磁性体14のうち、X1側に配置された軟磁性体14を第3の軟磁性体14c、X2側に配置された軟磁性体14を第4の軟磁性体14dと定義する。図3には、一組の軟磁性体14にのみ符号14c,14dを付した。なお図3で第4の軟磁性体14dとした軟磁性体14は、その軟磁性体14から見てX2側に隣接された軟磁性体14との間ではX1側に位置するため第3の軟磁性体14cとなる。したがってX1−X2方向に間隔を空けた軟磁性体14のうち、最もX1側に配置された軟磁性体14及び最もX2側に配置された軟磁性体14を除く全ての軟磁性体14が、第3の軟磁性体14cにも第4の軟磁性体14dにもなる。
さて図3で符号を付した第3の軟磁性体14cと第4の軟磁性体14dを代表してみてみると、第3の軟磁性体14cの第4の部分14fの一部と、第4の軟磁性体14dの第5の部分14gの一部とが、Y1−Y2方向にギャップGを介して対向している。図3に示すように、第3の軟磁性体14cの第4の部分14fと、第4の軟磁性体14dの第5の部分14gとがギャップGを介して対向する位置には電極層16が配置されていない。
図3に示すように、外部磁界H1がX2方向に向けて作用したとき、外部磁界H1は、軟磁性体12内、及び軟磁性体12,12間を通る矢印の磁路M2を形成する。このとき、素子部9に対して第3の軟磁性体14cの第4の部分14fから第4の軟磁性体14dの第5の部分14gとの間で、Y1方向への外部磁界H3が漏れ、この外部磁界H3が素子部9に作用する。
このようにX2方向の外部磁界H1は、第2の磁気抵抗効果素子2及び第3の磁気抵抗効果素子3では、軟磁性体12によりY1方向に変換されて素子部9に作用する。
上記したように、各素子部9の感度軸方向(P)は、Y2方向である。またフリー磁性層63の磁化方向は素子部9の形状異方性によりX1−X2方向である。そして、各素子部9にY1方向の外部磁界H3が作用することでフリー磁性層63の磁化方向はY1方向を向く。この結果、固定磁性層61の磁化方向とフリー磁性層63の磁化方向が反対方向となり、電気抵抗値は増大する。
このように第1の磁気抵抗効果素子1及び第4の磁気抵抗効果素子4の電気抵抗値が小さくなると、第2の磁気抵抗効果素子2及び第3の磁気抵抗効果素子3の電気抵抗値は増大し、図1に示すブリッジ回路により差動出力を得ることができる。
ここで比較例の磁気センサついて説明する。図7は、比較例の磁気センサである。図7には第1の磁気抵抗効果素子及び第4の磁気抵抗効果素子を示す。図7に示す素子部71の構造は図5と同じであり、また軟磁性体12の構造や、軟磁性体12、素子部71及び電極層72の材質も本実施形態と同じである。比較例における第2の磁気抵抗効果素子2及び第3の磁気抵抗効果素子3は、図7に示す素子部71及び電極層72と図3に示す軟磁性体14との組み合わせで構成される。
図7の比較例において図2に示す本実施形態と異なる点は、図2に示す実施形態では素子部9がX1−X2方向に長く形成されるのに対し、図7の比較例では素子部71がX1−X2方向に間隔を空けて複数個に分離されている点である。そして図7では、各素子部71の間を電極層72で電気的に繋いでいる。
図7に示すように、X2方向の外部磁界H1が作用したとすると、第1の磁気抵抗効果素子及び第4の磁気抵抗効果素子を構成する素子部71には、Y2方向への外部磁界H2が作用する。
しかしながら図7では、各素子部71のX1−X2方向への長さ寸法が短いために形状異方性の効果が小さく無磁場状態(ここでいう無磁場状態とは外部磁界H2が素子部71に作用していない状態を指す)でのフリー磁性層63の磁化が揺らぎやすい。この結果、ヒステリシスの中点ズレが大きくなり、また良好なリニアリティを得ることができない問題があった。この問題を解決するためにハードバイアス層を用いることが考えられるが、ハードバイアス層は強磁場下で磁化方向を変位させられるため、耐強磁場では出力が変位するという問題が生じる。
これに対して本実施形態では、素子部9をX1−X2方向に長く形成することで、磁場感知以外にも素子部9を配置でき、形状異方性効果を十分に得ることができる。
加えて本実施形態は次の構成を備えている。すなわち図2に示すように、第1の軟磁性体12aの前記第3の部分12gにおける、第2の軟磁性体12bの第2の部分12fと対向しない付け根部分12g1、及び、第2の軟磁性体12bの第2の部分12fにおける、第1の軟磁性体12aの第3の部分12gと対向しない付け根部分12f1は、夫々、平面視にてY1−Y2方向にて素子部9と対向している。そして各付け根部分12f1,12g1と対向する素子部9の上面には保護層64が除去された状態で、電極層16a,16b(図2にハッチングを入れた)が配置されている(図5も参照)。
このため前記付け根部分12g1,12f1とY1−Y2方向にて対向する部分では素子部9よりも優先的に電極層16に電流が流れ(バイアスする)、この部分では素子部9としての感度をもたないようにできる。電極層16と重ならない素子部9を素子として機能させることができる。したがって付け根部分12g1,12f1付近から素子部9に向けて漏れ出る斜め成分(X1−X2方向及びY1−Y2方向の双方に対して傾く成分)の磁界が、付け根部分12g1,12f1付近の感度を持たない素子部9の部分に侵入しても磁気抵抗効果は生じにくく、感度を持つ素子部9の部分(電極層16が重なっていない部分)には優先的にY1−Y2方向に平行な外部磁界H2成分が侵入して磁気抵抗効果が発揮される。
また本実施形態では、従来のようにバイアス層を用いるものでなく素子部9は非バイアス構造とされる。
以上により本実施形態では従来に比べて強磁場耐性に優れ、しかも従来例や比較例に比べてヒステリシス及びリニアリティを効果的に改善することができる。
図4は、別の実施形態における磁気センサの部分拡大平面図である。図4では、各軟磁性体12の第1の部分12eと厚さ方向(高さ方向)で対向する素子部9の上面に電極層16が形成されていない。すなわち図2でハッチングで示した電極層16a,16bが素子部9の上面に形成された構造となっている。
図4においても、付け根部分12g1,12f1付近から素子部9に向けて漏れ出る斜め成分(X1−X2方向及びY1−Y2方向の双方に対して傾く成分)の磁界が、付け根部分12g1,12f1から近い感度を持たない素子部9の部分に侵入しても磁気抵抗効果は生じにくく、感度を持つ素子部9の部分(電極層16が重なっていない部分)には優先的にY1−Y2方向に平行な外部磁界H2成分が侵入して磁気抵抗効果が発揮される。さらに図4においても素子部9はX1−X2方向に長く形成されて形状異方性効果を得ることが可能な非バイアス構造となっている。このため図4に示す構成においても、従来に比べて強磁場耐性に優れ、しかも従来例や比較例に比べてヒステリシス及びリニアリティを効果的に改善することができる。
ただし電極層16を各軟磁性体12の第1の部分12eと対向する部分にも設け、電極層16a,16bを一体化した図2,図3に示す電極層16とすることで、電極層16を容易に形成できる。また図2,図3では感度を持つ必要のない素子部9上の全域に電極層16を重ねているため、より効果的にヒステリシス及びにリアリティを改善することができる。
本実施形態では、電極層16と素子部9とが適切に電気的に接続されれば、必ずしも保護層64を削り込まなくてもよいが、保護層64の表面には酸化層が形成されやすいので、前記酸化層を削り取って電極層16を形成することで、電極層16と素子部9間を適切に電気的に接続できる。また保護層64は全部削ってフリー磁性層63が露出してしまうよりも、保護層64の一部を残してフリー磁性層63が削られないようにすることが好ましい。これにより、形状異方性効果が適切に発揮されて無磁場状態でのフリー磁性層63の磁化方向が適切にX1−X2方向に向いた状態で安定化し、ヒステリシス及びリニアリティ特性を効果的に改善することができる。
図2,図3に示す実施例及び図7に示す比較例を用い、ギャップGを変化させたときのヒステリシスの中点ズレ及びリニアリティ特性を求めた。
実験では、実施例の磁気センサ及び比較例の磁気センサの夫々に、同じ大きさのX1−X2方向を向く外部磁界を作用させ、ヒステリシスループを得てその際の中点ズレを測定するとともに、外部磁界が作用して徐々に出力が上がっていったときの出力線と理想的な出力線(直線)との最大ずれ率を測定した。その実験結果を以下の表1に示す。
Figure 0005802565
表1をグラフ化したものが図8である。図8(a)の中点ズレ及び図8(b)のリニアリティはいずれも0(mv)、0(%)に近いほうが好ましい。
図8(a)(b)の実験結果に示すように、いずれも実施例のほうが比較例に比べてヒステリシス及びリニアリティを改善できたことがわかった。
H1、H2、H3 外部磁界
M1、M2 磁路
P 感度軸方向
1〜4 磁気抵抗効果素子
9 素子部
12、14 軟磁性体
12a 第1の軟磁性体
12b 第2の軟磁性体
12e、14e 第1の部分
12f 第2の部分
12g 第3の部分
12f1、12g1 付け根部分
14c 第3の軟磁性体
14d 第4の軟磁性遺体
14f 第4の部分
14g 第5の部分
16、16a、16b 電極層
61 固定磁性層
62 非磁性層
63 フリー磁性層
64 保護層

Claims (5)

  1. 下から固定磁性層、非磁性材料層、フリー磁性層及び保護層の順に積層され、あるいは、下からフリー磁性層、非磁性材料層、固定磁性層及び保護層の順に積層された積層構造を有しX1−X2方向に延出して形成された非バイアス構造の素子部と、前記素子部に非接触にて配置された複数の軟磁性体と、を有し、
    前記素子部の感度軸方向は前記X1−X2方向と直交するY1−Y2方向であり、
    各軟磁性体は、前記Y1−Y2方向に延出し、前記素子部と厚さ方向にて非接触にて対向する第1の部分と、前記第1の部分のY2側端部からX1方向に延出し、平面視にて前記素子部のY2側に配置される第2の部分と、前記第1の部分のY1側端部からX2方向に延出し、平面視にて前記素子部のY1側に配置される第3の部分とを有し、
    X1−X2方向にて隣接する二つの前記軟磁性体のうち、X1側に配置された第1の軟磁性体の前記第3の部分の一部と、前記X2側に配置された第2の軟磁性体の前記第2の部分の一部とが、Y1−Y2方向にギャップを介して対向しており、
    前記第1の軟磁性体の前記第3の部分における、前記第2の軟磁性体の前記第2の部分と対向しない付け根部分、及び、前記第2の軟磁性体の前記第2の部分における、前記第1の軟磁性体の前記第3の部分と対向しない付け根部分は、夫々、平面視にて前記Y1−Y2方向にて前記素子部と対向しており、
    前記付け根部分と対向する前記素子部には電流をバイパスする電極層が配置されていることを特徴とする磁気センサ。
  2. 前記保護層の一部が残された状態で前記電極層が配置される請求項1記載の磁気センサ。
  3. 前記電極層は、前記素子部の上面にて前記X1−X2方向に間隔を空けて配置され、前記間隔が、前記第1の軟磁性体の前記第3の部分と前記第2の軟磁性体の前記第2の部分とが前記ギャップを介して対向する部分であり、
    前記各軟磁性体の前記第1の部分と前記電極層とが厚さ方向に非接触状態にて対向している請求項1又は2に記載の磁気センサ。
  4. X1−X2方向に延出形成された前記素子部はY1−Y2方向に間隔を空けて複数設けられ、各素子部の前記X1−X2方向の端部同士が導電層を介して接続されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の磁気センサ。
  5. 前記積層構造及び感度軸方向が同じとされた非バイアス構造の前記素子部を備える第1の磁気抵抗効果素子、第2の磁気抵抗効果素子、第3の磁気抵抗効果素子及び第4の磁気抵抗効果素子を備え、
    前記第1の磁気抵抗効果素子及び前記第4の磁気抵抗効果素子に配置された各軟磁性体は、前記第1の軟磁性体及び前記第2の軟磁性体の構成であり、
    前記第2の磁気抵抗効果素子及び前記第3の磁気抵抗効果素子に配置された各軟磁性体は、前記Y1−Y2方向に延出し、前記素子部と厚さ方向にて非接触にて対向する第1の部分と、前記第1の部分のY2側端部からX2方向に延出し、平面視にて前記素子部のY2側に配置される第4の部分と、前記第1の部分のY1側端部からX1方向に延出し、平面視にて前記素子部のY1側に配置される第5の部分とを有するとともに、X1−X2方向にて隣接する二つの前記軟磁性体のうち、X1側に配置された第3の軟磁性体の前記第4の部分の一部と、前記X2側に配置された第4の軟磁性体の前記第5の部分の一部とが、Y1−Y2方向にギャップを介して対向しており、
    前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第2の磁気抵抗効果素子とが第1の出力部を介して直列に接続され、前記第3の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子とが第2の出力部を介して直列に接続され、前記第1の磁気抵抗効果素子と前記第3の磁気抵抗効果素子とが入力部を介して接続され、前記第2の磁気抵抗効果素子と前記第4の磁気抵抗効果素子とがグランドを介して接続されて、ブリッジ回路が構成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の磁気センサ。
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