JP2010028054A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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智之 古畑
Hideyuki Akanuma
英幸 赤沼
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Abstract

【課題】ソース−ドレイン間の耐圧を低下させることなく、占有面積の小さい半導体装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る半導体装置100は、半導体基板10と、半導体基板10に形成された第1導電型の不純物領域からなる第1ウェル30と、半導体基板10に形成された第2導電型の不純物領域からなる第2ウェル32と、を含み、平面視において、第1ウェル30の一部と第2ウェル32の一部とは、重なり部分40をなし、半導体基板10の厚み方向において、重なり部分40は、第1導電型の不純物領域と、第2導電型の不純物領域とが、交互に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関する。
近年の機器の小型化や低消費電力化の要求に伴って、従来用いられていた電流駆動能力の優れたNPN型トランジスタに代わって、LDMOS(Lateral Diffused MOS)トランジスタが用いられるようになっている。
LDMOSトランジスタのソース−ドレイン間には高い電圧が印加される。そのため、LDMOSトランジスタの構造としては、ソース−ドレイン間の高い印加電圧に耐えうる構造が必要である。例えば、特許文献1には、N型のソースが形成されているP型のボディ部と、N型のドレインが形成されているN型のドリフト領域と、を離した構造のLDMOSトランジスタが開示されている。
特開2004−22769号公報
本発明の目的は、ソース−ドレイン間の耐圧を低下させることなく、占有面積の小さい半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
本発明に係る半導体装置は、
半導体基板と、
前記半導体基板に形成された第1導電型の不純物領域からなる第1ウェルと、
前記半導体基板に形成された第2導電型の不純物領域からなる第2ウェルと、
を含み、
平面視において、前記第1ウェルの一部と前記第2ウェルの一部とは、重なり部分をなし、
前記半導体基板の厚み方向において、前記重なり部分は、前記第1導電型の不純物領域と、前記第2導電型の不純物領域とが、交互に配置されている。
本発明に係る半導体装置は、ソース−ドレイン間の耐圧を低下させることなく、占有面積を小さくすることができる。
本発明に係る半導体装置において、
前記重なり部分は、前記第1導電型の不純物領域と、前記第2導電型の不純物領域とが、交互に繰り返して配置されていることができる。
本発明に係る半導体装置において、
前記第1ウェルおよび前記第2ウェルは、
前記半導体基板の厚み方向において、注入されている不純物の濃度分布を有し、
前記重なり部分は、前記第1ウェルの前記不純物の濃度のピークと、前記第2ウェルの前記不純物の濃度のピークと、を交互に有していることができる。
本発明に係る半導体装置において、
前記第1ウェルおよび前記第2ウェルは、レトログレードウェルであることができる。
本発明に係る半導体装置において、
さらに、前記半導体基板に形成された第2導電型の不純物領域からなる第3ウェルを有し、
前記第3ウェルは、前記半導体基板の厚み方向において、前記第1ウェルおよび前記第2ウェルより深い形状であり、
前記第1ウェルおよび前記第2ウェルは、前記第3ウェルに形成されていることができる。
本発明に係る半導体装置において、
さらに、前記第1ウェルに形成された第2導電型の不純物領域からなるソースと、
前記第2ウェルに形成された第2導電型の不純物領域からなるドレインと、
を有することができる。
本発明に係る半導体装置において、
前記重なり部分は、前記ソースと前記ドレインと間の電位差によって空乏層を形成することができる。
本発明に係る半導体装置において、
前記重なり部分は、前記第1ウェルと前記第2ウェルとの境界線のうち、前記半導体基板の厚み方向と直行する方向における第1境界線部分と、前記第1境界線部分と隣り合う第2境界線部分と、を有し、
前記第1境界線部分による第1空乏層部分と、前記第2境界線部分による第2空乏層部分とは、前記電位差によって繋がることができる。
本発明に係る半導体装置において、
前記半導体装置は、第2導電型のチャネルを有するLDMOSトランジスタであることができる。
本発明に係る半導体装置において、
さらに、CMOS領域を区画する素子分離絶縁層を有し、
前記CMOS領域には、第2導電型の不純物領域からなる第4ウェルと、第1導電型の不純物領域からなる第5ウェルとが、形成されており、
前記第4ウェルおよび前記第5ウェルは、レトログレードウェルであることができる。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、
半導体基板に第1導電型の不純物を注入して、第1ウェルを形成する工程と、
前記半導体基板に第2導電型の不純物を注入して、第2ウェルを形成する工程と、
を含み、
平面視において、前記第1ウェルの一部と前記第2ウェルの一部とは、重なり部分をなすように、前記不純物を注入し、
前記半導体基板の厚み方向において、前記重なり部分は、前記第1導電型の不純物領域と、前記第2導電型の不純物領域とが、交互に配置されるように前記不純物を注入する。
本発明に係る半導体装置の製造方法において、
前記第1ウェルを形成する工程および前記第2ウェルを形成する工程の前記不純物の注入は、高エネルギーイオン注入法によって行われることができる。
本発明に係る半導体装置の製造方法において、
さらに、CMOS領域を区画する素子分離絶縁層を形成する工程と、
前記第2ウェルを形成すると同時に、前記CMOS領域に第2導電型の不純物を注入して、第4ウェルを形成する工程と、
前記第1ウェルを形成すると同時に、前記CMOS領域に第1導電型の不純物を注入して、第5ウェルを形成する工程と、
を有することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
1. 第1の実施形態
1.1. 第1の実施形態に係る半導体装置
図1は、第1の実施形態に係る半導体装置100を模式的に示す断面図である。図2は、第1の実施形態に係る半導体装置100を模式的に示す平面図である。
半導体装置100は、図1に示すように、半導体基板10と、第1ウェル30と、第2ウェル32と、重なり部分40と、を含む。半導体装置100は、さらに、素子分離絶縁層20と、オフセット絶縁層22と、第3ウェル34と、反転防止ウェル36と、重なり部分42と、ソース50aと、ドレイン50bと、不純物領域50cと、ゲート絶縁層60と、ゲート電極62と、を有することができる。半導体装置100は、例えば、第2導電型のチャネルを有するLDMOSトランジスタである。以下、半導体装置100をLDMOSトランジスタとして説明する。なお、図2では、便宜上、半導体基板10、第1ウェル30、第2ウェル32、第3ウェル34、反転防止ウェル36および重なり部分40,42以外の図示を省略している。
半導体基板10は、第1導電型(例えばP型)のシリコン基板からなる。
第3ウェル34は、図1に示すように、例えば、半導体基板10に形成されている。第3ウェル34は、第2導電型(例えばN型)の不純物領域からなる。第3ウェル34は、半導体基板10の厚み方向(Y方向)において、第1ウェル30および第2ウェル32より深い形状である。第3ウェル34は、半導体装置100の耐圧を向上させることができる。
第1ウェル30は、例えば、第3ウェル34に形成されている。第1ウェル30は、例えばP型の不純物領域からなる。第1ウェル30は、ボディ領域となることができる。第1ウェル30は、半導体装置100のチャネル領域(図示せず)を有する。第1ウェル30は、レトログレードウェルであることができる。第1ウェル30は、Y方向において、注入されている不純物の濃度分布を有することができる。ここで、図3は、第1ウェル30の深さ方向(半導体基板10の厚み方向、すなわち図1のY方向)における不純物の濃度分布を模式的に示すグラフである。横軸は、第1ウェル30の表面からのY方向における距離(深さ)を示している。縦軸は、第1ウェル30の不純物濃度を示している。第1ウェル30は、図3に示すように、不純物濃度のピークを3つ有することができる。ただし、ピークの数は特に限定されるものではない。ここで、第1ウェル30のうち、不純物濃度のピークを有している領域を第1領域30aとし、不純物濃度のピークを有していない領域を第2領域30bとすると、第1ウェル30は、図1および図3に示すように、3つの第1領域30aと、3つの第2領域30bと、を有することができる。第1領域30aと第2領域30bとは、図1に示すようにY方向において、交互に配置されていることができる。
第2ウェル32は、図1に示すように、例えば、第3ウェル34に形成されている。第2ウェル32は、第1ウェル30に対して半導体基板10の厚み方向と直交する方向(X方向)に、第1ウェル30と接して形成されている。第2ウェル32は、例えばN型の不純物領域からなる。第2ウェル32は、ドリフト領域となることができる。第2ウェル32は、レトログレードウェルであることができる。第2ウェル32は、例えば、第1ウェル30と同様に、Y方向において、不純物濃度のピークを3つ有する。すなわち、第2ウェル32は、不純物濃度のピークを有している第1領域32aと、不純物濃度のピークを有していない第2領域32bと、をそれぞれ交互に3つずつ有することができる。
第1ウェル30の一部と第2ウェル32の一部とは、図2に示すように平面視において、重なり部分40をなしている。重なり部分40は、図1に示すようにY方向において、第1ウェル30の第1導電型の不純物領域と、第2ウェル32の第2導電型の不純物領域とが、交互に配置されている。つまり、重なり部分40は、スーパージャンクション構造を有することができる。より具体的には、重なり部分40は、第1ウェル30の第1領域30aと、第2ウェル32の第1領域32aとが、交互に繰り返して配置されている。すなわち、重なり部分40は、Y方向において、第1ウェル30の不純物濃度のピークと、第2ウェル32の不純物濃度のピークと、を交互に有することができる。
ここで、第1ウェル30と第2ウェル32との境界、すなわち重なり部分40における空乏層41について説明する。図4は、半導体装置100の一部を模式的に示す断面図であり、便宜上、第1ウェル30、第2ウェル32、重なり部分40、空乏層41、ゲート絶縁層60およびゲート電極62以外の図示を省略している。
重なり部分40は、図4に示すように、ソース50a−ドレイン50b間の電位差によって空乏層41を形成することができる。重なり部分40は、例えば、第1ウェル30と第2ウェル32との境界線のうち、X方向における第1境界線部分40aと、第1境界線部分40aと隣り合う第2境界線部分40bと、を有することができる。第1境界線部分40aによる第1空乏層部分41aと、第2境界線部分40bによる第2空乏層部分41bとは、ソース50a−ドレイン50b間の電位差を大きくすると、図4に示す矢印の方向に広がることができる。そして、電位差が所定の値を超えると、第1空乏層部分41aと第2空乏層部分42aとは、繋がることができる。すなわち、ソース50a−ドレイン50b間の電位差に比して、幅の広い空乏層41を得ることができる。そのため、第1ウェル30−第2ウェル32間(すなわち、ソース50a−ドレイン50b間)の耐圧を向上させることができる。
反転防止ウェル36は、図1に示すように、例えば、素子分離絶縁層20の下であって、第3ウェル34に形成されている。反転防止ウェル36は、例えばN型の不純物領域からなる。第2ウェル32は、レトログレードウェルであることができる。反転防止ウェル36は、チャネルストッパとしての機能を有することができる。すなわち、第3ウェル34の領域のうち、素子分離絶縁層20近傍に位置する領域の導電型が、反転することを防止することができる。反転防止ウェル36は、例えば、第2ウェル32と同様に、Y方向において、不純物濃度のピークを3つ有する。すなわち、反転防止ウェル36は、不純物濃度のピークを有している第1領域36aと、不純物濃度のピークを有していない第2領域36bと、をそれぞれ交互に3つずつ有することができる。反転防止ウェル36の一部と第1ウェル30の一部とは、図2に示すように平面視において、重なり部分42をなしていることができる。重なり部分42は、上述した重なり部分40と同じ形状を有することができる。
素子分離絶縁層20は、図1に示すように、半導体基板10に形成されている。素子分離絶縁層20は、例えば、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)層、セミリセスLOCOS層、トレンチ絶縁層からなる。図示の例では、素子分離絶縁層20をLOCOS層としている。素子分離絶縁層20は、半導体装置100が形成されている領域を区画することができる。
オフセット絶縁層22は、例えば、第2ウェル32に形成されている。オフセット絶縁層22上には、ゲート絶縁層60およびゲート電極62が形成されている。すなわち、半導体装置100のゲートは、ドレイン側がオフセットされていることができる。これにより、半導体装置100は、高い耐圧を有することができる。オフセット絶縁層22は、例えば、LOCOS層、セミリセスLOCOS層、トレンチ絶縁層からなる。図示の例では、オフセット絶縁層22をLOCOS層としている。
ソース50aは、第1ウェル30に形成されている。ドレイン50bは、第2ウェル32に形成されている。ソース50aおよびドレイン50bは、例えばN型の不純物領域からなる。不純物領域50cは、例えば、第1ウェル30に形成されている。不純物領域50cは、例えば第1ウェル30のP型のコンタクトをとることができる。
ゲート絶縁層60は、第1ウェル30上、第2ウェル32上およびオフセット絶縁層22上に形成されている。ゲート絶縁層60は、例えば、酸化シリコンからなる。ゲート電極62は、ゲート絶縁層60上に形成されている。ゲート電極62は、例えば、ポリシリコンからなる。
半導体装置100は、例えば、以下の特徴を有する。
半導体装置100は、図2に示すように平面視において、第1ウェル30の一部と第2ウェル32の一部とが重なり部分40をなしている。そのため、第1ウェル30と第2ウェル32とが離れている場合に比べて、第1ウェル30−第2ウェル32間の耐圧を低下させることなく(すなわち、ソース50a−ドレイン50b間の耐圧を低下させることなく)、半導体装置100の占有面積を小さくすることができる。詳細は後述する。
半導体装置100は、重なり部分40の面積(平面視における第1ウェル30と第2ウェル32との重なり量)で耐圧を変えることができる。そのため、製造プロセスの条件を変更することなく、容易に耐圧を変えることができる。詳細は後述する。
半導体装置100は、重なり部分40において、第1境界線部分40aによる第1空乏層部分41aと、第2境界線部分40bによる第2空乏層部分41bとが、繋がることができる。すなわち、ソース50a−ドレイン50b間の電位差に比して、幅の広い空乏層41を得ることができる。そのため、第1ウェル30−第2ウェル32間(すなわち、ソース50a−ドレイン50b間)の耐圧を向上させることができる。
1.2. 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法
次に、第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法について、図面を参照しながら説明する。図5〜図8は、第1の実施形態に係る半導体装置100の製造工程を模式的に示す断面図である。
図5に示すように、半導体基板10に、素子分離絶縁層20とオフセット絶縁層22とを形成する。素子分離絶縁層20とオフセット絶縁層22とは、同時に形成されることができる。素子分離絶縁層20およびオフセット絶縁層22は、例えば、LOCOS法によって形成される。すなわち、例えば、半導体基板10上に窒化シリコン膜(図示せず)を形成し、該窒化シリコン膜を所定の形状にパターニングした後、熱酸化することによって形成されることができる。
図6に示すように、半導体基板10に第3ウェル34を形成する。第3ウェル34は、例えば、ドライブイン拡散法によって形成される。すなわち、まず、半導体基板10上に所定のパターンを有するレジスト層R1を形成し、レジスト層R1をマスクとして、例えばN型の不純物を1回もしくは複数回にわたって半導体基板10に注入する。その後、レジスト層R1を公知の方法により除去する。次に、注入されたN型の不純物を熱処理により熱拡散させる。これにより第3ウェル34を形成することができる。
図7に示すように、第3ウェル34に第1ウェル30を形成することができる。第1ウェル30は、高エネルギーイオン注入法によって形成される。すなわち、半導体基板10上に所定のパターンを有するレジスト層R2を形成し、レジスト層R2をマスクとして、例えばP型の不純物を1回もしくは複数回にわたって半導体基板10に注入することができる。不純物の注入は、例えば図3に示すように、Y方向に不純物の濃度分布を有するように行われる。具体的には、例えば3つの不純物濃度のピークを有するように、不純物を注入する。その後、レジスト層R2を公知の方法により除去する。これにより、第1ウェル30を形成することができる。
図8に示すように、第3ウェル34に、第2ウェル32および反転防止ウェル36を形成することができる。第2ウェル32および反転防止ウェル36は、同時に形成されることができる。第2ウェル32の一部は、平面視において第1ウェル30の一部と重なり部分40をなすように形成される。第2ウェル32および反転防止ウェル36は、高エネルギーイオン注入法によって形成される。すなわち、半導体基板10上に所定のパターンを有するレジスト層R3を形成し、レジスト層R3をマスクとして、例えばN型の不純物を1回もしくは複数回にわたって半導体基板10に注入することができる。不純物の注入は、例えば図3に示すように、Y方向に不純物の濃度分布を有するように行われる。具体的には、例えば3つの不純物濃度のピークを有するように、不純物を注入する。第2ウェル32の不純物濃度のピークは、Y方向において、第1ウェル30の不純物濃度のピークの位置と同じ位置にならないように、不純物を注入する。これにより、重なり部分40では、第1ウェル30のP型の不純物領域と、第2ウェル32のN型の不純物領域とが交互に配置されることができる。すなわち、重なり部分40では、第1ウェル30のP型の不純物領域と、第2ウェル32のN型の不純物領域とのうち、不純物濃度が大きい方の導電型(例えば不純物濃度のピークを有する方の導電型)の不純物領域が形成される。したがって、上述のように、Y方向において、第1ウェルの不純物濃度のピークと第2ウェルの不純物濃度のピークとが、同じ位置にならないように不純物を注入することによって、P型の不純物領域とN型の不純物領域とが交互に配置される重なり部分40を形成することができる。第1ウェル30の一部と反転防止ウェル36の一部とからなる重なり部分42も、重なり部分40と同様に形成されることができる。なお、第1ウェル30を形成する工程と、第2ウェル32および反転防止ウェル36を形成する工程とでは、その順序を問わない。
図1に示すように、第1ウェル30上、第2ウェル32上およびオフセット絶縁層22上に、ゲート絶縁層60を形成する。ゲート絶縁層60は、例えば、熱酸化法により形成される。次に、ゲート絶縁層60上に、ゲート電極62を形成する。ゲート電極62の形成は、全面に例えばポリシリコン層(図示せず)を形成し、ポリシリコン層上に所定のパターンを有するレジスト層(図示せず)を形成する。その後、レジスト層をマスクとして、ポリシリコン層をパターニングする。
図1に示すように、第1ウェル30および第2ウェル32に、ソース50aおよびドレイン50bを形成する。ソース50aおよびドレイン50bは、同時に形成されることができる。ソース50aおよびドレイン50bは、公知のリソグラフィ技術を用いてレジスト層(図示せず)を形成し、例えばN型の不純物を注入することにより形成される。また、例えば、第1ウェル30にP型の不純物を注入して、不純物領域50cを形成することができる。
以上の工程により、半導体装置100を製造することができる。
半導体装置100の製造方法では、平面視において、第1ウェル30の一部と、第2ウェル32の一部とが、重なり部分40をなすように形成されることができる。そのため、第1ウェル30と第2ウェル32とが離れている場合に比べて、面積が小さい半導体装置100を得ることができる。
1.3. 実験例
次に、半導体装置100の実験例について、図面を参照しながら説明する。図9(A)〜(C)は、実験例に用いたサンプルの一部を模式的に示す平面図である。図10は、実験例の結果を模式的に示すグラフである。
まず、サンプルの製造方法について説明する。不純物濃度が7×1014cm−3であるP型の半導体基板10に、LOCOS法によって、素子分離絶縁層20およびオフセット絶縁層22を形成した。次に、半導体基板10に、ドライブイン拡散法によって、N型の第3ウェル34を形成した。第3ウェル34の不純物濃度は、1.5×1016cm−3とした。次に、第3ウェル34に、高エネルギーイオン注入法によって、P型の第1ウェル30を形成した。第1ウェル30は、P型の不純物を3回注入した。1回目の注入は、イオン種をB、加速電圧を700KeV、ドーズ量を1×1013cm−2とし、2回目の注入は、イオン種をB、加速電圧を130KeV、ドーズ量を4×1012cm−2とし、3回目の注入は、イオン種をBF 、加速電圧を80KeV、ドーズ量を1.85×1012cm−2とした。次に、第3ウェル34に、高エネルギーイオン注入法によって、N型の第2ウェル32を形成した。第2ウェル32は、N型の不純物を4回注入した。1回目の注入は、イオン種をP、加速電圧を1200KeV、ドーズ量を1×1013cm−2とし、2回目の注入は、イオン種をP、加速電圧を380KeV、ドーズ量を4×1012cm−2とし、3回目の注入は、イオン種をP、加速電圧を180KeV、ドーズ量を2×1012cm−2とし、4回目の注入は、イオン種をAs、加速電圧を180KeV、ドーズ量を3×1012cm−2とした。次に、第1ウェル30上、第2ウェル32上およびオフセット絶縁層22上に、熱酸化法によって、ゲート絶縁層60を形成した。次に、ゲート絶縁層60上に、ポリシリコンからなるゲート電極62を形成した。次に、第1ウェル30および第2ウェル32に、N型のソース50aおよびドレイン50bを形成した。ソース50aおよびドレイン50bの不純物濃度は、4×1020cm−3とした。
上記の製造方法によって、サンプルS1〜S5の5種類のサンプルを用意した。サンプルS1〜S5は、第1ウェル30と第2ウェル32との間の距離Lが異なっている。すなわち、サンプルS1,S2は、図9(A)に示すように、第1ウェル30と第2ウェル32とが距離Lだけ離れており、それぞれ、L=2μm、L=1μmに相当する。サンプルS3は、図9(B)に示すように、第1ウェル30と第2ウェル32とが接しており、L=0μmに相当する。サンプルS4,S5は、図9(C)に示すように、第1ウェル30の一部と第2ウェル32の一部とが重なり部分40をなしており、それぞれ、L=−1μm、L=−2μmに相当する。つまり、Lがマイナスの値の場合は、距離Lは、重なり部分40の重なり量Lに相当している。
次に、サンプルS1〜S5を用いた実験結果について説明する。図10の横軸は、第1ウェル30と第2ウェル32との距離Lを示している。図10の縦軸は、第1ウェル30と第2ウェル32との間の耐圧Vを示している。耐圧Vは、ゲート電極62の電圧を0Vとした状態で、ソース50a−ドレイン50b間に電圧を徐々に印加させ、第1ウェル30−第2ウェル32間に100nA流れたときのソース50a−ドレイン50b間に印加している電圧である。
図10に示すように、距離L=−2μmの耐圧Vと、距離L=1〜2μmの耐圧Vとは、同程度であることがわかった。すなわち、第1ウェル30−第2ウェル32間の耐圧を低下させることなく(つまり、ソース50a−ドレイン50b間の耐圧を低下させることなく)、半導体装置100の占有面積を小さくすることができることがわかった。
また、図10に示すように、第1ウェル30の一部と第2ウェル32の一部とが重なり部分40をなす場合(距離Lがマイナスの場合)には、距離Lの絶対値(重なり量L)が大きいほど耐圧Vが向上することがわかった。すなわち、半導体装置100は、重なり部分40の面積で耐圧を変えることができることがわかった。つまり、半導体装置100は、製造プロセスの条件を変更することなく、容易に耐圧を変えることができることがわかった。
2. 第2の実施形態
2.1. 第2の実施形態に係る半導体装置
次に、第2の実施形態に係る半導体装置について説明する。図11は、第2の実施形態に係る半導体装置1000を模式的に示す断面図である。以下、半導体装置1000が、LDMOSトランジスタである半導体装置100を含む場合について説明する。なお、半導体装置1000において、半導体装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
半導体装置1000は、図11に示すように、LDMOS領域110と、CMOS(Complementary MOS)領域210と、を区画する素子分離絶縁層20を有することができる。
LDMOS領域110には、半導体装置100(LDMOSトランジスタ100)が形成されている。LDMOSトランジスタ100は、例えばN型のチャネル領域を有することができる。
CMOS領域210には、例えば、第1MOSトランジスタ200および第2MOSトランジスタ202が形成されている。第1MOSトランジスタ200は、例えばN型のチャネル領域を有することができる。第2MOSトランジスタ202は、例えばP型のチャネル領域を有することができる。
第1MOSトランジスタ200は、第4ウェル37と、ソース52aと、ドレイン52bと、不純物領域52cと、ゲート絶縁層60と、ゲート電極62と、を有することができる。
第4ウェル37は、例えばN型の不純物領域からなる。第4ウェル37は、レトログレードウェルであることができる。第4ウェル37は、例えば、第2ウェル32と同様に、Y方向において、不純物濃度のピークを3つ有する。すなわち、第4ウェル37は、不純物濃度のピークを有している第1領域37aと、不純物濃度のピークを有していない第2領域37bと、をそれぞれ交互に3つずつ有することができる。
ソース52aおよびドレイン52bは、第4ウェル37に形成されている。ソース52aおよびドレイン52bは、例えばP型の不純物領域からなる。不純物領域52cは、例えば、第4ウェル37に形成されている。不純物領域52cは、例えば第4ウェル37のN型のコンタクトをとることができる。ゲート絶縁層60は、第4ウェル37上に形成されている。ゲート電極62は、ゲート絶縁層60上に形成されている。
第2MOSトランジスタ202は、第5ウェル38と、第6ウェル39と、ソース54aと、ドレイン54bと、不純物領域54cと、ゲート絶縁層60と、ゲート電極62と、を有することができる。第2MOSトランジスタ202は、第6ウェル39を有することができる以外は、基本的に第1MOSトランジスタ200の導電型を反転させたものである。したがって、第6ウェル39以外の説明は省略する。
第6ウェル39は、半導体基板10に形成されている。第6ウェル39は、例えばN型の不純物領域からなる。第6ウェル39は、Y方向において、第4ウェル37および第5ウェル38より深い形状である。第6ウェル39は、第2MOSトランジスタ202の耐圧を向上させることができる。なお、図示はしないが、第2MOSトランジスタ202は、第6ウェル39を有していなくてもよい。
半導体装置1000は、例えば、以下の特徴を有する。
半導体装置1000は、半導体装置100を有することができる。上述のように、半導体装置100は、占有面積を小さくすることができる。したがって、半導体装置1000では、その縮小された分の面積をCMOS領域210として利用することができる。すなわち、半導体装置1000は、全体として占有面積を小さくすることができる。
2.2. 第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法
次に、第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図12は、第2の実施形態に係る半導体装置1000の製造方法を模式的に示す断面図である。以下、半導体装置1000が、LDMOSトランジスタである半導体装置100を含む場合について説明する。なお、半導体装置1000の製造方法において、半導体装置100の製造方法の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図12に示すように、LDMOS領域110と、CMOS領域210と、を区画するように素子分離絶縁層20を形成する。
図12に示すように、第3ウェル34の形成と同時に、CMOS領域210に例えばN型の不純物を注入して、第6ウェル39を形成する。
図12に示すように、第2ウェル32の形成と同時に、CMOS領域210に例えばN型の不純物を注入して、第4ウェル37を形成する。また、第1ウェル30の形成と同時に、例えば第6ウェル39にP型の不純物を注入して、第5ウェル38を形成する。
図11に示すように、第4ウェル37に例えばP型の不純物を注入して、第1MOSトランジスタ200のソース52aおよびドレイン52bを形成する。さらに、同時に第5ウェル38に例えばP型の不純物を注入して、不純物領域54cを形成することができる。また、LDMOSトランジスタ100のソース50aおよびドレイン50bの形成と同時に、第5ウェル38に例えばN型の不純物を注入して、第2MOSトランジスタのソース54aおよびドレイン54bの形成をする。さらに、同時に第4ウェル37に例えばN型の不純物を注入して、不純物領域52cを形成することができる。
以上の工程により、半導体装置1000を製造することができる。
半導体装置1000の製造方法では、半導体装置100を形成することができる。上述のように、半導体装置100は、占有面積を小さくすることができる。したがって、半導体装置1000では、その縮小された分の面積をCMOS領域210として利用することができる。すなわち、全体として占有面積が小さい半導体装置1000を得ることができる。
上記のように、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できよう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。
第1の実施形態に係る半導体装置を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る半導体装置を模式的に示す平面図。 第1の実施形態に係る半導体装置のウェルにおける不純物の濃度分布を模式的に示すグラフ。 第1の実施形態に係る半導体装置の一部を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。 実験例に用いたサンプルの一部を模式的に示す断面図。 実験例の結果を模式的に示すグラフ。 第2の実施形態に係る半導体装置を模式的に示す断面図。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を模式的に示す断面図。
符号の説明
10 半導体基板、20 素子分離絶縁層、22 オフセット絶縁層、
30 第1ウェル、32 第2ウェル、34 第3ウェル、36 反転防止ウェル、
37 第4ウェル、38 第5ウェル、39 第6ウェル、
30a,32a,36a,37a,38a 第1領域、
30b,32b,36b,37b,38b 第2領域、40 重なり部分、
40a 第1境界線部分、40b 第2境界線部分、41 空乏層、
41a 第1空乏層部分、41b 第2空乏層部分、42 重なり部分、
50a,52a,54a ソース、50b,52b,54b ドレイン、
50c,52c,54c 不純物領域、60 ゲート絶縁層、62 ゲート電極、
100 半導体装置、100 LDMOSトランジスタ、110 LDMOS領域、
200 第1MOSトランジスタ、202 第2MOSトランジスタ、
210 CMOS領域、1000 半導体装置

Claims (13)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された第1導電型の不純物領域からなる第1ウェルと、
    前記半導体基板に形成された第2導電型の不純物領域からなる第2ウェルと、
    を含み、
    平面視において、前記第1ウェルの一部と前記第2ウェルの一部とは、重なり部分をなし、
    前記半導体基板の厚み方向において、前記重なり部分は、前記第1導電型の不純物領域と、前記第2導電型の不純物領域とが、交互に配置されている、半導体装置。
  2. 請求項1において、
    前記重なり部分は、前記第1導電型の不純物領域と、前記第2導電型の不純物領域とが、交互に繰り返して配置されている、半導体装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1ウェルおよび前記第2ウェルは、
    前記半導体基板の厚み方向において、注入されている不純物の濃度分布を有し、
    前記重なり部分は、前記第1ウェルの前記不純物の濃度のピークと、前記第2ウェルの前記不純物の濃度のピークと、を交互に有している、半導体装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記第1ウェルおよび前記第2ウェルは、レトログレードウェルである、半導体装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
    さらに、前記半導体基板に形成された第2導電型の不純物領域からなる第3ウェルを有し、
    前記第3ウェルは、前記半導体基板の厚み方向において、前記第1ウェルおよび前記第2ウェルより深い形状であり、
    前記第1ウェルおよび前記第2ウェルは、前記第3ウェルに形成されている、半導体装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
    さらに、前記第1ウェルに形成された第2導電型の不純物領域からなるソースと、
    前記第2ウェルに形成された第2導電型の不純物領域からなるドレインと、
    を有する、半導体装置。
  7. 請求項6において、
    前記重なり部分は、前記ソースと前記ドレインと間の電位差によって空乏層を形成する、半導体装置。
  8. 請求項7において、
    前記重なり部分は、前記第1ウェルと前記第2ウェルとの境界線のうち、前記半導体基板の厚み方向と直行する方向における第1境界線部分と、前記第1境界線部分と隣り合う第2境界線部分と、を有し、
    前記第1境界線部分による第1空乏層部分と、前記第2境界線部分による第2空乏層部分とは、前記電位差によって繋がる、半導体装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかにおいて、
    前記半導体装置は、第2導電型のチャネルを有するLDMOSトランジスタである、半導体装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかにおいて、
    さらに、CMOS領域を区画する素子分離絶縁層を有し、
    前記CMOS領域には、第2導電型の不純物領域からなる第4ウェルと、第1導電型の不純物領域からなる第5ウェルとが、形成されており、
    前記第4ウェルおよび前記第5ウェルは、レトログレードウェルである、半導体装置。
  11. 半導体基板に第1導電型の不純物を注入して、第1ウェルを形成する工程と、
    前記半導体基板に第2導電型の不純物を注入して、第2ウェルを形成する工程と、
    を含み、
    平面視において、前記第1ウェルの一部と前記第2ウェルの一部とは、重なり部分をなすように、前記不純物を注入し、
    前記半導体基板の厚み方向において、前記重なり部分は、前記第1導電型の不純物領域と、前記第2導電型の不純物領域とが、交互に配置されるように前記不純物を注入する、半導体装置の製造方法。
  12. 請求項11において、
    前記第1ウェルを形成する工程および前記第2ウェルを形成する工程の前記不純物の注入は、高エネルギーイオン注入法によって行われる、半導体装置の製造方法。
  13. 請求項11または12において、
    さらに、CMOS領域を区画する素子分離絶縁層を形成する工程と、
    前記第2ウェルを形成すると同時に、前記CMOS領域に第2導電型の不純物を注入して、第4ウェルを形成する工程と、
    前記第1ウェルを形成すると同時に、前記CMOS領域に第1導電型の不純物を注入して、第5ウェルを形成する工程と、
    を有する、半導体装置の製造方法。
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