JP2010030500A - オートライトシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】車載ライトの点消灯が正常に動作しているか否かを容易に判別することのできるオートライトシステムを提供する。
【解決手段】オートライトシステム1は、ライトセンサ60の動作状態が正常である、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われている、さらに、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていると判断する場合、第1LED91を点灯するとともに第2LED92を消灯する。また、オートライトシステム1は、ライトセンサ60の動作状態が正常でない、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われていない、あるいは、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていないと判断する場合、第1LED91を消灯するとともに第2LED92を点灯する。これにより、車載ライトが消灯状態であっても、これらの点消灯制御が正常に行われているか否かを容易に判別することができるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両外の明るさに応じて車載ライトの点消灯を制御するオートライトシステムに関する。
従来、この種のオートライトシステムとして、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。この文献に記載の技術では、照度信号の変化率に基づいて受光センサの異常を判断し、受光センサの異常が判断されたときは、前照灯の消灯動作をキャンセルしている。これにより、例えば車両が夜間等に前照灯を点灯させて走行している場合に受光センサに異常が生じた場合であっても、前照灯が突然消灯されることがなくなり、運転に支障を来たさなくなる。
特開昭59−134019号公報
ところで、車載ライトが消灯状態にある場合、その消灯状態にある原因を判別することは難しい。
具体的には、例えばユーザがオートライトモードに設定しつつ昼間に車両を運転する場合、システムは正常に動作しているが車両外が明るいから点灯していないのか、あるいは、システムが正常に動作していないから点灯していないか、これらを判別することは難しい。
そのため、例えば夕方になる等、自動点灯すべきにもかかわらず車載ライトが点灯しない場合に初めて、ユーザはオートライトシステムの故障に気付くことになる。さらに、たとえ夕方になったとしても、繁華街等のように車両外が明るい場合、オートライトモードに設定していても車載ライトは点灯しないため、ユーザはオートライトシステムの故障に依然として気付かないおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、車載ライトの点消灯が正常に動作しているか否かを容易に判別することのできるオートライトシステムを提供することにある。
こうした目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車両に搭載される車載ライトと、この車載ライトへの給電の許可・禁止を切り換えるリレーと、車両外の明るさを検出するライトセンサと、前記ライトセンサによって検出される前記車両外の明るさに応じた制御信号を前記リレーに対して出力することで、この車載ライトの点消灯を制御する点消灯制御手段とを備えるオートライトシステムにおいて、前記点消灯制御手段から前記リレーに対し実際に出力されている制御信号を監視する監視手段と、前記ライトセンサの検出値から定まる制御信号及び前記監視手段によって監視された制御信号に基づいて、前記車載ライトの点消灯制御が正常に行われているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果をユーザが視認可能に示す表示器と、前記表示器を制御する表示器制御手段とを備えることを特徴とする。
オートライトシステムとしてのこのような構成では、監視手段によって、点消灯制御手段からリレーに対し実際に出力されている制御信号が監視され、判断手段によって、ライトセンサの検出値から定まる制御信号及び監視手段によって監視された制御信号に基づき、車載ライトの点消灯制御が正常に行われているか否かが判断される。そして、表示器制御手段によって、判断手段による判断結果が表示器に表示される。このように、車載ライトの点消灯制御が正常に行われているか否かに関しての判断結果が表示器によって示されるため、車載ライトが消灯状態であっても、車載ライトの点消灯制御が正常に行われているか否かを容易に判別することができるようになる。さらに、ユーザは、車載ライトの点消灯制御が正常に行われているか否かが早期に分かるため、例えば夕方等、車両外が暗くなった適時に車載ライトを手動にて操作することができ、安全をより確保することができるようになる。
上記請求項1に記載の構成において、例えば請求項2に記載の発明のように、前記判断手段は、前記点消灯制御手段から前記リレーに対し実際に出力されている制御信号の電圧レベルが、前記ライトセンサの検出値から定まる制御信号の電圧レベルと一致する場合には、前記車載ライトの点消灯が正常に動作していると判断する一方、前記点消灯制御手段から前記車載ライトに対し実際に出力されている制御信号の電圧レベルが、前記点ライトセンサの検出値から定まる制御信号の電圧レベルと異なる場合には、前記車載ライトの点消灯が正常に動作していないと判断するとよい。
上記判断結果を示す態様については任意である。そのため、請求項1または2に記載の構成において、請求項3に記載の発明のように、前記表示器は、前記判断手段によって、前記車載ライトの点消灯制御が正常に行われていないと判断される場合には点灯する一方、前記判断手段によって前記車載ライトの点消灯制御が正常に行われている判断される場合には消灯する第2インジケータを有することとしてもよい。これにより、ユーザは、車載ライトが消灯状態にあっても、第2インジケータが点灯している場合、車載ライトの点消灯が正常に動作していないと判断することができ、第2インジケータが消灯している場合、車載ライトの点消灯が正常に動作していると判断することができる。
上記請求項3に記載の構成において、請求項4に記載の発明のように、前記表示器は、前記第2インジケータに加え、前記判断手段によって、前記車載ライトの点消灯制御が正常に行われていると判断される場合には点灯する一方、前記判断手段によって、前記車載ライトの点消灯制御が正常に行われていないと判断される場合には消灯する第1インジケータを有することとしてもよい。これにより、ユーザは、車載ライトが消灯状態にあっても、第1インジケータが点灯している場合、車載ライトの点消灯が正常に動作していると判断することができ、第1インジケータが消灯している場合、車載ライトの点消灯が正常に動作していないと判断することができる。さらに、第2インジケータによって示される判断結果及び第1インジケータによって示される判断結果が異なる場合、これらインジケータのどちらかが故障していると判断することもできるようになる。
他に例えば、インジケータの点滅によって示してもよい。さらには、表示器は、車載ライトの点消灯制御が正常に行われているか、あるいは、車載ライトの点消灯制御が正常に動作していないかについて、メッセージにて表示してもよく、対応するシンボルにて表示してもよい。
以下、本発明に係るオートライトシステムの一実施の形態について、図1及び図2を参照しつつ説明する。なお、図1は、本実施の形態のオートライトシステム1について、その全体構成を示す等価回路図である。はじめに、この図1を用いて、オートライトシステム1の構成及び機能について説明する。
オートライトシステム1は、図1に示されるように、車両(図示略)に搭載される制御装置(以下、ECUとも記載する)10、車載バッテリ30、イグニッションスイッチ40、オートライトスイッチ50、ライトセンサ60、ヘッドランプ(車載ランプ)70a及び70b、テールランプ(車載ランプ)80、並びに、表示器90等々を備える。
車載バッテリ30は、例えばECU10等の車載機器に直流電圧を給電する。具体的には、車載バッテリ30は、ECU10を構成するMPU12、SW回路13及び14、並びに、出力回路(以下、インターフェースと記載)20等々に、例えば「12[V]」の直流電圧を常時給電する。なお、これら常時給電を受ける構成要素は、常時動作可能な状態となっている。
イグニッションスイッチ40は、車載エンジン(図示略)を始動するためのスイッチであり、車載バッテリ30及びECU10にそれぞれ接続されている。ここで、例えばユーザの手動操作によってイグニッションスイッチ40がオンとされると、車載エンジンが始動され、イグニッションスイッチ40がオフとされると、車載エンジンは停止される。
オートライトスイッチ50は、当該オートライトシステム1のオートライト機能が動作するモードであるオートライトモードに設定するためのスイッチであり、イグニッションスイッチ40と同様に、車載バッテリ30及びECU10にそれぞれ接続されている。そして、例えばユーザの手動操作によってオートライトスイッチ50がオンとされると、ECU10は後述のオートライト処理を逐次実行する。
ライトセンサ60は、ECU10に接続されており、ECU10から給電を受けると、車両外の明るさを検出する。また、ライトセンサ60は、車両外の明るさに応じた周波数にて、電圧レベルが例えば「0[V]」と「5[V]」との間で交互に変化するパルス信号(交番信号)をECU10に出力する。また、ライトセンサ60の動作状態が正常である場合、出力されるパルス信号の周波数fは、所定の周波数f1からこの周波数f1よりも高周波である所定の周波数f4までの範囲に収まる。一方、ライトセンサ60の動作状態が異常である場合、出力されるパルス信号の周波数fは、周波数f1から周波数f4までの範囲に収まらず、周波数f1よりも低周波であったり、周波数f4よりも高周波であったりする。なお、こうしたライトセンサは公知であるため、これ以上の詳しい説明を割愛する。
また、オートライトシステム1は、車両前方を照射するヘッドランプ(車載ランプ)70a及び70bと、これらヘッドランプ70a及び70bを手動操作により点消灯するためのヘッドランプスイッチ71と、これらヘッドランプ70a及び70bとヘッドランプスイッチ71との間に介在し、このヘッドランプ70a及び70bへの給電を許可・禁止を切り換えるリレー72とを備える。なお、リレー72は、図1に示されるように、例えばコイル72a及び機械式スイッチ72bによって構成されている。
ここで、例えばユーザの手動操作によってヘッドランプスイッチ71がオンとされると、コイル72aはGND電位と電気的に接続され、「車載バッテリ30→コイル72a→GND電位」といった経路にて電流が流れる。このとき、コイル72aに吸引力が発生し、この発生したコイルの吸引力によって機械式スイッチ72bがオンとされる。機械式スイッチ72bがオンとされると、「車載バッテリ30→リレー72→ヘッドランプ70a及び70b→GND電位」といった経路にも電流が流れ、ヘッドランプ70a及び70bが点灯する。あるいは、MPU12がインターフェース25に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルをLレベルに設定すると、「車載バッテリ30→コイル72a→出力端子Out2」といった経路にて電流が流れる。このとき、コイル72aに吸引力が発生し、この発生した吸引力によって機械式スイッチ72bがオンとされる。機械式スイッチ72bがオンとされると、「車載バッテリ30→リレー72→ヘッドランプ70a及びヘッドランプ70b→GND電位」といった経路にも電流が流れ、ヘッドランプ70a及び70bが点灯する。
一方、例えばユーザの手動操作によってヘッドランプスイッチ71がオフとされると、コイル72aはGND電位と電気的に接続されないため、電流は上記経路を流れない。電流が上記経路を流れないため、コイル72aに吸引力は発生せず、機械式スイッチ72bもオフのままである。したがって、ヘッドランプ70a及び70bは消灯する。あるいは、MPU12がインターフェース25に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルをHレベルに設定すると、電流は上記経路を流れない。電流が上記経路を流れないため、コイル72aに吸引力は発生せず、機械式スイッチ72bもオフのままである。したがって、ヘッドランプ70a及び70bは消灯する。
このように、ユーザの手動操作によってヘッドランプスイッチ71がオンとされると、あるいは、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルがLレベルに設定されると、ヘッドランプ70a及び70bは点灯する。逆に、ユーザの手動操作によってヘッドランプスイッチ71がオフとされると、あるいは、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルがHレベルに設定されると、ヘッドランプ70a及び70bは消灯する。
また、図1に示されるように、オートライトシステム1は、車両後尾に配設されるテールランプ(車載ランプ)80と、これらテールランプ80を手動操作により点消灯するためのテールランプスイッチ81と、これらテールランプ80及びテールランプスイッチ81との間に介在し、このテールランプ80への給電を許可・禁止を切り換えるリレー82とを備える。なお、リレー82は、図1に示されるように、例えばコイル82a及び機械式スイッチ82bによって構成されている。
ここで、例えばユーザの手動操作によってテールランプスイッチ81がオンとされると、コイル82aはGND電位に電気的に接続され、「車載バッテリ30→コイル82a→GND電位」といった経路にて電流が流れる。このとき、コイル82aに吸引力が発生し、この発生した吸引力によって機械式スイッチ82bがオンとされる。機械式スイッチ82bがオンとされると、「車載バッテリ30→リレー82→テールランプ80→GND電位」といった経路にも電流が流れ、テールランプ80が点灯する。あるいは、MPU12がインターフェース23に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルをLレベルに設定すると、「車載バッテリ30→コイル82a→出力端子Out1」といった経路にて電流が流れる。このとき、コイル82aに吸引力が発生し、この発生した吸引力によって機械式スイッチ82bがオンとされる。機械式スイッチ82bがオンとされると、「車載バッテリ30→リレー82→テールランプ80→GND電位」といった経路にも電流が流れ、テールランプ80が点灯する。
一方、例えばユーザの手動操作によってテールランプスイッチ81がオフとされると、コイル82aはGND電位に電気的に接続されないため、電流は上記経路を流れない。電流が上記経路を流れないため、コイル82aに吸引力が発生せず、機械式スイッチ82bはオフのままである。したがって、テールランプ80は消灯する。あるいは、MPU12がインターフェース23に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルをHレベルに設定すると、電流は上記経路を流れない。電流が上記経路を流れないため、コイル82aに吸引力は発生せず、機械式スイッチ82bもオフのままである。したがって、テールランプ80は消灯する。
このように、ユーザの手動操作によってテールランプスイッチ81がオンとされると、あるいは、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルがLレベルに設定されると、テールランプ80は点灯する。逆に、ユーザの手動操作によってテールランプスイッチ81がオフとされると、あるいは、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルがHレベルに設定されると、テールランプ80は消灯する。
また、オートライトシステム1は、図1に示されるように、第1LED91及び第2LED92によって構成される表示器90を備える。詳しくは、第1LED91の一端は、ダイオードを介して車載バッテリ30に接続されている一方、第1LEC91の他端は、抵抗器を介してECU10の出力端子Out3に接続されている。また、第2LED92の一端は、ダイオードを介して車載バッテリ30に接続されている一方、第2LED92の他端は、抵抗器を介してECU10の出力端子Out4に接続されている。
ここで、ECU10がインターフェース27に制御信号を出力して出力端子Out3の電圧レベルをLレベルに設定すると、「車載バッテリ30→ダイオード→第1LED91→抵抗器→出力端子Out3」といった経路にて電流が流れるため、第1LED91は点灯する。一方、ECU10がインターフェース27に制御信号を出力して出力端子Out3における電圧レベルをHレベルに設定すると、上記経路をたどって電流は流れないため、第1LED91は消灯する。
同様に、ECU10がインターフェース28に制御信号を出力して出力端子Out4の電圧レベルをLレベルに設定すると、「車載バッテリ30→ダイオード→第2LED92→抵抗器→出力端子Out4」といった経路にて電流が流れるため、第2LED92が点灯する。一方、ECU10がインターフェース28に制御信号を出力して出力端子Out4の電圧レベルをHレベルに設定すると、上記経路をたどって電流は流れないため、第2LED92は消灯する。
また、ECU10は、図1に示されるように、電源回路11、MPU12、SW回路13及び14、並びに、インターフェース20〜28を有する。
電源回路11は、ダイオードを介して車載バッテリ30に接続されており、車載バッテリ30から例えば「12[V]」の直流電圧が常時給電される。この電源回路11は、図示しない他の構成要素に給電する内部電源として機能する。
MPU12は、インターフェース20に接続されており、上記イグニッションスイッチ40のオンオフ状態をダイオード及びこのインターフェース20を介して検出する。MPU12は、SW回路13に接続されており、例えばユーザの手動操作によってイグニッションスイッチ40がオンとされると、MPU12はSW回路13を動作させ、このSW回路13は、オートライトスイッチ50とMPU12との間に介在するインターフェース21を動作させる。これにより、MPU12は、オートライトスイッチ50のオンオフ状態をインターフェース21を介して検出することが可能となる。
また、MPU12は、SW回路14に接続されており、このSW回路14は、上記ライトセンサ60及びインターフェース22に接続されている。ここで、上記イグニッションスイッチ40がオンとされている間に、すなわち、MPU12がオートライトスイッチ50のオンオフ状態を検出可能な状態となっている間に、例えばユーザの手動操作によってオートライトスイッチ50が実際にオンとされると、MPU12は、SW回路14を動作させ、ライトセンサ60及びインターフェース22に給電する。これにより、ライトセンサ60及びインターフェース22が動作開始する。
また、MPU12は、インプットキャプチャ端子IPCを有する。詳しくは、MPU12は、このインプットキャプチャ端子IPCによって受信した信号に含まれる立ち上がりあるいは立ち下がりを検出し、所定時間内における立ち上がり回数あるいは立ち下がり回数を計測することで、受信した信号の周波数を検出する。また、上記ライトセンサ60の出力端子は、上記インターフェース22を介して、MPU12のインプットキャプチャ端子IPCに接続されている。そのため、ライトセンサ60及びインターフェース22が動作開始すると、MPU12は、ライトセンサ12から出力されるパルス信号を受信し、このパルス信号の周波数fに基づいて車両外の明るさを判断する。
また、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80等、車載ランプの点消灯を制御する点消灯制御手段として機能する。
具体的には、MPU12は、上記IPC端子から取り込んだパルス信号の周波数fが上記周波数f1以上であり、且つ、この周波数f1よりも高い所定の周波数f2よりも低い場合、ライトセンサ60の動作状態は正常であって車両外は十分に明るいと判断する。この場合、MPU12は、インターフェース23に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルをHレベルに設定するとともに、インターフェース25に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルをHレベルに設定する。すると、既述したように、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80は、消灯する。このように、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80を消灯制御する。
また、MPU12は、上記IPC端子にて受信したパルス信号の周波数fが上記周波数f2以上であり、且つ、この周波数f2よりも高い所定の周波数f3よりも低い場合、ライトセンサ60の動作状態は正常であって車両外は少し暗いと判断する。この場合、MPU12は、インターフェース23に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルをLレベルに設定する一方、インターフェース25に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルをHレベルに設定する。すると、既述したように、ヘッドランプ70a及び70bは点灯されることなく消灯され、テールランプ80は点灯される。このように、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70bを消灯制御する一方、テールランプ80を点灯制御する。
また、MPU12は、上記IPC端子にて受信したパルス信号の周波数fが上記周波数f3以上であり、且つ、この周波数f3よりも高い所定の周波数f4よりも低い場合、ライトセンサ60の動作状態は正常であって車両外は暗いと判断する。この場合、MPU12は、インターフェース23に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルをLレベルに設定するとともに、インターフェース25に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルをLレベルに設定する。すると、既述したように、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80は点灯される。このように、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80を点灯制御する。
ところで、MPU12は、インターフェース23に制御信号を出力することで、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルを設定するとともに、インターフェース25に制御信号を出力することで、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルを設定している。しかしながら、例えば部品の不良やはんだ不良などによって、ECU10内部に異常がある場合、インターフェース23及びインターフェース25に意図通りの制御信号を出力することができず、そのため、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルや、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルを意図通りに設定することができない場合がある。
そこで、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80の点消灯制御が正常に行われているか否かを判断する判断手段としても機能し、インターフェース23に制御信号を出力することで設定された、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルと、MPU12がインターフェース25に制御信号を出力することで設定された、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルを実際に監視する。
具体的には、MPU12は、インターフェース24を介して、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルを実際に監視し、インターフェース23に制御信号を出力することで設定したはずの電圧レベルに一致するか否かを判断する。同様に、MPU12は、インターフェース26を介して、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルを実際に監視し、インターフェース25に制御信号を出力することで設定したはずの電圧レベルに一致するか否かを判断する。
詳しくは、上記IPC端子から取り込んだパルス信号の周波数fが上記周波数f1以上であり、且つ、上記周波数f2よりも低い場合、MPU12は、インターフェース23に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルをHレベルに設定するとともに、インターフェース25に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルをHレベルに設定するはずであった。
それにもかかわらず、インターフェース24を介して監視した、出力端子Out1における電圧レベルが実際にはLレベルである場合、これら電圧レベルが一致しないため、MPU12は、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていないと判断する。同様に、インターフェース26を介して監視した、出力端子Out2における電圧レベルが実際にはLレベルである場合、これら電圧レベルが一致しないため、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われていないと判断する。
ちなみに、インターフェース24を介して監視した出力端子Out1における電圧レベルが実際にもHレベルである場合、これら電圧レベルが一致するため、MPU12は、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていると判断する。同様に、インターフェース26を介して監視した出力端子Out2における電圧レベルが実際にもHレベルである場合、これら電圧レベルが一致するため、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われていると判断する。
また、上記IPC端子から取り込んだパルス信号の周波数fが上記周波数f2以上であり、且つ、上記周波数f3よりも低い場合、MPU12は、インターフェース23に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルをLレベルに設定するとともに、インターフェース25に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルをHレベルに設定するはずであった。
それにもかかわらず、インターフェース24を介して監視した、出力端子Out1における電圧レベルが実際にはHレベルである場合、これら電圧レベルが一致しないため、MPU12は、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていないと判断する。同様に、インターフェース26を介して監視した、出力端子Out2における電圧レベルが実際にはLレベルである場合、これら電圧レベルが一致しないため、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われていないと判断する。
ちなみに、インターフェース24を介して監視した出力端子Out1における電圧レベルが実際にもLレベルである場合、これら電圧レベルが一致するため、MPU12は、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていると判断する。同様に、インターフェース26を介して監視した出力端子Out2における電圧レベルが実際にもHレベルである場合、これら電圧レベルが一致するため、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われていると判断する。
また同様に、上記IPC端子から取り込んだパルス信号の周波数fが上記周波数f3以上であり、且つ、上記周波数f4よりも低い場合、MPU12は、インターフェース23に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルをLレベルに設定するとともに、インターフェース25に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルをLレベルに設定するはずであった。
それにもかかわらず、インターフェース24を介して監視した、出力端子Out1における電圧レベルが実際にはHレベルである場合、これら電圧レベルが一致しないため、MPU12は、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていないと判断する。同様に、インターフェース26を介して監視した、出力端子Out2における電圧レベルが実際にはHレベルである場合、これら電圧レベルが一致しないため、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われていないと判断する。
ちなみに、インターフェース24を介して監視した出力端子Out1における電圧レベルが実際にもLレベルである場合、これら電圧レベルが一致するため、MPU12は、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていると判断する。同様に、インターフェース26を介して監視した出力端子Out2における電圧レベルが実際にもLレベルである場合、これら電圧レベルが一致するため、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われていると判断する。
なお、MPU12は、ライトセンサ60の動作状態についても判断する。具体的には、既述したように、ライトセンサ60の動作状態が異常である場合、出力されるパルス信号の周波数fは、上記周波数f1から上記周波数f4までの範囲に収まらず、上記周波数f1よりも低周波であったり、上記周波数f4よりも高周波であったりする。そこで、MPU12は、上記パルス信号の周波数fが上記周波数f1よりも低周波であった場合、及び、上記パルス信号の周波数fが上記周波数f4よりも高周波であった場合、ライトセンサ60の動作状態が異常であると判断する。一方、MPU12は、上記パルス信号の周波数fが上記周波数f1から上記周波数f4の間に収まる場合、ライトセンサ60の動作状態は正常であると判断する。
また、MPU12は、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80の点消灯制御についての上記判断結果、及び、ライトセンサ60の動作状態についての判断結果を示す表示器90を制御する表示器制御手段としても機能する。
具体的には、ライトセンサ60の動作状態が正常である、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われている、さらに、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていると判断する場合、MPU12は、インターフェース27に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out3における電圧レベルをLレベルに設定し、第1LED91を点灯する。一方、ライトセンサ60の動作状態が正常でない、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われていない、あるいは、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていないと判断する場合、MPU12は、インターフェース27に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out3における電圧レベルをHレベルに設定し、第1LED91を消灯する。
同様に、ライトセンサ60の動作状態が正常である、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われている、さらに、テールランプ80の点消灯制御が正常に行なわれていると判断する場合、MPU12は、インターフェース28に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out4における電圧レベルをHレベルに設定し、第2LED92を消灯する。一方、ライトセンサ60の動作状態が正常でない、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われていない、あるいは、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていないと判断する場合、MPU12は、インターフェース28に制御信号を出力して、ECU10の出力端子Out4における電圧レベルをLレベルに設定し、第2LED92を点灯する。
以上のように構成されたオートライトシステム1の動作について、図2を参照しつつ説明する。なお、図2は、オートライトシステム1によって実行されるオートライト処理S100の処理手順を示すフローチャートである。また、オートライトシステム1は、このオートライト処理S100を所定時間毎に繰り返し実行しているものとする。
このオートライト処理が実行開始されると、MPU12は、まず、ステップS110の判断処理として、イグニッションスイッチ40がオンとされているか否かを判断する。ここで、イグニッションスイッチ40がオフとされていると判断する場合(ステップS110の判断処理で「No」)、MPU12は、再度、このステップS110の判断処理を実行する。すなわち、MPU12は、イグニッションスイッチ40がオンとされていると判断されるまで待機する。
ここで、イグニッションスイッチ40がオンとされていると判断された場合(ステップS110の判断処理で「Yes」)、MPU12は、続くステップS120の処理として、SW回路13を動作させる。これにより、インターフェース21に電源が供給され、インターフェース21は動作開始する。そして、MPU12は、このインターフェース21を介して、オートライトスイッチ50のオンオフ状態を検出することが可能となる。
オートライトスイッチ50のオンオフ状態を検出することが可能になると、MPU12は、続くステップS130の判断処理として、オートライトスイッチ50がオンとされているか否かを判断する。ここで、オートライトスイッチ50がオンとされていないと判断する場合(ステップS120の判断処理で「No」)、MPU12は、再度、このステップS130の判断処理を実行する。すなわち、MPU12は、オートライトスイッチ50がオンとされていると判断されるまで待機する。
ここで、オートライトスイッチ50がオンとされていると判断された場合(ステップS130の判断処理で「Yes」)、MPU12は、続くステップS140の処理として、SW回路14を動作させる。これにより、ライトセンサ60及びインターフェース22に電源が供給され、ライトセンサ60は車両外の明るさに応じたパルス信号を出力するようになり、MPU12は、インターフェース22を介して、このパルス信号を取り込むことが可能となる。
インターフェース22を介してパルス信号を取り込むことが可能になると、MPU12は、続くステップS150の処理として、パルス信号の周波数fに基づいて車両外の明るさを検出する。そして、続くステップS160の判断処理として、周波数fが上記周波数f1よりも低いか、上記周波数f1以上で且つ上記周波数f2よりも低いか、上記周波数f2以上で且つ上記周波数f3よりも低いか、上記周波数f3以上で且つ上記周波数f4よりも低いか、あるいは、上記周波数f4以上であるかについて判断する。
ここで、パルス信号の周波数fが上記周波数f1以下であると判断される場合、MPU12は、続くステップS170の処理として、第1LED91を消灯するとともに第2LED92を点灯する。
また、パルス信号の周波数fが上記周波数f1以上、且つ、上記周波数f2よりも低周波であると判断される場合、ライトセンサ60の動作状態は正常であって車両外は十分に明るい。そのため、MPU12は、続くステップS180の処理として、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80を点灯することなく、続くステップS190の処理として、第1LED91を点灯するとともに第2LED92を消灯する。
また、パルス信号の周波数fが上記周波数f2以上、且つ、上記周波数f3よりも低周波であると判断される場合、ライトセンサ60の動作状態は正常であって車両外は少し暗い。そのため、MPU12は、続くステップS200の処理として、ヘッドランプ70a及び70bを消灯したまま、テールランプ80を点灯する。そして、MPU12は、続くステップS210の判断処理として、テールランプ80が実際に点灯しているか否かを判断する。具体的には、MPU12は、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルを監視し、この電圧レベルがLレベルであるか否かを判断する。
ここで、テールランプ80が実際に点灯していないと判断する場合(ステップS210の判断処理で「No」、出力端子Out1における電圧レベルがHレベル)、MPU12は、上記ステップS170の処理として、第1LED91を消灯するとともに第2LED92を点灯する。一方、テールランプ80が実際に点灯していると判断する場合(ステップS210の判断処理で「Yes」、出力端子Out1における電圧レベルがLレベル)、MPU12は、上記ステップ190の処理として、第1LED91を点灯するとともに第2LED92を消灯する。
また、パルス信号の周波数fが上記周波数f3以上、且つ、上記周波数f4よりも低周波であると判断される場合、ライトセンサ60の動作状態は正常であって車両外は暗い。そのため、MPU12は、続くステップS220の処理として、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80を点灯する。そして、MPU12は、続くステップS230の判断処理として、テールランプ80が実際に点灯しているか否かを判断する。具体的には、MPU12は、ECU10の出力端子Out1における電圧レベルを監視し、この電圧レベルがLレベルであるか否かを判断する。
ここで、テールランプ80が実際に点灯していないと判断する場合(ステップS230の判断処理で「No」、出力端子Out1における電圧レベルがHレベル)、MPU12は、上記ステップS170の処理として、第1LED91を消灯するとともに第2LED92を点灯する。一方、テールランプ80が実際に点灯していると判断する場合(ステップS230の判断処理で「Yes」、出力端子Out1における電圧レベルがLレベル)、MPU12は、続くステップS240の判断処理として、ヘッドランプ70a及び70bが実際に点灯しているか否かを判断する。具体的には、MPU12は、ECU10の出力端子Out2における電圧レベルを監視し、この電圧レベルがLレベルであるか否かを判断する。
ここで、ヘッドランプ70a及び70bが実際に点灯していないと判断する場合(ステップS240の判断処理で「No」、出力端子Out2における電圧レベルがHレベル)、MPU12は、続くステップ170の処理として、第1LED91を消灯するとともに第2LED92を点灯する。一方、ヘッドランプ70a及び70bが実際に点灯していると判断する場合(ステップS240の判断処理で「Yes」、出力端子Out1における電圧レベルがLレベル)、MPU12は、続くステップS190の処理として、第1LED91を点灯するとともに第2LED92を消灯する。
このように、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80の点消灯制御、さらには、第1LED91及び第2LED92の点消灯制御を終えると、MPU12は、続くステップS250の判断処理として、イグニッションスイッチがオフとされているか否かを判断する。ここで、イグニッションスイッチがオフとされている場合(ステップS250の判断処理で「No」)、MPU12は、再度、先のステップS130の判断処理を実行する。一方、イグニッションスイッチがオフとされている場合(ステップS250の判断処理で「Yes」)、MPU12は、続くステップS260の処理及びステップS270のとして、SW回路13及びSW回路14の動作を停止させ、先のステップS110の判断処理へ移行する。
以上説明した上記実施の形態では、ライトセンサ60の動作状態が正常である、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われている、さらに、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていると判断する場合、MPU12は、第1LED91を点灯するとともに第2LED92を消灯していた。また、ライトセンサ60の動作状態が正常でない、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われていない、あるいは、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われていないと判断する場合、MPU12は、第1LED91を消灯するとともに第2LED92を点灯していた。このように、これら判断結果が表示器90によって示されるため、ヘッドランプ70a及び70b並びにテールランプ80が消灯状態であっても、これら車載ライトの点消灯制御が正常に行われているか否かを容易に判別することができるようになる。さらに、ユーザは、これら車載ライトの点消灯制御が正常に行われているか否かが早期に分かるため、例えば夕方等、車両外が暗くなった適時にこれら車載ライトを手動にて操作することができ、安全をより確保することができるようになる。
なお、本発明に係るオートライトシステム1は、上記実施の形態にて例示した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々に変形して実施することが可能である。すなわち、上記実施の形態を適宜変更した例えば次の形態として実施することもできる。
上記実施の形態では、車両外の明るさに応じた周波数にて、電圧レベルが例えば「0[V]」と「5[V]」との間で交互に変化するパルス信号をECU10に出力するライトセンサ60を採用したがこれに限らない。他に例えば、車両外の明るさに応じた電圧レベルの出力信号をECU10に出力するライトセンサを採用してもよい。要は、車両外の明るさを検出することができればよいのであって、その検出原理や構成等については限定されることなく任意である。
上記実施の形態では、ライトセンサ60の動作状態が正常であるか否かについての判断結果、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われているか否かについての判断結果、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われているか否かについての判断結果を、第1LED91及び第2LED92の所定の点消灯パターンにて一括して表示していたが、これに限らない。ライトセンサ60の動作状態が正常であるか否かについての判断結果のみを示す表示器、ヘッドランプ70a及び70bの点消灯制御が正常に行われているか否かについての判断結果のみを示す表示器、及び、テールランプ80の点消灯制御が正常に行われているか否かについての判断結果のみを示す表示器をそれぞれ備えることとしてもよい。
また、例えば第1LED91及び第2LED92を双方ともを備える必要はなく、第1LED91のみを備える構成、あるいは、第2LED92のみを備える構成としてもよい。
また、第1LED91あるいは第2LED92の点消灯パターンも任意である。LEDを点灯させるあるいは消灯させるだけでなく、LEDを所定の時間間隔にて点滅させることとしてもよい。
上記実施の形態では、表示器90は第1LED91及び第2LED92によって構成されていたが、表示器はLCDのドットマトリクスによって構成されていてもよい。こうしたLCDのドットマトリクスを採用した場合、MPU12は、上記判断結果をメッセージにてLCD上に表示してもよく、上記判断結果に対応するシンボルをLCD上にグラフィック表示してもよい。要は、ユーザが上記判断結果を視認することができれば、その表示態様は任意である。
本発明に係るオートライトシステムの一実施の形態について、その全体構成を示す等価回路図である。 本実施の形態によって実行されるオートライト処理について、その処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…オートライトシステム、10…ECU、11…電源回路、12…MPU、13、14…SW回路(スイッチ回路)、20〜28…インターフェース(出力回路)、30…車載バッテリ、40…イグニッションスイッチ、50…オートライトスイッチ、60…ライトセンサ、70a、70b…ヘッドランプ、71…ヘッドランプスイッチ、72…リレー、72a…コイル、72b…機械式スイッチ、80…テールランプ、81…テールランプスイッチ、82…リレー、82a…コイル、82b…機械式スイッチ、90…表示器、91…第1LED(第1インジケータ)、92…第2LED(第2インジケータ)。

Claims (4)

  1. 車両に搭載される車載ライトと、この車載ライトへの給電の許可・禁止を切り換えるリレーと、車両外の明るさを検出するライトセンサと、前記ライトセンサによって検出される前記車両外の明るさに応じた制御信号を前記リレーに対して出力することで、この車載ライトの点消灯を制御する点消灯制御手段とを備えるオートライトシステムにおいて、
    前記点消灯制御手段から前記リレーに対し実際に出力されている制御信号を監視する監視手段と、
    前記ライトセンサの検出値から定まる制御信号及び前記監視手段によって監視された制御信号に基づいて、前記車載ライトの点消灯制御が正常に行われているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果をユーザが視認可能に示す表示器と、
    前記表示器を制御する表示器制御手段とを備えることを特徴とするオートライトシステム。
  2. 前記判断手段は、前記点消灯制御手段から前記リレーに対し実際に出力されている制御信号の電圧レベルが、前記ライトセンサの検出値から定まる制御信号の電圧レベルと一致する場合には、前記車載ライトの点消灯が正常に動作していると判断する一方、前記点消灯制御手段から前記車載ライトに対し実際に出力されている制御信号の電圧レベルが、前記点ライトセンサの検出値から定まる制御信号の電圧レベルと異なる場合には、前記車載ライトの点消灯が正常に動作していないと判断することを特徴とする請求項1に記載のオートライトシステム。
  3. 請求項1または2に記載のオートライトシステムにおいて、
    前記表示器は、前記判断手段によって、前記車載ライトの点消灯制御が正常に行われていないと判断される場合には点灯する一方、前記判断手段によって前記車載ライトの点消灯制御が正常に行われている判断される場合には消灯する第2インジケータを有することを特徴とするオートライトシステム。
  4. 請求項3に記載のオートライトシステムにおいて、
    前記表示器は、前記第2インジケータに加え、前記判断手段によって、前記車載ライトの点消灯制御が正常に行われていると判断される場合には点灯する一方、前記判断手段によって、前記車載ライトの点消灯制御が正常に行われていないと判断される場合には消灯する第1インジケータを有することを特徴とするオートライトシステム。
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